JP2014032440A - 健康管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】健康に関して広い範囲に亘って適用することが可能であり、被験者等が容易且つ迅速に、自らの体況状況を登録することができるシステムの提供。
【解決手段】治療医療関係者等(31、41)が存在する領域(E2)と、被験者(1)等の体況情報等のデータ(体況情報等)を記憶する領域(データセンター100)を有し、前記記憶する領域(100)へ伝達された被験者(1)等の体況情報等のデータを、治療医療関係者等(31、41)が存在する前記領域(E2)で治療医療関係者等(31、41)に取得せしめる機能を有する手段(PC、Hh、Ht)と、前記記憶する領域(100)へ伝達された被験者(1)等の体況情報等のデータを、治療医療関係者等(31、41)によって出力する機能を有する手段を有することを特徴としている。
【選択図】図1

Description

本発明は、健康管理に関して、被験者であるユーザーが、自らの体況情報等をインターネット等を経由して、簡便に、通知、報告、伝達、送信することができて、治療医療関係者であるユーザーと当該体況情報を常時共有することができるシステムに関する。
従来、例えば医療現場では、傷病を患った患者(以下、「被験者」という)の身体に起こる症状、状態、状況等(体況:いわゆる「レセプト」も含む)の情報(体況情報:いわゆる「レセプトデータ」も含む)が、医療、治療、あるいは本人の健康管理を行う上で特に必要とされる場合に、被験者を管理し治療する担当医師等の医療関係者(以下、「治療医療関係者」という)が被験者を直接に診断、問診することによってのみ、当該被験者の体況情報の収集が行われている。
例えば、一連の継続的な治療が完了した後では、被験者は、治療医療関係者の直接管理下から外れる。被験者が治療医療関係者の直接管理下から外れた以降は、定期、不定期での直接面談時にのみ、治療医療関係者は被験者の体況を知ることができる。
必要に応じて、被験者は、一連の継続的な治療の完了の後、治療医療関係者による次回の直接診断、問診を行うまでの期間(治療医療関係者の直接管理下から外れた期間)における体況情報を、被験者自身または介護者によって筆記記録している。
しかし、治療医療関係者の直接管理下から外れた被験者(例えば退院した被験者)については、継続的に被験者の体況情報を収集することが困難である。
昨今、情報技術(IT技術)の利用により、被験者が治療医療関係者の直接管理下から外れた状態において、被験者がインターネットその他を経由して、体況情報を治療医療関係者に対して通知、報告、伝達、送信することができるシステムが開発されている。
そして、係るシステムを利用したサービスが、試験稼働あるいは実稼働されている事例も存在する。
ここで、被験者が普段の生活を行っている中で簡便に体況を測定し、記録することができる健康関連機器(例えば、体温計、血圧計等)は、単一の体況情報のみしか測定、記録することができない。例えば、血圧計は、被験者の血圧しか測定、記録することができない。
そのため、治療医療関係者が把握するべき体況情報が複数種類存在する場合には、被験者が全ての体況情報を測定、記録するためには、複数の健康関連機器を購入して、その全てを用いて計測、記録をすることが求められる。
しかし、複数の健康関連機器により被験者が自らの体況情報を計測、記録する場合には、計測された体況情報あるいはそのデータを一元的に保存、管理することが困難である。
また、被験者が複数の医療機関において傷病、疾病治療を行った場合には、医療機関毎に被験者の体況情報、治療・施術に関するデータが記録され、医療機関毎の管理責任の下に保管されている。
被験者の体況情報、治療・施術に関するデータは、被験者にとって大いに重要なデータであると共に、治療医療関係者にとっても極めて有効なデータである。
しかし、体況情報、治療・施術に関するデータは、複数の医療機関の各々において発生し、散在している。そして、体況情報、治療・施術に関するデータは、医療機関毎に異なったフォーマットで記録されているため、或る医療機関が、同一の被験者について他の医療機関に存在する被験者の体況情報、治療・施術に関するデータ(体況情報、治療・施術に関するデータ)を有効利用することは、従来においては非常に困難であった。
被験者が治療医療関係者の直接管理下から外れた状態において、治療医療関係者による直接診断、問診(例えば、被験者と治療医療関係者が直接面談して行なわれる診断、問診)を行なった後、次回に治療医療関係者による直接診断、問診が行われるまでの期間においては、被験者の体況情報を記録することが求められる場合がある。
しかし、その様な体況情報の記録は、治療医療関係者から被験者に対する一方向的な要求により行われ、被験者の義務感をよりどころにして実行されることになる。その様な、被験者の義務感に基づく記録は、被験者の義務感が薄れるのに連れて、実行されなくなってしまう可能性が高い。
また、被験者による体況情報の記録が、紙媒体に筆記することによって行われた場合には、当該紙媒体に記録された体況情報の記録を保存し、活用(運営)することが煩雑になってしまう恐れがある。
さらに、治療医療関係者による直接診断、問診の際には、被験者等の記憶により体況情報が伝達されるので、治療医療関係者に伝達される体況情報が曖昧になり易く、場合によっては恣意的に歪曲されて体況情報が伝達されてしまう恐れがある。
これに加えて、被験者の体況情報等の収集のために運営される従来のITサービスは、被験者の使用情報端末の種類を制限しており、専用端末の使用を強制する場合もある。専用端末を使用するため、従来ITサービスでは、特定の体況情報(例えば心拍数)についてのみ収集して、当該特定の体況情報(例えば心拍数)に関連して限定された機能、サービスの提供のみを行なっている。換言すれば、従来のITサービスでは、被験者に対して、情報端末、サービスの対象を、特定の疾病に限定している。
また、従来のITサービスでは、被験者であるユーザーに対して、機器操作の習練、習熟を、相当に高いレベルまで要求するものが多々存在する。
その他の従来技術として、例えば、被験者の血圧を健康管理支持提供サーバーに送信して、高血圧症の患者に対して適切な指示を与え、注意を喚起するシステムが提案されている(特許文献1参照)。
しかし、係るシステムは、血圧に限定されており、高血圧症という特定の疾病に限定されているという問題が存在する。
特開2011−180857号公報
本発明は上述した従来技術の問題点に鑑みて提案されたものであり、健康に関して広い範囲に亘って種々のサービスを提供することが出来て、被験者等が容易且つ迅速に、自らの体況状況を登録することができるシステムの提供を目的としている。
本発明の健康管理システムは、インターネット等のオープンな情報伝達網に接続された携帯電話機器やコンピュータ等の情報関連機器と、IP−VPN網等クローズされた情報伝達網に接続されたコンピュータ等の情報関連機器を、その境界に相当する領域に配置されたサーバーと連携し、被験者等の体況情報等を収集し、有効活用するためのITシステムである。
係る本発明の健康管理システム(500)は、治療医療関係者等(31、41)が存在する領域(E2:領域2)と、被験者(1)等の体況情報等のデータ(体況情報等)を記憶する領域(データセンター100)を有し、
前記記憶する領域(データセンター100)へ伝達された被験者(1)等の体況情報等のデータを、治療医療関係者等(31、41)が存在する前記領域(領域2)で治療医療関係者等(31、41)に取得せしめ(治療医療関係者等31、41にそれを利用、使用せしめ)る機能を有する手段(コンピュータPC、その他の情報端末Hh、Ht)と、
前記記憶する領域(データセンター100)へ伝達された被験者(1)等の体況情報等のデータを、治療医療関係者等(31、41)によって出力する機能を有する手段と、
前記記憶する領域(データセンター100)へ伝達された被験者等の体況情報等のデータを、治療医療関係者等(31、41)に取得せしめ(治療医療関係者等31、41に、それを利用、使用せしめ)て、検討(検分、精査)させる機能を有する手段と、
前記記憶する領域(データセンター100)へ伝達された被験者(1)等の体況情報等のデータを、被験者(1)等に提供する機能を有する手段を有することを特徴としている。
また、本発明の健康管理システム(500)は、被験者(1)等が存在する第1の領域(E1)と、治療医療関係者等(31、41)が存在する第2の領域(E2)と、被験者(1)等の体況情報等のデータ(体況情報等)を記憶する第3の領域(データセンター100)を有し、
第1の領域(E1)で被験者(1)等が生成(計測)した自らの(本人の)体況の情報等のデータ(体況情報等)を、第3の領域(100)へ伝達(通知、報告、送信)する機能を有する手段(携帯電話Hh、その他の情報端末Ht)と、
第3の領域(100)へ伝達された被験者(1)等の体況情報等のデータを、第2の領域(E2)で治療医療関係者等(31、41)に取得せしめる(治療医療関係者等31、41にそれを利用、使用せしめる)機能を有する手段(PC:コンピュータ、その他の情報端末)と、
第3の領域(100)へ伝達された被験者(1)等の体況情報等のデータを、治療医療関係者等(3、4)によって出力する機能を有する手段(17)と、
第3の領域(100)へ伝達された被験者(1)等の体況情報等のデータを、治療医療関係者等(3、4)に取得せしめ(治療医療関係者等3、4に、それを利用、使用せしめ)て、検討(検分、精査)させる機能を有する手段(19)と、
第3の領域(100)へ伝達された被験者(1)等の体況情報等のデータを、被験者(1)等に提供する機能を有する手段(16、17)と、
第3の領域(100)から被験者(1)等へ提供された(被験者1等の体況情報等の)データを、被験者(1)等に受け取らせる機能を有する手段(携帯電話Hh、その他の情報端末Ht)を有することを特徴としている。
ここで、被験者(1)等とは、傷病を患った患者に限定されるものではなく、体況情報等を自らの健康管理に役立てたいと希望する全てのユーザーを幅広く包含する趣旨の文言である。例えば、スポーツ愛好家やスポーツ選手をも包含する趣旨の文言である。
治療医療関係者等(31、41)とは、医者や看護師の様な医療関係者のみならず、各種治療に携わる人間や、医療や健康に関する各種検査を実行する検査員、スポーツ愛好家に対して各種アドバイスを送る健康コンサルタントや、スポーツ選手の指導者、コーチ等も包含している。本明細書では、「被験者管理者等」と表現する場合もある。
本発明の実施に際して、前記第2の領域(E2)は、IP−VPN(250)またはそれ以上に安全性の高い通信網と、それに接続可能な専用の端末機器(32、42)によって構成されるのが好ましい。
そして、第3の領域は、第1の領域(E1)と第2の領域2(E2)の境界に、データセンター(100)が配置されるのが好ましい。
また、第3の領域(データセンター100)には、本発明に係る健康管理システムの運営を可能にするアプリケーションソフトウェアを格納したサーバー、収集された被験者等の体況情報等を蓄積するサーバー、バックアップファイルを格納するサーバー等のサーバー群と、第1の領域(E1)と第2の領域(E2)に対して通信を可能にする機能を有する通信機器等が設置されているのが好ましい。
第2の領域(E2)において、治療医療関係者等(31、41)が予めアクセス許可を設定された対象被験者(1)等の体況情報等を閲覧、収得する機能を有するのが好ましい。
これに加えて、システムの安全運営を担保するため、第1の領域(E1)における前記手段(情報端末Hh、Ht)と、第2の領域(E2)における前記手段(情報端末PC)とが、直接通信することが出来ないようにする機能を有しているのが好ましい。
本発明の実施に際して、インターネット通信(200)を用いる場合には、SSL等を用いて通信の秘匿性を確保し、電子署名、認証技術を採用して本人認証を可能にする機能を有していることが好ましい。
本発明の実施に際して、前記第1の領域(E1)はインターネット(200)等公衆の通信網と、当該通信網に接続可能な端末機器(PC)によって構成されており、被験者(1)等が治療医療関係者等(31、41)の直接管理下外にあるとき(被験者1等が治療医療関係者31、41等と直接面談あるいは診断を行っていない場合)には、治療医療関係者等(31、41と)の直接面談によることなく、継続的に、被験者(1)等から体況情報等を収集して、治療医療関係者等(31、41)に送付する機能を有しているのが好ましい。
また、本発明において、第1の領域(E1)における被験者(1)等に対して、当該被験者(1)等に適応した体況報告の為のアンケート方式の問い合わせを、該当する被験者等のみに、ウェブサイトを通して常時に提供する機能を有しているのが好ましい。
ここで、被験者(1)等に応じた体況報告の為のアンケート方式の問い合わせは、本明細書では「問診」と記載されており、各被験者等には、当該被験者等に合致する様に複数の問診を組み合わせて提供している。係る複数の問診の組み合わせを、本明細書では「問診セット」と記載している。換言すれば、問診セットは、個々の問診を組み合わせて構成されている。
問診あるいは問診セットが提供される被験者(1)等は、本サービスを運営するITシステム等への接続を許可されて、その旨が登録された被験者等のみであるのが好ましい。
本発明において、(簡便に)被験者(1)等の体況情報等を生成する機能を有する手段(携帯電話Hh、その他の情報端末Ht)と、生成された被験者等の体況情報等の解析(比較、検討、検証、統計解析等)を行う機能を有する手段を具備するのが好ましい。
本発明の健康管理システム(500)は、システム関与者(MR:被験者1等、治療医療関係者等システム運営管理者31、41)により作成されたメッセージを他のシステム関与者(MR、MR2)に伝達(通知、送信)する機能を有する手段(11、Hh、Ht:携帯電話等の情報端末)と、
当該メッセージに対して当該他のシステム関与者(MR)が作成したメッセージを送信元(最初にメッセージを作成、伝達したシステム関与者MR)へ応答(返信)する機能を有する手段(18)を具備しているのが好ましい。
本発明において、被験者(1)等の体況情報等及び当該(被験者1等の体況情報等データ)から得られる情報(注釈、所見等)を、治療医療関係者等(31、41)により登録せしめる機能を有する手段(21)と、
被験者等の体況情報であって、(本発明に係る)システムの外部に存在する情報(電子ファイル化、電子画像化または電子文書化された被験者等の体況情報、施術、投薬情報等、その他、医療カルテ等に記載された事項等)と、当該情報(システムの外部に存在する情報)から得られる情報(注釈、所見等)を登録して保存する機能を有する手段(12、15、20)と、
保存(入力、登録)された被験者等の体況情報等や、それから得られる情報(注釈、所見等)を出力する機能を有する手段(14、17)と、
(被験者等や治療医療関係者等が)保存(蓄積)された被験者等の体況情報や、それから得られる情報(注釈、所見等)を閲覧する機能を有する手段(13、16)を具備することが好ましい。
本発明において、被験者(1)等に対して提供される問診は、特定(限定)された被験者等のみを目的にして作成されたものではなく(限定した目的あるいはその内容のみを対象にする内容ではなく)、汎用性のある内容であることが好ましい。
そして、被験者(1)等に提供される問診の内容、範疇、数等については、制限、規制が存在しないことが好ましい。
ここで問診は、治療医療関係者等(31:例えば、医者の様に、健康に関する問診の作成に適した者)によって作成されることが好ましい。そして、被験者(1)等の回答状況、環境を考慮し、被験者等の身体、精神的負担にならない内容であることが好ましい。
問診セットについては、被験者(1)等(同一とみなされる他の被験者等を含めたグループを包含する)に応じて、個々の問診を組み合わて作成されるのが好ましい。
問診セットを構成する個々の問診の組み合わせは、自由且つ無制限である。そして、問診セットを構成する個々の問診の組み合わせは、被験者等に提供される問診の種類、数を、治療医療関係者(31)等が自由に作成、追加、変更することが可能であるのが好ましい。
個々の問診への回答は、極力簡便にかつ誤回答を排除するよう配慮がなされるのが好ましい。例えば、「はい(YES)、いいえ(NO)」式、正誤式、数値入力式、回答を選択肢から選択する選択式(多肢選択式を含む)等を採用するのが好ましい。また、複数の分割された画像によって構成された画像から、分割された画像を回答として選択する方式であっても良い。
数値入力式問診にはしきい値が設定可能であり、しきい値を外れた回答を排除可能であるのが好ましい。
本発明において、被験者(1)等が問診に回答する毎に、回答回数を記録することができる機能を備えることが好ましい。
そして、治療医療関係者等(31)または本サービスの提供事業者(41)は、被験者(1)等が問診に回答する累積回答回数に応じて、被験者への特典を設けることが好ましい。
