JP2008234381A - 医療検査予約ネットワークシステム及びこれに用いられる中継装置、並びに医療検査スケジュール管理方法 - Google Patents

医療検査予約ネットワークシステム及びこれに用いられる中継装置、並びに医療検査スケジュール管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】医療施設内の情報セキュリティを確保しつつ、検査予約の受付業務の負担を軽減する。
【解決手段】医療検査予約ネットワークシステム10は、データセンタ11に設置される外部用スケジュール管理サーバ27と、中核病院12に設置される中継サーバ31と内部用スケジュール管理サーバ27とからなる。外部用スケジュール管理サーバ27は、インターネット17を介して、診療所13からの中核病院12の医療検査予約を受け付ける。中継サーバ31は、外部用スケジュール管理サーバ27とVPN32で接続され、内部用スケジュール管理サーバ19とLAN14で接続される。中継サーバ31は、各スケジュール管理サーバ19,27が管理するそれぞれのスケジュールデータ22,29の更新データを中継し、各スケジュール管理サーバ19,27に更新要求を送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ネットワークを通じて医療検査の予約を受け付けて医療検査スケジュールを管理する医療検査予約ネットワークシステム及びこれに用いられる中継装置、並びに医療検査スケジュール管理方法に関するものである。
近年、地域における医療サービスの効率化と質の向上を目的として、医療施設間の連携が推進されており、個人病院や診療所などの小規模医療施設が、高度な医療検査設備を持つ大規模な医療施設(以下、検査医療施設という)に対して、検査を依頼する機会が増加している。検査医療施設は、複数の医療施設から検査予約の申し込みを受け付けることになるが、その件数が増えると、受付業務の負担も大きくなる。こうした受付業務を軽減するために、通信ネットワークを利用してオンラインで検査予約を受け付ける検査予約システムが開発されている(例えば、特許文献1参照)。
この検査予約システムは、依頼元の医療施設に設置され予約申し込み情報を発信する端末と、検査医療施設に設置され受信した予約申し込み情報を受け付けて、スケジュールデータを更新する予約受付装置とからなる。予約受付装置は、インターネットなどの不特定多数の利用者に開放された公衆ネットワークを通じて検査医療施設の外部の端末からアクセス可能になっている。この予約受付装置は、検査医療施設内に構築されるコンピュータシステム(施設内情報システム)を構成しており、外部からの検査予約の申し込みを受け付けると、施設内情報システム内のデータベースに格納されるスケジュールデータを更新する。こうして受付業務を自動化することにより、その負担を軽減することができる。
特開2006−323634号公報
しかしながら、医療施設が保有する情報の多くは個人情報であり、特に検査医療施設は保有する情報量も非常に多いため、情報に対するセキュリティ意識が非常に高い。そのため、外部からの不正なアクセスを懸念して、施設内情報システムと公衆ネットワークを接続し、施設外の端末から前記システムへ直接アクセスさせることに対して極めて慎重である。
そこで、外部からの検査予約を受け付ける外部用予約受付装置を設け、これを施設内情報システムと切り離して独立した形態で運用することで、施設内の情報セキュリティを確保することも行われている。しかし、検査予約は、外部からだけでなく、施設内の各部門からの申し込みもあり、こうした内部からの予約は施設内情報システムで処理される。そのため、施設内情報システムから完全に独立した外部用予約受付装置を用いる方法では、外部からの予約受付時に内部予約の状況を確認する作業や、外部からの予約データを施設内情報システムへ再入力する作業などが増加して、受付業務の負担が軽減されないという問題が生じる。
本発明は、医療施設内の情報セキュリティを確保しつつ、検査予約の受付業務の負担を軽減することを目的とする。
本発明の医療検査予約ネットワークシステムは、検査医療施設で行われる医療検査の予約を、前記検査医療施設の内部の予約端末から施設内ネットワークを介して受け付けて、前記医療検査の予約状況を表す内部用スケジュールデータを更新する内部用スケジュール管理装置と、前記医療検査の予約を、前記検査医療施設の外部の予約端末から公衆ネットワークを介して受け付けて、前記医療検査の予約状況を表す外部用スケジュールデータを更新する外部用スケジュール管理装置と、前記施設内ネットワークを通じて前記内部用スケジュール管理装置と通信可能に接続されるとともに、前記外部用スケジュール管理装置と専用線を通じて通信可能に接続され、前記内部用及び外部用の各スケジュールデータの同期が取られるように、前記内部用及び外部用の各スケジュール管理装置の間で前記各スケジュールデータのそれぞれの更新データを中継する中継装置とからなることを特徴とする。
