JP2008069936A - 弁の調節ねじの封印構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 封印部材で結ぶための弁ケーシング側連結部と保護キャップ側連結部の距離を一定できる弁の調節ねじの封印構造を提供する。
【解決手段】 本体3に蓋4をねじ結合して弁ケーシングを形成する。蓋4に保護キャップ21をねじ結合して調節ねじ17の頭部を覆う。本体3の周囲壁に凸部30を形成し凸部30に取付穴31を開けることにより弁ケーシング側連結部とする。保護キャップ21の頂壁中央部に凸部32を形成し凸部32に取付穴33を開けることにより保護キャップ側連結部とする。取付穴31と取付穴33を封印部材としてのワイヤー34で結ぶ。ワイヤー34で結ぶための取付穴31と取付穴33の距離を保護キャップ21のねじ込み位置に係わらず一定にすることができ、ワイヤー34の長さを一定にすることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、安全弁や減圧弁や温度調節弁のように圧力や温度を設定するためにばねや感熱応動素子に加える荷重を設定するための調節ねじを有する弁に関し、特に調節ねじの頭部を保護キャップで覆った調節ねじの封印構造に係わる。
安全弁や減圧弁は弁体の一方にばねで所定の力を加え、他方に被制御流体の圧力を作用させて弁体を変位せしめる構造である。そして、ばねの弾性力は調節ねじで設定できるようにしている。また、バイメタルや感熱膨張流体を封入したベローズ等の感熱応動素子を用いた温度調節弁でも、その作動温度を設定するために調節ねじを用いて感熱応動素子やばねに加える荷重を設定している。そのため、このような弁では調節ねじを不用意に誤って操作することのないように、あるいは物が当って調節ねじの位置がずれることがないように、保護キャップをねじ結合して調節ねじの頭部を覆っている。特に、安全弁では正常な設定条件に保持させるために、弁ケーシングの周囲壁と保護キャップの周囲壁を封印部材で結んで、調節ねじを操作できないようにしている。
上記従来の弁の調節ねじの封印構造においては、保護キャップのねじ込み位置によって、封印部材で結ぶための弁ケーシング側連結部と保護キャップ側連結部の距離が変化し、封印部材の長さが変化してしまう問題点があった。
実用新案登録第2510004号
解決しようとする課題は、封印部材で結ぶための弁ケーシング側連結部と保護キャップ側連結部の距離を一定にできる弁の調節ねじの封印構造を提供することである。
本発明による弁の調節ねじの封印構造は、保護キャップをねじ結合して調節ねじの頭部を覆い、弁ケーシングの周囲壁に形成した弁ケーシング側連結部と保護キャップの頂壁中央部に形成した保護キャップ側連結部を封印部材で結んだことを特徴とする。
本発明は、弁ケーシングの周囲壁に形成した弁ケーシング側連結部と保護キャップの頂壁中央部に形成した保護キャップ側連結部を封印部材で結ぶことにより、封印部材で結ぶための弁ケーシング側連結部と保護キャップ側連結部の距離を保護キャップのねじ込み位置に係わらず一定にすることができるので、封印部材の長さを一定にすることができるという優れた効果を生じる。
本発明による弁の調節ねじの封印構造は、保護キャップをねじ結合して調節ねじの頭部を覆い、弁ケーシングの周囲壁に形成した弁ケーシング側連結部と保護キャップの頂壁中央部に形成した保護キャップ側連結部を封印部材で結んだものである。そのため、保護キャップのねじ込み位置に係わらず封印部材で結ぶための弁ケーシング側連結部と保護キャップ側連結部の距離を一定にすることができる。そのため、封印部材の長さを一定にすることができる。
