JP2018516328A5

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Info

Publication number: JP2018516328A5
Application number: JP2017551217A
Authority: JP
Filing date: 2016-03-31
Publication date: 2020-06-18
Anticipated expiration: 2036-03-31

Description

この目的のために、本発明は、加圧流体の流れを目的とする循環パイプを含む本体を備えるジェット、特にタービンエンジン用のオイルジェットであって、本体が、第１の部分と、第２の部分とを備え、弾性変形可能なメンブレンがその間に挿入され、前記メンブレンが、パイプ内の流体の循環を防止する密封位置と、パイプ内の流体の循環を可能にする位置との間で変形することができ、第２の部分が、メンブレンを密封位置に予め荷重するように、流体の循環とは反対の方向に配置されたメンブレン上に力を加えるように構成された支持手段を含むことを特徴とする、ジェットを提案する。

したがって、本発明は、圧力が、支持手段を介してメンブレンに加えられる予荷重による所定値よりも低い場合、流体の循環を防止するメンブレンを加えることを提案する。したがって、タービンエンジンが停止される場合、メンブレンは密封位置にあり、それによって静的支持手段を用いて流体の循環を阻止するので、その結果、流体はもはや流動せず、したがってジェット、およびジェットが結合されるパイプ内に維持される。したがって、タービンエンジンが始動される場合、流体によって充填されているので、流体を必要とする装置が略瞬時に供給されることが可能であり、それによってパイプの加圧を容易にする。

本発明の別の特徴によれば、支持手段が、メンブレンの中央部分に載置される凸状隆起部を備える。

凸状隆起部の使用は、隆起部とメンブレンとの間に接触領域が確立されることを可能にし、接触領域は、メンブレン上の支持力に関係なく、突出点なしに達成される。有利なことに、凸状隆起部によって、支持面は、支持力が増加するにつれて徐々に大きくなる。

したがって、図２は、オイル噴霧オリフィス２２の方向にオイルの循環を阻止または封止する位置にあるメンブレンを示す。したがって、第１の部分２４を第２の部分２６の中へ挿入する程度によって、メンブレン５２の変形レベル、したがってメンブレン５２に加えられる予荷重のレベルを制御することが可能になると理解されよう。オイル圧が凸状隆起部４６によって加えられる予荷重よりも大きい場合、メンブレン５２は弾性変形し、オイルは開口５０を通ってジェットの出口オリフィス２２へ流れる。したがって、凸状隆起部４６は、メンブレンに接して静的支持手段を形成する。

図面を参照して与えられた説明が凸状隆起部に関するものであるならば、タービンエンジンが停止する場合にオイルの流れを阻止する目的で、弾性変形可能なメンブレンの予荷重を保証するために、他の支持手段を使用することが可能であることを理解されたい。

Claims

加圧流体の流れを目的とする循環パイプ（１８）を含む本体（１６）を備えるジェット（１０）であって、本体（１６）が、第１の部分（２４）と、第２の部分（２６）とを備え、弾性変形可能なメンブレン（５２）がその間に挿入され、前記メンブレンが、パイプ（１８）内の流体の循環を防止する密封位置と、パイプ（１８）内の流体の循環を可能にする位置との間で変形することができ、第２の部分（２６）が、メンブレン（５２）を密封位置に予め荷重するように、流体の循環とは反対の方向に配置されたメンブレン（５２）に接して力を加えるように構成された支持手段（４６）を含み、前記支持手段が、メンブレン（５２）の中央部分に凭れる凸状隆起部（４６）を含み、凸状隆起部は、略半球状の外面を有することを特徴とする、ジェット。
凸状隆起部（４６）が、流体の流れの方向に対して略横方向に延在する少なくとも２本のアーム（４８）によって第２の部分（２６）の内壁に結合されて、隆起部（４６）と内壁との間に流体を通過させるための少なくとも１つの開口（５０）を画定する、請求項１に記載のジェット。
メンブレンが、第２の部分（２６）の上流端部に挿入された第１の部分（２４）の下流端部を覆い、第１の部分（２４）の前記下流端部が、流体の流れの方向に対して略垂直方向にメンブレン（５２）の縁部の反対側に配置される、下流に突出するスタッド（５４）を含む、請求項２に記載のジェット。
第１の部分（２４）の前記下流端部は、第１の部分（２４）の下流端部のまわりに規則的に分配された少なくとも３つのスタッド（５４）を備える、請求項３に記載のジェット。
メンブレン（５２）が、０．５ｍｍ未満の厚さのシートである、請求項１から４のいずれか一項に記載のジェット。
前記シートは、鋼製である、請求項５に記載のジェット。
前記シートは、０．１５〜０．３ｍｍの厚さのシートである、請求項５または６に記載のジェット。
前記ジェットは、タービンエンジン用のオイルジェットである、請求項１から７のいずれか一項に記載のジェット。
請求項１〜７のいずれか一項によるジェット（１０）を収容するハウジングを含むケーシングを備えるアセンブリであって、第１の部分（２４）が、ハウジングの底壁に対して取り付けられ、締付手段（１４）が、第２の部分（２６）を第１の部分（２４）に対して締め付けるように、第２部分（２６）に対して取り付けられる、アセンブリ。
前記ケーシングは、タービンエンジンケーシングである、請求項９に記載のアセンブリ。
締付手段が、ハウジングの内面にねじ止めされ、一端部が第２の部分（２６）に取り付けられるナット（１４）を含む、請求項９に記載のアセンブリ。
請求項１〜８のいずれか一項に記載の少なくとも１つのジェット、あるいは請求項９または１１のいずれか一項に記載のアセンブリを備えることを特徴とする、タービンエンジン。
前記タービンエンジンは、ターボジェットエンジンまたはターボプロップエンジンである、請求項１２に記載のタービンエンジン。