JP2008241054A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 視認性が良好な室内ユニットの前面に運転状態表示部を設けることなく、運転状態表示部の良好な視認性が得られる空気調和機を提供する。
【解決手段】 横長の室内ユニット1の筺体10の上部に吸込部50、下部に吹出部60を形成し、吸込部50と吹出部60を連通する送風路30に熱交換器32と送風フアン31を配置してなる空気調和機において、吸込部50と吹出部60とを仕切るように筺体10の前面に形成される可動パネル70と、可動パネル70の下端部の内部に隣接して設けられるドレン皿33と、このドレン皿33の前部に配置される運転状態表示部100と、吹出部60に回転可能に設けられる横ルーバ61とを備え、運転状態表示部100は、その発光部110の発光面101を送風路30内に設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は空気調和機に係り、特に運転状態の表示部を改良した空気調和機に関する。
近年の空気調和機は、従来の冷暖房運転や除湿運転に加えて空気清浄運転や脱臭運転など、その運転モードが多機能化している。これらの多様な運転モードを利用者に知らせるための運転状態表示部は、壁面取り付け型の一般的な室内ユニットでは、室内ユニットの前面に設けられている。この室内ユニットの前面に設けられる運転状態表示部によれば、利用者に最も目に付きやすい位置であるために、その運転状態が認識しやすい。
一方、他の従来例では、室内ユニットの目立つ位置に運転状態表示部を備えると夜間運転時に、運転状態表示部の周囲が明るすぎて睡眠を妨げるため、通常、室内ユニットの前面パネルと面一に設けられる発光面を発光面から奥まって設けたものがある。
特開2004−85022号公報 特開2006−194563号公報
前記従来例によれば、吸込部の下端部に後方に奥まった横長の凹部を形成し、この凹部の奥まった位置に横列に配置される複数の発光部からの光を90度屈折させるプリズムを設けている。このため、発光部からの光が反射面で屈折した間接光となるため、減光されて利用者に達するため、ソフトな表示とすることができる。
しかし、前記従来例では、室内ユニットのフロントパネルに帯状の凹部を形成する必要がある。近年の空気調和機は、吸込部が目立たないように室内ユニットの上面に設け、室内ユニットの前面をフラットな平面とすることが主流になっている。このような近年主流の前面がフラットな空気調和機では、前記凹状の形状がフラット感を損なう課題がある。また、この従来例によれば、間接光を使うためソフトな光が得られる反面、逆に、光量が足らない課題もある。
そこで、この発明の目的とするところは、視認性が良好な室内ユニットの前面に運転状態表示部を設けることなく、運転状態表示部の良好な視認性が得られる空気調和機を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明に係る空気調和機では、運転状態表示部の発光面を吹出部近傍の送風路に設け、この発光面からの光を吹出部に設けた横ルーバーで反射させるようにする。
具体的には、本発明に係る空気調和機では、横長の室内ユニット本体の上部に吸込部、下部に吹出部を形成し、前記吸込部と前記吹出部を連通する送風路に熱交換器と送風機を配置してなる空気調和機において、前記吸込部と前記吹出部とを仕切るように前記室内ユニット本体の前面に形成される仕切板と、前記仕切板の下端部の内部に隣接して設けられるドレン皿と、このドレン皿の前部に配置される運転状態表示部と、前記吹出部に回転可能に設けられる横ルーバとを備え、前記運転状態表示部は、その発光部の発光面を前記送風路内に設けるようにする。
本発明によれば、室内ユニットの前面に運転状態表示部を設けることなく、運転状態表示部の良好な視認性が得られる。
