JP2018053573A - 地盤掘削装置 - Google Patents

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具和 猿橋
Tomokazu Saruhashi
具和 猿橋
英剛 宮崎
Eigo Miyazaki
英剛 宮崎
貴大 横山
Takahiro Yokoyama
貴大 横山
紀旭 櫻井
Akira Sakurai
紀旭 櫻井
郁郎 澤田
Ikuo Sawada
郁郎 澤田
正憲 許
Masanori Kyo
正憲 許
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Abstract

【課題】堅固な地盤であっても、短時間で掘削を行うことができる地盤掘削装置を提供する。【解決手段】地盤掘削装置は、ブレード22と、ビット15と、正電極23A〜23C及び負電極24A〜24Cと、を備える。ブレード22のカッタ22Aは、地盤を掘削する。ブレード22は、ビット15に取り付けられている。ビット15には、正電極23A〜23C及び負電極24A〜24Cが設けられている。正電極23A〜23C及び負電極24A〜24Cは、地盤に電気パルスを供給する。【選択図】図3

Description

本発明は、地盤掘削装置に関する。
近年地球探査は地球の深部に及ぶようになってきている。地球の深部を探査する地球深部探査では、地盤を掘削した掘削調査が行われることも多い。また、海底は、地上と比べて地殻が薄いことから、海底は、地球深部探査に適した場所とされている。そこで、海洋に浮かべた船舶から海中にビットを投入し、ビットによって海底地盤を掘削する海底孔井掘削方法が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−169351号公報
しかし、上記特許文献1に開示された海底孔井掘削方法では、ビットによる地盤の破砕力のみによって地盤の掘削を行っている。このため、地盤の掘削力をあまり大きくすることができなかった。特に、地盤が堅固である場合には、地盤の掘削に長時間を費やしてしまうおそれがあった。
本発明が解決しようとする課題は、堅固な地盤であっても、短時間で掘削を行うことができる地盤掘削装置を提供することである。
上記の課題を解決した本発明の一実施形態に係る地盤掘削装置は、地盤を掘削する地盤掘削装置であって、地盤を掘削するカッタと、前記カッタが取り付けられたビットと、地盤に電気パルスを供給する電気パルス供給部と、を備えることを特徴とする。
本発明の一実施形態に係る地盤掘削装置においては、地盤を掘削するカッタのほかに、地盤に電気パルスを供給する電気パルス供給部が設けられている。このため、電気パルス供給部で電気パルスを地盤に供給した後、カッタで地盤を掘削できる。地盤に電気パルスを供給すると、堅固な地盤であっても、クラックなどを入れることができる。カッタは、このクラックをきっかけとして掘削を行う。したがって、効率よく地盤の掘削を行うことができる。よって、本発明の一実施形態に係る地盤掘削装置によれば、堅固な地盤であっても、短時間で掘削を行うことができる。
また、本発明の一実施形態に係る地盤掘削装置において、前記電気パルス供給部は、前記ビットに設けられていてもよい。
このように、電気パルス供給部がビットに設けられていることにより、カッタで掘削する地盤に対して電気パルスを容易に供給することができる。
また、本発明の一実施形態に係る地盤掘削装置において、カッタは導電体を備えて構成され、前記電気パルス供給部は、一対の電極を備えており、前記一対の電極同士の間の距離が、前記一対の電極のうちの一方の電極と前記カッタとの間の距離よりも短くされていてもよい。
このように、電気パルス供給部が一対の電極を備える場合、一方の電極から他方の電極に向けて電気パルスを供給することで、地盤にも電気パルスが供給される。ここで、電極同士の距離よりも一方の電極とカッタとの間の距離が短いと、電気パルスが発生する方向が地盤の方向に向かず、地盤の掘削に力が働きにくくなり、さらには、ビットの他の構造物を損傷させてしまうおそれが生じる。この点、一対の電極同士の間の距離は、一方の電極とカッタとの間の距離よりも短くされている。このため、電気パルスを地盤の方向に向かわせることができ、地盤の掘削に力が働きやすくするとともに、ビットの他の構造物の損傷を抑制することができる。
また、本発明の一実施形態に係る地盤掘削装置において、前記電気パルス供給部は、前記一対の電極として正極と負極とを備えており、前記一方の電極は前記正極であってもよい。
