JP2008242202A - 画像形成装置及び画像形成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】より正確なトナー消費量を検知することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】本発明の実施形態に係る画像形成装置10は、現像装置44と、現像剤を収容する交換可能な現像剤収容部50と、前記現像装置と前記現像剤収容部とを連結する連結部66と、制御部36とを有する。画像形成装置10は、現像剤収容部50が交換されると、現像剤収容部50に収容されている現像剤を連結部66に充填させる動作を行う。制御部36は、前記連結部66に含まれる現像剤量に基づいて、現像剤収容部50の交換時期を制御する。
【選択図】図4

Description

本発明は、画像形成装置及び画像形成システムに関する。
一般に、画像形成装置には、交換可能なトナーカートリッジが取り付けられていることが多い。この種の画像形成装置として、トナーカートリッジの寿命を検知するものは周知である。
特許文献1では、トナー補給装置が最初に保有していた最初トナー量と、トナー補給装置から現像装置へ補給された総トナー補給量との差から、トナー補給装置の現在のトナー保有量を算出し、トナー残量表示手段への表示情報とする画像形成装置が開示されている。
特許文献2では、異なるトナー容量の複数のトナーカートリッジのトナー残量を同一の目盛りで表示すると共に、トナー残量を初期値に対する割合で表示するトナーカートリッジ寿命管理装置が開示されている。
特許文献3では、複数のトナーカートリッジ残量を同一の目盛りで表示すると共に、トナー残量のニアエンド値をトナーカートリッジについて同一割合で表示し、かつ、トナー残量のエンド値は複数のトナーカートリッジで同一の数値で判定するトナーカートリッジ寿命管理装置が開示されている。
特開平8−160732号公報 特開2004−347931号公報 特開2004−347932号公報
本発明は、現像装置と現像剤収容部とを連結する連結部に現像剤が含まれる場合であっても、正確なトナー消費量を検知することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明に係る画像形成装置は、現像装置と、現像剤を収容する交換可能な現像剤収容部と、前記現像装置と前記現像剤収容部とを連結する連結部と、前記連結部に含まれる現像剤量を推定する現像剤量推定手段と、前記現像剤収容部が交換された場合、前記現像剤量推定手段により推定された現像剤量に基づいて、前記現像剤収容部の交換時期を制御する制御手段とを有する。本発明によれば、より正確なトナー消費量を検知することができる。
好適には、前記現像剤収容部の交換時期を算出するための比率を記憶する比率記憶手段をさらに有し、前記制御手段は、前記比率記憶手段に記憶されている比率に基づいて、前記現像剤収容部の交換時期を決定する。本発明によれば、容量の異なる現像剤収容部が装着された場合においても、トナー残量はその初期値に対する比率で算出されるので、表示部を共通化することができる。
好適には、前記制御手段は、次式閾値=V×β+V×((1−β)×α)により、交換時期を決定する。本発明によれば、同一の現像剤収容部が装着された場合においても、装着された状況に応じた交換時期を算出することができる。
好適には、前記制御手段は、前記連結部の状態に基づいて、前記現像剤収容部の交換時期を算出するための閾値を制御する。本発明によれば、前記連結部の状況に応じた交換時期を算出することができる。
好適には、前記比率記憶手段は、前記現像剤収容部に設けられている。本発明によれば、現像剤収容部の交換時期の算出方法を変更することなく、現像剤収容部毎に交換時期を算出することができる。
好適には、前記制御手段は、前記現像剤収容部に設けられている。本発明によれば、現像剤収容部が装着された装置における処理の負荷を低減することができる。
好適には、前記制御手段により制御された交換時期に基づいてメッセージを表示する表示手段をさらに有する。本発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、より容易に、トナー残量及びトナー消費量の少なくともいずれかを認識することができる。
好適には、前記現像剤収容部が交換された場合、前記現像剤収容部に収容されている現像剤を前記連結部に充填する充填手段をさらに有する。本発明によれば、使用者が現像剤の充填を作業を行う必要がないので、利便性を向上することができる。
好適には、前記制御手段により制御された交換時期を記憶する交換時期記憶手段をさらに有する。本発明によれば、現像剤収容部の交換時期が一度だけ算出されると、それ以降、算出処理を不要とすることができる。
好適には、前記交換時期記憶手段は、前記現像剤収容部に設けられている。本発明によれば、現像剤収容部の交換時期が各現像剤収容部について一度だけ算出されると、それ以降、算出処理を不要とすることができる。
好適には、前記制御手段により制御された交換時期に応じて、記録媒体に画像を形成する像形成手段をさらに有する。本発明によれば、良好な画質を維持することができる。
好適には、前記現像剤量推定手段は、前記像形成手段の状態に基づいて現像剤量を推定する。本発明によれば、現像剤量を検知するためのセンサを不要とすることができる。
好適には、前記現像剤量推定手段は、前記像形成手段による像形成処理における濃度に基づいて現像剤量を推定する。本発明によれば、現像剤量を検知するためのセンサを不要とすることができる。
