JP4505525B2 - 携帯端末 - Google Patents

携帯端末 Download PDF

Info

Publication number
JP4505525B2
JP4505525B2 JP2008194085A JP2008194085A JP4505525B2 JP 4505525 B2 JP4505525 B2 JP 4505525B2 JP 2008194085 A JP2008194085 A JP 2008194085A JP 2008194085 A JP2008194085 A JP 2008194085A JP 4505525 B2 JP4505525 B2 JP 4505525B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotation
housing
support mechanism
casing
hinge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008194085A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010034803A (ja
Inventor
稔 牧野
祐太 齊藤
博司 小西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2008194085A priority Critical patent/JP4505525B2/ja
Priority to CN200980129936.1A priority patent/CN102113299B/zh
Priority to US13/056,233 priority patent/US20110143818A1/en
Priority to BRPI0916683A priority patent/BRPI0916683A2/pt
Priority to PCT/JP2009/003553 priority patent/WO2010013448A1/ja
Priority to EP09802697.4A priority patent/EP2309705A4/en
Publication of JP2010034803A publication Critical patent/JP2010034803A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4505525B2 publication Critical patent/JP4505525B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Telephone Set Structure (AREA)

Description

本発明は、回転側筐体が縦長状態から横長状態へ又は横長状態から縦長状態へ回転自在に支持された携帯端末に関するものである。
近年、地上デジタルテレビ放送の開始に伴い、携帯電話機に代表される携帯端末はTV受信機能やインターネット接続機能を備えるようになってきている。このため、携帯端末は、その携帯性を向上させることと、表示画面を大きくして画像を見やすくすることとの両立を図る必要がある。さらには、TV画像やインターネット画面の性質上、表示画面を横長状態にしてTV視聴やインターネット接続を行いたいというニーズがある。
そこで、例えば、特許文献1のように、第1の筐体と第2の筐体とをヒンジ部で折り畳み開閉自在に連結し、第1の筐体に液晶表示部を縦長状態と横長状態とに切換操作可能に支持する折畳み式携帯電話機が知られている。
特開2006−211576号公報
しかしながら、上記特許文献1のような携帯端末では、第1の筐体と第2の筐体とを折り畳んだときに第1の筐体と液晶表示部(回転側筐体)と第2の筐体との三段構造になっているので、第1の筐体部分が突出し、必ずしも見映えがよくないという問題があった。
また、特に回転側筐体を横長状態としたときには、第1ガイドピン及び第2ガイドピンのみで回転側筐体を支えているので、ぐらつきやすいという問題があった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、縦長状態又は横長状態に切換可能な携帯端末の見映えをよくしながら、回転側筐体を安定して支持できるようにすることにある。
上記の目的を達成するために、この発明では、回転支持機構を回転側筐体にサンドイッチ状に挟み込むようにした。
具体的には、第1の発明では、
回転側筐体と、
上記回転側筐体を、縦長状態から横長状態へ又は横長状態から縦長状態へ回転自在に支持する回転支持機構と、
上記回転側筐体の側面における厚さ方向中間に形成され、上記回転支持機構が移動するのを許容する移動用開口とを備えている。
上記の構成によると、回転側筐体が縦長状態又は横長状態にあるときに、回転支持機構を回転側筐体の移動用開口内に収納することができるので、回転支持機構が出っ張らず見映えがよい。また、回転支持機構が常に移動用開口内を移動するので、回転側筐体が回転中には、移動用開口とのクリアランス内でしかぐらつかず、また、回転側筐体に不測の衝撃が加わっても、移動用開口の周縁にも負荷が伝達されるので、回転支持機構にのみ負荷が集中するのが防止され、回転支持機構が損傷しにくくなる。
第2の発明では、第1の発明において、
上記回転支持機構は、固定側筐体に連結され、
上記回転側筐体及び上記固定側筐体の少なくともいずれか一方に表示ディスプレイが内蔵されている。
すなわち、表示ディスプレイは、回転側筐体及び固定側筐体の両方でも回転側筐体又は固定側筐体の一方にのみ設けられていてもよく、特に回転側筐体側に表示ディスプレイが設けられているときには、表示画面が縦長状態又は横長状態に切り換わるので、適切な画面状態で快適なTV視聴や横書き文章の読み書きが可能となる。
第3の発明では、第2の発明において、
上記回転側筐体に上記表示ディスプレイが内蔵され、
上記固定側筐体に操作部が内蔵されている。
上記の構成によると、TV受信するときなどに回転側筐体を横長状態にすれば、固定側筐体を回転させることなく横長状態の画像を見ることができるので、固定側筐体の操作部を回転側筐体が縦長状態にあるときと同じ通常のキー配置のまま使用することができる。このため、横長状態の画像を見ながらテレショッピングなどの双方向サービスにおいて快適に入力作業を行うことができる。
第4の発明では、第1乃至第3のいずれか1つの発明において、
上記回転支持機構は、
上記回転の際にスライド移動する第1スライド部材及び第2スライド部材と、
上記第1スライド部材及び第2スライド部材をそれぞれ異なる方向へスライド許容する第1スライドガイド及び第2スライドガイドとを備えている。
すなわち、第1スライドガイド及び第2スライドガイドは、直線移動や曲線移動をガイドするガイド孔、ガイド溝、ガイドレール等とすることができ、直線状であっても曲線状であってもよい。第1スライド部材及び第2スライド部材は、第1スライドガイド及び第2スライドガイドの形状に合わせて軸形状、コ字状突起などとする。このように、第1スライドガイド及び第2スライドガイドの形状を最適化することで、回転側筐体の最適な回転軌跡が得られる。例えば、回転側筐体を時計回りに回転させ、かつ元に戻す回転や、回転側筐体を反時計回りに回転させ、かつ元に戻す回転を行えるようにしたり、時計方向及び反時計回りのいずれの方向にも回転させ、かつ元に戻す回転を行えるようにしたりすることが可能となる。また、回転側筐体を他の部材に接触しないように回転させることもできるので、回転側筐体の角部を丸める必要がなくなり、表示ディスプレイを大きくすることもできる。
第5の発明では、第4の発明において、