前記中継装置は、前記内部用及び外部用の各スケジュールデータの更新の有無を監視する更新監視手段を備えることが好ましい。
前記更新監視手段は、前記内部用及び外部用の各スケジュール管理装置から発信される更新通知を受け取って更新を検知することが好ましい。
前記中継装置は、前記更新監視手段が前記内部用及び外部用の各スケジュールデータの一方の更新を検知したときに、他方のスケジュールデータを持つ前記外部用又は内部用のスケジュール管理装置に対して前記スケジュールデータの更新を指示する更新指示手段を備えていることが好ましい。
前記内部用及び外部用の各スケジュールデータは、予約の受付が可能な受付枠を定める受付枠データと、この受付枠が予約済みか否かを表す予約状況データと、前記受付枠を前記外部の予約端末又は内部の予約端末の一方からの申し込みに優先的に割り当てるための優先枠指定データとを含んでおり、前記中継装置には、前記優先枠指定データを変更する枠設定変更手段が設けられていることが好ましい。
前記更新データを、中継先に応じてデータ形式を変換するデータ変換手段を備えたことが好ましい。また、前記専用線は、VPNであることが好ましい。
本発明の医療検査予約ネットワークシステムに用いられる中継装置は、検査医療施設で行われる医療検査の予約を、前記検査医療施設の内部の予約端末から施設内ネットワークを通じて受け付けて、前記医療検査の予約状況を表す内部用スケジュールデータを更新する内部用スケジュール管理装置と、前記施設内ネットワークを通じて通信する第1通信手段と、前記医療検査の予約を、前記検査医療施設の外部の予約端末から公衆ネットワークを通じて受け付けて、前記医療検査の予約状況を表す外部用スケジュールデータを更新する外部用スケジュール管理装置と専用線を通じて通信する第2通信手段と、前記通信手段を通じて前記内部用及び外部用の各スケジュールデータの更新の有無を監視する更新監視手段とを備えたことを特徴とする。
本発明の医療検査スケジュール管理方法は、検査医療施設で行われる医療検査の予約を、前記検査医療施設の内部の予約端末から施設内ネットワークを介して内部用スケジュール管理装置で受け付けた場合に、前記内部用スケジュール管理装置が前記医療検査の予約状況を表す内部用スケジュールデータを更新する第1ステップと、前記医療検査の予約を、前記検査医療施設の外部の予約端末から公衆ネットワークを介して外部用スケジュール管理装置で受け付けた場合に、前記外部用スケジュール管理装置が前記医療検査の予約状況を表す外部用スケジュールデータを更新する第2ステップと、前記第1ステップ又は第2ステップによって前記内部用及び外部用のいずれかのスケジュールデータが更新されたか否かを監視する更新監視ステップと、前記更新監視ステップによって、前記各スケジュールデータの一方の更新を検知したときに、前記内部用スケジュール管理装置との間では前記施設内ネットワークを通じて、前記外部用スケジュール管理装置との間では専用線を通じて、前記各スケジュール管理装置の一方から他方へ更新データを中継する更新データ中継ステップとを含むことを特徴とする。
本発明は、検査医療施設の外部からの検査予約を外部用スケジュール管理装置によって公衆ネットワークを通じて受け付けるとともに、検査医療施設の内部からの検査予約を内部用スケジュール管理装置によって施設内ネットワークを通じて受け付けて、各スケジュール管理装置のスケジュール更新データを、外部用スケジュール管理装置と専用線で接続され、内部用スケジュール管理装置とは施設内ネットワークで接続された中継装置によって中継するようにしたから、検査医療施設の情報セキュリティを確保しつつ、予約受付業務の負担を軽減することができる。
図1に示す医療検査予約ネットワークシステム10は、データセンタ11と複数の医療施設に設置されたコンピュータシステムを通信ネットワークで接続してオンラインで医療検査予約を行うシステムである。データセンタ11は、複数の医療施設に対して、医療検査予約のスケジュール管理サービスを提供する他、例えば、複数の医療施設が保有する医療情報をバックアップして保管するデータバックアップサービス、症例データを蓄積して医療施設間で共有させる症例参照サービスなどのアプリケーションサービスを提供するセンタである。
複数の医療施設には、中核病院12と診療所13が含まれる。中核病院12は、その地域内の医療施設の中で比較的大規模な医療施設であり、CT(Computed Tomography)装置やMRI(Magnetic Resonance Imaging)装置など高度な医療検査設備を保有し、外部の医療施設からの医療検査依頼を受託する検査医療施設の例である。診療所13は、こうした医療検査設備を持たず、検査医療施設へ医療検査を依頼する小規模な医療施設の例である。
中核病院12には、院内の各種のコンピュータシステムを、LAN(Local Area Network)14で接続した院内情報システム16が構築されている。院内情報システム16は、院内の各部門へのオーダリング処理、診療受付処理、会計処理などの院内の情報処理を行う。LAN14は、院内に敷設された施設内ネットワークであり、院内情報システム16は、インターネット17など不特定多数の利用者に開放された公衆系の外部ネットワークと遮断されている。これにより、外部からの不正なアクセスなどの情報セキュリティリスクを回避している。
