JP2008245841A - 紙おむつ - Google Patents

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Abstract

【課題】製品の股間部域Kからの尿漏れが確実に防止され、しかも製品の着用者に対する締め付けも強くない紙おむつとする。
【解決手段】外装シート5に次の軌跡を描く弾性伸縮部材10を伸長固定する。腹部域Fにおいて、外装シート5の一方側縁から吸収コア3に向かい(11)、この向かった先で幅方向内方に膨らんだ内曲線を描いて股間部域Kに向かう(12)。この股間部域Kにおいては、吸収コア3の側方で幅方向外方側に膨らんだ外曲線を描いて(13)、外装シート5の他方側縁に向かう(14)。以上の軌跡は、幅方向中心線Cを挟んで対称とする。
【選択図】図6

Description

本発明は、紙おむつに関するものである。特に、成人男性用とする場合に好ましい紙おむつに関するものである。
この種の通常使い捨てされる紙おむつは、従来から汎用されており、例えば、透液性の表面シートとこの表面シートの裏面側に積層された吸収コアとが備わる本体部を有し、この本体部の裏面側が製品の外面となる外装シートで覆われている。そして、通常、本体部は、製品(紙おむつ)の幅方向中央部域に配置されている。
この種の紙おむつは、現在においても、尿漏れの防止効果を向上させようと、さまざまな研究・開発がされ続けている。具体的には、例えば、「外装シートに、背腹方向両端部は吸収コアの側縁外方を通り、背腹方向中央部は吸収コアの側縁内方を通るように湾曲した軌跡の脚周り用弾性伸縮部材が、かかる軌跡の方向に伸長した状態で固定されて、設けられており、この脚周り用弾性伸縮部材よりも幅方向外方の吸収コアが、着用時に裏面側に屈曲する形態の紙おむつ」がある(例えば、特許文献1参照。)。この紙おむつは、脚周りからの尿漏れを確実に防止することができるとされている。また、例えば、「レッグ開口縁に沿って脚周り用弾性糸が添設された外装シートに、レッグ開口縁に沿って脚周り用弾性糸が添設された内装シートが接合され、この内装シートの脚周り用弾性糸が外装シートの脚周り用弾性糸の途切れ部分を補完した形態の紙おむつ」もある(例えば、特許文献2参照。)。この紙おむつは、尿の横漏れ防止効果が格段に向上するとされている。さらに、例えば、「臀部域に臀部用弾性部材を背部域の両側縁部から脚周り部に向けて傾斜状に配設し、また、臀部用弾性部材の伸長応力を、背周り用弾性部材、腹周り用弾性部材及び脚回り用弾性部材よりも小さくした形態の紙おむつ」もある(例えば、特許文献3参照。)。この紙おむつは、各弾性部材によっておむつ全体が着用者の肌に密着してずれが防止され、また、尿等の漏れが防止され、さらに、臀部用弾性部材によって着用者の臀部が必要以上に圧迫されず、着用した際の違和感が生じない良好な着用感が得られるとされている。
以上の形態の紙おむつは、いずれもその基本的思想が「外装シートに伸長固定する弾性伸縮部材によって製品表面と着用者の肌とを密着させ、もって漏れ防止効果の向上を図る」ことにある。しかしながら、外装シートの表面側には吸収コアが備わり、この吸収コアは、吸収容量を確保するために、ある程度の剛性を有するものとなる。したがって、特に着用者が成人男性である場合においては、着用者の陰茎・陰嚢と表面シート等を介して接する吸収コアが、その周端部において、陰茎・陰嚢周りの部位、特にそけい部から浮き上がった状態になるため、製品の股間部域から尿漏れが生じるおそれがある。もちろん、外装シートに伸長固定する弾性伸縮部材の伸縮力を強くして吸収コア周端部を着用者側に押さえ付けることも考えられるが、これでは製品の着用者に対する締め付けも強くなるため、着用感が低下する。
特開2002−360629号公報 特開2001−37808号公報 特開2004−201794号公報
本発明が解決しようとする主たる課題は、製品の股間部域からの尿漏れが確実に防止され、しかも製品の着用者に対する締め付けも強くない紙おむつを提供することにある。
この課題を解決した本発明は、次のとおりである。
〔請求項1記載の発明〕
透液性のトップシートと、この裏面側に積層された吸収コアと、が備わる本体部を有し、この本体部の裏面側が製品の外面となる外装シートで覆われ、
前記本体部は、前記製品の幅方向中央部域に配置された、紙おむつであって、