上記第1スライド部材及び第2スライド部材は、上記回転側筐体に連結され、
上記第1スライドガイド及び第2スライドガイドは、平板状のガイドプレートに形成され、該ガイドプレートは、上記回転の際に上記移動用開口内を移動可能に構成されている。
上記の構成によると、第1スライドガイド及び第2スライドガイドが平板状のガイドプレートに形成されるので、厚みの増加が抑えられ、また、厚さの薄いガイドプレートを移動用開口内で移動させればよいので、移動用開口の幅が小さくなり、また、回転側筐体全体の厚さも抑えられる。
第6の発明では、第4又は第5の発明において、
上記回転側筐体は、正面側キャビネットと背面側キャビネットとが厚さ方向に平行な分割面で結合されて形成され、
上記正面側キャビネットに上記表示ディスプレイが嵌め込まれ、
上記移動用開口は、上記背面側キャビネットにおける分割面側の縁部を切り欠いて形成されている。
上記の構成によると、回転側筐体は、正面側キャビネットと背面側キャビネットとで構成され、所定の厚さがある表示ディスプレイが嵌め込まれた正面側キャビネット側ではなく、背面側キャビネット側に移動用開口を切り欠いて設けたので、表示ディスプレイと固定支持機構が干渉しない。このため、厚さの増大を防ぎながら回転支持機構が正面側キャビネットと背面側キャビネットとの間にサンドイッチ状に挟まれる。
第7の発明では、第6の発明において、
上記背面側キャビネットの正面側には、一対の支持機構固定用ボス部が形成され、
上記正面側キャビネットには、上記一対の支持機構固定用ボス部に対応する位置に支持機構固定用孔が形成され、
上記第1スライド部材及び第2スライド部材は、それぞれ上記支持機構固定用ボス部が挿通されるボス挿通孔を備え、
上記ボス挿通孔に上記支持機構固定用ボス部を挿通した状態で締結部材を上記支持機構固定用孔に挿通して締結することで、上記回転支持機構が該回転側筐体に挟み込まれた状態で連結されている。
上記の構成によると、第1スライド部材及び第2スライド部材のボス挿通孔に背面側キャビネットの支持機構固定用ボス部を挿通して支持機構固定用ボス部に締結部材を挿通した上で正面側キャビネットの締結部材挿通孔に締結部材を挿通して支持機構固定用ボス部に締結することにより、回転支持機構が簡単かつ正確な位置に堅固に連結される。
第8の発明では、第7の発明において、
上記第1スライド部材及び第2スライド部材は、板状の仮止プレートで仮止めされた状態で上記支持機構固定用ボス部に挿通されている。
上記の構成によると、第1スライド部材及び第2スライド部材を仮止プレートに仮止めした状態で結合し、これら第1スライド部材及び第2スライド部材を第1スライドガイド及び第2スライドガイドに係合させて、予め回転支持機構をユニット構成しておけば、組立ライン上で仮止プレートを取り付けたままで回転側筐体に取り付けることにより、回転支持機構が回転側筐体に連結されるので、組立が極めて容易となると共に、取付後も仮止プレートが補強部材の役割を果たす。
第9の発明では、第4乃至第8のいずれか1つの発明において、
上記回転支持機構は、上記第1スライド部材及び第2スライド部材の少なくとも一方を付勢して上記回転を補助する付勢機構を備えている。
上記の構成によると、付勢機構により、回転側筐体の回転が容易となって片手での回転操作が可能となり、また、回転側筐体が横長状態や縦長状態で安定する。
第10の発明では、第1乃至第9のいずれか1つの発明において、
上記回転側筐体と上記固定側筐体とを折り畳み自在に連結するヒンジ部を備え、
上記回転支持機構は、上記ヒンジ部を介して上記固定側筐体と連結されている。
上記の構成によると、回転側筐体と固定側筐体とをヒンジ部を中心に折り畳んだときに、回転支持機構が回転側筐体の移動用開口内に収まるので、一見すると回転支持機構のない通常の折畳み式携帯端末に見えて外観がよい。また、固定側筐体を手に持って横長状態の回転側筐体を見ることができる。
第11の発明では、第10の発明において、
上記回転側筐体は、上記ヒンジ部と所定の距離を空けながら回転するように構成されている。
上記の構成によると、ヒンジ部との接触を避けるために回転側筐体の角部を丸める必要がないので、回転側筐体を大きくすることができ、回転側筐体に表示ディスプレイを設ける場合に表示ディスプレイが大きくなって画像が見やすくなる。
第12の発明では、第10又は第11の発明において、
上記ガイドプレートの上記ヒンジ部側の端部は折り曲げられ、
該折り曲げられた部分はヒンジ軸挿通孔を有し、該ヒンジ軸挿通孔に上記ヒンジ部のヒンジ軸が挿通されている。
上記の構成によると、剛性部材であるガイドプレートでヒンジ軸を支持させることで部品点数の増加を抑えながら、剛性の高いヒンジ部が得られる。
第13の発明では、第10乃至第12のいずれか1つの発明において、
上記ガイドプレート及びヒンジ部は、厚さ方向に分割された正面側ヒンジ部筐体及び背面側ヒンジ部筐体で挟まれた状態で、
上記正面側ヒンジ部筐体及び背面側ヒンジ部筐体における上記回転側筐体が縦長状態のときに隠れる部分は、それぞれ金属製の装飾薄板で覆われている。
上記の構成によると、厚さの増大を抑えつつ強度及び耐摩耗性が向上すると共に、回転側筐体の回転中に露出する部分の見映えがよくなる。
第14の発明では、第13の発明において、
上記装飾薄板には、表面側に突出する複数の突条が形成されている。
上記の構成によると、装飾薄板と回転側筐体内部との隙間を最小限にすることにより、がたつきが防止される。
第15の発明では、第10乃至第14のいずれか1つの発明において、
上記回転側筐体が横長状態かつ開いた状態で、上記固定側筐体の背面側を載置面に載置可能に構成されている。
上記の構成によると、横長状態の回転側筐体の表示ディスプレイにTV画像を表示させた状態で長時間の視聴が可能となる。
第16の発明では、第1乃至第9のいずれか1つの発明において、
上記固定側筐体は、上記回転側筐体に対して折り畳み開閉不能に連結され、
上記回転支持機構は、上記固定側筐体に直結されている。
上記の構成によると、回転側筐体と固定側筐体とが同一平面内にある、いわゆるストレートタイプの携帯端末であっても、回転支持機構が回転側筐体の移動用開口内に収まるので、見映えがよい。
第17の発明では、第16の発明において、
上記固定側筐体は、上記回転の際に上記移動用開口内を移動可能に構成されている。
上記の構成によると、固定側筐体を回転側筐体の移動用開口内に完全に収めたコンパクトな形状とすることも可能になる。
第18の発明では、第1乃至第17のいずれか1つの発明において、
上記回転支持機構には、上記回転側筐体の厚さ方向に突出する突起部が形成され、
上記回転側筐体には、上記突起部が上記回転の際に摺動するスライド用凹部が形成されている。
上記の構成によると、突起部が回転側筐体のスライド用凹部に常に接触するようにすれば、簡単な構成で回転側筐体のぐらつきの防止が可能となる。
第19の発明では、第1乃至第18のいずれか1つの発明において、
上記移動用開口は、上記回転支持機構の移動に合わせて開閉する遮蔽部材で覆われている。
上記の構成によると、移動用開口が遮蔽部材で覆われるので、見映えがよく、またごみが移動用開口から回転側筐体内に入るのが防止される。さらに、指等が移動用開口内に入りにくくなるので、安全性が向上する。
第20の発明では、第19の発明において、
上記遮蔽部材が閉じられているときには、該遮蔽部材の表面と上記回転側筐体の表面とは連続している。
上記の構成によると、遮蔽部材の表面と回転側筐体の表面とが連続して見えるので、見映えが極めて良くなる。