このように、一方の電極が正極であることにより、直流電流による電気パルスを供給する場合に、地盤に確実に電気パルスを供給することができる。
また、本発明の一実施形態に係る地盤掘削装置において、前記電気パルス供給部を押圧して地盤に接触させる押圧部を備えていてもよい。
このように、押圧部によって電気パルス供給部を押圧して地盤に接触させることにより、地盤に対して電気パルスをさらに確実に供給することができる。
また、本発明の一実施形態に係る地盤掘削装置において、前記押圧部は、前記電気パルス供給部を地盤方向に付勢する付勢部を備えていてもよい。
このように、押圧部が電気パルス供給部を地盤方向に付勢する付勢部を備えていることにより、電気パルス供給部を地盤に接触させ、または地盤に対して1〜2cm離れた地盤の近傍に位置させた状態を維持しやすくできる。その結果、地盤に対して確実に電気パルスを供給することができる。
また、本発明の一実施形態に係る地盤掘削装置において、前記押圧部は、流体圧によって前記電気供給部を地盤方向に押圧する流体押圧部を備えていてもよい。
このように、押圧部が流体圧によって電気パルス供給部を地盤方向に押圧する流体押圧部を備えることにより、電気パルス供給部を地盤に接触させた状態を維持しやすくできる。その結果、地盤に対して確実に電気パルスを供給することができる。
また、本発明の一実施形態に係る地盤掘削装置は、水底における地盤を掘削するものでもよい。また、水底は塩水底でもよいし、塩水底は海底でもよい。
このように、水底の地盤を掘削する場合であっても、電気パルス供給部から地盤に電気パルスを供給することにより、堅固な地盤であっても、短時間で掘削を行うことができる。特に、塩水は導電率が高いことから、地盤が塩水底または海底である場合には地盤に電気パルスを供給しにくくなるが、例えば電気パルス供給部が一対の電極を有する場合には、電極間の距離を短く、例えば5mm程度とすることにより、地盤に対して電気パルスを供給することができる。
本発明に係る地盤掘削装置によれば、堅固な地盤であっても、短時間で掘削を行うことができる。
第1の実施形態に係る地盤掘削装置を備える船舶の全体図である。 第1の実施形態に係る地盤の中におけるドリルパイプの側断面図である。 第1の実施形態に係るビットの斜視図である。 第1の実施形態に係るビットの底面図である。 ビットにおける電極の動作を示す側断面図である。 図2のA−A線断面の概略を示す図である。 ビットによる掘削工程の説明図である。 第2の実施形態に係るビットの斜視図である。 第2の実施形態に係るビットの底面図である。 第2の実施形態における図2のA−A線断面相当の概略を示す図である。 第3の実施形態に係るビットにおける電極部分の側断面図である。 図2のA−A線断面の概略の変形例を示す図である。
以下、本発明の幾つかの実施形態について説明する。
(第1実施形態)
第1の実施形態に係る地盤掘削装置について、図面を参照して具体的に説明する。図1は、第1の実施形態に係る地盤掘削装置を備える船舶の全体図である。図1に示すように、船舶80には、地盤掘削装置1が搭載されている。また、船舶80には、櫓81が搭載されている。船舶80には、下方の海中に連通する図示しないプールが設けられている。地盤掘削装置1は、このプールを通じて海中に投入されている。
地盤掘削装置1は、ライザーパイプ11と、噴出防止装置12と、ケーシングパイプ13と、ドリルパイプ14と、ビット15と、を備えている。ライザーパイプ11は、船舶80から吊り降ろされている。噴出防止装置12は、船舶80の下方における海底に設置されている。ライザーパイプ11は、船舶80と噴出防止装置12との間を繋いでいる。
噴出防止装置12は、ライザーパイプ11の最下端位置に設けられている。噴出防止装置12は、ライザーパイプ11が船舶80と繋がっていることにより、地盤に形成された掘削孔からの深部流体及びガスの噴出を海底で抑制し、船舶80に上がってくることを防止している。噴出防止装置12は、掘削孔の中の圧力制御も行っている。
ケーシングパイプ13は、掘削孔に埋設されている。ケーシングパイプ13は多段式となっている。ケーシングパイプ13は、下方に行くにしたがって先細る形状となっている。ケーシングパイプ13は、掘削孔の崩落を防止するとともに、深度によって地層圧力の異なる区間を遮断している。
図2は、地盤の中におけるドリルパイプの側断面図である。図1に示すように、ドリルパイプ14は、船舶80から吊下げられ、ライザーパイプ11の内側を通って掘削孔内に進入している。ドリルパイプ14は、掘削孔の最下端部に到達している。ビット15は、ドリルパイプ14の下端部に取り付けられている。ビット15は、鉛直軸周りに回転することによって地盤を掘削する。