前記本体部の少なくとも前記吸収コアは、前記製品の腹部域から股間部域にかけて配置され、
前記外装シートには、次の軌跡を描く弾性伸縮部材が、この軌跡の方向に伸長した状態で固定されて、設けられている、ことを特徴とする紙おむつ。
(軌跡)
前記製品の腹部域において、前記外装シートの一方側縁から前記吸収コアに向かい、この向かった先で幅方向内方に膨らんだ内曲線を描いて前記製品の股間部域に向かう。この製品の股間部域においては、前記吸収コアの側方で幅方向外方側に膨らんだ外曲線を描いて前記外装シートの他方側縁に向かう。以上の軌跡は、前記製品の幅方向中心線を挟んで対称となっている。
〔請求項2記載の発明〕
前記吸収コアには、
前記製品の腹部域にあっては幅方向中央部に、前記製品の股間部域にあっては両側部に、それぞれ背腹方向に延びる薄肉部が形成されている、請求項1記載の紙おむつ。
〔請求項3記載の発明〕
前記内曲線を描いて製品の股間部域に向かう軌跡は、
前記内曲線を描く部分と、
この部分に続き、前記製品の股間部域に向かうにしたがって前記製品の幅方向中心側に向かう直線を描く部分と、を有する、請求項1又は請求項2記載の紙おむつ。
〔請求項4記載の発明〕
前記弾性伸縮部材は、複数本の糸状の部材で構成され、
この糸状の部材は、前記製品の腹部域において、前記外装シートに固定された状態で切断されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の紙おむつ。
〔請求項5記載の発明〕
前記弾性伸縮部材は、複数本の糸状の部材で構成され、
この糸状の部材は、前記製品の股間部域において、前記吸収コアと重なる部分、又はこの部分及びこの部分の両側方の近傍が、前記外装シートに固定された状態で切断されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の紙おむつ。
〔請求項6記載の発明〕
前記弾性伸縮部材は、複数本の糸状の部材が並んで配置された構成とされ、
この複数本の糸状の部材のうち背側に配置されたものは、前記外装シートの他方側縁に向かう軌跡が、前記吸収コアよりも背側を通る、請求項1〜5のいずれか1項に記載の紙おむつ。
〔請求項7記載の発明〕
前記弾性伸縮部材は、複数本の糸状の部材が並んで配置された構成とされ、
この複数本の糸状の部材のうち腹側に配置されたものは、前記外装シートの他方側縁に向かう軌跡が、前記製品の腹部域と股間部域との境界近くを通り、
かつ、背腹方向に相互に隣接する糸状の部材の離間距離は、前記腹側及び前記背側に配置された糸状の部材の方が、これらの間に配置された糸状の部材よりも短くされている、請求項6記載の紙おむつ。
〔請求項8記載の発明〕
前記内曲線を描いて製品の股間部域に向かう軌跡は、前記吸収コアと重ならない、請求項1〜7のいずれか1項に記載の紙おむつ。
本発明によると、製品の股間部域からの尿漏れが確実に防止され、しかも製品の着用者に対する締め付けも強くない紙おむつとなる。
次に、本発明の実施の形態を説明する。なお、以下では、紙おむつが「パンツ型の使い捨て紙おむつ」である場合を例に説明するが、本発明は、紙おむつが「止着テープ型の使い捨て紙おむつ」である場合等にも適用可能である。
〔基本的構造〕
本形態の紙おむつTについて、図1に展開状態の平面図を、図2に製品状態の正面図を、それぞれ示した。
本形態の紙おむつTは、本体部Hを有し、この本体部Hの裏面側が、長方形状や砂時計形状等とされた、図示例では砂時計形状とされた、製品の外面となる外装シート5で覆われている。本体部Hは、製品の幅方向中央部域(後述するように、本形態では、外装シート5が製品の外形を規定するため、製品の幅方向中央部域は、外装シート5の幅方向中央部域と一致する。)に、適宜ホットメルト接着剤等で固定される等して、配置されている。
本形態において、外装シート5は、紙おむつTの外面全体に及んで製品の外形を規定するものであり、通常、連続シートで形成される。外装シート5は、1枚の不織布等からなるシートで形成されていても、2枚、3枚、4枚又はそれ以上の複数枚のシートを積層した積層シートで形成されていてもよい。本形態では、2枚のシートを積層した積層シートで形成されている(図3参照)。
