JP2008237542A - 弾球遊技機の遊技球回転移動・振分け装置 - Google Patents

弾球遊技機の遊技球回転移動・振分け装置 Download PDF

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Abstract

【課題】入賞に係る複数の回転体を設けた弾球遊技機の遊技球回転移動・振分け装置において、コスト低減と省電力化を図り、また、変則的な遊技の効果的な抑制を図る。
【解決手段】軸周り方向に回転自在で、回転軸方向に交差する一端面が遊技機正面側に向けられ、送られてきた遊技球を保持部で受けて回転により下流側に送る複数の回転体を遊技領域に備え、これら回転体中の下流の回転体は、その回転位置に応じて遊技球を当り経路又は外れ経路に振り分ける振分け回転体として用いられる弾球遊技機の遊技球回転移動・振分け装置において、複数の回転体を歯車機構42により連係動作させるためのモータ41を、1つの歯車44を回転させる1台とする。複数の歯車48〜50のうちの少なくとも1つの歯車は、その歯数が素数に設定され、歯車48〜50間の歯数の最小公倍数を大きくして回転体の回転位置の周期を大きく設定し、回転体の回転位置と当り経路への振分けタイミングとの関係の推測を困難にする。
【選択図】図3

Description

本発明は、パチンコ機やスマートボール等の弾球遊技機に係り、特に、入賞に係わる遊技球移動・振分け用の複数の回転体が設けられた遊技球回転移動・振分け装置に関するものである。
従来、この種の技術としては特許文献1に記載のものがあった。
これは、遊技球の保持部を有する回転体を2つ並べて配置し、遊技球を一方の回転体から他方の回転体へと受け渡し可能であり、また、各回転体側でその回転によって有利な遊技状態になるか否か振り分け可能で、更に、両回転体側間で有利な遊技状態の内容が異なる、というものである。
特開平4−146781号公報
上記従来技術では、2つの回転体は回転軸方向に交差する一端面が遊技機正面側を向いているので、一方の回転体から他方の回転体への遊技球の受け渡しが遊技者から見ることができて楽しむことができるという利点がある。
しかし、回転体の回転によって有利な遊技状態になるか、それ以外の状態になるか振り分け可能な弾球遊技機においては、上記回転体の回転角の周期性を観察して有利な遊技状態になる振り分けがされるように、変則的な方法で遊技が行われることがある。例えば、2つの回転体の正面に各々描かれた模様等の回転位置(回転体の回転角)を比較対照し、有利な遊技状態になり得る回転体の回転角の周期(法則)を推測する。そして、その周期が到来するまで遊技球を発射しない止め打ち行為や、その周期が到来した時に集中して遊技球を発射する狙い打ち行為を招く。
上記従来技術においては、このような変則的な遊技に対しては配慮されてなく、この点についての改善が望まれていた。また、上記従来技術においては、2つの回転体の各々にモータを設けていたため、これを1つにしてコスト低減と省電力化を図ることが望まれるが、このような場合においても、変則的な遊技に対する配慮は欠かせず、将来の課題とされていた。
本発明の課題は、入賞に係わる複数の回転体を設けた場合に、コスト低減と省電力化が図れ、変則的な遊技の抑制に大なる効果がある弾球遊技機の遊技球回転移動・振分け装置を提供することにある。
上記課題を解決するための手段を以下に述べる。
(1)各々軸周り方向に回転自在で、回転軸方向に交差する一端面が遊技機正面側に向けられ、送られてきた遊技球を保持部で受けて回転により下流側に送る複数の回転体を遊技領域に備え、これら複数の回転体中の下流に位置する回転体は、遊技球を受けた時の回転位置に応じて、その遊技球を特定の領域を通過させて賞球を獲得させ得る当り経路又はこの当り経路以外の経路に振分け導入させる振分け回転体として用いられる弾球遊技機の遊技球回転移動・振分け装置において、前記複数の回転体は、その複数の回転体の各々に設けられた歯車が噛合され、この複数の歯車のうちのいずれかを回転させる単一の回転駆動源によって回転され、前記複数の歯車のうちの少なくとも1つの歯車は、その歯数が素数に設定されていることを特徴とする弾球遊技機の遊技球回転移動・振分け装置。
当り経路又はこの当り経路以外の経路に振分け導入させる振分け回転体として用いられる回転体としては、一般的には複数の回転体中の最下流に位置する回転体が該当する。