地盤の掘削を行うにあたり、ドリルパイプ14の内側には、図1に示す船舶80から泥水が供給される。ドリルパイプ14の内側に供給された泥水は、ドリルパイプ14内を下降して、ドリルパイプ14の下端部に到達する。ドリルパイプ14の下端部では、ビット15で地盤を掘削することで発生する掘り屑と泥水とが混合される。ライザーパイプ11とドリルパイプ14との間には、図示しない泥水循環領域が形成されている。ビット15で地盤を掘削して発生した掘り屑が混合された泥水は、泥水循環領域を通して船舶80まで搬送され、船舶80で回収される。掘り屑と泥水とは船舶80で分類され、泥水は再利用される。
図2に示すように、地盤掘削装置1は、タービンモータ16と、回生ブレーキ17と、コンデンサユニット18と、制御ユニット19とを備えている。タービンモータ16、回生ブレーキ17、コンデンサユニット18、及び制御ユニット19は、いずれもドリルパイプ14の内側に設けられている。タービンモータ16、回生ブレーキ17、コンデンサユニット18、及び制御ユニット19のうち、タービンモータ16は、最も上方位置に設けられている。回生ブレーキ17は、タービンモータ16の下方に設けられており、コンデンサユニット18は、回生ブレーキ17の下方に設けられている。制御ユニット19は、コンデンサユニット18の下方に設けられている。
タービンモータ16は、船舶80からドリルパイプ14の内部を通して孔底まで送られる泥水によって駆動されるモータである。回生ブレーキ17は、孔底まで送られる泥水の流れによって回転するタービンモータ16の駆動力を利用し、回生電流を発生する装置である。回生ブレーキ17は、発生した電流をコンデンサユニット18に供給する。コンデンサユニット18は、ビット15に設けられた後に説明する第1正電極23A〜第3正電極23Cに電気を流し、電気パルスを発生させる。制御ユニット19は、泥水の流量に基づいて、コンデンサユニット18の電力供給を制御する。なお、以下の説明において、第1正電極23A〜第3正電極23Cをまとめて正電極23ということがある。また、第1正電極23A〜第3正電極23Cの隣には、第1負電極24A〜第3負電極24Cが第1正電極23A〜第3正電極23Cと対になって配設されているが、第1負電極24A〜第3負電極24Cをまとめて負電極24ということがある。
図2に示すように、ドリルパイプ14の下端部に設けられたビット15は、図3に示すように、接続部21と、ブレード22と、本発明の電気パルス供給部及び正極の一例である正電極23と、本発明の負極の一例である負電極24と、電極取付部25と、を備えている。
接続部21は、ねじを備えて形成されている。また、ドリルパイプ14の下端部には、図示しないねじ溝が形成されている。接続部21は、ドリルパイプ14の下端部に形成されたねじ溝にねじ込まれている。こうして、ビット15は、ドリルパイプ14の下端部に取り付けられている。また、接続部21の周囲には、段差部21Aが形成されている。
接続部21とブレード22と電極取付部25とは、一体的に成形されている。ブレード22は、複数のカッタ22Aと、カッタ22Aが取り付けられたブレード本体22Bと、を備えている。カッタ22Aは、例えば焼結人工ダイヤモンドで構成されている。ブレード本体22B及び電極取付部25は、導電体で構成されている。また、正電極23及び負電極24の側面は、いずれも絶縁体で保護する必要があるため、正電極23と負電極24の側面は、絶縁体で覆われており、ビット15と接触する部分は絶縁処理されている。正電極23と負電極24は、下端部の絶縁体に覆われていない電極接点のみが非絶縁体とされている。
ビット15は、2個から5個のブレード22を備えている。ブレード22が2個である場合には、2対の電極が設けられ、ブレード22が5個である場合には、5対の電極が設けられる。これらのブレード22は、ビット15の周方向に略等間隔で離間して配置されている。ブレード本体22Bは、ブレード22の周方向の端部において複数のカッタ22Aを保持している。複数のカッタ22Aは、ビット15の略半径方向に沿って整列している。
図2に示すドリルパイプ14は、船舶80に設けられた図示しない回転駆動機器によって鉛直軸周りに回転可能とされている。ドリルパイプ14が取り付けられたビット15は、ドリルパイプ14とともに鉛直軸周りに回転可能とされている。ビット15が回転することにより、ビット15が地盤を掘削する。