好適には、前記像形成手段は、前記制御手段により制御された交換時期に基づいて決定される前記現像剤収容部の状態に基づいて制御を変更する。本発明によれば、現像剤収容部の状態に適した設定値で画像を形成することができる。
本発明に係る第1の画像形成システムは、現像装置と、現像剤を収容する交換可能な現像剤収容部と、前記現像装置と前記現像剤収容部とを連結する連結部と、前記連結部に含まれる現像剤量を推定する現像剤量推定手段と、前記現像剤収容部の交換時期を算出するための比率を記憶する比率記憶手段と、前記現像剤収容部が交換された場合、前記現像剤量推定手段により推定された現像剤量及び前記比率記憶手段に記憶されている比率に基づいて、前記現像剤収容部の交換時期を制御する制御手段とを有する。本発明によれば、記憶されている比率を容易に変更することができる。
本発明に係る第2の画像形成システムは、現像装置と、現像剤を収容する交換可能な現像剤収容部と、前記現像装置と前記現像剤収容部とを連結する連結部と、前記連結部に含まれる現像剤量を推定する現像剤量推定手段と、前記現像剤収容部が交換された場合、前記現像剤量推定手段により推定された現像剤量に基づいて、前記現像剤収容部の交換時期を制御する制御手段と、前記制御手段により制御された交換時期に基づいてメッセージを表示する表示手段とを有する。本発明によれば、コストダウンを図ることができる。
本発明によれば、本構成を有していない場合と比較して、より正確なトナー消費量を検知することができる。
まず、本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置10を説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置10を示す図である。
図1に示すように、画像形成装置10は、画像形成装置本体12を有し、画像形成装置本体12の下部には、給紙装置14が配置されていると共に、画像形成装置本体12の上部には排紙部16が形成されている。また、画像形成装置本体12の側面表面側には、回動自在の開閉カバー64が及びユーザインタフェース(UI)部112が設けられている。
UI部112は、例えばタッチパネル又はボタン及び液晶表示装置などで構成されており、使用者による入力を受け入れて後述する制御部36に対して出力する。また、UI部112は、制御部36により指示される表示内容を表示する。
給紙装置14は、用紙トレイ18を有し、この用紙トレイ18に多数の用紙が積層される。この用紙トレイ18の一端上部には、フィードロール20が配置されていると共に、このフィードロール20に対向して捌きロール22が設けられている。用紙トレイ18の最上位にある用紙がフィードロール20によりピックアップされ、フィードロール20と捌きロール22との協働により用紙が捌かれて搬送される。
用紙トレイ18から搬送された用紙は、レジストローラ24により一時停止され、所定のタイミングにより後述する像保持体ユニット26と転写ユニット28との間及び定着装置30を通って排紙ローラ32により排紙部16へ排出される。なお、用紙は、紙媒体に限定されず、例えば、OHP用シート等でもよい。
画像形成装置本体12内には、像保持体ユニット26、転写ユニット28、電源ユニット34及び制御部36が配置されている。像保持体ユニット26は、画像形成装置本体12に対して着脱自在となっており、開閉カバー64を開閉することにより開閉される開口部を介して着脱されるようになっている。
像保持体ユニット26には、例えば4つの像保持体40が回転自在に支持されている。像保持体40は、後述する搬送ベルト60又は該搬送ベルト60により搬送される用紙に転写される像を保持する。各像保持体40の周囲には、像保持体40を一様に帯電する帯電ロールを備えた帯電手段としての帯電装置42と、各像保持体40に書き込まれた潜像を現像剤で現像する現像装置44と、転写後の像保持体40を除電する除電装置46と、転写がなされた後に像保持体40に残留する現像剤を除去する現像剤除去手段としてのクリーニング装置48とが設けられている。
現像剤収容部50は、供給現像剤収容部52と回収現像剤収容部54とが一体になって構成されており、現像剤収容部50には、メモリチップ56が設けられている。現像剤収容部50は、画像形成装置本体12に交換可能に取り付けられており、像保持体ユニット26の裏面側側方に接続されている。例えば、4つの現像剤収容部50は、マゼンダ、イエロー、シアン及び黒用である。なお、現像剤収容部50は、トナーボックスともいい、供給現像剤収容部52は、トナーボトルともいう。また、供給現像剤収容部52に収容されている供給現像剤、回収現像剤収容部54に収容されている回収現像剤はそれぞれ、トナー、廃トナーともいう。
第1の連結部66は、供給現像剤収容部52と現像装置44とを連結する。したがって、供給現像剤収容部52は、第1の連結部66を介して現像装置44に接続されている。第1の連結部66には、例えば螺旋状の搬送部材が設けられている。第2の連結部68は、クリーニング装置48と回収現像剤収容部54とを連結する。したがって、回収現像剤収容部54は第2の連結部68を介してクリーニング装置48に接続されている。
メモリチップ56には、図示しないNVM(Non Volatile Memory:不揮発性メモリ)などの書き換え可能な記憶装置、送信部、受信部、電源部及びアンテナ等が設けられている。メモリチップ56は、このような構成により、画像形成装置本体12に設けられた後述する無線通信制御部108との間で電波信号を送受信し、電波信号に含まれるデータを記憶装置に格納し、記憶装置に記憶されているデータを無線通信制御部108に対して送信する。