被験者(1)等が体況情報等を記録するのを阻害する要因の一つとして、問診への回答を記録、実行することが義務感となってしまうことが挙げられる。上述した様な特典を設けることにより、当該義務感を軽減し、問診への回答を促進することができる。
上述した構成を具備する本発明によれば、被験者(1)等が問診あるいは問診セットに対して回答することにより、被験者(1)等は、治療医療関係者(31)等に直接管理された状態ではなくても、インターネット(200)の様な通信網に接続できる環境にあれば、自らの体況情報等を被験者管理者等(1、31、41)へ通知、報告、伝達、送信等することができる。
被験者(1)等は、本発明が提供することが出来るITを利用した各種サービス(本明細書では、「本サービス」と記載する場合が有る)を利用するにあたって、専用の接続端末あるいは特別の接続端末を必要としない。
本サービスは、安価で且つ一般的な市販品の接続端末を有していれば、利用可能である。当該接続端末としては、簡便に入手可能で且つ汎用性のある接続端末、例えば、携帯電話(Hh)、携帯情報端末機器(Ht)、パーソナルコンピュータ(PC)が使用できる。
また、使用端末機器のオペレーティングソフトウェア(OS)、ブラウザー、インターネットサービスプロバイダーについても、本発明では専用あるいは特別のものを使用しなければならないという制限は存在しない。そのため、被験者(1)等は本サービスを利用するに当たり、被験者(1)等が使用する使用端末機器のオペレーティングソフトウェア(OS)、ブラウザー、インターネットサービスプロバイダーの如何によって本サービスが享受できなくなるという不利益を受けることがない。
本発明によれば、被験者(1)等は、体況情報等をインターネット(200)等の各種情報ネットワークを経由して、簡便に伝達することが出来る。
治療医療関係者(31)等は、当該情報(被験者1等が伝達した体況情報等)を被験者(1)等と共有することが出来るので、必要に応じて、本発明に係るシステムを介して、被験者(1)等と治療医療関係者(31)等が連絡を取り合うことが出来る。
さらに、本発明に係るシステム(500)を介して、双方向のコレスポンダンス機能が被験者(1)等に対して提供されるので、被験者(1)等は、同じ課題(例えば、同じ疾病)に取り組む者同士で連絡を取り合うことが可能である。
その結果、被験者(1)等の孤独感を軽減することが可能となる。また、同じ課題(例えば、同じ疾病)に取り組む者同士(被験者等同士)が連絡を取り合うことにより、体況情報等の記録の実行を阻害する要因である義務感が軽減する。
本発明によれば、被験者(1)等の体況情報や診断等は、その生成から記録、保存に至るまで電子化され、データベース化することができる。そして、データベース化された体況情報等を検索して、体況情報等を利用することが簡便に実行される。
電子化することにより、被験者(1)等の体況情報や診断データ等を紙媒体等に記録して保存する場合に比較して、劣化、毀損の可能性は遥かに低くなる。
また、市販の健康関連機器であって、健康状態を計測して記録する機能を有する機器から得られた情報等についても、被験者(1)等が問診・問診セットに対して回答することにより、本発明に係るシステム(500)において、一元的に保存、管理することが可能である。
また本発明によれば、被験者(1)が被験した医療、治療の内容、医療施設あるいは治療施設や医療機関等毎に発行、作成されるカルテ、添付画像、処方箋について、治療医療関係者(31)等が本発明に係るシステムに登録して保存することにより、被験者(1)等に関する体況情報、健康状態、施術、投薬に関するデータの一元管理が可能になる。
従来技術では、体況情報、治療・施術に関するデータは、複数の医療機関の各々に散在しており、各機関毎に異なったフォーマットで記録されているため、或る医療機関が、同一の被験者について他の医療機関に存在する被験者の体況情報、治療・施術に関するデータ(体況情報、治療・施術に関するデータ)を有効利用することは非常に困難であった。それに対して、本発明によれば体況情報、健康状態、施術、投薬に関するデータの一元管理が出来るので、本発明を利用している医療機関であれば、他の医療機関に存在する被験者の体況情報、治療・施術に関するデータを有効活用することが可能である。
そして、本発明によって被験者(1)等に関する体況情報、健康状態、施術、投薬に関するデータの一元管理を実行すれば、例えば、いわゆる「禁忌」(例えば、副作用が懸念される薬剤の組み合わせを、同一の被験者等に投与してしまうこと)を防止することができる。
被験者(1)等と治療医療関係者等(例えば担当医師31)が直接面談(診断)することによって収集される体況情報は、詳細ではあるが断続的である。
本発明によれば、被験者(1)等と治療医療関係者(31)等が直接面談(診断)を行ってから、次回の直接面談(診断)を行う間の期間(以下、「直接面談(診断)を行う間の期間」と記載する場合がある)において、本サービスを利用して、被験者(1)等が問診・問診セットに回答することにより、当該被験者(1)等の体況情報等を継続的に収集することが出来る。
そして、本サービスにより継続的に収集された被験者(1)等の体況情報等を検証することにより、治療医療関係者等(例えば担当医師31)は、継時的に被験者(1)等の体況情報等を収得することが可能となり、被験者(1)等の体況状況に変化が生じた場合に、その時期、要因等を探査することが可能になる。
また治療医療関係者等(例えば担当医師)は、本サービスにより継続的に収集された当該被験者(1)等の体況情報等を検証することにより、直接面談(診断)を行う間の期間における被験者等の体況情報等を、直接面談(診断)の際に補足情報として採用することができる。
そして、直接面談(診断)を行う間の期間における被験者(1)等の体況情報等により、治療医療関係者等(例えば担当医師31)は、直接面談(診断)時に被験者(1)等の記憶により申告される体況情報等の信憑性を判断することも出来る。あるいは、直接面談(診断)時に被験者(1)等から申告された体況情報等の信憑性を確認することを、治療医療関係者等(例えば担当医師31)に対して促す機会を与えることが出来る。
本発明の実施形態の概要を示す説明図である。 実施形態に係るシステムの全体を示すブロック図である。 図2におけるデータセンターのブロック図である。 被験者による体況登録ユニットのブロック図である。 被験者による体況登録の手順を示すフローチャートである。 メッセージ送受信ユニットのブロック図である。 メッセージ送受信の手順を示すフローチャートである。 被験者による問診回答・診察・診断データ閲覧ユニットのブロック図である。 被験者による問診回答・診察・診断データ閲覧の手順を示すフローチャートである。 被験者による問診回答・診察・診断データ出力ユニットのブロック図である。 被験者による問診回答・診察・診断データ出力の手順を示すフローチャートである。 医療・健康管理者による被験者からの問診回答状況確認ユニットのブロック図である。 医療・健康管理者による被験者からの問診回答状況確認の手順を示すフローチャートである。 医療・健康管理者による被験者の診察・診断データの登録ユニットのブロック図である。 医療・健康管理者による被験者の診察・診断データの登録の手順を示すフローチャートである。 医療・健康管理者による被験者からの問診回答・診察・診断データ閲覧ユニットのブロック図である。 医療・健康管理者による被験者からの問診回答・診察・診断データ閲覧の手順を示すフローチャートである。 医療・健康管理者による被験者からの問診回答・診察・診断データの出力ユニットのブロック図である。 医療・健康管理者による被験者からの問診回答・診察・診断データの出力手順を示すフローチャートである。 システム関与者登録ユニットのブロック図である。 システム関与者登録の手順を示すフローチャートの前半部分である。 システム関与者登録の手順を示すフローチャートの後半部分である。 問診・問診セット登録ユニットのブロック図である。 問診・問診セット登録の手順を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本発明に実施形態について説明する。
先ず、図1〜図3を参照して、図示の実施形態の全体的な構成について説明する。
図1及び図2において、全体を符号500で示す健康管理システム(以下、「本システム」と記載する場合がある)では、被験者1として患者が例示されている。また、治療・医療関係者31として、医師、研究者、健康アドバイザー等が例示されている。そして、被験者管理者等として、システム運営・管理者41等が例示されている。
すなわち、図示の実施形態に係る健康管理システム500では、被験者1、医療・健康管理者31、システム運営管理者41が包含されている。
図示の実施形態に係る健康管理システム500では、被験者1あるいは医療・健康管理者31に提供されるサービスが円滑に運営されるようにするため、サービスデスク32が設けられている。
図示の実施形態に係る健康管理システム500で提供されるサービスの運営に関わる全ての利用、本システムの操作権限は、後述するシステム運営管理者41が決定し、設定している。
図1では、被験者1及びインターネット200を含む領域を第1の領域E1と表現しており、治療・医療関係者31、システム運営管理者41およびVPNネットワーク250を含む領域を第2の領域E2と表現している。
被験者1は、インターネット200に接続できる携帯電話機器Hh、タブレット型携帯端末Ht、コンピュータPC等の情報端末あるいは情報関連機器(図1参照)を用いて、健康管理システム500のウェブサイト(問診ウェブサイト:図1では図示を省略)にアクセスする(図4、図5参照)。そして、あらかじめ設定されたログインIDとパスワードを入力して、ログインする。
図示の実施形態に係るシステムにおけるサービスは、ユーザーが上記ウェブサイトにログインした後に、被験者1に対して提供される。
ここで、図示の健康管理システム500に関与し、あるいは、図示の健康管理システム500によるサービスの利用を企図する者は、予め、図示の健康管理システム500に対して利用者登録を行い、相当する権限を付与されて、利用詳細が規定されなければならない(図20〜図22参照)。
換言すれば、図示の健康管理システム500に対して利用者登録を行っていない者(未登録者)が、健康管理システム500のウェブサイトにアクセスしても、ログインすることはできない。
図示はされていないが、図示の実施形態に係るシステムに関与し、そのサービスを利用することが想定される関与者に対して、システム運営管理者(システム運営管理者から権限を与えられた者も含む)41は、当該関与者41を識別するため、関与者ユニークIDを割り当てる。
被験者1は唯一の関与者ユニークIDを保持する。例えば、被験者1が他の医療機関に転院した場合においても、当該被験者1の関与者ユニークIDを変更し、再度割り当てることはない。継続的且つ一元的な体況情報の収集、記録のためである。
被験者1に対しては、医療・健康管理者31がリンク付けされて登録設定される(図20〜図22参照)。被験者1に対してリンク付けされて登録設定される医療・健康管理者31は、担当医師の様に、当該被験者1を管理や治療を担当する治療医療関係者である。
被験者1に対してリンク付けされて登録設定される医療・健康管理者31の登録設定数、登録の変更、削除については、図示の実施形態では制限を設けていない。そのため、例えば被験者1が転院をして、その治療を担当する医師(担当医)31が変さらになった場合には、図示の実施形態では、当該被験者1とリンク付けされて登録される医療・健康管理者(新たな担当医師)31を差替え登録設定することができる。
また、被験者(患者)1が同時に複数医院で治療を受けている場合には、当該被験者1に対してリンク付けされて登録設定される医療・健康管理者(患者の管理治療を担当する医師)31が複数存在する。その様な場合には、当該被験者1に対してリンク付けされて登録設定される医療・健康管理者(患者の管理治療を担当する医師)31を全て登録することができる。すなわち、当該被験者1に対してリンク付けされる医療・健康管理者31を複数登録することができる。
図示の実施形態では、ログインにはシングルサインオン方式を採用し、サイト内移動、別々のページ、メニュー、ジョブへの移動、ログインの都度のログインID、パスワードの入力を要求しない。
ログインID、パスワードは高齢者、身体不自由者等、IT、ITシステム使用不慣れ者の使用、携帯電話等文字変換に対する困難が想定されること、非英日本語使用端末の使用を考慮して、半角数字のみを使用している。
ログインID、パスワードは共にユーザーが変更、設定できるが、図示の実施形態に係るシステムは、ログインID、パスワードを記憶、保存できないように設定されている。セキュリティ観点上の見地に基づく。
図2を参照して、医療・健康管理機関(医療・健康管理者31が属する)3と、システム運営・管理機関(システム運営・管理者が属する)4に関して、さらに詳述する。
図2において、医療・健康管理機関3は、管理責任者である医療・健康管理者31と、入力手段を備えたサービスデスク32とを有している。
システム運営・管理機関4は、図示を省略したシステム運営・管理者41(図1参照)と、サポートセンター42とを有している。
図2において、太い実線の矢印は、通常のシステム利用に関する情報伝達の経路を示し手入る。一方、図2における太い矢印の点線は、システム利用に関する問い合わせやデータ利用に関する問い合わせ、その他の質問、当該質問に対する回答についてのデータ経路を示している。
図3を参照して、データセンター100の詳細構成について説明する。
図3において、データセンター100は、被験者1側のメッセージ送受信ユニット(以下、「被験者1側のメッセージ送受信ユニット」と言う)11と、被験者1による体況登録ユニット(以下、「体況登録ユニット」と言う)12と、被験者1による問診回答・診察・診断データ閲覧ユニット(以下、「被験者1側データ閲覧ユニット」と言う)13と、被験者1による問診回答・診察・診断データ出力ユニット(以下、「被験者1側データ出力ユニット」と言う)14とを有している。
さらに、データセンター100は、医療・健康管理者31による被験者の診察・診断データ登録ユニット(以下、「データ登録ユニット」と言う)15と、医療・健康管理者31による被験者の問診回答・診察・診断データ閲覧ユニット(以下、「医療・健康管理者31側データ閲覧ユニット」と言う)16と、医療・健康管理者31による被験者の問診回答・診察・診断データ出力ユニット(以下、「医療・健康管理者31側データ出力ユニット」と言う)17と、医療・健康管理者31側のメッセージ送受信ユニット(以下、「医療・健康管理者31側のメッセージ送受信ユニット」と言う)18と、医療・健康管理機関3並びにシステム運営・管理機関4による被験者1からの問診回答状況確認ユニット(以下、「問診回答状況確認ユニット」と言う)19と、システム関与者登録ユニット21と、問診・診察セット登録ユニット22とを有している。
被験者1は、インターフェース5、ラインL1を介して、被験者1側のメッセージ送受信ユニット11と、体況登録ユニット12と、被験者1側データ閲覧ユニット13と、被験者1側データ出力ユニット14と接続している。そして、被験者1側のメッセージ送受信ユニット11と、体況登録ユニット12と、被験者1側データ閲覧ユニット13と、被験者1側データ出力ユニット14は、ラインL2を介して、記憶ユニット(データベース)20と接続している。
医療・健康管理者31は、インターフェース5B、ラインL4を介して、データ登録ユニット15と、医療・健康管理者31側データ閲覧ユニット16と、医療・健康管理者31側データ出力ユニット17と、医療・健康管理者31側のメッセージ送受信ユニット18と、問診回答状況確認ユニット19と接続している。
システム運営管理者41は、インターフェース5C、ラインL5を介して、医療・健康管理者31側のメッセージ送受信ユニット18と、問診回答状況確認ユニット19と、システム関与者登録ユニット21と、問診・診察セット登録ユニット22と接続している。
そして、記憶ユニット20(データベース)は、ラインL3を介して、上記ユニット15〜19、21、22と接続されている。
図1、図2において、第2の領域E2は、IP−VPN250またはそれ以上に安全性の高い通信網と、当該通信網に接続可能な端末機器(図示の実施形態に係るシステム専用の端末機器(図1における図示を省略))によって構成されている。
医療・健康管理者31は、管理担当する被験者1の体況情報について、図示の健康管理システム500におけるデータセンター100にアクセスし、必要な体況情報を閲覧することができる。医療・健康管理者31は必要に応じて、自らの専用端末(コンピュータPC等)により、体況情報を出力(ダウンロード)することができる。
データセンター100の記憶ユニット20には、問診セットに対する被験者1の回答(個々の問診への回答)が、定量化されたデータとして保存されている。
