JP4680781B2 - 温度応動弁 - Google Patents

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本発明は、被制御流体で加熱冷却され、その温度に応じて変形する感温部材により弁口を開閉する温度応動弁に関する。本発明の温度応動弁は所定温度以下の流体を系外に排出する場合に用いられ、特に所定温度以下の復水を自動的に排出する温調トラップとして用いる場合に好適なものである。
従来の温度応動弁は、弁ケーシングで入口と弁室と出口を形成し、弁室と出口の間に弁室と出口を連通する弁口を設け、弁室内に所定温度で変形する感温部材と弁体を配置し、感温部材の変形作用で弁体を駆動して弁口の弁室側を開閉するものである。
上記従来の温度応動弁においては、弁体が離着座して開閉する弁口の弁室側のシール面と弁体との間に流体中のゴミやスケール等の異物を噛み込むと、弁体が弁口の弁室側を完全シールする全閉位置に変位できず、排出すべきでない所定温度以上の流体を漏出してしまうという問題点があった。
特許第2709533号
解決しようとする課題は、弁口の弁室側のシール面と弁体との間に噛み込んだ異物を取除くことができる温度応動弁を提供することである。
本発明は、弁ケーシングで入口と弁室と出口を形成し、弁室と出口の間に弁室と出口を連通する弁口を設け、弁室内に所定温度で変形する感温部材と弁体を配置し、感温部材の変形作用で弁体を駆動して弁口の弁室側を開閉し、弁室内が所定温度以上となって感温部材が変形したときに感温部材の変形作用により弁体が弁口の弁室側を閉じる方向に駆動されるものにおいて、感温部材が変形する所定温度よりも高温の第2所定温度で変形する第2感温部材と第2感温部材の変形作用で駆動される第2弁体を弁口の出口側に配置し、第2弁体に操作部を一体に形成し、第2感温部材の変形作用で第2弁体を駆動して弁口の出口側を開閉すると共に、弁口の出口側が所定温度よりも高温の第2所定温度以上となって第2感温部材が変形したときに第2感温部材の変形作用により第2弁体が弁口の出口側を閉じる方向に駆動され、第2弁体が弁口の出口側を閉じるときに操作部が弁室内に配された弁体に当接して弁体を開弁方向に駆動することを特徴とする。
本発明は、感温部材が変形する所定温度よりも高温の第2所定温度で変形する第2感温部材と第2感温部材の変形作用で駆動される第2弁体を弁口の出口側に配置し、第2弁体に操作部を一体に形成し、第2感温部材の変形作用で第2弁体を駆動して弁口の出口側を開閉すると共に、弁口の出口側が所定温度よりも高温の第2所定温度以上となって第2感温部材が変形したときに第2感温部材の変形作用により第2弁体が弁口の出口側を閉じる方向に駆動され、第2弁体が弁口の出口側を閉じるときに操作部が弁室内に配された弁体に当接して弁体を開弁方向に駆動することにより、弁口のシール面の異物を取除くことができるという優れた効果を生じる。
本発明の温度応動弁は、感温部材が変形する所定温度よりも高温の第2所定温度で変形する第2感温部材と第2感温部材の変形作用で駆動される第2弁体を弁口の出口側に配置し、第2弁体に操作部を一体に形成し、第2感温部材の変形作用で第2弁体を駆動して弁口の出口側を開閉すると共に、弁口の出口側が所定温度よりも高温の第2所定温度以上となって第2感温部材が変形したときに第2感温部材の変形作用により第2弁体が弁口の出口側を閉じる方向に駆動され、第2弁体が弁口の出口側を閉じるときに操作部が弁室内に配された弁体に当接して弁体を開弁方向に駆動するものである。そのため、弁口の弁室側のシール面と弁体との間に異物を噛み込み、所定温度以上の流体が弁口の出口側に漏出すると、弁口の出口側が所定温度よりも高温の第2所定温度になる。弁口の出口側が第2所定温度になると、第2感温部材が変形し第2弁体を駆動して操作部が弁室内に配された弁体に当接することにより弁体を開弁方向に駆動すると共に弁口の出口側を閉じる。この弁体が開弁方向に駆動されると共に弁口の出口側が閉じられる過程で、弁室内の流体が弁口の弁室側のシール面と弁体との間の異物を取除きながら出口に排出される。そして、放熱により弁室の出口側の温度が低下すると、第2感温部材の変形により第2弁体が弁口の出口側を開き、弁体が弁口の弁室側を全閉する。
上記の技術的手段の具体例を示す実施例を説明する(図1参照)。入口1と出口2を有する本体3に上蓋4と下蓋14をねじ結合して内部に弁室5を有する弁ケーシングを形成する。弁室5には入口1が通孔6を通して連通し、出口2が弁体嵌合孔7と弁口8と通孔9を通して連通する。弁体嵌合孔7と弁口8は本体3にねじ結合した弁座部材10に形成する。弁室5内に入口1から流入する流体の流れ方向を規制し、流体中の異物を捕捉するスクリーン11を配置する。弁口8に対向して弁軸12を配置する。弁軸12の下端には弁口8を開閉する円錐状の弁体13を一体に設ける。