メモリチップ56には、例えば、現像剤収容部50を一意に識別する製造番号、製造年月日、現像剤収容部50の交換時期を算出するための比率(例えば、後述する予備警告率)などが記憶されている。また、メモリチップ56には、制御部36により算出された現像剤収容部50の交換時期(例えば、後述する予備警告閾値、警告閾値及びライフオーバ閾値など)が記憶されてもよい。なお、メモリチップ56には、例えば、使用開始から現在までの使用量を示すライフカウント値、像保持体40の回転数など、現像剤収容部50の状態を把握するために利用可能な関連情報及びその履歴が記憶されてもよい。また、交換時期は、寿命とも呼ばれる。
光書込み装置(不図示)は、それぞれレーザー露光装置からなり、像保持体ユニット26の背面側にあって各像保持体40に対応した位置に配置され、一様に帯電された像保持体40に対してレーザーを照射して潜像を形成するようになっている。
転写ユニット28は、像保持体ユニット26の表側にあって像保持体ユニット26に対向して縦方向に配置されている。この転写ユニット28においては、搬送ベルト60が、上下方向に設けられた二つの支持ロール58に掛けられている。搬送ベルトは、像又は用紙を搬送する。また、転写ロール62が、搬送ベルト60を挟んで対向して各像保持体40に設けられている。
したがって、第1の連結部66に設けられた搬送部材が駆動されて回転することにより、各色のトナーが現像剤収容部50の供給現像剤収容部52から像保持体ユニット26の現像装置44に供給される。各像保持体40は、帯電装置42により一様に帯電され、光書込み装置により潜像が形成され、現像装置44により潜像がトナーにより可視像化される。各像保持体40に形成されたトナー像は、転写ユニット28の搬送ベルト60により搬送される用紙に転写され、定着装置30により用紙に定着される。さらに、各色の廃トナーは、クリーニング装置48により除去されて現像剤収容部50の回収現像剤収容部54に回収される。
なお、回収現像剤収容部54は、画像形成装置本体12にさらに設けられていてもよい。この場合、廃トナーは、例えば像保持体ユニット26及び転写ユニット28から除去されて、画像形成装置本体12に設けられた回収現像剤収容部54に回収される。
また、UI部112は、ネットワークを介して接続された外部のコンピュータの表示装置及びキーボード・マウス等の入力装置であってもよい。この場合、当該コンピュータの表示装置には、所定の設定画面が、例えばドライバソフトウェアなどにより表示される。したがって、このような設定画面を介した入力は、UI部112としてのコンピュータにより受け付けられ、ネットワークを介して画像形成装置10の後述する制御部36に対して送信される。
図2は、制御部36の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、制御部36は、CPU102、記憶部104、交換検知部106、無線通信制御部108、通信インタフェース(IF)110、画像描画部114、プロセス制御部116、画像形成IF118、用紙搬送制御部120及びトナー充填部128及びトナー量推定部130を有し、これらが互いにバス100を介して信号を入出力することができるように構成されている。
CPU102は、バス100を介して制御部36を構成する各構成要素との間で信号を送受し、制御部36を構成する各構成要素を制御する。記憶部104は、プログラムROM122、RAM124及び本体NVM(Non Volatile Memory:不揮発性メモリ)126を有し、画像形成装置10の制御に必要な情報を記憶する。
交換検知部106は、例えば、現像剤収容部50、像保持体ユニット26、転写ユニット28等の交換ユニットが交換されたことを検知し、その旨の信号をCPU102に対して出力する。無線通信制御部108は、図示しないアンテナを有し、現像剤収容部50に設けられたメモリチップ56との間で信号を送受すると共に、バス100を介してCPU102及び記憶部104などとの間で信号を送受する。
通信IF110は、図示しないネットワークを介してホストなど外部のコンピュータとの間でデータを送受すると共に、バス100を介してCPU102などとの間でデータを送受する。
画像描画部114は、外部のコンピュータなどから入力される画像形成信号に基づいて画像を描画し、CPU102及びRAM124に対して出力する。プロセス制御部116は、CPU102と共に、記憶部104に記憶された設定値などを参照し、画像形成IF118を介して、像保持体ユニット26、転写ユニット28、露光装置などを制御する。用紙搬送制御部120は、CPU102と共に、フィードロール20、捌きロール22及びレジストローラ24などを制御する。
トナー充填部128は、例えばモータなどからなり、CPU102により制御され、第1の連結部66に設けられた搬送部材を駆動する。トナー量推定部130は、第1の連結部66に充填されているトナーの量を推定して、CPU102に対して出力する。具体的には、トナー量推定部130は、像保持体40上に形成される所定の画像領域の画像濃度に基づいてトナー量を推定する。例えば、トナー量推定部130は、濃度が所定値である場合、第1の連結部66にはトナーが満杯に充填されており、濃度が低下するに従ってトナーの量が下がると推定する。このように、トナー量推定部130は、像形成処理における濃度に基づいてトナー量を推定する。