個々の問診は、「問診番号」、「問題」、「回答入力欄または回答選択肢」、「しきい値」「重みづけ値」から構成されており、その内容、個々の問診におけるリスト上の序列は、変更、更新されることはない。問診回答データの整合性、正確性、有意性、継続性、比較容易性を維持するためである。
「重みづけ値」を利用して問診回答に評点をつける方式の問診については、健康管理システム500の外部へ問診回答データを出力し、健康管理システム500の外部で「重みづけ処理」等を行なうことが出来る。
個々の問診は、問診の作成に適した者である医療・健康管理者31によって作成され、作成順に、規定された序列に従って、健康管理システム500上に登録される。
複数の問診を組み合わせて問診セットを編成するのに適当な者(医療・健康管理者)31によって、登録された個々の問診を用いて問診セットが編成される。
問診セットに対する回答は、定量化されたデータとして記憶ユニット20に保存される。
例えば強度の程度等に関する問診の場合には、定量データとして保存することが好適である。
問診セットに対する回答が定性的なデータである場合に、当該データを定量データ化するため、図示の実施形態に係る健康管理システム500においては、問診に対する回答を、3〜5段階に区分している。ただし、個々の問診について、必要な詳細度に応じて、区分数を変更することが可能である。
例えば医療・健康管理者31の様に、被験者1への問診セットの割り当てをすることに適した者が、被験者1に対して問診セットを割り当て、セットする(図20〜図22参照)。同一疾患の患者が複数存在する場合や、同一の体況情報等について収集するという目的を保有する者が複数存在する場合には、当該複数の者に対して同一の問診セットを割り当てる。
図1、図2に示す健康管理システム500には、医療・健康管理者31が、被験者1の体況情報、それから得られる情報、注釈、所見等を入力、登録、保存できる領域が存在する。また、図1、図2において健康管理システム500には、電子ファイル化、電子画像化または電子文書化された被験者1の体況情報、施術、投薬情報等の医療カルテ等記載事項を登録、保存できる領域や、被験者1の体況情報、施術、投薬情報等の医療カルテ等記載事項から得られる情報、注釈、所見等を登録、保存できる領域も確保されている。
医療・健康管理者31は、被験者1との直接面談時(診断)に得た被験者1の体況情報、それから得られる情報を、健康管理システム500における記録、保存領域(記憶ユニット20)に、直接、入力して登録することができる。
医療・健康管理者31は、被験者1と直接面談して診断を行った際に収集される情報(詳細ではあるが断続的な体況情報)と、被験者1と直接面談(診断)を行う間の期間において(図示の実施形態に係るサービスを利用することにより)継続的に収集された被験者の体況情報を、照合、突合、検証することができる。それにより信頼性が高く、より有効な診断が実現される。
また、図1、図2の健康管理システムに500によれば、従来は医療・健康管理者31毎(医療機関3毎)に、異なるフォーマットで記憶されていた情報(医療・健康管理者31が、被験者1と直接面談して診断を行った際に得た体況情報、それから得られる情報、注釈、所見等)を、直接に、図1、図2の健康管理システム500に登録、保存することにより、一元的に管理することができる。
そして、被験者1が、常に自身の体況情報のデータを保持することが可能となる。すなわち、いわゆる「パーソナルヘルスレコード」が、被験者1に提供される。
次に、図4及び図5を参照して、被験者1による体況登録について説明する。
図4で示す体況登録ユニット12は、被験者1による体況登録を実行するために設けられている。
体況登録ユニット12は、ログイン承認ブロック121と、ログイン承認結果通知ブロック122と、アクセス権限付与ブロック123と、問診ブロック124と、記憶ユニット20とを備えている。
記憶ユニット20は、図2で示す記憶ユニット20と同一であり、後述するユニット11〜19、21、22の各々における記憶ユニット20と共用されている。
問診ブロック124は、「問診部」124Aと、「異常回答、承認要求部」124Bと、「異常回答、判定部」124Cと、「メッセージ送信ブロック」124Dを備えている。
被験者1による体況登録に際して、被験者1は、インターフェース5、ラインL12aを介して、ログイン承認ブロック121及びログイン承認結果通知ブロック122と接続する。
ログイン承認結果通知ブロック122は、アクセス承認の場合には、ラインL12b、分岐点B、ラインL12cを介して、アクセス権限付与ブロック123と接続する(アクセス承認の場合の経路)。
また、ログイン承認結果通知ブロック122は、ログイン非承認の場合には、ラインL12b、分岐点B、ラインL12dによって(インターフェース5Aを介して)、被験者1と接続している(ログイン非承認の場合の経路)。
図4において、作図上の便宜として被験者1が上下に表示されているが、両者は同一である。
インターフェース5とインターフェース5Aは、同一であってもよい。
ログイン承認ブロック121は、記憶ユニット(データベース)20と、ラインL12e及びラインL12fによって接続されている。ラインL12eを介して、ログイン承認ブロック121からのログイン情報が記憶ユニット20に送信される。そしてラインL12fを介して、記憶ユニット20から照合結果がログイン承認ブロック121に送信される。
記憶ユニット20は、アクセス権限付与ブロック123とラインL12gで接続されている。ラインL12gを介して、記憶ユニット20からアクセス権限付与ブロック123に対して、アクセス権限設定情報が与えられる。
被験者1は、インターフェース5を介して、ラインL12hによって問診ブロック124と接続される。被験者1からのアクセスが認められた場合に、被験者1は、問診ブロック124に自身の体況を入力(回答)するように構成されている。
記憶ユニット20は、ラインL12i及びラインL12jを介して、問診ブロック124に接続されている。
ラインL12iを介して、被験者1が入力した体況が問診ブロック124から記憶ユニット20に登録されるように構成されている。そしてラインL12jを介して、記憶ユニット20から問診ブロック124における問診部124Aに対して、後述する問診セットが送信されるように構成されている。
記憶ユニット20は、ラインL12kを介して、問診ブロック124における「異常回答、判定部」124Cと接続されている。そして記憶ユニット20は、ラインL12mを介して、問診ブロック124における「メッセージ送信ブロック」124Dと接続されている。
「異常回答、判定部」124Cは、ラインL12k経由でアラートメッセージを記憶ユニット20に送信するように構成されている。「メッセージ送信ブロック」124Dは、ラインL12mを経由してメッセージを記憶ユニットに送信するように構成されている。
アクセス権限付与ブロック123は、ラインL12nを介して問診ブロック124に接続されている。
ラインL12gを介して、記憶ユニット20からアクセス権限付与ブロック123に対して、アクセス権限設定情報を送るように構成されている。
問診ブロック124は、ラインL12o、インターフェース5Aを介して、被験者1と接続されている。
上述したように、インターフェース5とインターフェース5Aは、同一であってもよい。
次に、主として図5を参照して、体況ユニット12における体況登録の手順について説明する。
図5のステップSa1において、被験者1は、データセンター100の体況登録ユニット12にアクセスする。そしてステップSa2で、ログインIDとパスワードを入力する。
体況登録ユニット12のログイン承認ブロック121は、ログインを承認するか否かを判断する(ステップSa3)。ログインが承認されない場合には(ステップSa3がNO)、ステップSa2に戻り、再びステップSa2以降を繰り返す。
一方、ログイン承認ブロック121によりログインが承認された場合には(ステップSa3がYES)、ステップSa4に進む。
ステップSa4では、メニュー画面が表示され、問診回答が開始され(ステップSa5)、ステップSa6に進む。ステップSa6では、被験者1は、問診メニューを選択する。
ステップSa7では問診画面が表示され、ステップSa8で被験者1は、問診ウェブサイトに掲示されたアンケート式の問診に回答することにより、被験者1自身の体況情報等を入力する。
例えば、ウェブページの1ページにつき問診が一つ提示され、被験者1は一つの問診に対して一つの回答を要求される。被験者1は回答入力後、「次へすすむ」という処理を行なうことにより、正しい値が正しく入力されたことを確認することができる。そして、次の問診が提示されたならば、被験者1は、さらに次のウェブページを進む。
被験者1が、誤入力する等の理由により、入力した回答の値を正しくないことを確認した場合や、入力した値に疑義を感じた場合には、当該問診が提示されたウェブページに戻り、正しい値を入力し直すことができる。
回答時に体温等の数値を入力することを要求する問診においては、しきい値が設けられており、誤った値が入力されることを防止している。しきい値を超えた値、すなわち誤った入力である可能性が高い回答の入力が実行された場合(例えば、ステップSa9がYES)には、直ちにその旨が被験者1に伝えられる(例えば、ステップSa10)。入力した値の確認を最大3度実施する(例えば、ステップSa9がYESでステップSa12がYESのループが最大で3回繰り返される)。
数値回答を求める問診に設定されるしきい値は、医師、医療関係者31等のように、しきい値の決定に適していると判断される者によって決められて、当該問診に設定される。
また、しきい値は妥当性のあるものとしているが、被験者1がそれを超える値を3度の確認要求に対して、その入力値に固執する場合には、図示の実施形態に係るシステムは、被験者1が固執する値が当該被験者1における特有の値として受入れて、処理を実行する様に構成されている。
数値回答を求める問診には、回答者の体況の不調を認識させるためのしきい値が設けられている。そして、当該しきい値を超える回答が入力された場合には(例えば、ステップSa9がYES)警戒メッセージを表示して(例えば、ステップSa10)、被験者1の注意を喚起するように構成されている。
図5では明示されていないが、健康管理システム500は、被験者1が体調の不調を認識するに値する回答を検知した場合に、当該被験者1を管理、指導する医療・健康管理者31に対して、異常値発生メッセージを送信する。
図5のステップSa9において、体況登録ユニット12は、被験者の入力した回答(体況、例えば、熱や血圧の値等)に異常値があるか否かを判断する。
被験者の入力した回答に異常値がある場合(ステップSa9がYES)は、次のステップSa10に進む。一方、被験者の入力した回答に異常値が無い場合(ステップSa9がNO)は、Sa13に進む。
ステップSa10では、回答(体況)確認訂正要求画面が表示される。被験者1は、ステップSa11で回答(体況)を再入力する。
ステップSa12において、体況登録ユニット12は、被験者の再入力した回答に異常があるか否かを判断する。上述した様に、図5のフローチャートでは、ステップSa10における回答確認訂正要求は、合計3回までとなっている。
ステップSa11で被験者1が再入力した回答に異常がある場合(ステップSa12がYES)は、ステップSa10に戻る。被験者1が再入力した回答に異常が無い場合(ステップSa12がNO)は、ステップSa13に進む。
ステップSa13では、回答確認訂正要求画面が表示される。そしてステップSa14では、体況登録ユニット12は回答が訂正されたか否かを判断する。
回答が訂正されたのであれば(ステップSa14がYES)、ステップSa7まで戻り、再びステップSa7以降を繰り返す。一方、回答が訂正されないのであれば(ステップSa14がNO)、ステップSa15に進み、体況登録ユニット12は、問診回答を終了するのか否かを判断する。
問診回答が終了しない場合には(ステップSa15がNO)、ステップSa7まで戻り、再びステップSa7以降を繰り返す。一方、問診回答が終了するのであれば(ステップSa15がYES)、ステップSa16に進む。
ここで、問診の数は、回答することによって被験者1に負担が掛からないと思われる回数に設定されている。
ステップSa16において、体況登録ユニット12は問診回答データを取得する。そしてステップSa17において、被験者管理者31へのコメント・メッセージ入力画面を表示する。
ステップSa17において、被験者1は、一連の問診の最後に用意されたコメント欄に、コメントを入力することができる。このコメント欄はフリーライティングスペースとして、文書日記等の入力欄としても使用することができる。被験者1が当該コメント欄に入力した内容は、当該被験者本人と、当該被験者を担当する医療・健康管理者31が閲覧することができる。
また、被験者1がコメント欄に入力した日記やコメント等の内容に対して、当該被験者を担当する医療・健康管理者31は、必要に応じて当該コメントに応答するメッセージを、当該被験者に対して送信することもできる。
ステップSa18では、コメント及び/またはメッセージを送信するか否かが判断される。コメント及び/またはメッセージを送信するのであれば(ステップSa18がYES)、ステップSa19に進む。一方、コメント及び/またはメッセージを送信しないのであれば(ステップSa18がNO)、ステップSa22まで進む。
ステップSa19では、コメント及び/またはメッセージを入力し、それらを送信し(ステップSa20)、ステップSa21で本システムにおける記憶ユニット20がメッセージを記憶する。ステップSa22では、問診回答を終了し、ステップSa23に進む。
ステップSa23では、体況登録ユニット12は、他のメニューを使用するか否かを判断する。
他のメニューを使用するのであれば(ステップSa23がYES)、ステップSa4まで戻り、再びステップSa4以降を繰り返す。一方、他のメニューを使用しないのであれば(ステップSa23がNO)、ログアウトして(ステップSa24)、体況登録に関する一連の制御を終了する。
図4、図5おいて、体況登録ユニット12で被験者1が登録した体況情報のデータは、どの被験者1のデータをダウンロード(出力)する場合(例えば、図18、図19参照)においても、問診マスタリスト(図23、図24参照)に登録された全ての問診の番号順に(換言すれば「問診番号」順に)ダウンロードする。被験者間の体況情報データを比較し易くして、且つ、データのいわゆる「取りこぼし」を防止するためである。
表1において問診回答データを例示し、表2において問診回答データレコードを例示する。
Figure 2014032440
Figure 2014032440
表1で例示する問診回答データでは、最も左方の縦の列において、上から下に向かって「問診番号」が記載されている。
表1で例示する問診回答データレコードでは、問診回答の作成開始日時昇順に縦列に整列されている。
表2の最も左方の「データ生成日時」の列において、「Y/M/D/H/M/S」は問診回答データの生成された「年/月/日/時/分/秒」を意味している。
表1、表2において、「Null(データなし)」は「データがゼロ(0)」を意味するものではなく、「データを取っていない」、或いは「データを取れなかった」を意味するものである。表1、表2のデータ形式はCSVや、TXTであり、他の健康管理システムへの投入、加工が容易なデータ形式が採用されている。
次に、図6、図7を参照して、被験者、医療・健康管理者、システム運用管理者によるメッセージの送受信について説明する。
図6は、メッセージの送受信を行うユニット(以下、「メッセージ送受信ユニット」と言う)11の構成を示している。なお、図3において、メッセージ送受信ユニットは符号11で示すユニットと符号18で示すユニットに分離して示されているが、図6で示すメッセージ送受信ユニット11は、図3におけるユニット11、18を統合した構成となっている。
図6において、メッセージ送受信ユニット11は、ログイン承認ブロック111と、ログイン承認結果通知ブロック112と、アクセス権限付与ブロック113と、送信ブロック114と、受信ブロック115と、記憶ユニット20とを備えている。
記憶ユニット20は、図3に記載の記憶ユニット20と同一であり、データセンター100におけるユニット11〜19、21、22の記憶ユニット20と共用している。
関与者MR(被験者1、医療・健康管理者31、システム運用管理者41)は、インターフェース5、ラインL11aを介して、ログイン承認ブロック111及びログイン承認結果通知ブロック112と接続している。
ログイン承認結果通知ブロック112は、ログインを承認する場合には、ラインL11b、分岐点B1、ラインL11cを介して、アクセス権限付与ブロック113と接続する(ログイン承認の場合の経路)。