以上説明したように、本発明によれば、回転側筐体の側面における厚さ方向中間に回転側筐体を縦長状態又は横長状態へ回転自在に支持する回転支持機構の移動を許容する移動用開口を形成したことにより、縦長状態又は横長状態に切換可能な携帯端末の見映えをよくしながら、回転側筐体を安定して支持することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図10は本発明の実施形態の携帯端末としての折畳み式携帯電話機1を示し、この携帯電話機1は、正面側に表示ディスプレイ2が内蔵された薄板状の回転側筐体3を備えている。この回転側筐体3は、ヒンジ部4を中心に固定側筐体5と折り畳み自在に連結されている。このため、図2に示すように、回転側筐体3と固定側筐体5とを折り畳んだときには、薄い直方体形状となっている。一方、図3に示すように、回転側筐体3をヒンジ部4を中心に開くと、縦長の表示ディスプレイ2が正面に現れるようになっている。
図11〜図15に示すように、回転側筐体3は、いずれも矩形皿状の正面側キャビネット3aと背面側キャビネット3bとが厚さ方向に平行な分割面3cで結合されて形成されている。正面側キャビネット3aと背面側キャビネット3bとは、樹脂成型品でも金属成型品でもよいが、本実施形態では、正面側キャビネット3aは、マグネシウム合金等の軽量かつ剛性の高い材料で構成されている。この正面側キャビネット3aの正面側には、上記表示ディスプレイ2を背面側に表示用基板2a(図17にのみ示す)を配置した状態で収容するディスプレイ収容凹部3dが形成されている。ディスプレイ収容凹部3dに表示ディスプレイ2を嵌め込んだ状態で正面側からアクリル板やガラス板よりなるディスプレイ用カバー9で覆われている。正面側キャビネット3aには、上端の2箇所と下方一箇所に、この正面側キャビネット3aと背面側キャビネット3bとを締結するためのキャビ締結用貫通孔3eが形成されている。なお、正面側キャビネット3aの上側は、上側カバー22で覆われている。そして、正面側キャビネット3aの左右中央かつ上下中間部分には、一対の支持機構固定用孔3fが斜めに所定の距離を空けて配置されている。
図14及び図15に示すように、背面側キャビネット3bの正面には、上記キャビ締結用貫通孔3eに対応する位置に、雌ネジが加工されたキャブ締結用ボス部3gが形成されている。図11に示すように、上記キャビ締結用貫通孔3eにキャブ締結用ネジ60を挿通してキャブ締結用ボス部3gに締結することで正面側キャビネット3aが背面側キャビネット3bに固定されている。また、一対の支持機構固定用孔3fに対応する位置に支持機構固定用ボス部3hが形成されている。なお、背面側キャビネット3bの上側には、時刻等を表示するための背面ディスプレイ用開口6が形成されている。
図3に示すように、固定側筐体5には、携帯電話機1の各種機能を操作する操作部7が内蔵され、正面側にファンクションキー7aや文字キー7bが配置されている。これらのキー7a,7bの上に描かれた文字は、固定側筐体5を縦長に持ったときに読みやすいように描かれている。これらのキー7a,7bの背面側には、図示しないメイン基板が配置されている。図1に示すように、固定側筐体5の背面側には、矩形状のバッテリーカバー8が設けられ、その内部にバッテリー(図示せず)が内蔵されている。また、固定側筐体5にカメラ機能を設けてもよし、回転側筐体3にも簡単なカメラを設けてもよい。また、回転側筐体3又は固定側筐体5内には、図示しないTVチューナが内蔵され、TV受信可能となっている。
そして、上記回転側筐体3は、回転支持機構10によって図3に示す縦長状態から図5に示す横長状態へ正面から見て時計回りに回転し、また、横長状態から縦長状態へ元に戻るように回転自在に支持されている。そして、回転側筐体3は、ヒンジ部4(後述するヒンジボス部17a,18a及び膨出部5a)と所定の距離を空けながら回転するように構成されている。このため、回転側筐体3の角部を丸める必要がなくなり、表示ディスプレイ2が大きく形成されている。また、図5に示すように、回転側筐体3が横長状態かつ開いた状態で、固定側筐体5の背面側を机上等の載置面に載置可能となっている。
図16及び図17に背面側キャビネット3b及び後述する背面側ヒンジ部筐体18を取り外した状態とその断面を示す。上記回転支持機構10は、回転の際にスライド移動する第1スライド部材としての第1スライドピン11及び第2スライド部材としての第2スライドピン12と、第1スライドピン11及び第2スライドピン12をそれぞれ異なる方向へスライド許容する第1スライドガイドとしての第1ガイド溝13及び第2スライドガイドとしての第2ガイド溝14とを備えている。
第1ガイド溝13及び第2ガイド溝14の形状としては、種々のものが考えられるが、例えば、第1ガイド溝13は、上方へ膨らんだ中凸曲線状に形成されている。第2ガイド溝14は、第1ガイド溝13の上方に形成され、上下に曲線状に延びている。これら第1ガイド溝13及び第2ガイド溝14は、平板状のガイドプレート16に形成されている。
図18に折り曲げ前のものを示すように、ガイドプレート16は、例えば、ステンレス鋼板よりなり、ガイドプレート16の上側に第1ガイド溝13及び第2ガイド溝14が開口され、その下方には、軽量化のために丸形や四角形の複数の貫通孔16aが開口されている。ガイドプレート16の上下中間の左右には、一対のネジ挿通孔16bが形成されている。ガイドプレート16の下端は、下方に延びた一対の脚部16cを備えている。一対の脚部16cは、背面から見て右側に延びる延長部16dをそれぞれ有し、左側の延長部16dにはヒンジ軸挿通孔16eが開口されている。一方、右側の延長部16dにはそのような孔は形成されていない。そして、図19に示すように、これら一対の延長部16dが折り曲げられることでガイドプレート16が形成される。
図20〜図24にも示すように、ガイドプレート16及びヒンジ部4は、厚さ方向に分割された正面側ヒンジ部筐体17及び背面側ヒンジ部筐体18で挟まれている。図25及び図26に示すように、正面側ヒンジ部筐体17は、ヒンジ部4を構成する左右のヒンジボス部17aと、これらヒンジボス部17aから上方に延び、ガイドプレート16の左右側面を覆う装飾側面部17bとを有し、正面側が金属製の装飾薄板19で覆われている。装飾側面部17bは、背面側キャビネット3bと同じ材料で同じ色彩であれば見映えがよい。装飾薄板19は、例えば、プレス成形され塗装等により色彩が施されたステンレスの薄板よりなる。正面側ヒンジ部筐体17と装飾薄板19とは、例えば、樹脂を流し込む際に一体に成型される。同様に、図27に示すように、背面側ヒンジ部筐体18は、ヒンジ部4を構成する左右のヒンジボス部18aを有し、背面側が金属製の装飾薄板19で覆われている。背面側ヒンジ部筐体18と装飾薄板19とは、同様に樹脂を流し込む際に一体に成型される。表裏一対の装飾薄板19には、上下又は斜めに延びる複数の突条19aが形成され、いずれもガイドプレート16を固定するためのネジ挿通孔19bを備えている。また、背面から見て左上側の位置には、表裏の装飾薄板19同士を固定するネジ挿通孔19cが形成されている。
そして、図24に示すように、ガイドプレート16を正面側ヒンジ部筐体17及び背面側ヒンジ部筐体18で狭持した状態で、ネジ挿通孔16b,19b,19cにヒンジ部固定用ネジ61を締結することにより、ガイドプレート16がヒンジ部4と連結される。なお、ネジ62は、脚部16cをヒンジボス部17aに固定させるネジである。
このように回転支持機構10を構成することにより、正面側ヒンジ部筐体17及び背面側ヒンジ部筐体18における回転側筐体3が縦長状態のときに隠れる部分は、それぞれ装飾薄板19で覆われているので、厚さの増大を抑えつつ強度及び耐摩耗性が向上すると共に、回転側筐体3の回転中に露出する部分の見映えがよくなっている。また、突条19aにより、装飾薄板19と回転側筐体3内部との隙間を最小限にすることで、回転時のぐらつきが防止されている。