記憶部104において、プログラムROM122は、例えばフラッシュROMからなる。プログラムROM122には、画像形成装置10を動作させるための実行プログラム及び設定値が記憶されている。設定値には、例えば、トナー濃度パラメータ群及び画像濃度パラメータ群などが含まれる。トナー濃度パラメータ群は、現像装置44内のトナー濃度の制御に関する各パラメータである。画像濃度パラメータ群は、例えば像保持体40上の画像の濃度の制御に関する各パラメータである。
RAM124は、例えばSRAMからなり、画像描画部114から入力される描画データなどの情報を記憶する。本体NVM126は、例えばEEPROM又はフラッシュROMなどの電気的に書換え可能な不揮発性メモリからなる。なお、本体NVM126は、書換え可能な記憶装置であって、電源が切られた場合においても記憶内容を保持するもの(即ち、不揮発性メモリ)である。なお、本体NVM126は、バッテリーなどにより電源のバックアップをされたSRAM又はハードディスクドライブ光メモリであってもよい。
本体NVM126には、各交換ユニットの装着履歴及び本体側の各ライフカウント値などが記憶されている。各交換ユニットの装着履歴には、例えば、装着された交換ユニットの製品番号、交換時期などが記憶されている。本体側の各ライフカウント値は、画像形成装置10の各交換ユニットそれぞれの使用開始から現在までの使用量である。本体NVM126には、現像剤収容部50の交換時期を算出するための比率(例えば、後述する予備警告率)、現像剤収容部50の交換時期(例えば、後述する予備警告閾値、警告閾値及びライフオーバ閾値)に対応するトナー量などがさらに記憶されている。
なお、本体NVM126には、例えば、所定の時期における、現像装置44内のトナー濃度、像保持体40上の画像の濃度、各構成要素に印加される電圧値及び各構成要素(例えば、転写ユニット28)から検出される電流値などが記憶されてもよい。
図3は、UI部112に表示される表示内容を例示する図である。
図3に例示するように、UI部112には、変倍率表示部140、用紙サイズ表示部142、メッセージ表示部144、印刷枚数表示部146及びトナー残量表示部148が表示される。変倍率表示部140は、印刷対象の画像を拡大又は縮小するための倍率を表示する。用紙サイズ表示部142は、画像が形成される記録媒体のサイズを表示する。
メッセージ表示部144は、画像形成装置10の状態及びその状態に基づくメッセージを表示する。例えば、メッセージ表示部144は、制御部36により制御された交換時期に基づいて、「トナーカートリッジは交換時期になりました」、「トナーカートリッジは交換時期に近づきました」などのメッセージを表示する。
印刷枚数表示部146は、印刷枚数を表示する。トナー残量表示部148は、現像剤収容部50に含まれているトナーの残量を表示する。例えば、トナー残量表示部148は、トナーの残量を棒グラフ状のレベルメータで表示する。なお、レベルメータは、トナー残量が100%である場合、最上部まで表示される。
図4は、本発明の実施形態に係る制御部36による制御される、現像剤収容部50の交換時期に対応するトナー量(本例では、予備警告閾値)を説明する図であって、図4(A)は、設置シーケンスが考慮されない場合を示し、図4(B)は、設置シーケンスが考慮される場合を示す。
設置シーケンスは、供給現像剤収容部52に収容されているトナーを第1の連結部66に充填させる動作であり、トナー量推定部130により推定される第1の連結部66のトナー量に基づいて実行されるか否かが判定される。例えば、画像形成装置10が新たに設置される場合、設置シーケンスは実行される。
図4(A)に示すように、設置シーケンスが考慮されない場合、予備警告閾値は、供給現像剤収容部52に含まれる満杯のトナー量Vに予備警告率αを乗じた値(V×α)である。この場合、制御部36は、次式を用いて、トナー残量が予備警告閾値未満になった場合、予備警告を行う。
トナー残量 < V×α …(1)
例えば、予備警告率αは、0.25である。予備警告率αは、現像剤収容部50のメモリチップ56及び制御部36の記憶部104の少なくともいずれかに予め記憶されていてもよいし、UI部112を介して入力されてもよいし、送信されたαに関するデータを通信IF110を介して受信してもよい。なお、予備警告率αは、パーセンテージ(α×100)で与えられてもよい。
予備警告閾値は、トナー消費量に対して設定されてもよい。この場合、予備警告閾値は、V×(1−α)であり、制御部36は、次式を用いて、トナー消費量が予備警告閾値を超えた場合、予備警告を行う。
トナー消費量 > V×(1−α) …(2)
図4(B)に示すように、設置シーケンスが考慮される場合、供給現像剤収容部52から第1の連結部66に充填されているトナー量の割合β(例えば、β=0.20)が考慮される。ここで、βは、設置シーケンスにおけるトナー充填部128の回転数に基づいて算出される。
第1の連結部66のトナー量は、供給現像剤収容部52に含まれる満杯のトナー量Vにβを乗じた値(V×β)である。したがって、制御部36は、次式を用いて、トナー残量が予備警告閾値未満になった場合、予備警告を行う。
トナー残量 < V×((1−β)×α) …(3)
予備警告値は、トナー消費量に対して設定されてもよい。この場合、制御部36は、次式を用いて、トナー消費量が予備警告閾値を超えた場合、予備警告を行う。
トナー消費量 > V×(1−((1−β)×α)) …(4)
本実施形態に係る制御部36において、CPU102は、トナー充填部128の回転数に基づいてトナー消費量を算出する。より具体的には、CPU102は、トナー充填部128の総回転数に基づいて、トナー消費量を算出する。第1の連結部66のトナー量は、V×βであるから、トナー消費量は、次式より算出される。
