JP2004110177A - 減圧弁 - Google Patents

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JP2004110177A
JP2004110177A JP2002268872A JP2002268872A JP2004110177A JP 2004110177 A JP2004110177 A JP 2004110177A JP 2002268872 A JP2002268872 A JP 2002268872A JP 2002268872 A JP2002268872 A JP 2002268872A JP 2004110177 A JP2004110177 A JP 2004110177A
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pressure
valve
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bellows
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Satoyuki Fujita
藤田  智行
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TLV Co Ltd
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TLV Co Ltd
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Abstract

【課題】出口側圧力の変動に対する応答性の良い減圧弁を提供する。
【解決手段】本体1と蓋2で弁ケーシングを形成し、本体1に入口5と出口6を形成し、入口5と出口6を連通する弁口8を開けた弁座7を本体1に取り付け、弁口8を開閉する弁体9を弁口8の下方に弁体ばね19で閉弁方向に付勢して配置する。弁口8の上方に摺動案内孔17と導圧孔18を有する仕切部材16を配置し、仕切部材16の上方の感圧室29に出口6側圧力と圧力設定ばね3の設定力との偏差に基づいて変位するベローズ4を配置する。ベローズ4の変位を弁体9に伝える操作棒11を摺動案内孔17を貫通して配置し、導圧孔18を感圧室29の周囲壁に向けて開ける。
【選択図】      図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は蒸気や圧縮空気配管系に取り付けて、出口側圧力を入口側圧力よりも低い所望の設定圧力に維持する減圧弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】
実開昭58−28312号公報
従来の減圧弁は例えば実開昭58−28312号公報に示されている。ここに示されたものは、弁ケーシングに入口と出口を形成し、入口と出口を連通する弁口を開けた弁座を弁ケーシングに取り付け、弁口を開閉する弁体を弁口の下方の入口側にばねで閉弁方向に付勢して配置し、弁口の上方に摺動案内孔と導圧孔を有する仕切部材を配置し、仕切部材の上方の感圧室に出口側圧力と圧力設定部材の設定力との偏差に基づいて変位するベローズを配置し、ベローズの変位を弁体に伝える操作棒を摺動案内孔を貫通して配置し、導圧孔をベローズに向けてを開けたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の減圧弁は、導圧孔をベローズに向けて開けたものであるので、弁口から出口へ向かう流体の流動が導圧孔を通してベローズに直接衝突してベローズが押し上げられるために、出口側圧力の変動に対する応答性が悪いという問題点があった。
【0004】
従って本発明の技術的課題は、出口側圧力の変動に対する応答性の良い減圧弁を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の技術的課題を解決するために講じた本発明の技術的手段は、弁ケーシングに入口と出口を形成し、入口と出口を連通する弁口を開けた弁座を弁ケーシングに取り付け、弁口を開閉する弁体を弁口の下方の入口側にばねで閉弁方向に付勢して配置し、弁口の上方に摺動案内孔と導圧孔を有する仕切部材を配置し、仕切部材の上方の感圧室に出口側圧力と圧力設定部材の設定力との偏差に基づいて変位するベローズを配置し、ベローズの変位を弁体に伝える操作棒を摺動案内孔を貫通して配置し、導圧孔を感圧室の周囲壁に向けて開けたことを特徴とする減圧弁にある。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明は、導圧孔を感圧室の周囲壁に向けて開けたものであるので、導圧孔を通して感圧室に導入される流体の流動が感圧室の周囲壁に衝突しベローズに直接衝突しない。そのため、感圧室に導入される流体の流動によりベローズが押し上げられることを防止でき、出口側圧力の変動に対する応答性が良くなる。