図3及び図17に示すように、ヒンジ部4は、左右外側のヒンジボス部17a,18aと、固定側筐体5の上側に形成され、これらヒンジボス部17a,18aに挟まれる膨出部5aとを備えている。図28に示すように、ガイドプレート16の一対の延長部16dは、それぞれヒンジボス部17a,18a内に配置されている。背面側から見て右側の一方の延長部16dのヒンジ軸挿通孔16eには、ヒンジ軸4aが挿通されている。このヒンジ軸4aの外周は、ヒンジボス部17a,18a内で回転不能に固定されている。一方、ヒンジ軸4aの左右内側端部は、固定側筐体5の膨出部5aにも挿通されて回転不能に固定されることで、ヒンジ軸4aの作用により、回転側筐体3が固定側筐体5に対し、所定の角度で保持されるように節度を持って折り畳み開閉自在となっている。このように、剛性部材であるガイドプレート16でヒンジ軸4aを支持させることで部品点数の増加を抑えながら、剛性の高いヒンジ部4が得られる。また、背面側から見て左側のヒンジボス部17a,18a内には、表示用基板2aとメイン基板とを電気的に接続する信号線20が通っている。信号線20は、ヒンジ軸挿通孔16eのような金属製の孔を挿通させると雑音などの悪影響が発生するので、延長部16dは、信号線20の背面側に配置されている。また、図24に示すように、信号線20は、上記表裏の装飾薄板19で覆われることで回転側筐体3の回転時に損傷しないように保護されている。
一方、図19に示すように、第1スライドピン11及び第2スライドピン12は、それぞれ中心に背面側キャビネット3bの支持機構固定用ボス部3hが挿通されるボス挿通孔11a,12aを備えている。これら第1スライドピン11及び第2スライドピン12は、それぞれ板状の仮止プレート21と、第1ガイド溝13又は第2ガイド溝14とに挿通させた上で端部をかしめるなどにより、抜け止めされている。このガイドプレート16に第1スライドピン11及び第2スライドピン12をユニット組立した状態で、図11に示すように、ボス挿通孔11a,12aに支持機構固定用ボス部3hを挿通し、締結部材63を正面側キャビネット3aの支持機構固定用孔3fに挿通して支持機構固定用ボス部3hに締結することで、回転支持機構10が回転側筐体3に挟み込まれた状態で連結されている。図9に示すように、第1スライドピン11及び第2スライドピン12を仮止プレート21に結合し、これら第1スライドピン11及び第2スライドピン12を第1ガイド溝13及び第2ガイド溝14に係合させて、予め回転支持機構10をユニット構成しておけば、図11に示すように、組立ライン上で回転側筐体3に仮止プレート21ごと回転支持機構10が回転側筐体3に連結されるので、組立が極めて容易となっている。また、取付後も仮止プレート21が補強部材の役割を果たしている。
これらガイドプレート16、第1スライドピン11、第2スライドピン12、仮止プレート21、正面側ヒンジ部筐体17、背面側ヒンジ部筐体18及び装飾薄板19が、回転支持機構10を構成している。そして、上述したようにして、回転支持機構10がヒンジ部4を介して固定側筐体5と連結されている。
そして、図1等に示すように、回転側筐体3の側面における厚さ方向中間には、回転支持機構10が移動するのを許容する移動用開口25が形成されている。この移動用開口25は、背面側キャビネット3bにおける分割面3c側の縁部に形成されている。背面側から見たときに、この移動用開口25は、縦長状態で下側に配置される下方開口25aと、左側に配置される側方開口25bとに跨ってL字形状に形成されている。
上述した第1ガイド溝13及び第2ガイド溝14が平板状のステンレス製のガイドプレート16に形成されているので厚みの増加が抑えられ、この厚さの薄いガイドプレート16、正面側ヒンジ部筐体17及び背面側ヒンジ部筐体18を移動用開口25内で移動させればよいので、移動用開口25の幅が小さくなり、また、回転側筐体3全体の厚さも抑えられている。
また、正面側キャビネット3aには、表示ディスプレイと表示用基板2aとが設けられるので、ある程度の厚さを要し、厚さを必要としない背面側キャビネット3bの分割面3c側の縁部へ移動用開口25が切り欠かれている。このため、厚さの増大を防ぎながら回転支持機構10が正面側キャビネット3aと背面側キャビネット3bとの間にサンドイッチ状に挟まれている。
図26に示すように、装飾側面部17bには、回転側筐体3の厚さ方向に突出する突起部27が形成されている。一方、図14に示すように、回転側筐体3の背面側キャビネット3b内面には、この突起部27が回転の際に摺動する略扇形のスライド用凹部28が形成されている。
そして、図2及び図10に示すように、移動用開口25は、回転支持機構10の移動に合わせて開閉する側方遮蔽部材40及び下方遮蔽部材41で覆われている。
図29及び図30に示すように、側方遮蔽部材40は、側方開口25bを閉じる側方遮蔽部材本体40aを備え、回動支点40bを中心に回動自在に支持されている。側方遮蔽部材本体40aの内側には、バネ収容部40cが形成されている。このバネ収容部40cには、コイルバネ40dが収容されている。このコイルバネ40dにより、側方遮蔽部材本体40aが、側方開口25bを閉じる方向に付勢されている。図16に示すように、回動端40eは、正面側ヒンジ部筐体17の上端部17dの凹部17eに収容されるように構成されている。側方遮蔽部材本体40aは、背面側キャビネット3bと同じ材質で同じ色彩であると見映えがよい。
図31〜図33に示すように、下方遮蔽部材41は、図13の遮蔽部材収容部42に収容されるようにL字形状を有し、下方開口25aを遮蔽する下方外観部41aと、この下方外観部41aよりも短く、側方開口25bの一部を遮蔽する側方外観部41bとを備えている。側方外観部41bの先端には、テーパ部41cが形成されている。この下方外観部41aには、板バネ43が連結されている。板バネ43は、下方外観部41aにモールド成型される埋込部43aと、遮蔽部材収容部42に収容されるシーソー部43bとを備え、これら埋込部43aとシーソー部43bとが連結部4cでのみ連結されている。シーソー部43bは、遮蔽部材収容部42とは結合されず、遮蔽部材収容部42内で自由に動くように収容されている。シーソー部43bは、下方外観部41aの内側に成型した三角形状のシーソー支点41により、シーソーのように揺動可能となっている。このように構成することで、回転支持機構10の回転に伴って、テーパ部41cから当接された側方外観部41bが徐々に回転側筐体3の厚さ方向に押圧されて回動し、下方外観部41a側が押圧されると連結部4cを境に揺動されることにより、回転支持機構10がスムーズに通過するように構成されている。回転支持機構10の通過後には、板バネ43に押し戻されて再び下方開口25a及び側方開口25bの一部を閉じるようになっている。下方遮蔽部材41も、背面側キャビネット3bと同じ材質で同じ色彩であると見映えがよい。
このように構成することで、図2及び図3に示す縦長状態では、装飾側面部17bと、側方遮蔽部材40とで側方開口25bが閉じられ、下方開口25aにはガイドプレート16、正面側ヒンジ部筐体17及び背面側ヒンジ部筐体18の下側が収容されている。図10に示す横長状態では、側方開口25bの一部にガイドプレート16、正面側ヒンジ部筐体17及び背面側ヒンジ部筐体18が収容され、側方開口25bの残りの部分と下方開口25aとが下方遮蔽部材41で閉じられている。これら遮蔽部材40,41が閉じられているときには、遮蔽部材40,41の表面と回転側筐体3の表面とは、ほぼ連続している。
−作用−
次に、本実施形態にかかる携帯電話機1の作動について説明する。
