JP2008236501A - 折畳み式携帯端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示部の画面を大きく保ちながら、表示部を表面から見て時計回り及び反時計回りのいずれの方向にも縦長状態から横長状態に回転可能にすると共に、容易に表示部の切換を行えるようにする。
【解決手段】折畳み式携帯電話機(折畳み式携帯端末)において、第1ガイド溝12と第2ガイド溝14と第1ガイド溝12に係合する第1ガイドピン13と、第2ガイド溝14に係合する第2ガイドピン15と、これら第1ガイドピン13及び第2ガイドピン15を連結する連結部材17とをカム機構10(支持機構)に設ける。このカム機構10により、液晶表示部2を表面から見て時計回り及び反時計回りのいずれの方向にも回転可能に支持し、縦長状態と横長状態とに切換操作可能とする。さらに、液晶表示部2がいずれの回転方向においても、縦長状態又は横長状態となるように第2ガイドピン15を付勢する付勢機構40を設ける。
【選択図】図4

Description

本発明は、折畳み式携帯端末に関し、特に表示部を縦長状態又は横長状態に切換操作可能に支持するものに関する。
近年、外出先で折畳み式携帯電話機を用いてテレビを視聴する動向がある。折畳み式携帯電話機の表示部は、一般的に手に持ったときに縦長状態になっている。このため、縦長状態でテレビを視聴すると全体の画面が小さくなる。従来より、携帯性の面から折畳み式携帯電話機をできるだけ小さくしたいことと、視聴性の面からテレビの画面を大きく見たいこととの相反する要望がある。
携帯電話機そのものを横にして画面を横長状態に切り換えれば、表示部一杯に画面を表示することができる。携帯電話機の表示部を横にするためには、現状では手に持った携帯電話機を横に90度回転した横長状態で手に保持し続けるか、特別な保持手段により、折畳み式携帯電話機を横向きにした状態で放置して安定した状態を保つ必要がある。しかしながら、携帯端末を常に手に保持しながらテレビを視聴等し続けるのは難しく、また、適当な保持手段を外出先で見つけるのは容易ではない。
そこで、折畳み式携帯電話機の上側筺体に設けた表示部を下側筺体に対し90度横に回転させ、下側筺体の裏面が設置面に接した状態で放置するようにすれば、比較的安定して視聴可能に設置することができる。
例えば、特許文献1の折畳み式携帯端末では、携帯電話機自体は縦長に持ったままの状態で、表示部を縦長状態から横長状態に切換操作可能に第1の筐体に支持している。この折畳み式携帯端末では、表示部の中心部に表示部に対して垂直に支持軸を設け、この支持軸を中心として表示部を90度回転させるようにしている。
特許文献2の移動端末機は、多数のキー入力部が設けられた第1ケーシングと、文字及び画像を表示できるディスプレイ部が設けられた第2ケーシングとを備え、一端部が第1ケーシングと折畳み可能に第1ケーシングにヒンジ結合され、他端部が第2ケーシングの一領域に接触するように連結する連結部材と、第2ケーシングの一領域と連結部材の他端部との間に設けられ、第2ケーシングを連結部材との接触面に沿って所定の角度の範囲内で回動させる回動手段と、回動手段により第2ケーシングが回動するとき、上記ディスプレイ部に表示されるイメージを変換させる機能を行う信号処理装置を備えている。この移動端末機では、ディスプレイ部の位置は垂直及び水平方向に変換されるとともに、表示される画像の大きさも変更される。
特許文献3に示されるように、表示部を第1の筐体にスライド可能かつ回転可能に支持する支持機構を有する折畳み式携帯端末が知られている。この折畳み式携帯端末では、表示部を上下にスライド移動させてから、表示部の中央部に設けた支持軸を中心に回転させているため、その分、ヒンジ部や第1の筐体の下端に設けた膨出部との接触が避けられ、表示部を大きくすることができる。
一方、特許文献4のように、表面に表示部が設けられた第1の筐体と、表面に操作部を有する第2の筐体と、第1の筐体と第2の筐体とを折畳み開閉自在に連結するヒンジ部とを備え、表示部は、上記第1の筐体に支持機構を介して、縦長状態と横長状態とに切換操作可能に支持されており、上記支持機構は、上記表示部の切換操作時に該表示部の下端側コーナー部がヒンジ部に沿って移動するように表示部の縦長状態と横長状態との切換を案内支持するものが知られている。
特開2001−156893号公報 特開2003−114670号公報 特開2003−319043号公報 特開2006−211576号公報
上記従来例では、表示部の回転機構を裏面側に持ち、表示部を一方向にのみ縦長状態から横長状態に回転して、表示部の位置は垂直及び水平方向に変換されるとともに、表示される画像の大きさも変更される。
しかしながら、表示部を表面から見て時計回り又は反時計回りのいずれの方向に回転させるのが操作しやすいかは、右利きのユーザと左利きのユーザとでは異なることが予想される。また、右手に持った場合と左手に持った場合とでも、時計回り又は反時計回りのいずれの方向に回転させるのが操作しやすいかは、異なることが予想される。
上記特許文献1及び2に示すような構成では、表示部は、第1の筐体に対して1本の支持ピンのみで支持されているため、時計回り及び反時計回りのいずれの方向にも表示部を縦長状態又は横長状態に切り換え可能にするのは困難ではないが、表示部がヒンジ部に接触するのを防ぐために、表示部の角を大きく丸める必要があり、表示画面が小さくなるという問題がある。
また、上記特許文献3の発明においても、表示部は、第1の筐体に対して1本の支持ピンのみで支持されているため、時計回り及び反時計回りのいずれの方向にも表示部を縦長状態又は横長状態に切り換え可能にするのは困難ではなく、また、縦横切換時に一度表示部を上方へスライドさせるので、ヒンジ部との接触を避けるために表示部の角を大きく丸めなくてもよい。しかしながら、表示部を回転させた後にスライドさせておいた表示部を再びスライドさせて元に戻すという余計な操作が必要となり、操作が煩雑となる。