院内情報システム16では、院内の各部門に設置された予約端末18からLAN14を通じてオンラインで検査予約の申し込みができるようになっている。内部用スケジュール管理サーバ19は、こうした申し込みを受け付けて検査予約のスケジュールを管理する。例えば、パーソナルコンピュータやワークステーションにスケジュール管理を実行するアプリケーションプログラムをインストールしたものである。
内部用スケジュール管理サーバ19には内部用スケジュールDB(データベース)21が接続されており、この内部用スケジュールDB21には、医療検査の予約状況を表す内部用スケジュールデータ22が格納されている。内部用スケジュールデータ22は、CT検査、MRI検査など検査の種類毎に分かれている。
内部用スケジュール管理サーバ19は、予約端末18からのアクセスを受け付けて、内部用スケジュールデータに基づいて、予約端末18へ予約状況を知らせる。そして、予約端末18から、予約申し込み情報を受信すると、その申し込みを受け付けて内部用スケジュールデータ22を更新する。予約申し込み情報には、検査の種類を指定する検査種別指定情報,予約日時を指定する予約枠指定情報が含まれる。内部用スケジュール管理サーバ19は、こうして、中核病院12の内部の予約端末18からの申し込みを受け付けて、その予約状況を管理する。
予約端末18は、例えば、ブラウザソフトがインストールされたパーソナルコンピュータであり、内部用スケジュール管理サーバ19と通信を行って、モニタへの予約状況の表示や、予約申し込み情報の送信を行う。
図において、施設IDが「X」の中核病院12のみ、内部の構成を示しているが、施設IDが「Y」の中核病院12のほぼ同様の構成になっており、便宜上図示を省略している。
各中核病院12は、それぞれ各診療所13からの医療検査の依頼を受けて、医療検査を実施する。データセンタ11は、各中核病院12の医療検査の受け付けの窓口になっており、各診療所13に設置された予約端末24からインターネット17を通じてオンラインで検査予約の申し込みを受け付ける。このように、データセンタ11にそれぞれの中核病院12の受付窓口を一本化することで、各診療所13は、中核病院12毎に個別に検査予約を行わなくて済むので便利である。
データセンタ11は、WEBサーバ26,外部用スケジュール管理サーバ27,外部用スケジュールDB28を備えている。WEBサーバ26は、周知のように、インターネット上で標準的に用いられるドキュメントシステム(WWW:World Wide Web)に対応したサーバであり、クライアント端末(WEBクライアント)からの要求に応答してデータを送受信する。クライアント端末である予約端末24は、例えば、WEBブラウザがインストールされたパーソナルコンピュータであり、WEBサーバ26を通じて外部用スケジュール管理サーバ27へアクセスする。
外部用スケジュール管理サーバ27は、例えば、パーソナルコンピュータやワークステーションにスケジュール管理を実行するアプリケーションプログラムをインストールしたものである。外部用スケジュール管理サーバ27には、外部用スケジュールDB(データベース)28が接続されており、この外部用スケジュールDB28には、各中核病院12の医療検査の予約状況を表す複数の外部用スケジュールデータ29が格納されている。それぞれのデータは中核病院12毎の識別情報(施設ID)が付与されて識別される。また、中核病院12毎の外部用スケジュールデータ29は、各中核病院12がそれぞれ実施する検査の種類別に分かれている。
外部用スケジュール管理サーバ27は、予約端末24からのアクセスを受け付けて、外部用スケジュールデータ29に基づいて、予約端末24へ予約状況を知らせる。そして、予約端末24から、予約申し込み情報を受信すると、その申し込みを受け付けて外部用スケジュールデータ29を更新する。予約申し込み情報には、施設ID,検査の種類を指定する検査種別指定情報,予約日時を指定する予約枠指定情報が含まれる。外部用スケジュール管理サーバ27は、こうして、中核病院12の外部の診療所13からの申し込みを受け付けて、その予約状況を管理する。
このように、中核病院12は、院内からの予約(内部予約)の受付に加えてと院外からの予約(外部予約)の受け付けも行うので、内部予約と外部予約が重複しないようにする必要がある。そのため、中核病院12には、中継サーバ31が設けられている。中継サーバ31は、内部用スケジュール管理サーバ19と外部用スケジュール管理サーバ27との間で、それぞれが受け付けた予約データを中継し、内部用スケジュールデータ22と外部用スケジュールデータ29のそれぞれのデータの同期を図るためのものである。
