JP2014032440A - 健康管理システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】治療医療関係者等(31、41)が存在する領域(E2)と、被験者(1)等の体況情報等のデータ(体況情報等)を記憶する領域(データセンター100)を有し、前記記憶する領域(100)へ伝達された被験者(1)等の体況情報等のデータを、治療医療関係者等(31、41)が存在する前記領域(E2)で治療医療関係者等(31、41)に取得せしめる機能を有する手段(PC、Hh、Ht)と、前記記憶する領域(100)へ伝達された被験者(1)等の体況情報等のデータを、治療医療関係者等(31、41)によって出力する機能を有する手段を有することを特徴としている。
【選択図】図1
Description
必要に応じて、被験者は、一連の継続的な治療の完了の後、治療医療関係者による次回の直接診断、問診を行うまでの期間(治療医療関係者の直接管理下から外れた期間)における体況情報を、被験者自身または介護者によって筆記記録している。
しかし、治療医療関係者の直接管理下から外れた被験者(例えば退院した被験者)については、継続的に被験者の体況情報を収集することが困難である。
そして、係るシステムを利用したサービスが、試験稼働あるいは実稼働されている事例も存在する。
そのため、治療医療関係者が把握するべき体況情報が複数種類存在する場合には、被験者が全ての体況情報を測定、記録するためには、複数の健康関連機器を購入して、その全てを用いて計測、記録をすることが求められる。
しかし、複数の健康関連機器により被験者が自らの体況情報を計測、記録する場合には、計測された体況情報あるいはそのデータを一元的に保存、管理することが困難である。
被験者の体況情報、治療・施術に関するデータは、被験者にとって大いに重要なデータであると共に、治療医療関係者にとっても極めて有効なデータである。
しかし、体況情報、治療・施術に関するデータは、複数の医療機関の各々において発生し、散在している。そして、体況情報、治療・施術に関するデータは、医療機関毎に異なったフォーマットで記録されているため、或る医療機関が、同一の被験者について他の医療機関に存在する被験者の体況情報、治療・施術に関するデータ(体況情報、治療・施術に関するデータ)を有効利用することは、従来においては非常に困難であった。
しかし、その様な体況情報の記録は、治療医療関係者から被験者に対する一方向的な要求により行われ、被験者の義務感をよりどころにして実行されることになる。その様な、被験者の義務感に基づく記録は、被験者の義務感が薄れるのに連れて、実行されなくなってしまう可能性が高い。
また、被験者による体況情報の記録が、紙媒体に筆記することによって行われた場合には、当該紙媒体に記録された体況情報の記録を保存し、活用(運営)することが煩雑になってしまう恐れがある。
さらに、治療医療関係者による直接診断、問診の際には、被験者等の記憶により体況情報が伝達されるので、治療医療関係者に伝達される体況情報が曖昧になり易く、場合によっては恣意的に歪曲されて体況情報が伝達されてしまう恐れがある。
また、従来のITサービスでは、被験者であるユーザーに対して、機器操作の習練、習熟を、相当に高いレベルまで要求するものが多々存在する。
係る本発明の健康管理システム(500)は、治療医療関係者等(31、41)が存在する領域(E2:領域2)と、被験者(1)等の体況情報等のデータ(体況情報等)を記憶する領域(データセンター100)を有し、
前記記憶する領域(データセンター100)へ伝達された被験者(1)等の体況情報等のデータを、治療医療関係者等(31、41)が存在する前記領域(領域2)で治療医療関係者等(31、41)に取得せしめ(治療医療関係者等31、41にそれを利用、使用せしめ)る機能を有する手段(コンピュータPC、その他の情報端末Hh、Ht)と、
前記記憶する領域(データセンター100)へ伝達された被験者(1)等の体況情報等のデータを、治療医療関係者等(31、41)によって出力する機能を有する手段と、
前記記憶する領域(データセンター100)へ伝達された被験者等の体況情報等のデータを、治療医療関係者等(31、41)に取得せしめ(治療医療関係者等31、41に、それを利用、使用せしめ)て、検討(検分、精査)させる機能を有する手段と、
前記記憶する領域(データセンター100)へ伝達された被験者(1)等の体況情報等のデータを、被験者(1)等に提供する機能を有する手段を有することを特徴としている。
第1の領域(E1)で被験者(1)等が生成(計測)した自らの(本人の)体況の情報等のデータ(体況情報等)を、第3の領域(100)へ伝達(通知、報告、送信)する機能を有する手段(携帯電話Hh、その他の情報端末Ht)と、
第3の領域(100)へ伝達された被験者(1)等の体況情報等のデータを、第2の領域(E2)で治療医療関係者等(31、41)に取得せしめる(治療医療関係者等31、41にそれを利用、使用せしめる)機能を有する手段(PC:コンピュータ、その他の情報端末)と、
第3の領域(100)へ伝達された被験者(1)等の体況情報等のデータを、治療医療関係者等(3、4)によって出力する機能を有する手段(17)と、
第3の領域(100)へ伝達された被験者(1)等の体況情報等のデータを、治療医療関係者等(3、4)に取得せしめ(治療医療関係者等3、4に、それを利用、使用せしめ)て、検討(検分、精査)させる機能を有する手段(19)と、
第3の領域(100)へ伝達された被験者(1)等の体況情報等のデータを、被験者(1)等に提供する機能を有する手段(16、17)と、
第3の領域(100)から被験者(1)等へ提供された(被験者1等の体況情報等の)データを、被験者(1)等に受け取らせる機能を有する手段(携帯電話Hh、その他の情報端末Ht)を有することを特徴としている。
治療医療関係者等(31、41)とは、医者や看護師の様な医療関係者のみならず、各種治療に携わる人間や、医療や健康に関する各種検査を実行する検査員、スポーツ愛好家に対して各種アドバイスを送る健康コンサルタントや、スポーツ選手の指導者、コーチ等も包含している。本明細書では、「被験者管理者等」と表現する場合もある。
そして、第3の領域は、第1の領域(E1)と第2の領域2(E2)の境界に、データセンター(100)が配置されるのが好ましい。
また、第3の領域(データセンター100)には、本発明に係る健康管理システムの運営を可能にするアプリケーションソフトウェアを格納したサーバー、収集された被験者等の体況情報等を蓄積するサーバー、バックアップファイルを格納するサーバー等のサーバー群と、第1の領域(E1)と第2の領域(E2)に対して通信を可能にする機能を有する通信機器等が設置されているのが好ましい。
これに加えて、システムの安全運営を担保するため、第1の領域(E1)における前記手段(情報端末Hh、Ht)と、第2の領域(E2)における前記手段(情報端末PC)とが、直接通信することが出来ないようにする機能を有しているのが好ましい。
本発明の実施に際して、インターネット通信(200)を用いる場合には、SSL等を用いて通信の秘匿性を確保し、電子署名、認証技術を採用して本人認証を可能にする機能を有していることが好ましい。
ここで、被験者(1)等に応じた体況報告の為のアンケート方式の問い合わせは、本明細書では「問診」と記載されており、各被験者等には、当該被験者等に合致する様に複数の問診を組み合わせて提供している。係る複数の問診の組み合わせを、本明細書では「問診セット」と記載している。換言すれば、問診セットは、個々の問診を組み合わせて構成されている。
問診あるいは問診セットが提供される被験者(1)等は、本サービスを運営するITシステム等への接続を許可されて、その旨が登録された被験者等のみであるのが好ましい。
当該メッセージに対して当該他のシステム関与者(MR)が作成したメッセージを送信元(最初にメッセージを作成、伝達したシステム関与者MR)へ応答(返信)する機能を有する手段(18)を具備しているのが好ましい。
被験者等の体況情報であって、(本発明に係る)システムの外部に存在する情報(電子ファイル化、電子画像化または電子文書化された被験者等の体況情報、施術、投薬情報等、その他、医療カルテ等に記載された事項等)と、当該情報(システムの外部に存在する情報)から得られる情報(注釈、所見等)を登録して保存する機能を有する手段(12、15、20)と、
保存(入力、登録)された被験者等の体況情報等や、それから得られる情報(注釈、所見等)を出力する機能を有する手段(14、17)と、
(被験者等や治療医療関係者等が)保存(蓄積)された被験者等の体況情報や、それから得られる情報(注釈、所見等)を閲覧する機能を有する手段(13、16)を具備することが好ましい。
そして、被験者(1)等に提供される問診の内容、範疇、数等については、制限、規制が存在しないことが好ましい。
ここで問診は、治療医療関係者等(31:例えば、医者の様に、健康に関する問診の作成に適した者)によって作成されることが好ましい。そして、被験者(1)等の回答状況、環境を考慮し、被験者等の身体、精神的負担にならない内容であることが好ましい。
問診セットを構成する個々の問診の組み合わせは、自由且つ無制限である。そして、問診セットを構成する個々の問診の組み合わせは、被験者等に提供される問診の種類、数を、治療医療関係者(31)等が自由に作成、追加、変更することが可能であるのが好ましい。
数値入力式問診にはしきい値が設定可能であり、しきい値を外れた回答を排除可能であるのが好ましい。
そして、治療医療関係者等(31)または本サービスの提供事業者(41)は、被験者(1)等が問診に回答する累積回答回数に応じて、被験者への特典を設けることが好ましい。
被験者(1)等が体況情報等を記録するのを阻害する要因の一つとして、問診への回答を記録、実行することが義務感となってしまうことが挙げられる。上述した様な特典を設けることにより、当該義務感を軽減し、問診への回答を促進することができる。
本サービスは、安価で且つ一般的な市販品の接続端末を有していれば、利用可能である。当該接続端末としては、簡便に入手可能で且つ汎用性のある接続端末、例えば、携帯電話(Hh)、携帯情報端末機器(Ht)、パーソナルコンピュータ(PC)が使用できる。