この外装シート5は、ムレ防止等の観点から、不透液性(撥水性)を有するものの、通気性も有するのが好ましい。外装シート5の素材は、特に限定されない。例えば、ポリプロピレン主体の熱融着繊維及びレーヨン繊維を混綿したレーヨンスパンレース不織布と、ウレタンやイソプレンゴム系の材料を主体とするメルトブロー不織布と、を熱融着、超音波接合、ホットメルト接着剤等の接着剤による接合等をして一体化したものを、用いることができる。この素材を用いる場合においては、前者の不織布(レーヨンスパンレース不織布)が着用者側(肌側)となるようにするのが好ましい。本形態においては、外装シート5の表面側(肌面側)に、不透液性の裏面シート2が設けられており、尿等の体液の裏抜けが防止されている。したがって、外装シート5自体は、透液性であってもよい。
外装シート5は、本体部Hを積層固定した後、最終製造工程等において、図2に示すように、腹部域Fの両側縁部と背部域Bの両側縁部とを、背腹方向(腹部域Fと背部域Bとを結ぶ方向)全長にわたって、熱融着、熱圧着、超音波シール、ホットメルト等の接着剤による接着等によって接合する。これにより、ウエスト開口部WO及び左右一対のレッグ開口部LOが形成された製品状態の紙おむつTとなる。図2においては、外装シート5の腹部域Fの両側縁部と背部域Bの両側縁部との接合部を、符号29で示している。
なお、本明細書においては、ウエスト開口部WOの縁を「ウエスト開口縁」と、レッグ開口部LOの縁を「レッグ開口縁」といい、このレッグ開口縁と接合部29とが交差する位置、すなわちレッグ開口縁の始まり位置を「レッグ開口始端」という。そして、ウエスト開口縁からレッグ開口始端までの領域を、前身頃においては製品の「腹部域」F(本形態では、外装シート5が製品の外形を規定するため、製品の腹部域は、外装シート5の腹部域と一致する。)と、後身頃においては製品の「背部域」B(本形態では、外装シート5が製品の外形を規定するため、製品の背部域は、外装シート5の背部域と一致する。)という。また、レッグ開口部LOを有する領域、すなわち前身頃側のレッグ開口始端から後身頃側のレッグ開口始端までの領域を製品の「股間部域」K(本形態では、外装シート5が製品の外形を規定するため、製品の股間部域は、外装シート5の股間部域と一致する。)という。
本形態において、腹部域F及び背部域Bは、図1及び図2に示すように、それぞれ製品状態において上側に位置するウエスト部W1と、このウエスト部W1の下側に位置する腰下部W2という概念で区別することができる。これらウエスト部W1及び腰下部W2の背腹方向の長さは、製品のサイズによっても異なるが、製品の背腹方向の長さが160〜350mmの場合は、ウエスト部W1が10〜50mm、腰下部W2が150〜300mmであると好ましい。
そして、外装シート5には、1枚のシートで形成される場合は裏面(外面)に、複数枚のシートで形成される場合はシート間に、幅方向に沿った軌跡を描く弾性伸縮部材21,22…が、この軌跡の方向に伸長した状態で固定されて、設けられている。より詳細には、ウエスト部W1においては、ウエスト開口縁のフィット性を高めるための弾性伸縮部材21が、1本又は複数本、図示例では複数本、並行して設けられている。また、腰下部W2においては、腰下部周りのフィット性を高め、尿の前後漏れを軽減するための弾性伸縮部材22が、1本又は複数本、図示例では複数本、並行して設けられている。この弾性伸縮部材21,22としては、例えば、適宜の太さ及び断面形状を有する天然又は合成の糸状ゴム、帯状ゴム等を用いることができる。ただし、図示例のように、背腹方向に相互に隣接する弾性伸縮部材21,22…の離間距離は、腰下部W2におけるよりもウエスト部W1における方が短い方が好ましい。また、弾性伸縮部材22は、本体部Hと、特にある程度の剛性を有する吸収コア3と重なる部分が、外装シート5に固定された状態において切断され、もって伸縮力が弱められているのも好ましい。
本形態において、外装シート5には、図1及び図2においては省略したが、以上の弾性伸縮部材21,22のほかに、弾性伸縮部材10が設けられている(例えば、図6参照。)。この弾性伸縮部材10については、後で詳しく説明する。
