JP2008244156A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】SOI層に形成される半導体素子に悪影響が無く、SOIウェハの利点が阻害されずに、製造プロセスに起因する重金属等の汚染を十分に低減した、高い信頼性を有する半導体装置およびその製造方法を提供する。
【解決手段】埋め込み酸化膜2を有するSOI基板10の第1導電型SOI層3に、第2導電型ウェル7N1が形成され、第2導電型ウェル7N1の形成された領域WN1が、埋め込み酸化膜2に達する絶縁分離トレンチZにより、周囲から絶縁分離されてなり、ゲッタリング領域Gが、第2導電型ウェル7N1の形成された領域WN1における第1導電型SOI層3中に、埋め込み酸化膜2に当接するようにして、第2導電型ウェル7N1の先端深さより深い位置に埋め込み形成されてなる半導体装置100とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、埋め込み酸化膜を有するSOI(Silicon On Insulator)基板(ウェハ)のSOI層に半導体素子が形成されてなる半導体装置およびその製造方法であって、製造プロセスに起因する重金属等の汚染を低減することのできる半導体装置およびその製造方法に関する。
半導体素子の高速化や高集積化のために、埋め込み酸化膜を有するSOI構造の半導体基板(SOIウェハ)が用いられている。このSOI構造の半導体基板において、製造プロセスに起因する重金属等の汚染を低減する方法が、例えば、特開平4−116816号公報(特許文献1)、特開平5−55230号公報(特許文献2)および特開平5−82525号公報(特許文献3)に開示されている。
特許文献1に開示された方法では、2枚のウェハを貼り合せて製造するSOIウェハにおいて、貼り合せ前に一方のウェハ表面に重金属のゲッタリング効果を有する積層欠陥を作り込んで、プロセスに起因する重金属等の汚染を低減する。しかしながら、数μm〜十数μm程度の薄いSOI層にゲッタリング効果を有する積層欠陥を作り込んだ場合、埋め込み酸化膜上に形成された積層欠陥が、SOI層にある半導体素子に掛かってしまう危険がある。このように積層欠陥が半導体素子に掛かった場合には、リーク電流が増大し、当該半導体装置の製造歩留まりが低下する。
特許文献2に開示された方法では、埋め込み酸化膜と該酸化膜上のSOI層との界面に、炭素を核として酸素が析出するように構成し、これをゲッタリングサイトとしている。この点欠陥をゲッタリングサイトとする方法は、上記の薄いSOI層を持つSOIウェハにも適用可能であるが、ゲッタリングサイトの量を多くすることが困難であり、ゲッタリング能力が低い。
特許文献3に開示された方法では、部分的に埋め込み酸化膜のない領域を形成し、支持基板もしくは裏面側にゲッタリング手段が付与された構造として、製造プロセスに起因する重金属等の汚染を低減する。しかしながら、この方法では十分なゲッタリング能力を確保できるものの、埋め込み酸化膜のない領域が存在するため、リーク電流や浮遊容量を低減できるSOIウェハの利点が阻害されてしまう。
特開平4−116816号公報 特開平5−55230号公報 特開平5−82525号公報
上記のように、半導体素子の高速化や高集積化のために用いられるSOIウェハについては、SOI層に形成される半導体素子に悪影響があったり、ゲッタリング能力が不十分であったり、SOIウェハの利点が阻害されたりして、製造プロセスに起因する重金属等の汚染を低減する十分な方法が、まだ確立されていない。
そこで本発明は、埋め込み酸化膜を有するSOI基板(ウェハ)のSOI層に半導体素子が形成されてなる半導体装置およびその製造方法であって、SOI層に形成される半導体素子に悪影響が無く、SOIウェハの利点が阻害されずに、製造プロセスに起因する重金属等の汚染を十分に低減した、高い信頼性を有する半導体装置およびその製造方法を提供することを目的としている。