正電極23及び負電極24は、電極取付部25に取り付けられている。電極取付部25は、ビット15に2個〜5個設けられている。こうして、正電極23及び負電極24は、電極取付部25を介してビット15に設けられている。正電極23及び負電極24は、制御ユニット19を介してコンデンサユニット18に接続されている。制御ユニット19は、正電極23に電圧を印加可能とされている。
図4に示すように、正電極23及び負電極24は、それぞれ電極取付部25に対して1組ずつ取り付けられている。このため、ビット15は、2〜5組の正電極23及び負電極24を備えている。また、正電極23と負電極24とは、近い位置に配置されている。具体的な本発明の電極同士の距離の一例である正電極23と負電極24との離間距離は、約10mm〜20mmとされている。正電極23に高電圧を印加することにより、正電極23から負電極24に向けて電気パルスが発生する。
正電極23及び負電極24が地盤に当接し、または地盤から近い位置にある場合には、正電極23が発生する電気パルスは、地盤を通過して負電極24に到達する。地盤を通過する電気パルスによって、地盤が脆弱化され、例えばクラックが生じたり、岩盤の軽い破砕が生じたりする。
また、図5に示すように、正電極23は、電極取付部25に形成された第1凹部25Aに埋め込まれて設けられている。負電極24は、電極取付部25に形成された第2凹部25Bに埋め込まれて設けられている。第1凹部25Aには、本発明の押圧部及び付勢部の一例であるスプリング26Aが収容されている。第2凹部25Bには、本発明の押圧部及び付勢部の一例であるスプリング26Bが収容されている。
第1凹部25A及び第2凹部25Bには、配管29Aを介してシリンダ29が接続されている。第1凹部25A、第2凹部25B、及びシリンダ29には、絶縁流体Wが充填されている。正電極23及び負電極24は、絶縁流体Wによって絶縁されている。正電極23が第1凹部25Aに進入するときに、第1凹部25A内の絶縁流体Wがシリンダ29内に移動する。同様に、負電極24が第2凹部25Bに進入するときに、第2凹部25B内の絶縁流体Wがシリンダ29内に移動する。また、正電極23が第1凹部25Aから退出するときには、シリンダ29内の絶縁流体Wが第1凹部25A内に移動する。同様に、負電極24が第2凹部25Bから退出するときには、シリンダ29内の絶縁流体Wが第2凹部25B内に移動する。こうして、正電極23及び負電極24を第1凹部25A及び第2凹部25Bに対してスムーズに進退させることができる。また、第1凹部25A及び第2凹部25Bの入口近傍には、Oリング27A,27Bが設けられている。Oリング27A,27Bにより第1凹部25A及び第2凹部25Bへの泥水の浸入、並びに第1凹部25A及び第2凹部25B内の絶縁流体の流出Wが抑制されている。
スプリング26A,26Bは、いずれも圧縮スプリングである。スプリング26A,26Bは、収縮したときに正電極23及び負電極24をそれぞれ下方に地盤方向に付勢する付勢力を備えている。正電極23及び負電極24は、それぞれスプリング26A,26Bの付勢力により地盤に押し付けられている。こうして、スプリング26A,26Bは、正電極23及び負電極24を押圧して地盤に接触させている。
正電極23及び負電極24は、接続構造を介して制御ユニット19と電気的に接続されている。接続構造は、図6に示すように、ビット15の段差部21Aに設けられた外側正電極用配線パターン31、中間正電極用配線パターン32、内側正電極用配線パターン33、及び負電極用配線パターン34を備えている。段差部21Aの表面には絶縁処理層が形成されており、絶縁処理層の上層に外側正電極用配線パターン31、中間正電極用配線パターン32、内側正電極用配線パターン33、及び負電極用配線パターン34が設けられている。外側正電極用配線パターン31、中間正電極用配線パターン32、内側正電極用配線パターン33、及び負電極用配線パターン34は、いずれも同心の円周状に形成されている。これらのパターンのうち、負電極用配線パターン34が最も外側に形成されている。また、接続構造は、図2に示すように、ドリルパイプ14に設けられた正極用接続配線33L及び負極用接続配線34Lを備えている。負電極用配線パターン34の内側に外側正電極用配線パターン31が形成され、外側正電極用配線パターン31の内側に中間正電極用配線パターン32が形成されている。さらに、中間正電極用配線パターン32の内側に内側正電極用配線パターン33が形成されている。内側正電極用配線パターン33の内側には、接続部21が配置され、接続部21のさらに内側には泥水の流路となる送泥管28が配置されている。