(1)項に記載の発明によれば、入賞に係わる複数の回転体を設けた弾球遊技機において、コスト低減と省電力化が図れ、変則的な遊技の抑制に大なる効果を発揮できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。なお、各図間において、同一符号は同一又は相当部分を示す。
図1は、本発明が適用されたパチンコ機の遊技盤の盤面構成例を示す図である。
図示するように、盤面1にはレール2が取り付けられており、このレール2の内側には、遊技領域3が形成されている。レール2は、図示しないハンドルの操作により発射された遊技球(図示せず)が盤面1の左側上部から遊技領域3内へ打ち込まれるように案内する。
遊技領域3には種々の遊技領域構成部品が設けられている。
すなわち、遊技領域3のほぼ中央には、特定遊技領域構成部品、ここでは任意の画像を表示する液晶表示器等からなる画像表示器4が配置されている。この画像表示器4は、遊技中に図柄等、遊技者に遊技上種々の演出効果を与える画像を表示する他、パチンコ機が稼働していない時にはそのパチンコ機の使用方法を説明したり、任意の宣伝画像を表示したりする等、様々な画像を表示できる。
この画像表示器4の周囲には、センタ役物5が配置されている。センタ役物5は、画像表示器4を囲む位置を装飾するが、主に遊技全体の流れの中で遊技球の入賞を容易にし得る機能を有し、また遊技を演出する機能を有する。
また遊技領域3には、センタ役物5の位置を基準として、下方及びその両側には始動入賞口6が、上方には上大入賞口7が、下方の始動入賞口6の直下には下大入賞口8が、各々設けられている。その他、いくつかの一般入賞口9が遊技領域3に設けられている。入賞口6〜9に入賞(入球)すると賞球が獲得される。なお7aは、上大入賞口7を開放する羽根である。
上,下大入賞口7,8は、図1では閉じた状態を示しているが、開放時には、他の入賞口6,9よりも入賞が著しく容易な形態となるように、ここでは入賞開口が著しく大きくなるように構成されている。したがって遊技者は、上,下大入賞口7,8の開放時には一般入賞口9や始動入賞口6の入賞時よりも多くの賞球を獲得し得る。
更に、遊技領域3(センタ役物5内)には、後述する遊技球振分け機構が設けられた箇所に、後述する当り経路及び外れ経路への入口等が各々開口している(図1においては符号が省略されている)。
遊技領域3の左右側には、各々サイドランプ10が設けられている。ゲート11や風車12も遊技領域3の適所に設けられている。
遊技領域3の最下部には、入賞しなかった遊技球を回収するアウト口13が設けられている。
更に、上記各部品2,4〜12やアウト口13を避けた適宜箇所には、多数の遊技釘14(一部のみ図示)が打ち込まれている。
なお、遊技領域3は透明ガラス板(図示せず)により覆われ、遊技球が遊技領域3から離脱することはない。
本実施形態において遊技球回転移動・振分け装置20は、上記のような遊技領域3に設けられた回転移動機構(図1中、破線で囲んだ領域21内に示す。)及び、これに連結する遊技球振分け機構(同じく破線で囲んだ領域22内に示す。)によって構成されている。
ここで、回転移動機構21は、矢印アに示すように、その入口21aに到達した遊技球を、詳細を後述する回転体、本実施形態では正面に装飾が施された装飾回転体の回転に伴って遊技球振分け機構22の上方に移送し、その上方入口22aに進入させる機構である。
この場合、遊技球は、遊技領域3の延出面(換言すれば盤面1)に交差する方向、つまり遊技機奥行き方向(遊技者から見て遠近方向)に移動しながら、遊技領域3の延出面に沿う方向、つまり遊技領域3の上下及び/又は左右方向に移動して、遊技球振分け機構22の上方に移送される。図示例では、遊技球は遊技機奥側から手前側(遊技者側)に移動しながら、遊技領域3の下方向及び左右方向に移動して、遊技球振分け機構22の上方に移送される。
また遊技球振分け機構22は、上方入口22aに進入してきた遊技球を、その上方入口22a進入時の、詳細を後述する振分け回転体の回転位置に応じて特定の領域、ここではVゾーンを通過(V入賞)させて賞球を獲得させ得る当り経路、又はVゾーンを通過させることのない外れ経路(共に図示せず)のうちのいずれかに振分け導入させる機構である。