【0007】
【実施例】
上記の技術的手段の具体例を示す実施例を説明する(図1参照)。
図1は本発明による減圧弁の実施例の断面図である。減圧弁の弁ケーシングは、本体1と本体1に締結した蓋2とから成る。本体1の上部と蓋2の間に圧力設定部材としてのコイル状の圧力設定ばね3とベローズ4を配置する。
【0008】
本体1に入口5と出口6を形成し、入口5と出口6の間に弁座7を固定し、弁座7に形成した弁口8を通して入口5と出口6を連通する。弁口8の下方の入口5側に弁口8を開閉する弁体9を配置する。弁体9の上面にほぼ円錐状の凹面10を形成する。弁体9の上方に操作棒11を配置する。操作棒11の下端面にほぼ半球状の凸面12を形成する。弁体9の円錐状の凹面10に操作棒11の半球状の凸面12を当接させる。操作棒11の上端は下部ばね受け13の収容孔14に収容する。操作棒11の上部はスナップリング15で本体1に固定した仕切部材16の摺動案内孔17で上下に摺動自在に案内する。出口6側圧力を仕切部材16の上方の感圧室29に導入する導圧孔18を仕切部材16の摺動案内孔17の周囲に4個均等に形成する。導圧孔18は感圧室29の周囲壁に向けて開口する。
【0009】
弁体9と本体1の底壁の間に弁体9を閉弁方向に付勢するコイル状の弁体ばね19を配置する。弁体9と弁体ばね19を囲って円筒状のスクリーン20を配置する。スクリーン20は、弁座7の下端面に形成した外方に向かって上方に拡がるテーパー面21と、本体1の底壁に形成した段部22の間に挟んで固定する。
【0010】
蓋2の天井壁に調節ねじ23を取り付け、ロックナット24で回り止めをする。調節ねじ23の下部に抜け出し防止用のスナップリング25を取り付ける。調節ねじ23の内端は球体26と上部ばね受け27を介して圧力設定ばね3の上端に接する。圧力設定ばね3の下端は下部ばね受け13の上端に接する。ベローズ4の上端は蓋2と本体1の間に固定したリング状の取付部材28に固定し、下端は下部ばね受け13の外周に固定して閉塞する。
【0011】
次に上記実施例の作用を説明する。出口6側の圧力が設定圧力よりも低下すると、ベローズ4は圧力設定ばね3のばね力により伸張し、弁体ばね19のばね力に抗して操作棒11を介して弁体9を下方に変位させて弁口8を開口する。弁口8の開口により入口5側の高圧の流体が出口6側に供給され、出口6側の圧力が回復する。このとき、導圧孔18を通して感圧室29に導入される流体の流動が感圧室29の周囲壁に衝突しベローズ4に直接衝突しないので、ベローズ4は感圧室29に導入される流体の流動により押し上げられない。そして、出口6側の圧力が所望値まで回復すると、ベローズ4は収縮して元の位置に戻り、弁体9は弁体ばね19のばね力により弁口8を閉口する。
【0012】
【発明の効果】
上記のように本発明は、導圧孔を感圧室の周囲壁に向けて開けることにより、導圧孔を通して感圧室に導入される流体の流動がベローズに直接衝突しないので、感圧室に導入される流体の流動によりベローズが押し上げられることを防止でき、出口側圧力の変動に対する応答性が良くなるという優れた効果を生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による減圧弁の実施例の断面図である。
【符号の説明】
1  本体
2  蓋
3  圧力設定ばね
4  ベローズ
5  入口
6  出口
7  弁座
8  弁口
9  弁体
11  操作棒
16  仕切部材
17  摺動案内孔
18  導圧孔
19  弁体ばね
29  感圧室

Claims (1)

  1. 弁ケーシングに入口と出口を形成し、入口と出口を連通する弁口を開けた弁座を弁ケーシングに取り付け、弁口を開閉する弁体を弁口の下方の入口側にばねで閉弁方向に付勢して配置し、弁口の上方に摺動案内孔と導圧孔を有する仕切部材を配置し、仕切部材の上方の感圧室に出口側圧力と圧力設定部材の設定力との偏差に基づいて変位するベローズを配置し、ベローズの変位を弁体に伝える操作棒を摺動案内孔を貫通して配置し、導圧孔を感圧室の周囲壁に向けて開けたことを特徴とする減圧弁。
JP2002268872A 2002-09-13 2002-09-13 減圧弁 Pending JP2004110177A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007048130A (ja) * 2005-08-11 2007-02-22 Tlv Co Ltd 減圧弁
JP2013232073A (ja) * 2012-04-27 2013-11-14 Tlv Co Ltd 減圧弁
WO2016011952A1 (zh) * 2014-07-22 2016-01-28 费希尔久安输配设备(成都)有限公司 调压阀

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