また、ログイン承認結果通知ブロック112は、ログインを承認しない場合には、ラインL11b、分岐点B1、ラインL11d、分岐点B2、ラインL111dによって(インターフェース5BCを介して)、医療・健康管理者31及びシステム運営管理者41と接続している(ログイン非承認の場合の経路)。或いは、ログイン承認結果通知ブロック112は、ログインを承認しない場合には、ラインL11b、分岐点B1、ラインL11d、分岐点B2、ラインL112dによって(インターフェース5Aを介して)、被験者1と接続している(ログイン非承認の場合の経路)。
図6の上下において、関与者MR(被験者1、医療・健康管理者31、システム運用管理者41)が表示されているのは、図示の便宜のためである。
インターフェース5と、インターフェース5Aは、同一であってもよい。
ログイン承認ブロック111は、記憶ユニット(データベース)20と、ラインL11e、ラインL11fによって接続されている。ラインL11eを介して、ログイン情報がログイン承認ブロック111から記憶ユニット(データベース)20に送信される。そして、ラインL11fを介して、照合結果が記憶ユニット20からログイン承認ブロック121に送信される。
記憶ユニット20は、ラインL11gを介してアクセス権限付与ブロック113と接続されており、ラインL11gを介して、記憶ユニット20からアクセス権限付与ブロック113にアクセス権限設定情報が与えられる。
アクセス権限付与ブロック113は、ラインL11hを介して送信ブロック114と接続されている。そして、ラインL11hを介して、アクセス権限が、アクセス権限付与ブロック113から送信ブロック114に対して与えられる。
アクセス権限付与ブロック113は、ラインL11kを介して、受信ブロック115と接続されている。そしてラインL11kを介して、アクセス権限が、アクセス権限付与ブロック113から受信ブロック115に対して与えられる。
関与者MR(被験者1、医療・健康管理者31、システム運用管理者41)は、インターフェース5、ラインL11hを介して送信ブロック114と接続している。そして、関与者MRから送信ブロック114にメッセージを送信する。
送信ブロック114は、記憶ユニット20とラインL11i及びラインL11jで接続されている。ラインL11iを介して、記憶ユニット20から送信ブロック114に、メッセージ送信可先リストを送信する。そしてラインL11jを介して、送信ブロック114から記憶ユニット20に対してアクセス権限付与のメッセージを送信する。
また、送信ブロック114は、ラインL11o、分岐点B3、インターフェース5BC、ラインL111oを介して、領域2の関与者である医療・健康管理者31、システム運用管理者41(図6では下方の関与者MRにおける医療・健康管理者31、システム運用管理者41)と接続しており、メッセージ送信通知を発信する。
さらにまた、送信ブロック114は、ラインL11o、分岐点B3、ラインL112o、インターフェース5Aを介して、領域1の関与者である被験者1(図6では下方の関与者MRにおける被験者1)と接続しており、メッセージ送信通知を発信する。
関与者MR(被験者1、医療・健康管理者31、システム運用管理者41:図6では情報の関与者MR)は、インターフェース5を介して、ラインL11mによって受信ブロック115と接続し、関与者MRがメッセージを受信したことを受信ブロック115に送信する。
受信ブロック115は、記憶ユニット20とラインL11nで接続され、記憶ユニット20からメッセージを受信する。
また、受信ブロック115は、ラインL11p、インターフェース5BCを介して、領域2の関与者MRの内の医療・健康管理者31、システム運用管理者41(図6では下方の関与者MRの内の医療・健康管理者31、システム運用管理者41)と接続し、アラートメッセージを送信する。
さらに、受信ブロック115は、ラインL11q、分岐点B4、ラインL111q、インターフェース5Aを介して、領域1の関与者である被験者1(図6では下方の関与者MRの内の被験者1)と接続しており、メッセージを送信する。そして受信ブロック115は、ラインL11q、分岐点B4、インターフェース5BC、ラインL112qを介して、領域2の関与者MRの内の医療・健康管理者31、システム運用管理者41(図6では下方の関与者MRの内の医療・健康管理者31、システム運用管理者41)と接続し、メッセージを送信する。
次に、主として図7を参照して、メッセージの受送信の手順を説明する。
図7のステップのステップSb1において、被験者1は、データセンター100のメッセージ送受信ユニット11にアクセスし、ステップSb2で、ログインIDとパスワードを入力する。
メッセージ送受信ユニット11のログイン承認ブロック111は、ログインを承認するか否かを判断する(ステップSb3)。
ログインを承認しないのであれば(ステップSb3がNO)、ステップSb2に戻り、再びステップSb2以降を繰り返す。一方、ログインを承認するのであれば(ステップSb3がYES)、ステップSb4に進む。
ステップSb4では、メニュー画面が表示され、メッセージ送信・確認が開始される(ステップSb5)。ステップSb6に進み、関与者MR(被験者1、医療・健康管理者31、システム運用管理者41)が、メッセージ送信・確認メニューを選択するための画面が、関与者MRの情報端末に表示される。
ステップSb7でメッセージ送信・確認画面が表示される。そしてステップSb8で、メッセージ送受信ユニット11は、メッセージが送信されたか否かを判断する。
メッセージが送信されたならば(ステップSb8がYES)、ステップSb9に進み、送信されていなければ(ステップSb8がNO)、ステップSb17まで進む。
ステップSb9では、メッセージ送受信ユニット11は、メッセージ送信先は一つに限定されているか否かを判断する。メッセージ送信先が一つに限定されている場合は(ステップSb9がYES)、ステップSb12まで進み、メッセージ送信先が一つに限定されていない場合は(ステップSb9がNO)、ステップSb10に進む。ステップSb10では、メッセージ送受信ユニット11は、送信先を選択し、ステップSb11で送信先を変更するか否かを判断する。送信先を変更する場合は(ステップSb11がYES)、ステップSb10に戻り、送信先を変更しない場合は(ステップSb11がNO)、ステップSb12に進む。
ステップSb12で関与者MRがメッセージを入力したならば、メッセージ内容確認画面が表示される(Sb13)。
ステップSb14において、メッセージ送受信ユニット11は、メッセージに変更があるか否かを判断する。
メッセージに変更がある場合は(ステップSb14がYES)、ステップSb15に進み、メッセージに変更がない場合は(ステップSb14がNO)、ステップSb12まで戻り、ステップSb12以降を繰り返す。
ステップSb15では、メッセージを送信し、次のステップSb16でメッセージを表示する。ステップSb17に進み、メッセージ送受信ユニット11は、受信メッセージを確認したか否かを判断する。受信メッセージを確認したならば(ステップSb17がYES)、ステップSb18に進む。一方、受信メッセージを確認しない場合は(ステップSb17がNO)、ステップSb22まで進む。
ステップSb18で、関与者MRはメッセージ送信・確認メニューを選択する。そして、ステップSb19でメッセージが表示され、ステップSb20で受信メッセージ閲覧画面が表示されて、ステップSb21に進む。
ステップSb21では、メッセージ送受信ユニット11は、受信メッセージに返信したか否かを判断する。受信メッセージに返信したのであれば(ステップSb21がYES)、ステップSb12まで戻る。一方、受信メッセージに返信していないのであれば(ステップSb21がNO)、次のステップSa22に進む。
ステップSb22でメッセージの送信・確認処理を終了する。そして、ステップSb23において、メッセージ送受信ユニット11は、他のメニューを使用するか否かを判断する。他のメニューを使用するのであれば(ステップSb23がYES)、ステップSb4まで戻り、再びステップSb4以降を繰り返す。一方、他のメニューを使用しないのであれば(ステップSb23がNO)、ステップSb24でログアウトして、メッセージの受送信に関する一連の処理を終了する。
図示の実施形態において、システム関与者MRは、与えられた権限に従い(図20〜図22参照)、メッセージを作成し、送信する。また、他のシステム関与者MRが作成したメッセージを受信、閲覧し、それに応答するべく返信メッセージを作成し、送信する。
所定のシステム関与者MR(例えば、図示の実施形態に係るシステム及びサービスの運営事業者、当該運営事業者に類する者41)は、全てのメッセージを常に閲覧、検疫する権限と責任を持ち、図示の実施形態に係るシステム及びそれによるサービスの維持、運営に悪影響を及ぼす恐れの有るメッセージ(いわゆる「危険な」メッセージ)を排除し、当該危険なメッセージの作成者、送信者を特定して排除する等の責任を負う。
図示の実施形態に係るシステム及びサービスの運営事業者41は、運営上必要であると判断される場合には、全てのシステム関与者MRに対して、任意の時点でメッセージを送信することができる。
係るメッセージの種類は、全体への公開メッセージ、限定された対象への非公開メッセージ、いわゆる「1対1」のメッセージ、いわゆる「1対複数」のメッセージ、いわゆる「1対全体」のメッセージである。
換言すれば、明確には図示されていないが、(図示の実施形態に係るシステム及びサービスの)運営事業者(あるいは、それに類する者)41が、上述した様なメッセージの発信が可能となる様に、図示の実施形態に係るシステムにおけるメッセージ送受信ユニット11には、メッセージの個別配信、同報配信、掲示の機能が設けられている。
ここで、被験者1が問診の最後にコメント欄に入力するメッセージ(図4、図5参照)は、当該被験者1を担当する医療・健康管理者31が閲覧できる様に、初期設定されている(図20〜図22参照)。
図示はされていないが、被験者1が問診の最後にコメント欄に入力するメッセージ以外の全てのメッセージについて、メッセージの作成、送信を企図するシステム関与者MRは、その送信先を予め登録、設定しておく。予め送信先として登録、設定するに際しては、登録、設定を希望する送信先に対して、メッセージ送信先として登録、設定することについて、許可を要請する(許可を得る)。
メッセージの送信先として登録、設定することを要請されたシステム関与者MRは、その是非を、システム運営管理者41に回答する。回答を受けたシステム運営管理者41は、当該回答を、登録、設定を希望するシステム関与者(メッセージの送信先を予め登録、設定することを希望するシステム関与者41)へ通知する。
メッセージ送信の登録、設定の許可を得ていない場合には、当該送信先(予めメッセージ送信先として登録、設定を許可しなかった送信先)を、メッセージの送信先として登録、設定することができない様に構成されている。
予めメッセージ送信の登録、設定を許可しなかった送信先に対しては、メッセージを送信することができないことに加えて、メッセージ掲示の機能を選択した場合にも、掲示されたメッセージを閲覧しない様に構成されている。
図示はされていないが、実施形態に係るシステムにおいて、メッセージの作成、送信を企図し、あらかじめメッセージの送信先を登録、設定することを希望するシステム関与者MRは、システム運営管理者41に対して連絡をし、システム運営管理者41が送信先へ対して送信先として登録、設定することについての是非を問い合わせている。
上述した問い合わせ、回答、通知の一連の処理は、実施形態に係るシステム内で行われ、当該システムの外部で行われることはない。
メッセージの送信先として登録、設定された後に、メッセージの送信先として登録、設定されたことを解除すること(メッセージ送信先としての登録、設定を解除すること)、当該解除の後におけるメッセージの受信拒否は、解除を希望するシステム関与者自身が行う。
次に、図8、図9を参照して、被験者による問診回答・診察・診断データ閲覧について説明する。
図8は、データセンター100における被験者1による問診回答・診察・診断データ閲覧ユニット(以下、「被験者1側データ閲覧ユニット」と言う)15の構成を示している。
図8において、被験者1側データ閲覧ユニット13は、ログイン承認ブロック131と、ログイン承認結果通知ブロック132と、アクセス権限付与ブロック133と、問診回答・診察・診断データ送信ブロック(以下、「データ送信ブロック」と言う)134と、記憶ユニット20とを備えている。
記憶ユニット20は、図3に記載の記憶ユニット20と同一であり、データセンター100におけるユニット11〜19、21、22の各々における記憶ユニット20と共通である。
被験者1は、インターフェース5を介して、ラインL13aによってログイン承認ブロック131及びログイン承認結果通知ブロック132と接続している。
ログイン承認結果通知ブロック132は、ログインを承認する場合には、ラインL13b、分岐点B、ラインL13cによってアクセス権限付与ブロック133と接続している(ログイン承認の場合の経路)。
また、ログイン承認結果通知ブロック132は、ログインを承認しない場合には、ラインL13b、分岐点B、ラインL13d、インターフェース5Aを介して、被験者1と接続している(ログイン非承認の場合の経路)。
図8において、作図上の便宜として被験者1が上下に表示されているが、両者は同一である。
インターフェース5とインターフェース5Aは、同一であってもよい。
ログイン承認ブロック131は、記憶ユニット20と、ラインL13e及びラインL13fによって接続されている。ラインL13eを介して、ログイン承認ブロック131からログイン情報が記憶ユニット20に送信される。そして、ラインL13fを介して、記憶ユニット(データベース)20から照合結果がログイン承認ブロック131に送信される。
記憶ユニット20は、アクセス権限付与ブロック133とラインL13gを介して接続されており、ラインL13gを介して記憶ユニット20からアクセス権限付与ブロック133に対してアクセス権限設定情報が与えられる。
被験者1は、インターフェース5、ラインL13hを介してデータ送信ブロック134と接続されており、アクセスが承認された場合に、被験者1はデータ送信ブロック134に対して、問診回答・診察・診断データの閲覧要求ができるように構成されている。
記憶ユニット20は、ラインL13i及びラインL13jを介してデータ送信ブロック134と接続されている。ラインL13iを介して、データ送信ブロック134から記憶ユニット20に対して、問診回答・診察・診断データが要求される。そしてラインL13jを介して、記憶ユニット20からデータ送信ブロック134に対して、問診回答・診察・診断データが開示されるように構成されている。
アクセス権限付与ブロック133は、ラインL13nを介してデータ送信ブロック134と接続され、アクセス権限をデータ送信ブロック134に与えるように構成されている。
データ送信ブロック134は、ラインL13o及びインターフェース5Aを介して被験者1と接続され、被験者1が要求した問診回答・診察・診断データを被験者1に対して開示するように構成されている。
次に、図9を参照して、被験者1側データ閲覧ユニット13におけるデータ閲覧処理の流れを説明する。
図9のステップSc1において、被験者1は、データセンター100の被験者1側データ閲覧ユニット13にアクセスし、ステップSc2でログインIDとパスワードを入力する。
被験者1側データ閲覧ユニット13のログイン承認ブロック131は、ログインを承認するか否かを判断する(ステップSc3)。
ログインを承認しないのであれば(ステップSc3がNO)、ステップSc2に戻り、再びステップSc2以降を繰り返す。一方、ログインを承認するのであれば(ステップSc3がYES)、ステップSc4に進む。
ステップSc4ではメニュー画面が表示され、ステップSc5で問診回答・診察・診断に係るデータ閲覧が開始される。そしてステップSc6で、被験者1は、問診回答・診察・診断データ閲覧メニューを選択する。
ステップSc7では、システム内に記憶された問診回答データ・診察・診断データが呼び出され、ステップSc8で、当該問診回答・診察・診断データ一が被験者1の情報端末画面に表示される。
ステップSc9では、被験者1側データ閲覧ユニット13は、閲覧対象が問診回答データに関するものであるか否かを判断する。閲覧対象が問診回答データに関するものであれば(ステップSc9がYES)、ステップSc10に進む。
ステップSc10では被験者1は問診回答日を選択して、ステップSc11で選択された問診回答日の問診回答データが選択され、ステップSc12で当該問診回答データが被験者1の情報端末画面に表示される。
ステップSc9において、閲覧対象が問診回答データに関するものでなければ(ステップSc9がNO)、ステップSc13まで進む。
ステップSc13では、診察・診断データファイルを選択し、ステップSc14でシステム内に記憶された診察・診断データを選択する。ステップSc15では、該当する診察・診断データを被験者1の情報端末画面に表示して、ステップSc16に進む。