一方、本体部Hは、図3に示すように、不織布や多孔フィルムなどからなる長方形状、砂時計形状等の形状とされた着用者の肌に直接触れる透液性の表面シート1と、この表面シート1の裏面側に積層され、高分子吸収性ポリマーが添加された積繊パルプ等からなり、長方形状や砂時計形状等の形状とされた、図示例では腹部域F側から股間部域K側に向かって先細とされたある程度の剛性を有する吸収コア3と、この吸収コア3の裏面側に積層された、ポリエチレンシートやポリラミ不織布、ミクロボイドを形成して蒸気は透過するが液は透過しないシート等からなる不透液性の裏面シート2と、が備わる。図示例では、吸収コア3は、ティシュペーパーやクレープ紙等からなる被覆シート4で被覆されて、形状保持が図られている。被覆シート4は、透液性であれば足り、その素材は特に限定されない。例えば、表面シート1として例示したのと同様の素材を用いることができる。具体的には、例えば、ティシュペーパー等の衛生薄葉紙、クレープ紙、不織布、孔開きシート等を用いることができる。また、図示はしないが、透液性の表面シート1の下には、不織布等からなるセカンドシートを設け、体液拡散性の向上を図ることもできる。このセカンドシートは、体液拡散性・透液性を有するものであれば足り、例えば、表面シート1と同様の素材等を用いることができる。ただし、例えば、スパンレース、パルプ不織布、パルプとレーヨンとの混合シート、ポイントボンド又はクレープ紙であると、好ましい。また、セカンドシートは、表面シート1よりも透液性が高いものが好ましく、表面シート1よりも繊維密度が小さい、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリアミド、ナイロン、レーヨン、ビニロン、アクリル等からなる不織布であるのがより好ましい。
一方、裏面シート2は、不透液性であれば足り、その素材としては、例えば、ポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)等のオレフィン系樹脂や、ポリエチレンシート等に不織布を積層したラミネート不織布、防水フィルムを介在させて実質的に不透液性を確保した不織布(この場合は、防水フィルムと不織布とで不透液性の裏面シート2が構成される。)等を用いることができる。もちろん、この他にも、近年、ムレ防止の観点から好まれて使用されている不透液性かつ透湿性を有する素材も用いることができる。この不透液性かつ透湿性を有する素材のシートとしては、例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂中に無機充填剤を混練して、シートを成形した後、一軸又は二軸方向に延伸して得られた微多孔性シートを例示することができる。
また、吸収コア3がいかなる材料によって形成されているかも、特に限定されない。吸収コア3としては、例えば、フラッフ状のパルプ繊維集合体(積繊パルプ)内に、粒状の高分子吸収性ポリマーが混入されてなるもの等を、用いることができる。かかる高分子吸収性ポリマーとしては、自重の例えば10倍以上の体液を吸収して保持するものを使用することができる。この例としては、でんぷん系や、セルロース系、合成ポリマー系等のものがあり、でんぷん‐アクリル酸(塩)グラフト共重合体、でんぷん‐アクリロニトリル共重合体のケン化物、ナトリウムカルボキシメチルセルロースの架橋物やアクリル酸(塩)重合体等のものを用いることができる。高分子吸収性ポリマーの形状としては、通常用いられる粉粒体状のものが好適であるが、他の形状のものも用いることができる。
積繊パルプや高分子吸収性ポリマー等の量的配置、密度分布は、汎用を目的とする場合には均一であるのが好ましいが、特別の吸収特性を発揮させることを目的とする場合は、その目的に応じて偏らせるのが好ましい。
一方、積繊パルプの原料素材は、特に限定されない。例えば、綿状パルプや合成パルプ等の公知の素材を用いることができる。また、パルプの原料繊維は特に限定されず、例えば、機械パルプ、化学パルプ、溶解パルプ等の木材から得られるセルロース繊維や、レーヨン、アセテート等の人工セルロース繊維等を用いることができる。ただし、セルロース繊維の原材料となる木材は、広葉樹より針葉樹の方が、繊維長が長いため、機能及び価格の面で好ましい。
ところで、図3の(1)及び(2)から明らかなように、本形態の紙おむつTは、少なくともある程度の剛性を有する吸収コア3が、本形態では本体部Hが、外装シート5(製品)の腹部域Fから股間部域Kにかけて配置されており、背部域Bには配置されていない形態となっている。この形態は、紙おむつTを成人男性用とする場合に特に好適である。男性用とする場合は、本体部Hを腹部域Fから股間部域Kにかけて延在させておけば、尿を十分に吸収させることができる。他方、背部域Bに本体部H、特にある程度の剛性を有する吸収コア3を配置しないことで、背部域Bが薄くなるため、着用者の装着違和感が軽減され、また、着用者の動きが阻害されにくくなる。