また、使用端末機器のオペレーティングソフトウェア(OS)、ブラウザー、インターネットサービスプロバイダーについても、本発明では専用あるいは特別のものを使用しなければならないという制限は存在しない。そのため、被験者(1)等は本サービスを利用するに当たり、被験者(1)等が使用する使用端末機器のオペレーティングソフトウェア(OS)、ブラウザー、インターネットサービスプロバイダーの如何によって本サービスが享受できなくなるという不利益を受けることがない。
治療医療関係者(31)等は、当該情報(被験者1等が伝達した体況情報等)を被験者(1)等と共有することが出来るので、必要に応じて、本発明に係るシステムを介して、被験者(1)等と治療医療関係者(31)等が連絡を取り合うことが出来る。
さらに、本発明に係るシステム(500)を介して、双方向のコレスポンダンス機能が被験者(1)等に対して提供されるので、被験者(1)等は、同じ課題(例えば、同じ疾病)に取り組む者同士で連絡を取り合うことが可能である。
その結果、被験者(1)等の孤独感を軽減することが可能となる。また、同じ課題(例えば、同じ疾病)に取り組む者同士(被験者等同士)が連絡を取り合うことにより、体況情報等の記録の実行を阻害する要因である義務感が軽減する。
電子化することにより、被験者(1)等の体況情報や診断データ等を紙媒体等に記録して保存する場合に比較して、劣化、毀損の可能性は遥かに低くなる。
また、市販の健康関連機器であって、健康状態を計測して記録する機能を有する機器から得られた情報等についても、被験者(1)等が問診・問診セットに対して回答することにより、本発明に係るシステム(500)において、一元的に保存、管理することが可能である。
従来技術では、体況情報、治療・施術に関するデータは、複数の医療機関の各々に散在しており、各機関毎に異なったフォーマットで記録されているため、或る医療機関が、同一の被験者について他の医療機関に存在する被験者の体況情報、治療・施術に関するデータ(体況情報、治療・施術に関するデータ)を有効利用することは非常に困難であった。それに対して、本発明によれば体況情報、健康状態、施術、投薬に関するデータの一元管理が出来るので、本発明を利用している医療機関であれば、他の医療機関に存在する被験者の体況情報、治療・施術に関するデータを有効活用することが可能である。
そして、本発明によって被験者(1)等に関する体況情報、健康状態、施術、投薬に関するデータの一元管理を実行すれば、例えば、いわゆる「禁忌」(例えば、副作用が懸念される薬剤の組み合わせを、同一の被験者等に投与してしまうこと)を防止することができる。
本発明によれば、被験者(1)等と治療医療関係者(31)等が直接面談(診断)を行ってから、次回の直接面談(診断)を行う間の期間(以下、「直接面談(診断)を行う間の期間」と記載する場合がある)において、本サービスを利用して、被験者(1)等が問診・問診セットに回答することにより、当該被験者(1)等の体況情報等を継続的に収集することが出来る。
そして、本サービスにより継続的に収集された被験者(1)等の体況情報等を検証することにより、治療医療関係者等(例えば担当医師31)は、継時的に被験者(1)等の体況情報等を収得することが可能となり、被験者(1)等の体況状況に変化が生じた場合に、その時期、要因等を探査することが可能になる。
そして、直接面談(診断)を行う間の期間における被験者(1)等の体況情報等により、治療医療関係者等(例えば担当医師31)は、直接面談(診断)時に被験者(1)等の記憶により申告される体況情報等の信憑性を判断することも出来る。あるいは、直接面談(診断)時に被験者(1)等から申告された体況情報等の信憑性を確認することを、治療医療関係者等(例えば担当医師31)に対して促す機会を与えることが出来る。
先ず、図1〜図3を参照して、図示の実施形態の全体的な構成について説明する。
図1及び図2において、全体を符号500で示す健康管理システム(以下、「本システム」と記載する場合がある)では、被験者1として患者が例示されている。また、治療・医療関係者31として、医師、研究者、健康アドバイザー等が例示されている。そして、被験者管理者等として、システム運営・管理者41等が例示されている。
すなわち、図示の実施形態に係る健康管理システム500では、被験者1、医療・健康管理者31、システム運営管理者41が包含されている。
図示の実施形態に係る健康管理システム500で提供されるサービスの運営に関わる全ての利用、本システムの操作権限は、後述するシステム運営管理者41が決定し、設定している。
図1では、被験者1及びインターネット200を含む領域を第1の領域E1と表現しており、治療・医療関係者31、システム運営管理者41およびVPNネットワーク250を含む領域を第2の領域E2と表現している。
図示の実施形態に係るシステムにおけるサービスは、ユーザーが上記ウェブサイトにログインした後に、被験者1に対して提供される。
換言すれば、図示の健康管理システム500に対して利用者登録を行っていない者(未登録者)が、健康管理システム500のウェブサイトにアクセスしても、ログインすることはできない。
被験者1は唯一の関与者ユニークIDを保持する。例えば、被験者1が他の医療機関に転院した場合においても、当該被験者1の関与者ユニークIDを変更し、再度割り当てることはない。継続的且つ一元的な体況情報の収集、記録のためである。
被験者1に対してリンク付けされて登録設定される医療・健康管理者31の登録設定数、登録の変更、削除については、図示の実施形態では制限を設けていない。そのため、例えば被験者1が転院をして、その治療を担当する医師(担当医)31が変さらになった場合には、図示の実施形態では、当該被験者1とリンク付けされて登録される医療・健康管理者(新たな担当医師)31を差替え登録設定することができる。
また、被験者(患者)1が同時に複数医院で治療を受けている場合には、当該被験者1に対してリンク付けされて登録設定される医療・健康管理者(患者の管理治療を担当する医師)31が複数存在する。その様な場合には、当該被験者1に対してリンク付けされて登録設定される医療・健康管理者(患者の管理治療を担当する医師)31を全て登録することができる。すなわち、当該被験者1に対してリンク付けされる医療・健康管理者31を複数登録することができる。
ログインID、パスワードは高齢者、身体不自由者等、IT、ITシステム使用不慣れ者の使用、携帯電話等文字変換に対する困難が想定されること、非英日本語使用端末の使用を考慮して、半角数字のみを使用している。
ログインID、パスワードは共にユーザーが変更、設定できるが、図示の実施形態に係るシステムは、ログインID、パスワードを記憶、保存できないように設定されている。セキュリティ観点上の見地に基づく。
図2において、医療・健康管理機関3は、管理責任者である医療・健康管理者31と、入力手段を備えたサービスデスク32とを有している。
システム運営・管理機関4は、図示を省略したシステム運営・管理者41(図1参照)と、サポートセンター42とを有している。
図2において、太い実線の矢印は、通常のシステム利用に関する情報伝達の経路を示し手入る。一方、図2における太い矢印の点線は、システム利用に関する問い合わせやデータ利用に関する問い合わせ、その他の質問、当該質問に対する回答についてのデータ経路を示している。
図3において、データセンター100は、被験者1側のメッセージ送受信ユニット(以下、「被験者1側のメッセージ送受信ユニット」と言う)11と、被験者1による体況登録ユニット(以下、「体況登録ユニット」と言う)12と、被験者1による問診回答・診察・診断データ閲覧ユニット(以下、「被験者1側データ閲覧ユニット」と言う)13と、被験者1による問診回答・診察・診断データ出力ユニット(以下、「被験者1側データ出力ユニット」と言う)14とを有している。
システム運営管理者41は、インターフェース5C、ラインL5を介して、医療・健康管理者31側のメッセージ送受信ユニット18と、問診回答状況確認ユニット19と、システム関与者登録ユニット21と、問診・診察セット登録ユニット22と接続している。
そして、記憶ユニット20(データベース)は、ラインL3を介して、上記ユニット15〜19、21、22と接続されている。
医療・健康管理者31は、管理担当する被験者1の体況情報について、図示の健康管理システム500におけるデータセンター100にアクセスし、必要な体況情報を閲覧することができる。医療・健康管理者31は必要に応じて、自らの専用端末(コンピュータPC等)により、体況情報を出力(ダウンロード)することができる。
個々の問診は、「問診番号」、「問題」、「回答入力欄または回答選択肢」、「しきい値」「重みづけ値」から構成されており、その内容、個々の問診におけるリスト上の序列は、変更、更新されることはない。問診回答データの整合性、正確性、有意性、継続性、比較容易性を維持するためである。
「重みづけ値」を利用して問診回答に評点をつける方式の問診については、健康管理システム500の外部へ問診回答データを出力し、健康管理システム500の外部で「重みづけ処理」等を行なうことが出来る。
複数の問診を組み合わせて問診セットを編成するのに適当な者(医療・健康管理者)31によって、登録された個々の問診を用いて問診セットが編成される。
例えば強度の程度等に関する問診の場合には、定量データとして保存することが好適である。
問診セットに対する回答が定性的なデータである場合に、当該データを定量データ化するため、図示の実施形態に係る健康管理システム500においては、問診に対する回答を、3〜5段階に区分している。ただし、個々の問診について、必要な詳細度に応じて、区分数を変更することが可能である。
そして、被験者1が、常に自身の体況情報のデータを保持することが可能となる。すなわち、いわゆる「パーソナルヘルスレコード」が、被験者1に提供される。
図4で示す体況登録ユニット12は、被験者1による体況登録を実行するために設けられている。
体況登録ユニット12は、ログイン承認ブロック121と、ログイン承認結果通知ブロック122と、アクセス権限付与ブロック123と、問診ブロック124と、記憶ユニット20とを備えている。
記憶ユニット20は、図2で示す記憶ユニット20と同一であり、後述するユニット11〜19、21、22の各々における記憶ユニット20と共用されている。