中継サーバ31と外部用スケジュール管理サーバ27は、VPN(Virtual Private Network)32を介して接続される。VPN32は、通信事業者(通信キャリア)が独自に保有する広域IP(Internet Protocol)ネットワークをバックボーンネットワークとして使用し、このバックボーンネットワーク上に仮想的に構築された専用線である。VPN32では、例えば、IPパケットに各々のVPNに固有な「ラベル」と呼ばれる識別子を付けて転送する、「MPLS(Multi Protocol Label Switching)」などのカプセリング技術(トンネリング技術)や、IPsec(Internet Protocol Security)などの暗号化技術を使うことで、複数の利用者によって共有される共有ネットワーク内に論理的な専用通信チャンネルが確立される。これにより、通信拠点間の機密性が保持される。
広域IPネットワークは、インターネットのような不特定多数の利用者に開放された公衆ネットワークとは異なり、特定の利用者(加入者)のみに開放された閉域ネットワークである。閉域ネットワーク内の網構成は、例えば、中継局間を専用の中継回線で接続するとともに、中継局から加入者の拠点までのアクセスラインも加入者が物理的に専有する専用線が使用される。これにより、インターネット17とは物理的にも異なる閉域ネットワークが構成される。
こうしたバックボーンネットワーク上にVPN32を構築することで、広域IPネットワークを利用する他の加入者の通信チャンネルとも論理的に異なる専用通信チャンネルが確立される。このように、中核病院12とデータセンタ11とは、物理的にも論理的にも他の利用者から閉ざされた閉域ネットワークを通じて通信が行われる。このため、通信の盗聴やデータの流出等、ネットワーク内の堅固な情報セキュリティが確保される。
また、VPN32は、共有ネットワーク上に仮想的に構築される論理的な専用線であり、通信拠点間を1対1で接続してその間の通信路をデータ伝送が無い間も専有する厳密な意味の専用線と比較して、通信コストが安いというメリットがある。
また、本例では、インターネットとは物理的に異なる広域IPネットワークをバックボーンネットワークとして使用するVPN(いわゆるIP−VPN)を例に説明したが、VPNには、この他、インターネットをバックボーンネットワークとして使用するインターネットVPNがある。インターネットVPNは、通信品質やセキュリティの面でIP−VPNに劣るが、それと比べて通信コストが安く、経済的であるというメリットがあるので、これを使用してもよい。
図2に示すように、中継サーバ31にはルータ33が接続されており、中継サーバ31は、このルータ33を介して、VPN32及びLAN14のそれぞれのネットワークに接続する。ルータ33は、異なるネットワーク間でデータを受け渡す転送機器である。ルータ33には、LANポート33aとWAN(Wide Area Network)ポート33bの複数種類のポートが設けられており、LANポート33にはLAN14に接続する通信ケーブルが接続され、WANポート33bにはVPN32に接続する通信ケーブルが接続される。
中継サーバ31は、パーソナルコンピュータやワークステーションをベースに中継用アプリケーションプログラムをインストールしたものである。中継サーバ31は、CPU34,メモリ36,HDD(ハードディスクドライブ)37,通信I/F38が設けられた本体31aと、コンソール31bとからなる。通信I/F38は、ルータ33と接続しそれとの通信を制御する。HDD37には、オペレーティングシステムや中継用アプリケーションプログラムが格納されている。メモリ36は、CPU34が処理を実行する際に使用するワークメモリである。
CPU34は、HDD37からメモリ36へ中継用アプリケーションプログラムをロードして、プログラムに記述された処理ステップを実行することで、スケジュール更新監視部34a,データ変換部34b,更新要求発行部34c,枠設定変更部34dとして機能する。
スケジュール更新監視部34aは、内部用及び外部用の各スケジュール管理サーバ19,27のそれぞれと通信して、内部用及び外部用の各スケジュールデータ22,29のいずれかが更新されたか否かを監視する。内部用及び外部用の各スケジュール管理サーバ19,27は、それぞれ予約端末18,24から予約申し込み情報やその取り消し情報などを受け付けて、各スケジュールデータ22,29を更新した際に、その旨の更新通知を中継サーバ31へ発信する。外部用スケジュール管理サーバ27は、更新があったデータに対応する中核病院12に対して更新通知を送る。
中継サーバ31は、この更新通知の受信によって、各スケジュールデータ22,29のいずれかに更新があったことを検知する。この更新通知には、各スケジュールデータ22,29のうち更新部分のデータが含まれている。更新要求発行部31cは、各スケジュールデータ22,29の一方の更新を検知したときに、他方のスケジュールデータを持つ各スケジュール管理サーバ19,27のいずれかに対して、未更新のスケジュールデータを更新するように指示する、更新要求を発行する。この更新要求には、更新データが含まれており、更新要求を受けた各スケジュール管理サーバ19,27は、その要求に応じて各スケジュールデータ22,29を更新する。