一方、上記特許文献4の発明では、カム機構を利用しているため、表示部を大きくしても表示部がヒンジ部に接触しないが、時計回り及び反時計回りのいずれの方向へも回転可能にしようとすると、溝の形状が大きくなるので、折畳み式携帯機器全体の大きさが大きくなり、携帯性が悪くなるという問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、表示部の画面を大きく保ちながらも全体の大きさが大きくなるのを抑え、表示部を表面から見て時計回り及び反時計回りのいずれの方向にも縦長状態から横長状態に回転可能にすると共に、容易に表示部の切換を行えるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、カム機構により、表示部の画面を大きく保ちながらも全体の大きさが大きくなるのを抑え、表示部を表面から見て時計回り及び反時計回りのいずれの方向にも縦長状態から横長状態に回転可能にすると共に、付勢機構により、表示部がいずれの回転方向においても、縦長状態又は横長状態となるように第2ガイドピンを付勢するようにした。
第1の発明では、表面に表示部が設けられた第1の筐体と、
表面に操作部を有する第2の筐体と、
上記第1の筐体と第2の筐体とを折畳み開閉自在に連結するヒンジ部とを備え、
上記表示部が、上記第1の筐体に支持機構を介して、縦長状態と横長状態とに切換操作可能に支持された折畳み式携帯端末を対象としている。
そして、上記支持機構は、
第1の筐体に設けられ、連続する中凸形状の左側部分及び中凸形状の右側部分からなる第1ガイド溝と、
第1の筐体の該第1ガイド溝と離れた位置に設けられた第2ガイド溝と、
上記第1ガイド溝にスライド自在に係合する第1ガイドピンと、
上記第2ガイド溝にスライド自在に係合する第2ガイドピンと、
表示部の裏面側に設けられ上記第1ガイドピン及び第2ガイドピンを連結する連結部材と、
を備えたカム機構で構成され、
上記表示部は、上記カム機構により、表面から見て時計回り及び反時計回りのいずれの方向にも回転可能に支持され、
上記カム機構には、表示部がいずれの回転方向においても、縦長状態又は横長状態となるように上記第2ガイドピンを付勢する付勢機構が設けられている。
上記の構成によると、第1ガイド溝は、表面から見てカモメが羽根を広げたような形状を有している。縦長状態では、第1ガイドピンは、第1ガイド溝の左右中間点に位置し、第2ガイドピンは、第2ガイド溝の中間に位置している。表示部を、表面から見て時計回りに縦長状態から横長状態に切り換えるときには、カム機構により、第1ガイドピンが第1ガイド溝に係合した状態で該第1ガイド溝の左側部分の凸部に向かって左方向にスライド移動するのと同時に、第2ガイドピンが第2ガイド溝に係合した状態で上方向にスライド移動する。凸部を超えると、第1ガイドピンが下方へ下がりながら左方向にスライド移動するのと同時に、第2ガイドピンが第2ガイド溝に係合した状態で付勢機構により付勢されて下方向にスライド移動するので、表示部の切換操作が補助される。
逆に表示部を、縦長状態から表面から見て反時計回りに横長状態に切り換えるときには、表示部はカム機構により、第1ガイドピンが第1ガイド溝に係合した状態で該第1ガイド溝の右側部分の凸部に向かって右方向にスライド移動するのと同時に、第2ガイドピンが第2ガイド溝に係合した状態で上方向にスライド移動する。凸部を超えると、第1ガイドピンが下方へ下がりながら右方向にスライド移動するのと同時に、第2ガイドピンが第2ガイド溝に係合した状態で付勢機構により付勢されて下方向にスライド移動するので、表示部の切換操作が補助される。
このようにカム機構により、表示部が第1の筐体に対して表面から見て時計回り及び反時計回りのいずれの方向にも回転可能に支持されているので、折畳み式携帯端末は、ユーザの好みの回転方向で表示部が回転されて縦長状態又は横長状態に切り換えられる。また、カム機構によって表示部が上下に移動しながら回転するため、表示画面を大きく保っても表示部はヒンジ部や第1の筐体の下端の膨出部などに接触しない。さらに第1及び第2ガイド溝を適切に配置することで全体の大きさの抑制が行われる。付勢機構により、表示部の回転が補助されるので、ユーザは片手で表示部をいずれの回転方向にも縦長状態又は横長状態に回転可能となる。
第2の発明では、第1の発明において、
上記付勢機構は、
一端が上記第1の筐体の第2ガイド溝よりも上方に回転自在に支持され、他端が上記第2ガイドピンに回転自在に連結された伸縮軸と、
該伸縮軸に挿入された圧縮バネと、
を備えている。
上記の構成によると、第2ガイドピンが第2ガイド溝に係合した状態で上方向にスライド移動すると、伸縮軸が短くなると共に、圧縮バネが圧縮され、弾性エネルギーが蓄えられる。このため、表示部を、表面から見て時計回りに縦長状態から横長状態に切り換えるときには、カム機構により、第1ガイドピンが第1ガイド溝に係合した状態で該第1ガイド溝の左側部分の凸部に向かって左方向にスライド移動するのと同時に、第2ガイドピンが第2ガイド溝に係合した状態で上方向にスライド移動するので、圧縮バネに弾性エネルギーが蓄えられる。凸部を超えると、第2ガイドピンが圧縮バネに付勢されながら、第2ガイド溝に係合した状態で下方向にスライド移動すると共に、第1ガイドピンが下方へ下がりながら左方向にスライド移動する。このように、付勢機構により第2ガイドピンが付勢されて切換操作が補助されながら回転し、横長状態となる。
逆に横長状態から縦長状態に切り換えるときには、第1ガイドピンが第1ガイド溝の左側端部から、左側部分の凸部に向かって右方向にスライド移動するのと同時に、第2ガイドピンが第2ガイド溝に係合した状態で上方向にスライド移動するので、圧縮バネに弾性エネルギーが蓄えられる。凸部を超えると、圧縮された圧縮バネの付勢力で第2ガイドピンが下方へ押圧されるので、表示部がアシストされながら回転し、縦長状態となる。
同様に表示部を、表面から見て反時計回りに縦長状態から横長状態に切り換えるときにも、凸部を超えるまでは、圧縮バネを圧縮させながら表示部が回転され、凸部を超えると圧縮バネによってアシストされながら切り換えられる。逆に横長状態から縦長状態に切り換えるときにも、凸部を超えるまでは、圧縮バネを圧縮させながら表示部が回転され、凸部を超えると圧縮バネによってアシストされながら切り換えられる。このように、極めて簡単な構成で表示部の回転操作の補助が可能となる。