まず、図2に示すように、携帯電話機1を使用しないとき、又は待機状態のときなどは、回転側筐体3と固定側筐体5とは折り畳み状態にある。このとき、回転支持機構10は、回転側筐体3の移動用開口25内に収納されている。つまり、側方開口25bは、側方遮蔽部材40と装飾側面部17bとで覆われ、回転側筐体3の表面はほぼ連続して見える。このため、回転支持機構10が出っ張らず、一見すると回転支持機構10のない通常の折畳み式携帯電話機1に見えて見映えがよい。
そして、図3に示すように、回転側筐体3と固定側筐体5とを開くと、表示ディスプレイ2と操作部7とが現出する。通常の通話時やメール送受信時などには、表示ディスプレイ2を縦長状態とし、操作部7でキー入力しながら使用する。
一方、地上デジタルテレビ放送の視聴やインターネット接続をするときなど横長画像を見たいときには、ユーザが表示ディスプレイ2を回転させ縦長状態から横長状態に切り換える。
まず、図4に示すように、ユーザは表示ディスプレイ2の下端側コーナー部2bを表面から見て時計回りに回転させる。このとき、図20及び図21に示すように、携帯電話機1の背面から見て第2ガイド溝14の下端にあった第2スライドピン12が上端側へ移動し、第1ガイド溝13の左端にあった第1スライドピン11が中央付近に移動する。このとき、正面側ヒンジ部筐体17の上端部17dが、回動端40eを押圧するので、側方遮蔽部材40が回動し、また、装飾側面部17bが下方遮蔽部材41を押し下げるので、回転側筐体3の回転を阻害しない。図4及び図7に示すように、移動用開口25から出てきた回転支持機構10は、その正面及び背面が装飾薄板19で覆われているので、見映えがよい。
次いで、表示ディスプレイ2が図5に示す横長状態に切り換えられる。このとき、図21〜図23に示すように、携帯電話機1の背面から見て第2ガイド溝14の上端側にあった第2スライドピン12が下端に移動し、第1ガイド溝13の中央付近にあった第1スライドピン11が右端に移動する。このように、回転支持機構10により、表示ディスプレイ2の第1スライドピン11が第1ガイド溝13内をスライド移動するのと同時に、表示ディスプレイ2の第2スライドピン12が第2ガイド溝14内をスライド移動する。
また、図7〜図10に示すように、回転支持機構10は、側方遮蔽部材40及び下方遮蔽部材41を徐々に押しのけながら移動すると共に、移動後には、側方遮蔽部材40及び下方遮蔽部材41が徐々に元の位置に戻る。このように、回動中にも移動用開口25が少しずつ開くので、移動用開口25内にごみが入りにくい。また、指などが挟まりにくいので安全である。
また、下端側コーナー部2bは、ヒンジ部4との間に一定の隙間を保った軌跡でもって移動するように案内支持される。このため、従来のように表示ディスプレイ2の下端をその支持軸を中心とした半径に沿って丸めなくても、表示ディスプレイ2がヒンジ部4に干渉することはない。このため、回転側筐体3の角部を丸める必要がなくなり、表示ディスプレイ2を大きくすることができる。このため、画像が見やすくなっている。
また、回転側筐体3の回転中には、回転支持機構10が常に移動用開口25内を移動するので、移動用開口25とのクリアランス内でしかぐらつかず、回転操作が安定する。また、突起部27が回転側筐体3のスライド用凹部28に常に接触するようにすれば、簡単な構成で回転側筐体3のさらなるぐらつきの防止が可能となる。しかも、装飾薄板19の突条19aにより、装飾薄板19と回転側筐体3内部との隙間を最小限にすることで、回転時のぐらつきが防止される。
このように、表示画面が縦長状態又は横長状態に切り換わるので、適切な画面状態で快適なTV視聴やインターネット接続が可能となる。回転側筐体3を横長状態にすれば、固定側筐体5を回転させることなく横長状態の画像を見ることができるので、固定側筐体5の操作部7を回転側筐体3が縦長状態にあるときと同じ通常のキー配置のまま使用することができる。このため、横長状態の画像を見ながらテレショッピングなどの双方向サービスにおいて快適に入力作業を行うことができる。
図5に示す横長状態でも、上記表示ディスプレイ2の左右方向中央部は、回転側筐体3の略左右方向中央に位置している。この状態で、固定側筐体5を手に持って横長状態の回転側筐体3を見ることができる。そして、表示ディスプレイ2に横長画像が大きく表示されるように設定して、操作部7でキー入力しながら、テレビからクイズ番組に参加したり、テレビショッピングや銀行振り込みなどをテレビを通じて利用したりする。また、回転側筐体3が横長状態かつ開いた状態で、固定側筐体5の背面側を机上に載置することにより、横長状態の表示ディスプレイ2にTV画像を表示させた状態で長時間の視聴が可能となる。また、回転側筐体3が横長状態にあるときも、回転支持機構10を回転側筐体3の移動用開口25内に収納することができるので、回転支持機構10が出っ張らず見映えがよい。
また、使用後は、上記とは反対に、表示ディスプレイ2の右側の下端側コーナー部2bを表面から見て反時計回りに回動させ、表示ディスプレイ2が縦長状態に戻る。この際も、回転支持機構10が側方遮蔽部材40及び下方遮蔽部材41を徐々に押しのけながら移動すると共に、移動後に側方遮蔽部材40及び下方遮蔽部材41が徐々に元の位置に戻る。
そして、回転側筐体3と固定側筐体5とを折り畳んで待機状態とする。
−実施形態の効果−
以上説明した構成により、回転側筐体3に不測の衝撃が加わっても、移動用開口25の周縁にも負荷が伝達されるので、回転支持機構10にのみ負荷が集中するのが防止され、回転支持機構10の損傷を効果的に防止することができる。
また、移動用開口25が遮蔽部材40,41で覆われ、遮蔽部材40,41の表面と回転側筐体3の表面とが連続して見えるので、極めて見映えがよく、またごみが移動用開口25から回転側筐体3内に入るのを防止することができる。さらに、指等が移動用開口25内に入りにくくなるので、安全性を向上させることができる。
したがって、本実施形態にかかる携帯電話機1によると、回転側筐体3の側面における厚さ方向中間に回転側筐体3を縦長状態又は横長状態へ回転自在に支持する回転支持機構10の移動を許容する移動用開口25を形成したことにより、縦長状態又は横長状態に切換可能な携帯電話機1の見映えをよくしながら、回転側筐体3を安定して支持することができる。
また、上記実施形態のように第1ガイド溝13及び第2ガイド溝14の形状を設定することでヒンジ部4との接触が避けられるので、回転側筐体の角部を丸める必要がなくなり、回転側筐体を大きくすることができる。このため、表示ディスプレイ2を大きくしてTV画像やインターネット画像を快適に見ることができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
すなわち、上記実施形態では、回転側筐体3に表示ディスプレイ2を内蔵させたが、表示ディスプレイ2は、回転側筐体3及び固定側筐体5の両方でも回転側筐体3又は固定側筐体5の一方にのみ設けてもよい。また、上記実施形態では、操作部7を固定側筐体5のみに設けているが、回転側筐体3にのみ設け、固定側筐体5に表示ディスプレイ2を設けてもよい。また、回転側筐体3に表示ディスプレイ2を設け、かつ一部にファンクションキーなどよりなる簡単な操作部7を設けるようにしてもよい。
上記実施形態の第1ガイド溝13、第2ガイド溝14、第1スライドピン11及び第2スライドピン12の形状はあくまで一例である。すなわち、第1ガイド溝13及び第2ガイド溝14は、直線移動や曲線移動をガイドするガイド孔、ガイド溝、ガイドレール等とすることができ、直線状であっても曲線状であってもよい。第1スライドピン11及び第2スライドピン12は、第1ガイド溝13及び第2ガイド溝14の形状に合わせて軸形状、コ字状突起などとする。