これにより、内部用スケジュールデータ22が更新されたときには、内部用スケジュール管理サーバ19が中継サーバ31へ更新通知を送り、中継サーバ31がその更新通知に含まれる更新データとともに更新要求を外部用スケジュール管理サーバ27へ送信し、外部用スケジュールデータ29が更新される。この反対に、外部用スケジュールデータ29が更新されたときには、外部用スケジュール管理サーバ27が中継サーバ31へ更新通知を送り、中継サーバ31が更新要求を内部用スケジュール管理サーバ19へ送信し、内部用スケジュールデータ22が更新される。こうして各スケジュールデータ22,29のデータ内容の同期が取られる。
このように、内部用及び外部用の各スケジュールデータ22,29の2つのデータの同期を取るための更新監視方式として、内部用及び外部用の各スケジュール管理サーバ19,27からの発信される更新通知をトリガーとして、更新を検知するイベント通知方式を採用しているので、2つのデータをリアルタイムで同期させることができる。なお、イベント通知方式の代わりに、中継サーバ31から各スケジュール管理サーバ19,27に向けて、更新されたか否かの問い合わせを定期的に発信して、更新の有無を監視するポーリング方式でもよい。
データ変換部34bは、内部用及び外部用の各スケジュールデータ22,29のデータフォーマットが異なる場合に、中継先のフォーマットに合わせてデータを変換する。各中核病院12は、それぞれ独自の仕様で院内情報システム16を構築する場合が多く、それぞれのスケジュールデータのフォーマットが異なることも多い。外部用スケジュール管理サーバ27では、複数の中核病院12のスケジュールデータを管理するが、それらのスケジュールデータを共通のフォーマットで管理する。そのため、内部用スケジュールデータ22と外部用スケジュールデータ29は、フォーマットが異なる場合が生じる。データ変換部34bは、中継するスケジュールデータ22,29をそれぞれの転送先に合わせてそのデータフォーマットを変換する。
なお、本例では、中核病院12に設置される中継サーバ31でデータ変換する例で説明しているが、例えば、データセンタ11の外部用スケジュール管理サーバ27に、各中核病院12から送信される内部用スケジュールデータ22を外部用スケジュールデータ29のフォーマットへ変換するデータ変換部を設けて、データセンタ11側で各中核病院12のフォーマットの違いを吸収するようにしてもよい。
枠設定変更部34dは、コンソール31bからの指示に応じて、各スケジュールデータ22,29の受付枠の基本設定を変更する。コンソール31bは、モニタ,キーボード,マウスからなり、管理者であるオペレータによって操作される。
図3に示すように、各スケジュールデータ22,29は、予約の受付が可能な受付枠を定める受付枠データと、この受付枠が予約済みか否かを表す予約状況データと、前記受付枠を前記外部の予約端末又は内部の予約端末の一方からの申し込みに優先的に割り当てるための優先枠指定データとを含んでいる。このうち、予約状況データは、各予約端末18,24から送信された予約申し込み情報の内容を記録したものであり、予約を受け付けた受付枠と予約者情報が含まれる。受付枠は、例えば、日付と受付枠のコマ番号で指定される。予約者情報には、被検者名や、その被検者が診療を受けている診療科名や医療施設名が含まれる。
基本設定は、受付枠データと優先枠指定データに関する設定であり、枠設定変更部34dは、これらを変更する。受付枠データでは、例えば、受付枠の曜日や数(コマ数)が定義される。優先枠指定とは、受付枠に対して、内部からの予約を優先するか外部からの予約を優先するかの指定である。例えば、ある受付枠を内部優先とすると、院内の予約端末18からの予約は受付可能であるが、院外の診療所13の予約端末24からの受付は不可となり、その反対に外部優先とすると、院内からの予約が不可となり、院外からの受付のみ可能となる。図3の例では、指定1は、5月27日の1コマ目と2コマ目を外部優先とする内容の優先枠指定を示し、指定2は、同日の6コマ目〜8コマ目を内部優先とする内容の優先枠指定を示す。また、優先枠指定をしなければ、初期設定どおり、院内及び院外に対して受付枠が平等に開放される。
枠設定変更部34dは、コンソール31bから変更指示を受けると、内部用及び外部用のスケジュール管理サーバ19,27のそれぞれに対して、枠設定変更要求を送信する。各スケジュール管理サーバ19,27は、この枠設定変更要求に応答して、それぞれのスケジュールデータ22,29を要求の内容に応じて変更する。
なお、受付枠や優先指定の設定方法は、コマ、日付、時間、曜日、週、月を単位とする設定の他、始期と終期を日付で定められるなど、様々な方法があるが、いずれでもよい。