トナー消費量 = トナー充填部128の総回転数−V×β …(5)
したがって、CPU102は、(4)式及び(5)式より、トナー充填部128の総回転数が、予備警告閾値(V×β+V×(1−((1−β)×α)))を超えた場合、予備警告を行う。なお、CPU102は、トナー残量が、予備警告閾値(V×β+V×((1−β)×α))未満になった場合、予備警告を行ってもよい。
また、CPU102は、現像剤収容部50の交換時期に対応する警告閾値を算出する。具体的には、CPU102は、警告率γ(γ<α)を用いて、トナー充填部128の総回転数が警告閾値(V×β+V×(1−((1−β)×γ)))を超えた場合、警告を行う。
さらに、CPU102は、現像剤収容部50の交換時期に対応するライフオーバ閾値を算出する。ここで、CPU102は、第1の連結部66の状態に基づいて、ライフオーバ閾値を制御する。
具体的には、CPU102は、設置シーケンスを考慮しない場合(即ち、既に第1の連結部66にトナーがフル充填されている場合)、ライフオーバ閾値を(V×β+V)とする。この場合、CPU102は、トナー充填部128の総回転数がライフオーバ閾値(V×β+V)を超えた場合、供給現像剤収容部52は空である旨の通知を行う。
CPU102は、設置シーケンスを考慮する場合(即ち、第1の連結部66がトナーで満たされていない場合)、ライフオーバ閾値をVとする。この場合、CPU102は、トナー充填部128の総回転数がライフオーバ閾値Vを超えた場合、供給現像剤収容部52は空である旨の通知を行う。なお、現像剤収容部50が交換された場合、トナー充填部128の総回転数は、初期化される。
このように、制御部36のCPU102は、トナー量推定部130により推定されたトナー量に基づいて、現像剤収容部50の交換時期(予備警告閾値、警告閾値、ライフオーバ閾値)を制御する制御手段を構成する。CPU102は、制御した当該閾値を現像剤収容部50のメモリチップ56及び記憶部104の少なくともいずれかに格納する。したがって、現像剤収容部50のメモリチップ56及び記憶部104は、CPU102により制御された交換時期を記憶する交換時期記憶手段を構成する。
図5は、本発明の実施形態に係る制御部36により実行される予備警告閾値の算出処理(S10)のフローチャートを示す図である。
図5に示すように、制御部36において、交換検知部106は、現像剤収容部50が交換されたことを検知したか否かを判定する。CPU102は、現像剤収容部50が交換されたことを検知した旨の信号を交換検知部106から受け付けた場合にはS102の処理に進み、そうでない場合にはS100の処理に戻る。
ステップ102(S102)において、トナー量推定部130は、トナーが第1の連結部66に十分に充填されているか否かを判定する。具体的には、トナー量推定部130は、トナー量が所定値以上であるか否かを判定する。CPU102は、第1の連結部66にトナーが十分に充填されている旨の信号をトナー量推定部130から受け付けた場合にはS104の処理に進み、そうでない場合にはS106の処理に進む。
ステップ104(S104)において、CPU102は、第1の手法で、予備警告閾値を算出する。具体的には、CPU102は、(2)式に基づいて、トナー消費量に対する予備警告閾値をV×(1−α)とする。
ステップ106(S106)において、CPU102は、第1の連結部66がトナーで十分に充填されるように、トナー充填部128を制御して、現像剤収容部50の供給現像剤収容部52から第1の連結部66にトナーを供給する。
ステップ108(S108)において、CPU102は、第2の手法で、予備警告閾値を算出する。具体的には、CPU102は、(4)式及び(5)式に基づいて、トナー消費量に対する予備警告閾値をV×β+V×(1−((1−β)×α))とする。
ステップ110(S110)において、CPU102は、算出した閾値を記憶部104及び現像剤収容部50のメモリチップ56の少なくともいずれかに格納する。
このようにして、制御部36は、複数(本例では4)の現像剤収容部50の少なくともいずれかが交換された場合、当該交換された現像剤収容部50に関する予備警告閾値を算出する。同様にして、制御部36は、警告閾値及びライフオーバ閾値を算出する。なお、予備警告閾値等は、各色の現像剤収容部50で独立である。
図6は、本発明の実施形態に係る制御部36により実行される現像剤収容部50のステータスの検出処理(S20)のフローチャートを示す。
図6に示すように、ステップ200(S200)において、制御部36のCPU102は、当該現像剤収容部50のトナーカートリッジステータス(以降、単にステータスと略す)を初期化する。例えば、CPU102は、ステータスに、「予備警告」、「警告」及び「ライフオーバ」のいずれとも異なる所定値を設定する。
ステップ202(S202)において、CPU102は、トナー消費量に対応するライフカウント値(例えば、トナー充填部128の総回転数、以降、単にカウント値と示す)がライフオーバ閾値を超えているか否かを判定する。CPU102は、カウント値がライフオーバ閾値を超えている場合にはS204の処理に進み、そうでない場合にはS206の処理に進む。
ステップ204(S204)において、CPU102は、当該現像剤収容部50のステータスをライフオーバとする。
ステップ206(S206)において、CPU102は、カウント値が警告閾値を超えているか否かを判定する。CPU102は、カウント値が警告閾値を超えている場合にはS208の処理に進み、そうでない場合にはS210の処理に進む。