上記の技術的手段の具体例を示す実施例を説明する(図1参照)。本実施例は温度調節弁の調節ねじの封印構造に適用したものである。入口1と出口2を有する本体3に蓋4をねじ結合して内部に弁室5を有する弁ケーシングを形成する。弁室5には入口1が通孔6を通して連通し、出口2が弁体嵌合孔7と弁口8と通孔9を通して連通する。弁体嵌合孔7と弁口8は本体3にねじ結合した弁座部材10に形成する。弁室5内に入口1から流入する流体の流れ方向を規制し、流体中の異物を捕捉するスクリーン11を配置する。弁口8に対向して弁軸12を配置する。弁軸12の下端には弁口8を開閉する円錐状の弁体13を一体に設ける。
弁軸12の上端側は蓋4にOリング16を介して進退調節可能にねじ結合した調節ねじ17の弁軸嵌合孔18に変位自在に嵌合する。弁体嵌合孔7と弁口8と弁軸嵌合孔18は同一軸上に形成する。調節ねじ17の頭部は蓋4から突出し、その上端面にドライバー等の工具の先端が嵌る切割19を設ける。調節ねじ17の頭部にはロックナット20を取付けて緩み止めを行い、保護キャップ21で覆う。弁軸12の中央部にばね受け24を固定し、断面ほぼU字状で中央孔と上端の外側に鍔部を設けた中間部材25を、中央孔を弁軸12に変位自在にばね受け24の下端面に当接させて嵌合する。弁軸12の周りで、調節ねじ17の下端面と中間部材25の鍔部の間に感熱応動素子としてのバイメタル積層体26と平座金27を配置する。バイメタル積層体26はバイメタルディスクを湾曲方向を変えて組み合わせた2枚で一対とし、それを複数対重ねたものである。ばね受け24の上端面と平座金27の下端面の間にばね受け24を弁口8方向に付勢する弁体付勢ばね28を配置する。中間部材25の鍔部と弁室5の底壁の間に復帰ばね29を配置する。本体3の周囲壁に凸部30を形成し凸部30に取付穴31を開けることにより弁ケーシング側連結部とする。保護キャップ21の頂壁中央部に凸部32を形成し凸部32に取付穴33を開けることにより保護キャップ側連結部とする。取付穴31と取付穴33を封印部材としてのワイヤー34で結ぶ。
流体は入口1から通孔6とスクリーン11を通って弁室5に入り、バイメタル積層体26の周りを流れ、弁体嵌合孔7と弁口8から通孔9を通って出口2に流出する。バイメタル積層体26は周囲の流体の温度が上昇して高温に加熱されると、各バイメタルディスクが湾曲してその度合が大きくなり、平座金27と中間部材25を介して復帰ばね29を圧縮しながら積層方向に伸張する。これに伴い、中間部材25と弁軸12が弁口8方向に変位し、次第に弁口8の開度が小さくなり、終わりには弁体13が弁口8を閉じる。弁体13が弁口8を閉じた後、更に高温の流体が弁室5に流入すると、バイメタル積層体26は復帰ばね29と弁体付勢ばね28を圧縮しながら更に伸張する。このとき、中間部材25は弁口8方向に変位するが、弁軸12は変位しない。弁室5の流体の温度が低下すれば、バイメタル積層体26は湾曲力が小さくなり、復帰ばね29で中間部材25を介して押し戻される。これに伴い、中間部材25と弁軸12が弁口8から離れる方向に変位し、弁体13が弁口8を開き、弁室5の流体が出口2に排出される。
本体3の周囲壁に形成した取付穴31と保護キャップ21の頂壁中央部に形成した取付穴33をワイヤー34で結ぶことにより、ワイヤー34で結ぶための取付穴31と取付穴33の距離を保護キャップ21のねじ込み位置に係わらず一定にすることができ、ワイヤー34の長さを一定にすることができる。
本発明を適用した温度調節弁の断面図。
符号の説明
3 本体
4 蓋
17 調節ねじ
21 保護キャップ
30,32 凸部
31,33 取付穴
34 ワイヤー

Claims (1)

  1. 保護キャップをねじ結合して調節ねじの頭部を覆い、弁ケーシングの周囲壁に形成した弁ケーシング側連結部と保護キャップの頂壁中央部に形成した保護キャップ側連結部を封印部材で結んだことを特徴とする弁の調節ねじの封印構造。
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