以下、図1から図6を参照して、本発明に係る空気調和機を説明する。図1は、空気調和機の概略構成図である。図2は、空気調和機の装置ブロック図である。図3は、空気調和機の縦断面図である。図4は、吹出部の横ルーバの動作と運転状態表示部の表示形態の説明図である。図5は吹出部の縦ルーバの動作と運転状態表示部の表示形態の説明図である。図6は噴霧発生装置の概略構造図である。ここで、以後の説明では、同一部位や同様な機能は同一符号や矢印で示し、重複した説明を省略する。
先ず、図1を参照して、この実施の形態に係る空気調和機の概略構造を説明する。図1において、符号1で総括的に示すのは空気調和機の室内ユニットである。この実施の形態に係る空気調和機は、この室内ユニット1と、屋外に設置される図示しない室外ユニット200(図2参照)とを冷媒配管と電気コード類で接続する冷凍サイクルを用いたものである。なお、この空気調和機の操作は、図示しないリモコンから操作信号を室内ユニット1で受信することで行うことができる。
この室内ユニット1は、横長の筺体10を備え、その背面を室内の壁面に取り付けて使用される。図1では、壁面に設置される外観図と、吹き出し内に室内ユニット1の縦断面図を示している。
室内ユニット1は、筺体10の上面に吸込部50を設け、筺体10の前面下部から底面に掛けて吹出部60を設け、この吸込部50と吹出部60との間となる筺体10の前面には平板状の可動パネル70が設けられている。
室内ユニット1の縦断面図に示すように、筺体10の内部は、前記吸込部50と吹出部60とを連通する送風路30が形成され、この送風路30の下方側に貫流フアンで構成される送風フアン31が配置され、この送風フアン31の上部を包むように、曲がり熱交換器で構成される熱交換器32が配置される。
前記熱交換器32は、前記送風フアン31の前部に隣接して設けられる前部ドレン皿33と、前記送風フアン31の後部に隣接して設けられる後部ドレン皿34によって支持される。また、送風フアン31の下方には前記吹出部60が形成され、この吹出部60は、回転可能な横ルーバ61で覆われ、この横ルーバ61と送風フアン31との間に複数の縦ルーバ65が設けられている。ここで、横ルーバ61は、吹出部60の後方に回転可能に配置される主横ルーバ62と、吹出部50の前方に回転可能に配置されるサブ横ルーバ63とから構成される。そして、サブ横ルーバ63には、透明な樹脂材料で形成される確認窓64が設けられている。
ここで、可動パネル70は下部を回転軸として上方が開放し、前記熱交換器32には空気清浄ユニット35が取り付けられ、吹出部60の近傍の送風路30内には噴霧発生装置80が設けられている。
この実施の形態によれば、送風フアン31を回転させることにより、筺体10の上部に設けた吸込部50から室内空気が取り込まれ、取り込まれた室内空気は、前記熱交換器32によって温風または冷風あるいは空気清浄された清浄風、更には帯電した霧(微細な水滴)が単独または組み合わされて前記吹出部60から吹き出すことができる。この運転時には、前記可動パネル70を開放して取り込まれる空気量を増やすことができ、また、横ルー61と縦ルーバ65を介して吹出部60から吹き出される空気の方向を調整することができる。
そして、この実施の形態に係る空気調和機の大きな特徴の1つは、サブ表示部となる運転状態表示部100の発光面101を吹出部60の近傍の送風路30内に設け、この発光面101からの光を吹出部60に設けた横ルーバー61で反射させるようにした点にある。
即ち、この実施の形態では、吹出部60の長手方向の片側にリモコン受光部や主運転状態表示部を備えた主表示部40を設け、サブ表示部となる運転状態表示部100を吹出部60内に設けている。この実施の形態では、前記吸込部50と前記吹出部60とを仕切るように室内ユニット1の前面に可動パネル70(仕切板)を設け、この可動パネル70の下端部と前部ドレン皿33との間に運転状態表示部100を設け、この運転状態表示部100に設けられる複数の光源110の発光面101を送風路30に設けている。