問診ブロック124は、「問診部」124Aと、「異常回答、承認要求部」124Bと、「異常回答、判定部」124Cと、「メッセージ送信ブロック」124Dを備えている。
ログイン承認結果通知ブロック122は、アクセス承認の場合には、ラインL12b、分岐点B、ラインL12cを介して、アクセス権限付与ブロック123と接続する(アクセス承認の場合の経路)。
また、ログイン承認結果通知ブロック122は、ログイン非承認の場合には、ラインL12b、分岐点B、ラインL12dによって(インターフェース5Aを介して)、被験者1と接続している(ログイン非承認の場合の経路)。
図4において、作図上の便宜として被験者1が上下に表示されているが、両者は同一である。
インターフェース5とインターフェース5Aは、同一であってもよい。
記憶ユニット20は、アクセス権限付与ブロック123とラインL12gで接続されている。ラインL12gを介して、記憶ユニット20からアクセス権限付与ブロック123に対して、アクセス権限設定情報が与えられる。
記憶ユニット20は、ラインL12i及びラインL12jを介して、問診ブロック124に接続されている。
ラインL12iを介して、被験者1が入力した体況が問診ブロック124から記憶ユニット20に登録されるように構成されている。そしてラインL12jを介して、記憶ユニット20から問診ブロック124における問診部124Aに対して、後述する問診セットが送信されるように構成されている。
「異常回答、判定部」124Cは、ラインL12k経由でアラートメッセージを記憶ユニット20に送信するように構成されている。「メッセージ送信ブロック」124Dは、ラインL12mを経由してメッセージを記憶ユニットに送信するように構成されている。
ラインL12gを介して、記憶ユニット20からアクセス権限付与ブロック123に対して、アクセス権限設定情報を送るように構成されている。
問診ブロック124は、ラインL12o、インターフェース5Aを介して、被験者1と接続されている。
上述したように、インターフェース5とインターフェース5Aは、同一であってもよい。
図5のステップSa1において、被験者1は、データセンター100の体況登録ユニット12にアクセスする。そしてステップSa2で、ログインIDとパスワードを入力する。
体況登録ユニット12のログイン承認ブロック121は、ログインを承認するか否かを判断する(ステップSa3)。ログインが承認されない場合には(ステップSa3がNO)、ステップSa2に戻り、再びステップSa2以降を繰り返す。
一方、ログイン承認ブロック121によりログインが承認された場合には(ステップSa3がYES)、ステップSa4に進む。
ステップSa7では問診画面が表示され、ステップSa8で被験者1は、問診ウェブサイトに掲示されたアンケート式の問診に回答することにより、被験者1自身の体況情報等を入力する。
例えば、ウェブページの1ページにつき問診が一つ提示され、被験者1は一つの問診に対して一つの回答を要求される。被験者1は回答入力後、「次へすすむ」という処理を行なうことにより、正しい値が正しく入力されたことを確認することができる。そして、次の問診が提示されたならば、被験者1は、さらに次のウェブページを進む。
回答時に体温等の数値を入力することを要求する問診においては、しきい値が設けられており、誤った値が入力されることを防止している。しきい値を超えた値、すなわち誤った入力である可能性が高い回答の入力が実行された場合(例えば、ステップSa9がYES)には、直ちにその旨が被験者1に伝えられる(例えば、ステップSa10)。入力した値の確認を最大3度実施する(例えば、ステップSa9がYESでステップSa12がYESのループが最大で3回繰り返される)。
また、しきい値は妥当性のあるものとしているが、被験者1がそれを超える値を3度の確認要求に対して、その入力値に固執する場合には、図示の実施形態に係るシステムは、被験者1が固執する値が当該被験者1における特有の値として受入れて、処理を実行する様に構成されている。
図5では明示されていないが、健康管理システム500は、被験者1が体調の不調を認識するに値する回答を検知した場合に、当該被験者1を管理、指導する医療・健康管理者31に対して、異常値発生メッセージを送信する。
被験者の入力した回答に異常値がある場合(ステップSa9がYES)は、次のステップSa10に進む。一方、被験者の入力した回答に異常値が無い場合(ステップSa9がNO)は、Sa13に進む。
ステップSa12において、体況登録ユニット12は、被験者の再入力した回答に異常があるか否かを判断する。上述した様に、図5のフローチャートでは、ステップSa10における回答確認訂正要求は、合計3回までとなっている。
ステップSa11で被験者1が再入力した回答に異常がある場合(ステップSa12がYES)は、ステップSa10に戻る。被験者1が再入力した回答に異常が無い場合(ステップSa12がNO)は、ステップSa13に進む。
回答が訂正されたのであれば(ステップSa14がYES)、ステップSa7まで戻り、再びステップSa7以降を繰り返す。一方、回答が訂正されないのであれば(ステップSa14がNO)、ステップSa15に進み、体況登録ユニット12は、問診回答を終了するのか否かを判断する。
問診回答が終了しない場合には(ステップSa15がNO)、ステップSa7まで戻り、再びステップSa7以降を繰り返す。一方、問診回答が終了するのであれば(ステップSa15がYES)、ステップSa16に進む。
ここで、問診の数は、回答することによって被験者1に負担が掛からないと思われる回数に設定されている。
ステップSa17において、被験者1は、一連の問診の最後に用意されたコメント欄に、コメントを入力することができる。このコメント欄はフリーライティングスペースとして、文書日記等の入力欄としても使用することができる。被験者1が当該コメント欄に入力した内容は、当該被験者本人と、当該被験者を担当する医療・健康管理者31が閲覧することができる。
また、被験者1がコメント欄に入力した日記やコメント等の内容に対して、当該被験者を担当する医療・健康管理者31は、必要に応じて当該コメントに応答するメッセージを、当該被験者に対して送信することもできる。
ステップSa19では、コメント及び/またはメッセージを入力し、それらを送信し(ステップSa20)、ステップSa21で本システムにおける記憶ユニット20がメッセージを記憶する。ステップSa22では、問診回答を終了し、ステップSa23に進む。
他のメニューを使用するのであれば(ステップSa23がYES)、ステップSa4まで戻り、再びステップSa4以降を繰り返す。一方、他のメニューを使用しないのであれば(ステップSa23がNO)、ログアウトして(ステップSa24)、体況登録に関する一連の制御を終了する。
表1で例示する問診回答データレコードでは、問診回答の作成開始日時昇順に縦列に整列されている。
表2の最も左方の「データ生成日時」の列において、「Y/M/D/H/M/S」は問診回答データの生成された「年/月/日/時/分/秒」を意味している。
表1、表2において、「Null(データなし)」は「データがゼロ(0)」を意味するものではなく、「データを取っていない」、或いは「データを取れなかった」を意味するものである。表1、表2のデータ形式はCSVや、TXTであり、他の健康管理システムへの投入、加工が容易なデータ形式が採用されている。
図6は、メッセージの送受信を行うユニット(以下、「メッセージ送受信ユニット」と言う)11の構成を示している。なお、図3において、メッセージ送受信ユニットは符号11で示すユニットと符号18で示すユニットに分離して示されているが、図6で示すメッセージ送受信ユニット11は、図3におけるユニット11、18を統合した構成となっている。
図6において、メッセージ送受信ユニット11は、ログイン承認ブロック111と、ログイン承認結果通知ブロック112と、アクセス権限付与ブロック113と、送信ブロック114と、受信ブロック115と、記憶ユニット20とを備えている。
記憶ユニット20は、図3に記載の記憶ユニット20と同一であり、データセンター100におけるユニット11〜19、21、22の記憶ユニット20と共用している。
ログイン承認結果通知ブロック112は、ログインを承認する場合には、ラインL11b、分岐点B1、ラインL11cを介して、アクセス権限付与ブロック113と接続する(ログイン承認の場合の経路)。
また、ログイン承認結果通知ブロック112は、ログインを承認しない場合には、ラインL11b、分岐点B1、ラインL11d、分岐点B2、ラインL111dによって(インターフェース5BCを介して)、医療・健康管理者31及びシステム運営管理者41と接続している(ログイン非承認の場合の経路)。或いは、ログイン承認結果通知ブロック112は、ログインを承認しない場合には、ラインL11b、分岐点B1、ラインL11d、分岐点B2、ラインL112dによって(インターフェース5Aを介して)、被験者1と接続している(ログイン非承認の場合の経路)。
図6の上下において、関与者MR(被験者1、医療・健康管理者31、システム運用管理者41)が表示されているのは、図示の便宜のためである。
インターフェース5と、インターフェース5Aは、同一であってもよい。
記憶ユニット20は、ラインL11gを介してアクセス権限付与ブロック113と接続されており、ラインL11gを介して、記憶ユニット20からアクセス権限付与ブロック113にアクセス権限設定情報が与えられる。
アクセス権限付与ブロック113は、ラインL11kを介して、受信ブロック115と接続されている。そしてラインL11kを介して、アクセス権限が、アクセス権限付与ブロック113から受信ブロック115に対して与えられる。
送信ブロック114は、記憶ユニット20とラインL11i及びラインL11jで接続されている。ラインL11iを介して、記憶ユニット20から送信ブロック114に、メッセージ送信可先リストを送信する。そしてラインL11jを介して、送信ブロック114から記憶ユニット20に対してアクセス権限付与のメッセージを送信する。
また、送信ブロック114は、ラインL11o、分岐点B3、インターフェース5BC、ラインL111oを介して、領域2の関与者である医療・健康管理者31、システム運用管理者41(図6では下方の関与者MRにおける医療・健康管理者31、システム運用管理者41)と接続しており、メッセージ送信通知を発信する。