図4及び図5は、予約端末18と予約端末24のそれぞれのモニタに表示される、内部用と外部用のそれぞれの予約画面41,51の例である。スケジュールデータ22は、例えば、HTML形式やXML形式などのマークアップ言語によって記述されたテキストファイルとして各予約端末18,24へ配信される。マークアップ言語は、本文の意味や構造などを定義するためのもので、予約端末にインストールされたブラウザがそれを解釈することによって、本文の体裁やレイアウトなどが整えられる。ブラウザは、受信したファイルの記述にしたがって、予約画面41,51を構成して、モニタに出力する。
内部用予約画面41には、受付枠とその予約状況をカレンダー形式で表示するとともに、申し込みを受け付ける予約状況表示領域43が設けられている。予約状況表示領域43には、カレンダー形式で月単位の予約状況を一覧できる月別表示領域46と、この月別表示領域46で指定された1日の予約状況を表示する日別表示領域47とが設けられる。月別表示領域46には、例えば、受付枠に空きのある、予約が可能な日は、無印で表示される。そして、休日には「×」印が表示され、既に予約が埋まっている日にはハッチングが表示される。こうした表示により、予約ができる日とできない日が区別される。
月別表示領域46内の所望の日をポインタ44で指定してクリックすると、日別表示領域47には、指定された日を含む数日間の受付枠48が時間割で表示される。受付枠48には、予約が可能な枠には、予約ボタン48aが表示され、既に受け付け済みの枠には、検査を受ける患者の氏名が表示されるとともに、申し込みの詳細内容を表示するための詳細ボタン48bが表示される。また、「×」印は、その受付枠48が予約不可であることを表す。例えば、上述した優先指定によって、外部予約に優先的に割り当てられている場合には、内部用予約画面41の対応する受付枠48には、「×」印が表示される。
予約ボタン48aをポインタ44で指定してマウスでクリックすると、例えば、患者名や患者IDなどの申し込みに必要な項目を入力する入力画面が表示される。この入力画面で必要項目を入力して、入力した情報が内部用スケジュール管理サーバ19へ送信される。また、
予約状況表示領域43は、例えば、CT検査,MRI検査,腹部エコー検査,アイソトープ検査,動脈硬化検査などの検査の種類毎に選択的に表示されるようになっている。表示の切り替えは、タブ49によって行われる。本例では、CT検査が選択されている例を示す。また、CT検査の予約状況表示領域43には、撮影条件選択領域50が表示される。この撮影条件選択領域50では、頭部、胸部、腹部など、CT検査において撮影する撮影部位の項目が列挙されており、各項目に対応するチェックボックスにポインタ44でチェックを入れることで、検査が必要な撮影部位を指定して撮影条件を選択する。こうして選択された情報は、予約申し込み情報として内部用スケジュール管理サーバ19へ送信される。
図5に示す外部用予約画面51は、基本的なレイアウトは内部用予約画面41と同様であり、同一の部位に対しては同一の符合を付して説明を省略する。外部用予約画面51には、内部用予約画面41と異なり、検査を受ける検査医療施設を選択する施設選択ボックス52が設けられている。施設選択ボックス52の右端の逆三角形のマークをポインタ44でクリックすると、複数の検査医療施設名がプルダウンメニューの形式でリスト表示される。この中から1つの検査医療施設名(例えば、「X中核病院」)を選択すると、予約状況表示領域43には、当該検査医療施設の予約状況が表示される。
図4及び図5の各予約画面41,51のそれぞれの日別表示領域47は、図3に示した各スケジュールデータ22,29の内容を反映させた例を示している。5月27日の1コマ目と2コマ目は、外部優先枠に指定されているので、内部用予約画面41では、「×」印が表示され、受付が不可となっているのに対して、外部用予約画面51では、受付可能になっており、外部からのみ予約できるようになっている。また、同日の6コマ目〜8コマ目は、内部優先指定となっているので、外部用予約画面51では、「×」印が表示され、受付が不可となっているのに対して、内部用予約画面41では受付可能になっており、内部からのみ予約できるようになっている。
以下、上記構成による作用について、図6に示すフローチャートを参照しながら説明する。中継サーバ31を起動すると、スケジュール更新監視部34aは、内部用及び外部用の各スケジュールデータ22,29の更新監視を開始する。内部用及び外部用の各スケジュール管理サーバ19,27は、それぞれ予約端末18,24からの予約申し込みを受け付けると、各々のスケジュールデータ22,29を更新し、中継サーバ31に対して、更新通知を送信する。中継サーバ31は、この更新通知を受信すると、各スケジュールデータ22,29のいずれかが更新されたことを検知する。
外部用スケジュールデータ29が更新された場合には、データ変換部34bが、外部用スケジュール管理サーバ27から受信した更新データを内部用の形式(内部形式)に変換する。更新要求発行部34cは、この変換済みの更新データとともに、内部用スケジュール管理サーバ19に対して更新要求を送信する。この反対に、内部用スケジュールデータ22が更新された場合には、データ変換部34bが、内部用スケジュール管理サーバ19から受信した更新データを外部用の形式(外部形式)に変換する。更新要求発行部34cは、この変換済みの更新データとともに、外部用スケジュール管理サーバ27に対して更新要求を送信する。こうして内部用及び外部用の各スケジュールデータ22,29の同期が取られる。