本形態において、表面シート1は、透液性であれば足りる。したがって、例えば、有孔又は無孔の不織布や、多孔性プラスチックシート等を用いることができる。また、これらのうち不織布は、その原料繊維が何であるかが、特に限定されない。例えば、ポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維等や、これらから二種以上が使用された混合繊維などを用いることができる。さらに、不織布は、どのような加工によって製造されたものであってもよい。加工方法としては、公知の方法、例えば、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法等を採用することができる。例えば、柔軟性、ドレープ性を求めるのであれば、スパンレース法が、嵩高性、ソフト性を求めるのであれば、サーマルボンド法が、好ましい加工方法である。
他方、図4及び図5に示すように、本体部Hの両側部には、起立ギャザー30を設けることができる。この立体ギャザー30は、背腹方向に沿って配置され、かつ幅方向外側端部が固定された、本形態では、表面シート1の側端部と裏面シート2の側端部との間に挟まれて、ホットメルト接着剤等によって接合固定された、帯状のギャザーシート31と、このギャザーシート31の幅方向内側端部に、本形態では、折り返して二重とされたギャザーシート31の間に、背腹方向に沿って、この方向に伸長した状態で固定されて設けられた、例えば、適宜の太さ及び断面形状を有する天然又は合成の糸状ゴム、帯状ゴム等からなる単数又は複数の起立用弾性伸縮部材32と、が備わる。そして、本起立ギャザー30は、起立用弾性伸縮部材32の収縮によってギャザーシート31の幅方向内側端部が表面シート1から浮き上がるようになっている。
ここで、起立用弾性部伸縮部材32は、尿と接すると収縮するものであるのが好ましい。この形態によると、排尿があった場合において、起立用弾性伸縮部材32が収縮し、ギャザーシート31の起立が高まる。したがって、尿等の横漏れ防止効果が向上する。
ギャザーシート31としては、例えば、PE、PP(不織布)等をスパンボンド、SMS、ポイントボンド、エアスルー、エアーポイント等によって製造したものを用いることができ、特にSMS、スパンボンドによって製造したものを用いるのが好ましい。
〔特徴的構造〕
次に、本実施の形態の特徴的な構造について、説明する。
本形態においては、前述したとおり、外装シート5に弾性伸縮部材10が設けられている。そして、この弾性伸縮部材10は、次の軌跡を描き、この軌跡の方向に伸長した状態で外装シート5に固定されて、設けられていることを特徴とする。
(弾性伸縮部材10の軌跡)
弾性伸縮部材10は、図6に示すように、外装シート(製品)5の腹部域Fにおいて、外装シート5の一方側縁(29)から吸収コア3に向かい(この軌跡の部分の弾性伸縮部材10は符号11としても示す。)、この向かった先で幅方向内方に膨らんだ内曲線を描いて外装シート(製品)5の股間部域Kに向かう(この軌跡の部分の弾性伸縮部材10は符号12としても示す。)。この製品の股間部域Kにおいては、吸収コア3の側方で幅方向外方側に膨らんだ外曲線を描いて(この軌跡の部分の弾性伸縮部材10は符号13としても示す。)、外装シート5の他方側縁(29)に向かう(この軌跡の部分の弾性伸縮部材10は符号14としても示す。)。以上の軌跡は、外装シート(製品)5の幅方向中心線Cを挟んで対称となっている。
このような軌跡を描くように弾性伸縮部材10を伸長固定することによる作用効果は、次のとおりである。