さらにまた、送信ブロック114は、ラインL11o、分岐点B3、ラインL112o、インターフェース5Aを介して、領域1の関与者である被験者1(図6では下方の関与者MRにおける被験者1)と接続しており、メッセージ送信通知を発信する。
受信ブロック115は、記憶ユニット20とラインL11nで接続され、記憶ユニット20からメッセージを受信する。
また、受信ブロック115は、ラインL11p、インターフェース5BCを介して、領域2の関与者MRの内の医療・健康管理者31、システム運用管理者41(図6では下方の関与者MRの内の医療・健康管理者31、システム運用管理者41)と接続し、アラートメッセージを送信する。
さらに、受信ブロック115は、ラインL11q、分岐点B4、ラインL111q、インターフェース5Aを介して、領域1の関与者である被験者1(図6では下方の関与者MRの内の被験者1)と接続しており、メッセージを送信する。そして受信ブロック115は、ラインL11q、分岐点B4、インターフェース5BC、ラインL112qを介して、領域2の関与者MRの内の医療・健康管理者31、システム運用管理者41(図6では下方の関与者MRの内の医療・健康管理者31、システム運用管理者41)と接続し、メッセージを送信する。
図7のステップのステップSb1において、被験者1は、データセンター100のメッセージ送受信ユニット11にアクセスし、ステップSb2で、ログインIDとパスワードを入力する。
メッセージ送受信ユニット11のログイン承認ブロック111は、ログインを承認するか否かを判断する(ステップSb3)。
ログインを承認しないのであれば(ステップSb3がNO)、ステップSb2に戻り、再びステップSb2以降を繰り返す。一方、ログインを承認するのであれば(ステップSb3がYES)、ステップSb4に進む。
ステップSb7でメッセージ送信・確認画面が表示される。そしてステップSb8で、メッセージ送受信ユニット11は、メッセージが送信されたか否かを判断する。
メッセージが送信されたならば(ステップSb8がYES)、ステップSb9に進み、送信されていなければ(ステップSb8がNO)、ステップSb17まで進む。
ステップSb14において、メッセージ送受信ユニット11は、メッセージに変更があるか否かを判断する。
メッセージに変更がある場合は(ステップSb14がYES)、ステップSb15に進み、メッセージに変更がない場合は(ステップSb14がNO)、ステップSb12まで戻り、ステップSb12以降を繰り返す。
ステップSb21では、メッセージ送受信ユニット11は、受信メッセージに返信したか否かを判断する。受信メッセージに返信したのであれば(ステップSb21がYES)、ステップSb12まで戻る。一方、受信メッセージに返信していないのであれば(ステップSb21がNO)、次のステップSa22に進む。
係るメッセージの種類は、全体への公開メッセージ、限定された対象への非公開メッセージ、いわゆる「1対1」のメッセージ、いわゆる「1対複数」のメッセージ、いわゆる「1対全体」のメッセージである。
換言すれば、明確には図示されていないが、(図示の実施形態に係るシステム及びサービスの)運営事業者(あるいは、それに類する者)41が、上述した様なメッセージの発信が可能となる様に、図示の実施形態に係るシステムにおけるメッセージ送受信ユニット11には、メッセージの個別配信、同報配信、掲示の機能が設けられている。
図示はされていないが、被験者1が問診の最後にコメント欄に入力するメッセージ以外の全てのメッセージについて、メッセージの作成、送信を企図するシステム関与者MRは、その送信先を予め登録、設定しておく。予め送信先として登録、設定するに際しては、登録、設定を希望する送信先に対して、メッセージ送信先として登録、設定することについて、許可を要請する(許可を得る)。
メッセージ送信の登録、設定の許可を得ていない場合には、当該送信先(予めメッセージ送信先として登録、設定を許可しなかった送信先)を、メッセージの送信先として登録、設定することができない様に構成されている。
予めメッセージ送信の登録、設定を許可しなかった送信先に対しては、メッセージを送信することができないことに加えて、メッセージ掲示の機能を選択した場合にも、掲示されたメッセージを閲覧しない様に構成されている。
上述した問い合わせ、回答、通知の一連の処理は、実施形態に係るシステム内で行われ、当該システムの外部で行われることはない。
図8は、データセンター100における被験者1による問診回答・診察・診断データ閲覧ユニット(以下、「被験者1側データ閲覧ユニット」と言う)15の構成を示している。
図8において、被験者1側データ閲覧ユニット13は、ログイン承認ブロック131と、ログイン承認結果通知ブロック132と、アクセス権限付与ブロック133と、問診回答・診察・診断データ送信ブロック(以下、「データ送信ブロック」と言う)134と、記憶ユニット20とを備えている。
記憶ユニット20は、図3に記載の記憶ユニット20と同一であり、データセンター100におけるユニット11〜19、21、22の各々における記憶ユニット20と共通である。
ログイン承認結果通知ブロック132は、ログインを承認する場合には、ラインL13b、分岐点B、ラインL13cによってアクセス権限付与ブロック133と接続している(ログイン承認の場合の経路)。
また、ログイン承認結果通知ブロック132は、ログインを承認しない場合には、ラインL13b、分岐点B、ラインL13d、インターフェース5Aを介して、被験者1と接続している(ログイン非承認の場合の経路)。
図8において、作図上の便宜として被験者1が上下に表示されているが、両者は同一である。
インターフェース5とインターフェース5Aは、同一であってもよい。
記憶ユニット20は、アクセス権限付与ブロック133とラインL13gを介して接続されており、ラインL13gを介して記憶ユニット20からアクセス権限付与ブロック133に対してアクセス権限設定情報が与えられる。
記憶ユニット20は、ラインL13i及びラインL13jを介してデータ送信ブロック134と接続されている。ラインL13iを介して、データ送信ブロック134から記憶ユニット20に対して、問診回答・診察・診断データが要求される。そしてラインL13jを介して、記憶ユニット20からデータ送信ブロック134に対して、問診回答・診察・診断データが開示されるように構成されている。
データ送信ブロック134は、ラインL13o及びインターフェース5Aを介して被験者1と接続され、被験者1が要求した問診回答・診察・診断データを被験者1に対して開示するように構成されている。
図9のステップSc1において、被験者1は、データセンター100の被験者1側データ閲覧ユニット13にアクセスし、ステップSc2でログインIDとパスワードを入力する。
被験者1側データ閲覧ユニット13のログイン承認ブロック131は、ログインを承認するか否かを判断する(ステップSc3)。
ログインを承認しないのであれば(ステップSc3がNO)、ステップSc2に戻り、再びステップSc2以降を繰り返す。一方、ログインを承認するのであれば(ステップSc3がYES)、ステップSc4に進む。
ステップSc7では、システム内に記憶された問診回答データ・診察・診断データが呼び出され、ステップSc8で、当該問診回答・診察・診断データ一が被験者1の情報端末画面に表示される。
ステップSc9では、被験者1側データ閲覧ユニット13は、閲覧対象が問診回答データに関するものであるか否かを判断する。閲覧対象が問診回答データに関するものであれば(ステップSc9がYES)、ステップSc10に進む。
ステップSc10では被験者1は問診回答日を選択して、ステップSc11で選択された問診回答日の問診回答データが選択され、ステップSc12で当該問診回答データが被験者1の情報端末画面に表示される。
ステップSc13では、診察・診断データファイルを選択し、ステップSc14でシステム内に記憶された診察・診断データを選択する。ステップSc15では、該当する診察・診断データを被験者1の情報端末画面に表示して、ステップSc16に進む。
他の問診回答・診察・診断に関するデータ閲覧が要求されていなければ(ステップSc16がNO)、ステップSc17で問診回答・診察・診断データ閲覧処理を終了させて、ステップS18に進む。
ステップSc18では、他のメニューを使用するか否かが判断される。他のメニューを使用するのであれば(ステップSa18がYES)、ステップSc4まで戻り、再びステップSc4以降を繰り返す。一方、他のメニューを使用しないのであれば(ステップSc18がNO)、ステップSc19でログアウトして、データ閲覧処理に関する一連の制御を終了する。
図10は、データセンター100における被験者1側データ出力ユニット14の構成を示している。
ここで被験者による問診回答・診察・診断データ閲覧と、被験者による問診回答・診察・診断データ出力とでは、図9と図11における「ログイン承認」について、「アクセス権限付与ブロック」からの「アクセス権原」の内容が異なっている。「出力」は出力された結果が各種媒体として残存するので、「出力」が可能な者のアクセス権限が、「閲覧」の場合に比較して、硬度に設定されている。すなわち、「出力」については、「閲覧」よりも高い権限が要求されている。
記憶ユニット20は、図3に記載の記憶ユニット20と同一であり、データセンター100における各ユニットの記憶ユニット20と共用している。
ログイン承認結果通知ブロック142は、ログインを承認する場合には、ラインL14b、分岐点B、ラインL14cを介して、アクセス権限付与ブロック143と接続している(ログイン承認の場合の経路)。
一方、ログインを承認しない場合には、ログイン承認結果通知ブロック142は、ラインL14b、分岐点B、ラインL14d、インターフェース5Aを介して、被験者1と接続している(ログイン非承認の場合の経路)。
図10において、作図上の便宜として被験者1が上下に表示されているが、両者は同一である。
インターフェース5とインターフェース5Aは、同一であってもよい。
記憶ユニット20は、ラインL14gを介してアクセス権限付与ブロック143と接続され、ラインL14gを介してアクセス権限設定情報が記憶ユニット20からアクセス権限付与ブロック143に与えられる。