また、コンソール31bから枠設定の変更指示を受け付けると、枠設定変更部34dは、各スケジュール管理サーバ19,27に対して枠設定変更要求が発行される。各スケジュール管理サーバ19,27は、この要求に応答して各スケジュールデータ22,29をそれぞれ更新する。こうした更新監視が終了するまで上記処理が繰り返される。
内部予約を受け付ける内部用スケジュール管理サーバ19と、外部予約を受け付ける外部用スケジュール管理サーバ27が、それぞれ独立して設けられているので、院内情報システム16がインターネット17を介して直接アクセスされることはない。しかも、内部用スケジュール管理サーバ19と外部用スケジュール管理サーバ27の間には、外部用スケジュール管理サーバ27とVPN32を介して接続する中継サーバ31が設けられており、内部用スケジュール管理サーバ19と外部のコンピュータシステムとは完全に遮断される。これにより、院内情報システム16に対して直接外部からのアクセスを受け付ける従来技術と比べて、院内情報システム16の情報セキュリティが確実に確保される。
また、中継サーバ31は、各スケジュール管理サーバ19,27の間で各スケジュールデータ22,29の更新データを中継して、それぞれのデータの同期が取られるようにするから、内部用及び外部用のそれぞれのスケジュールデータを分けた場合でも、両者の更新をマニュアルで行わずに済むので、受付業務の負担が軽減される。
また、枠設定変更部34dによって、優先指定等の設定変更が簡単にできるようにしたことで、受付業務の負担を増加させることなく、受付枠を柔軟に運用することができる。例えば、外来の受付時間内は、ある程度の内部予約が見込まれるので、その時間帯の一部を内部優先枠として内部予約の受け入れ体制を整えたり、その反対に、外来受付時間外は、外部優先枠に割り当てるといった運用がしやすくなる。そして、予期に反して内部予約数が増加しない場合には、その優先指定を解除して外部予約にも開放するといったこともできる。また、こうした運用が可能となることにより、検査設備の稼働率の向上も期待できる。
上記実施形態では、更新監視方法として、内部用及び外部用の各スケジュール管理サーバからの発信される更新通知をトリガーとして、更新を検知するイベント通知方式の例で説明しているが、中継サーバから各スケジュール管理サーバに向けて定期的に更新されたか否かの問い合わせを発信して、更新の有無を監視するポーリング方式でもよい。イベント通知方式は、リアルタイムで更新されるメリットや、問い合わせを定期的に発信する必要がないので、ネットワーク内の通信トラフィックも少ないというメリットがある。
上記実施形態では、データ変換部でデータフォーマットを変更する例で説明しているが、さらに、中継する更新データに対して暗号化及び複合化を行ってもよい。これにより、さらに、セキュリティが確保される。
上記実施形態では、枠設定変更指示を中継サーバのコンソールから与える例で説明しているが、コンソール以外でも、例えば、院内情報システム内の他の端末から、管理者権限でログインして変更指示を与えられるようにしてもよい。
上記実施形態では、中継サーバと外部用スケジュール管理サーバとをVPNで接続した例で説明したが、IPネットワーク(広域IPネットワーク及びインターネット)をバックボーンネットワークとしたVPN以外の専用線でもよい。IPネットワークは、国際標準化機構(ISO)によって策定された通信プロトコルの階層化モデルである、OSI(Open SystemsInterconnection)参照モデルのレイヤ3(ネットワーク層)プロトコルに基づくネットワークであるが、これよりも下位のレイヤ2(データリンク層)プロトコルに基づくネットワークをバックボーンとした仮想専用線でもよい。レイヤ2VPNとしては、例えば、フレームリレー、ATM、広域イーサネット(登録商標)などのネットワークをバックボーンとしたものがある。請求項記載の専用線には、こうした各種の専用線が含まれる。
医療検査予約ネットワークシステムの説明図である。 中継サーバの概略構成図である。 スケジュールデータの説明図である。 内部用予約画面の例である。 外部用予約画面の例である。 中継サーバの処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10 医療検査予約ネットワークシステム
11 データセンタ
12 中核病院
13 診療所
14 LAN
16 院内情報システム
17 インターネット
18,24 予約端末
19 内部用スケジュール管理サーバ(内部用スケジュール管理装置)
21 内部用スケジュールDB
28 外部用スケジュールDB
22 内部用スケジュールデータ
27 外部用スケジュール管理サーバ(外部用スケジュール管理装置)
29 外部用スケジュールデータ