まず、弾性伸縮部材10の符号12で示す部分によって、内曲線の内方(幅方向外方)への収縮力Xが働き、この収縮力Xによって、腹部域Fにおける外装シート5及び吸収コア3の両側部が、幅方向外方に引っ張られる。これにより、図10の(2)に示すように、吸収コア3の両側部Sが着用者側(表面側)に押さえ付けられ、製品表面と着用者の肌との密着性が増し、もって尿漏れ防止効果が向上する。この点、先には、外装シート5に伸長固定する弾性伸縮部材の伸縮力を強くして吸収コア3の周端部(側部Sも周端部の一部である。)を着用者側に押さえ付けると、製品の着用者に対する締め付けも強くなってしまい、好ましくないとした。しかしながら、収縮力Xによる作用効果は、腹部域F、すなわち陰茎・陰嚢による浮き上がりがそれほど大きくない領域における密着性の問題である。したがって、弾性伸縮部材10(11)の伸縮力を強くする必要があるわけではなく、着用者に対する締め付けは、問題とならない。むしろ、伸縮力Xは、腹部域Fにおける吸収コア3の腹側端部から背側端部まで均等に作用し、かかる部分が着用者の肌に均等に密着することになるので好ましい。
一方、弾性伸縮部材10の符号13で示す部分によって、外曲線の内方(幅方向内方)への収縮力Yが働き、この収縮力Yによって、股間部域Kにおける吸収コア3の両側部が、幅方向中央線Cに向かって押される。これにより、吸収コア3は幅方向両外方から挟み込まれた状態になるため、図11の(2)に示すように、吸収コア3は、裏面側にカップ状に膨らみ、このカップ内に陰茎・陰嚢が納まることになる。したがって、吸収コア3がその周端部において、陰茎・陰嚢周りの部位、特にそけい部から浮き上がった状態になるとの問題が解消され、製品の股間部域Kからの尿漏れが確実に防止される。
なお、吸収コア3は、製品の構造状、弾性伸縮部材10が存在しない場合においても、製品状態においては、わずかではあるが裏面側に膨らんだ形状になっているため、収縮力Yが働いたときに、表面側にカップ状に膨らんでしまうおそれはない。
以上のほか、弾性伸縮部材10による効果としては、符号11で示す部分によって、腹部域Fのフィット性が、符号14で示す部分によって、股間部域Kのフィット性が、それぞれ高められる。
ところで、本実施の形態においては、図10の(1)及び図11の(1)に示すように、吸収コア3に、製品の腹部域F、図示例では、腰下部W2にあっては幅方向中央部に、背腹方向に延びるスリット、エンボス等からなる薄肉部U1が形成され、また、製品の股間部域Kにあっては両側部に、それぞれ背腹方向に延びるスリット、エンボス等からなる薄肉部U2が形成されている。そして、薄肉部U1,U2においては、当然、吸収コア3が屈曲しやすく、伸縮力X,Yが働いた際には、図10の(2)や図11の(2)に示すように、薄肉部U1,U2で屈曲することになるため、腹部域Fにおいては、吸収コア3の両側部Sのフィット性が向上し、また、股間部域Kにおいては、吸収コア3が確実にカップ状になる。
ここで、股間部域Kにおける両薄肉部U2の離間距離Lは、特に限定されないが、腹側端部において、通常40〜90mm、好ましくは60〜80mm、背側端部において、通常20〜70mm、好ましくは30〜50mmである。この離間距離Lによって、吸収コア3によって形成されるカップの幅方向の広さが決まる。また、股間部域Kにおける吸収コア3の側縁から薄肉部U2までの距離Qは、通常5〜50mm、好ましくは10〜30mmである。この距離Qによって、吸収コア3によって形成されるカップの深さが決まる。一方、各薄肉部U1,U2の幅Mは、屈曲のしやすさという観点から適宜決定することができるが、例えば、吸収コア3の厚さNが2〜10mmの場合においては、通常2〜20mm、好ましくは5〜15mmである。
以上の形態においては、弾性伸縮部材10の符号12で示す部分が、単に「内曲線を描いて製品の股間部域Kに向かう」とした。したがって、例えば、符号12で示す部分全体が、内曲線を描く形態をも含む。もちろん、これに限定されるものではなく、例えば、図7に示すように、符号12で示す部分(内曲線を描いて製品の股間部域Kに向かう軌跡)が、内曲線を描く部分(符号16で示す)と、この部分16に続き、製品の股間部域Kに向かうにしたがって製品の幅方向中心側に向かう直線を描く部分(符号15で示す)と、を有する形態も含む。この形態によると、弾性伸縮部材10の符号15で示す部分(直線部分)によって、着用者のそけい部に沿う収縮力Zが働き、この収縮力Zによって、外装シート5、更には吸収コア3の側端部が、着用者のそけい部に密着することになる。したがって、例えば、仰向け寝の状態において排尿があった場合等においても、尿がそけい部上を流れて腹部域Fから漏れることがない。