これにより、運転状態表示部100は可動パネル70により隠蔽され、室内ユニット1の外観をすっきりした形態とすることができる。そして、複数の光源110から発せられる光は前記送風路30内に照射され、この照射された光は、この空気調和機を運転させることによって横ルーバ61を回転させて吹出部60を開放することによって空気調和機の外側から視認することができる。しかも、この照射された光は、横ルーバ61を反射板として外側に屈折して照射されるので、利用者は大きな面積を備える横ルーバ61を介して間接的に発光面101を見ることになるので視認性を一層向上することができる。特に、吹出部60は周囲より暗い閉鎖された空間であるため、LEDランプのような照度の低い光源でも、高い識別力を得ることができる。
また、この実施の形態に係る空気調和機の他の大きな特徴の1つは、サブ横ルーバ63に確認窓64を設けたので、予備運転中のような横ルーバ61を閉めた状態でも、この確認窓64を介して発光面101の点灯を確認することができる。
また、この実施の形態に係る空気調和機の他の大きな特徴の1つは、前記運転状態表示部100は複数の光源110を筺体10(横ルーバ61)の長手方向に沿って配置されているので、横に長い横ルーバ61を広い反射板として多様な点灯効果や装飾効果を得ることができる。
特に、この実施の形態では、筺体10(横ルーバ61)の長手方向に沿って複数の縦ルーバ65を可動可能に設け、この動作方向に沿って複数の光源110を点滅させることによって、風向を視覚的に利用者に知らせることができる。
また、この実施の形態に係る空気調和機の他の大きな特徴の1つは、吹出部60の内部に噴霧発生装置80を設け、この噴霧発生装置80に隣接させて運転状態表示部100を設けたので、噴霧発生装置80から発生する霧に光を照射することができるから、霧の発生を視覚的に表現することができる。
以下、図2から図6を参照して、この実施の形態に係る空気調和機を更に具体的に説明する。先ず、図2において、空気調和機は、この空気調和機を統括する制御部11と、冷媒配管や信号線を介して接続される室外機200と、前記送風フアン31と、前記可動パネル70を開閉するパネル駆動部15と、主横ルーバ62を回転させる主横ハネ駆動部16と、サブ横ルーバ63を回転させるサブ横ハネ駆動部176と、縦ルーバ65を回転させる縦ハネ駆動部18と、吸込部50と熱交換器32との間に設けられるフイルタを自動清掃するフイルタ清掃駆動部19と、各所に取り付けられる複数のセンサ20と、各種の表示や運転状態を表示する主表示部40と、前記運転状態表示部100からなるサブ表示部と、冷房と暖房及び除湿運転を制御する四方弁駆動部12と、前記噴霧発生装置80と、電源部13と、前記主表示部40内に設けられるリモコン受光部14などから構成される。
これらの各装置は、前記リモコンからの操作信号を前記リモコン受光部14で受信して、この操作信号に基づいて前記制御部11が統括的に制御する。
図3において、筺体10は、縦断面形状がほぼ縦長四角形を成して、前面の上端部と下端部を大きなアール形状とすることで、前面やや下方から見て筺体10を小さく見せる工夫を凝らした形状としている。特に、底面の前部から前面の下部は大きなアールで形成され、このアール形状部分に吹出部60を設けることで、吹出部60の開口部分を底面から前面下端部に延長して形成することができるので、暖房時に前方へ温風を吹き出すことができる。
この実施の形態では、吹出部60の開口部を、吹出部60の前部を覆うサブ横ルーバ63と、吹出部60の後部を覆う主横ルーバ62とで構成する。前記サブ横ルーバ63は、筺体10の前面の下端部を成すようにやや垂直な姿勢で吹出部60の前部を覆い、その前端部に設けた回転軸を中心に前記サブ横ハネ駆動部17を介して回転させることができる。また、このサブ横ルーバ63は透明な樹脂材料で形成される確認窓64を備え、吹出部60を閉めた状態では、この確認窓64を介して送風路30内を覗き見ることができる。
また、主横ルーバ62は、吹出部60の多くを覆う大きさ(奥行き寸法がある)を備えている。そして、この主横ルーバ62は、その断面形状が外側に凸の大きなアール形状に形成され、内側に設けた取付腕66を介して送風路30内に形成される取付支持体67に回転可能に取り付けられている。この実施の形態では、前記取付腕66の先端部に形成した回転軸を中心に、前記主横ハネ駆動部16を介して、主横ルーバ62の前端部を下方に開放することができる。これにより、非運転時には、主横ルーバ62を介して、大きな吹出部60を隠蔽し、運転時には、開放角度を制御することで、上下方向の風向を制御することができる。
