JP3211718U - スプリンクラーヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】 スプリンクラーヘッドを消火設備配管に接続するときに過度な負荷が加わってノズルの閉止荷重が低下することを防止可能なスプリンクラーヘッドの提供。【解決手段】 消火設備配管と接続されるねじ部11と消火設備配管の内部の水を放出するノズル12を有する本体1、ノズル12を閉塞する弁体3、弁体3を支持する感熱分解部4、感熱分解部4を係止し本体1と螺合するフレーム2を備えており、本体1のノズル12とねじ部11の間に可撓管13を設置した。【選択図】 図1

Description

本考案は、消火用スプリンクラーヘッドに関するものである。
スプリンクラーヘッドは消火設備配管と接続したノズルを有しており、火災の際には自動的に作動して消火設備配管内部の水を散布して消火を行うものである。
スプリンクラーヘッドには常時においてノズルを閉止するための荷重が印加されている。図7のスプリンクラーヘッドにおいて本体100のノズル101は弁102により常時閉じられており、弁102の下にはサドル103と感熱分解部104が設置されており、感熱分解部104の一対のレバー105がフレーム106の内側フランジ107に係止されている。
フレーム106の上部は本体100と螺合されており、フレーム106と本体100を螺合すると、弁102がノズル101の端に押圧されてノズル101を閉止するための荷重が印加される。この荷重によって消火設備配管Pに充填されている水を外部に漏らさず密閉している。
特開平7−284545号公報
スプリンクラー設備の施工において、スプリンクラーヘッドは施工現場で配管に接続されるのが一般的である。スプリンクラーヘッドと消火設備配管とは、ねじ構造により接続されるが、ねじ部からの水漏れを防止するために過度なトルクでねじを締め付けると、前述の本体やフレームに過大な力が加わり、ノズルを閉止するための荷重が低下してしまうおそれがある。ノズルを閉止する荷重が低下すると消火設備配管に充填されている水が異常昇圧したときに水漏れが発生することが危惧される。
そこで本考案では上記問題に鑑み、スプリンクラーヘッドを消火設備配管に接続するときに過度な負荷が加わってノズルの閉止荷重が低下することを防止可能なスプリンクラーヘッドを提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、本考案は以下のスプリンクラーヘッドを提供する。
すなわち、消火設備配管と接続されるねじ部と消火設備配管の内部の水を放出するノズルを有する本体、ノズルを閉塞する弁体、弁体を支持する感熱分解部、感熱分解部を係止し本体と螺合するフレーム、を備えており、本体のノズルとねじ部の間に可撓管を設置したことを特徴とするスプリンクラーヘッドである。
スプリンクラーヘッドのノズルと、消火設備配管と接続されるねじ部を可撓管により離間させて配置したことで配管接続時にねじ部に印加される荷重をノズルや弁体に伝わりにくくした。また可撓管を介在させたことで施工の際は自在に可撓管を屈曲させることができるのでスプリンクラーヘッドの位置調整が容易となる。
前記本考案については、内部にノズルを収容し、一端が可撓管と接続された直管部を本体に備えることができる。これによれば、ノズルを直管部に設置したことで、直管部による整流作用を得ることができ、整流作用によりスプリンクラーヘッドが作動した際に所定の水量をノズルから放出して水を偏りなく散布することができる。
前記本考案については、直管部の前記一端側と対向する側の端は、本体の内側と係合して構成することができる。これによれば、本体とフレームとを螺合することで直管部の内部に設置されたノズルの端を弁体に押圧することができ、ノズルを閉止する荷重を印加することができる。
本考案によれば、スプリンクラーヘッドのノズルと、消火設備配管と接続されるねじ部とを可撓管により離間させて配置したことで、スプリンクラーヘッドを配管に接続するときに過度な負荷が加わりノズルの閉止荷重が低下することを防止可能なスプリンクラーヘッドを実現できる。