第3の発明では、第2の発明において、
上記付勢機構は、左右一対設けられている。
すなわち、付勢機構を左右一対設けることで、左右から第2ガイドピンに付勢力を加えることができるので、表示部の回転が安定して行われる。
第4の発明では、第1乃至第3のいずれか1つの発明において、
上記第1ガイド溝は、左右対称に形成され、
上記第2ガイド溝は、上記第1ガイド溝の左側部分と右側部分とを接続する中間点の上方に略垂直に延びている。
上記の構成によると、第1ガイド溝が左右対称に形成されているので、表示部が表面から見て時計回り及び反時計回りのいずれの方向にも同じような動きで回転する。また、第1及び第2ガイド溝が左右対称であるため、溝の配置が容易である。
第5の発明では、第4の発明において、
上記第1ガイド溝の左側部分と右側部分とは、それぞれ上記中間点から中間の凸部までの長さが中間点から外側端部までの長さよりも長くなっている。
上記の構成によると、第1ガイド溝の左右方向の幅を短くすることができるので、全体の大きさが大きくなるのが防止される。また、表示部を回転させたときに、第1ガイド溝が外観に現れるのが容易に防止される。
第6の発明では、第1乃至第5のいずれか1つの発明において、
上記カム機構は、上記表示部が時計回りに回転しながら切換操作されるときには該表示部の右下端側コーナー部が、また、上記表示部が反時計回りに回転しながら切換操作されるときには該表示部の左下端側コーナー部が、それぞれ上記ヒンジ部に沿って移動するように上記表示部の縦長状態と横長状態との切換を案内支持するように構成されている。
上記の構成によると、カム機構により、時計回り及び反時計回りのいずれにおいても、表示部の右又は左の下端側コーナー部がヒンジ部に沿って移動するように案内支持されながら切り換えられる。このため、表示部がヒンジ部との間に隙間を保ちながら移動するので、従来のように表示部の下端を支持軸を中心とした半径に沿って丸くしなくても、表示部がヒンジ部や第1の筐体の下端の膨出部などに接触しない。
第7の発明では、第1乃至第6のいずれか1つの発明において、
上記表示部の縦長状態と横長状態とにおける左右方向中央部が、それぞれ第1の筐体の略左右方向中央に位置している。
すなわち、従来のように、表示部の中央部に該表示部を第1の筐体に支持する支持軸を設けた場合、表示部が横長状態のときに左右方向中央部を第1の筐体の略左右方向中央に位置させようとすると、縦長状態における表示部の上端側も下端側に合わせて低くする必要があり、表示部全体の大きさは小さくなる。しかし、本発明では、カム機構により、表示部を縦長状態又は横長状態に切り換える際にヒンジ部や第1の筐体の下端の膨出部などに接触しないように案内することも可能となり、従来のように支持軸を上下中央部に設ける必要はない。このため、縦長状態における表示部の上端側を低くすることなく、縦長状態だけでなく横長状態においても、表示部が第1の筐体に対して左右方向中央に位置することになり、結果として操作部に対して左右方向中央に位置することになる。
第8の発明では、第7の発明において、
上記第1の筐体は、
上記ヒンジ部の一部を構成する第1の筐体本体と、
該第1の筐体本体に固定され、上記第1ガイド溝及び第2ガイド溝が形成されたガイドプレートとを備え、
上記一対の伸縮軸は、上記ガイドプレートの第1ガイド溝の左右端部の上方にそれぞれ支持されている。
上記の構成によると、ガイドプレートに第1及び第2ガイド溝と、伸縮軸の支持位置とを設けることで、狭い領域に第1及び第2ガイドピン及び付勢機構が正確に配置される。また、ガイドプレートに連結部材、付勢機構を取り付けた状態でユニット化し、このユニット化したガイドプレートを第1の筐体本体に取り付けることもできる。
第9の発明では、第1乃至第8のいずれか1つの発明において、
上記第1の筐体が第2の筐体に対して開かれた状態で、上記横長状態及び縦長状態のいずれにおいても、上記第2の筐体を下にして載置可能に構成されている。
上記の構成によると、外出先でも特に折畳み式携帯端末を支持する手段を用いることなく、横長状態でのテレビ等の視聴が可能となる。
第10の発明では、第1乃至第9のいずれか1つの発明において、
折畳み式携帯端末は、携帯電話機とする。
上記の構成によると、多機能で使用頻度の高い携帯電話機において、表面から見て時計回り及び反時計回りのいずれの方向にも横長又は縦長状態の切換が容易である。
以上説明したように、本発明によると、カム機構により表示部の軌跡を調整しながら、表面から見て時計回り及び反時計回りのいずれの方向にも回転可能に支持したことにより、左利きの人も右利きの人も好みの方向へ縦長状態から横長状態に回転可能になる。また、右手に持った場合と左手に持った場合の回転方向を自由に選択できる。さらに、第1及び第2ガイド溝を適切に配置することにより、容易に全体の大きさの抑制を行うことができる。したがって、表示部の画面を大きく保ちながらも全体の大きさを抑制し、表示部を表面から見て時計回り及び反時計回りのいずれの方向にも縦長状態から横長状態に回転可能にすることができる。また、カム機構に、表示部がいずれの回転方向においても、縦長状態又は横長状態となるように第2ガイドピンを付勢する付勢機構を設け、切換操作をアシストさせている。このため、表面から見て時計回り及び反時計回りのいずれの回転方向においても、ユーザは片手のみでワンタッチで縦長状態又は横長状態に切り換えることも可能となるので、表示部の切換を極めて容易に行うことができる。
上記第2の発明によれば、伸縮軸の一端を第1の筐体の第2ガイド溝よりも上方に回転自在に支持し、他端を第2ガイドピンに回転自在に連結し、この伸縮軸に圧縮バネを挿入している。このため、極めて簡単な構成で第2ガイドピンを付勢することにより、表示部の切換操作を補助することができる。