ステップSc16では、被験者1側データ閲覧ユニット13は、他の問診回答・診察・診断に関するデータの閲覧が要求されているか否かを判断する。他の問診回答・診察・診断に関するデータ閲覧が要求されていれば(ステップSc16がYES)、ステップSc8まで戻り、再びステップSc8以降を繰り返す。
他の問診回答・診察・診断に関するデータ閲覧が要求されていなければ(ステップSc16がNO)、ステップSc17で問診回答・診察・診断データ閲覧処理を終了させて、ステップS18に進む。
ステップSc18では、他のメニューを使用するか否かが判断される。他のメニューを使用するのであれば(ステップSa18がYES)、ステップSc4まで戻り、再びステップSc4以降を繰り返す。一方、他のメニューを使用しないのであれば(ステップSc18がNO)、ステップSc19でログアウトして、データ閲覧処理に関する一連の制御を終了する。
次に、図10、図11を参照して、被験者による問診回答・診察・診断データ出力について説明する。
図10は、データセンター100における被験者1側データ出力ユニット14の構成を示している。
ここで被験者による問診回答・診察・診断データ閲覧と、被験者による問診回答・診察・診断データ出力とでは、図9と図11における「ログイン承認」について、「アクセス権限付与ブロック」からの「アクセス権原」の内容が異なっている。「出力」は出力された結果が各種媒体として残存するので、「出力」が可能な者のアクセス権限が、「閲覧」の場合に比較して、硬度に設定されている。すなわち、「出力」については、「閲覧」よりも高い権限が要求されている。
図10において、被験者1側データ出力ユニット14は、ログイン承認ブロック141と、ログイン承認結果通知ブロック142と、アクセス権限付与ブロック143と、問診回答・診察・診断データ送信ブロック(以下、「データ送信ブロック」と言う)144と、記憶ユニット20とを備えている。
記憶ユニット20は、図3に記載の記憶ユニット20と同一であり、データセンター100における各ユニットの記憶ユニット20と共用している。
被験者1は、インターフェース5、ラインL14aを介して、ログイン承認ブロック141、ログイン承認結果通知ブロック142と接続している。
ログイン承認結果通知ブロック142は、ログインを承認する場合には、ラインL14b、分岐点B、ラインL14cを介して、アクセス権限付与ブロック143と接続している(ログイン承認の場合の経路)。
一方、ログインを承認しない場合には、ログイン承認結果通知ブロック142は、ラインL14b、分岐点B、ラインL14d、インターフェース5Aを介して、被験者1と接続している(ログイン非承認の場合の経路)。
図10において、作図上の便宜として被験者1が上下に表示されているが、両者は同一である。
インターフェース5とインターフェース5Aは、同一であってもよい。
ログイン承認ブロック141は、記憶ユニット(データベース)20と、ラインL14e及びラインL14fを介して接続されている。ラインL14eを介して、ログイン承認ブロック141からログイン情報が記憶ユニット20に送信される。そしてラインL14fを介して、照合結果が記憶ユニット20からログイン承認ブロック141に送信される。
記憶ユニット20は、ラインL14gを介してアクセス権限付与ブロック143と接続され、ラインL14gを介してアクセス権限設定情報が記憶ユニット20からアクセス権限付与ブロック143に与えられる。
被験者1は、インターフェース5、ラインL14hを介してデータ送信ブロック144と接続されている。
アクセスが商人された場合に、被験者1がデータ送信ブロック144に対して、問診回答・診察・診断データの出力要求を行うように構成されている。
記憶ユニット20は、ラインL14i及びラインL14jを介してデータ送信ブロック144と接続されている。ラインL14iを介して、データ送信ブロック144から記憶ユニット20に対して、問診回答・診察・診断データを要求する。そしてラインL14jを介して、記憶ユニット20からデータ送信ブロック144に、問診回答・診察・診断データを開示するように構成されている。
アクセス権限付与ブロック143はラインL14nを介してデータ送信ブロック144と接続され、アクセス権限をデータ送信ブロック144に与えるように構成されている。
データ送信ブロック144は、ラインL14o、インターフェース5Aを介して被験者1Aと接続可能であり、被験者1が要求した問診回答・診察・診断データを被験者1に出力するように構成されている。
次に、図11を参照して、被験者1側データ出力ユニット14におけるデータ出力の手順を説明する。
図11のステップSd1において、被験者1は、データセンター100の被験者1側データ出力ユニット14にアクセスし、ステップSd2で、ログインIDとパスワードを入力する。
被験者1側データ出力ユニット14のログイン承認ブロック141は、ログインを承認するか否かを判断する(ステップSd3)。
ログインを承認しないのであれば(ステップSd3がNO)、ステップSd2に戻り、再びステップSd2以降を繰り返す。一方、ログインを承認するのであれば(ステップSd3がYES)、ステップSd4に進む。
ステップSd4ではメニュー画面が表示され、問診回答・診察・診断に係るデータ出力が開始される(ステップSd5)。ステップSd6で、被験者1が問診回答・診察・診断データ出力メニューを選択する。
ステップSd7では、システム内から問診回答データ・診察・診断データを呼び出し、ステップSd8では問診回答・診察・診断データ出力画面が表示される。
ステップSd9では、被験者1側データ出力ユニット14は、出力対象が問診回答データに関するものであるか否かを判断する。出力対象が問診回答データに関するものであれば(ステップSd9がYES)、ステップSd10に進む。
ステップSd10では、被験者1は問診回答データの発生初日と最終日を選択してシステム内に記憶されている問診回答データを選択し(ステップSc11)、ステップSd12で出力するべき問診回答データのCSVファイル化を行う。そしてステップSd13で、問診回答データの出力を終了し、ステップSd18に進む。
一方、出力対象が問診回答データに関するものでなければ(ステップSd9がNO)、ステップSc14まで進む。
ステップSd14では診察・診断データファイルを選択し、ステップSd15でシステム内に記憶されている診察・診断データファイルを選択する。そしてステップSd16に進み、該当する診察・診断データを出力し、診察・診断データの出力処理を終了する(ステップSd17)。そして、ステップSd18に進む。
ステップSd18では、被験者1側データ出力ユニット14は、他の問診回答・診察・診断に関するデータを出力するか否かを判断する。他の問診回答・診察・診断に関するデータを出力するのであれば(ステップSd18がYES)、ステップSd8まで戻り、再びステップSd8以降を繰り返す。一方、他の問診回答・診察・診断に関するデータを出力するのでなければ(ステップSd18がNO)、ステップSd19で問診回答・診察・診断データ出力処理を終了させる。
ステップSd20で被験者1側データ出力ユニット14は、他のメニューを使用するか否かを判断する。他のメニューを使用するのであれば(ステップSd20がYES)、ステップSd4まで戻り、再びステップSd4以降を繰り返す。一方、他のメニューを使用しないのであれば(ステップSd20がNO)、ステップSd21でログアウトして、データ出力処理に関する一連の制御を終了する。
次に、図12、図13を参照して、医療・健康管理者31による被験者1からの問診回答状況確認について説明する。
図12において、問診回答状況確認ユニット19は、ログイン承認ブロック191と、ログイン承認結果通知ブロック192と、アクセス権限付与ブロック193と、問診回答・診察・診断データ送信ブロック(以下、「データ送信ブロック」と言う)194と、記憶ユニット20とを備えている。
記憶ユニット20は、図3に記載の記憶ユニット20と同一であり、データセンター100におけるユニット11〜19、21、22の各々における記憶ユニット20と共用している。
関与者MR2(医療・健康管理者31、システム運用管理者41)は、インターフェース5を介して、ラインL19aによってログイン承認ブロック191及びログイン承認結果通知ブロック192と接続している。
ログイン承認結果通知ブロック192は、ラインL19b、分岐点B、ラインL19cによってアクセス権限付与ブロック193と接続している(承認の場合の経路)。
また、ログイン承認結果通知ブロック192は、ラインL19b、分岐点B、ラインL19dによって(インターフェース5BCを介して)、関与者MR2(医療・健康管理者31、システム運用管理者41)と接続している(非承認の場合の経路)。
図12において、作図上の便宜として関与者MR2(医療・健康管理者31、システム運用管理者41)が上下に表示されている。
インターフェース5とインターフェース5BCは、同一であってもよい。
ログイン承認ブロック191は、記憶ユニット(データベース)20と、ラインL19e及びラインL19fを介して接続されている。ラインL19eを介して、ログイン情報が、ログイン承認ブロック191から記憶ユニット20に送信される。そしてラインL19fを介して、照合結果が、記憶ユニット20からログイン承認ブロック191に送信される。
記憶ユニット20は、ラインL19gを介してアクセス権限付与ブロック193と接続されている。ラインL19gを介して、記憶ユニット20からアクセス権限付与ブロック193に対して、アクセス権限設定情報が与えられる。
関与者MR2は、インターフェース5、ラインL19hを介して、データ送信ブロック194と接続されている。アクセスが承認された場合に、関与者MR2は、データ送信ブロック194に問診回答状況確認要求を行うように構成されている。
記憶ユニット20は、ラインL19i及びラインL19jを介して、データ送信ブロック194と接続されている。ラインL19iを介して、問診回答状況データが、データ送信ブロック194から記憶ユニット20に対して要求される。ラインL19jを介して、問診回答状況データが、記憶ユニット20からデータ送信ブロック194に開示される。
アクセス権限付与ブロック193は、ラインL19nを介してデータ送信ブロック194と接続される。ラインL19nを介して、アクセス権限が、アクセス権限付与ブロック193からデータ送信ブロック194に伝達される。
データ送信ブロック194は、ラインL19o、インターフェース5Aを介して、関与者MR2と接続可能である。そしてデータ送信ブロック194は、関与者MR2が要求した問診回答・診察・診断データを被験者に出力して開示するように構成されている。
次に、図13を参照して、問診回答状況確認ユニット19における問診回答状況確認処理の手順を説明する。
図13のステップSe1において、関与者MR2は、データセンター100の問診回答状況確認ユニット19にアクセスして、ステップSe2でログインIDとパスワードを入力する。
問診回答状況確認ユニット19のログイン承認ブロック191は、ログインを承認するか否かを判断する(ステップSe3)。
ログインを承認しないのであれば(ステップSe3がNO)、ステップSe2に戻り、再びステップSe2以降を繰り返す。一方、ログインを承認するのであれば(ステップSe3がYES)、ステップSe4に進む。
ステップSe4でメニュー画面が表示され、ステップSe5で問診回答データが表示される。ステップSe6では、関与者MR2が問診回答状況確認メニューを選択し、ステップSe7では、関与者MR2の情報機器の画面に問診回答状況確認画面が表示される。
ステップSe8では、問診回答状況確認ユニット19は、問診回答状況確認の対象となる被験者1が継続的未回答状態、すなわち、異常状態に陥っているか否かを判断する。対象となる被験者1が異常状態に陥っていることを発見したならば(ステップSe8がYES)、ステップSe9に進む。一方、対象となる被験者1が異常状態に陥っていなければ(ステップSe8がNO)、ステップSe4まで戻り、他の被験者1について、再びステップSe4以降を繰り返す。
ステップSe9では、問診回答状況確認ユニット19は、継続的未回答状態の被験者1(異常状態に陥っている被験者1)に連絡して、継続的未回答状態の原因を問い合わせる。
ステップSe10では、問診回答状況確認ユニット19は、当該被験者の問診回答の履歴を調査し、ステップSe11では、被験者が体況異常を認知しているか否かを判断する。
被験者が体況異常を認知していれば(ステップSe11がYES)、ステップSe12に進む。
一方、被験者が体況異常を認知していなければ(ステップSe11がNO)、ステップSe4に戻り、他の被験者1について、ステップSe4を繰り返す。
ステップSe12では、問診回答状況確認ユニット19は、継続的未回答状態の被験者1に対する対策(救護対応)を手配する。
そして、ステップSe13で問診回答状況確認及びその対応を終了する。
ステップSe14において問診回答状況確認ユニット19は、他のメニューを使用するか否かを判断する。他のメニューを使用するのであれば(ステップSe14がYES)、ステップSe4まで戻り、再びステップSe4以降を繰り返す。一方、他のメニューを使用しないのであれば(ステップSe14がNO)、ステップSe15でログアウトして、問診回答状況確認処理に関する一連の制御を終了する。
ここで、問診回答状況確認ユニット19では、予め被験者1と医療・健康管理者31によって回答パターン、サイクル、頻度が設定し、問診回答状況確認ユニット19により、被験者1による問診への回答状況を監視している。
被験者1からの問診への回答状況は、例えば、下表3で示す様なカレンダー様の表(以下、「カレンダー表」と記載する)によって、医療・健康管理者31に表示される。
Figure 2014032440
表3において、「○」は問診に対して被験者が回答したことを示し、「●」は問診に対して被験者が回答していないことを示している。そして、「N」、「N+1」〜「N+8」は、日付を示している。
例えば表3で示す様なカレンダー表で被験者の問診に対する回答状況を表示すれば、当該カレンダー表を目視することによって、医療・健康管理者31は被験者1が問診に対して適正に回答しているか否かを把握することができる。
なお、表3で示す様なカレンダー表は、医療・健康管理者31のみならず、サービス提供事業者41に提示することもできる。そして、医療・健康管理者31やサービス提供事業者41は、被験者1の問診に対する回答状況を監視することができる。ここで、サービス提供事業者41は、例えば、問診や健康に関するメッセージに対する回答以外の種々のサービスを提供する者或いは機関を意味している。
次に、図14、図15を参照して、医療・健康管理者による被験者の診察・診断の登録について説明する。
図14は、データセンター100における医療・健康管理者31による被験者1の診察・診断データ登録ユニット(以下、「データ登録ユニット」と言う)15の構成を示している。
図14において、データ登録ユニット15は、ログイン承認ブロック151と、ログイン承認結果通知ブロック152と、アクセス権限付与ブロック153と、データ取込みブロック154と、外部システムデータ変換処理ブロック155と、データ保存処理ブロック156と、記憶ユニット20とを備えている。
記憶ユニット20は、図3に記載の記憶ユニット20と同一であり、ユニット11〜19、21、22の各々における記憶ユニット20と共用している。
医療・健康管理者31は、インターフェース5、ラインL15aを介して、ログイン承認ブロック151及びログイン承認結果通知ブロック152と接続している。
ログインを承認する場合には、ログイン承認結果通知ブロック152は、ラインL15b、分岐点B、ラインL15cによってアクセス権限付与ブロック153と接続している(ログイン承認の経路)。
ログインを承認しない場合には、ログイン承認結果通知ブロック152は、ラインL15b、分岐点B、ラインL15d、インターフェース5Bを介して、医療・健康管理者31と接続している(ログイン非承認の経路)。
図14において、図示の便宜から、医療・健康管理者31が上下両方に表示されている。
インターフェース5とインターフェース5Bは、同一であってもよい。
ログイン承認ブロック151は、記憶ユニット(データベース)20と、ラインL15e及びラインL15fを介して接続されている。ラインL15eを介して、ログイン情報が、ログイン承認ブロック151から記憶ユニット20に送信される。そしてラインL15fを介して、照合結果が、記憶ユニット20からログイン承認ブロック151に送信される。
記憶ユニット20は、ラインL15gを介してアクセス権限付与ブロック153と接続される。ラインL15gを介して、記憶ユニット20からアクセス権限付与ブロック153に対して、アクセス権限設定情報が与えられる。
医療・健康管理者31は、インターフェース5、ラインL15hを介して、データ取込みブロック154と接続することが出来る。そして医療・健康管理者31は、データ取込みブロック154に対して、データ取込み要求を行うことができる。