本考案のスプリンクラーヘッド(一部断面) 図1のスプリンクラーヘッドのノズル側の断面図 図1のスプリンクラーヘッドの配管接続側 図1のスプリンクラーヘッドと天井下地材との取付け状態図 図1のスプリンクラーヘッドと天井下地材との斜視図 図2におけるスプリンクラーヘッドの作動状態の断面図 従来のスプリンクラーヘッドの断面図
本考案のスプリンクラーヘッドSは、本体1、フレーム2、弁体3、デフレクター部4、感熱分解部5を備えている。
本体1は、ねじ部11、ノズル12、可撓管13、直管部14、鍔部15から構成される。ねじ部11は中空形状をしており外部には消火設備配管と接続される牡ネジ11Aが形成されている。牡ネジ11の根元側にはスパナやレンチ等の工具を係止させるための工具係止部11Bとなっている。工具係止部11Bの外周断面は六角や八角等の多角形形状となっている。
ノズル12は円筒状であり、直管部14の内部に設置される。ノズル12の入り口側、つまり直管部14に挿入される側の内径は直管部14の内径と略同じ寸法または僅かに小径となっている。ノズル12の出口側の内径寸法は入り口側の内径寸法より小さい。入り口側と出口側の間は傾斜面となっている。出口側の端面は弁体3が着座する弁座12Aとなっており、弁座12Aにはシール部材が設置されている。ノズル12の外周面には外部に拡張した段部12Bが形成されている。段部12Bは直管部14のフランジ14Aと係合している。
可撓管13は中空状の管であり、屈曲自在である。可撓管13は金属管を蛇腹状に形成して屈曲自在に構成したものや、あるいは樹脂管を用いることが可能である。可撓管13の一方の端は、ねじ部11の工具係止部11Bと接続され、他方の端は直管部14に接続される。
直管部14は金属または樹脂の管であり、前述のように内部にノズル12を収容する。図1では、直管部14の上端側は可撓管13と接続され、下端側はノズル12を内部に収容している。直管部14とノズル12とは溶接や接着剤等で固定設置されている。
直管部14は可撓管13を通過してきた水流に対して整流作用を有する。直管部14にて整流化された水流はノズル12を通過して所定の水量が放出されることで規定の散水性能を得ることができる。直管部14の整流効果を高めるために、直管部14の内部に整流構造を設けることができる。具体的には直管部14の内部に直管部14の中心軸に沿ったライン状の突起や溝を形成することができる。
直管部14の下端は外部に拡張したフランジ14Aが形成されている。フランジ14Aは、鍔部15の内側に係合される。
鍔部15は円盤形状をしており、中央に穿設された穴15Aには直管部14が挿通されている。鍔部15の周縁部から下方へ垂下して形成された側面部15Bの内周側にはフレーム2の牡ネジ21と螺合される牝ネジ15Cが設置されている。側面部15Bの外周側には鍔部15の牝ネジ15Cとフレーム2の牡ネジ21を螺合させるための工具を係止する溝や突起を形成することができる。あるいは工具係止部11Bと同様な形状にすることも可能である。
フレーム2は円筒状をしており、上端には鍔部15の牝ネジ15Cと螺合する牡ネジ21が形成されている。下端には感熱分解部5を係止する内側フランジ22が形成されている。フレーム2の内径は直管部14のフランジ14Aを収容可能な大きさである。
弁体3はノズル12を閉塞している。弁体3は円盤形状であり、上面側が弁座12Aに着座する。弁体3の下面は下方に突出した凸部31を有しており、凸部31には後述するデフレクター41の中心穴が挿通されている。
弁体3には凸部31からノズル12側に荷重が印加されている。具体的には、鍔部15とフレーム2を螺合すると、フレーム2の内側フランジ22に係止された感熱分解部5とノズル12の距離が縮まるので、感熱分解部5の上に載置されたサドル33および弁体3はノズル12側に押圧されて荷重が印加される。
デフレクター部4はノズル12から放出された水を衝突させて飛散させ、所定の範囲に均一に散布するためのものである。デフレクター部4は、デフレクター41、ガイドピン42、ガイドリング43から構成される。デフレクター41は円盤状でありその中心には中心穴が穿設されている。デフレクター41の周縁部には複数のスリットが形成されている。また、デフレクター41の周縁部にはガイドピン42が挿通される穴が複数個所穿設されている。
