JP2008238139A - 放電破砕装置、及び、この装置を用いた放電破砕方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】地中の破砕対象物を破砕するための放電破砕作業を容易とできる放電破砕装置を提供する。
【解決手段】本発明の放電破砕装置1は、棒体(ロッド2)と、棒体2に駆動力を付与する駆動源3と、棒体2の先端に設けられた放電用の電極4と、電極4の先端に設けられて棒体2からの力を受けて電極4の放電部46が入り込む孔66を地中の破砕対象物65に形成するための切削体(ビット5)と、電極4に電圧を供給する電源装置8とを備えたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、地中の破砕対象物を破砕するための放電破砕作業を容易とできる放電破砕装置及び放電破砕方法に関する。
建築構造物や地下構造物を支えるための杭は、支持層と呼ばれる強固な地盤層まで届かせ、上部構造の重量や地震時の転倒モーメントにより付加軸力を支持層に伝達する必要がある。この杭は、現場打ちコンクリート杭や既成コンクリート杭により形成される。現場打ちコンクリート杭は、先行して地盤に支持層に到達する孔を掘り、この孔内に鉄筋を挿入して孔内にコンクリートを打設することによって形成される。既成コンクリート杭は、既成コンクリート杭を油圧ハンマーなどによって打撃して既成コンクリート杭を地中に埋め込んで形成したり、あるいは、予め地盤に孔を掘り(プレボーリング)、この孔内に既成コンクリート杭を挿入して既成コンクリート杭の先端部を固めて形成したりする。上述した杭の施工においては、杭を支持層まで到達させる途中に大きな転石や地下構造物のような障害物があると、アースオーガーやドリリングバケットでは掘削できないため、硬質地盤用オールケーシング工法やロックオーガー工法と呼ばれる特殊工法による掘削作業が必要となり、コストが嵩む。
一方、岩などの破砕対象物に孔を形成し、この孔内に放電用の電極の放電部を挿入するとともに放電部を取り囲むように衝撃波伝達媒体を設けた後に、電極に電圧を印加して放電部で放電させることで衝撃波を生じさせ、この衝撃波によって破砕対象物を破砕することが知られている(例えば、特許文献1;2参照)。
従って、上述のように杭を支持層まで到達させる途中に大きな転石や地下構造物のような障害物があった場合、この障害物に孔を形成し、この孔内に電極の放電部を挿入して放電を行わせることで障害物を破砕することが考えられる。
特開2003−311175号公報 特開2003−320268号公報
しかしながら、障害物に孔を形成した後に、この孔内に電極の放電部を挿入して放電を行わせる方法の場合、ロッドの下端にビットを取り付けて障害物に孔を形成した後にロッドを地上まで引き上げ、その後、地上から地盤に形成した孔内に電極を下ろして障害物に形成した孔内に電極の放電部を挿入して放電を行わなければならない。このように障害物に形成した孔内に電極の放電部を挿入して放電を行う作業は容易ではなく、作業時間が多くなり、工期を長引かせる原因となる。特に、地盤に孔を形成する際には当該孔内に安定液(泥水)を入れて掘削を行うので、このような安定液中に電極を下ろして障害物に形成した孔内に電極を挿入することは、障害物に形成された孔を地上から目視確認できないことから、非常に時間がかかるため、採用し難いという課題があった。
本発明の放電破砕装置は、棒体と、棒体に駆動力を付与する駆動源と、棒体の先端に設けられた放電用の電極と、電極の先端に設けられて棒体からの力を受けて電極の放電部が入り込む孔を地中の破砕対象物に形成するための切削体と、電極に電圧を供給する電源装置とを備えたことを特徴とする。
電極が、破砕対象物に形成された孔の開口を塞ぐ蓋を備えたことも特徴とする。
本発明の放電破砕方法は、上記放電破砕装置を用いて地中の破砕対象物を破砕する放電破砕方法であって、電極に接続した電源供給線を電源装置に接続せずに棒体に固定した状態として駆動源で棒体を駆動することにより切削体で破砕対象物に電極の放電部が入り込む孔を形成した後に棒体の駆動を停止させてから、電極に接続した電源供給線と電源装置とを電気的に接続して電源装置から電極に電圧を印加することによって孔内の放電部で放電させて衝撃波を生じさせ、この衝撃波で破砕対象物を破砕したことを特徴とする。
本発明の放電破砕装置によれば、棒体の先端に電極を備え、電極の先端に切削体を備えたので、切削体により地中の破砕対象物に孔を形成すると孔内に電極の放電部がそのまま入り込むので、そのまま電極に電圧を印加することによって放電部で衝撃波を発生させて衝撃波で破砕対象物を破砕できる。よって、地中の破砕対象物を破砕するための放電破砕作業を容易にできるため、工期を短縮できる。