データ取込みブロック154は、ラインL15i及びラインL15jを介して、データ保存処理ブロック156と接続されている。ラインL15iを介して、データ取込みブロック154からデータ保存処理ブロック156に対して、診察・診断データが送られる。そしてラインL15jを介して、データ保存処理ブロック156からデータ取込みブロック154に対して、データ保存結果が送信される。
データ取込みブロック154は、ラインL15kを介して外部システムデータ変換処理ブロック155と接続されている。ラインL15kを介して、外部システム診察・診断データが、データ取込みブロック154から外部システムデータ変換処理ブロック155に伝送される。
外部システムデータ変換処理ブロック155とデータ保存処理ブロック156は、ラインL15mを介して接続されている。そしてラインL15mを介して、外部システムデータ変換処理ブロック155からデータ保存処理ブロック156に対して、変換処理された診察・診断データが送られる。
データ保存処理ブロック156と記憶ユニット20は、ラインL15nを介して接続されている。そしてラインL15nを介して、データ保存処理ブロック156から記憶ユニット20に対して、データ登録及びその保存要求が送信される。
また、アクセス権限付与ブロック153と、データ取込みブロック154とは、ラインL15oによって接続されている。そしてラインL15oを介して、アクセスが認められた場合に、アクセス権限付与ブロック153からデータ取込みブロック154に対して、アクセス権限が与えられる。
データ取込みブロック154は、ラインL15p、インターフェース5Bを介して、医療・健康管理者31に接続可能である。そして、データ取込みブロック154から医療・健康管理者31に対して、データ保存結果が伝送される。
次に、図15を参照して、データ登録ユニット15における診察・診断データの登録の手順を説明する。
図15のステップSf1で、データ登録ユニット15は、他のシステムに電子的に保存した被験者診察データがあるか否かを判断する。
他のシステムに電子的に保存した被験者診察データがあれば(ステップSf1がYES)、ステップSf2に進み、他のシステムに電子的に保存した被験者診察データがなければ(ステップSf1がNO)、ステップSf9まで進む。
ステップSf2では、他のシステムに保存された被験者診察データを、データ登録ユニット15に保存登録する。
ステップSf3では、ステップSf2で保存登録した被験者診察データを取り出し、そのデータを表示する(ステップSf4)。そして、ステップSf5では、当該被験者診察データをファイル化した後、ステップSf16に進む。
ステップSf6では、医療・健康管理者31は、データセンター100のデータ登録ユニット15にアクセスして、ステップSf7でログインIDとパスワードを入力する。
ここで、図6において、スタートからステップSf6に繋がっていないのは、他システムにおけるデータの有無とは無関係に、図示の実施形態に係るシステム(本システム)にアクセスする場合を考慮したからである。他システムにおけるデータの有無とは無関係に、本システムにアクセスする場合は、ステップSf6から手順が開始される。
ステップSf8で、データ登録ユニット15のログイン承認ブロック151は、ログインを承認するか否かを判断する。
ログインを承認しないのであれば(ステップSf8がNO)、ステップSf7に戻り、再びステップSf7以降を繰り返す。一方、ログインを承認するのであれば(ステップSf8がYES)、ステップSf9に進む。
ステップSf9ではメニュー画面が表示される。ステップSf10では、データ登録ユニット15は、他のシステムに電子的に保存された被験者診察データを取り込むか否かを判断する。他のシステムに電子的に保存された被験者診察データを取り込まないのであれば(ステップSf10がNO)、ステップSf11に進む。ステップSf11では、被験者診察データが医療・健康管理者31の情報機器(コンピュータなど)のモニタに表示される。ステップSf12で被験者診察データの入力保存を行った後、ステップSf17に進む。
ステップSf10において、他のシステムに電子的に保存された被験者診察データを取り込むのであれば(ステップSf10がYES)、ステップSf13まで進む。ステップSf13では、データ登録ユニット15は、外部被験者診察データを取り込み、保存する。そしてステップSf14で、外部被験者診察データの取り込み、保存に関するジョブを選択して、ステップSf15でデータの保存先を選択する。
ステップSf16で、データ登録ユニット15は、被験者診察データのアップロードを行い、ステップSf17で当該被験者診察データを登録する。
ステップSf18では、データ登録ユニット15は、被験者診察データの登録・保存が終了したか否かを判断する。被験者診察データの登録・保存が終了していれば(Sf18がYES)、ステップSf19に進む。一方、被験者診察データの登録・保存が終了していなければ(Sf18がNO)、ステップSf15まで戻り、ステップSf15以降を繰り返す。
ステップSf19では、データ登録ユニット15は、他のメニューを使用するか否かを判断する。他のメニューを使用するのであれば(ステップSf19がYES)、ステップSf9まで戻り、再びステップSf9以降を繰り返す。一方、他のメニューを使用しないのであれば(ステップSf19がNO)、ステップSf20でログアウトして、診察・診断データの登録処理に関する一連の制御を終了する。
次に、図16、図17を参照して、医療・健康管理者による被験者の問診回答・診察・診断データ閲覧について説明する。
図16は、データセンター100における医療・健康管理者による被験者の問診回答・診察・診断データ閲覧ユニット(以下、「医療・健康管理者31側データ閲覧ユニット」と言う)16の構成を示している。
図16において、医療・健康管理者31側データ閲覧ユニット16は、ログイン承認ブロック161と、ログイン承認結果通知ブロック162と、アクセス権限付与ブロック163と、問診回答・診察・診断データ送信ブロック(以下、「データ送信ブロック」と言う)164と、記憶ユニット20とを備えている。
記憶ユニット20は、図3に記載の記憶ユニット20と同一であり、データセンター100におけるユニット11〜19、21、22の記憶ユニット20と共用している。
医療・健康管理者31は、インターフェース5、ラインL16aを介して、ログイン承認ブロック161、ログイン承認結果通知ブロック162と接続している。
ログインを承認する場合には、ログイン承認結果通知ブロック162は、ラインL16b、分岐点B、ラインL16cによってアクセス権限付与ブロック163と接続している(ログイン承認の経路)。
ログインを承認しない場合には、ログイン承認結果通知ブロック162は、ラインL16b、分岐点B、ラインL16d、インターフェース5Aを介して、医療・健康管理者31に接続する(ログイン非承認の経路)。
図16において、上方と下方に医療・健康管理者31が表示されているのは、図示の便宜のためである。
インターフェース5とインターフェース5Bは、同一であってもよい。
ログイン承認ブロック161は、ラインL16e及びラインL16fを介して、記憶ユニット(データベース)20と接続されている。ラインL16eを介して、ログイン情報が、ログイン承認ブロック161から記憶ユニット20に送信される。そしてラインL16fを介して、照合結果が、記憶ユニット20からログイン承認ブロック161に送信される。
記憶ユニット20は、アクセス権限付与ブロック163とラインL16gを介して接続されている。ラインL16gを介して、記憶ユニット20からアクセス権限付与ブロック163に対して、アクセス権限設定情報が与えられる。
医療・健康管理者31は、インターフェース5、ラインL16hを介して、データ送信ブロック164と接続可能である。アクセスが承認された場合には、医療・健康管理者31は、データ送信ブロック164に対して、問診回答・診察・診断データの閲覧要求を行う。
記憶ユニット20は、ラインL16i及びラインL16jを介して、データ送信ブロック164と接続されている。ラインL16iを介して、データ送信ブロック164から記憶ユニット20に対して、問診回答・診察・診断データが要求される。そしてラインL16jを介して、問診回答・診察・診断データが、記憶ユニット20からデータ送信ブロック164に対して開示される。
アクセス権限付与ブロック163は、ラインL16nを介して、データ送信ブロック164と接続されており、アクセス権限をデータ送信ブロック164に送信する。
データ送信ブロック164は、ラインL16o、インターフェース5Bを介して、医療・健康管理者31と接続可能である。医療・健康管理者31が要求した問診回答・診察・診断データは、データ送信ブロック164から医療・健康管理者31に送信され、開示される。
次に、図17を参照して、医療・健康管理者31側データ閲覧ユニット16におけるデータ閲覧処理の手順を説明する。
図17のステップSg1において、医療・健康管理者31は、データセンター100の医療・健康管理者31側データ閲覧ユニット16にアクセスして、ステップSg2でログインIDとパスワードを入力する。
ステップSg3で、医療・健康管理者31側データ閲覧ユニット16のログイン承認ブロック161は、ログインを承認するか否かを判断する。
ログインを承認しないのであれば(ステップSg3がNO)、ステップSg2に戻り、再びステップSg2以降を繰り返す。一方、ログインを承認するのであれば(ステップSg3がYES)、ステップSg4に進む。
ステップSg4ではメニュー画面が表示され、ステップSg5では問診回答データ・診察・診断に係るデータ閲覧が開始され、ステップSg6では医療・健康管理者31は、問診回答データ・診察・診断データ閲覧メニューを選択する。
ステップSg7では、システム内に記憶された問診回答データ・診察・診断データが呼び出され、ステップSg8では、問診回答データ・診察・診断データが医療・健康管理者31の情報機器(例えばコンピュータ)の画面に表示される。
ステップSg9では、医療・健康管理者31は、問診回答データ・診察・診断データを閲覧するべき被験者1を選択する。
ステップSg10で、医療・健康管理者31側データ閲覧ユニット16は、閲覧対象が問診回答データに関するものであるか否かを判断する。閲覧対象が問診回答データに関するものであれば(ステップSg10がYES)、ステップSg11に進む。
ステップSg11では、医療・健康管理者31は、問診回答日を選択して、当該回答日における問診回答データを選択する(ステップSg12)。ステップSg13で、問診回答データが医療・健康管理者31の情報機器(例えばコンピュータ)の画面に表示される。そして、ステップSg17に進む。
ステップSg10で、閲覧対象が問診回答データに関するものでなければ(ステップSg10がNO)、ステップSg14まで進む。
ステップSg14では、診察・診断データファイルを選択し、ステップSg15でシステム内に記憶された診察・診断データを選択し、ステップSg16で該当する診察・診断データを医療・健康管理者31の情報機器(例えばコンピュータ)の画面に表示して、ステップSg17に進む。
ステップSg17では、医療・健康管理者31側データ閲覧ユニット16は、被験者1の体況データが異常であるか否か(被験者体況異常を認知しているか否か)を判断する。被験者1の体況データが異常であれば(ステップSg17がYES)、ステップSg18に進む。ステップSg18では、当該被験者1に連絡を取り、体況を問合せ、或いは直接面談を要求する。そして、ステップSg20に進む。
ステップSg17で、被験者1の体況データが異常でなければ(ステップSg17がNO)、ステップSg19に進む。
ステップSg19では、他の問診回答・診察・診断に関するデータを閲覧するか否かを判断する。他の問診回答・診察・診断に関するデータを閲覧するのであれば(ステップSg19がYES)、ステップSg8まで戻り、再びステップSg8以降を繰り返す。一方、他の問診回答・診察・診断に関するデータを閲覧するのでなければ(ステップSg19がNO)、ステップSg20に進む。
ステップSg20では問診回答データ・診察・診断データに関する閲覧処理を終了して、ステップSg21に進む。
ステップSg21では、他のメニューを使用するか否かを判断する。他のメニューを使用するのであれば(ステップSg21がYES)、ステップSg4まで戻り、再びステップSg4以降を繰り返す。一方、他のメニューを使用しないのであれば(ステップSg21がNO)、ステップSg22でログアウトして、データ閲覧処理に関する一連の制御を終了する。
次に、図18、図19を参照して、医療・健康管理者31による被験者1の問診回答・診察・診断データの出力について説明する。
図18は、データセンター100における医療・健康管理者31による被験者1の問診回答・診察・診断データ出力ユニット(以下、「医療・健康管理者31側データ出力ユニット」と言う)17の構成を示している。
ここで医療・健康管理者31による問診回答・診察・診断データ閲覧と、医療・健康管理者31による問診回答・診察・診断データ出力とでは、図17と図19における「ログイン承認」について、「アクセス権限付与ブロック」からの「アクセス権原」の内容が異なっている。「出力」は出力された結果が各種媒体として残存するので、「出力」が可能な者のアクセス権限が、「閲覧」の場合に比較して、硬度に設定されている。すなわち、「出力」については、「閲覧」よりも高い権限が要求されている。
図18において、医療・健康管理者31側データ出力ユニット17は、ログイン承認ブロック171と、ログイン承認結果通知ブロック172と、アクセス権限付与ブロック173と、問診回答・診察・診断データ送信ブロック(以下、「データ送信ブロック」と言う)174と、記憶ユニット20とを備えている。
記憶ユニット20は、図3に記載の記憶ユニット20と同一であり、データセンター100におけるユニット11〜19、21、22の各々における記憶ユニット20と共用している。
関与者MR2(医療・健康管理者31、システム運用管理者41)は、インターフェース5、ラインL17aを介して、ログイン承認ブロック171、ログイン承認結果通知ブロック172と接続している。
ログインが承認される場合には、ログイン承認結果通知ブロック172は、ラインL17b、分岐点B、ラインL17cを介して、アクセス権限付与ブロック173と接続している(ログイン承認の経路)。
ログインが承認されない場合には、ログイン承認結果通知ブロック172は、ラインL17b、分岐点B、ラインL17d、インターフェース5BDを介して、関与者MR2(医療・健康管理者31、システム運用管理者41)と接続される(ログイン非承認の経路)。
医療・健康管理者31、システム運用管理者41が図18の上方と下方で表示されているのは、図示の便宜である。
インターフェース5とインターフェース5BDは、同一であってもよい。
ログイン承認ブロック171は、ラインL17e及びラインL17fを介して、記憶ユニット(データベース)20と接続されている。ラインL17eを介して、ログイン情報が、ログイン承認ブロック171から記憶ユニット20に送信される。そしてラインL17fを介して、照合結果が、記憶ユニット20からログイン承認ブロック171に送信される。
記憶ユニット20は、ラインL17gを介してアクセス権限付与ブロック173と接続されており、アクセス権限設定情報が記憶ユニット20からアクセス権限付与ブロック173に対して与えられる。
関与者MR2(医療・健康管理者31、システム運用管理者41)は、インターフェース5、ラインL17hを介して、データ送信ブロック174と接続されている。アクセスが承認された場合に、関与者MR2(医療・健康管理者31、システム運用管理者41)は、データ送信ブロック174に問診回答・診察・診断データの出力要求を行う。
記憶ユニット20は、ラインL17i及びラインL17jを介して、データ送信ブロック174と接続されている。ラインL17iを介して、データ送信ブロック174から記憶ユニット20に対して、問診回答・診察・診断データが要求される。そしてラインL17jを介して、問診回答・診察・診断データが、記憶ユニット20からデータ送信ブロック174に対して送信される。
アクセス権限付与ブロック173は、ラインL17nを介して、データ送信ブロック174と接続されており、アクセス権限をデータ送信ブロック174に与える。
データ送信ブロック174は、ラインL17o、インターフェース5BDを介して、関与者MR2(医療・健康管理者31、システム運用管理者41)と接続される。データ送信ブロック174は、関与者MR2(医療・健康管理者31、システム運用管理者41)が要求した問診回答・診察・診断データを、当該関与者MR2に開示するように構成されている。
次に、図19を参照して、医療・健康管理者31側データ出力ユニット17におけるデータ出力処理の手順を説明する。