請求項1に記載の半導体装置は、埋め込み酸化膜を有するSOI基板の第1導電型SOI層に、第2導電型ウェルが形成され、前記第2導電型ウェルの形成された領域が、前記埋め込み酸化膜に達する絶縁分離トレンチにより、周囲から絶縁分離されてなり、ゲッタリング領域が、前記第2導電型ウェルの形成された領域における前記第1導電型SOI層中に、前記埋め込み酸化膜に当接するようにして、前記第2導電型ウェルの先端深さより深い位置に埋め込み形成されてなることを特徴としている。
上記半導体装置においては、ゲッタリング領域が、周囲から絶縁分離された第2導電型ウェルが形成されている領域に形成されている。該ゲッタリング領域は、後述する当該半導体装置の製造工程において、製造プロセスに起因する重金属等の汚染を低減するために用いるものである。該ゲッタリング領域は、第1導電型SOI層と異なる導電型の第2導電型ウェルに当接しないようにして、第2導電型ウェルの先端深さより深い位置に埋め込み形成されている。従って、当該半導体装置を使用するにあたって、第2導電型ウェル(および第2導電型ウェル内に形成される半導体素子)に電位を印加する際には、第1導電型SOI層と第2導電型ウェルの境界面で、両者がPN接合分離される。従って、当該半導体装置においては、ゲッタリング領域が残されていても、第2導電型ウェル内に形成される半導体素子の動作には影響がない。
以上のようにして、上記半導体装置は、埋め込み酸化膜を有するSOI基板(ウェハ)のSOI層に半導体素子が形成されてなる半導体装置であって、SOI層に形成される半導体素子に悪影響が無く、SOIウェハの利点が阻害されずに、製造プロセスに起因する重金属等の汚染を十分に低減した、高い信頼性を有する半導体装置とすることができる。
上記半導体装置において、請求項2に記載のように、前記第1導電型SOI層に、先端深さの異なる浅い前記第2導電型ウェルと深い前記第2導電型ウェルが形成され、浅い前記第2導電型ウェルと深い前記第2導電型ウェルの形成された領域が、それぞれ、前記埋め込み酸化膜に達する絶縁分離トレンチにより、周囲から絶縁分離されてなる場合には、前記ゲッタリング領域が、浅い前記第2導電型ウェルが形成された領域に配置されてなるように構成することが好ましい。
これによれば、ゲッタリング領域を深い前記第2導電型ウェルの形成された領域に配置する場合に較べて、PN接合分離される前記境界面と当該ゲッタリング領域の間隔が大きくなる。従って、当該ゲッタリング領域による第2導電型ウェル内に形成される半導体素子の動作への影響も、より確実に抑制することができる。
請求項3〜8に記載の発明は、上記半導体装置の製造方法に関する発明である。
請求項3に記載の発明は、埋め込み酸化膜を有するSOI基板の第1導電型SOI層に、第2導電型ウェルが形成され、前記第2導電型ウェルの形成された領域が、前記埋め込み酸化膜に達する絶縁分離トレンチにより、周囲から絶縁分離されてなり、ゲッタリング領域が、前記第2導電型ウェルの形成された領域における前記第1導電型SOI層中に、前記埋め込み酸化膜に当接するようにして、前記第2導電型ウェルの先端深さより深い位置に埋め込み形成されてなる半導体装置の製造方法であって、前記ゲッタリング領域を、前記埋め込み酸化膜に当接して前記第1導電型SOI層中に形成するゲッタリング領域形成工程と、前記ゲッタリング領域形成工程後において、前記第2導電型ウェルを形成する第2導電型ウェル形成工程と、前記第2導電型ウェル形成工程後において、半導体素子を、前記第1導電型SOI層および前記第2導電型ウェルの少なくとも一方に形成する半導体素子形成工程と、前記半導体素子形成工程後において、前記埋め込み酸化膜に達する絶縁分離トレンチを形成する絶縁分離トレンチ形成工程とを有してなることを特徴としている。
上記半導体装置の製造方法においては、最初にゲッタリング領域を形成しておき、その後、第2導電型ウェル形成工程と半導体素子形成工程を実施するようにしている。また、該ゲッタリング領域により、半導体素子形成工程において製造プロセスに起因する重金属等の汚染を第1導電型SOI層の全体で十分に低減した後で、該ゲッタリング領域の配置された第2導電型ウェルの形成されている領域を、埋め込み酸化膜に達する絶縁分離トレンチで絶縁分離する。