電極が、破砕対象物に形成された孔の開口を塞ぐ蓋を備えたことによって、衝撃波が孔の開口から漏れることを防止でき、破砕対象物に対する衝撃波の伝達ロスを小さくできるので、破砕対象物を効率的に破砕できる。
本発明の放電破砕装置によれば、地中の破砕対象物を破砕するための放電破砕作業を容易にできるため、工期を短縮できる。また、電源供給線は棒体に固定した状態で孔を形成したので、電源供給線の断線、絡みなどの不具合を防止できる。
図1乃至図3は最良の形態1を示し、図1は放電破砕装置を示し、図2は放電破砕装置の詳細を示し、図3は放電破砕装置により放電破砕方法を示す。尚、本明細書で示した「上」「下」は、各図においての「上」「下」を示す。
図1に示すように、放電破砕装置1は、棒体(以下、ロッドという)2、ロッド2の駆動源3、同軸電極と呼ばれる放電用の電極4、切削手段(以下、ビットという)5、電源装置8を備える。駆動源3及びロッド2は、アースドリル機のような掘削機7に設けられる。ロッド2は、地面6に対して直交する方向に延長するよう掘削機7に設けられる。駆動源3が、ロッド2にロッド2の中心軸を中心とした回転運動及びロッド2の中心軸に沿った方向への往復運動を行わせるためのロッド2への駆動力を付与することによって、ロッド2が回転運動と往復運動とを行う。電極4は、ロッド2の下端(先端)に設けられる。ビット5は、電極4の下端(先端)に設けられる。
図2に示すように、電極4に電圧を供給する電源装置8は、昇圧装置12、パルスパワー出力装置13を備える。昇圧装置12は、電源電圧入力部14A、図外の変圧器を備えた昇圧回路15、出力部14を備える。昇圧回路15は、電源電圧入力部14Aに接続された電源ケーブル14C経由で三相交流200V電源電圧を入力して例えば直流22kVの電圧を生成し、直流22kVの電圧を出力部14より出力する。出力部14は、正極端子14aと負極端子14bとを備える。パルスパワー出力装置13は、入力端子16、充電回路17、出力部としての電線接続部18を備える。入力端子16は、正極端子16aと負極端子16bとを備える。電線接続部18は、正極端子18aと負極端子18bとを備える。充電回路17は、正極線17a、負極線17b、コンデンサ装置19、コンデンサ装置接続部20、スイッチ21;22を備える。正極線17aには、スイッチ21とスイッチ22とが直列に接続される。正極線17aの一端が入力端子16の正極端子16aに接続され、正極線17aの他端が電線接続部18の正極端子18aに接続される。負極線17bの一端が入力端子16の負極端子16bに接続され、負極線17bの他端が電線接続部18の負極端子18bに接続される。コンデンサ装置接続部20は、正極線17aにおけるスイッチ21とスイッチ22との間に並列に接続された複数の正極接続端子20aと、負極線17bに並列に接続された複数の負極接続端子20bとを備える。1対の正極接続端子20aと負極接続端子20bとによりコンデンサ装置19を1つ接続するためのコンデンサ装置接続端子20Aが形成される。即ち、コンデンサ装置接続部20は、複数のコンデンサ装置接続端子20Aを備えるため、昇圧装置12及び電線接続部18に複数のコンデンサ装置19を接続可能である。コンデンサ装置接続部20は、例えば6個のコンデンサ装置接続端子20Aを備え、1個から6個までの任意の数のコンデンサ装置19を接続可能である。即ち、コンデンサ装置19を1個から6個まで任意に増減可能な電源装置8を得ることができる。スイッチ21はコンデンサ装置19に昇圧装置12から供給された電圧を充電させるためのスイッチ、スイッチ22はコンデンサ装置19に充電された電荷を放電させて電線接続部18経由で電極装置に出力させるためのスイッチである。図示しないが、充電回路17は接地(アース)されている。
電極4は、例えば、+電極のような一方電極としての棒状の内部導体73と、内部導体73の外周囲を被覆する筒状の絶縁体74と、絶縁体74の外周囲に設けられた−電極のような他方電極としての外部導体75とにより構成される。外部導体75は、内部導体73の中心線に沿った方向に間隔を隔てて設けられた複数の浮遊電極76を構成する。浮遊電極76とは、電源装置8と電気的に絶縁された電極のことである。
電極4の下端部とビット5とがビット連結具50により結合される。ビット連結具50は円柱体により形成される。ビット連結具50の上面にはビット連結具50の上面から下方内部に延長するねじ孔51が形成され、電極4の内部導体73の下端部の外周面にはねじ部52が形成される。ビット連結具50のねじ孔51内に内部導体73の下端部のねじ部52が締結されることで、内部導体73の下端部とビット連結具50とが結合される。ビット連結具50の円周面にはねじ部53が形成され、ビット5の上面にはビット5の上面から下方内部に延長するねじ孔54が形成される。ビット5のねじ孔54内にビット連結具50のねじ部53が締結されることで、ビット5とビット連結具50とが結合される。即ち、ビット連結具50によって、電極4の下端部とビット5とが結合される。
