JP2008237638A - スプリンクラヘッド - Google Patents

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JP2008237638A JP2007083433A JP2007083433A JP2008237638A JP 2008237638 A JP2008237638 A JP 2008237638A JP 2007083433 A JP2007083433 A JP 2007083433A JP 2007083433 A JP2007083433 A JP 2007083433A JP 2008237638 A JP2008237638 A JP 2008237638A
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顕司 米山
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Abstract

【課題】スプリンクラヘッドの弁体及び密閉シールの形状を変えることにより、振動が発生しても弁体または弁体に設けられた密閉シールは横移動現象が起きないで、放水口からのズレがなくなり、そしてスプリンクラヘッドの密閉性が向上する。
【解決手段】円筒状の放水口1を塞ぐ弁体2と、該弁体2を支持する感熱分解部3とを備えたスプリンクラヘッド10において、上記弁体2は略円盤の形状を有し、放水口2を塞ぐ面に密閉シールのガスケット21が設けられ、該円盤は円周側から中心部に向かって凹むように形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、スプリンクラヘッドに関するもので、特に、振動に強いスプリンクラヘッドに関する。
湿式スプリンクラヘッドは、火災の高温で感熱分解部が分解し、該感熱分解部分で保持している弁体を開放することにより、消火水を散布して消火を行うものである。
普段湿式スプリンクラヘッドの密閉性が高く要求されている。これは配管内通常1MPa前後の水圧が掛けられており、スプリンクラヘッド、とりわけヘッド内部の放水口を閉鎖する弁体の密閉性が低下すると、消火水が放水口から漏洩され、水圧が低下され、スプリンクラ消火設備は正常に働かなくなる恐れがある。そのため、従来の湿式スプリンクラヘッドの弁体に、例えばガスケットのような密閉シールを放水口と弁体の間に設けて放水口を塞いでいる。図3は従来のスプリンクラヘッドの断面図である。弁体102の上に密閉シールであるガスケット121が設けられ、そして弁体102は放水口101を閉止している。(例えば、特許文献1)。
特開2002−291936号公報
しかし、従来の湿式スプリンクラヘッドは配管に接続して充水した後に、何らかの原因で強い振動を受けた場合、あるいは配管が強い衝撃を与えられると、ヘッドの弁体部も振動が起きる。そのとき、弁体あるいはガスケットは平らのシール面が放水口の先端と垂直的に接触しているため、上記振動により弁体またはガスケットが放水口から横移動の現象が生じ、すなわち弁体またはガスケットと放水口の間にズレが発生することが考えられる。そうすると配管内の消火水がそのズレの隙間に漏洩して消火水の水圧が低下され、スプリンクラ消火設備は不具合が発生してしまう。
この発明は、上記の事情に鑑み、スプリンクラヘッドの弁体及び密閉シールの形状を変えることにより、振動が発生しても弁体または弁体に設けられた密閉シールは横移動現象が起きないで、放水口からのズレがなくなり、そしてスプリンクラヘッドの密閉性が向上することができることを目的とする。
この発明は、上記課題を解決するためになされたもので、円筒状の放水口を塞ぐ弁体と、該弁体を支持する感熱分解部とを備えたスプリンクラヘッドにおいて、上記弁体は円盤の形状を有し、該円盤は円周側から中心部に向かって凹むように形成することを特徴とする。
また、円筒状の放水口を塞ぐ弁体と、該弁体を支持する感熱分解部とを備えたスプリンクラヘッドにおいて、上記弁体は円盤の形状を有し、放水口を塞ぐ面に密閉シールが設けられ、該円盤は円周側から中心部に向かって凹むように形成することを特徴とする。
この発明によれば、円筒状の放水口を塞ぐ弁体と、該弁体を支持する感熱分解部とを備えたスプリンクラヘッドにおいて、上記弁体は円盤の形状を有し、該円盤は円周側から中心部に向かって凹むように形成するため、スプリンクラヘッドが振動を受けても、弁体の凹部が円筒状の放水口に引掛けられ、横方向の移動は発生しない。その結果、放水口と弁体の間にズレが生じせず、消火水の漏洩はない。
またこの発明によれば、円筒状の放水口を塞ぐ弁体と、該弁体を支持する感熱分解部とを備えたスプリンクラヘッドにおいて、上記弁体は円盤の形状を有し、放水口を塞ぐ面に密閉シールが設けられ、該円盤は円周側から中心部に向かって凹むように形成するため、スプリンクラヘッドが振動を受けても、弁体および密閉シールはそれらの凹部が円筒状の放水口に引掛けられ、横方向の移動は発生しない。その結果、放水口と弁体および密閉シールとの間にズレが生じせず、消火水の漏洩はない。
この発明の実施例を図1と図2により説明する。図1はこの発明に係わるスプリンクラヘッドの断面図で、図2はスプリンクラヘッドの感熱分解部が分解され、いわゆる放水時の状態を表している。
スプリンクラヘッド10は、概に円筒形状の放水口1と、放水口1を塞ぐ弁体2と、監視時弁体1を支持し、火災時高温で分解され弁体1を開放する感熱分解部3と、で構成している。放水口1の外側にネジ部4が加工されていて、図示しない配管と接続する。消火水Wは放水口1内に充満している。