上記ゲッタリング領域は、後述するように、基板全面ではなく第2導電型ウェルが形成される領域に部分的に配置し、埋め込み酸化膜に当接するようにして第1導電型SOI層中に形成することができる。また、上記ゲッタリング領域の厚さを適宜設定することで、上記ゲッタリング領域が上方に形成される第2導電型ウェルの先端に達しないようにすることができる。これによって、前述したように、製造された当該半導体装置に上記ゲッタリング領域が残されていても、第2導電型ウェルに形成される半導体素子の動作に影響がないようにすることができる。
従って、上記半導体装置の製造方法によれば、埋め込み酸化膜を有するSOI基板を用いた半導体装置であっても、先に形成した該ゲッタリング領域によって、後に実施する半導体素子形成工程での製造プロセスに起因する重金属等の汚染を低減することができ、SOI層の汚染低減とそこに形成される各半導体素子の特性向上を両立させることができる。
以上のようにして、上記半導体装置の製造方法は、埋め込み酸化膜を有するSOI基板(ウェハ)のSOI層に半導体素子が形成されてなる半導体装置の製造方法であって、SOI層に形成される半導体素子に悪影響が無く、SOIウェハの利点が阻害されずに、製造プロセスに起因する重金属等の汚染を十分に低減した、高い信頼性を有する半導体装置の製造方法とすることができる。
上記半導体装置の製造方法は、例えば請求項4に記載のように、前記SOI基板が、基板貼り合わせによるSOI基板であり、前記ゲッタリング領域形成工程において、前記ゲッタリング領域を、前記第1導電型SOI層となる基板貼り合わせ前の一方の基板に形成し、当該ゲッタリング領域を形成した一方の基板ともう一方の基板を貼り合わせて、前記SOI基板とするように構成することができる。
この場合、請求項5に記載のように、前記埋め込み酸化膜となる酸化膜を、貼り合わせ前の前記もう一方の基板の表面に形成してもよいし、請求項6に記載のように、前記埋め込み酸化膜となる酸化膜を、貼り合わせ前の前記ゲッタリング領域を形成した一方の基板の表面に形成してもよい。
また、前記ゲッタリング領域を貼り合わせ前の一方の基板に選択的に形成する場合、請求項7に記載のように、前記ゲッタリング領域を、リン(P),ホウ素(B),砒素(As),アンチモン(Sb),酸素(O),窒素(N),炭素(C),シリコン(Si),ネオン(Ne),アルゴン(Ar),クリプトン(Kr),キセノン(Xe)のうちの少なくとも一つの元素を前記一方の基板にイオン注入して形成することが好ましい。
より詳細に説明すると、上記イオン注入される元素の中で、P,B,AsおよびSbは、特定領域の導電性を制御するために半導体基板に導入される一般的な不純物元素であり、当該元素自体がゲッタリング機能を有している。また、上記イオン注入される元素の中で、O,N,C,Si,Ne,Ar,Kr,Xeは、導電性を持たない、あるいは半導体基板の導電性に影響を与えない元素である。これら元素自体はゲッタリング機能を有していないが、これら元素のイオン注入領域では結晶欠陥が発生し、この結晶欠陥がゲッタリング機能を発揮する。上記いずれの場合であっても、これら元素のイオン注入により形成されるゲッタリング領域は、後に隣接して形成される半導体素子に悪影響を及ぼさない。また、イオン注入によるゲッタリング領域は、任意の位置に任意の厚さで形成することができるため、これによって、製造プロセスに起因する重金属等の汚染を十分に低減することができる。
また、上記請求項3に記載の半導体装置の製造方法は、請求項8に記載のように、前記ゲッタリング領域形成工程において、前記ゲッタリング領域を、リン(P),ホウ素(B),酸素(O),窒素(N),炭素(C),シリコン(Si)のうちの少なくとも一つの元素を前記第1導電型SOI層中に高加速イオン注入して形成する構成であってもよい。
上記高加速イオン注入によるゲッタリング領域の形成は、SOI構造とした後での形成が可能であり、上記P,B,O,N,C,Siの各元素は比較的軽量の元素であるため、他の元素を選択する場合に較べて、高加速イオン注入時の第1導電型SOI層へのダメージを抑制することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図に基づいて説明する。
図1(a),(b)は、本発明の半導体装置を説明するための図で、それぞれ、半導体装置100,101の模式的な断面図である。
図1(a),(b)に示す半導体装置100,101では、どちらも、基板貼り合わせによって製造された、支持基板1、埋め込み酸化膜2およびSOI(Silicon On Insulator)層3からなるSOI基板10が用いられている。尚、図1(a),(b)における符号4の部分はLOCOS(Local Oxidation of Silicon)であり、符号5の部分は層間絶縁膜である。符号6a,6bの部分は、それぞれ、絶縁分離トレンチZの構成要素である側壁酸化膜と埋め込み多結晶シリコンである。
図1(a)に示す半導体装置100では、埋め込み酸化膜2に達する絶縁分離トレンチZにより、P型(p−)SOI層3が分割され、5つの領域WN1,WN2,W1,WP1,WP2が基板面内において周囲から絶縁分離されるように形成されている。図の左側にある2つのN型ウェル領域WN1,WN2は、それぞれ、P型SOI層3に、該SOI層3とは逆の導電型のN型(n)ウェル7N1,7N2が形成された領域である。N型ウェル7N1,7N2内には、それぞれ、半導体素子E1,E2が形成されている。図の真中にある基板領域W1は、ウェルが形成されていない領域で、P型SOI層3に、半導体素子E3が直接形成されている。図の右側にある2つのP型ウェル領域WP1,WP2は、それぞれ、P型SOI層3に、該SOI層3と同じ導電型のP型(p)ウェル7P1,7P2が形成された領域である。P型ウェル7P1,7P2内には、それぞれ、半導体素子E4,E5が形成されている。また、半導体装置100では、ゲッタリング領域Gが、図の左端にあるN型ウェル領域WN1において、P型SOI層3中に、埋め込み酸化膜2に当接するようにして、N型ウェル7N1の先端深さより深い位置に埋め込み形成されている。
該ゲッタリング領域Gは、後述するように、当該半導体装置100の製造工程において、製造プロセスに起因する重金属等の汚染を低減するために用いたものである。該ゲッタリング領域Gは、P型SOI層3と異なる導電型のN型ウェル7N1に当接しないようにして、N型ウェル7N1の先端深さより深い位置に埋め込み形成されている。従って、当該半導体装置100を使用するにあたって、N型ウェル7N1(およびN型ウェル7N1内に形成された半導体素子E1)に電位を印加する際には、P型SOI層3とN型ウェル7N1の境界面で、両者がPN接合分離される。すなわち、半導体素子E1の動作時にP型SOI層3とN型ウェル7N1を同電位とすることで、N型ウェル領域WN1内に配置される半導体素子E1の動作電圧によるN型ウェル7N1の先端からの空乏層の広がりを、ゲッタリング領域Gまで到達しないようにすることができる。従って、当該半導体装置100においては、ゲッタリング領域Gが残されていても、N型ウェル7N1内に形成された半導体素子E1の動作には影響がない。
以上のようにして、図1(a)に示す半導体装置100は、埋め込み酸化膜2を有するSOI基板(ウェハ)10のSOI層3に半導体素子E1〜E5が形成されてなる半導体装置であって、SOI層3に形成される半導体素子E1〜E5に悪影響が無く、SOIウェハの利点が阻害されずに、製造プロセスに起因する重金属等の汚染を十分に低減した、高い信頼性を有する半導体装置とすることができる。
図1(b)に示す半導体装置101では、埋め込み酸化膜2に達する絶縁分離トレンチZにより、P型(p−)SOI層3が分割され、2つの領域WN3,WN4が基板面内において周囲から絶縁分離されるように形成されている。N型ウェル領域WN3,WN4は、P型SOI層3に、互いに異なる深さで該SOI層3とは逆の導電型のN型(n)ウェル7N3,7N4がそれぞれ形成された領域である。図の左側の浅いN型ウェル7N3内には、半導体素子E6が形成されている。図の右側の深いN型ウェル7N4内には、半導体素子E7が形成されている。また、半導体装置101においては、ゲッタリング領域Gが、図の左側の浅いN型ウェル7N3が形成されたN型ウェル領域WN3に配置されている。
ゲッタリング領域Gを深いN型ウェル7N4の形成されたN型ウェル領域WN4に配置する場合に較べて、図1(b)の半導体装置101では、PN接合分離されるP型SOI層3とN型ウェル7N3の境界面と該ゲッタリング領域Gの間隔が大きくなる。従って、前者の場合に較べて、ゲッタリング領域GによるN型ウェル7N3内に形成された半導体素子E6の動作への影響も、より確実に抑制することができる。
尚、図1に示す半導体装置100,101では、ゲッタリング領域GがP型(p−)SOI層3と逆の導電型のN型ウェル7N1,7N3が形成されたN型ウェル領域WN1,WN3に配置されているが、N型SOI層を用いる場合には、N型SOI層と逆の導電型のP型ウェルが形成された領域にゲッタリング領域を配置する。
次に、図1(a),(b)に示す半導体装置100,101の製造方法について説明する。尚、半導体装置100,101は、同様の方法により製造することができ、以下では図1(b)に示す半導体装置101を例にとって説明する。
図2〜図4は、図1(b)に示す半導体装置101の製造方法の一例で、半導体装置101の製造工程別断面図である。
図2(a)〜(d)は、ゲッタリング領域形成工程を示す図である。
最初に、図2(a)に示すように、半導体装置101のP型(p−)SOI層3となる基板貼り合わせ前の一方のP型(p−)シリコン基板3aを準備する。次に、基板3aの表面に保護のための酸化膜9aを形成した後、レジストマスクM1を介してイオン注入し、図1(b)に示すN型ウェル領域WN3となる基板3a面内の領域において、ゲッタリング領域Gを選択的に形成する。
図2(a)に示すように、ゲッタリング領域Gを貼り合わせ前の一方の基板3aに選択的に形成する場合、イオン注入する元素は、リン(P),ホウ素(B),砒素(As),アンチモン(Sb),酸素(O),窒素(N),炭素(C),シリコン(Si),ネオン(Ne),アルゴン(Ar),クリプトン(Kr),キセノン(Xe)のうちの少なくとも一つの元素であることが好ましい。
より詳細に説明すると、上記イオン注入される元素の中で、P,B,AsおよびSbは、特定領域の導電性を制御するために半導体基板に導入される一般的な不純物元素であり、当該元素自体がゲッタリング機能を有している。また、上記イオン注入される元素の中で、O,N,C,Si,Ne,Ar,Kr,Xeは、導電性を持たない、あるいは半導体基板の導電性に影響を与えない元素である。これら元素自体はゲッタリング機能を有していないが、これら元素のイオン注入領域では結晶欠陥が発生し、この結晶欠陥がゲッタリング機能を発揮する。上記いずれの場合であっても、これら元素のイオン注入により形成されるゲッタリング領域Gは、後述する半導体素子形成工程において、当該ゲッタリング領域Gに隣接して形成される半導体素子に悪影響を及ぼさない。また、当該イオン注入によるゲッタリング領域Gは、任意の位置に任意の厚さで形成することができるため、これによって、後述する半導体素子の製造プロセスに起因する重金属等の汚染を十分に低減することができる。
尚、イオン注入する上記元素のドーズ量は、後に形成するウェルのドーズ量と同等以上に設定する。
次に、図2(b)に示すように、レジストマスクM1と酸化膜9aを除去した後、基板3aを反転して、図1(b)の埋め込み酸化膜2となる酸化膜2が形成された支持基板1となるもう一方のシリコン基板1に、ゲッタリング領域Gが酸化膜2に対向するようにして積層する。
次に、図2(c)に示すように、基板3aと酸化膜2が形成された基板1を、基板貼り合わせ技術によって貼り合わせる。
尚、図3に示すように、図2(b)の工程において基板3aからレジストマスクM1と酸化膜9aを除去した後、ゲッタリング領域Gが形成された基板3aの表面に埋め込み酸化膜2となる酸化膜2を形成し、支持基板1となるもう一方のシリコン基板1に積層して、これらを貼り合わせるようにしてもよい。
次に、図2(d)に示すように、基板3aを所定の厚さに研磨してP型SOI層3とする。尚、図2(c)または図2(d)の工程後において、基板を窒素雰囲気で熱処理することで、イオン注入時や研磨時にP型SOI層3中に導入されるダメージを回復することができる。
以上で、N型ウェル7N3,7N4および第3半導体素子E6,E7形成前のSOI基板10が準備できる。
次に、図4(a)に示すウェル形成工程において、浅いN型ウェル7N3と深いN型ウェル7N4を形成する。尚、当該N型ウェル形成工程では、ゲッタリング領域Gの上方には浅いN型ウェル7N3のみが配置され、深いN型ウェル7N4はゲッタリング領域Gの上方に配置されないようにイオン注入のレジストマスクを設定して、浅いN型ウェル7N3と深いN型ウェル7N4を形成する。
次に、図4(b)に示す半導体素子形成工程において、浅いN型ウェル7N3内に半導体素子E6を形成し、深いN型ウェル7N4内に半導体素子E7を形成する。
最後に、図4(c)に示すように、層間絶縁膜5を形成し、埋め込み酸化膜2に達する絶縁分離トレンチZを形成して、浅いN型ウェル7N3内に形成された半導体素子E6と深いN型ウェル7N4内に形成された半導体素子E7を絶縁分離する。これによって、半導体素子E6が内部に形成された浅いN型ウェル7N3が占める領域が、N型ウェル領域WN3となり、半導体素子E7が内部に形成された深いN型ウェル7N4が占める領域が、N型ウェル領域WN4となる。
このように、半導体素子E6と半導体素子E7を絶縁分離するための図4(c)に示す絶縁分離トレンチZの形成工程は、図4(b)の半導体素子形成工程後において実施する。これによれば、図4(b)の半導体素子形成工程において製造プロセスに起因する重金属等の汚染をP型SOI層3の全体で十分に低減した後で、SOI層3に形成された各半導体素子E6,E7が絶縁分離され、SOI層3の汚染低減と絶縁分離による各半導体素子E6,E7の特性向上を両立させることができる。
尚、図4(c)では、半導体素子E6と半導体素子E7を絶縁分離するための絶縁分離トレンチZを、側壁酸化膜6aと埋め込み多結晶シリコン6bで形成している。しかしながら、図4(c)の工程で形成する絶縁分離トレンチはこれに限らず、埋め込み酸化膜2に達するトレンチを形成した後、酸化物等の絶縁材料をトレンチ内に直接埋め込むようにしてもよい。
以上で、図1(b)に示す半導体装置101が完成する。
上記図2〜図4に示した半導体装置101の製造方法では、最初に図2(a)〜(d)に示したゲッタリング領域形成工程でゲッタリング領域Gを形成しておき、その後、図4(a)に示したウェル形成工程と図4(b)に示した半導体素子形成工程を実施するようにしている。従って、図1(b)に示すように、埋め込み酸化膜2を有するSOI基板10を用いた半導体装置101であっても、先に形成したゲッタリング領域Gによって、後に実施する図4(b)に示した半導体素子形成工程での製造プロセスに起因する重金属等の汚染を低減することができる。また、ゲッタリング領域Gは、図1(b)に示すように、浅いN型ウェル領域WN3内に限定して配置され、埋め込み酸化膜2に当接するようにしてP型SOI層3中に形成される。従って、前述したように、上記製造方法により製造された半導体装置101にゲッタリング領域Gが残されていても、半導体素子E6と半導体素子E7の動作に影響がないようにすることができる。
以上のようにして、上記した図2〜図4に示す半導体装置101の製造方法は、埋め込み酸化膜2を有するSOI基板(ウェハ)10のSOI層3に半導体素子E6,E7が形成されてなる半導体装置の製造方法であって、SOI層3に形成される半導体素子E6,E7に悪影響が無く、SOIウェハの利点が阻害されずに、製造プロセスに起因する重金属等の汚染を十分に低減した、高い信頼性を有する半導体装置の製造方法となっている。
図5(a),(b)は、図1(b)の半導体装置101に関する別の製造方法の例で、図2と異なる別のゲッタリング領域形成工程を示した模式的な工程別断面図である。
図5(a),(b)に示すゲッタリング領域形成工程では、基板貼り合わせ後のSOI基板10を用いる。
最初に、図5(a)に示すように、SOI基板10の表面に保護のための酸化膜9bを形成した後、レジストマスクM2を介して、埋め込み酸化膜2との界面近傍が飛程となるような高加速条件でイオン注入する。これによって、図1(b)のN型ウェル領域WN3となる領域において、SOI基板10のSOI層3中にゲッタリング領域Gaを選択的に形成する。
図5(a)に示すように、貼り合わせ後のSOI基板10に高加速イオン注入によってゲッタリング領域Gaを選択的に形成する場合、イオン注入する元素は、リン(P),ホウ素(B),酸素(O),窒素(N),炭素(C),シリコン(Si)のうちの少なくとも一つの元素であることが好ましい。上記P,B,O,N,C,Siの各元素は比較的軽量の元素であるため、他の元素を選択する場合に較べて、高加速イオン注入時のP型SOI層3へのダメージを抑制することができる。
次に、図5(b)に示すように、レジストマスクM2と酸化膜9bを除去する。尚、ゲッタリング領域Gaを形成した後のSOI基板10を窒素雰囲気で熱処理することで、高加速イオン注入時にSOI層3中に導入されるダメージを回復することができる。
以上で、各ウェルおよび各半導体素子形成前のSOI基板10が準備できる。
以降は、図4(a)〜(c)の工程を用いて、同様に図1(a),(b)に示す半導体装置100,101を製造することができる。
このように、図5(a)に示す高加速イオン注入を用いれば、基板貼り合わせ後のSOI基板10へのゲッタリング領域Gaの形成が可能である。また、基板貼り合わせによるSOI基板に限らず、支持基板が絶縁体からなるSOI基板であってもよい。
尚、上記図2〜図5に示した半導体装置101の製造方法と同様にして、図1(a)に示す半導体装置100を製造できることは、言うまでもない。
以上のようして、上記した本発明の半導体装置およびその製造方法は、埋め込み酸化膜を有するSOI基板(ウェハ)のSOI層に半導体素子が形成されてなる半導体装置およびその製造方法であって、SOI層に形成される半導体素子に悪影響が無く、SOIウェハの利点が阻害されずに、製造プロセスに起因する重金属等の汚染を十分に低減した、高い信頼性を有する半導体装置およびその製造方法となっている。
(a),(b)は、本発明の半導体装置を説明するための図で、それぞれ、半導体装置100,101の模式的な断面図である。 (a)〜(d)は、図1(b)に示す半導体装置101の製造方法の一例で、ゲッタリング領域形成工程を示す図である。 図2(b)の工程の別の例を示す図である。 (a),(b)は、半導体装置101の製造工程別断面図である。 (a),(b)は、図2と異なる別のゲッタリング領域形成工程を示した模式的な工程別断面図である。
符号の説明
100,101 半導体装置
10 SOI基板
1 支持基板
2 埋め込み酸化膜
3 SOI層
4 LOCOS
5 層間絶縁膜
Z 絶縁分離トレンチ
6a 側壁酸化膜
6b 多結晶シリコン
WN1〜WN4 N型ウェル領域
W1 基板領域
WP1,WP2 P型ウェル領域
7N1〜7N4 N型ウェル
7P1,7P2 P型ウェル
E1〜E7 半導体素子
G,Ga ゲッタリング領域

Claims (8)

  1. 埋め込み酸化膜を有するSOI基板の第1導電型SOI層に、第2導電型ウェルが形成され、
    前記第2導電型ウェルの形成された領域が、前記埋め込み酸化膜に達する絶縁分離トレンチにより、周囲から絶縁分離されてなり、
    ゲッタリング領域が、前記第2導電型ウェルの形成された領域における前記第1導電型SOI層中に、前記埋め込み酸化膜に当接するようにして、前記第2導電型ウェルの先端深さより深い位置に埋め込み形成されてなることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記第1導電型SOI層に、先端深さの異なる浅い前記第2導電型ウェルと深い前記第2導電型ウェルが形成され、
    浅い前記第2導電型ウェルと深い前記第2導電型ウェルの形成された領域が、それぞれ、前記埋め込み酸化膜に達する絶縁分離トレンチにより、周囲から絶縁分離されてなり、
    前記ゲッタリング領域が、浅い前記第2導電型ウェルが形成された領域に配置されてなることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 埋め込み酸化膜を有するSOI基板の第1導電型SOI層に、第2導電型ウェルが形成され、
    前記第2導電型ウェルの形成された領域が、前記埋め込み酸化膜に達する絶縁分離トレンチにより、周囲から絶縁分離されてなり、
    ゲッタリング領域が、前記第2導電型ウェルの形成された領域における前記第1導電型SOI層中に、前記埋め込み酸化膜に当接するようにして、前記第2導電型ウェルの先端深さより深い位置に埋め込み形成されてなる半導体装置の製造方法であって、
    前記ゲッタリング領域を、前記埋め込み酸化膜に当接して前記第1導電型SOI層中に形成するゲッタリング領域形成工程と、
    前記ゲッタリング領域形成工程後において、前記第2導電型ウェルを形成する第2導電型ウェル形成工程と、
    前記第2導電型ウェル形成工程後において、半導体素子を、前記第1導電型SOI層および前記第2導電型ウェルの少なくとも一方に形成する半導体素子形成工程と、
    前記半導体素子形成工程後において、前記埋め込み酸化膜に達する絶縁分離トレンチを形成する絶縁分離トレンチ形成工程とを有してなることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 前記SOI基板が、基板貼り合わせによるSOI基板であり、
    前記ゲッタリング領域形成工程において、前記ゲッタリング領域を、前記第1導電型SOI層となる基板貼り合わせ前の一方の基板に形成し、
    当該ゲッタリング領域を形成した一方の基板ともう一方の基板を貼り合わせて、前記SOI基板とすることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記埋め込み酸化膜となる酸化膜を、貼り合わせ前の前記もう一方の基板の表面に形成することを特徴とする請求項4に記載の半導体装置の製造方法。
  6. 前記埋め込み酸化膜となる酸化膜を、貼り合わせ前の前記ゲッタリング領域を形成した一方の基板の表面に形成することを特徴とする請求項4に記載の半導体装置の製造方法。
  7. 前記ゲッタリング領域を、リン(P),ホウ素(B),砒素(As),アンチモン(Sb),酸素(O),窒素(N),炭素(C),シリコン(Si),ネオン(Ne),アルゴン(Ar),クリプトン(Kr),キセノン(Xe)のうちの少なくとも一つの元素を前記一方の基板にイオン注入して形成することを特徴とする請求項4乃至6のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
  8. 前記ゲッタリング領域形成工程において、
    前記ゲッタリング領域を、リン(P),ホウ素(B),酸素(O),窒素(N),炭素(C),シリコン(Si)のうちの少なくとも一つの元素を前記第1導電型SOI層中に高加速イオン注入して形成することを特徴とする請求項3に記載の半導体装置の製造方法。
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