本形態において、弾性伸縮部材10は、その素材が特に限定されず、例えば、適宜の太さ及び断面形状を有する天然又は合成の糸状ゴム、帯状ゴム等を用いることができる。ただし、弾性伸縮部材10は、図8に示すように、複数本の糸状ゴム等の糸状の部材で構成され、この糸状の部材は、製品の腹部域Kにおいて、外装シート5に固定された状態で切断されているのが好ましい。一般に、腹部域Fにおける吸収コア3の両側部Sを引っ張るために要求される弾性伸縮部材10(12)の収縮力や、股間部域Kにおける吸収コア3の両側部Sを幅方向中心線Cに向かって押すために要求される弾性伸縮部材10(13)の収縮力に比較して、腹部域Fのフィット性向上のために要求される弾性伸縮部材10(11)の収縮力は、弱くて足りる。したがって、弾性伸縮部材10を複数本の糸状の部材で構成し、腹部域Fにおいては、例えば、その一部の糸状の部材を外装シート5に固定された状態で切断すれば、腹部域Fにおける収縮力が弱くなって好ましいものとなる。
また、図8に示すように、弾性伸縮部材10の符号12で示す部分(内曲線を描いて製品の股間部域Kに向かう軌跡の部分)は、吸収コア3の側部Sに重なっていてもよいが、先に示した形態(図6、図7参照)のように、吸収コア3の側部Sに重なっていない方が好ましい。吸収コア3がよれるのを防止するためである。
一方、以上のように弾性伸縮部材10が複数本の糸状の部材で構成されている場合においては、この糸状の部材が、製品の股間部域Kにおいて、吸収コア3と重なる部分、又はこの部分及びこの部分の両側方の近傍が、外装シート5に固定された状態で切断されているのも好ましい。吸収コア3と重なる部分においては、弾性伸縮部材10による収縮力が必要とならず、むしろ収縮によって吸収コア3がよれるおそれがあるため、吸収コア3と重なる部分が外装シート5に固定された状態で切断されていると好ましいものとなる。他方、吸収コア3の両側方の近傍まで切断されていると、吸収コア3を着用者側に押さえ付ける力が弱くなるため、前述した股間部域Kの吸収コア3で形成されるカップが、より深くなり得、尿の一時的な貯留空間の限界容量が増えることになる。ただし、フィット性を重視するのであれば、吸収コア3の両側方の近傍は、切断しない方が好ましい。
吸収コア3の両側方の近傍の具体的な長さは、特に限定されないが、通常0〜30mm、好ましくは0〜20mmである。前記フィット性と前記限界容量とのバランスから適宜設計することができる。
さらに、以上のように弾性伸縮部材10が複数本の糸状の部材で構成されている場合において、特に、複数本の糸状の部材が並んで配置された構成とされる場合においては、図8に示すように、この複数本の糸状の部材のうち背側に配置されたもの(図示例では3本中2本)の、外装シート5の他方側縁に向かう軌跡(符号14で示す部分)が、吸収コア3よりも背側を通ると好ましい。この形態によると、かかる吸収コア3の背側を通る弾性伸縮部材10(14)の収縮によって外装シート5が陰嚢裏に入り込むことになるため、股間部域Kからの尿のいわゆる後ろ漏れが確実に防止される。この後ろ漏れ防止効果は、吸収コア3の背側を通る弾性伸縮部材10(14)の伸縮力を調節することによって、適宜調節することができる。
また、以上のように弾性伸縮部材10が複数本の糸状の部材で構成されている場合において、特に、複数本の糸状の部材が並んで配置された構成とされる場合においては、図9に模式的に示すように、この複数本の糸状の部材のうち腹側に配置されたもの11Aは、外装シート5の他方側縁に向かう軌跡(前述した符号14で示す部分)が、製品の腹部域Fと股間部域Kとの境界近くを通り、かつ、背腹方向に相互に隣接する糸状の部材の離間距離が、腹側及び背側に配置された糸状の部材11A,11Cの方がこれらの間に配置された糸状の部材11Bよりも短くされているのが好ましい。腹側に配置された糸状の部材11Aの離間距離が短くされていると、同時にそけい部に沿う糸状の部材の離間距離も短くなり収縮力が増すため、そけい部に対する密着性が向上する。他方、背側に配置された糸状の部材11Cの離間距離が短くされていると、弾性伸縮部材10の符号14で示した部分の収縮力が増し、外装シート5が陰嚢裏に入り込みやすくなる。また、このように収縮力を強くして、外装シート5を陰嚢裏に入り込みやすくする場合は、この入り込む部分の表面を不織布等で覆っておき、肌触り性を向上させておくのが好ましい。
なお、製品の腹部域Fと股間部域Kとの境界「近く」とは、厳密にその範囲が限定されるものではないが、本明細書では、境界から0〜50mm、好ましくは0〜30mmと定義する。