上記第3の発明によれば、付勢機構を左右一対設け、第2ガイドピンに左右から力を加えて表示部の回転を安定して行えるようにしたことにより、表示部の切換操作をスムーズに行うことができる。
上記第4の発明によれは、第1ガイド溝を左右対称に形成して溝の配置を容易にしたと共に、いずれの方向回転させても同じような動きで回転するようにしている。このため、容易に全体の大きさを抑制することができると共に、操作性を向上させることができる。
上記第5の発明によれば、第1ガイド溝の左側部分と右側部分とにおいて、それぞれ中間点から中間の凸部までの長さを中間点から外側端部までの長さよりも長くして、第1ガイド溝の左右方向の幅を短くしている。このため、容易に全体の大きさが大きくなるのを抑制することができると共に、第1ガイド溝が外観に現れるのを防止して外観をよくすることができる。
上記第6の発明によれば、カム機構により、表面から見て時計回り及び反時計回りのいずれの回転方向においても、左右の下端側コーナー部をヒンジ部に沿って移動するようにヒンジ部との間に隙間を保ちながら表示部を横長状態又は縦長状態に切り換えるようにしている。このため、表示部の形状を略矩形状としても、表示部がヒンジ部や第1の筐体の下端の膨出部などに接触しないので、表示画面を大きくすることができる。
上記第7の発明によれば、カム機構により、表面から見て時計回り及び反時計回りのいずれの回転方向においても、接触を防止しながら表示部の切換を行って、縦長状態と横長状態とにおける表示部の左右方向中央部をそれぞれ第1の筐体の略左右方向中央に位置させている。このため、画面をできるだけ大きくしながら、縦長状態だけでなく横長状態においても、表示部を全体の左右方向中央部に位置付けることができるので、見映えがよく、かつ画面が見やすくて操作性のよい折畳み式携帯端末が得られる。
上記第8の発明によれば、第1の筐体のガイドプレートに第1及び第2ガイド溝と、伸縮軸の支持位置とを設け、狭い領域に第1及び第2ガイドピン及び付勢機構を配置している。このため、全体の大きさを抑えて携帯性を向上させることができる。
上記第9の発明では、折畳み式携帯端末を開いた状態で横長状態及び縦長状態のいずれにおいても、第2の筐体を下にして載置可能としたことにより、別部品を用いることなく、適切な場所に携帯端末を載置してテレビ等の視聴を快適に行うことができる。
上記第10の発明によれば、折畳み式携帯端末を携帯電話機としたことにより、横長又は縦長状態の切換が容易で操作性が高く、コンパクトで商品価値の高い携帯電話機が得られる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、折畳み状態にある本発明の実施形態にかかる折畳み式携帯電話機を示す斜視図である。図2は、開いた状態で液晶表示部が縦長状態における折畳み式携帯電話機を示す斜視図である。図3は、開いた状態で液晶表示部が横長状態のとき折畳み式携帯電話機を示す斜視図である。
本実施形態の折畳み式携帯端末としての折畳み式携帯電話機1は、表面に表示部としての液晶表示部2が設けられた第1の筐体3と、表面に操作部4を有する第2の筐体5と、これら第1の筐体3と第2の筐体5とを折畳み開閉自在に連結するヒンジ部6とを備えている。このことで、折畳み式携帯電話機1は、図1に示す折畳み状態又は図2及び図3に示す開き状態の2通りの状態に切換可能となっている。
上記第2の筐体5の操作部4には、複数の操作キー7が設けられている。この操作キー7は、折畳み式携帯電話機1全体を縦長に持ったときにキー入力できるように配置され、かつその表面に表示が付されている。この操作キー7を操作することで、折畳み式携帯電話機1の多数の機能が利用されるようになっている。また、第2の筐体5には、会話用のマイク部9が設けられている。
上記液晶表示部2及び操作部4は、第1の筐体3を第2の筐体5に対して折畳み状態から開いたときに現出するように構成されている。したがって、この折畳み式携帯電話機1では、液晶表示部2が縦長状態と横長状態とのいずれにおいても、ユーザは液晶表示部2の液晶ディスプレイ2aを見ながら同じ縦状態の配置の操作部4の操作キー7を操作できるようになっている。
上記液晶表示部2は、縦長状態における下端部が直線状に形成され、液晶表示部2の表面の大部分を占めるように、矩形状の液晶ディスプレイ2aが設けられている。液晶表示部2が縦長状態における上端側に会話用のスピーカ部8が設けられている。なお、液晶表示部2の各角部は左右の下端側コーナー部2b,2cを含め、デザイン上又は安全上の観点等から丸面取りされていてもよい。なお、この液晶表示部2の背面上側には、時間などが表示される背面液晶11が設けられ、折畳み状態において時間などが見られるようになっている。
図2及び図3に示すように、上記液晶表示部2の縦長状態と横長状態とにおける左右方向中央部が、それぞれ第1の筐体3の略左右方向中央に位置している。液晶表示部2は、横長状態にあるときには、完全に左右中央に位置していなくてもよく、若干どちらかにオフセットしていてもよい。
図4及び図5に、液晶表示部2等を二点鎖線で示し、カム機構10を見やすくした正面図及び背面図をそれぞれ示す。第1の筐体3には、略矩形板状の液晶表示部2を縦長状態又は横長状態とに切換操作可能に支持する支持機構としてのカム機構10が設けられている。液晶表示部2は、カム機構10により、表面から見て時計回り及び反時計回りのいずれの方向にも回転可能に支持されている。なお、見やすくするために図5,図7〜図12では、第1の筐体3は、ガイドプレート16のみ実線で表して他の部分は外形を二点鎖線で示す。
第1の筐体3は、下端側が上記ヒンジ部6の左右端部を構成する第1の筐体本体3aと、該第1の筐体本体3a(図4にのみ外形を示す)の裏面側に固定されたガイドプレート16と、裏面側を覆う背面カバー3bとを備えている。ヒンジ部6は、第1の筐体本体3aの下端部に表面側へ膨出するように左右に延びるように形成されている。この膨出した部分の内部に図示しないヒンジ部材が設けられ、このヒンジ部材により、第1の筐体3と第2の筐体5とを折畳み開閉する際の補助をするようになっている。上記カム機構10は、液晶表示部2が時計回りに回転しながら切換操作されるときには該液晶表示部2の右下端側コーナー部2bが、また、液晶表示部2が反時計回りに回転しながら切換操作されるときには該液晶表示部2の左下端側コーナー部2cが、それぞれヒンジ部6に沿って移動するように液晶表示部2の縦長状態と横長状態との切換を案内支持するように構成されている。