ステップ208(S208)において、CPU102は、当該現像剤収容部50のステータスを警告とする。
ステップ210(S210)において、CPU102は、カウント値が予備警告閾値を超えているか否かを判定する。CPU102は、カウント値が予備警告閾値を超えている場合にはS212の処理に進み、そうでない場合にはS214の処理に進む。
ステップ212(S212)において、CPU102は、当該現像剤収容部50のステータスを予備警告とする。
ステップ214(S214)において、CPU102は、全ての色の現像剤収容部50についてステータスの検出処理を終了したか否かを判定する。CPU102は、全ての色について終了した場合には処理を終了し、そうでない場合にはS200の処理に戻って次の色に関する処理を行う。
図7は、本発明の実施形態に係る制御部36により実行されるステータスの表示処理(S30)のフローチャートを示す図である。
図7に示すように、ステップ300(S300)において、制御部36のCPU102は、現像剤収容部50のステータスがライフオーバであるか否かを判定する。CPU102は、ステータスがライフオーバである場合にはS302の処理に進み、そうでない場合にはS304の処理に進む。
ステップ302(S302)において、CPU102は、UI部112のメッセージ表示部144に「トナーカートリッジ(色)は空で印刷できません」と表示する。ここで、色は、YCMKのいずれかである。なお、この場合、CPU102は、現像剤収容部50が空で印刷できないことを示すマーク等をUI部112に点灯させてもよい。
ステップ304(S304)において、CPU102は、現像剤収容部50のステータスが警告であるか否かを判定する。CPU102は、ステータスが警告である場合にはS306の処理に進み、そうでない場合にはS308の処理に進む。
ステップ306(S306)において、CPU102は、UI部112のメッセージ表示部144に「トナーカートリッジ(色)は交換時期になりました」と表示する。なお、この場合、CPU102は、現像剤収容部50が交換時期になったことを示すマーク等をUI部112に点灯させてもよい。
ステップ308(S308)において、CPU102は、現像剤収容部50のステータスが予備警告であるか否かを判定する。CPU102は、ステータスが予備警告である場合にはS310の処理に進み、そうでない場合にはS312の処理に進む。
ステップ310(S310)において、CPU102は、UI部112のメッセージ表示部144に「トナーカートリッジ(色)は交換時期に近づきました」と表示する。なお、この場合、CPU102は、現像剤収容部50が交換時期に近づいたことを示すマーク等をUI部112に点灯させてもよい。
ステップ312(S312)において、CPU102は、全ての色の現像剤収容部50についてステータスの表示処理を終了したか否かを判定する。CPU102は、全ての色について終了した場合には処理を終了し、そうでない場合にはS300の処理に戻って次の色に関する処理を行う。
図8は、本発明の実施形態に係る制御部36により実行されるステータスに基づく制御処理(S40)のフローチャートを示す図である。
図8に示すように、ステップ400(S400)において、制御部36のCPU102は、像形成処理でトナーなしが検出されたか否かを判定する。CPU102は、トナーなしが検出された場合にはS402の処理に進み、そうでない場合にはS408の処理に進む。
ステップ402(S402)において、CPU102は、当該現像剤収容部50のステータスが予備警告以上(即ち、予備警告、警告及びライフオーバのいすれか)であるか否かを判定する。CPU102は、ステータスが予備警告以上である場合にはS406の処理に進み、そうでない場合にはS404の処理に進む。
ステップ404(S404)において、当該現像剤収容部50のステータスをエラーとする。さらに、CPU102は、エラーが検出された旨をUI部112に表示する。
ステップ406(S406)において、CPU102は、当該現像剤収容部50のステータスをライフオーバとする。
ステップ408(S408)において、CPU102は、全ての色の現像剤収容部50についてステータスに基づく制御処理を終了したか否かを判定する。CPU102は、全ての色について終了した場合には処理を終了し、そうでない場合にはS400の処理に戻って次の色に関する処理を行う。
なお、S404の処理では、エラーが表示されることに限定されず、クリーニング装置48のクリーニングサイクルが変更されてもよいし、画像形成処理において必要な設定値が変更されてもよい。この場合、例えば、転写ユニット28、現像装置44などの制御に関する設定値、露光量などが変更されてもよい。
また、本実施形態に係る画像形成装置10では、交換ユニットとして現像剤収容部50が用いられる例としているが、交換ユニットは現像剤収容部50に限定されず、例えば、定着装置30、転写ユニット28、像保持体ユニット26、帯電装置42、現像装置44、クリーニング装置48、回収現像剤収容部54、光書込み装置及びこれらの組み合わせであってもよい。
次に、本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置10を説明する。
本実施形態に係る画像形成装置10は、第1の連結部66のトナー量を、記憶部104に記憶されている画像形成装置10の状態に基づいて算出する点で、第1の実施形態とは異なる。