アクセスが商人された場合に、被験者1がデータ送信ブロック144に対して、問診回答・診察・診断データの出力要求を行うように構成されている。
記憶ユニット20は、ラインL14i及びラインL14jを介してデータ送信ブロック144と接続されている。ラインL14iを介して、データ送信ブロック144から記憶ユニット20に対して、問診回答・診察・診断データを要求する。そしてラインL14jを介して、記憶ユニット20からデータ送信ブロック144に、問診回答・診察・診断データを開示するように構成されている。
データ送信ブロック144は、ラインL14o、インターフェース5Aを介して被験者1Aと接続可能であり、被験者1が要求した問診回答・診察・診断データを被験者1に出力するように構成されている。
図11のステップSd1において、被験者1は、データセンター100の被験者1側データ出力ユニット14にアクセスし、ステップSd2で、ログインIDとパスワードを入力する。
被験者1側データ出力ユニット14のログイン承認ブロック141は、ログインを承認するか否かを判断する(ステップSd3)。
ログインを承認しないのであれば(ステップSd3がNO)、ステップSd2に戻り、再びステップSd2以降を繰り返す。一方、ログインを承認するのであれば(ステップSd3がYES)、ステップSd4に進む。
ステップSd7では、システム内から問診回答データ・診察・診断データを呼び出し、ステップSd8では問診回答・診察・診断データ出力画面が表示される。
ステップSd9では、被験者1側データ出力ユニット14は、出力対象が問診回答データに関するものであるか否かを判断する。出力対象が問診回答データに関するものであれば(ステップSd9がYES)、ステップSd10に進む。
ステップSd10では、被験者1は問診回答データの発生初日と最終日を選択してシステム内に記憶されている問診回答データを選択し(ステップSc11)、ステップSd12で出力するべき問診回答データのCSVファイル化を行う。そしてステップSd13で、問診回答データの出力を終了し、ステップSd18に進む。
ステップSd14では診察・診断データファイルを選択し、ステップSd15でシステム内に記憶されている診察・診断データファイルを選択する。そしてステップSd16に進み、該当する診察・診断データを出力し、診察・診断データの出力処理を終了する(ステップSd17)。そして、ステップSd18に進む。
ステップSd20で被験者1側データ出力ユニット14は、他のメニューを使用するか否かを判断する。他のメニューを使用するのであれば(ステップSd20がYES)、ステップSd4まで戻り、再びステップSd4以降を繰り返す。一方、他のメニューを使用しないのであれば(ステップSd20がNO)、ステップSd21でログアウトして、データ出力処理に関する一連の制御を終了する。
図12において、問診回答状況確認ユニット19は、ログイン承認ブロック191と、ログイン承認結果通知ブロック192と、アクセス権限付与ブロック193と、問診回答・診察・診断データ送信ブロック(以下、「データ送信ブロック」と言う)194と、記憶ユニット20とを備えている。
記憶ユニット20は、図3に記載の記憶ユニット20と同一であり、データセンター100におけるユニット11〜19、21、22の各々における記憶ユニット20と共用している。
ログイン承認結果通知ブロック192は、ラインL19b、分岐点B、ラインL19cによってアクセス権限付与ブロック193と接続している(承認の場合の経路)。
また、ログイン承認結果通知ブロック192は、ラインL19b、分岐点B、ラインL19dによって(インターフェース5BCを介して)、関与者MR2(医療・健康管理者31、システム運用管理者41)と接続している(非承認の場合の経路)。
図12において、作図上の便宜として関与者MR2(医療・健康管理者31、システム運用管理者41)が上下に表示されている。
インターフェース5とインターフェース5BCは、同一であってもよい。
記憶ユニット20は、ラインL19gを介してアクセス権限付与ブロック193と接続されている。ラインL19gを介して、記憶ユニット20からアクセス権限付与ブロック193に対して、アクセス権限設定情報が与えられる。
記憶ユニット20は、ラインL19i及びラインL19jを介して、データ送信ブロック194と接続されている。ラインL19iを介して、問診回答状況データが、データ送信ブロック194から記憶ユニット20に対して要求される。ラインL19jを介して、問診回答状況データが、記憶ユニット20からデータ送信ブロック194に開示される。
データ送信ブロック194は、ラインL19o、インターフェース5Aを介して、関与者MR2と接続可能である。そしてデータ送信ブロック194は、関与者MR2が要求した問診回答・診察・診断データを被験者に出力して開示するように構成されている。
図13のステップSe1において、関与者MR2は、データセンター100の問診回答状況確認ユニット19にアクセスして、ステップSe2でログインIDとパスワードを入力する。
問診回答状況確認ユニット19のログイン承認ブロック191は、ログインを承認するか否かを判断する(ステップSe3)。
ログインを承認しないのであれば(ステップSe3がNO)、ステップSe2に戻り、再びステップSe2以降を繰り返す。一方、ログインを承認するのであれば(ステップSe3がYES)、ステップSe4に進む。
ステップSe8では、問診回答状況確認ユニット19は、問診回答状況確認の対象となる被験者1が継続的未回答状態、すなわち、異常状態に陥っているか否かを判断する。対象となる被験者1が異常状態に陥っていることを発見したならば(ステップSe8がYES)、ステップSe9に進む。一方、対象となる被験者1が異常状態に陥っていなければ(ステップSe8がNO)、ステップSe4まで戻り、他の被験者1について、再びステップSe4以降を繰り返す。
ステップSe10では、問診回答状況確認ユニット19は、当該被験者の問診回答の履歴を調査し、ステップSe11では、被験者が体況異常を認知しているか否かを判断する。
被験者が体況異常を認知していれば(ステップSe11がYES)、ステップSe12に進む。
一方、被験者が体況異常を認知していなければ(ステップSe11がNO)、ステップSe4に戻り、他の被験者1について、ステップSe4を繰り返す。
そして、ステップSe13で問診回答状況確認及びその対応を終了する。
ステップSe14において問診回答状況確認ユニット19は、他のメニューを使用するか否かを判断する。他のメニューを使用するのであれば(ステップSe14がYES)、ステップSe4まで戻り、再びステップSe4以降を繰り返す。一方、他のメニューを使用しないのであれば(ステップSe14がNO)、ステップSe15でログアウトして、問診回答状況確認処理に関する一連の制御を終了する。
被験者1からの問診への回答状況は、例えば、下表3で示す様なカレンダー様の表(以下、「カレンダー表」と記載する)によって、医療・健康管理者31に表示される。
例えば表3で示す様なカレンダー表で被験者の問診に対する回答状況を表示すれば、当該カレンダー表を目視することによって、医療・健康管理者31は被験者1が問診に対して適正に回答しているか否かを把握することができる。
なお、表3で示す様なカレンダー表は、医療・健康管理者31のみならず、サービス提供事業者41に提示することもできる。そして、医療・健康管理者31やサービス提供事業者41は、被験者1の問診に対する回答状況を監視することができる。ここで、サービス提供事業者41は、例えば、問診や健康に関するメッセージに対する回答以外の種々のサービスを提供する者或いは機関を意味している。
図14は、データセンター100における医療・健康管理者31による被験者1の診察・診断データ登録ユニット(以下、「データ登録ユニット」と言う)15の構成を示している。
図14において、データ登録ユニット15は、ログイン承認ブロック151と、ログイン承認結果通知ブロック152と、アクセス権限付与ブロック153と、データ取込みブロック154と、外部システムデータ変換処理ブロック155と、データ保存処理ブロック156と、記憶ユニット20とを備えている。
記憶ユニット20は、図3に記載の記憶ユニット20と同一であり、ユニット11〜19、21、22の各々における記憶ユニット20と共用している。
ログインを承認する場合には、ログイン承認結果通知ブロック152は、ラインL15b、分岐点B、ラインL15cによってアクセス権限付与ブロック153と接続している(ログイン承認の経路)。
ログインを承認しない場合には、ログイン承認結果通知ブロック152は、ラインL15b、分岐点B、ラインL15d、インターフェース5Bを介して、医療・健康管理者31と接続している(ログイン非承認の経路)。
図14において、図示の便宜から、医療・健康管理者31が上下両方に表示されている。
インターフェース5とインターフェース5Bは、同一であってもよい。
記憶ユニット20は、ラインL15gを介してアクセス権限付与ブロック153と接続される。ラインL15gを介して、記憶ユニット20からアクセス権限付与ブロック153に対して、アクセス権限設定情報が与えられる。
データ取込みブロック154は、ラインL15i及びラインL15jを介して、データ保存処理ブロック156と接続されている。ラインL15iを介して、データ取込みブロック154からデータ保存処理ブロック156に対して、診察・診断データが送られる。そしてラインL15jを介して、データ保存処理ブロック156からデータ取込みブロック154に対して、データ保存結果が送信される。
外部システムデータ変換処理ブロック155とデータ保存処理ブロック156は、ラインL15mを介して接続されている。そしてラインL15mを介して、外部システムデータ変換処理ブロック155からデータ保存処理ブロック156に対して、変換処理された診察・診断データが送られる。
また、アクセス権限付与ブロック153と、データ取込みブロック154とは、ラインL15oによって接続されている。そしてラインL15oを介して、アクセスが認められた場合に、アクセス権限付与ブロック153からデータ取込みブロック154に対して、アクセス権限が与えられる。