ロッド2の下端部と電極4の上端部とが電極連結具40により結合される。電極連結具40は円柱体により形成される。電極連結具40の上面には電極連結具40の上面から下方内部に延長するねじ孔41が形成され、ロッド2の下端部の外周面にはねじ部42が形成される。電極連結具40のねじ孔41内にロッド2の下端部のねじ部42が締結されることで、ロッド2の下端部と電極連結具40とが強固に結合される。電極連結具40の下面には電極連結具40の下面から上方内部に延長するねじ孔43が形成され、電極4の上端部の外周面にはねじ部44が形成される。電極連結具40のねじ孔43内に電極4のねじ部44が締結されることで、電極4の上端部と電極連結具40とが結合される。即ち、電極連結具40によって、ロッド5の下端部と電極4の上端部とが結合される。
即ち、電極4は、上端部の外周面に、ロッド2の下端部への取付部としてのねじ部44を備え、かつ、内部導体73の下端部に、ビット5への取付部としてのねじ部52を備える。
また、ビット5は、上面に、電極4への取付部としてのねじ孔54を備える。
絶縁体74の先端74tより突出してビット連結具50のねじ孔51内に締結されないで外部に露出した内部導体73の露出部73tと、この露出部73tに最も近い浮遊電極76である先端側浮遊電極76tとの間で先端側放電ギャップが形成され、互いに対向する浮遊電極76同士の端部と端部との間で中間側放電ギャップが形成される。中間側放電ギャップは複数形成される。先端側放電ギャップを隔てて配置された露出部73tと先端側浮遊電極76tとによって放電部46が形成される。中間側放電ギャップを隔てて配置された浮遊電極76と浮遊電極76とによって放電部46が形成される。即ち、電極40は、複数の放電部46を備える。
電極4の上下の中間部分の周面には、内部導体73に接続された配線接続コネクタ80を備える。この配線接続コネクタ80には地中側電源供給線81が接続される。地中側電源供給線81は地上まで延長する長さで終端に接続コネクタ82を備える。この地中側電源供給線81は、ロッド2に沿って這わされて、ロッド2から離れないように、止め紐などの止め具83でロッド2に縛り付けられてロッド2に固定される。
地上側電源供給線84は、一端に、電源装置8の電線接続部18の正極端子18a及び負極端子18bの各々に接続される正極端子35a及び負極端子35bを備えた入力側コネクタ35を備え、他端には、地中側電源供給線81の終端の接続コネクタ82に接続される接続コネクタ85を備える。
図3を参照し、放電破砕装置1を用いた放電破砕方法を、現場打ちコンクリート杭の施工するため地盤60を掘削している途中で転石や地下構造物などの破砕対象物65としての障害物があった場合を例にして説明する。
まず、ロッド2の下端にドリリングバケット61を取り付けて、掘削機械7を操作して駆動源3によりロッド2を駆動してロッド2を回転させながら上下に振動させることで地面6を掘削して孔62を形成していく。この際、孔62内に安定液(泥水)63を注入しながら掘削する。掘削の途中で、大きな転石64や図外の地下構造物などの破砕対象物65があった場合、ドリリングバケット61では破砕対象物65を切削できず、それ以上掘削を進めることができない(図3(a)参照)。そこで、ロッド2を地上に引き上げ、ロッド2の下端よりドリリングバケット61を取り外してロッド2の下端にビット5付きの電極4を取り付け、電極4の配線接続コネクタ80に地中側電源供給線81を接続する。そして、ビット5の下端(先端)が破砕対象物65に衝突するまで、ロッド2を孔62内で下降させながら、地中側電源供給線81を例えば数m間隔でロッド2に止め具83で縛り付けていってロッド2に固定し、最後に、終端の接続コネクタ82付近も止め具83で縛り付けてロッド2に固定する(図2参照)。この際、地上から破砕対象物65までの距離は、ロッド2の降下量によりわかるので、地上から破砕対象物65までの距離に合った長さの地中側電源供給線81を用いればよい。ビット5の下端が破砕対象物65に衝突したら、掘削機械7を操作して駆動源3によりロッド2を回転させながら上下に振動させる。これにより、ビット5が破砕対象物65に孔66を形成する。この孔66は電極4の放電部46が孔66内に位置される深さまで形成する(図2参照)。