以下、図2〜図4を参照して上記回転移動機構21及び遊技球振分け機構22の具体例を説明する。
図示例では、回転移動機構21及び遊技球振分け機構22は1ユニット化されて遊技球回転移動・振分け装置20を構成している。
図2〜図4は、このような回転移動機構21及び遊技球振分け機構22(遊技球回転移動・振分け装置20)の一例を取り出し拡大して示す図で、図2は正面図、図3は裏面図、図4は斜視図である。なお、各図の拡大率は異にしている。
まず回転移動機構21について説明する。
回転移動機構21は、入口21a,出口21b、第1,第2装飾回転体23,24及びその駆動装置(図示せず)、並びにこれら装飾回転体23,24及び駆動装置等を取り付ける第1,第2取付台25,26を備えて構成されている。
上記第1,第2装飾回転体23,24は、各々回転軸方向に交差する一端面(正面)をパチンコ機正面側に向けて、第1,第2取付台25,26に各別に回転自在に取り付けられ、上記駆動装置によって回転駆動される。第1,第2装飾回転体23,24の正面には所望の意匠、例えば平面的な模様やキャラクタが描かれ、あるいは浮彫り等による装飾等(図1参照。図2、図4では図示を省略)が施され、面白みを増しているが、反面、その回転位置(回転角)を判別しやすくしている。
第1,第2装飾回転体23,24は、その回転により、上記第1,第2取付台25,26に形成されたリブ状の仕切り27及び連絡口28によって形成された回転移動機構21における遊技球通路31の入口31a側から出口31b側(遊技球振分け機構22の上方入口22a側)に向けて遊技球を送る。なお図示例では、第1装飾回転体23は時計回りに回転し、第2装飾回転体24は反時計回りに回転する。
上記第1,第2装飾回転体23,24は、各々外周面に3つの遊技球保持部29が等間隔に切欠き形成され、第1,第2装飾回転体23,24に向かって進入してきた遊技球を、最初に対向する遊技球保持部29で保持して軸周り方向に移動させるように構成されている。そして、遊技球保持部29に保持した遊技球を、同遊技球保持部29が各々予め定められた回転角度に達したときにその遊技球保持部29から離脱するように構成されている。
次に遊技球振分け機構22について説明する
遊技球振分け機構22は、その上方入口22aから進入してきた遊技球を、上記当り経路又は外れ経路(共に図示せず)のいずれかに振り分ける機構である。
遊技球振分け機構22は、上方入口22a、当り開口33、外れ開口34、振分け回転体32及びその駆動装置(図示せず)、並びにこれら振分け回転体32及び駆動装置等を取り付ける第3取付台35とを備えて構成されている。
なお、当り開口33、外れ開口34は、振分け回転体32の他端面(裏面)に近接対向する振分け回転体取付面に穿設されている。
上記振分け回転体32は、回転軸方向に交差する一端面(正面)をパチンコ機正面側に向けて、第3取付台35に回転自在に取り付けられ、上記駆動装置によって回転駆動される。振分け回転体32の正面には、第1,第2装飾回転体23,24の場合と同様に所望の意匠が施され、面白みを増している反面、その回転位置(回転角)を判別しやすくしている(図1参照。図2、図4では図示を省略)。
なお本実施形態においては、回転振分け体32の回転軸47の図中左右方向の位置が、上方入口22aからの遊技球の自由落下方向(垂線)と重ならない位置に設定されている。図示例では、回転振分け体32の回転軸47の左右方向の位置を、上方入口22aの左右方向の位置に対して右側にずらした位置に設定されている。上方入口22aに遊技球が連なって待機した場合に、上方入口22a及び回転振分け体32間における、いわゆる球噛みの発生を防止し、遊技の進行を阻害させたり、上記駆動装置を過負荷にさせないためである。
振分け回転体32は、その回転により、上記第3取付台35に形成されたリブ状の仕切り27、上方入口22a、当り開口33、外れ開口34によって形成された遊技球振分け機構22における遊技球通路31の入口から出口(上方入口22aから当り開口33又は外れ開口34)に向けて遊技球を送る。
振分け回転体32は、外周面に2つの外れ球保持部36と1つの当り球保持部37とが等間隔に切欠き形成され、時計回り(図4中、矢印イ参照)に回転する。