外側正電極用配線パターン31は、周方向に沿って略3等分されており、それぞれ第1外側正電極用配線パターン31A、第2外側正電極用配線パターン31B、及び第3外側正電極用配線パターン31Cとなっている。中間正電極用配線パターン32は、周方向に沿って略3等分されており、それぞれ第1中間正電極用配線パターン32A、第2中間正電極用配線パターン32B、及び第3中間正電極用配線パターン32Cとなっている。内側正電極用配線パターン33は、周方向に沿って略3等分されており、それぞれ第1内側正電極用配線パターン33A、第2内側正電極用配線パターン33B、及び第3内側正電極用配線パターン33Cとなっている。負電極用配線パターン34は、周方向に沿って略3等分されており、それぞれ第1負電極用配線パターン34A、第2負電極用配線パターン34B、及び第3負電極用配線パターン34Cとなっている。
また、ドリルパイプ14(図2参照)には、図6に示す第1正電極接続点35A、第2正電極接続点35B、及び第3正電極接続点35Cが設けられている。これらの第1正電極接続点35A、第2正電極接続点35B、及び第3正電極接続点35Cには、正極用接続配線33Lが接続されている。第1正電極接続点35A、第2正電極接続点35B、及び第3正電極接続点35Cは、ドリルパイプ14にビット15を接合したときに、第1内側正電極用配線パターン33A、第2内側正電極用配線パターン33B、及び第3内側正電極用配線パターン33Cと重なり合う位置にそれぞれ配置されている。第1内側正電極用配線パターン33A、第2内側正電極用配線パターン33B、及び第3内側正電極用配線パターン33Cにおける隣り合う接続点同士は、ドリルパイプ14の周方向に等間隔で配置されている。また、第1正電極接続点35A、第2正電極接続点35B、及び第3正電極接続点35Cは、ドリルパイプ14の中心点からの距離が、それぞれ第1外側正電極用配線パターン31A、第2外側正電極用配線パターン31B、または第3外側正電極用配線パターン31Cの半径と略同一とされている。
さらに、ドリルパイプ14には、第1負電極接続点36A、第2負電極接続点36B、及び第3負電極接続点36Cが設けられている。これらの第1負電極接続点36A、第2負電極接続点36B、及び第3負電極接続点36Cには、負極用接続配線34Lが接続されている。第1負電極接続点36A、第2負電極接続点36B、及び第3負電極接続点36Cにおける隣り合う接続点同士は、ドリルパイプ14の周方向に等間隔で配置されている。また、第1負電極接続点36A、第2負電極接続点36B、及び第3負電極接続点36Cは、ドリルパイプ14の中心点からの距離が、ビット15に設けられた負電極用配線パターン34の半径と略同一とされている。
ビット15をドリルパイプ14に取り付ける際、ビット15をドリルパイプ14に対して相対的に回転させて接続部21をドリルパイプ14のねじ溝にねじ込む。このとき、外側正電極用配線パターン31が周方向に沿って略3等分され第1外側正電極用配線パターン31A、第2外側正電極用配線パターン31B、及び第3外側正電極用配線パターン31Cとされるとともに第1正電極接続点35A、第2正電極接続点35B、及び第3正電極接続点35Cがドリルパイプ14の周方向に等間隔で配置されている。
同様に、中間正電極用配線パターン32が周方向に沿って略3等分され第1中間正電極用配線パターン32A、第2中間正電極用配線パターン32B、及び第3中間正電極用配線パターン32Cとされるとともに第1正電極接続点35A、第2正電極接続点35B、及び第3正電極接続点35Cがドリルパイプ14の周方向に等間隔で配置されている。また、内側正電極用配線パターン33が周方向に沿って略3等分され第1内側正電極用配線パターン33A、第2内側正電極用配線パターン33B、及び第3内側正電極用配線パターン33Cとされるとともに第1正電極接続点35A、第2正電極接続点35B、及び第3正電極接続点35Cがドリルパイプ14の周方向に等間隔で配置されている。このため、第1正電極接続点35A、第2正電極接続点35B、及び第3正電極接続点35Cのそれぞれが、外側正電極用配線パターン31、中間正電極用配線パターン32、及び内側正電極用配線パターン33と接触する構造となっている。
さらに、負電極用配線パターン34が周方向に沿って略3等分され第1負電極用配線パターン34A、第2負電極用配線パターン34B、第3負電極用配線パターン34Cとされるとともに第1負電極接続点36A、第2負電極接続点36B、及び第3負電極接続点36Cがドリルパイプ14の周方向に等間隔で配置されている。このため、第1負電極接続点36A、第2負電極接続点36B、及び第3負電極接続点36Cのそれぞれが、負電極用配線パターン34と接触する構造となっている。
