JP2002346311A5 - - Google Patents

Claims (9)

1. 一端で開口するハウジングと、
   前記ハウジングに接続されて前記開口端を閉鎖するエンドプレートであって、その中に少なくとも１つの入口開口と１つの出口開口とを有するエンドプレートと、
   前記ハウジング内に配置される環状フィルタ媒体であって、前記エンドプレートに近接する第１のエンドキャップと前記エンドプレートから遠いほうの第２のエンドキャップとを有する環状フィルタ媒体と、
   前記入口開口を通る流体の流れを制御するためのバルブ部材と、を備える流体フィルタであって、
   改良は、前記第２のエンドキャップがその中心部分を囲んで前記第２のエンドキャップの中心軸から半径方向外側に間隔をおいて設けられた複数の開口を有し、
   前記開口を通る流体の流れを制御するために前記第２のエンドキャップと前記ハウジングに協働して、前記第２のエンドキャップの中心部分の前記開口を流体流れに対して閉鎖するばねバルブを備え、
   前記第２のエンドキャップは、前記第２のエンドキャップを交差する流体差圧が所定値を超えたときに前記第２のエンドキャップの中心部分の前記開口をそこを通って流体が流れるように開けるために前記ハウジング内の圧力に反応することからなる流体フィルタ。
2. 前記バルブ部材は、前記第１のエンドキャップと前記エンドプレートとの間に配置される排水防止バルブからなり、前記ばねバルブは、前記フィルタ媒体と前記第１のエンドキャップとに荷重をかけて前記排水防止バルブを適所に保持するのを助けるように、前記ハウジングの内部に係合するよう構成され配置される請求項１に記載の流体フィルタ。
3. 前記ばねバルブは、前記ばねバルブの中心部分から上方に伸びる、外方に延伸するアームを含む請求項２に記載の流体フィルタ。
4. 前記ばねバルブが使用の際に前記ハウジングの内部に対して平らにされたときに流路を提供するための、前記アーム間の前記ばねバルブの窪みを含む請求項３に記載の流体フィルタ。
5. 前記第２のエンドキャップの前記中心部分は、前記ばねバルブに接触した第１の位置から、前記ばねバルブから離れた第２の位置へと屈曲することができる請求項１に記載の流体フィルタ。
6. 前記ばねバルブはその中に中心開口を有し、前記第２のエンドキャップの前記中心部分は、前記第１の位置にあるときに前記中心開口を閉鎖し、前記第２の位置へ屈曲されるときに前記中心開口を開き、それによって、前記ばねバルブは、普段は前記第１の位置で流体の流れを閉鎖し、前記ハウジング内の圧力が上昇して前記第２のエンドキャップを交差する差圧が所定値を超えたときに前記第２のエンドキャップの前記中心部分が流体の流れを可能にするために前記第２の位置へと屈曲される請求項５に記載の流体フィルタ。
7. 前記流体の所定の温度が達成されるまで前記第２のエンドキャップと前記ばねバルブとを接触した状態に保持するための感温手段を備え、前記感温手段は前記ハウジング内の温度に反応して前記第２のエンドキャップと前記ばねバルブとを分離させ、その後は前記第２のエンドキャップを交差する圧力差に反応して前記複数の開口の少なくとも一つが開くことを可能にする、請求項１に記載の流体フィルタ。
8. 一端で開口するハウジングと、
   前記ハウジングに接続されて前記開口端を閉鎖するエンドプレートであって、その中に少なくとも１つの入口開口と１つの出口開口とを有するエンドプレートと、
   前記ハウジング内に配置される環状フィルタ媒体であって、前記エンドプレートに近接する第１のエンドキャップと前記エンドプレートから遠いほうの第２のエンドキャップとを有する環状フィルタ媒体と、
   前記入口開口を通る流体の流れを制御するためのバルブ部材と、を備える流体フィルタであって、
   改良は、中心部分に少なくとも１つの開口を有する前記第２のエンドキャップと、
   前記第２のエンドキャップに協働して前記エンドキャップがばねに接触して流体の流れに対して前記少なくとも１つの開口を閉鎖するばねと、
   前記流体の所定の温度が達成されるまで前記第２のエンドキャップと前記ばねを接触した状態に保持するための感温手段とを備え、
   前記感温手段は前記ハウジング内の温度に反応して前記第２のエンドキャップと前記ばねとを分離させ、その後は、前記第２のエンドキャップを交差する圧力差に反応して前記少なくとも１つの開口が開くことを可能にすることからなる、流体フィルタ。
9. 前記感温手段は、前記第２のエンドキャップと前記ばねとの間に配置されるホットメルト接着剤からなる請求項８に記載の流体フィルタ。