本発明は、特に成人男性用の紙おむつとして、適用可能である。
紙おむつの展開状態の平面図である。 紙おむつの製品状態の正面図である。 図1のI−I線断面図及びII−II線断面図である。 起立ギャザーを有する本体部の平面図である。 図4のIII−III線断面図である。 弾性伸縮部材の軌跡及びその効果を説明するための図である。 弾性伸縮部材の軌跡及びその効果を説明するための図である。 弾性伸縮部材の配置例を説明するための図である。 弾性伸縮部材の配置例を説明するための図である。 腹部域における吸収体の屈曲を説明するための図である。 股間部域における吸収体の屈曲を説明するための図である。
符号の説明
1…表面シート、2…裏面シート、3…吸収コア、4…被覆シート、5…外装シート、10,12,21,22,23,32…弾性伸縮部材、29…接合部、30…立体ギャザー、31…ギャザーシート、B…背部域、F…腹部域、H…本体部、K…股間部域、LO…レッグ開口部、T…紙おむつ、W1…ウエスト部、W2…腰下部、WO…ウエスト開口部。

Claims (8)

  1. 透液性のトップシートと、この裏面側に積層された吸収コアと、が備わる本体部を有し、この本体部の裏面側が製品の外面となる外装シートで覆われ、
    前記本体部は、前記製品の幅方向中央部域に配置された、紙おむつであって、
    前記本体部の少なくとも前記吸収コアは、前記製品の腹部域から股間部域にかけて配置され、
    前記外装シートには、次の軌跡を描く弾性伸縮部材が、この軌跡の方向に伸長した状態で固定されて、設けられている、ことを特徴とする紙おむつ。
    (軌跡)
    前記製品の腹部域において、前記外装シートの一方側縁から前記吸収コアに向かい、この向かった先で幅方向内方に膨らんだ内曲線を描いて前記製品の股間部域に向かう。この製品の股間部域においては、前記吸収コアの側方で幅方向外方側に膨らんだ外曲線を描いて前記外装シートの他方側縁に向かう。以上の軌跡は、前記製品の幅方向中心線を挟んで対称となっている。
  2. 前記吸収コアには、
    前記製品の腹部域にあっては幅方向中央部に、前記製品の股間部域にあっては両側部に、それぞれ背腹方向に延びる薄肉部が形成されている、請求項1記載の紙おむつ。
  3. 前記内曲線を描いて製品の股間部域に向かう軌跡は、
    前記内曲線を描く部分と、
    この部分に続き、前記製品の股間部域に向かうにしたがって前記製品の幅方向中心側に向かう直線を描く部分と、を有する、請求項1又は請求項2記載の紙おむつ。
  4. 前記弾性伸縮部材は、複数本の糸状の部材で構成され、
    この糸状の部材は、前記製品の腹部域において、前記外装シートに固定された状態で切断されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の紙おむつ。
  5. 前記弾性伸縮部材は、複数本の糸状の部材で構成され、
    この糸状の部材は、前記製品の股間部域において、前記吸収コアと重なる部分、又はこの部分及びこの部分の両側方の近傍が、前記外装シートに固定された状態で切断されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の紙おむつ。
  6. 前記弾性伸縮部材は、複数本の糸状の部材が並んで配置された構成とされ、
    この複数本の糸状の部材のうち背側に配置されたものは、前記外装シートの他方側縁に向かう軌跡が、前記吸収コアよりも背側を通る、請求項1〜5のいずれか1項に記載の紙おむつ。
  7. 前記弾性伸縮部材は、複数本の糸状の部材が並んで配置された構成とされ、
    この複数本の糸状の部材のうち腹側に配置されたものは、前記外装シートの他方側縁に向かう軌跡が、前記製品の腹部域と股間部域との境界近くを通り、
    かつ、背腹方向に相互に隣接する糸状の部材の離間距離は、前記腹側及び前記背側に配置された糸状の部材の方が、これらの間に配置された糸状の部材よりも短くされている、請求項6記載の紙おむつ。
  8. 前記内曲線を描いて製品の股間部域に向かう軌跡は、前記吸収コアと重ならない、請求項1〜7のいずれか1項に記載の紙おむつ。
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