そして、この実施の形態では、主横ルーバ62の内側の凹面部62aにステンレス板を貼り付けたり、あるいはベース材料にステンレスコーテイングを施している。これにより、吹出部60内の清掃性や除菌効果を高めるとともに、前記運転状態表示部100の反射板としての機能を持たせることができる。
ここで、ステンレス板は圧延方向によって細かな筋が生じる。したがって、ステンレス板を主横ルーバ62の内側の凹面部62aに貼り付ける場合は、ステンレスの板目を上下方向、即ち、複数の光源110の配列と直交する方向とすることにより、横並びの光源110から発生する光を上下方向に拡散し、左右方向にはそれぞれ独立する光として認識させることができる。このため、複数の光源110を流れるように点灯させる場合、個々の光源の点灯を明確にして、その流れる方向をより明確に表現できる。また、上下方向には拡散するので、主横ルーバ62の回転角度や利用者の見る高さに伴う視認性を向上させることができる。また、ステンレスの板目を左右方向とした場合は、複数の光源110を流れるように点灯させることにより、光の強さの虚弱として、その流れを表現できる。
更に、ベース材にステンレスコーテイングする場合は、ベース材に板目と同様な凹凸処理を施すことにより、前記ステンレス板と同様な効果が期待できる。
また、主横ルーバ62と送風フアン31との間には、室内ユニット1の長手方向に沿って複数の縦ルーバ65が設けられており、この縦ルーバ65は縦ハネ駆動部18を介して左右方向に回転させることができ、これにより左右方向の風向を制御することができる。
次に、前記前部ドレン皿33と後部ドレン皿34は、貫流フアンで構成される送風フアン31の前後を挟むように形成される。この一対のドレン皿は、送風フアン31の上部を包むように配置される曲がり熱交換器で構成される熱交換器32を前後で支持し、この熱交換器32から発生するドレン水を受けて、図示しないドレンパイプを介して室外に排出する。
前記熱交換器32は、送風フアン31の真上を頂点として、前部熱交換器32aと後部熱交換器32bに分割されている。そして、この熱交換器32の上部は常に開放された吸込部50に面しており、送風フアン31が回転することで、前記吸込部50から取り込まれた室内空気が前部熱交換器32aと後部熱交換器32bから通過して吹出部60から吹き出される。このため、吸込部50には塵埃を除去するフイルタ51が設けられている。
一方、前部熱交換器32aの前部は、可動パネル70で覆われており、この可動パネル70を前記パネル駆動部15を介して開放することで、前部熱交換器32aを通過する室内空気量を大きくすることができる。このため、この前部熱交換器32aの前面にも塵埃を除去するフイルタ52が設けられている。
また、この実施の形態では、前記フイルタ51とフイルタ52を刷毛を動かすことで清掃するフイルタ清掃駆動部19が設けられている。
そして、この実施の形態に最も大きな特徴である運転状態表示部100は、吹出部60の上部でかつ、前記前部ドレン皿33の前部に配置される。この前部ドレン皿33の前部は、前記フイルタ52の下端部に位置し、送風機能として有効に活用できないデッドスペースである。この実施の形態では、室内ユニット1の長手方向に形成される前部ドレン皿33の前部に複数の光源110を配列して運転状態表示部100を構成している。
また、この実施の形態では、前部ドレン皿33の底面部から前方に延在する天井面68を形成し、この天井面68に運転状態表示部100の発光面101を設けている。この天井面68は、吹出部60の前部の天井面を形成するものであり、横ルーバ61を開放することで、外からこの天井面68を使用者が見ることができる。つまり、この実施の形態では、室内ユニット1の長手方向に伸びる前記天井面68に、前記長手方向に伸びる帯状の発光面101を設けるようにしている。