回転支持機構10に第1スライドピン11及び第2スライドピン12の少なくとも一方を付勢して回転を補助する付勢機構を設けてもよい。付勢機構により、回転側筐体3の回転が容易となって片手での回転操作が可能となり、また、回転側筐体3が横長状態や縦長状態で安定する。
付勢機構としては、第1スライドピン11又は第2スライドピン12に一端が回動自在に連結され、他端がガイドプレート16に回動自在に連結された捩りコイルバネとするとよい。このようにすれば、簡単な構成で回転側筐体の回転の補助が行える。
また、回転支持機構10に第1スライドピン11を付勢して回転を補助する付勢機構を設けてもよい。この付勢機構として一端がガイドプレート16に回動自在に連結され、他端が第1スライドピン11を押圧する押圧部材を設け、この押圧部材を弾性部材が回転付勢するように構成すればよい。この付勢機構により、回転側筐体3の回転が容易となって片手での回転操作が可能となり、また、回転側筐体3が横長状態や縦長状態で安定する。そして、押圧部材を介して第1スライドピン11又は第2スライドピン12を押圧するので、付勢力を発生させる弾性部材の付勢方向を自由に設定できる。このため、弾性部材として圧縮コイルバネや引張コイルバネを使用できるので、巻き数を増やしても厚さの増大が抑えられ、厚さの増加を抑えながら付勢力を大きくすることが可能となる。
第1ガイド溝13及び第2ガイド溝14の形状を最適化することで、回転側筐体3の最適な回転軌跡が得られる。つまり、上記実施形態では、回転側筐体3を回転支持機構10によって縦長状態から横長状態へ正面から見て時計回りに回転し、また、横長状態から縦長状態へ元に戻るように回転自在に支持したが、反時計回りに回転するようにしてもよい。その場合には、回転支持機構10及び移動用開口25を左右反転して配置すればよい。
また、例えば図34に示すように、ガイドプレート116に第1ガイド溝113及び第2ガイド溝114をカモメ形状に形成することにより、時計方向及び反時計回りのいずれの方向にも回転させ、かつ元に戻す回転を行えるようにすることができる。この場合には、回転側筐体3の左右側面に均等に大きく移動用開口25を設ければよい。また、左右にそれぞれ側方遮蔽部材40及び下方遮蔽部材41を設け、左右の下方遮蔽部材41で分担して下方開口25aを遮蔽するようにすればよい。
上記実施形態では、第1スライドピン11及び第2スライドピン12をそれぞれ板状の仮止プレート21で仮止めするようにしたが、それに限定されず、支持機構固定用ボス部3h自体を第1スライドピン11及び第2スライドピン12としてもよい。
上記実施形態では、回転側筐体3の左右外側にヒンジボス部17a,18aを設け、固定側筐体5の上側に膨出部5aを設けたが、固定側筐体5の上側に一対のヒンジボス部を膨出させ、これらヒンジボス部の間に回転側筐体3の下端から延びる膨出部を挟むようにしてもよい。この場合、ガイドプレート16の延長部16dを膨出部まで延ばし、ヒンジ軸挿通孔16eに信号線20を通すようにすればよい。
上記実施形態では、携帯端末は、折畳み式携帯電話機1としたが、固定側筐体5は、回転側筐体3に対して折り畳み開閉不能に連結した、いわゆるストレートタイプの携帯で端末としてもよい。その場合には、回転支持機構10は、固定側筐体5に直結すればよい。このストレートタイプの携帯端末であっても、回転支持機構10が回転側筐体3の移動用開口25内に収まるので、見映えがよい。
さらに、固定側筐体5ごと回転の際に移動用開口25内を移動可能に構成してもよい。この場合、固定側筐体5を回転側筐体3の移動用開口25内に完全に収めたコンパクトな形状とすることができる。
上記実施形態では、携帯端末は、折畳み式携帯電話機としたが、PHS、PDA、PC、モバイルツール、電子辞書、電卓、ゲーム機等であってもよい。
上記実施形態では、表示ディスプレイ2は液晶ディスプレイでも有機ELディスプレイでもよい。有機ELディスプレイは、自発光を発するため消費電力が小さく、液晶ディスプレイに比べて視野角が広く、かつバックライトを必要としないため、薄型化が可能である。液晶ディスプレイは、有機ELディスプレイに比べて安価で寿命が長い。
なお、以上の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物や用途の範囲を制限することを意図するものではない。
本発明の実施形態にかかる携帯電話機の回転支持機構が移動用開口内を移動する様子を背面側から見た斜視図である。 折り畳み状態にある携帯電話機を示す斜視図である。 開いた状態で回転側筐体が縦長状態の携帯電話機を正面側から見た斜視図である。 回転側筐体を縦長状態又は横長状態に切り換える途中の携帯電話機を正面側から見た斜視図である。 開いた状態で回転側筐体が横長状態のとき携帯電話機を正面側から見た斜視図である。 回転側筐体が縦長状態の携帯電話機を背面側から見た斜視図である。 回転側筐体を縦長状態又は横長状態に切り換える途中の携帯電話機を背面側から見た斜視図である。 回転側筐体を縦長状態又は横長状態に切り換える途中の携帯電話機を背面側から見た斜視図である。 回転側筐体を縦長状態又は横長状態に切り換える途中の携帯電話機を背面側から見た斜視図である。 回転側筐体が横長状態における携帯電話機を背面側から見た斜視図である。 回転側筐体の分解斜視図である。 正面側キャビネットを正面側から見た斜視図である。 正面側キャビネットの右側面図である。 背面側キャビネットを正面側から見た斜視図である。 背面側キャビネットの右側面図である。 背面側キャビネット及び背面側の装飾薄板を取り外した状態を示す背面図である。 図16のXVII−XVII線断面図である。 脚部を折り曲げる前のガイドプレートを示す背面図である。 ガイドプレート、第1スライドピン及び第2スライドピンが仮止めプレートでユニット組立された状態を背面側から見た斜視図である。 回転側筐体が縦長状態における回転支持機構の様子を示す背面図である。 回転側筐体が縦長状態又は横長状態に切り換える途中の回転支持機構の様子を示す背面図である。 回転側筐体が縦長状態又は横長状態に切り換える途中の回転支持機構の様子を示す背面図である。 回転側筐体が横長状態における回転支持機構の様子を示す背面図である。 回転支持機構の分解斜視図である。 正面側ヒンジ部筐体を正面側から見た斜視図である。 正面側ヒンジ部筐体の背面図である。 背面側ヒンジ部筐体を正面側から見た斜視図である。 回転側筐体の背面側ヒンジ部筐体を取り外した状態を背面側から見た斜視図である。 側方遮蔽部材を拡大して示す斜視図である。 側方遮蔽部材を拡大して示し、(a)が背面図で、(b)が側面図である。 下方遮蔽部材を拡大して示す斜視図である。 下方遮蔽部材を拡大して示す斜視図である。 下方遮蔽部材を拡大して示す斜視図である。 その他の実施形態にかかるガイド溝の形状を示す説明図である。
符号の説明
1 折畳み式携帯電話機(携帯端末)
2 表示ディスプレイ
3 回転側筐体
3a 正面側キャビネット
3b 背面側キャビネット
3c 分割面
3f 支持機構固定用孔
3h 支持機構固定用ボス部
4 ヒンジ部
4a ヒンジ軸
5 固定側筐体
7 操作部
10 回転支持機構
11 第1スライドピン(第1スライド部材)
11a,12a ボス挿通孔
12 第2スライドピン(第2スライド部材)
13 第1ガイド溝(第1スライドガイド)
14 第2ガイド溝(第2スライドガイド)
16 ガイドプレート
16d 延長部
16e ヒンジ軸挿通孔
17 正面側ヒンジ部筐体
18 背面側ヒンジ部筐体
19 装飾薄板
19a 突条
21 仮止プレート
25 移動用開口
27 突起部
28 スライド用凹部
40 側方遮蔽部材
41 下方遮蔽部材
63 締結部材