31 中継サーバ(中継装置)
32 VPN
33 ルータ
34 CPU
34a スケジュール更新監視部(更新監視手段)
34b データ変換部(データ変換手段)
34c 更新要求発行部(更新指示手段)
34d 枠設定変更部(枠設定変更手段)
41 内部用予約画面
51 外部用予約画面

Claims (9)

  1. 検査医療施設で行われる医療検査の予約を、前記検査医療施設の内部の予約端末から施設内ネットワークを介して受け付けて、前記医療検査の予約状況を表す内部用スケジュールデータを更新する内部用スケジュール管理装置と、
    前記医療検査の予約を、前記検査医療施設の外部の予約端末から公衆ネットワークを介して受け付けて、前記医療検査の予約状況を表す外部用スケジュールデータを更新する外部用スケジュール管理装置と、
    前記施設内ネットワークを通じて前記内部用スケジュール管理装置と通信可能に接続されるとともに、前記外部用スケジュール管理装置と専用線を通じて通信可能に接続され、前記内部用及び外部用の各スケジュールデータの同期が取られるように、前記内部用及び外部用の各スケジュール管理装置の間で前記各スケジュールデータのそれぞれの更新データを中継する中継装置とからなることを特徴とする医療検査予約ネットワークシステム。
  2. 前記中継装置は、前記内部用及び外部用の各スケジュールデータの更新の有無を監視する更新監視手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の医療検査予約ネットワークシステム。
  3. 前記更新監視手段は、前記内部用及び外部用の各スケジュール管理装置から発信される更新通知を受け取って更新を検知することを特徴とする請求項2記載の医療検査予約ネットワークシステム。
  4. 前記中継装置は、前記更新監視手段が前記内部用及び外部用の各スケジュールデータの一方の更新を検知したときに、他方のスケジュールデータを持つ前記外部用又は内部用のスケジュール管理装置に対して前記スケジュールデータの更新を指示する更新指示手段を備えていることを特徴とする請求項2又は3記載の医療検査予約ネットワークシステム。
  5. 前記内部用及び外部用の各スケジュールデータは、予約の受付が可能な受付枠を定める受付枠データと、この受付枠が予約済みか否かを表す予約状況データと、前記受付枠を前記外部の予約端末又は内部の予約端末の一方からの申し込みに優先的に割り当てるための優先枠指定データとを含んでおり、前記中継装置には、前記優先枠指定データを変更する枠設定変更手段が設けられていることを特徴とする請求項1〜4いずれか記載の医療検査予約ネットワークシステム。
  6. 前記更新データを、中継先に応じてデータ形式を変換するデータ変換手段を備えたことを特徴とする請求項1〜5いずれか記載の医療検査予約ネットワークシステム。
  7. 前記専用線は、VPNであることを特徴とする請求項1〜6いずれか記載の医療検査予約ネットワークシステム。
  8. 検査医療施設で行われる医療検査の予約を、前記検査医療施設の内部の予約端末から施設内ネットワークを通じて受け付けて、前記医療検査の予約状況を表す内部用スケジュールデータを更新する内部用スケジュール管理装置と、前記施設内ネットワークを通じて通信する第1通信手段と、
    前記医療検査の予約を、前記検査医療施設の外部の予約端末から公衆ネットワークを通じて受け付けて、前記医療検査の予約状況を表す外部用スケジュールデータを更新する外部用スケジュール管理装置と専用線を通じて通信する第2通信手段と、
    前記通信手段を通じて前記内部用及び外部用の各スケジュールデータの更新の有無を監視する更新監視手段とを備えたことを特徴とする医療検査予約ネットワークシステムに用いられる中継装置。
  9. 検査医療施設で行われる医療検査の予約を、前記検査医療施設の内部の予約端末から施設内ネットワークを介して内部用スケジュール管理装置で受け付けた場合に、前記内部用スケジュール管理装置が前記医療検査の予約状況を表す内部用スケジュールデータを更新する第1ステップと、
    前記医療検査の予約を、前記検査医療施設の外部の予約端末から公衆ネットワークを介して外部用スケジュール管理装置で受け付けた場合に、前記外部用スケジュール管理装置が前記医療検査の予約状況を表す外部用スケジュールデータを更新する第2ステップと、
    前記第1ステップ又は第2ステップによって前記内部用及び外部用のいずれかのスケジュールデータが更新されたか否かを監視する更新監視ステップと、
    前記更新監視ステップによって、前記各スケジュールデータの一方の更新を検知したときに、前記内部用スケジュール管理装置との間では前記施設内ネットワークを通じて、前記外部用スケジュール管理装置との間では専用線を通じて、前記各スケジュール管理装置の一方から他方へ更新データを中継する更新データ中継ステップとを含むことを特徴とする医療検査スケジュール管理方法。
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