また、第1外側正電極用配線パターン31A、第2外側正電極用配線パターン31B、及び第3外側正電極用配線パターン31Cは、それぞれ電線37を介して第1正電極23A,第2正電極23B、及び第3正電極23Cに電気的に接続されている。さらに、第1負電極用配線パターン34A、第2負電極用配線パターン34B、及び第3負電極用配線パターン34Cは、それぞれ電線38を介して第1負電極24A,第2負電極24B、及び第3負電極24Cに電気的に接続されている。
また、第1正電極23A,第2正電極23B、及び第3正電極23Cと第1負電極24A,第2負電極24B、及び第3負電極24Cとは、いずれも対となって形成されている。一対の正電極23及び負電極24において、正電極23と負電極24との間の離間距離は、正電極23から最も近いブレード22と正電極23との間の離間距離よりも短くされている。
次に、上記の地盤掘削装置1を用いた地盤の掘削手順について説明する。図7は、地盤掘削装置における掘削の手順を示す説明図である。地盤掘削装置1による掘削を行う際には、まず、船舶80から泥水をドリルパイプ14の内部を通して孔底まで送ることにより、タービンモータ16を駆動させ、回生ブレーキ17を作動させて回生電流を発生させ、コンデンサユニット18に蓄電する。制御ユニット19は、蓄電されたコンデンサユニット18から正電極23に対して電圧を印加する。正電極23に電圧が印加されると、図7(a)に示すように、正電極23から電気パルス91が発生する。正電極23から発生した電気パルスは、地盤90を介して負電極24に向かう。また、負電極24に向かう過程において、地盤90に対しても向かうこととなる。
発生した電気パルス91が地盤90に向かうと、電気パルス91が地盤90を脆弱化させる。電気パルス91が向かった地盤90は、図7(b)に示すように、通常部90Aと、通常部90Aが脆弱化された脆弱部90Bとなる。このため、例えば地盤90が堅固な岩盤等である場合であっても、電気パルスが供給されることでその表面がもろくなった脆弱部90Bとなって削りやすくなる。
地盤に電気パルスを向かわせるにあたり、正電極23及び負電極24は、いずれもスプリング26A,26Bによって地盤に押し付けられている。このため、正電極23からの電気パルスを地盤90に確実に向かわせることができる。したがって、地盤90の脆弱化を効率的に行うことができる。
この状態でビット15を回転させると、図7(c)に示すように、ビット15におけるブレード22のカッタ22Aが地盤90を掘削する。例えば、地盤が堅固な岩盤等である場合、カッタ22Aの掘削力では、掘削に長時間を要してしまい、掘削が滞ることがある。この点、上記の地盤掘削装置1では、電気パルスを地盤90に向かわせて地盤90を脆弱化させた後にカッタ22Aによる掘削を行っている。このため、堅固な地盤であっても、短時間で掘削を行うことができる。なお、図7(c)では、カッタ22Aを見やすくするために正電極23及び負電極24を上昇させた位置に描いているが、実際には正電極23及び負電極24の下端部は地盤に当接している。
カッタ22Aによる掘削を行っている間、船舶80からは、ドリルパイプ14の内側を介してビット15に泥水を供給している。ビット15では、供給された泥水に掘削した掘り屑が混合する。掘り屑が混合された泥水は、ドリルパイプ14の外側を伝って搬送される。こうして、地盤90の掘削が行われる。
このように、上記の地盤掘削装置1においては、ブレード22のカッタ22Aによる地盤の掘削を行うにあたり、正電極23から地盤90に対して電気パルスを供給している。電気パルスを供給された地盤90は、電気パルスによって脆弱化される。このように、地盤90が脆弱化された後にブレード22のカッタ22Aによって地盤を掘削するので、堅固な地盤であっても、短時間で掘削を行うことができる。
また、正電極23及び負電極24は、ビット15に設けられている。このため、ビット15による掘削の際に地盤90に電気パルスを供給できるので、効率よく地盤90を脆弱化させることができる。また、ビット15には、一対の正電極23及び負電極24が2から5組設けられている。一対の正電極23及び負電極24の離間距離は、正電極23とブレード22のブレード本体22Bとの離間距離よりも短くされている。このため、正電極23から供給された電気パルスは、ブレード本体22Bなどの他の構造物ではなく負電極24に向かうこととなる。したがって、正電極23から電気パルスを確実に発生させることができる。
