JP2008243286A - サーボパターン記録装置 - Google Patents

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隆志 飯田
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    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B5/584Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on tapes

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Abstract

【課題】サーボパターンの記録精度を向上し得るサーボパターン記録装置を提供する。
【解決手段】磁気テープ300にトラッキングサーボ用のサーボパターンを記録する磁気ヘッド21と、磁気テープ300を送り出す第1モータ22と、磁気テープ300を巻き取る第2モータ23と、磁気テープ300がその表面に沿って移動させられるメインパネル25とを備え、第1モータ22および第2モータ23は、メインパネル25に取り付けられ、磁気ヘッド21は、メインパネル25とは別体に構成されると共に連結部材36を介してメインパネル25に連結された第1サブパネル26に取り付けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、磁気テープにトラッキングサーボ用のサーボパターンを記録するサーボパターン記録装置に関するものである。
この種のサーボパターン記録装置として、特開2005−92938号公報に開示されたサーボライタが知られている。このサーボライタは、磁気テープを送出するための送出リール、磁気テープを巻き取る巻取リール、および磁気テープにトラッキングサーボ用のサーボ信号(サーボパターン)を書き込むサーボ信号書込ヘッド等を備えて構成されている。この場合、サーボ信号書込ヘッドは、パネルサイド(パネル)に固定されたヘッドベース部材に着脱可能に取り付けられている。このため、サーボ信号書込ヘッドを比較的容易に交換することが可能となっている。
特開2005−92938号公報(第4−5頁、第1−2図)
ところが、上記のサーボライタには、以下の問題点がある。すなわち、上記のサーボライタを含むこの種のサーボライタでは、一般的に、送出リールを回転させるモータ、および巻取リールを回転させるモータがパネルサイドに固定されている。一方、上記の磁気テープは、大量のデータをバックアップする際に用いられ、このような使用形態においては、磁気テープ上の数多くのトラックにデータが記録される。近年、この種の磁気テープを用いた記録媒体では、記録容量を増大させるために、トラック数の増加が図られている。これに伴い、記録媒体へのデータの記録や記録データの再生を行う記録再生装置では、磁気テープに予め記録されたサーボパターンを用いて、記録再生ヘッドのトラッキング(磁気テープの幅方向への移動)をより正確に制御する必要性が生じている。このため、上記の記録媒体に用いられる磁気テープを生産する際には、サーボパターンを磁気テープの長さ方向に沿ってまっすぐに記録するように記録精度を向上する必要がある。しかしながら、従来のサーボライタでは、上記したように、各モータがサーボ信号書込ヘッドと共にパネルサイドに固定されているため、各モータの振動がサーボ信号書込ヘッドに伝達されるおそれがあり、記録精度の向上が困難であるという問題点が存在する。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、サーボパターンの記録精度を向上し得るサーボパターン記録装置を提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく本発明に係るサーボパターン記録装置は、磁気テープにトラッキングサーボ用のサーボパターンを記録する磁気ヘッドと、前記磁気テープを送り出す第1モータと、前記磁気テープを巻き取る第2モータと、前記磁気テープがその表面に沿って移動させられるメインパネルとを備え、前記第1モータおよび前記第2モータは、前記メインパネルに取り付けられ、前記磁気ヘッドは、前記メインパネルとは別体に構成されると共に連結部材を介して当該メインパネルに連結された第1サブパネルに取り付けられている。
この場合、前記第1サブパネルを嵌め込み可能な第1開口部を前記メインパネルに形成し、前記メインパネルの前記表面とその表面とが面一となるようにして前記第1開口部に嵌め込んだ状態で前記第1サブパネルを当該メインパネルに連結することができる。
また、防振材を挟んで前記第1サブパネルを前記メインパネルに連結することができる。
また、前記磁気ヘッドに前記磁気テープを案内するテープガイドを前記第1サブパネルに取り付けることができる。
さらに、前記磁気テープの移動速度を制御するキャプスタンモータを備え、前記メインパネルとは別体に構成されると共に連結部材を介して当該メインパネルに連結された第2サブパネルに前記キャプスタンモータを取り付けることができる。
また、前記第2サブパネルを嵌め込み可能な第2開口部を前記メインパネルに形成し、前記メインパネルの前記表面とその表面とが面一となるようにして前記第2開口部に嵌め込んだ状態で前記第2サブパネルを当該メインパネルに連結することができる。
また、防振材を挟んで前記第2サブパネルを前記メインパネルに連結することができる。
本発明に係るサーボパターン記録装置によれば、第1モータおよび第2モータをメインパネルに取り付けると共に、メインパネルとは別体に構成されて連結部材を介してメインパネルに連結された第1サブパネルに磁気ヘッドを取り付けたことにより、磁気ヘッドに対する両モータの振動の伝達を確実に軽減することができるため、両モータおよび磁気ヘッドがメインパネルに取り付けられている従来の構成と比較して、サーボパターンの記録精度を十分に向上させることができる。
また、本発明に係るサーボパターン記録装置によれば、メインパネルの表面とその表面とが面一となるようにして第1サブパネルを第1開口部に嵌め込んだ状態で第1サブパネルをメインパネルに連結したことにより、メインパネルと第1サブパネルとの間に段差が生じていないため、段差によって磁気テープの幅方向への移動が生じてサーボパターンの記録精度が低下する事態を確実に防止することができる。
また、本発明に係るサーボパターン記録装置によれば、防振材を挟んで第1サブパネルをメインパネルに連結したことにより、各モータで発生する振動の磁気ヘッドへの伝達をより確実に軽減することができるため、サーボパターンの記録精度をさらに向上させることができる。
また、本発明に係るサーボパターン記録装置によれば、テープガイドを第1サブパネルに取り付けたことにより、各モータで発生する振動のテープガイドへの伝達を確実に軽減することができるため、テープガイドをメインパネルに取り付けた構成と比較してサーボパターンの記録精度をさらに向上させることができる。
さらに、本発明に係るサーボパターン記録装置によれば、メインパネルとは別体に構成されて連結部材を介してメインパネルに連結された第2サブパネルにキャプスタンモータを取り付けたことにより、磁気ヘッドに対するキャプスタンモータの振動の伝達を確実に軽減することができるため、キャプスタンモータをメインパネルに取り付けた構成と比較して、サーボパターンの記録精度をさらに向上させることができる。
また、本発明に係るサーボパターン記録装置によれば、第2サブパネルの表面とメインパネルの表面とが面一となるようにして第2サブパネルを第2開口部に嵌め込んだ状態で第2サブパネルをメインパネルに連結したことにより、メインパネルと第2サブパネルとの間に段差が生じていないため、段差によって磁気テープの幅方向への移動が生じてサーボパターンの記録精度が低下する事態を確実に防止することができる。
また、本発明に係るサーボパターン記録装置によれば、防振材を挟んで第2サブパネルをメインパネルに連結したことにより、キャプスタンモータで発生する振動の磁気ヘッドへの伝達をより確実に軽減することができるため、サーボパターンの記録精度をさらに向上させることができる。
以下、本発明に係るサーボパターン記録装置の最良の形態について、添付図面を参照して説明する。
最初に、サーボライタ1の構成について説明する。図1に示すサーボライタ1は、本発明に係るサーボパターン記録装置の一例であって、記録部11、駆動制御部12、パルス信号発生部13、操作部14および主制御部15を備えて、磁気テープ300にサーボパターンPs(いずれも図3参照)を記録可能に構成されている。ここで、サーボパターンPsは、磁気テープ300へのデータの記録や記録データの再生を行う記録再生装置(図示せず)において記録再生ヘッドのトラッキングを制御するために用いられるトラッキングサーボ用のパターンであって、同図に示すように、一例として、磁気テープ300の幅方向における両端部、および磁気テープ300上の4本のデータバンド301間の合計5本のサーボバンド302にそれぞれ記録される。なお、各データバンド301は、複数(一例として、176本)のデータトラックによって構成される。
記録部11は、図1,2に示すように、磁気ヘッド21、第1モータ22、第2モータ23、キャプスタンモータ24、メインパネル25、第1サブパネル26および第2サブパネル27を備えて構成されている。磁気ヘッド21は、図2,5に示すように、第1サブパネル26の表面26a側に取り付けられている、また、磁気ヘッド21は、パルス信号発生部13から出力されるパルス信号Spに従って磁気テープ300にサーボパターンを記録する(書き込む)。第1モータ22は、駆動制御部12の制御に従って作動し、送り側テープリール31(図2参照)を回転させることによって磁気テープ300を送り出す。第2モータ23は、駆動制御部12の制御に従って作動し、巻き取り側テープリール32(同図参照)を回転させることによって磁気テープ300を巻き取る。この場合、第1モータ22および第2モータ23は、メインパネル25の裏面25b側(同図における紙面奥側)に取り付けられている。
キャプスタンモータ24は、図6に示すように、第2サブパネル27の裏面27b側に取り付けられている。また、キャプスタンモータ24は、駆動制御部12の制御に従って作動し、キャプスタン33を所定の回転速度で回転させることにより、キャプスタン33とピンチローラ34との間に挟み込まれた磁気テープ300(図2参照)を所定の速度で移動させる(つまり磁気テープ300の移動速度を制御する)。メインパネル25は、一例として、図4に示すように、矩形の板状に形成されると共に、第1モータ22および第2モータ23を取り付け可能に構成されている。また、メインパネル25には、第1サブパネル26を嵌め込み可能な第1開口部25c、および第2サブパネル27を嵌め込み可能な第2開口部25dが形成されている。また、図4〜6に示すように、メインパネル25の裏面25b側における第1開口部25cの縁部には第1サブパネル26を支持する支持部25eが形成され、メインパネル25の裏面25b側における第2開口部25dの縁部には第2サブパネル27を支持する支持部25fが形成されている。この場合、図2に示すように、このメインパネル25の表面25aに沿って磁気テープ300が移動させられる。
第1サブパネル26は、矩形の板状に形成されている。また、第1サブパネル26は、図5に示すように、その表面26aとメインパネル25の表面25aとが面一(ほぼ面一または面一の一例)で、かつメインパネル25との間に隙間が生じるようにして第1開口部25cに嵌め込まれた状態で、連結部材36および固定用ボルト36aによって(連結部材36を介して)メインパネル25に連結されている。この場合、第1サブパネル26の裏面26bとメインパネル25の支持部25eとの間には、弾性部材(一例として、ゴム製の板部材)で形成された防振材37が挟み込まれている。また、第1サブパネル26の表面26a側には、磁気ヘッド21に磁気テープ300を案内するテープガイド35が取り付けられている。
ここで、サーボパターンPsを高精度で記録するためには、磁気ヘッド21の高さや向きが規定通り(設計通りの)となるように取り付け対象の表面を高い精度で平坦に加工する必要がある。この場合、従来のサーボライタでは、磁気ヘッド21が取り付けられるメインパネルが大形のため、メインパネルの表面全体を高い精度で平坦に加工するのは極めて困難である。これに対して、このサーボライタ1では、磁気ヘッド21が取り付けられる第1サブパネル26が小形のため、第1サブパネル26の表面26a全体を高い精度で平坦にする加工を比較的容易に行うことが可能となっている。
第2サブパネル27は、矩形の板状に形成されている。また、第2サブパネル27は、図6に示すように、その表面27aとメインパネル25の表面25aとが面一(ほぼ面一または面一の一例)で、かつメインパネル25との間に隙間が生じるようにして第2開口部25dに嵌め込まれた状態で、連結部材36および固定用ボルト36aによって(連結部材36を介して)メインパネル25に連結されている。この場合、第2サブパネル27の裏面27bとメインパネル25の支持部25fとの間には、上記の防振材37が挟み込まれている。また、第2サブパネル27の表面27a側には、キャプスタン33およびピンチローラ34が回転可能に取り付けられている。
駆動制御部12は、主制御部15の制御に従って第1モータ22、第2モータ23およびキャプスタンモータ24を制御する。パルス信号発生部13は、主制御部15の制御に従って記録部11の磁気ヘッド21にパルス信号Spを出力する。操作部14は、各種のスイッチやキーを備えて構成され、これらのスイッチやキーの操作に応じた操作信号Soを出力する。主制御部15は、操作部14から出力される操作信号Soに従って、駆動制御部12およびパルス信号発生部13を制御する。
次に、サーボライタ1を用いて磁気テープ300にサーボパターンPsを記録する際の、サーボライタ1の各部の動作について説明する。
まず、操作部14を操作して、磁気テープ300の移動速度(テープスピード)、サーボパターンPsのピッチ等の各種の記録条件を設定した後に、記録の開始を指示する。次いで、主制御部15が、操作部14から出力された操作信号Soに従い、記録部11の第1モータ22、第2モータ23およびキャプスタンモータ24に対する制御を駆動制御部12に開始させる。この際に、駆動制御部12は、キャプスタンモータ24を制御して設定されたテープスピードで磁気テープ300を移動させると共に、第1モータ22および第2モータ23制御して磁気テープ300の送り出しおよび巻き取りを行わせる。続いて、主制御部15は、パルス信号発生部13を制御して、パルス信号Spの出力を開始させる。次いで、記録部11の磁気ヘッド21が、パルス信号Spに従って磁気テープ300にサーボパターンPsを記録する(書き込む)。続いて、主制御部15は、磁気テープ300が所定の長さだけ移動した時点(記録開始から所定時間が経過した時点)で、パルス信号発生部13を制御して、パルス信号Spの出力を停止させる。また、主制御部15は、駆動制御部12を介して、第1モータ22、第2モータ23およびキャプスタンモータ24を制御することにより、磁気テープ300の移動、送り出しおよび巻き取りを停止させる。以上により、磁気テープ300に対するサーボパターンPsの記録が終了する。
この場合、このサーボライタ1では、第1モータ22および第2モータ23がメインパネル25に取り付けられ、メインパネル25とは別体に形成されて連結部材36を介してメインパネル25に連結された第1サブパネル26に磁気ヘッド21が取り付けられているため、磁気ヘッド21に対する両モータ22,23の振動の伝達が確実に軽減されている。また、メインパネル25とは別体に形成されて連結部材36を介してメインパネル25に連結された第2サブパネル27にキャプスタンモータ24が取り付けられているため、磁気ヘッド21に対するキャプスタンモータ24の振動の伝達が確実に軽減されている。このため、各モータおよび磁気ヘッド21がメインパネル25に取り付けられている従来の構成と比較して、サーボパターンPsの記録精度を十分に向上させることが可能となっている。
また、このサーボライタ1では、第1サブパネル26の表面26aがメインパネル25の表面25aと面一となるようにして第1サブパネル26がメインパネル25に連結されている。つまり、メインパネル25と第1サブパネル26との間に段差が生じないように構成されている。このため、段差によって磁気テープ300の幅方向への移動が生じてサーボパターンPsの記録精度が低下する事態が確実に防止されている。また、このサーボライタ1では、第1サブパネル26とメインパネル25との間、および第2サブパネル27とメインパネル25との間に防振材37がそれぞれ挟み込まれている。このため、各モータ22,23,24で発生する振動の磁気ヘッド21への伝達をより確実に軽減することが可能となっている。さらに、このサーボライタ1では、テープガイド35が第1サブパネル26に取り付けられている。このため、各モータ22,23,24で発生する振動のテープガイド35への伝達が確実に軽減されている。
なお、発明者らは、本発明に係るサーボパターン記録装置の性能を検証すべく次のような実験を行った。この実験では、上記のサーボライタ1を用いて磁気テープ300にサーボパターンPsを記録し、その磁気テープ300を測定してサーボパターンPsのオフトラック量を求めた。この場合、PES(Positioning error signal:位置ずれ量のばらつきを標準偏差σで表した数値)をLTOドライブで測定して、その測定値をオフトラック量とした。また、サーボパターンPsを記録する際の磁気ヘッド21の振動量を加速度センサを用いて測定した。この場合、後述する比較例1において加速度センサから出力された電圧値(振動量に対応する電圧の振幅)に対する相対値(つまり、比較例1における加速度センサからの電圧値を「1」とした場合の比率)を振動量とした。なお、磁気テープ300のテープスピード(移動速度)を2.5m/s、5.0m/sおよび10.0m/sの3種類に設定し、各テープスピードでの実験をそれぞれ実施例1,2,3とした。
また、図7に示すように、第2開口部25dが形成されていないメインパネル125に、キャプスタンモータ24、キャプスタン33およびピンチローラ34を直接取り付けて構成したサーボライタ101(本発明に係るサーボパターン記録装置の他の一例)を用いて、上記と同様の実験を行った。なお、以下、上記したサーボライタ1と同一の機能を有するものについては、同一の符号を付して重複した説明を省略する。また、上記と同様にしてテープスピードを3種類に設定して、各テープスピードでの実験をそれぞれ実施例4,5,6とした。さらに、図8に示すように、第1開口部25cよりも大形の第3開口部225cが形成されたメインパネル225と、磁気ヘッド21、キャプスタンモータ24、キャプスタン33、ピンチローラ34およびテープガイド35が取り付けられて第3開口部225cに嵌め込み可能な第3サブパネル226とを備え、連結部材36を介して両パネル225,226を連結して構成したサーボライタ201(本発明に係るサーボパターン記録装置のさらに他の一例)を用いて、上記と同様の実験を行った。なお、第3サブパネル226については、上記したサーボライタ1と同様にしてメインパネル225に連結した。また、上記と同様にしてテープスピードを3種類に設定して、各テープスピードでの実験をそれぞれ実施例7,8,9とした。
また、第1開口部25cおよび第2開口部25dが形成されていないメインパネルに磁気ヘッド21、第1モータ22、第2モータ23、キャプスタンモータ24、キャプスタン33、ピンチローラ34およびテープガイド35を直接取り付けて構成したサーボライタ(つまり従来のサーボライタ)を用いて、上記と同様の実験を行った。なお、上記と同様にしてテープスピードを3種類に設定して、各テープスピードでの実験をそれぞれ比較例1,2,3とした。
図9に示すように、上記の実験の結果から、次のことが明らかである。すなわち、サーボパターンPsのオフトラック量は、サーボライタ1を用いた場合が最も少なく、次いで、サーボライタ101を用いた場合が少なく、続いて、サーボライタ201を用いた場合が少ない。また、サーボパターンPsのオフトラック量は、いずれのサーボライタ1,101,201を用いた場合であっても、従来のサーボライタを用いた場合よりも少ない。一方、サーボライタ1,101,201における磁気ヘッド21の振動量は、この順序(上記したオフトラック量が少ない順序)で少なく、かついずれのサーボライタ1,101,201における磁気ヘッド21の振動量も、従来のサーボライタにおける磁気ヘッド21の振動量よりも小さい。このことから、振動の発生源となる各モータ22,23を取り付けるメインパネル25、キャプスタンモータ24を取り付ける第2サブパネル27、および磁気ヘッド21を取り付ける第1サブパネル26を別体に構成したり、各モータ22,23,24を取り付けるメインパネル125、および磁気ヘッド21を取り付ける第1サブパネル26を別体に構成したり、各モータ22,23を取り付けるメインパネル225、および磁気ヘッド21やキャプスタンモータ24を取り付ける第3サブパネル226を別体に構成したりして、各メインパネル25,125,225と各サブパネル26,27,226とを連結部材36を介して連結したことで、各モータ22,23,24で発生した振動の磁気ヘッド21への伝達が少なく抑えられ、この振動の伝達が少なければ少ないほどオフトラック量を少なく抑えることができることが明らかである。以上のことから、各モータ22,23,24を取り付けるパネルと、磁気ヘッド21を取り付けるパネルとを別体に構成して、両者を連結部材36を介して連結したことで、サーボパターンPsの記録精度が十分に向上することが明らかである。
このように、このサーボライタ1によれば、第1モータ22および第2モータ23をメインパネル25に取り付けると共に、メインパネル25とは別体に構成されて連結部材36を介してメインパネル25に連結された第1サブパネル26に磁気ヘッド21を取り付けたことにより、磁気ヘッド21に対する両モータ22,23の振動の伝達を確実に軽減することができるため、両モータ22,23および磁気ヘッド21がメインパネル25に取り付けられている従来の構成と比較して、サーボパターンPsの記録精度を十分に向上させることができる。
また、このサーボライタ1によれば、メインパネル25の表面25aとその表面26aとが面一となるようにして第1サブパネル26を第1開口部25cに嵌め込んだ状態で第1サブパネル26をメインパネル25に連結したことにより、メインパネル25と第1サブパネル26との間に段差が生じていないため、段差によって磁気テープ300の幅方向への移動が生じてサーボパターンPsの記録精度が低下する事態を確実に防止することができる。
また、このサーボライタ1によれば、防振材37を挟んで第1サブパネル26をメインパネル25に連結したことにより、各モータ22,23で発生する振動の磁気ヘッド21への伝達をより確実に軽減することができるため、サーボパターンPsの記録精度をさらに向上させることができる。
また、このサーボライタ1によれば、テープガイド35を第1サブパネル26に取り付けたことにより、各モータ22,23で発生する振動のテープガイド35への伝達を確実に軽減することができるため、テープガイド35をメインパネル25に取り付けた構成と比較してサーボパターンPsの記録精度をさらに向上させることができる。
さらに、このサーボライタ1によれば、メインパネル25とは別体に構成されて連結部材36を介してメインパネル25に連結された第2サブパネル27にキャプスタンモータ24を取り付けたことにより、磁気ヘッド21に対するキャプスタンモータ24の振動の伝達を確実に軽減することができるため、キャプスタンモータ24をメインパネル25に取り付けた構成と比較して、サーボパターンPsの記録精度をさらに向上させることができる。
また、このサーボライタ1によれば、第2サブパネル27の表面27aとメインパネル25の表面25aとが面一となるようにして第2サブパネル27を第2開口部25dに嵌め込んだ状態で第2サブパネル27をメインパネル25に連結したことにより、メインパネル25と第2サブパネル27との間に段差が生じていないため、段差によって磁気テープ300の幅方向への移動が生じてサーボパターンPsの記録精度が低下する事態を確実に防止することができる。
また、このサーボライタ1によれば、防振材37を挟んで第2サブパネル27をメインパネル25に連結したことにより、キャプスタンモータ24で発生する振動の磁気ヘッド21への伝達をより確実に軽減することができるため、サーボパターンPsの記録精度をさらに向上させることができる。
なお、本発明は上記の構成に限定されない。例えば、メインパネルに形成した開口部(上記した第1開口部25c、第2開口部25dおよび第3開口部225c)にサブパネル(上記した第1サブパネル26、第2サブパネル27および第3サブパネル226)を嵌め込んだ状態で両者を連結する構成例について上記したが、図10に示すように、開口部が形成されていないメインパネル425と第1サブパネル26とが直接接触しない状態で連結部材436を介して第1サブパネル26をメインパネル425に連結する構成を採用することもできる。また、メインパネル25と各サブパネル26,27との間に防振材37を挟まずに両者を連結する構成を採用することもできる。
サーボライタ1の構成を示すブロック図である。 記録部11の構成を示す構成図である。 磁気テープ300の構成を示す構成図である。 メインパネル25の平面図である。 図2におけるA−A線断面図である。 図2におけるB−B線断面図である。 サーボライタ101の構成を示す平面図である。 サーボライタ201の構成を示す平面図である。 サーボライタ1,101,201および従来のサーボライタについての実験結果を示す実験結果図である。 メインパネル425と第1サブパネル26との連結状態を示す断面図である。
符号の説明
1,101,201 サーボライタ
21 磁気ヘッド
22 第1モータ
23 第2モータ
24 キャプスタンモータ
25,125,225、425 メインパネル
25a 表面
25c 第1開口部
25d 第2開口部
26 第1サブパネル
26a 表面
27 第2サブパネル
27a 表面
35 テープガイド
36,436 連結部材
37 防振材
300 磁気テープ
Ps サーボパターン

Claims (7)

  1. 磁気テープにトラッキングサーボ用のサーボパターンを記録する磁気ヘッドと、前記磁気テープを送り出す第1モータと、前記磁気テープを巻き取る第2モータと、前記磁気テープがその表面に沿って移動させられるメインパネルとを備え、
    前記第1モータおよび前記第2モータは、前記メインパネルに取り付けられ、
    前記磁気ヘッドは、前記メインパネルとは別体に構成されると共に連結部材を介して当該メインパネルに連結された第1サブパネルに取り付けられているサーボパターン記録装置。
  2. 前記メインパネルには、前記第1サブパネルを嵌め込み可能な第1開口部が形成され、
    前記第1サブパネルは、前記メインパネルの前記表面とその表面とが面一となるようにして前記第1開口部に嵌め込まれた状態で当該メインパネルに連結されている請求項1記載のサーボパターン記録装置。
  3. 前記第1サブパネルは、防振材を挟んで前記メインパネルに連結されている請求項1または2記載のサーボパターン記録装置。
  4. 前記磁気ヘッドに前記磁気テープを案内するテープガイドが前記第1サブパネルに取り付けられている請求項1から3のいずれかに記載のサーボパターン記録装置。
  5. 前記磁気テープの移動速度を制御するキャプスタンモータを備え、当該キャプスタンモータは、前記メインパネルとは別体に構成されると共に連結部材を介して当該メインパネルに連結された第2サブパネルに取り付けられている請求項1から4のいずれかに記載のサーボパターン記録装置。
  6. 前記メインパネルには、前記第2サブパネルを嵌め込み可能な第2開口部が形成され、
    前記第2サブパネルは、前記メインパネルの前記表面とその表面とが面一となるようにして前記第2開口部に嵌め込まれた状態で当該メインパネルに連結されている請求項5記載のサーボパターン記録装置。
  7. 前記第2サブパネルは、防振材を挟んで前記メインパネルに連結されている請求項5または6記載のサーボパターン記録装置。
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