より具体的には、本実施形態に係る制御部36において、本体NVM126には、設置シーケンスの実施の有無、トナー充填部128の動作状況(例えば、回転数)などがさらに記憶されている。CPU102は、本体NVM126に記憶されている設置シーケンスの実施の有無、トナー充填部128の回転数、像保持体40上の画像の濃度などに基づいて、第1の連結部66のトナー量を算出する。
図9は、本実施形態に係る制御部36により実行される第1の連結部66のトナー量推定処理(S50)のフローチャートを示す図である。
図9に示すように、ステップ500(S500)において、制御部36のCPU102は、記憶部104の本体NVM126を参照し、設置シーケンスが実行されているか否かを判定する。CPU102は、設置シーケンスが実行されている場合にはS502の処理に進み、そうでない場合にはS504の処理に進む。
ステップ502(S502)において、CPU102は、第1の連結部66のトナー量は0であると算出する。即ち、CPU102は、第1の連結部66がトナーで十分に充填されるためには、第1の連結部66の容量のトナーを、供給現像剤収容部52から供給する必要があると判断する。
ステップ504(S504)において、CPU102は、前回(交換前)の現像剤収容部50が画像形成装置本体12に取り付けられていた間、第1の連結部66のトナーが画像形成処理に用いられたか否かを判定する。例えば、CPU102は、本体NVM126に記憶されている像保持体40上の画像の濃度に基づいて判定する。CPU102は、第1の連結部66のトナーが画像形成処理に用いられた場合にはS506の処理に進み、そうでない場合にはS508の処理に進む。
ステップ506(S506)において、CPU102は、第1の連結部66のトナー量は、満杯の状態から使用された分だけ現像した量であると算出する。
ステップ508(S508)において、CPU102は、第1の連結部66のトナー量は満杯(フル)であると判定する。
ステップ510(S510)において、CPU102は、全ての色の現像剤収容部50について第1の連結部66のトナー量推定処理を終了したか否かを判定する。CPU102は、全ての色について終了した場合には処理を終了し、そうでない場合にはS500の処理に戻って次の色に関する処理を行う。
次に、本発明の第3の実施形態に係る画像形成装置10を説明する。
本実施形態に係る画像形成装置10は、CPUが設けられた現像剤収容部50を有する点で、第1の実施形態とは異なる。
図10は、本実施形態に係る画像形成装置10を示す図である。
図10に示すように、本実施形態に係る画像形成装置10には、現像剤収容部50が設けられており、現像剤収容部50には、CPU70が設けられている。
CPU70は、制御部36との間で信号の入出力を行って、現像剤収容部50の交換時期を制御する制御手段を構成する。CPU70は、予備警告閾値の算出処理(S10;図5)を実行し、算出した予備警告閾値、警告閾値及びライフオーバ閾値を制御部36に対して出力する。
次に、本発明の第4の実施形態に係る画像形成装置10を含む画像形成システム1を説明する。
図11は、本発明の第4の実施形態に係る画像形成装置10を含む画像形成システム1を示す図である。なお、図11に示された各構成のうち、図1及び図2に示された構成と実質的に同一のものには同一の符号が付されている。
図11に示すように、画像形成システム1は、サーバ3、端末装置4及び画像形成装置10を含む。画像形成装置10等は、LAN、WAN等のネットワーク2を介して接続されており、互いにデータの送信及び受信を行う。
画像形成システム1において、端末装置4は、例えば所定のドライバソフトウェアがインストールされたパーソナルコンピュータ(PC)であり、文字、グラフィック等が所定のページ記述言語等により記載された画像データを含む印刷要求を、ネットワーク2を介して画像形成装置10に対して送信する。
サーバ3は、CPU102、記憶部104及びUI部112などを含む制御部を有する。サーバ3は、画像形成装置10に設けられた現像剤収容部50の交換時期に関するデータを、画像形成装置10との間で送信及び受信を行う。サーバ3の記憶部104には、画像形成装置10に設けられた現像剤収容部50の交換時期を算出するための比率、及び算出された例えば予備警告閾値等の交換時期が記憶される。
サーバ3のCPU102は、画像形成装置10及びサーバ3の少なくともいずれかに記憶されている予備警告率等の比率に基づいて、予備警告閾値等の交換時期を算出する。なお、算出に必要な数値に関するデータは、ネットワーク2を介して画像形成装置10との間で送信及び受信される。
また、サーバ3のUI装置112は、CPU102の制御により、画像形成装置10に設けられた現像剤収容部50の交換時期に基づいて所定のメッセージを表示する。
本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置10を示す図である。 制御部36の構成を示すブロック図である。 UI部112に表示される表示内容を例示する図である。 本発明の実施形態に係る本発明の実施形態に係る制御部36による制御される、現像剤収容部50の交換時期に対応するトナー量を説明する図である。 本発明の実施形態に係る制御部36により実行される予備警告閾値の算出処理(S10)のフローチャートを示す図である。 本発明の実施形態に係る制御部36により実行される現像剤収容部50のステータスの検出処理(S20)のフローチャートを示す。 本発明の実施形態に係る制御部36により実行されるステータスに基づく制御処理(S30)のフローチャートを示す図である。 本発明の実施形態に係る制御部36により実行されるステータスの表示処理(S40)のフローチャートを示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る制御部36により実行される第1の連結部66のトナー量推定処理(S50)のフローチャートを示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る画像形成装置10を示す図である。 本発明の第4の実施形態に係る画像形成装置10を含む画像形成システム1を示す図である。