次に、図4から図6を参照して、この室内ユニット1の特徴的な運転状態表示部100を更に説明する。図4は、(a)図が横ルーバ61を閉めた状態の縦断面図を示し、(b)図が横ルーバ61を開放した状態を示している。
図4の(a)図において、例えば、この実施の形態では、暖房時にいきなり送風を開始すると冷風が吹出部60から吹き出されるのを防ぐために、送風路30内が所定の温度に達するまで送風フアン31を回転させない予備運転を行う。この場合、送風路30内の温度上昇を促進するために、所定の温度上昇まで横ルーバ61は閉鎖状態を維持する。
このような場合、送風路30内に運転状態表示部100を設けていると、運転状態表示部100が横ルーバ61により隠蔽され、利用者は運転状態表示部100を見ることができなくなる。この実施の形態では、この課題を解決するために、サブ横ルーバ63に確認窓64を設けて、この確認窓64から運転状態表示部100を観察することができる。
この実施の形態では、多数の光源110からなる運転状態表示部100をローコストで実現するために、一色のLED光源を採用している。制御部11では、前記予備運転時には、例えば、光源110を点滅させて、利用者に予備運転中であることを知らせる。ここで、確認窓64は室内ユニット1の長手方向が運転状態表示部100の長さより短く設定されているので、制御部11は、確認窓64の横幅に対応する光源110のみを点滅させる。もちろん、運転状態表示部100の光源110を三色LEDで構成し、冷房や暖房などの運転モードに対応して光源部110の色を変化させるようにしてもよい。
次に、制御部11は、予備運転が終了すると、横ルーバ61を開放して、送風フアン31を回転させる。この場合、制御部11は、暖房や冷房運転などの運転モードに対応して横ルーバ61を構成する主横ルーバ62とサブ横ルーバ63の回転角度を制御して開放する。この横ルーバ61の開放動作により吹出部60の天井面68が露出するので、利用者は、吹出部60の開口部を介して直接的に運転状態表示部100を視認することができるとともに、前記主横ルーバ62の内面(凹面)に映る運転状態表示部100を間接的に視認することができる。しかも、吹出部60の内部は奥まって形成されているため、その内部が暗くなっているので、光量の少ない光源でも視認性を向上させることができる。加えて、この光量の少ない光源であっても、広い反射面を備えた主横ルーバ62で間接的に見ることができるので、視認性を一層高めることができる。しかも、光の装飾効果も期待できる。
図5に示すように、この実施の形態では、運転状態表示部100を介して、左右方向の風向を視覚的に利用者に示すことができる。図5は、室内ユニット1における運転状態表示部100の配列と縦ルーバ65の動作関係を対で図示したものである。
つまり、(a)図に示すように、制御部11は複数の縦ルーバ65が正面に正対して正面前方に送風する状態に設定されると、運転状態表示部100の光源110を全灯させる。一方、(b)図に示すように、複数の縦ルーバ65が片側に送風するように動作すると、制御部11は矢印Q1に示す方向(送風する方向に向かって)に光が流れるように点灯させる。また、(c)図に示すように、複数の縦ルーバ65が放射状に送風するように動作すると、制御部11は矢印Q1に示す方向(中央から両側に向かって)に光が流れるように点灯させる。また、(d)図に示すように、複数の縦ルーバ65が一点に向かって送風するように動作すると、制御部11は矢印Q1に示す方向(両側から中央に向かって)に光が流れるように点灯させる。このような光源110の点滅は、前記主横ルーバ62によって反射され、利用者がこれを観察することとなるので、利用者は、視覚的に風向を認識することができる。
ここで、先に、説明したように、光源110を多色のLEDで構成することにより、例えば、色彩で運転モードを表現して点滅で風向を表すようにしてもよい。