データ取込みブロック154は、ラインL15p、インターフェース5Bを介して、医療・健康管理者31に接続可能である。そして、データ取込みブロック154から医療・健康管理者31に対して、データ保存結果が伝送される。
図15のステップSf1で、データ登録ユニット15は、他のシステムに電子的に保存した被験者診察データがあるか否かを判断する。
他のシステムに電子的に保存した被験者診察データがあれば(ステップSf1がYES)、ステップSf2に進み、他のシステムに電子的に保存した被験者診察データがなければ(ステップSf1がNO)、ステップSf9まで進む。
ステップSf3では、ステップSf2で保存登録した被験者診察データを取り出し、そのデータを表示する(ステップSf4)。そして、ステップSf5では、当該被験者診察データをファイル化した後、ステップSf16に進む。
ここで、図6において、スタートからステップSf6に繋がっていないのは、他システムにおけるデータの有無とは無関係に、図示の実施形態に係るシステム(本システム)にアクセスする場合を考慮したからである。他システムにおけるデータの有無とは無関係に、本システムにアクセスする場合は、ステップSf6から手順が開始される。
ステップSf8で、データ登録ユニット15のログイン承認ブロック151は、ログインを承認するか否かを判断する。
ログインを承認しないのであれば(ステップSf8がNO)、ステップSf7に戻り、再びステップSf7以降を繰り返す。一方、ログインを承認するのであれば(ステップSf8がYES)、ステップSf9に進む。
ステップSf16で、データ登録ユニット15は、被験者診察データのアップロードを行い、ステップSf17で当該被験者診察データを登録する。
図16は、データセンター100における医療・健康管理者による被験者の問診回答・診察・診断データ閲覧ユニット(以下、「医療・健康管理者31側データ閲覧ユニット」と言う)16の構成を示している。
図16において、医療・健康管理者31側データ閲覧ユニット16は、ログイン承認ブロック161と、ログイン承認結果通知ブロック162と、アクセス権限付与ブロック163と、問診回答・診察・診断データ送信ブロック(以下、「データ送信ブロック」と言う)164と、記憶ユニット20とを備えている。
記憶ユニット20は、図3に記載の記憶ユニット20と同一であり、データセンター100におけるユニット11〜19、21、22の記憶ユニット20と共用している。
ログインを承認する場合には、ログイン承認結果通知ブロック162は、ラインL16b、分岐点B、ラインL16cによってアクセス権限付与ブロック163と接続している(ログイン承認の経路)。
ログインを承認しない場合には、ログイン承認結果通知ブロック162は、ラインL16b、分岐点B、ラインL16d、インターフェース5Aを介して、医療・健康管理者31に接続する(ログイン非承認の経路)。
図16において、上方と下方に医療・健康管理者31が表示されているのは、図示の便宜のためである。
インターフェース5とインターフェース5Bは、同一であってもよい。
記憶ユニット20は、アクセス権限付与ブロック163とラインL16gを介して接続されている。ラインL16gを介して、記憶ユニット20からアクセス権限付与ブロック163に対して、アクセス権限設定情報が与えられる。
記憶ユニット20は、ラインL16i及びラインL16jを介して、データ送信ブロック164と接続されている。ラインL16iを介して、データ送信ブロック164から記憶ユニット20に対して、問診回答・診察・診断データが要求される。そしてラインL16jを介して、問診回答・診察・診断データが、記憶ユニット20からデータ送信ブロック164に対して開示される。
データ送信ブロック164は、ラインL16o、インターフェース5Bを介して、医療・健康管理者31と接続可能である。医療・健康管理者31が要求した問診回答・診察・診断データは、データ送信ブロック164から医療・健康管理者31に送信され、開示される。
図17のステップSg1において、医療・健康管理者31は、データセンター100の医療・健康管理者31側データ閲覧ユニット16にアクセスして、ステップSg2でログインIDとパスワードを入力する。
ステップSg3で、医療・健康管理者31側データ閲覧ユニット16のログイン承認ブロック161は、ログインを承認するか否かを判断する。
ログインを承認しないのであれば(ステップSg3がNO)、ステップSg2に戻り、再びステップSg2以降を繰り返す。一方、ログインを承認するのであれば(ステップSg3がYES)、ステップSg4に進む。
ステップSg7では、システム内に記憶された問診回答データ・診察・診断データが呼び出され、ステップSg8では、問診回答データ・診察・診断データが医療・健康管理者31の情報機器(例えばコンピュータ)の画面に表示される。
ステップSg9では、医療・健康管理者31は、問診回答データ・診察・診断データを閲覧するべき被験者1を選択する。
ステップSg10で、医療・健康管理者31側データ閲覧ユニット16は、閲覧対象が問診回答データに関するものであるか否かを判断する。閲覧対象が問診回答データに関するものであれば(ステップSg10がYES)、ステップSg11に進む。
ステップSg11では、医療・健康管理者31は、問診回答日を選択して、当該回答日における問診回答データを選択する(ステップSg12)。ステップSg13で、問診回答データが医療・健康管理者31の情報機器(例えばコンピュータ)の画面に表示される。そして、ステップSg17に進む。
ステップSg14では、診察・診断データファイルを選択し、ステップSg15でシステム内に記憶された診察・診断データを選択し、ステップSg16で該当する診察・診断データを医療・健康管理者31の情報機器(例えばコンピュータ)の画面に表示して、ステップSg17に進む。
ステップSg17で、被験者1の体況データが異常でなければ(ステップSg17がNO)、ステップSg19に進む。
ステップSg19では、他の問診回答・診察・診断に関するデータを閲覧するか否かを判断する。他の問診回答・診察・診断に関するデータを閲覧するのであれば(ステップSg19がYES)、ステップSg8まで戻り、再びステップSg8以降を繰り返す。一方、他の問診回答・診察・診断に関するデータを閲覧するのでなければ(ステップSg19がNO)、ステップSg20に進む。
ステップSg21では、他のメニューを使用するか否かを判断する。他のメニューを使用するのであれば(ステップSg21がYES)、ステップSg4まで戻り、再びステップSg4以降を繰り返す。一方、他のメニューを使用しないのであれば(ステップSg21がNO)、ステップSg22でログアウトして、データ閲覧処理に関する一連の制御を終了する。
図18は、データセンター100における医療・健康管理者31による被験者1の問診回答・診察・診断データ出力ユニット(以下、「医療・健康管理者31側データ出力ユニット」と言う)17の構成を示している。
ここで医療・健康管理者31による問診回答・診察・診断データ閲覧と、医療・健康管理者31による問診回答・診察・診断データ出力とでは、図17と図19における「ログイン承認」について、「アクセス権限付与ブロック」からの「アクセス権原」の内容が異なっている。「出力」は出力された結果が各種媒体として残存するので、「出力」が可能な者のアクセス権限が、「閲覧」の場合に比較して、硬度に設定されている。すなわち、「出力」については、「閲覧」よりも高い権限が要求されている。
記憶ユニット20は、図3に記載の記憶ユニット20と同一であり、データセンター100におけるユニット11〜19、21、22の各々における記憶ユニット20と共用している。
ログインが承認される場合には、ログイン承認結果通知ブロック172は、ラインL17b、分岐点B、ラインL17cを介して、アクセス権限付与ブロック173と接続している(ログイン承認の経路)。
ログインが承認されない場合には、ログイン承認結果通知ブロック172は、ラインL17b、分岐点B、ラインL17d、インターフェース5BDを介して、関与者MR2(医療・健康管理者31、システム運用管理者41)と接続される(ログイン非承認の経路)。
医療・健康管理者31、システム運用管理者41が図18の上方と下方で表示されているのは、図示の便宜である。
インターフェース5とインターフェース5BDは、同一であってもよい。
記憶ユニット20は、ラインL17gを介してアクセス権限付与ブロック173と接続されており、アクセス権限設定情報が記憶ユニット20からアクセス権限付与ブロック173に対して与えられる。
記憶ユニット20は、ラインL17i及びラインL17jを介して、データ送信ブロック174と接続されている。ラインL17iを介して、データ送信ブロック174から記憶ユニット20に対して、問診回答・診察・診断データが要求される。そしてラインL17jを介して、問診回答・診察・診断データが、記憶ユニット20からデータ送信ブロック174に対して送信される。
データ送信ブロック174は、ラインL17o、インターフェース5BDを介して、関与者MR2(医療・健康管理者31、システム運用管理者41)と接続される。データ送信ブロック174は、関与者MR2(医療・健康管理者31、システム運用管理者41)が要求した問診回答・診察・診断データを、当該関与者MR2に開示するように構成されている。
図19のステップSh1において、関与者MR2(医療・健康管理者31、システム運用管理者41)は、医療・健康管理者31側データ出力ユニット17にアクセスして、ステップSh2でログインIDとパスワードを入力する。
医療・健康管理者31側データ出力ユニット17のログイン承認ブロック171は、ログインを承認するか否かを判断する(ステップSh3)。
ログインを承認しないのであれば(ステップSh3がNO)、ステップSh2に戻り、再びステップSh2以降を繰り返す。一方、ログインを承認するのであれば(ステップSh3がYES)、ステップSh4に進む。
ステップSh7では、システム内に記憶された問診回答データ・診察・診断データが呼び出され、ステップSh8では、医療・関与者MR2(医療・健康管理者31、システム運用管理者41)の情報機器の画面に問診回答データ・診察・診断データが表示される。
ステップSh9では、医療・関与者MR2(医療・健康管理者31、システム運用管理者41)は、問診回答データ・診察・診断データを出力する対象となる被験者1を選択する。