図19のステップSh1において、関与者MR2(医療・健康管理者31、システム運用管理者41)は、医療・健康管理者31側データ出力ユニット17にアクセスして、ステップSh2でログインIDとパスワードを入力する。
医療・健康管理者31側データ出力ユニット17のログイン承認ブロック171は、ログインを承認するか否かを判断する(ステップSh3)。
ログインを承認しないのであれば(ステップSh3がNO)、ステップSh2に戻り、再びステップSh2以降を繰り返す。一方、ログインを承認するのであれば(ステップSh3がYES)、ステップSh4に進む。
ステップSh4ではメニュー画面が表示され、ステップSh5では問診回答データ・診察・診断に係るデータ出力が開始される。ステップSh6で、医療・関与者MR2(医療・健康管理者31、システム運用管理者41)は、問診回答データ・診察・診断データ閲覧メニューを選択する。
ステップSh7では、システム内に記憶された問診回答データ・診察・診断データが呼び出され、ステップSh8では、医療・関与者MR2(医療・健康管理者31、システム運用管理者41)の情報機器の画面に問診回答データ・診察・診断データが表示される。
ステップSh9では、医療・関与者MR2(医療・健康管理者31、システム運用管理者41)は、問診回答データ・診察・診断データを出力する対象となる被験者1を選択する。
ステップSh10では、医療・健康管理者31側データ出力ユニット17は、出力対象が問診回答データに関するものであるか否かを判断する。出力対象が問診回答データに関するものであれば(ステップSh10がYES)、ステップSh11に進む。
ステップSh11で、医療・関与者MR2(医療・健康管理者31、システム運用管理者41)は問診回答データ発生初日と最終日を選択して、以って、出力するべき問診回答データを選択する(ステップSh12)。ステップSh13で問診回答データのCSVファイル化を行い、ステップSh14で問診回答データ出力を終える。
ステップSh10において、出力対象が問診回答データに関するものでなければ(ステップSh10がNO)、ステップSh15まで進む。
ステップSh15では問診回答データファイルを選択して、ステップSh16で出力する診察・診断データファイルを決定し、ステップSh17では問診回答データのファイル化を図り、診察・診断データファイルを出力する。ステップSh18で診察・診断データファイルの出力を終了したならば、ステップSh19に進む。
ステップSh19では、他の被験者の問診回答データを出力するか否かを判断する。他の被験者の問診回答データを出力するのであれば(ステップSh19がYES)、ステップSh8まで戻り、再びステップSh8を繰り返す。一方、他の被験者の問診回答データを出力しないのであれば(ステップSh19がNO)、ステップSh20に進む。
ステップSh20で問診回答データ・診察・診断データ出力を終了し、ステップSh21に進む。
ステップSh21では、他のメニューを使用するか否かを判断する。他のメニューを使用するのであれば(ステップSh21がYES)、ステップSh4まで戻り、再びステップSh4以降を繰り返す。一方、他のメニューを使用しないのであれば(ステップSh21がNO)、ステップSh22でログアウトして、データ出力処理に関する一連の制御を終了する。
次に、図20〜図22を参照して、システム関与者登録について説明する。
なお、図21、図22は、二つ合せて一つの制御フローチャートを示している。
図20において、システム関与者登録ユニット21は、ログイン承認ブロック211と、ログイン承認結果通知ブロック212と、アクセス権限付与ブロック213と、関与者データ取込みブロック214と、データ保存処理ブロック215と、外部システムデータ変換処理ブロック216と、コード付与ブロック217と、付与者マスター作成ブロック218と、権限設定ブロック6と、問診セット割付ブロック7と、記憶ユニット20とを備えている。
記憶ユニット20は、図3に記載の記憶ユニット20と同一であり、ユニット11〜19、21、22の各々における記憶ユニット20と共用している。
関与者MR2(医療・健康管理者31、システム運用管理者41)は、インターフェース5、ラインL21aを介して、ログイン承認ブロック211、ログイン承認結果通知ブロック212と接続している。
ログインを承認する場合には、ログイン承認結果通知ブロック212は、ラインL21b、分岐点B1、ラインL21cを介して、アクセス権限付与ブロック213と接続する(ログイン承認の経路)。
ログインを承認しない場合には、ログイン承認結果通知ブロック212は、ラインL21b、分岐点B1、ラインL21d、インターフェース5BCを介して、関与者MR2(医療・健康管理者31、システム運用管理者41)と接続する(ログイン非承認の経路)。ログイン非承認の経路では、ログイン承認結果通知ブロック212から関与者MR2(医療・健康管理者31、システム運用管理者41)に対して、ログイン拒否通知が送信される。
関与者MR2(医療・健康管理者31、システム運用管理者41)が図20の上方及び下方に表示されているのは、図示の便宜のためである。
インターフェース5とインターフェース5BCは、同一であってもよい。
ログイン承認ブロック211は、ラインL21e及びラインL21fを介して、記憶ユニット(データベース)20と接続されている。ラインL21eを介して、ログイン情報が、ログイン承認ブロック211から記憶ユニット20に送信される。そしてラインL21fを介して、照合結果が、記憶ユニット20からログイン承認ブロック211に送信される。
記憶ユニット20は、ラインL21gを介してアクセス権限付与ブロック213と接続され、記憶ユニット20からアクセス権限付与ブロック213にアクセス権限設定情報が与えられる。
関与者MR2(医療・健康管理者31、システム運用管理者41)は、インターフェース5、ラインL21hを介して、関与者データ取込みブロック214と接続されており、関与者データ取込みブロック214に対して、関与者データ取込み要求を行う。
関与者データ取込みブロック214は、ラインL21i及びラインL21jを介して、データ保存処理ブロック215と接続されている。ラインL21iを介して、関与者データが、関与者データ取込みブロック214からデータ保存処理ブロック215に対して送られる。そしてラインL21jを介して、データ保存結果が、データ保存処理ブロック156から関与者データ取込みブロック214に対して送信される。
関与者データ取込みブロック214は、ラインL21mを介して外部システムデータ変換処理ブロック216と接続され、関与者データ取込みブロック214から外部システムデータ変換処理ブロック216に対して、外部システム関与者データを伝送する。
そして、外部システムデータ変換処理ブロック216とデータ保存処理ブロック215は、ラインL21nを介して接続され、外部システムデータ変換処理ブロック216からデータ保存処理ブロック215に関与者データが送信される。
データ保存処理ブロック215と記憶ユニット20はラインL21oを介して接続され、データ保存処理ブロック215から記憶ユニット20にデータ登録・保存要求が送信される。
アクセス権限付与ブロック213と関与者データ取込みブロック214は、ラインL21k、分岐点B2、ラインL211kを介して接続され、アクセス権限付与ブロック213から関与者データ取込みブロック214にアクセス権限が送られる。
アクセス権限付与ブロック213とコード付与ブロックブロック217とは、ラインL21k、分岐点B2、ラインL212k、分岐点B3、ラインL213kを介して接続され、アクセス権限付与ブロック213からコード付与ブロックブロック217にアクセス権限が送られる。
アクセス権限付与ブロック213と問診セット割付ブロック7とは、ラインL21k、分岐点B2、ラインL212k、分岐点B3、ラインL214k、分岐点B4、ラインL215kを介して接続され、アクセス権限付与ブロック213から問診セット割付ブロック7にアクセス権限が送られる。
アクセス権限付与ブロック213と権限設定ブロック6は、ラインL21k、分岐点B2、ラインL212k、分岐点B3、ラインL214k、分岐点B4、ラインL216kを介して接続され、アクセス権限付与ブロック213から権限設定ブロック6に対してアクセス権限が送られる。
記憶ユニット20と権限設定ブロック6は、ラインL21t、分岐点B5、ラインL211tを介して接続され、記憶ユニット20から権限設定ブロック6に関与者データが送信される。
さらに記憶ユニット20と権限設定ブロック6は、ラインL21uを介して接続されており、記憶ユニット20から権限設定ブロック6に、ラインL21uを介して権限データが送られる。
記憶ユニット20と問診セット割付ブロック7は、ラインL21t、分岐点B5、ラインL212tを介して接続され、記憶ユニット20から問診セット割付ブロック7に関与者データが送られる。
さらに記憶ユニット20と問診セット割付ブロック7は、ラインL21sで接続され、記憶ユニット20から問診セット割付ブロック7に、ラインL21sを介して問診セットデータが送られる。
コード付与ブロック217と記憶ユニット20は、ラインL21p及びラインL21rを介して接続されている。ラインL21pを介して、関与者データが、コード付与ブロック217から記憶ユニット20に要求される。そしてラインL21rを介して、記憶ユニット20からコード付与ブロック217に、関与者データが送られる。
コード付与ブロック217と付与者マスター作成ブロック218はラインL21qを介して接続され、コード付与ブロック217から付与者マスター作成ブロック218に、ラインL21qを介してコードが与えられる。
権限設定ブロック6と付与者マスター作成ブロック218は、ラインL21vを介して接続され、権限設定ブロック6から付与者マスター作成ブロック218にマスター作成の権限が与えられる。
問診セット割付ブロック7と付与者マスター作成ブロック218は、ラインL21wを介して接続され、問診セット割付ブロック7から付与者マスター作成ブロック218に問診セットが割り付けられる。
付与者マスター作成ブロック218と記憶ユニット20は、ラインL21yを介して接続され、付与者マスター作成ブロック218から記憶ユニット20に、関与者マスターデータが送られる。記憶ユニット20は、ラインL21yを介して送られた関与者マスターデータを記憶する。
付与者マスター作成ブロック218は、ラインL21z、インターフェース5BCを介して、関与者MR2(医療・健康管理者31、システム運用管理者41)と接続され、付与者マスター作成ブロック218から関与者MR2にデータの保存結果が開示される。
次に、図21、図22を参照してシステム関与者登録に係る手順を説明する。
図21のステップSi1で、関与者MR2(医療・健康管理者31、システム運用管理者41)は、データセンター100のシステム関与者登録ユニット21にアクセスして、ログインIDとパスワードを入力する(ステップSi2)。
ステップSi3では、システム関与者登録ユニット21は、ログインIDとパスワードを承認するか否かを判断する。ログインIDとパスワードを承認しないのであれば(ステップSi3がNO)、ステップSi2まで戻り、ステップSi2以降を繰り返す。一方、ログインIDとパスワードを承認するのであれば(ステップSi3がYES)、ステップSi4に進む。
ステップSi4ではメニュー画面が表示され、ステップSi5ではシステム関与者の初期設定が行なわれ、ステップSi6ではシステム関与者登録メニューが選択される。
ステップSi7では、システム関与者登録ユニット21は、登録用データが他のシステムにも存在するか否かを判断する。登録用データが他のシステムにも存在するならば(ステップSi7がYES)、ステップSi8に進む。
ステップSi8では他のシステムから関与者データを取り出し、ステップSi9で関与者データをログインした関与者MR2の情報機器の画面に表示する。ステップSi10では関与者データのCSVファイル化を図り、ステップSi11では当該関与者データのCSVファイルを本システム内に取り込む。そしてステップSi13に進む。
ステップSi7で、登録用データが他のシステムに存在しないのならば(ステップSi7がNO)、ステップSi12で関与者データを入力して、ステップSi13に進む。
ステップSi13でコードマスターデータを取得し、ステップSi14で個々の関与者に特有の番号が付与される。そして、図22のステップSi15に進む。
図22のステップSi15では関与者データを取得し、ステップSi16で関与者は被験者であるか否かを判断する。
関与者が被験者であれば(ステップSi6がYES)、ステップSi17に進む。
関与者が被験者でなければ(ステップSi6がNO)、ステップSi25に進む。
ステップSi17(関与者が被験者:ステップSi6がYES)では、被験者の初期設定を行い、ステップSi18で被験者を選択して、ステップSi19で被験者と被験者管理者とをひも付き設定をする(一対一で結び付ける:リンクする)。そして、ステップSi20に進む。
ステップSi20では、問診セットマスタから被験者へ問診セットを割り付けられ、ステップSi21で被験者マスターデータを取得し、ステップSi22でシステム内に関与者マスターを記憶する。そして、ステップSi23に進む。
ステップSi23では、他の被験者を設定するか否かを判断する。他の被験者を設定するのであれば(ステップSi23がYES)、ステップSi18まで戻り、再びステップSi18以降を繰り返す。一方、他の被験者を設定するのでなければ(ステップSi23がNO)、被験者初期設定を終了し(ステップSi24)、ステップSi40まで進む。
ステップSi25(ステップSi6がNO:関与者が被験者ではない場合)では、システム関与者登録ユニット21は、アクセスした関与者が被験者管理者であるか否かを判断する。
関与者が被験者管理者であれば(ステップSi25がYES)、ステップSi26に進む。
関与者が被験者管理者でなければ(ステップSi25がNO)、ステップSi33まで進む。
ステップSi26(関与者が被験者管理者:ステップSi25がYES)では、被験者の初期設定を行い、ステップSi27で被験者を選択し、ステップSi28で、システム内の権限マスター(図20の権限設定ブロック6を参照)から被験者管理者に権限を設定する。
次のステップSi29では、被験者管理者マスターデータを取得し、システム内に関与者マスターを記憶する(Si30)。
そして、ステップSi31では、さらに他の被験者管理者を設定するか否かを判断する。他の被験者管理者を設定するのであれば(ステップSi31がYES)、ステップSi27まで戻り、再びステップSi27以降を繰り返す。一方、他の被験者管理者を設定するのでなければ(ステップSi31がNO)、被験者管理者の初期設定を終了(ステップSi32)した後、ステップSi40に進む。
ステップSi33(ステップSi25がNO:関与者が被験者管理者でない場合)では「その他関与者」の初期設定を行い、ステップSi34では当該初期設定を終えた「その他関与者」を選択し、ステップSi35で「その他関与者」に対して権限マスター(図20の権限設定ブロック6)より権限を設定する。
ステップSi36では、「その他関与者」マスターデータを取得し、ステップSi37でシステム内に関与者マスターを記憶する。
ステップSi38では、他の「その他関与者」を設定するか否かを判断する。他の「その他関与者」を設定するのであれば(ステップSi38がYES)、ステップSi34まで戻り、再びステップSi34以降を繰り返す。一方、他に「その他関与者」を設定しないのであれば(ステップSi38がNO)、「その他関与者」の初期設定を終了(ステップSi39)した後、ステップSi40に進む。
次のステップSi40では、システム関与者登録ユニット21は、他のメニューを使用するか否かを判断する。他のメニューを使用するのであれば(ステップSi40がYES)、図21のステップSi4まで戻り、再びステップSi4以降を繰り返す。他のメニューを使用しないのであれば(ステップSi40がNO)、ステップSi41でログアウトして、システム関与者登録に関する一連の制御を終了する。
次に、図23、図24を参照して、問診・診察セット登録について説明する。
図23は、問診・診察セット登録ユニット22の構成を示している。
図23において、問診・診察セット登録ユニット22は、ログイン承認ブロック221と、ログイン承認結果通知ブロック222と、アクセス権限付与ブロック223と、問診セット作成ブロック224と、問診作成ブロック225と、記憶ユニット20とを備えている。
記憶ユニット20は、図3に記載の記憶ユニット20と同一であり、データセンター100におけるユニット11〜19、21、22の記憶ユニット20と共用している。
関与者MR2(医療・健康管理者31、システム運用管理者41)は、インターフェース5、ラインL22aを介して、ログイン承認ブロック221、ログイン承認結果通知ブロック222と接続している。