ところで、海水は導電率が高いことから、海中では電気パルスが発散してしまい、海中において電気パルスを発生させることは難しいと考えられた。ところが、電気パルスを発生させるための電極を近接させることにより、導電率が高い海中であっても、電気パルスを発生させられることがわかった。電気パルスを発生させるための正電極23と負電極24との間の距離は、10〜20mm程度とするのが好適である。ただし、正電極23と負電極24との間の距離は、10mm未満でもよいし、20mmを超えてもよい。
また、正電極23及び負電極24は、スプリング26A,26Bによって地盤90に押し付けられている。このため、ビット15による掘削を行っているときでも、正電極23及び負電極24を地盤90に接触した状態を維持させることができる。したがって、地盤
90に対して電気パルスを確実に供給することができる。なお、正電極23及び負電極24を地盤90に押圧させる部材として、付勢力のあるスプリング26A,26Bを用いているが、他の部材を用いてもよい。例えば、水圧によって正電極23及び負電極24を押圧する油圧シリンダまたは水圧シリンダなどの流体押圧部であってもよいし、水圧以外の流体圧である気圧で正電極23及び負電極24を押圧するエアシリンダであってもよい。
また、上記の例では、海底の地盤を掘削する例について説明したが、他の地盤を掘削するものでもよい。例えば、川又は湖などの淡水の水底の地盤を掘削するものでもよいし、塩水の湖沼の底である塩水底の地盤を掘削するものであってもよい。また、水中ではなく、地上における地盤を掘削するものであってもよい。
また、上記の例では、正電極23及び負電極24に直流電流を供給して電気パルスを発生させているが、交流電流を2つの電極に供給して電気パルスを発生させてもよい。この場合、正電極と負電極とが入れ替わることとなる。したがって、2つの電極の間の距離は、いずれかの電極から最も近いブレード22と当該電極との間の離間距離よりも短くされていればよい。
(第2実施形態)
次に、第2の実施形態に係る地盤掘削装置について、図面を参照して具体的に説明する。本実施形態では、上記第1の実施形態と比較して、カッタの構造が主に異なっている。以下、本実施形態について、上記第1の実施形態と異なる点を中心として説明する。図8は、第2の実施形態に係るビットの斜視図、図9は、第2の実施形態に係るビットの底面図である。
図8及び図9に示すように、ビット40は、接続部41と、ブレード42と、本発明の電気パルス供給部の一例である正電極43と、負電極44と、電極取付部45と、を備えている。接続部41及びブレード42は、上記第1の実施形態における接続部21及びブレード22と共通の構成を有している。ブレード42は、複数のカッタ42Aが取り付けられたブレード本体42Bを3個備えている。
正電極43及び負電極44は、電極取付部45に取り付けられている。電極取付部45は、ビット40に2〜5個設けられている。図9に示すように、正電極43及び負電極44は、それぞれ電極取付部45に対して複数組、ここでは5組ずつ取り付けられている。また、正電極43と負電極44とは、近い位置に配置されている。また、第1実施形態に示した制御ユニット19は、本実施形態では、電極取付部45の内側に設けられている。
また、上記の第1実施形態では、正電極用の配線パターンとして、外側正電極用配線パターン31、中間正電極用配線パターン32、内側正電極用配線パターン33の3本の配線パターンが設けられていた。これに対して、本実施形態のビット40では、図10に示すように、正電極用の配線パターンとして、正電極配線パターン70の一本を設けるようにした。このため、配線パターンの構造が簡素化されている。
以上の構成を有する本実施形態に係る地盤掘削装置では、上記第1の実施形態に係る地盤掘削装置1と同様の作用効果を奏する。また、本実施形態に係る地盤掘削装置では、電極取付部45に複数の正電極43及び負電極44が対となって設けられている。このため、電極から電気パルスを確実に発生させることができる。したがって、地盤の掘削をさらに迅速に行うことができる。また、多数の正電極43及び負電極44が設けられているので、一部に地盤との接触状態が良くない電極があったとしても、地盤の脆弱化を好適に行うことができる。
(第3実施形態)
次に、第3の実施形態に係る地盤掘削装置について、図面を参照して具体的に説明する。本実施形態では、上記第1の実施形態と比較して、電極の構造が主に異なっている。以下、本実施形態について、上記第1の実施形態と異なる点を中心として説明する。図11は、第3の実施形態に係るビットにおける電極部分の側断面図である。
本実施形態に係る地盤掘削装置におけるビットには、図11に示す電極ケース50が取り付けられている。電極ケース50は、図3に示す正電極23または負電極24に代えて取り付けられる。上記第1の実施形態では、正電極23又は負電極24のいずれかが設けられていたところに、本実施形態では、正電極及び負電極が設けられる。