このような遊技球振分け機構22は、進入してきた遊技球を、振分け回転体32の最初に対向する外れ球保持部36又は当り球保持部37で保持して時計回りに移動させるように構成されている。そして、外れ球保持部36に保持した遊技球を、その外れ球保持部36が外れ経路の入口(外れ開口34)に対向した際にその外れ経路に導入させ、また、当り球保持部37に保持した遊技球を、その当り球保持部37が下方に向いたときに当り経路の入口(当り開口33)内に導入させるように構成されている。
以上のように構成された遊技球回転移動・振分け装置20(回転移動機構21及び遊技球振分け機構22)において、第1,第2装飾23,24、振分け回転体32を回転駆動する駆動装置は、図3に例示するように、モータ41及び歯車機構42を備えてなる。なおモータ41は、ここでは減速機構内蔵のモータが用いられている。
図から分かるように、モータ41は1台であり、また歯車機構42は、モータ41の回転軸43に軸着された歯車44と、第1,第2装飾回転体23,24、振分け回転体32の回転軸45〜47に各々軸着された歯車48〜50とを備えてなる。
この場合、モータ41の歯車44は第2装飾回転体24の歯車49に噛合し、この歯車49に、第1装飾回転体23の歯車48と振分け回転体32の歯車50が噛合している。したがってモータ41の回転力は、歯車44を介して歯車49に伝達され、更に歯車48及び歯車50に伝達され、第1,第2装飾回転体23,24及び振分け回転体32を回転させる。
図3において、モータ41の歯車44は矢印ウに示すように反時計回りに回転しているので、第2装飾回転体24の歯車49は時計回り(矢印エ参照)に回転し、第1装飾回転体23の歯車48と振分け回転体32の歯車50は各々反時計回り(矢印オ参照)に回転する。したがって、図1,図2及び図4において、第1装飾回転体23は時計回りに回転し、第2装飾回転体24は反時計回りに回転し、振分け回転体32は時計回りに回転する。
これにより、進入してきた遊技球を、第1装飾回転体23は遊技球保持部29で保持して第2装飾回転体24側に送り、第2装飾回転体24は遊技球保持部29で保持して振分け回転体32側に送る。そして、振分け回転体32は外れ球保持部36又は当り球保持部37で保持して外れ開口34又は当り開口33内に遊技球を送る。
ここで、第1,第2装飾回転体23,24及び振分け回転体32の歯車48〜50の歯数について述べると、第1装飾回転体23の歯車48は31歯、第2装飾回転体24の歯車49は53歯、振分け回転体32の歯車50は29歯に設定されている。したがって、歯車48〜50間の歯数の最小公倍数を47,647のように大きくすることができ、各歯車48〜50、換言すれば第1,第2装飾回転体23,24及び振分け回転体32の回転位置(回転角)が同一となる周期を大きく設定できる。
したがって、第1,第2装飾回転体23,24及び振分け回転体32の正面に施された模様や装飾等の意匠等を手掛かりとして、それら回転体23,24,32の回転位置を判別し、有利な遊技状態になり得る(当り開口33内に遊技球を導入させ得る)回転体23,24,32の回転角の周期(法則)を推測しにくくする。このため、上述したような止め打ち行為や狙い打ち行為等の変則的な遊技を効果的に抑制できる。
次に、上述実施の形態の動作について図1、図2及び図4を参照して説明する。
図1において、遊技球(図示せず)が遊技領域3内に打ち込まれ、3つある始動入賞口6のいずれかに入賞すると大当り抽選が行われ、この大当り抽選に当ると上大入賞口7が開放する。これにより遊技球が上大入賞口7に入賞すると、その遊技球は図中左右のいずれかの方向に振分け移動される。
いま遊技球が右方向に移動した場合には、予め定められた条件を満たすことによって、概ね矢印アに示す経路で遊技球回転移動・振分け装置20(回転移動機構21)の入口21aに到達する。
入口21aに到達した遊技球BLは、図2中、一点鎖線で示す遊技球通路31を経て、つまり、回転体23,24,32の回転が係わって、外れ開口34又は当り開口33を通って外れ経路又は当り経路に導入される。
遊技球が当り経路に導入されるとVゾーンを通過する。遊技球22がVゾーンを通過すると、下大入賞口8の所定の開放動作を何回(ラウンド)繰り返すかを決定するラウンド抽選が行われる。その後、下大入賞口8は、ラウンド抽選の結果に従った回数分、開放動作を繰り返すもので、遊技者は一般入賞口9や始動入賞口6の入賞時よりも多くの賞球を獲得可能である。