上記ガイドプレート16は、ステンレス鋼などの略矩形板状の板金で構成されている。第1の筐体本体3aを剛性の高い金属製や強化繊維プラスチック等の成型品で構成し、この第1の筐体本体3aにガイドプレート16を取り付けるようにすれば、薄型化が可能となっている。
上記カム機構10は、第1ガイド溝12と第2ガイド溝14とを備えている。図6にガイドプレート16を正面から見た様子を示す。第1ガイド溝12と第2ガイド溝14とは、上記ガイドプレート16に形成されている。第1ガイド溝12は、左右対称に形成され、中凸形状の左側部分12aと中凸形状の右側部分12bとが中間点12cで連続している。第1ガイド溝12は、表面側から見たときに、中間点12cが最も下側へ突出し、カモメが羽根を広げたような形状を有する開口の周縁部で構成されている。第1ガイド溝12の左側部分12aと右側部分12bとは、それぞれ中間点12cから中間の凸部12dまでの長さ(L1)が中間点12cから外側端部までの長さ(L2)よりも長くなっている(L1>L2)。このように構成することで、第1ガイド溝12の左右方向の幅を短くすることができるため、折畳み式携帯電話機1全体の大きさが大きくなるのが防止されている。
第2ガイド溝14は、第1の筐体3の第1ガイド溝12と離れた位置、すなわち、第1ガイド溝12の中間点12cの上方に略垂直に延びた開口の周縁部で構成されている。第2ガイド溝14の溝幅は、第1ガイド溝12の溝幅よりも太くなっている。なお、後述するが、第1及び第2ガイド溝12,14の形状は、本実施形態に限定されない。
このように、第1及び第2ガイド溝12,14が左右対称であるため、溝の配置が容易であり、液晶表示部2を回転させたときに、第1ガイド溝12が外観に現れるのが容易に防止される。第1ガイド溝12の左右端部が外観に現れるのを防止するには、図4に示す第1の筐体本体3aの上端を延長して延長部3cを設ければよい。この延長部3cは、液晶表示部2の操作中に円板部材18に当接しないようにするとよい。
上記第1ガイド溝12には、第1ガイドピン13がスライド自在に係合し、上記第2ガイド溝14に第2ガイドピン15がスライド自在に係合している。すなわち、第1ガイドピン13及び第2ガイドピン15は、それぞれガイドプレート16の裏側に環状部13a,15aをそれぞれ有し(図5にのみ示す)、これら環状部13a,15aによって、ガイドプレート16から抜け出さないようになっている。第2ガイド溝14の幅が第1ガイド溝12の幅よりも太くなっていることから、第2ガイドピン15側の環状部15aの方が第1ガイドピン13側の環状部13aよりも外径が大きくなっている。
液晶表示部2の裏面側には、第1ガイドピン13及び第2ガイドピン15を連結する金属製の連結部材17が設けられている。連結部材17は、下端側が先細に形成された長細い板状のもので、第1ガイドピン13は、連結部材17の下端側からガイドプレート16側へ垂直に延びるように設けられている。第2ガイドピン15は、連結部材17の上端側からガイドプレート16側へ垂直に延びるように設けられている。連結部材17の表面側における上下方向中間には、円板部材18が設けられている。この円板部材18が液晶表示部2の裏側にビス31により固定されている。従来の液晶表示部に対して垂直に設けた支持軸に相当する円板部材18は、折畳み式携帯電話機1が縦長状態のときに、表面側から見て第1の筐体3の略中央に配置されている。例えば詳しくは図示しないが、この円板部材18の中間部分に貫通孔を設ければ、液晶表示部2内の液晶基板と第2の筐体5内のメイン基板とを結ぶ信号線を通すことができる。
上記カム機構10には、第2ガイドピン15を付勢することにより、液晶表示部2がいずれの回転方向においても、縦長状態又は横長状態となるように付勢する付勢機構40が設けられている。この付勢機構40は、左右一対設けられ、それぞれの付勢機構40は、一端41aが上記第1の筐体3の第2ガイド溝14よりも上方に回転自在に支持され、他端41bが上記第2ガイドピン15に回転自在に連結された伸縮軸41を備えている。この伸縮軸41の外周には、圧縮バネ42が挿入されている。一対の伸縮軸41は、ガイドプレート16の第1ガイド溝12の左右端部の上方に設けた支持ピン43によりそれぞれ支持されている。圧縮バネ42は、液晶表示部2が約50°回転したときに、最も縮むようになっている。
ガイドプレート16に第1及び第2ガイド溝12,14と、伸縮軸41を支持する支持ピン43とを設けることで、狭い領域に第1及び第2ガイドピン13,15及び付勢機構40が正確に配置されている。第1ガイド溝12と第2ガイド溝14と第1ガイドピン13と第2ガイドピン15と付勢機構40とは、ユニット組立可能に構成され、このユニット組立されたカム機構10及び付勢機構40は、ガイドプレート16を第1の筐体本体3aに取り付けることで、第1の筐体3に取り付けられるようになっている。
−作用−
次に、本実施形態にかかる折畳み式携帯電話機1の作動について説明する。
まず、図1に示すように、折畳み式携帯電話機1を使用しないとき、又は待機状態のときなどは、第1の筐体3と第2の筐体5とが閉じられて折畳み状態にある。
そして、図2に示すように、第1の筐体3及び液晶表示部2を第2の筐体5に対して開くと、液晶表示部2と操作部4とが現出する。通常の通話時やメール送受信時などには、液晶表示部2を縦長状態とし、操作部4でキー入力しながら使用する。
一方、地上デジタルテレビ放送の視聴や英文でメールを作成したり読んだりするときなど横長画像を見たいときには、ユーザが液晶表示部2を回転させ縦長状態から横長状態に切り換える。