ガイドピン42は前述のようにデフレクター41の周縁部に穿設された穴に挿通される。ガイドピン42を前記穴に挿通した状態で、デフレクター41がガイドピン42に沿って摺動することができる。ガイドピン42の下端側は鍔部となっている。ガイドピン42の上端側はガイドリング43に固定設置される。
ガイドリング43はリング形状をしている。ガイドリング43にはガイドピン42を固定設置するための穴が複数穿設されており、ガイドピン42の上端側を穴に挿通した後、ガイドピン42の先端を潰して変形させることで固定する。
感熱分解部5はレバー51、サポートプレート52、バランサー53、シリンダー54、プランジャー55、低融点合金56、セットスクリュー57から構成される。感熱分解部5は公知であり、詳細な説明は特開平7−284545号公報に記載されているので詳細な説明は省略する。
続いて本考案のスプリンクラーヘッドの施工手順を説明する。
図4および図5に示すように、消火設備配管に設けられたヘッダーHに本体1のねじ部11を螺合させて接続する。ねじ部11をヘッダーHの牝ねじH1に接続した後、直管部14を天井下地材60に固定する。
具体的には、格子状に設置された天井下地材60の上に角バー61を載置して固定し、角バー61に固定金具62と直管部14をセットする。固定金具62のネジ63を締め込むことで固定金具62と角バー61により直管部14が挟持される。
固定金具62の一例として、特開平6−261956号公報や特開平9−655号公報に記載されている固定金具を用いることができる。また、特開平11−51275号公報に記載されている取付金具に対応できるようにネジ孔を直管部14の外周部に設けることで高さ調整を可能にすることができる。同様に、直管部14に固定金具や天井下地材との接続構造として穴、溝、突起、等を設けることができる。
スプリンクラーヘッドSを固定した後、天井ボードTを室内側から貼り、スプリンクラーヘッドSの保護キャップ(図示しない)を外してシーリングプレートCを取り付けて施工を完了する。
上記によれば、施工現場においてスプリンクラーヘッドSを消火設備配管に接続する際に、ねじ部11とノズル12の間に可撓管13が介在していることで、ねじ部11をヘッダーHに締め込むときに過度な力が加わっても、ノズル12や弁体3を支持する構成品にはこの力が伝わらす、スプリンクラーヘッドのノズル12を閉止する荷重の低下を防止できる。
また、可撓部13によりスプリンクラーヘッドSを天井下地材60に固定する際、自在に可撓管13を屈曲させることができるのでスプリンクラーヘッドSの位置調整を容易に行うことができる。
上記の実施形態においては、常時ノズルが弁体により閉塞された閉鎖型スプリンクラーヘッドについて説明したが、これに限らず常時ノズルが開放されている開放型スプリンクラーヘッドにも適用可能である。
1 本体
2 フレーム
3 弁体
4 デフレクター部
5 感熱分解部
11 ねじ部
12 ノズル
13 可撓管
14 直管部
15 鍔部
22 内側フランジ
31 凸部
33 サドル
41 デフレクター
42 ガイドピン
43 ガイドリング
60 天井下地材
61 角バー
62 固定金具

Claims (3)

  1. 消火設備配管と接続されるねじ部と消火設備配管の内部の水を放出するノズルを有する本体、ノズルを閉塞する弁体、弁体を支持する感熱分解部、感熱分解部を係止し本体と螺合するフレーム、を備えており、本体のノズルとねじ部の間に可撓管を設置したことを特徴とするスプリンクラーヘッド。
  2. 内部にノズルを収容し、一端が可撓管と接続された直管部を本体に備える請求項1記載のスプリンクラーヘッド。
  3. 直管部の前記一端側と対向する側の端は、本体の内側と係合している請求項1または請求項2記載のスプリンクラーヘッド。
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