弁体2は略円盤の形状で形成され、放水口1の先端部11を閉鎖している。弁体2の密閉性を高くするために、弁体2の素材は柔らかい材料を使用するか、図のようにガスケット21のような密閉シールを弁体2と先端部11の間に設けて、放水口1を封鎖している。弁体2およびガスケット21は略円盤状で形成しながら、円盤の円周側から中心部に向かって凹むように斜面を有している。そうすると、弁体2およびガスケット21は後述の感熱分解部に放水口1の先端部11側へ押さえられている時に、確実に放水口1を塞ぐことができる。その際、スプリンクラヘッド10が何らかの振動を受けても、弁体2およびその上にあるガスケット21は放水口1の先端部11に引掛けられ、弁体2またはガスケット21は横方向の移動が発生しない。ここで、放水口1の先端部11は、わずかに円環状に突出しており、弁体2またはガスケット21に確実に引っ掛る。
感熱分解部3は、複数のパーツで構成されている。すなわち、弁体2を押さえるバランス板31と、上記バランス板31を押さえる2本のサポート柱32と、一端はサポート柱32を固定し、他端は円錐状を有している固定部33と、低溶点合金が充填されている感熱部34と、である。
ここで、感熱部34は低溶点合金の使用を記載したが、感熱部34は必ずしも低溶点合金の使用に限定せず、例えば感熱部34に定温式液体を使用するグラスバルブ方式のスプリンクラヘッドでも適用する。通常、固定部33の円錐部分は感熱部34内の低溶点合金に固定されることで、感熱分解部3の各パーツがセットされている。
次に、この発明のスプリンクラヘッド10の動作を説明する。
スプリンクラヘッド10は図示しない配管にネジ4で接続する後に、消火水Wが配管内に入れられ、放水口1まで充満されている。弁体2は感熱分解部3で支持され、放水口1の先端部11を弁体2が封鎖している。図1のように、弁体2および弁体2と放水口1の間に設けられているガスケット21が略円盤形状をしていながら、円周側から中心部に向かって凹むようになっているので、円筒状の放水口1の先端部11を弁体2およびガスケット21がしっかり閉止している。このような状態でスプリンクラヘッド10がたとえ強い振動を受けても、弁体2およびガスケット21の凹む部分が先端部11に引掛けられ、弁体2およびガスケット21は横方向に移動することができない。その結果、放水口1と弁体2およびガスケット21の間にズレの発生はしないので、消火水Wの漏洩は生じない。
そして火災が発生すると、感熱部34に充填されていた低溶点合金が、火災の高温で溶融され軟化される。そうすると、固定部33、サポート柱32、バランス板31の順に各パーツがそれぞれ係合を解き、感熱分解部3全体が崩れて、弁体2が落下する。弁体2が落下すると放水口1が開放され、放水口1内の消火水Wが放出されて、火源に向けて散水する。
この実施例によれば、円筒状の放水口1を塞ぐ弁体2と、該弁体2を支持する感熱分解部3とを備えたスプリンクラヘッド10において、上記弁体2は略円盤の形状を有し、放水口2を塞ぐ面に密閉シールのガスケット21が設けられ、該円盤は円周側から中心部に向かって凹むように形成することで、スプリンクラヘッド10がたとえ強い振動を与えられても、弁体2およびガスケット21の凹む部分が放水口1の先端部11に引掛けられ、弁体2およびガスケット21は横方向に移動することができない。その結果、放水口1と弁体2およびガスケット21の間にズレは発生しないで、消火水Wの漏洩は生じない。
この実施例は、放水口1と弁体2の間に密閉シールのガスケット21を設けていることを記載したが、ガスケット21の設置に限定せず、例えば弁体2の表面に樹脂をコーティングするか、弁体2を直接に放水口1の先端部11を閉止してもよい。
実施形態1に係わるスプリンクラヘッド10の断面図 実施形態1に係わるスプリンクラヘッド10が開放する状態 従来のスプリンクラヘッド
符号の説明
1 開放口
2 弁体
3 感熱分解部
4 ネジ
10 スプリンクラヘッド
11 先端部
21 ガスケット
31 バランス板
32 サポート柱
33 固定部
34 感熱部
W 消火水














Claims (2)

  1. 円筒状の放水口を塞ぐ弁体と、該弁体を支持する感熱分解部とを備えたスプリンクラヘッドにおいて、
    上記弁体は円盤の形状を有し、該円盤は円周側から中心部に向かって凹むように形成することを特徴とするスプリンクラヘッド。
  2. 円筒状の放水口を塞ぐ弁体と、該弁体を支持する感熱分解部とを備えたスプリンクラヘッドにおいて、
    上記弁体は円盤の形状を有し、放水口を塞ぐ面に密閉シールが設けられ、該円盤は円周側から中心部に向かって凹むように形成することを特徴とするスプリンクラヘッド。
















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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5030078Y1 (ja) * 1970-05-16 1975-09-03
JPS53111006U (ja) * 1977-01-31 1978-09-05
JPS5525096U (ja) * 1978-08-08 1980-02-18

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