ステップSh10では、医療・健康管理者31側データ出力ユニット17は、出力対象が問診回答データに関するものであるか否かを判断する。出力対象が問診回答データに関するものであれば(ステップSh10がYES)、ステップSh11に進む。
ステップSh11で、医療・関与者MR2(医療・健康管理者31、システム運用管理者41)は問診回答データ発生初日と最終日を選択して、以って、出力するべき問診回答データを選択する(ステップSh12)。ステップSh13で問診回答データのCSVファイル化を行い、ステップSh14で問診回答データ出力を終える。
ステップSh15では問診回答データファイルを選択して、ステップSh16で出力する診察・診断データファイルを決定し、ステップSh17では問診回答データのファイル化を図り、診察・診断データファイルを出力する。ステップSh18で診察・診断データファイルの出力を終了したならば、ステップSh19に進む。
ステップSh20で問診回答データ・診察・診断データ出力を終了し、ステップSh21に進む。
なお、図21、図22は、二つ合せて一つの制御フローチャートを示している。
図20において、システム関与者登録ユニット21は、ログイン承認ブロック211と、ログイン承認結果通知ブロック212と、アクセス権限付与ブロック213と、関与者データ取込みブロック214と、データ保存処理ブロック215と、外部システムデータ変換処理ブロック216と、コード付与ブロック217と、付与者マスター作成ブロック218と、権限設定ブロック6と、問診セット割付ブロック7と、記憶ユニット20とを備えている。
記憶ユニット20は、図3に記載の記憶ユニット20と同一であり、ユニット11〜19、21、22の各々における記憶ユニット20と共用している。
ログインを承認する場合には、ログイン承認結果通知ブロック212は、ラインL21b、分岐点B1、ラインL21cを介して、アクセス権限付与ブロック213と接続する(ログイン承認の経路)。
ログインを承認しない場合には、ログイン承認結果通知ブロック212は、ラインL21b、分岐点B1、ラインL21d、インターフェース5BCを介して、関与者MR2(医療・健康管理者31、システム運用管理者41)と接続する(ログイン非承認の経路)。ログイン非承認の経路では、ログイン承認結果通知ブロック212から関与者MR2(医療・健康管理者31、システム運用管理者41)に対して、ログイン拒否通知が送信される。
関与者MR2(医療・健康管理者31、システム運用管理者41)が図20の上方及び下方に表示されているのは、図示の便宜のためである。
インターフェース5とインターフェース5BCは、同一であってもよい。
記憶ユニット20は、ラインL21gを介してアクセス権限付与ブロック213と接続され、記憶ユニット20からアクセス権限付与ブロック213にアクセス権限設定情報が与えられる。
関与者データ取込みブロック214は、ラインL21i及びラインL21jを介して、データ保存処理ブロック215と接続されている。ラインL21iを介して、関与者データが、関与者データ取込みブロック214からデータ保存処理ブロック215に対して送られる。そしてラインL21jを介して、データ保存結果が、データ保存処理ブロック156から関与者データ取込みブロック214に対して送信される。
そして、外部システムデータ変換処理ブロック216とデータ保存処理ブロック215は、ラインL21nを介して接続され、外部システムデータ変換処理ブロック216からデータ保存処理ブロック215に関与者データが送信される。
データ保存処理ブロック215と記憶ユニット20はラインL21oを介して接続され、データ保存処理ブロック215から記憶ユニット20にデータ登録・保存要求が送信される。
アクセス権限付与ブロック213とコード付与ブロックブロック217とは、ラインL21k、分岐点B2、ラインL212k、分岐点B3、ラインL213kを介して接続され、アクセス権限付与ブロック213からコード付与ブロックブロック217にアクセス権限が送られる。
アクセス権限付与ブロック213と問診セット割付ブロック7とは、ラインL21k、分岐点B2、ラインL212k、分岐点B3、ラインL214k、分岐点B4、ラインL215kを介して接続され、アクセス権限付与ブロック213から問診セット割付ブロック7にアクセス権限が送られる。
アクセス権限付与ブロック213と権限設定ブロック6は、ラインL21k、分岐点B2、ラインL212k、分岐点B3、ラインL214k、分岐点B4、ラインL216kを介して接続され、アクセス権限付与ブロック213から権限設定ブロック6に対してアクセス権限が送られる。
さらに記憶ユニット20と権限設定ブロック6は、ラインL21uを介して接続されており、記憶ユニット20から権限設定ブロック6に、ラインL21uを介して権限データが送られる。
記憶ユニット20と問診セット割付ブロック7は、ラインL21t、分岐点B5、ラインL212tを介して接続され、記憶ユニット20から問診セット割付ブロック7に関与者データが送られる。
さらに記憶ユニット20と問診セット割付ブロック7は、ラインL21sで接続され、記憶ユニット20から問診セット割付ブロック7に、ラインL21sを介して問診セットデータが送られる。
コード付与ブロック217と付与者マスター作成ブロック218はラインL21qを介して接続され、コード付与ブロック217から付与者マスター作成ブロック218に、ラインL21qを介してコードが与えられる。
問診セット割付ブロック7と付与者マスター作成ブロック218は、ラインL21wを介して接続され、問診セット割付ブロック7から付与者マスター作成ブロック218に問診セットが割り付けられる。
付与者マスター作成ブロック218と記憶ユニット20は、ラインL21yを介して接続され、付与者マスター作成ブロック218から記憶ユニット20に、関与者マスターデータが送られる。記憶ユニット20は、ラインL21yを介して送られた関与者マスターデータを記憶する。
付与者マスター作成ブロック218は、ラインL21z、インターフェース5BCを介して、関与者MR2(医療・健康管理者31、システム運用管理者41)と接続され、付与者マスター作成ブロック218から関与者MR2にデータの保存結果が開示される。
図21のステップSi1で、関与者MR2(医療・健康管理者31、システム運用管理者41)は、データセンター100のシステム関与者登録ユニット21にアクセスして、ログインIDとパスワードを入力する(ステップSi2)。
ステップSi3では、システム関与者登録ユニット21は、ログインIDとパスワードを承認するか否かを判断する。ログインIDとパスワードを承認しないのであれば(ステップSi3がNO)、ステップSi2まで戻り、ステップSi2以降を繰り返す。一方、ログインIDとパスワードを承認するのであれば(ステップSi3がYES)、ステップSi4に進む。
ステップSi7では、システム関与者登録ユニット21は、登録用データが他のシステムにも存在するか否かを判断する。登録用データが他のシステムにも存在するならば(ステップSi7がYES)、ステップSi8に進む。
ステップSi8では他のシステムから関与者データを取り出し、ステップSi9で関与者データをログインした関与者MR2の情報機器の画面に表示する。ステップSi10では関与者データのCSVファイル化を図り、ステップSi11では当該関与者データのCSVファイルを本システム内に取り込む。そしてステップSi13に進む。
ステップSi13でコードマスターデータを取得し、ステップSi14で個々の関与者に特有の番号が付与される。そして、図22のステップSi15に進む。
関与者が被験者であれば(ステップSi6がYES)、ステップSi17に進む。
関与者が被験者でなければ(ステップSi6がNO)、ステップSi25に進む。
ステップSi17(関与者が被験者:ステップSi6がYES)では、被験者の初期設定を行い、ステップSi18で被験者を選択して、ステップSi19で被験者と被験者管理者とをひも付き設定をする(一対一で結び付ける:リンクする)。そして、ステップSi20に進む。
ステップSi23では、他の被験者を設定するか否かを判断する。他の被験者を設定するのであれば(ステップSi23がYES)、ステップSi18まで戻り、再びステップSi18以降を繰り返す。一方、他の被験者を設定するのでなければ(ステップSi23がNO)、被験者初期設定を終了し(ステップSi24)、ステップSi40まで進む。
関与者が被験者管理者であれば(ステップSi25がYES)、ステップSi26に進む。
関与者が被験者管理者でなければ(ステップSi25がNO)、ステップSi33まで進む。
ステップSi26(関与者が被験者管理者:ステップSi25がYES)では、被験者の初期設定を行い、ステップSi27で被験者を選択し、ステップSi28で、システム内の権限マスター(図20の権限設定ブロック6を参照)から被験者管理者に権限を設定する。
そして、ステップSi31では、さらに他の被験者管理者を設定するか否かを判断する。他の被験者管理者を設定するのであれば(ステップSi31がYES)、ステップSi27まで戻り、再びステップSi27以降を繰り返す。一方、他の被験者管理者を設定するのでなければ(ステップSi31がNO)、被験者管理者の初期設定を終了(ステップSi32)した後、ステップSi40に進む。
ステップSi36では、「その他関与者」マスターデータを取得し、ステップSi37でシステム内に関与者マスターを記憶する。
ステップSi38では、他の「その他関与者」を設定するか否かを判断する。他の「その他関与者」を設定するのであれば(ステップSi38がYES)、ステップSi34まで戻り、再びステップSi34以降を繰り返す。一方、他に「その他関与者」を設定しないのであれば(ステップSi38がNO)、「その他関与者」の初期設定を終了(ステップSi39)した後、ステップSi40に進む。
図23は、問診・診察セット登録ユニット22の構成を示している。
図23において、問診・診察セット登録ユニット22は、ログイン承認ブロック221と、ログイン承認結果通知ブロック222と、アクセス権限付与ブロック223と、問診セット作成ブロック224と、問診作成ブロック225と、記憶ユニット20とを備えている。