図11に示すように、電極ケース50には、正電極51及び負電極52が設けられている。正電極51と負電極52との間の距離は、例えば約5mm〜30mmとされている。正電極51は、電極ケース50に形成された第1凹部50Aに収容されている。負電極52は、電極ケース50に形成された第2凹部50Bに収容されている。
第1凹部50Aには、第1スプリング53Aが設けられている。第1スプリング53Aは、圧縮スプリングであり、第1凹部50Aに収容された正電極51を地盤の方向に付勢する。同様に、第2凹部50Bには、第2スプリング53Bが設けられている。第2スプリング53Bは、圧縮スプリングであり、第2凹部50Bに収容された負電極52を地盤の方向に付勢する。また、第1凹部50A及び第2凹部50Bの入口近傍には、第1Oリング54A及び第2Oリング54Bがそれぞれ設けられている。第1Oリング54A及び第2Oリング54Bにより、第1凹部50A及び第2凹部50Bへの海水の浸入が抑制されている。
以上の構成を有する本実施形態に係る盤掘削装置では、上記第1の実施形態に係る地盤掘削装置1と同様の作用効果を奏する。また、本実施形態に係る地盤掘削装置では、電極ケース50に正電極51及び負電極52が収容されている。このため、正電極51及び負電極52を容易に近くに配置することができる。したがって、電気パルスを発生させるために、正電極51と負電極52とを近くに配置することが容易となる。
(配線パターンの変形例)
図6に示す配線パターンに代えて、図12に示すように、3本の第1正極用配線パターン31X、第2正極用配線パターン32X、第3正極用配線パターン33Xと、1本の負極用配線パターン34Xが設けられた態様としてもよい。この配線パターンでは、例えば、第1正極用配線パターン31Xが第1正電極23A(図3参照)に接続され、第2正極用配線パターン32Xが第2正電極23B(図3参照)に接続され、第3正極用配線パターン33Xが第3正電極23C(図3参照)に接続されていればよい。また、負極用配線パターン34Xに第1負電極24A,第2負電極24B、及び第3負電極24C(図3参照)が接続されていればよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
1…地盤掘削装置
11…ライザーパイプ
12…噴出防止装置
13…ケーシングパイプ
14…ドリルパイプ
15,40…ビット
16…タービンモータ
17…回生ブレーキ
18…コンデンサユニット
19…制御ユニット
21,41…接続部
22,42…ブレード
22A,42A…カッタ
22B,42B…ブレード本体
23,43,51…正電極
24,44,52…負電極
26A,26B,53A,53B…スプリング
50…電極ケース
80…船舶
90…地盤
90A…通常部
90B…脆弱部
91…電気パルス

Claims (10)

  1. 地盤を掘削する地盤掘削装置であって、
    地盤を掘削するカッタと、
    前記カッタが取り付けられたビットと、
    地盤に電気パルスを供給する電気パルス供給部と、
    を備えることを特徴とする地盤掘削装置。
  2. 前記電気パルス供給部は、前記ビットに設けられている請求項1に記載の地盤掘削装置。
  3. 前記カッタは導電体を備えて構成され、
    前記電気パルス供給部は、一対の電極を備えており、
    前記一対の電極同士の間の距離が、前記一対の電極のうちの一方の電極と前記カッタとの間の距離よりも短くされている請求項1または2に記載の地盤掘削装置。
  4. 前記電気パルス供給部は、前記一対の電極として正極と負極とを備えており、
    前記一方の電極は前記正極である請求項3に記載の地盤掘削装置。
  5. 前記電気パルス供給部を押圧して地盤に接触させる押圧部を備える請求項1〜4のうちのいずれか1項に記載の地盤掘削装置。
  6. 前記押圧部は、前記電気パルス供給部を地盤方向に付勢する付勢部を備える請求項5に記載の地盤掘削装置。
  7. 前記押圧部は、流体圧によって前記電気パルス供給部を地盤方向に押圧する流体押圧部を備える請求項5に記載の地盤掘削装置。
  8. 水底における地盤を掘削する請求項1〜7のうちのいずれか1項に記載の地盤掘削装置。
  9. 前記水底は塩水底である請求項8に記載の地盤掘削装置。
  10. 前記塩水底は海底である請求項9に記載の地盤掘削装置。
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