まず、表面から見て時計回りに液晶表示部2を回転させる方法について説明する。図4及び図5に示すように、縦長状態では、第1ガイドピン13は、第1ガイド溝12の左右中間点に位置し、第2ガイドピン15は、第2ガイド溝14の中間に位置している。
ユーザは、右手の親指で操作するとした場合、縦長状態の液晶表示部2の右下端側コーナー部2bを時計回りに押圧する。すると、図7に示すように、カム機構10により、第1ガイドピン13が第1ガイド溝12に係合した状態で該第1ガイド溝12の左側部分12aの凸部12dに向かって上方へ上がりながら左方向にスライド移動するのと同時に、第2ガイドピン15が第2ガイド溝14に係合した状態で上方向にスライド移動する。このとき、第2ガイドピン15が第2ガイド溝14に係合した状態で上方向にスライド移動すると、伸縮軸41が短くなると共に、圧縮バネ42が圧縮され、弾性エネルギーが蓄えられるので、ユーザは、圧縮バネ42の反力に抗して液晶表示部2を回転させる。
図8に示すように第1ガイドピン13が凸部12dにある状態から、凸部12dを超えると、第1ガイドピン13が下方へ下がりながら左方向にスライド移動するのと同時に、第2ガイドピン15が第2ガイド溝14に係合した状態で下方向にスライド移動する。このとき、圧縮された圧縮バネ42の付勢力で第2ガイドピン15が押し戻され、液晶表示部2がアシストされながら回転し、後は自動的に図9に示す横長状態となる。
また、使用後は、上記とは反対に、液晶表示部2の右上端側コーナーを圧縮バネ22の付勢力に抗するように、上記とは逆に回動させ、第1ガイドピン13が凸部12dに至るまでは圧縮バネ22の付勢力に抗して液晶表示部2を回転させ、凸部12dを超えると、圧縮バネ22に押し戻されて液晶表示部2がアシストされながら、縦長状態に戻る。
次いで、反時計回りに液晶表示部2を回転させる方法について説明する。ユーザは、右手の親指で操作するとした場合、図4にある縦長状態の液晶表示部2の左下端側コーナー部2cを表面から見て反時計回りに押圧する。すると、液晶表示部2はカム機構10により、第1ガイドピン13が第1ガイド溝12に係合した状態で該第1ガイド溝12の右側部分12bの凸部12dに向かって上方へ上がりながら右方向にスライド移動するのと同時に、第2ガイドピン15が第2ガイド溝14に係合した状態で上方向にスライド移動する。このとき、第2ガイドピン15が第2ガイド溝14に係合した状態で上方向にスライド移動すると、伸縮軸41が短くなると共に、圧縮バネ42が圧縮され、弾性エネルギーが蓄えられるので、ユーザは、圧縮バネ42の反力に抗して液晶表示部2を回転させる。
図11に示すように、第1ガイドピン13が凸部12dにある状態から、凸部12dを超えると、第1ガイドピン13が下方へ下がりながら右方向にスライド移動するのと同時に、第2ガイドピン15が第2ガイド溝14に係合した状態で下方向にスライド移動する。このとき、圧縮された圧縮バネ42の付勢力で第2ガイドピン15が押し戻され、液晶表示部2がアシストされながら回転し、後は自動的に図12に示す横長状態となる。
また、使用後は、上記とは反対に、液晶表示部2の左上端側コーナー部を圧縮バネ22の付勢力に抗するように、上記とは逆に回動させ、第1ガイドピン13が凸部12dに至るまでは圧縮バネ22の付勢力に抗して液晶表示部2を回転させ、凸部12dを超えると、圧縮バネ22に押し戻されて液晶表示部2がアシストされながら、縦長状態に戻る。
そして、第1の筐体3と第2の筐体5とを折り畳んで待機状態とする。
以上説明したように、液晶表示部2の切換の際には、時計回り及び反時計回りのいずれにおいても、右下端側及び左下端側コーナー部2b,2cの切換時の最下端部は、ヒンジ部6との間に隙間を保って移動するように案内支持される。このため、液晶表示部2がヒンジ部6に接触することはないので、従来のように液晶表示部2の下端をその支持軸を中心とした半径に沿って丸めなくても、液晶表示部2がヒンジ部6に接触することはない。液晶表示部2が第1の筐体3に対して表面から見て時計回り及び反時計回りのいずれの方向にも回転可能に支持されているので、折畳み式携帯電話機1は、ユーザの好みの回転方向で液晶表示部2が回転されて縦長状態又は横長状態に切り換えられる。
また、第1ガイド溝12が左右対称に形成されているので、液晶表示部2が表面から見て時計回り及び反時計回りのいずれの方向にも同じような動きで回転する。
図3に示す横長状態でも、上記液晶表示部2の左右方向中央部は、第1の筐体3の略左右方向中央に位置している。そして、液晶ディスプレイ2aに横長画像が大きく表示されるように設定して、操作部4でキー入力しながら、テレビからクイズ番組に参加したり、テレビショッピングや銀行振り込みなどをテレビを通じて利用したりする。つまり、横長状態でも液晶表示部2の液晶ディスプレイ2aを見ながら使い慣れた縦長状態と同じ操作キー7の配置で操作部4を容易に操作することができる。
また、第1の筐体3が第2の筐体5に対して開かれた状態で、横長状態及び縦長状態のいずれにおいても、第2の筐体5を下にして載置できる。このため、外出先でも特に折畳み式携帯端末を支持する手段を用いることなく、横長状態でのテレビ等の視聴が可能となる。
−実施形態の効果−
したがって、本実施形態にかかる折畳み式携帯電話機1によると、カム機構10により液晶表示部2の軌跡を調整しながら、表面から見て時計回り及び反時計回りのいずれの方向にも回転可能に支持したことにより、左利きの人も右利きの人も好みの方向へ縦長状態から横長状態に回転可能になる。また、右手に持った場合と左手に持った場合の回転方向を自由に選択できる。さらに、第1及び第2ガイド溝12,14を適切に配置することにより、容易に全体の大きさの抑制を行うことができる。したがって、液晶表示部2の画面を大きく保ちながらも全体の大きさを抑制し、液晶表示部2を表面から見て時計回り及び反時計回りのいずれの方向にも縦長状態から横長状態に回転可能にすることができる。また、カム機構10に、液晶表示部2がいずれの回転方向においても、縦長状態又は横長状態となるように第2ガイドピン15を付勢する付勢機構40を設け、切換操作をアシストさせている。このため、表面から見て時計回り及び反時計回りのいずれの回転方向においても、ユーザは片手のみでワンタッチで縦長状態又は横長状態に切り換えることも可能となるので、液晶表示部2の切換を極めて容易に行うことができる。