符号の説明
10 画像形成装置
12 画像形成装置本体
36 制御部
40 像保持体
50 現像剤収容部
52 供給現像剤収容部
54 回収現像剤収容部
56 メモリチップ
66 第1の連結部
68 第2の連結部
102 CPU
104 記憶部
112 UI部
126 本体NVM
128 トナー充填部
130 トナー量推定部

Claims (16)

  1. 現像装置と、
    現像剤を収容する交換可能な現像剤収容部と、
    前記現像装置と前記現像剤収容部とを連結する連結部と、
    前記連結部に含まれる現像剤量を推定する現像剤量推定手段と、
    前記現像剤収容部が交換された場合、前記現像剤量推定手段により推定された現像剤量に基づいて、前記現像剤収容部の交換時期を制御する制御手段と
    を有する画像形成装置。
  2. 前記現像剤収容部の交換時期を算出するための比率を記憶する比率記憶手段をさらに有し、
    前記制御手段は、前記比率記憶手段に記憶されている比率に基づいて、前記現像剤収容部の交換時期を決定する
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、次式
    閾値=V×β+V×((1−β)×α)
    により、交換時期を決定する
    請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、前記連結部の状態に基づいて、前記現像剤収容部の交換時期を算出するための閾値を制御する
    請求項2又は3に記載の画像形成装置。
  5. 前記比率記憶手段は、前記現像剤収容部に設けられている
    請求項2乃至4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、前記現像剤収容部に設けられている
    請求項1乃至5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記制御手段により制御された交換時期に基づいてメッセージを表示する表示手段をさらに有する
    請求項1乃至6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記現像剤収容部が交換された場合、前記現像剤収容部に収容されている現像剤を前記連結部に充填する充填手段をさらに有する
    請求項1乃至7のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 前記制御手段により制御された交換時期を記憶する交換時期記憶手段をさらに有する
    請求項1乃至8のいずれかに記載の画像形成装置。
  10. 前記交換時期記憶手段は、前記現像剤収容部に設けられている
    請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記制御手段により制御された交換時期に応じて、記録媒体に画像を形成する像形成手段をさらに有する
    請求項1乃至10に記載の画像形成装置。
  12. 前記現像剤量推定手段は、前記像形成手段の状態に基づいて現像剤量を推定する
    請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 前記現像剤量推定手段は、前記像形成手段による像形成処理における濃度に基づいて現像剤量を推定する
    請求項11に記載の画像形成装置。
  14. 前記像形成手段は、前記制御手段により制御された交換時期に基づいて決定される前記現像剤収容部の状態に基づいて制御を変更する
    請求項11乃至13のいずれかに記載の画像形成装置。
  15. 現像装置と、
    現像剤を収容する交換可能な現像剤収容部と、
    前記現像装置と前記現像剤収容部とを連結する連結部と、
    前記連結部に含まれる現像剤量を推定する現像剤量推定手段と、
    前記現像剤収容部の交換時期を算出するための比率を記憶する比率記憶手段と、
    前記現像剤収容部が交換された場合、前記現像剤量推定手段により推定された現像剤量及び前記比率記憶手段に記憶されている比率に基づいて、前記現像剤収容部の交換時期を制御する制御手段と
    を有する画像形成システム。
  16. 現像装置と、
    現像剤を収容する交換可能な現像剤収容部と、
    前記現像装置と前記現像剤収容部とを連結する連結部と、
    前記連結部に含まれる現像剤量を推定する現像剤量推定手段と、
    前記現像剤収容部が交換された場合、前記現像剤量推定手段により推定された現像剤量に基づいて、前記現像剤収容部の交換時期を制御する制御手段と、
    前記制御手段により制御された交換時期に基づいてメッセージを表示する表示手段と
    を有する画像形成システム。
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