Claims (12)

  1. 回転側筐体と、
    上記回転側筐体を、縦長状態から横長状態へ又は横長状態から縦長状態へ回転自在に支持する回転支持機構と、
    上記回転側筐体の側面における厚さ方向中間に形成され、上記回転支持機構が移動するのを許容する移動用開口とを備え、
    上記回転支持機構は、
    固定側筐体に連結され、
    上記回転側筐体の間隔をあけた位置に連結され、上記回転の際にスライド移動する第1スライド部材及び第2スライド部材と、
    平板状のガイドプレートに形成され、上記第1スライド部材及び第2スライド部材をそれぞれ異なる方向へスライド許容する第1スライドガイド及び第2スライドガイドとを備え、
    上記ガイドプレートの側方には、上記固定側筐体から上記回転側筐体へ延びる信号線が配置され、該信号線は、ガイドプレートにおける上記回転側筐体が縦長状態のときの上方に位置する部分は断面円形であり、該ガイドプレートにおける上記回転側筐体が縦長状態のときの側方に位置する部分に向かって徐々に広がって帯状になり
    上記回転の際に、上記信号線における帯状の部分が、上記ガイドプレートと共に、上記移動用開口内を移動しながら、上記断面円形の部分が、上記回転側筐体内を上記ガイドプレートと厚さ方向に重ならないように折れ曲がる
    ことを特徴とする携帯端末。
  2. 請求項1に記載の携帯端末において、
    上記ガイドプレート及び上記信号線における帯状の部分は、厚さ方向に分割された正面側ヒンジ部筐体及び背面側ヒンジ部筐体で挟まれた状態で上記移動用開口内を移動可能に構成され、
    上記正面側ヒンジ部筐体及び背面側ヒンジ部筐体における上記回転側筐体が縦長状態のときに隠れる部分は、それぞれ金属製の装飾薄板で覆われている
    ことを特徴とする携帯端末。
  3. 請求項2に記載の携帯端末において、
    上記信号線における断面円形の部分は、上記回転側筐体の回転の際に、該回転側筐体内のスペースで、上記ガイドプレートと、上記正面側ヒンジ部筐体及び背面側ヒンジ部筐体とに対して厚さ方向に重ならないように折れ曲がる
    ことを特徴とする携帯端末。
  4. 回転側筐体と、
    上記回転側筐体を、縦長状態から横長状態へ又は横長状態から縦長状態へ回転自在に支持する回転支持機構と、
    上記回転側筐体の側面における厚さ方向中間に形成され、上記回転支持機構が移動するのを許容する移動用開口とを備え、
    上記回転支持機構は、
    上記回転側筐体の間隔をあけた位置に連結され、上記回転の際にスライド移動する第1スライド部材及び第2スライド部材と、
    平板状のガイドプレートに形成され、上記第1スライド部材及び第2スライド部材をそれぞれ異なる方向へスライド許容する第1スライドガイド及び第2スライドガイドとを備え、
    上記ガイドプレートは、厚さ方向に分割された正面側ヒンジ部筐体及び背面側ヒンジ部筐体で挟まれた状態で、上記回転の際に上記移動用開口内を移動可能に構成され、
    上記正面側ヒンジ部筐体及び背面側ヒンジ部筐体における上記回転側筐体が縦長状態のときに隠れる部分は、それぞれ金属製の装飾薄板で覆われ、
    上記装飾薄板には、表面側に突出する複数の突条が形成されている
    ことを特徴とする携帯端末。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1つに記載の携帯端末において、
    上記回転支持機構には、上記回転側筐体の厚さ方向に突出する突起部が形成され、
    上記回転側筐体には、上記突起部が上記回転の際に摺動するスライド用凹部が形成されている
    ことを特徴とする携帯端末。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1つに記載の携帯端末において、
    上記回転支持機構は、固定側筐体に連結され、
    上記回転側筐体及び上記固定側筐体の少なくともいずれか一方に表示ディスプレイが内蔵され、
    上記回転側筐体と上記固定側筐体とを折り畳み自在に連結するヒンジ部を備え、
    上記回転支持機構は、上記ヒンジ部を介して上記固定側筐体と連結され、
    上記ガイドプレートの上記ヒンジ部側の端部は折り曲げられ、
    該折り曲げられた部分はヒンジ軸挿通孔を有し、該ヒンジ軸挿通孔に上記ヒンジ部のヒンジ軸が挿通されている
    ことを特徴とする携帯端末。
  7. 請求項6に記載の携帯端末において、
    上記回転側筐体は、正面側キャビネットと背面側キャビネットとが厚さ方向に平行な分割面で結合されて形成され、
    上記正面側キャビネットに上記表示ディスプレイが嵌め込まれ、
    上記移動用開口は、上記背面側キャビネットにおける分割面側の縁部を切り欠いて形成されている
    ことを特徴とする携帯端末。
  8. 請求項7に記載の携帯端末において、
    上記背面側キャビネットの正面側には、一対の支持機構固定用ボス部が形成され、
    上記正面側キャビネットには、上記一対の支持機構固定用ボス部に対応する位置に支持機構固定用孔が形成され、
    上記第1スライド部材及び第2スライド部材は、それぞれ上記支持機構固定用ボス部が挿通されるボス挿通孔を備え、
    上記ボス挿通孔に上記支持機構固定用ボス部を挿通した状態で締結部材を上記支持機構固定用孔に挿通して締結することで、上記回転支持機構が該回転側筐体に挟み込まれた状態で連結されている
    ことを特徴とする携帯端末。
  9. 請求項8に記載の携帯端末において、
    上記第1スライド部材及び第2スライド部材は、板状の仮止プレートで仮止めされた状態で上記支持機構固定用ボス部に挿通されている
    ことを特徴とする携帯端末。
  10. 請求項6乃至9のいずれか1つに記載の携帯端末において、
    上記回転側筐体が横長状態かつ開いた状態で、上記固定側筐体の背面側を載置面に載置可能に構成されている
    ことを特徴とする携帯端末。
  11. 請求項1乃至5のいずれか1つに記載の携帯端末において、
    上記固定側筐体は、上記回転側筐体に対して折り畳み開閉不能に連結され、
    上記回転支持機構は、上記固定側筐体に直結されている
    ことを特徴とする携帯端末。
  12. 請求項11に記載の携帯端末において、
    上記固定側筐体は、上記回転の際に上記移動用開口内を移動可能に構成されている
    ことを特徴とする携帯端末。
JP2008194085A 2008-07-28 2008-07-28 携帯端末 Expired - Fee Related JP4505525B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008194085A JP4505525B2 (ja) 2008-07-28 2008-07-28 携帯端末
CN200980129936.1A CN102113299B (zh) 2008-07-28 2009-07-28 移动终端
US13/056,233 US20110143818A1 (en) 2008-07-28 2009-07-28 Mobile device
BRPI0916683A BRPI0916683A2 (pt) 2008-07-28 2009-07-28 dispositivo móvel
PCT/JP2009/003553 WO2010013448A1 (ja) 2008-07-28 2009-07-28 携帯端末
EP09802697.4A EP2309705A4 (en) 2008-07-28 2009-07-28 MOBILE TERMINAL