弁軸12の上端側は蓋4にOリング16を介して進退調節可能にねじ結合した調節棒17の弁軸嵌合孔18に変位自在に嵌合する。弁体嵌合孔7と弁口8と弁軸嵌合孔18は同一軸上に形成する。調節棒17の上部は蓋4から突出し、その上端面にドライバー等の工具の先端が嵌る切割19を設ける。調節棒17の突出部にはロックナット20を取付けて緩み止めを行い、キャップ21で覆う。弁軸12の中央部にばね受け24を固定し、断面ほぼU字状で中央孔と上端の外側に鍔部を設けた中間部材25を、中央孔を弁軸12に変位自在にばね受け24の下端面に当接させて嵌合する。弁軸12の周りで、調節棒17の下端面と中間部材25の鍔部の間に感温部材としてのバイメタル積層体26と平座金27を配置する。バイメタル積層体26はバイメタルディスクを湾曲方向を変えて組み合わせた2枚で一対とし、それを複数対重ねたものである。ばね受け24の上端面と平座金27の下端面の間にばね受け24を弁口8方向に付勢する弁体付勢ばね28を配置する。中間部材25の鍔部と弁室5の底壁の間に復帰ばね29を配置する。
弁座部材10下方の弁口8の出口2側に第2感温部材30と第2弁体31を配置する。第2感温部材30は注入口32を有する下壁部材33と、注入口32を密封する栓部材34と、下壁部材33との間に膨脹媒体35を密封するダイヤフラム部材36と、ダイヤフラム部材36の外周縁を下壁部材33との間に挟んで溶接により固着する上壁部材37から形成し、ダイヤフラム部材36の弁口8側に第2弁体31を溶接により固着する。第2弁体31には弁体13を開弁方向に駆動する操作部38を一体に形成する。膨脹媒体35は水よりも沸点の低いプロパノール等のアルコールあるいは水よりも沸点の低いアルコールの混合物あるいは水よりも沸点の低いアルコールと水との混合物から成り、バイメタル積層体26が変形する所定温度よりも高温の第2所定温度で膨張収縮する。第2感温部材30は膨張媒体35の膨張収縮によるダイヤフラム部材36の変形により第2弁体31を駆動して弁口8の出口2側を開閉すると共に、第2弁体31が弁口8の出口2側を閉じるときに第2弁体31の操作部38で弁体13を開弁方向に駆動する。第2感温部材30は本体3に取付けたバネ39によって弁口8側に付勢し、上壁部材37の上面外周を本体3の内周に形成した複数個のリブの段部で保持する。
流体は入口1から通孔6とスクリーン11を通って弁室5に入り、バイメタル積層体26の周りを流れ、弁体嵌合孔7と弁口8から通孔9を通って出口2に流出する。バイメタル積層体26は周囲の流体の温度が上昇して設定温度に達すると、各バイメタルディスクが湾曲してその度合が大きくなり、平座金27と中間部材25を介して復帰ばね29を圧縮しながら積層方向に伸張する。これに伴い、中間部材25と弁軸12が弁口8方向に変位し、次第に弁口8の開度が小さくなり、終わりには弁体13が弁口8の弁室5側を閉じる。放熱により弁室5の流体の温度が低下すれば、バイメタル積層体26は湾曲力が小さくなり、復帰ばね29で中間部材25を介して押し戻される。これに伴い、中間部材25と弁軸12が弁口8から離れる方向に変位し、弁体13が弁口8を開き、弁室5の流体が出口2に排出される。
弁口8の弁室5側のシール面と弁体13との間に異物を噛み込み、所定温度以上の流体が弁口8の出口2側に漏出すると、弁口8の出口2側が所定温度よりも高温の第2所定温度になる。弁口8の出口2側が第2所定温度になると、第2感温部材30は膨張媒体35が膨張してダイヤフラム部材36が弁口8側に変形し、第2弁体31を駆動して弁体13を開弁方向に駆動すると共に、弁口8の出口2側を閉じる。この弁体13が開弁方向に駆動されると共に弁口8の出口2側が閉じられる過程で、弁室5内の流体が弁口8の弁室5側のシール面と弁体13との間の異物を取除きながら出口2に排出される。そして、放熱により弁室5の出口2側の温度が低下すると、第2感温部材は膨張媒体35が収縮してダイヤフラム部材36が反弁口側に変形し、第2弁体31が弁口8の出口2側を開き、弁体13が弁口8の弁室5側を全閉する。
本発明の温度応動弁の断面図。
符号の説明
1 入口
2 出口
3 本体
4 蓋
5 弁室
7 弁体嵌合孔
8 弁口
10 弁座部材
12 弁軸
13 弁体
17 調節棒
18 弁軸嵌合孔
26 バイメタル積層体
30 第2感温部材
31 第2弁体
35 膨張媒体
36 ダイヤフラム部材
38 操作部

Claims (1)

  1. 弁ケーシングで入口と弁室と出口を形成し、弁室と出口の間に弁室と出口を連通する弁口を設け、弁室内に所定温度で変形する感温部材と弁体を配置し、感温部材の変形作用で弁体を駆動して弁口の弁室側を開閉し、弁室内が所定温度以上となって感温部材が変形したときに感温部材の変形作用により弁体が弁口の弁室側を閉じる方向に駆動されるものにおいて、感温部材が変形する所定温度よりも高温の第2所定温度で変形する第2感温部材と第2感温部材の変形作用で駆動される第2弁体を弁口の出口側に配置し、第2弁体に操作部を一体に形成し、第2感温部材の変形作用で第2弁体を駆動して弁口の出口側を開閉すると共に、弁口の出口側が所定温度よりも高温の第2所定温度以上となって第2感温部材が変形したときに第2感温部材の変形作用により第2弁体が弁口の出口側を閉じる方向に駆動され、第2弁体が弁口の出口側を閉じるときに操作部が弁室内に配された弁体に当接して弁体を開弁方向に駆動することを特徴とする温度応動弁。
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