記憶ユニット20は、図3に記載の記憶ユニット20と同一であり、データセンター100におけるユニット11〜19、21、22の記憶ユニット20と共用している。
ログインを承認する場合には、ログイン承認結果通知ブロック222は、ラインL22b、分岐点B1、ラインL22cを介して、アクセス権限付与ブロック223と接続している(ログイン承認の経路)。
ログインを承認しない場合には、ログイン承認結果通知ブロック222は、ラインL22b、分岐点B1、ラインL22d、インターフェース5BCを介して、関与者MR2(医療・健康管理者31、システム運用管理者41)と接続する(ログイン非承認の経路)。
関与者MR2(医療・健康管理者31、システム運用管理者41)が図23で上方と下方に表示されているのは、図示の便宜のためである。
インターフェース5とインターフェース5BCは、同一であってもよい。
記憶ユニット20は、ラインL22gを介してアクセス権限付与ブロック223と接続され、記憶ユニット20からアクセス権限付与ブロック223にアクセス権限設定情報が送られる。
また、関与者MR2は、インターフェース5、ラインL22iを介して、問診作成ブロック225と接続されており、アクセスが承認された場合に、問診作成ブロック225に問診作成要求を行う。
アクセス権限付与ブロック223は、ラインL22n、分岐点B2、ラインL222nを介して問診作成ブロック225と接続され、アクセス権限付与ブロック223から問診作成ブロック224にアクセス権限が与えられる。
問診作成ブロック225は、ラインL22r、合流点G、ラインL22u、インターフェース5BCを経由して、関与者MR2(医療・健康管理者31、システム運用管理者41)と接続され、問診作成ブロック225から関与者MR2に問診登録結果が送られる。
図24のステップSj1で、関与者MR2(医療・健康管理者31、システム運用管理者41)は、データセンター100の問診・診察セット登録ユニット22にアクセスして、ステップSj2でログインIDとパスワードを入力する。
次のステップSj3では、上記入力のログインを承認するか否かを判断する。上記入力のログインを承認しないのであれば(ステップSj3がNO)、ステップSi2まで戻り、ステップSj2以降を繰り返す。一方、上記入力のログインを承認するのであれば(ステップSj3がYES)、ステップSj4に進む。
ステップSj6で関与者MR2(医療・健康管理者31、システム運用管理者41)は問診登録を行い、ステップSj7で問診作成メニューを選択して、ステップSj8に進む。
そして、ステップSj23まで進む。
一方、問診セットを作成しない場合は(ステップSj14がNO)、ステップSj23まで進む。
ステップSj15(問診セットを作成する場合:ステップSj14がYES)では、アクセスした関与者に問診セット作成の権限があるか否かを判断する。アクセスした関与者に問診セット作成の権限があれば(ステップSj15がYES)、ステップSj16に進む。一方、アクセスした関与者に問診セット作成の権限がなければ(ステップSj15がNO)、ステップSj4まで戻る。
続くステップSj19では、関与者MR2が問診セットを作成(問診セットに記載された事項に回答)し、ステップSj20で作成した問診セットを登録する。ステップSj21で問診セットマスタを登録して、ステップSj22で問診セット登録に係る処理を終了して、ステップSj23に進む。
「重みづけ値」を利用し問診回答に評点をつける方式の問診は、問診回答データを出力し、本システム外で処理をする方式を採用する。
体温を問う問診の様な一般的な問診は、多種類の問診セットにおいて採用される可能性が高い。
或る被験者が複数の疾病を罹患し、疾病の種類に対応した数の問診セットが割り当てられる場合、複数の問診セットについて、同一の問診が採用されている場合がある。そのような場合には、当該重複した問診を一つのみ残存させた問診セットが、当該被験者(複数の疾病を罹患している被験者)に対して割り当てられる。
例えば、或る被験者に対して、表4に示された問診セットAと問診セットBを組み合わせて割り振られた場合、問診セットAと問診セットBにおいては問診コード1が重複している。この場合、当該被験者に対する問診セットは、問診コード1、2、3、5の4種類の問診によって構成されることになる。当該被験者に対する問診セットにおいて、問診コード1が2つ包含されることはない。
被験者1は、医療・健康管理者31との直接面談によることなく、簡便に入手できる情報端末機器等を使用して、日常的、継続的に且つ長期間に亘って、被験者の体況を(医療・健康管理者に対して)伝達することができる。
そして、図示の実施形態を介して体況を医療・健康管理者31に伝達した被験者1の体況情報は、初期の段階(発生時点)からデータベース化されて保存することができる。そして、データベース化された体況情報から、被験者1の健康に関する有益な情報を、比較的容易に得ることができる。
特に、図示の実施形態によれば、被験者1の体況情報が日々、継続的に収集されるので、経時的な体況変化を知ることができる。
それに対して、図示の実施形態により収集された体況情報は、問診・問診セットに回答することによって客観性を担保することができるので、被験者1が医療・健康管理者31と診断あるいは直接面談を行なう場合に比較しても、被験者1から得られる体況情報が正確かつ明瞭になる。そして、図示の実施形態により収集された体況情報に基づいて、被験者1が医療・健康管理者31と診断あるいは直接面談を行なうことにより、当該診断あるいは直接面談が、より効果的になる。
上述した様に電子化データを保管することにより、図示の実施形態によれば、被験者1は、自分自身の体況情報、健康状態、施術、投薬の種類等の健康に関する情報を、自分自身により、一元管理することが可能となる。そして、被験者1が自分自身の健康に関する情報を一元管理することにより、被験者1は自分自身の体況情報等のデータを保持することや、被験者1自身によってパーソナルヘルスレコードを所有することが可能になる。
ここで、図示の実施形態によれば、被験者1の体況情報を一元管理することにより、治療期間の変更があった場合においても、いわゆる「禁忌」(例えば、副作用が懸念される薬剤の組み合わせを、同一の被験者1等に投与してしまうこと)を防止することができる。
さらに、図示の実施形態において、メッセージの送受信等のいわゆる「コレスポンダンス」に関する機能等を、付加価値サービスとして利用することにより、被験者1が問診(問診セット)に対して回答することに対するモチベーションを維持、向上させることができる。
あるいは図示の実施形態によれば、傷病を患った患者の治療(臓器移植等も含む)の予後における体況管理や経過観察、投薬治療の効果測定、検証を、継続的に且つ長期間に亘って実施することができる。
6・・・権限設定ブロック
7・・・問診セット割付ブロック
11・・・メッセージ送受信ユニット
12・・・体況登録ユニット
13・・・被験者による問診回答・診察・診断データ閲覧ユニット
14・・・被験者による問診回答・診察・診断データ出力ユニット
15・・・医療・健康管理者による被験者の診察・診断データ登録ユニット
16・・・医療・健康管理者による被験者の問診回答・診察・診断データ閲覧ユニット
17・・・医療・健康管理者による被験者の問診回答・診察・診断データ出力ユニット
18・・・メッセージ送受信ユニット
19・・・被験者からの問診回答状況確認ユニット
20・・・記憶ユニット
21・・・システム関与者登録ユニット
22・・・問診・診察セット登録ユニット
Claims (5)
- 治療医療関係者等が存在する領域と、被験者等の体況情報等のデータを記憶する領域を有し、
前記記憶する領域へ伝達された被験者等の体況情報等のデータを、治療医療関係者等が存在する前記領域で治療医療関係者等に取得せしめる機能を有する手段と、
前記記憶する領域へ伝達された被験者等の体況情報等のデータを、治療医療関係者等によって出力する機能を有する手段と、
前記記憶する領域へ伝達された被験者等の体況情報等のデータを、治療医療関係者等に取得せしめて、検討させる機能を有する手段と、
前記記憶する領域へ伝達された被験者等の体況情報等のデータを、被験者等に提供する機能を有する手段を有することを特徴とする健康管理システム。 - 被験者等が存在する第1の領域と、治療医療関係者等が存在する第2の領域と、被験者等の体況情報等のデータ(体況情報等)を記憶する第3の領域を有し、
第1の領域で被験者等が生成した自らの体況の情報等のデータを、第3の領域へ伝達する機能を有する手段と、
第3の領域へ伝達された被験者等の体況情報等のデータを、第2の領域で治療医療関係者等に取得させる機能を有する手段と、
第3の領域へ伝達された被験者等の体況情報等のデータを、治療医療関係者等によって出力する機能を有する手段と、
第3の領域へ伝達された被験者等の体況情報等のデータを、治療医療関係者等が取得して、検討せしめる機能を有する手段と、
第3の領域へ伝達された被験者等の体況情報等のデータを、被験者等に提供する機能を有する手段と、
第3の領域から被験者等へ提供された(被験者等の体況情報等の)データを、被験者等に受け取らせる機能を有する手段を有することを特徴とする健康管理システム。 - 被験者等の体況情報等を生成する機能を有する手段と、生成された被験者等の体況情報等の解析を行う機能を有する手段を具備する請求項1、2の何れかの健康管理システム。
- システム関与者が作成したメッセージを他のシステム関与者に伝達する機能を有する手段と、
他のシステム関与者が作成したメッセージを送信元へ応答する機能を有する手段を具備している請求項1〜3の何れか1項の健康管理システム。 - 被験者等の体況情報等データ及び当該データから得られる情報を、治療医療関係者等により登録せしめる機能を有する手段と、
被験者等の体況情報であって外部に存在する情報と、当該情報から得られる情報を登録して保存する機能を有する手段と、
保存された被験者等の体況情報等や、それから得られる情報を出力する機能を有する手段と、
保存された被験者等の体況情報や、それから得られる情報を閲覧する機能を有する手段を具備する請求項1〜4の何れか1項の健康管理システム。
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