伸縮軸41の一端41aを第1の筐体3の第2ガイド溝14よりも上方に回転自在に支持し、他端41bを第2ガイドピン15に回転自在に連結し、この伸縮軸41に圧縮バネ42を挿入している。このため、極めて簡単な構成で第2ガイドピン15を付勢することにより、液晶表示部2の切換操作を補助することができる。
付勢機構40を左右一対設け、第2ガイドピン15に左右から力を加えて液晶表示部2の回転を安定して行えるようにしたことにより、液晶表示部2の切換操作をスムーズに行うことができる。
第1ガイド溝12を左右対称に形成して溝の配置を容易にしたと共に、いずれの方向回転させても同じような動きで回転するようにしている。このため、容易に全体の大きさを抑制することができると共に、操作性を向上させることができる。
第1ガイド溝12の左側部分12aと右側部分12bとにおいて、それぞれ中間点12cから中間の凸部12dまでの長さ(L1)を中間点12cから外側端部までの長さ(L2)よりも長くして、第1ガイド溝12の左右方向の幅を短くしている。このため、容易に全体の大きさが大きくなるのを抑制することができると共に、第1ガイド溝12が外観に現れるのを防止して外観をよくすることができる。
カム機構10により、表面から見て時計回り及び反時計回りのいずれの回転方向においても、左右の下端側コーナー部をヒンジ部6に沿って移動するようにヒンジ部6との間に隙間を保ちながら液晶表示部2を横長状態又は縦長状態に切り換えるようにしている。このため、液晶表示部2の形状を略矩形状としても、液晶表示部2がヒンジ部6や第1の筐体3の下端の膨出部などに接触しないので、表示画面を大きくすることができる。
カム機構10により、表面から見て時計回り及び反時計回りのいずれの回転方向においても、接触を防止しながら液晶表示部2の切換を行って、縦長状態と横長状態とにおける液晶表示部2の左右方向中央部をそれぞれ第1の筐体3の略左右方向中央に位置させている。このため、画面をできるだけ大きくしながら、縦長状態だけでなく横長状態においても、液晶表示部2を全体の左右方向中央部に位置付けることができるので、見映えがよく、かつ画面が見やすくて操作性のよい折畳み式携帯電話機1が得られる。
第1の筐体3のガイドプレート16に第1及び第2ガイド溝12,14と、伸縮軸41を支持する支持ピン43とを設け、狭い領域に第1及び第2ガイドピン13,15と付勢機構40とを配置している。このため、全体の大きさを抑えて携帯性を向上させることができる。
折畳み式携帯電話機1を開いた状態で横長状態及び縦長状態のいずれにおいても、第2の筐体5を下にして載置可能としたことにより、別部品を用いることなく、適切な場所に携帯端末を載置してテレビ等の視聴を快適に行うことができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
すなわち、第1ガイド溝12及び第2ガイド溝14の形状は、上記実施形態にとらわれない。第2ガイド溝14は、上記実施形態のようにヒンジ部6の軸方向に対して軸方向に対して傾斜する方向に略伸ばすものとしてもよい。
また、上記実施形態では、第2ガイド溝14は、第1ガイド溝12の中間点12cの上方に設けたが、図13(a)及び(b)に示すように、第1ガイド溝12の中間点12cから左右のいずれかの方向にオフセットされた上方に設けてもよい。その場合には、第1ガイド溝12の形状は、オフセットされた側が反対側よりも上方に突出した形状とすればよい。さらに、図13(c)に示すように、第2ガイド溝14を第1ガイド溝12の中間点12cの下方に設けてもよい。その場合には、付勢機構40も下側に配置すればよい。
上記実施形態では、カム機構10によって、液晶表示部2が時計回りに回転しながら切換操作されるときには右下端側コーナー部2bが、また、液晶表示部2が反時計回りに回転しながら切換操作されるときには左下端側コーナー部2cが、それぞれヒンジ部6に沿って移動するようにように案内支持している。この軌跡は、第1及び第2ガイド溝12,14の形状を適切に設定することで調整が可能であり、直線状であっても曲線状であってもよい。このように調整することで、例えば、第1の筐体3の下端部におけるヒンジ部6との間の膨出部にカメラなどを設けることも可能となり、この場合にも膨出部に液晶表示部2の右下端側コーナー部2b及び左下端側コーナー部2cが接触するのを防ぐことができる。
上記実施形態では、液晶表示部2の縦長状態及び横長状態における左右方向中央部を第1の筐体3の略左右方向中央に位置させているが、左右のいずれかに若干オフセットさせてもよい。
上記実施形態では、表示部としての液晶表示部2は液晶ディスプレイ2aを有しているとしたが、有機ELディスプレイを有していてもよい。有機ELディスプレイは、自発光を発するため消費電力が小さく、液晶ディスプレイに比べて視野角が広く、かつバックライトを必要としないため、薄型化が可能である。一方、液晶ディスプレイ2aは、有機ELディスプレイに比べて安価で寿命が長い。同様に背面液晶11についても、有機ELディスプレイとしてもよい。
上記実施形態では、折畳み式携帯端末は、携帯電話機としたが、PC、モバイルツール、電子辞書、電卓、複写機等であってもよい。また、PHS、PDAなどの携帯通信機器であってもよい。いずれの場合にも、横長又は縦長状態の切換が容易で操作性が高く、コンパクトで商品価値の高いものが得られる。
なお、以上の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物や用途の範囲を制限することを意図するものではない。
以上説明したように、本発明は、携帯電話機などの表示部を縦長状態又は横長状態に切換操作可能に支持する支持機構を有する折畳み式携帯端末について有用である。