ラウンド抽選を、上記大当り抽選と同時に行うようにしてもよい。この場合、ラウンド抽選結果は一時記憶され、遊技球22がVゾーンを通過した場合に有効とされて読み出され、下大入賞口8は、その読み出されたラウンド抽選結果に従った回数分、開放動作を繰り返す。
ラウンド回数(ラウンド抽選結果に従った大入賞口開放動作回数)に、上記上大入賞口7の開放動作1回分を含めるか否かは適宜定められる。
遊技球が外れ経路に導入されると、Vゾーンを通過することはなく、下大入賞口8は開放動作しない。
したがって、第1,第2装飾回転体23,24を経て振分け回転体32に到達した遊技球22がその当り球保持部37内に導入されるか否かは遊技者の利害に重大な影響を及ぼす。
このため例えば、第1,第2装飾回転体23,24及び振分け回転体32がどのような回転位置(回転角)になったときに、遊技球を遊技球回転移動・振分け装置20の入口21aに進入させれば上記Vゾーン通過が可能となるかを推測し、上述したような変則的な遊技が行われることがある。
上記第1,第2装飾回転体23,24及び振分け回転体32の回転位置は、それらの正面に施された模様や装飾等の意匠等を手掛かりとして推測されることが多い。そこで、回転位置を分かりにくくする模様等を施して上記のような推測を難しくすることが考えられるが、回転位置の推測は正面に施された模様等の意匠だけではなく、第1,第2装飾回転体23,24及び振分け回転体32の形態等を種々の方向からのぞき込むこと等で把握できないわけではない。また、第1,第2装飾回転体23,24及び振分け回転体32の正面の模様等の意匠の設計の自由度を狭めたくもない。
本実施形態では、歯車48〜50(図3参照)間の歯数の最小公倍数を大きくして第1,第2装飾回転体23,24及び振分け回転体32の回転位置の周期を大きく設定した。このため本実施形態によれば、各回転体23,24,32の正面に施される模様等の意匠等を手掛かりとしてそれら回転体23,24,32の回転位置を判別し、有利な遊技状態になり得る回転体23,24,32の回転角の周期は推測しにくくなり、上述したような止め打ち行為や狙い打ち行為等の変則的な遊技を効果的に抑制できるようになる。
なお上述実施形態では、3つの回転体23,24,32の歯車48〜50全てについて歯数を素数に設定したが、歯車48〜50中の少なくともいずれか1つの歯数を素数にすれば本実施形態における効果を発揮できる。
また上述実施形態では、歯車(回転体)を3つとした場合について述べたが、2つ又は4つ以上としてもよく、この場合も少なくともいずれか1つの歯数を素数にすれば上述実施形態と同様の効果を発揮できる。2つ以上の歯車を備えた場合であって、全ての歯車の歯数が素数であっても、それらが同数の場合は除かれる。
本発明が適用されたパチンコ機の遊技盤の盤面構成例を示す図である。 図1中の要部を取り出し拡大して示す正面図である。 同じく裏面図である。 同じく斜視図である。
符号の説明
3:遊技領域、20:遊技球回転移動・振分け装置、21:回転移動機構、22:遊技球振分け機構、22a:上方入口、23,24:装飾回転体、29:遊技球保持部、31:遊技球通路、31a:通路入口、31b:通路出口、32:振分け回転体、33:当り開口、34:外れ開口、36:外れ球保持部、37:当り球保持部、41:モータ(回転駆動源)、42:歯車機構、44,48〜50:歯車、BL:遊技球。

Claims (1)

  1. 各々軸周り方向に回転自在で、回転軸方向に交差する一端面が遊技機正面側に向けられ、送られてきた遊技球を保持部で受けて回転により下流側に送る複数の回転体を遊技領域に備え、これら複数の回転体中の下流に位置する回転体は、遊技球を受けた時の回転位置に応じて、その遊技球を特定の領域を通過させて賞球を獲得させ得る当り経路又はこの当り経路以外の経路に振分け導入させる振分け回転体として用いられる弾球遊技機の遊技球回転移動・振分け装置において、
    前記複数の回転体は、その複数の回転体の各々に設けられた歯車が噛合され、この複数の歯車のうちのいずれかを回転させる単一の回転駆動源によって回転され、
    前記複数の歯車のうちの少なくとも1つの歯車は、その歯数が素数に設定されていることを特徴とする弾球遊技機の遊技球回転移動・振分け装置。
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