この孔66を形成する際にロッド2を回転させても、地中側電源供給線81はロッド2に固定されているので、ロッド2の回転に伴う地中側電源供給線81の断線、絡みなどの不具合を防止できる。孔66内に放電部46が位置される深さの孔66を形成したら(図3(c)参照)、ロッド2の駆動を停止させてから、地中側電源供給線81の接続コネクタ82と電源装置8の電線接続部18とを地上側電源供給線84で接続して、電源装置8から電極4に電圧を供給する(図2参照)。これにより、電極4の放電部46で衝撃波が発生し、この衝撃波によって破砕対象物65を破砕できる(図3(d)参照)。その後、ロッド2を地上に引き上げてロッド2の下端よりビット5付きの電極4を取り外し、ロッド2の下端にドリリングバケット61を取り付けて掘削作業を続行する。
最良の形態1によれば、ロッド2の下端にビット5付きの電極4を取り付けたので、ビット5により地中の破砕対象物65に孔66を形成すると孔66内にそのまま電極4の放電部46が入り込むので、そのまま電極4に電圧を印加することによって放電部46で衝撃波を発生させて衝撃波で破砕対象物65を破砕できる。つまり、従来のように、ロッドの下端にビットを取り付けて障害物である破砕対象物に孔を形成してロッドを地上に引き上げた後に、地上から孔22内に放電用の電極を落下させて電極を破砕対象物に形成した孔内に入れるという電極設置作業をなくすことができ、地中の破砕対象物を破砕するための放電破砕作業を容易にできるため、工期を短縮できる。
最良の形態2
図4に示すように、電極4に、破砕対象物65に形成した孔66の上部開口69を塞ぐための蓋70を取り付けることによって、放電によって生じる衝撃波が孔26の上部開口69から漏れることを防止でき、破砕対象物65に対する衝撃波の伝達ロスを小さくできるので、破砕対象物65を効率的に破砕できる。
尚、図5に示すように、蓋70の下部をゴムのような弾性体71で形成すれば、蓋70の下面92と破砕対象物65との密着性が増すので、上部開口69からの衝撃波の漏れをより防止できて好ましい。蓋体70には例えば上面91から下面92に貫通するねじ孔93を形成しておき、電極4の中央の周面にねじ部を形成しておけば、電極4のねじ部を蓋体70ねじ孔93に取り付けることで電極4に蓋70を取り付けることができる。蓋体70の上面91から下面92に貫通する嵌合孔を形成しておいてこの嵌合孔に電極4を嵌合することにより、電極4に蓋70を取り付けてもよい。
ロッド2の下端部と電極4の上端部との連結や、電極4の下端部とビット5の上端部との連結は、係合、ねじ締め付けなどで行ってもよい。ロッド2の下端部と電極4の上端部とを直接にねじ結合などで互いに連結したり、電極4の下端部とビット5の上端部とを直接にねじ結合などで互いに連結したりしてもよい。
上記では、地盤60に縦孔としての孔62を掘削する際について述べたが、地山に横孔を形成する際にも本発明の放電破砕装置及び放電破砕方法を適用できる。
放電破砕装置を示す概略構成図(最良の形態1)。 放電破砕装置の詳細図(最良の形態1)。 放電破砕方法の工程説明図(最良の形態1)。 放電破砕装置を示す概略構成図、芯柱体の分解斜視図(最良の形態2)。 蓋の断面図(最良の形態2)。
符号の説明
1 放電破砕装置、2 ロッド(棒体)、3 駆動源、4 放電用の電極、5 ビット(切削体)、8 電源装置、65 破砕対象物、66 孔、69 上部開口(開口)、
70 蓋。81 地中側電源供給線(電源供給線)。

Claims (3)

  1. 棒体と、棒体に駆動力を付与する駆動源と、棒体の先端に設けられた放電用の電極と、電極の先端に設けられて棒体からの力を受けて電極の放電部が入り込む孔を地中の破砕対象物に形成するための切削体と、電極に電圧を供給する電源装置とを備えたことを特徴とする放電破砕装置。
  2. 電極が、破砕対象物に形成された孔の開口を塞ぐ蓋を備えたことを特徴とする請求項1に記載の放電破砕装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の放電破砕装置を用いて地中の破砕対象物を破砕する放電破砕方法であって、電極に接続した電源供給線を電源装置に接続せずに棒体に固定した状態として駆動源で棒体を駆動することにより切削体で破砕対象物に電極の放電部が入り込む孔を形成した後に棒体の駆動を停止させてから、電極に接続した電源供給線と電源装置とを電気的に接続して電源装置から電極に電圧を印加することによって孔内の放電部で放電させて衝撃波を生じさせ、この衝撃波で破砕対象物を破砕したことを特徴とする放電破砕方法。
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