JP2008240802A - テープフィーダ構造 - Google Patents

Abstract

【課題】従来のテープフィーダ構造は、インナーロータ型モータを使用しているので、モータと減速機構及びプーリとをモータの軸方向に離して配置する必要があり、構造全体の前記軸方向の薄型化が難しい。
【解決手段】本発明によるテープフィーダ構造は、アウターロータ型モータ１のアウターロータ１ｂの外周にプーリ３を取り付け、アウターロータ型モータ１の駆動力により前記プーリ３を回転駆動することによりテープ４を送る構成とした。
【選択図】図１

Description

本発明は、テープフィーダ構造に関し、特に、アウターロータ型モータを使用することで、モータの軸方向において構造を薄型化でき、省スペース化できる新規な改良に関するものである。

社内技術で特に特許出願を行っていないため文献名は挙げていないが、従来用いられていたこの種のテープフィーダ構造は、図２に示すように構成されている。図２は、従来のテープフィーダ構造である。図において、インナーロータ型モータ１０のモータ軸１０ａには、減速機構２を介してプーリ３が接続されている。プーリ３の外周にはテープ４が接合されており、前記インナーロータ型モータ１０の駆動力により前記プーリ３が回転駆動されることで、前記テープが送られる。

上記のような従来のテープフィーダ構造では、インナーロータ型モータ１０を使用しているので、モータ１０と減速機構２及びプーリ３とをモータの軸方向に離して配置する必要があり、構造全体の前記軸方向の薄型化が難しい。

本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、モータの軸方向において構造を薄型化でき、省スペース化できるテープフィーダ構造を提供することである。

本発明に係るテープフィーダ構造は、ステータの外周位置に円筒状のアウターロータが配置されたアウターロータ型モータと、前記アウターロータの外周に設けられたプーリとを備え、前記プーリの外周にはテープが接合され、前記アウターロータ型モータの駆動力により前記プーリが回転駆動されることで前記テープが送られる。

本発明のテープフィーダ構造によれば、アウターロータ型モータを使用しており、前記プーリが前記アウターロータの外周に設けられているので、前記モータと前記プーリとを軸方向に離して配置する必要を無くすことができ、モータの軸方向において構造を薄型化でき、省スペース化できる。

以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態１．
図１は、本発明の実施の形態１によるテープフィーダ構造を示す構成図である。なお、従来のテープフィーダ構造と同一又は同等部分については同一の符号を用いて説明する。図において、アウターロータ型モータ１は、周知のように、ステータ１ａの外周位置に円筒状のアウターロータ１ｂが配置された構成であり、前記アウターロータ１ｂの外周にはプーリ３が取り付けられている。このプーリ３の外周にはテープ４が接合されており、前記アウターロータ型モータ１の駆動力により前記プーリ３が回転駆動されることで前記テープ４が送られる。このように、アウターロータ型モータ１を使用し、前記プーリ３を前記アウターロータ１ｂの外周に設けることで、前記モータ１と前記プーリ３とを軸方向に離して配置する必要を無くすことができ、モータ１の軸方向において構造を薄型化でき、省スペース化できる。

本発明の実施の形態１によるテープフィーダ構造を示す構成図である。 従来のテープフィーダ構造を示す構成図である。

符号の説明

１ アウターロータ型モータ、１ａ ステータ、１ｂ アウターロータ、３ プーリ、４ テープ。

Claims (1)

1. ステータ（１ａ）の外周位置に円筒状のアウターロータ（１ｂ）が配置されたアウターロータ型モータ（１）と、前記アウターロータ（１ｂ）の外周に設けられたプーリ（３）とを備え、
   前記プーリ（３）の外周にはテープ（４）が接合され、前記アウターロータ型モータ（１）の駆動力により前記プーリ（３）が回転駆動されることで前記テープ（４）が送られることを特徴とするテープフィーダ構造。

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