折畳み状態にある本発明の実施形態にかかる折畳み式携帯電話機を示す斜視図である。 開いた状態で液晶表示部が縦長状態における折畳み式携帯電話機を示す斜視図である。 開いた状態で液晶表示部が横長状態のとき折畳み式携帯電話機を示す斜視図である。 液晶表示部が縦長状態におけるカム機構及びその周辺を示す正面図である。 液晶表示部が縦長状態におけるカム機構及びその周辺を示す背面図である。 ガイドプレートの正面図である。 液晶表示部を縦長状態から時計回りに回転させている途中の状態を示す図4相当図である。 液晶表示部を縦長状態から時計回りに回転させている途中の状態を示す図4相当図である。 液晶表示部を縦長状態から時計回りに回転させた横長状態を示す図4相当図である。 液晶表示部を縦長状態から反時計回りに回転させている途中の状態を示す図4相当図である。 液晶表示部を縦長状態から反時計回りに回転させている途中の状態を示す図4相当図である。 液晶表示部を縦長状態から反時計回りに回転させた横長状態を示す図4相当図である。 その他の実施形態にかかる第1及び第2ガイド溝の形状を表す正面図である。
符号の説明
1 折畳み式携帯電話(折畳み式携帯端末)
2 液晶表示部(表示部)
2a 液晶ディスプレイ
2b,2c 下端側コーナー部
3 第1の筐体
4 操作部
5 第2の筐体
6 ヒンジ部
10 カム機構(支持機構)
12 第1ガイド溝
12a 左側部分
12b 右側部分
12c 中間点
12d 凸部
13 第1ガイドピン
14 第2ガイド溝
15 第2ガイドピン
16 ガイドプレート
17 連結部材
40 付勢機構
41 伸縮軸
41a 一端
41b 他端
42 圧縮バネ

Claims (10)

  1. 表面に表示部が設けられた第1の筐体と、
    表面に操作部を有する第2の筐体と、
    上記第1の筐体と第2の筐体とを折畳み開閉自在に連結するヒンジ部とを備え、
    上記表示部が、上記第1の筐体に支持機構を介して、縦長状態と横長状態とに切換操作可能に支持された折畳み式携帯端末であって、
    上記支持機構は、
    第1の筐体に設けられ、連続する中凸形状の左側部分及び中凸形状の右側部分からなる第1ガイド溝と、
    第1の筐体の該第1ガイド溝と離れた位置に設けられた第2ガイド溝と、
    上記第1ガイド溝にスライド自在に係合する第1ガイドピンと、
    上記第2ガイド溝にスライド自在に係合する第2ガイドピンと、
    表示部の裏面側に設けられ上記第1ガイドピン及び第2ガイドピンを連結する連結部材と、
    を備えたカム機構で構成され、
    上記表示部は、上記カム機構により、表面から見て時計回り及び反時計回りのいずれの方向にも回転可能に支持され、
    上記カム機構には、表示部がいずれの回転方向においても、縦長状態又は横長状態となるように上記第2ガイドピンを付勢する付勢機構が設けられている
    ことを特徴とする折畳み式携帯端末。
  2. 請求項1に記載の折畳み式携帯端末において、
    上記付勢機構は、
    一端が上記第1の筐体の第2ガイド溝よりも上方に回転自在に支持され、他端が上記第2ガイドピンに回転自在に連結された伸縮軸と、
    該伸縮軸に挿入された圧縮バネと、
    を備えている
    ことを特徴とする折畳み式携帯端末。
  3. 請求項2に記載の折畳み式携帯端末において、
    上記付勢機構は、左右一対設けられている
    ことを特徴とする折畳み式携帯端末。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1つに記載の折畳み式携帯端末において、
    上記第1ガイド溝は、左右対称に形成され、
    上記第2ガイド溝は、上記第1ガイド溝の左側部分と右側部分とを接続する中間点の上方に略垂直に延びている
    ことを特徴とする折畳み式携帯端末。
  5. 請求項4に記載の折畳み式携帯端末において、
    上記第1ガイド溝の左側部分と右側部分とは、それぞれ上記中間点から中間の凸部までの長さが中間点から外側端部までの長さよりも長くなっている
    ことを特徴とする折畳み式携帯端末。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1つに記載の折畳み式携帯端末において、
    上記カム機構は、上記表示部が表面から見て時計回りに回転しながら切換操作されるときには該表示部の右下端側コーナー部が、また、上記表示部が反時計回りに回転しながら切換操作されるときには該表示部の左下端側コーナー部が、それぞれ上記ヒンジ部に沿って移動するように上記表示部の縦長状態と横長状態との切換を案内支持するように構成されている
    ことを特徴とする折畳み式携帯電話。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1つに記載の折畳み式携帯電話において、
    上記表示部の縦長状態と横長状態とにおける左右方向中央部が、それぞれ第1の筐体の略左右方向中央に位置している
    ことを特徴とする折畳み式携帯端末。
  8. 請求項7に記載の折畳み式携帯端末において、
    上記第1の筐体は、
    上記ヒンジ部の一部を構成する第1の筐体本体と、
    該第1の筐体本体に固定され、上記第1ガイド溝及び第2ガイド溝が形成されたガイドプレートとを備え、
    上記一対の伸縮軸は、上記ガイドプレートの第1ガイド溝の左右端部の上方にそれぞれ支持されている
    ことを特徴とする折畳み式携帯端末。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1つに記載の折畳み式携帯端末において、
    上記第1の筐体が第2の筐体に対して開かれた状態で、上記横長状態及び縦長状態のいずれにおいても、上記第2の筐体を下にして載置可能に構成されている
    ことを特徴とする折畳み式携帯端末。
  10. 携帯電話機である
    ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1つに記載の折畳み式携帯端末。
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