ログインを承認する場合には、ログイン承認結果通知ブロック222は、ラインL22b、分岐点B1、ラインL22cを介して、アクセス権限付与ブロック223と接続している(ログイン承認の経路)。
ログインを承認しない場合には、ログイン承認結果通知ブロック222は、ラインL22b、分岐点B1、ラインL22d、インターフェース5BCを介して、関与者MR2(医療・健康管理者31、システム運用管理者41)と接続する(ログイン非承認の経路)。
関与者MR2(医療・健康管理者31、システム運用管理者41)が図23で上方と下方に表示されているのは、図示の便宜のためである。
インターフェース5とインターフェース5BCは、同一であってもよい。
ログイン承認ブロック221は、ラインL22e及びラインL22fを介して、記憶ユニット(データベース)20と接続されている。ラインL22eを介して、ログイン情報が、ログイン承認ブロック221から記憶ユニット20に送信される。そしてラインL22fを介して、照合結果が、記憶ユニット20からログイン承認ブロック221に送信される。
記憶ユニット20は、ラインL22gを介してアクセス権限付与ブロック223と接続され、記憶ユニット20からアクセス権限付与ブロック223にアクセス権限設定情報が送られる。
関与者MR2(医療・健康管理者31、システム運用管理者41)は、インターフェース5、ラインL22hを介して、問診セット作成ブロック224と接続され、アクセスが承認された場合に、問診セット作成ブロック224に問診セット作成要求を行う。
また、関与者MR2は、インターフェース5、ラインL22iを介して、問診作成ブロック225と接続されており、アクセスが承認された場合に、問診作成ブロック225に問診作成要求を行う。
アクセス権限付与ブロック223は、ラインL22n、分岐点B2、ラインL221nを介して問診セット作成ブロック224と接続され、アクセス権限付与ブロック223から問診セット作成ブロック224にアクセス権限が与えられる。
アクセス権限付与ブロック223は、ラインL22n、分岐点B2、ラインL222nを介して問診作成ブロック225と接続され、アクセス権限付与ブロック223から問診作成ブロック224にアクセス権限が与えられる。
記憶ユニット20は、ラインL22o、ラインL22p、ラインL22qを介して、問診セット作成ブロック224と接続されている。ラインL22oを介して、問診データが、記憶ユニット20から問診セット作成ブロック224に対して送られる。そしてラインL22pを介して、疾病名簿データが、記憶ユニット20から問診セット作成ブロック224に送られる。また、ラインL22qを介して、問診セットデータが、問診セット作成ブロック224から記憶ユニット20に送られる。
記憶ユニット20は、ラインL22j、ラインL22k、ラインL22mを介して、問診作成ブロック225と接続されている。ラインL22jを介して、診作成テンプレートの要求が、問診作成ブロック225から記憶ユニット20に送られる。そしてラインL22kを介して、問診データが、問診作成ブロック225から記憶ユニット20に送られる。またラインL22mを介して、問診作成テンプレートが、記憶ユニット20から問診作成ブロック225に送られる。
問診セット作成ブロック224は、ラインL22t、合流点G、ラインL22u、インターフェース5BCを経由して、関与者MR2(医療・健康管理者31、システム運用管理者41)と接続され、問診セット作成ブロック224から関与者MR2に対して問診セットの登録結果が送られる。
問診作成ブロック225は、ラインL22r、合流点G、ラインL22u、インターフェース5BCを経由して、関与者MR2(医療・健康管理者31、システム運用管理者41)と接続され、問診作成ブロック225から関与者MR2に問診登録結果が送られる。
次に、図24を参照して問診・診察セット登録に係る手順を説明する。
図24のステップSj1で、関与者MR2(医療・健康管理者31、システム運用管理者41)は、データセンター100の問診・診察セット登録ユニット22にアクセスして、ステップSj2でログインIDとパスワードを入力する。
次のステップSj3では、上記入力のログインを承認するか否かを判断する。上記入力のログインを承認しないのであれば(ステップSj3がNO)、ステップSi2まで戻り、ステップSj2以降を繰り返す。一方、上記入力のログインを承認するのであれば(ステップSj3がYES)、ステップSj4に進む。
ステップSj4ではメニュー画面が表示され、ステップSj5では、問診を行うか否かが判断される。問診を行うのであれば(ステップSj5がYES)、ステップSj6に進み、問診を行なわない場合には(ステップSj5がNO)、ステップSj14まで進む。
ステップSj6で関与者MR2(医療・健康管理者31、システム運用管理者41)は問診登録を行い、ステップSj7で問診作成メニューを選択して、ステップSj8に進む。
ステップSj8では、アクセスした関与者MR2に問診作成権限があるか否かを判断する。アクセスした関与者MR2に問診作成権限があれば(ステップSj8がYES)、ステップSj9に進む。一方、アクセスした関与者MR2に問診作成権限がなければ(ステップSj8がNO)、ステップSj4まで戻る。
ステップSj9では、関与者MR2(医療・健康管理者31、システム運用管理者41)は、問診の種類を選択し、選択した問診形式に従って問診表を作成し(ステップSj10)、問診登録を行い(ステップSj11)、問診マスターを登録し(ステップSj12)、その後、問診登録処理を終了する(ステップSj13)。
そして、ステップSj23まで進む。
ステップSj14(ステップSj5がNO:問診を行なわない場合)では、問診セットを作成するか否かを判断する。問診セットを作成するのであれば(ステップSj14がYES)、ステップSj15に進む。
一方、問診セットを作成しない場合は(ステップSj14がNO)、ステップSj23まで進む。
ステップSj15(問診セットを作成する場合:ステップSj14がYES)では、アクセスした関与者に問診セット作成の権限があるか否かを判断する。アクセスした関与者に問診セット作成の権限があれば(ステップSj15がYES)、ステップSj16に進む。一方、アクセスした関与者に問診セット作成の権限がなければ(ステップSj15がNO)、ステップSj4まで戻る。
ステップSj16(アクセスした関与者に問診セット作成の権限がある場合)では問診セットを登録し、関与者MR2(医療・健康管理者31、システム運用管理者41)は、ステップSj17で疾病名・問診目的名マスターから疾病名・問診目的を選択し、ステップSj18で問診を選択する。
続くステップSj19では、関与者MR2が問診セットを作成(問診セットに記載された事項に回答)し、ステップSj20で作成した問診セットを登録する。ステップSj21で問診セットマスタを登録して、ステップSj22で問診セット登録に係る処理を終了して、ステップSj23に進む。
ステップSj23では、他のメニューを使用するか否かを判断する。他のメニューを使用するのであれば(ステップSj23がYES)、ステップSj2まで戻り、再びステップSj2以降を繰り返す。一方、他のメニューを使用しないのであれば(Sj23がNO)、ステップSj24でログアウトして、問診・診察セット登録に関する一連の制御を終了する。
問診・診察セット登録に関して、個々の問診は、不変の「問診番号」、「問題」、「回答入力欄または回答選択肢」、「しきい値」「重みづけ値」からなる。この構成、その内容、そして本システム上にマスタリスト化された個々の問診におけるリスト上の序列は、問診回答データの整合性、正確性、有意性、継続性、比較容易性を維持するために、絶対に変更、更新されない。
「重みづけ値」を利用し問診回答に評点をつける方式の問診は、問診回答データを出力し、本システム外で処理をする方式を採用する。
個々の問診は、医療・健康管理者等の様な問診の作成に適した者によって作成され、作成順に、規定された序列に従って本システム上に登録される。そして、医療・健康管理者等の様な問診セットの編成に適した者が、問診マスタリストから、対象疾病等別に、最適な(個々の)問診を選択し、問診セットを編成する。
表4において、問診セットを例示する。
Figure 2014032440
問診セットは、被験者の数のN倍(Nは、疾患、体況情報その他の収集目的の種類数)の種類を用意する。
体温を問う問診の様な一般的な問診は、多種類の問診セットにおいて採用される可能性が高い。
或る被験者が複数の疾病を罹患し、疾病の種類に対応した数の問診セットが割り当てられる場合、複数の問診セットについて、同一の問診が採用されている場合がある。そのような場合には、当該重複した問診を一つのみ残存させた問診セットが、当該被験者(複数の疾病を罹患している被験者)に対して割り当てられる。
例えば、或る被験者に対して、表4に示された問診セットAと問診セットBを組み合わせて割り振られた場合、問診セットAと問診セットBにおいては問診コード1が重複している。この場合、当該被験者に対する問診セットは、問診コード1、2、3、5の4種類の問診によって構成されることになる。当該被験者に対する問診セットにおいて、問診コード1が2つ包含されることはない。
図示の実施形態によれば、被験者1とその医療・健康管理者31は、リモートなオンライン関係を構築できる。
被験者1は、医療・健康管理者31との直接面談によることなく、簡便に入手できる情報端末機器等を使用して、日常的、継続的に且つ長期間に亘って、被験者の体況を(医療・健康管理者に対して)伝達することができる。
そして、図示の実施形態を介して体況を医療・健康管理者31に伝達した被験者1の体況情報は、初期の段階(発生時点)からデータベース化されて保存することができる。そして、データベース化された体況情報から、被験者1の健康に関する有益な情報を、比較的容易に得ることができる。
特に、図示の実施形態によれば、被験者1の体況情報が日々、継続的に収集されるので、経時的な体況変化を知ることができる。
定期的に被験者1が医療・健康管理者31と診断あるいは直接面談を行う場合に、被験者1自らが(医療・健康管理者31に)伝える体況情報は、被験者1の記憶に大いに頼るものがあり、不正確、不明瞭な場合が多い。
それに対して、図示の実施形態により収集された体況情報は、問診・問診セットに回答することによって客観性を担保することができるので、被験者1が医療・健康管理者31と診断あるいは直接面談を行なう場合に比較しても、被験者1から得られる体況情報が正確かつ明瞭になる。そして、図示の実施形態により収集された体況情報に基づいて、被験者1が医療・健康管理者31と診断あるいは直接面談を行なうことにより、当該診断あるいは直接面談が、より効果的になる。
図示の実施形態では、被験者1が被験した医療、治療の内容、医療施設、治療施設、その他の医療・健康管理者(自然人あるいは機関)31毎に発行、作成されたカルテ、画像、処方箋等の電子化データは、データセンター100においてストレージとして用意された領域に保管される。
上述した様に電子化データを保管することにより、図示の実施形態によれば、被験者1は、自分自身の体況情報、健康状態、施術、投薬の種類等の健康に関する情報を、自分自身により、一元管理することが可能となる。そして、被験者1が自分自身の健康に関する情報を一元管理することにより、被験者1は自分自身の体況情報等のデータを保持することや、被験者1自身によってパーソナルヘルスレコードを所有することが可能になる。
そして、当該被験者1が新たな医療機関3で新たな治療を開始した場合等において、図示の実施形態により上述した様に保管された体況情報、データを、当該新たな医療機関3における医師等の医療・健康管理者31への開示、提供すれば、当該新たな治療を安全に且つ効果的に実行することの一助となる。
ここで、図示の実施形態によれば、被験者1の体況情報を一元管理することにより、治療期間の変更があった場合においても、いわゆる「禁忌」(例えば、副作用が懸念される薬剤の組み合わせを、同一の被験者1等に投与してしまうこと)を防止することができる。
また図示の実施形態によれば、被験者1は簡便に入手できる情報端末機器を使用して、簡便な態様で問診、問診セットに対して回答をすることにより、自らの体況情報を所定の医療・健康管理者31に対して伝達することができる。そのため、従来技術に比較して、例えば担当の医師31に対して、被験者1が体況情報を伝達するのに必要な経済的、精神的、肉体的負担を軽減することができる。そして、被験者1が医療・健康管理者31に対して体況情報を報告することを、日常的に継続することが促進される。
そして図示の実施形態は、傷病患者の予後の管理に適用することのみならず、一般的な健康に関する情報、体況情報の管理システムとして、適用することが可能である。
さらに、図示の実施形態において、メッセージの送受信等のいわゆる「コレスポンダンス」に関する機能等を、付加価値サービスとして利用することにより、被験者1が問診(問診セット)に対して回答することに対するモチベーションを維持、向上させることができる。
あるいは図示の実施形態によれば、傷病を患った患者の治療(臓器移植等も含む)の予後における体況管理や経過観察、投薬治療の効果測定、検証を、継続的に且つ長期間に亘って実施することができる。
図示の実施形態はあくまでも例示であり、本発明の技術的範囲を限定する趣旨の記載ではない旨を付記する。
1・・・被験者
6・・・権限設定ブロック
7・・・問診セット割付ブロック
11・・・メッセージ送受信ユニット
12・・・体況登録ユニット
13・・・被験者による問診回答・診察・診断データ閲覧ユニット
14・・・被験者による問診回答・診察・診断データ出力ユニット
15・・・医療・健康管理者による被験者の診察・診断データ登録ユニット
16・・・医療・健康管理者による被験者の問診回答・診察・診断データ閲覧ユニット
17・・・医療・健康管理者による被験者の問診回答・診察・診断データ出力ユニット
18・・・メッセージ送受信ユニット
19・・・被験者からの問診回答状況確認ユニット
20・・・記憶ユニット
21・・・システム関与者登録ユニット
22・・・問診・診察セット登録ユニット

Claims (5)

  1. 治療医療関係者等が存在する領域と、被験者等の体況情報等のデータを記憶する領域を有し、
    前記記憶する領域へ伝達された被験者等の体況情報等のデータを、治療医療関係者等が存在する前記領域で治療医療関係者等に取得せしめる機能を有する手段と、
    前記記憶する領域へ伝達された被験者等の体況情報等のデータを、治療医療関係者等によって出力する機能を有する手段と、
    前記記憶する領域へ伝達された被験者等の体況情報等のデータを、治療医療関係者等に取得せしめて、検討させる機能を有する手段と、
    前記記憶する領域へ伝達された被験者等の体況情報等のデータを、被験者等に提供する機能を有する手段を有することを特徴とする健康管理システム。
  2. 被験者等が存在する第1の領域と、治療医療関係者等が存在する第2の領域と、被験者等の体況情報等のデータ(体況情報等)を記憶する第3の領域を有し、
    第1の領域で被験者等が生成した自らの体況の情報等のデータを、第3の領域へ伝達する機能を有する手段と、
    第3の領域へ伝達された被験者等の体況情報等のデータを、第2の領域で治療医療関係者等に取得させる機能を有する手段と、
    第3の領域へ伝達された被験者等の体況情報等のデータを、治療医療関係者等によって出力する機能を有する手段と、
    第3の領域へ伝達された被験者等の体況情報等のデータを、治療医療関係者等が取得して、検討せしめる機能を有する手段と、
    第3の領域へ伝達された被験者等の体況情報等のデータを、被験者等に提供する機能を有する手段と、
    第3の領域から被験者等へ提供された(被験者等の体況情報等の)データを、被験者等に受け取らせる機能を有する手段を有することを特徴とする健康管理システム。
  3. 被験者等の体況情報等を生成する機能を有する手段と、生成された被験者等の体況情報等の解析を行う機能を有する手段を具備する請求項1、2の何れかの健康管理システム。
  4. システム関与者が作成したメッセージを他のシステム関与者に伝達する機能を有する手段と、
    他のシステム関与者が作成したメッセージを送信元へ応答する機能を有する手段を具備している請求項1〜3の何れか1項の健康管理システム。
  5. 被験者等の体況情報等データ及び当該データから得られる情報を、治療医療関係者等により登録せしめる機能を有する手段と、
    被験者等の体況情報であって外部に存在する情報と、当該情報から得られる情報を登録して保存する機能を有する手段と、
    保存された被験者等の体況情報等や、それから得られる情報を出力する機能を有する手段と、
    保存された被験者等の体況情報や、それから得られる情報を閲覧する機能を有する手段を具備する請求項1〜4の何れか1項の健康管理システム。
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