また、図6において、この実施の形態では、送風路30内に帯電した微細水滴を発生させる公知の噴霧発生装置80を設けている。この噴霧発生装置80は、ペルチエ素子81を用いて、一方の放熱板82を喚起ダクト86内に面して設け、他方の冷却板83に金属板84を取り付けるとともに、この金属板84に突出する吸湿ピン85を設け、この吸湿ピン85に高電圧をかける構造を備えている。
この噴霧発生装置80の構造によれば、冷却板83によって冷やされた金属板84に室内の水滴が付着して、この水滴が吸湿ピン85によって吸い取られる。そして、吸湿ピン85に付着した水滴が高電圧をかけられることにより、吸湿ピン85から帯電した20から80nmの微細水滴としてイオン化して放出される。これにより、空気中のニオイだけでなくカーテンや衣類にしみつたしつこいニオイを脱臭することができる。
しかし、このような微細水滴は、その性格上、発生しているか否かが視覚的に認識できない課題がある。この課題に対して、運転状態表示部100の近傍に噴霧発生装置80を介して微細水滴を発生させることにより、この微細水滴に光源110からの光が反射して、この微細水滴を目立たせて、脱臭運転の効果を視覚的に認識させることができる。
空気調和機の概略構成図である。 空気調和機の装置ブロック図である。 空気調和機の縦断面図である。 吹出部の横ルーバの動作と運転状態表示部の表示形態の説明図である。 吹出部の縦ルーバの動作と運転状態表示部の表示形態の説明図である。 噴霧発生装置の概略構造図である。
符号の説明
1…室内ユニット、10…筺体、11…制御部、12…四方弁駆動部、13…電源部、14…リモコン受光部、15…パネル駆動部、16…主横ハネ駆動部、17…サブ横ハネ駆動部、18…縦ハネ駆動部、19…フイルタ清掃駆動部、20…センサ、30…送風路、31…送風フアン、32…熱交換器、33…前部ドレン皿、34…後部ドレン皿、35…空気清浄ユニット、40…主表示部、50…吸込部、51、52…フイルタ、60…吹出部、61…横ルーバ、62…主横ルーバ、62a…凹面部、63…サブ横ルーバ、64…確認窓、65…縦ルーバ、66…取付腕、67…取付支持体、68…天井面、70…可動パネル、80…噴霧発生装置、100…運転状態表示部、101…発光面、110…光源、200…室外機。

Claims (5)

  1. 横長形状の室内ユニット筺体の上部に吸込部、下部に吹出部を形成し、前記吸込部と前記吹出部を連通する送風路に熱交換器と送風機を配置してなる空気調和機において、
    前記吸込部と前記吹出部とを仕切るように前記室内ニット筺体の前面に形成される仕切板と、前記仕切板の下端部の内部に隣接して設けられるドレン皿と、このドレン皿の前部に配置される運転状態表示部と、前記吹出部に回転可能に設けられる横ルーバとを備え、
    前記運転状態表示部は、その光源部の発光面を前記送風路内に設けている
    ことを特徴とする空気調和機。
  2. 請求項1記載の空気調和機において、
    前記横ルーバは、前記運転状態表示部から発する光を反射する反射面を備えている
    ことを特徴とする空気調和機。
  3. 請求項1または2記載の空気調和機において、
    前記横ルーバは、吹出部の前部に回転可能に取り付けられる前部横ルーバと、前記吹出部の後方に回転可能に取り付けられる後部横ルーバとを含んで構成され、
    前記前部横ルーバは、透明な窓を備え、
    前記後部横ルーバは、前記運転状態表示部から発する光を反射する反射面を備えている
    ことを特徴とする空気調和機。
  4. 請求項1から3記載の何れか1つの空気調和機において、
    前記運転状態表示部は室内ユニット筺体の長手方向に沿って配置される複数の光源部を備えている
    ことを特徴とする空気調和機。
  5. 請求項1から4記載の何れか1つの空気調和機において、
    前記吹出部に回転可能に設けられる複数の縦ルーバとを備え、
    前記複数の縦ルーバの動作方向に対応して前記運転状態表示部を点灯させる
    ことを特徴とする空気調和機。
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