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008194085A JP4505525B2 (ja) 2008-07-28 2008-07-28 携帯端末

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010034803A JP2010034803A (ja) 2010-02-12
JP4505525B2 true JP4505525B2 (ja) 2010-07-21

Family

ID=41738798

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008194085A Expired - Fee Related JP4505525B2 (ja) 2008-07-28 2008-07-28 携帯端末

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4505525B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102016216164B4 (de) 2015-08-31 2021-12-09 Suzuki Motor Corporation Rotierende elektrische Maschine

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5194062B2 (ja) * 2010-06-16 2013-05-08 シャープ株式会社 携帯端末

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006191668A (ja) * 2006-02-20 2006-07-20 Sanyo Electric Co Ltd 携帯型無線端末機
JP2006211576A (ja) * 2005-01-31 2006-08-10 Sharp Corp 折畳み式携帯電話

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006211576A (ja) * 2005-01-31 2006-08-10 Sharp Corp 折畳み式携帯電話
JP2006191668A (ja) * 2006-02-20 2006-07-20 Sanyo Electric Co Ltd 携帯型無線端末機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102016216164B4 (de) 2015-08-31 2021-12-09 Suzuki Motor Corporation Rotierende elektrische Maschine

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010034803A (ja) 2010-02-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4783847B2 (ja) 携帯端末
JP4416804B2 (ja) 携帯端末
JP4288287B2 (ja) 折畳み式携帯端末
JP4484859B2 (ja) スライド式携帯機器
KR100993095B1 (ko) 폴더식 휴대기기
KR100709652B1 (ko) 폴더식 휴대전화
EP1720326B1 (en) Portable terminal with two bodies being both foldable and slidable relative to each other
EP2309705A1 (en) Mobile terminal
JP4505525B2 (ja) 携帯端末
JP4436876B2 (ja) 携帯端末
JP4733062B2 (ja) 折畳み式携帯通信端末
JP4572183B2 (ja) 折畳み式携帯機器
JP5194062B2 (ja) 携帯端末
JP4875518B2 (ja) 折畳み式携帯端末
JP2007312330A (ja) 折畳み式携帯通信機器
JP2010239320A (ja) 情報端末装置
JP4436875B2 (ja) 携帯端末
JP4525516B2 (ja) 折畳み型携帯端末
JP4547354B2 (ja) 折畳み式携帯通信機器
JP2008028846A (ja) 折畳み式携帯通信機器
JP2008035414A (ja) 携帯端末装置
JP2008206207A (ja) 折畳み式携帯機器
JP2008236499A (ja) 折畳み式携帯端末
JP2007312329A (ja) 折畳み式携帯通信機器
JP2009100085A (ja) 折り畳み式電子機器

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091105

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091201

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100330

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100426

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130430

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130430

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees