JP3212367U - スプリンクラーヘッド - Google Patents

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正勝 菊池
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Abstract

【課題】耐腐食性能を有しておりさらに材料コストが抑えられる本体を備えたスプリンクラーヘッドを提供する。【解決手段】外部に配管接続部を有し、内部にノズルが形成された本体1と、ノズルの出口を塞ぐ弁体3と、本体と係合しており弁体をノズルの出口に支持する感熱分解部5と、を有しており、本体は配管接続部を有する第1の本体11と、円筒状のノズル出口部を有する第2の本体12を備えており、第2の本体を耐腐食性の高い材料にて形成した。【選択図】図1

Description

本考案は、消火用のスプリンクラーヘッドに関するものである。
スプリンクラーヘッドは、一端が消火設備配管と接続されており、他端側に感熱作動部を備えている。消火設備配管に接続される本体には消火液を供給し放出するノズルが設けられ、ノズルの放出側端部は弁体によって閉塞されている。ノズルの放出方向の延長上にはノズルから放出された消火液を周囲に飛散させるデフレクターを備えている。弁体は感熱作動部によってノズルの放出側端部に設けられた弁座に押圧支持されており、感熱作動部は本体に設置されたフレームと係合されている。
消火設備配管には消火液としての水が充填されている。水は配管内で常時0.1MPaから1MPaの範囲で加圧された状態で維持されている。
こうした従来のスプリンクラーヘッドは、火災が発生すると、先ず火災の熱によって感熱作動部が分解作動する。感熱作動部によって押圧支持されていた弁体は、その支持力を失うことでノズルの放出側端部に対する閉止荷重が低下し、配管内の水圧を受けて弁座から離脱し、本体の外部に脱落する。開放したノズルからは配管内の水が放出され、放出された水がデフレクターに衝突して周囲に飛散することで消火を行う。
従来のスプリンクラーヘッドとして、天井内に埋め込まれて設置されているスプリンクラーヘッドがある(例えば、特許文献1参照。)。近年において、環境問題や省資源化への対応として消火設備に使用される消火水を中水や地下水等にする動きがあり、水質の変化・多様化により本体のノズル部等の接水部分が腐食しやすい状況にある。
特に、ノズル出口端の弁体と接触している部分が腐食によって穴が開いたり欠如したりすると、ノズル内の消火水が外部に漏れ出し、水損被害が発生することが危惧される。
そのため、近年において本体に用いられる材質は、耐腐食性の高い材料や、あるいは耐腐食性の被膜を施しており、本体のコストが従来よりも高価なものとなっていた。
特開平11−299921号公報
そこで本考案では、上記問題に鑑み、耐腐食性能を有しておりさらに材料コストが抑えられる本体を備えたスプリンクラーヘッドを提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、本考案は以下のスプリンクラーヘッドを提供する。
すなわち、外部に配管接続部を有し、内部にノズルが形成された本体と、ノズルの出口を塞ぐ弁体と、本体と係合しており弁体をノズルの出口に支持する感熱分解部と、を有しており、本体は配管接続部を有する第1の本体と、円筒状のノズル出口部を有する第2の本体を備えており、第2の本体を耐腐食性の高い材料にて形成した。
これによれば、第2の本体のみを耐腐食性の高い材料にて形成して、汎用材料から形成された第1の本体と接合することで、本体の全体的な材料コストを低減することができる。
また、第2の本体のノズル出口部の内径が異なるものを多種類準備して第1の本体と組み合わせることで、第1の本体を共通に使用可能な多種類の本体を製造可能となる。
前記本考案については、第1の本体と第2の本体はかしめ加工により接合することで構成可能である。この他に溶接や接着剤による接着、ねじ構造、およびこれらを組み合わせて用いることも可能である。
以上説明したように本考案によれば、耐腐食性能を有しておりさらに材料コストが抑えられる本体を備えたスプリンクラーヘッドを実現することができる。
本考案のスプリンクラーヘッドの断面図。 図1のスプリンクラーヘッドの本体の断面図。(a)は接続前、(b)は接続後。
本考案のスプリンクラーヘッド100は、本体1、フレーム2、弁体3、デフレクター4、感熱分解部5を備える。
本体1は、円筒形状であり第1の本体11と第2の本体12を組み合わせて構成される。
第1の本体11は内部にノズル穴13が形成されており、ノズル穴13の中間部分は括れており段部13Aが形成されている。段部13Aの内径はノズル穴13の内径よりも小径となっている。
第1の本体11の外周部には配管Pと接続するための牡ねじ14が形成されている。牡ねじ14の根元部分は外部に拡張されており、工具係合部15となっている。工具係合部15は断面形状が六角形や八角形の多角形形状となっている。第1の本体11の下端外周部には、フレーム2と接続するための牡ねじ16が形成されている。
第2の本体12は円筒形状であり、下端は弁体3と接触する弁座となっている。上端側は、第1の本体11と接続するために先端の外周部に段17が形成され、段17よりもさらに先端側は薄肉部18となっている。薄肉部18の外径寸法は、段部13Aの内径よりも僅かに小径となっており、薄肉部18を段部13Aの内側に挿通させることができる。図2(b)は第1の本体11と第2の本体12を接続させた状態であり、薄肉部18をノズル穴13の内周壁に沿って屈曲させたものである。
上記の本体1において、第1の本体11を安価な汎用材料にて構成し、第2の本体12を高い耐腐食特性を有する材料にて構成することで、本体1の材料コストを低減し、且つ本体1の内部に充填された水の性質による腐食を防いて水漏れを防止することができる。第2の本体として、耐脱亜鉛材料やステンレス鋼を用いることができる。
第1の本体11と第2の本体12の接続部分からの漏れを防止するために、段部13Aと段部17の間にリング状の止水部材を介在させることも可能である。
本実施形態においては、第2の本体12の穴がストレート形状となっているが、これに限らず、テーパー穴にすることもできる。
フレーム2は円筒状をしており、上端には前述の牡ねじ16と螺合する牝ねじ21が形成されている。下端の内側には、感熱分解部5が係止される内側フランジ22が形成されている。
弁体3は、第2の本体12の下端面と接触しており、ノズル穴13に充填されている水を閉塞するものである。弁体3は円盤形状をしており、両面に凸部が形成されている。図中において弁体3の下側にはサドル33が設置されており、サドル33を介して感熱分解部5を押圧している。
デフレクター4は本体1のノズル13から放出された水を衝突させて四方に飛散させるものである。デフレクター4の詳細形状については、実開平5−51370号公報や実開平5−51371号公報に記載されているので詳細な説明は省略する。
デフレクター4の中央には、弁体3が組み込まれている。デフレクター4の周縁部には図示しない複数の爪が形成されており、爪の先端は本体1の方向に屈曲されている。爪の間には支柱42が設置されており、複数の支柱42の先端にはガイドリング43が接続されている。ガイドリング43の外径はフレーム2の内径よりも小さく、且つ内側フランジ22の内径よりも大きい。従って、ガイドリング43はフレーム2の内部を上下に移動可能であり、フレーム2下端の内側フランジ22に係止可能である。
感熱分解部5は、レバー51、サポートプレート52、バランサー53、シリンダー54、プランジャー55、低融点合金56、セットスクリュー57から構成される。感熱分解部5の構造は公知であり、詳細は特開平7−284545号公報に記載されているので詳細な説明は省略する。
また、感熱分解部5の下部にヒートコレクター6を備えることができる。ヒートコレクター6を設置することで、火災発生の早い段階で感熱分解部5を分解作動させ、ノズルから放水を開始することができる。
上記に説明した本考案のスプリンクラーヘッドによれば、第1の本体11を安価な材料にて構成し、第2の本体12を耐腐食性を有する材料にて構成することで、本体1の材料コストを低減することができる。
上記に開示した以外の本考案の効果として、所望の放水量に合わせた内径寸法を有する第2の本体を、第1の本体と組み合わせることで第1の本体は共通に使用可能である。これにより、放水量の異なる多種類の本体を容易に製造することができる。
1 本体
2 フレーム
3 弁体
4 デフレクター
5 感熱分解部
11 第1の本体
12 第2の本体

Claims (4)

  1. 外部に配管接続部を有し、内部にノズルが形成された本体と、
    ノズルの出口を塞ぐ弁体と、
    本体と係合しており弁体をノズルの出口に支持する感熱分解部と、を有しており、
    本体は配管接続部を有する第1の本体と、円筒状のノズル出口部を有する第2の本体を備えており、第2の本体を耐腐食性の高い材料にて形成したことを特徴とするスプリンクラーヘッド。
  2. 第1の本体と第2の本体は、かしめ加工により接合される請求項1記載のスプリンクラーヘッド。
  3. 第1の本体と第2の本体は、ねじ構造により接合される請求項1記載のスプリンクラーヘッド。
  4. 第1の本体と第2の本体の間に止水部材を介在させた請求項1または請求項2記載のスプリンクラーヘッド。
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