JP2008233344A - 可変表示構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示性能を向上させることができる可変表示構造を提供する。
【解決手段】透光性のあるシート10eに波長の異なる第1光源の光と第2光源の光を切り換えて投光させ、第1表示と第2表示を行わせる可変表示構造であって、第2光源4の波長を透過させる青色印刷部分101の波長帯域と、第1光源3の波長を透過させる緑印刷部分102の波長帯域とだけを第1光源3の波長と第2光源4の波長を透過させないノッチフィルタ9を備えた。
【選択図】図6

Description

本発明は、同一表示面に異なる表示を切り換えて表示させる可変表示構造の技術分野に属する。
従来においては、第1波長領域の青色光を通過させる第1領域、第2波長領域の緑色光を通過させる第2領域、背景を形成するその他の領域を箔シート後面にプリント印刷し、後方から、青色光の第1光源と緑色光の第2光源で照明している(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−100679号公報(第2−8頁、全図)
しかしながら、従来にあっては、表示性能が充分ではなかった。
本発明は、上記問題点に着目してなされたもので、その目的とするところは、表示性能を向上させることができる可変表示構造を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明では、透光性のあるシートに波長の異なる第1光源の光と第2光源の光を切り換えて投光させ、第1表示と第2表示を行わせる可変表示構造であって、前記シートに施された、第1光源の波長を透過させる第1印刷部分と、前記シートに施された、第2光源の波長を透過させる第2印刷部分と、前記第1光源の波長と第2光源の波長を透過させない背景印刷部分と、前記第1表示と前記第2表示の重複する部分で、第1光源及び第2光源の光を抑制して透過する第3印刷部分と、第1印刷部分を透過した第2光源の光と、第2印刷部分を透過した第1光源の光とを透過させない非通過波長帯域層と、を備えることを特徴とする。
よって、本発明にあっては、表示性能を向上させることができる。
以下、本発明の可変表示構造を実現する実施の形態を、請求項1に係る発明に対応する実施例1,実施例3、請求項1,2に係る発明に対応する実施例2に基づいて説明する。
まず、構成を説明する。
図1は実施例1の可変表示構造を示す断面図である。図2は実施例1の可変表示構造のカラーフィルタの正面図である。図3は図2のA−A断面図である。図4は実施例1の可変表示構造の第1表示と第2表示を示す説明図である。
実施例1は可変表示構造を押して入力を行うスイッチに用いている。
スイッチ1は、まず、矩形枠状のスイッチフィニッシャ2の内部に矩形枠状のガイドハウジング7を設ける(図1参照)。
ガイドハウジング7には、矩形枠状のスイッチフィニッシャ2の開口面から開口面へ向かう方向、つまり、前後面に摺動可能なレール部分を設ける。
スイッチフィニッシャ2及びガイドハウジング7の背面側には、開口を塞ぐ板状の基板6を設ける。
基板6の前面側、つまりスイッチフィニッシャ2の内部側には、波長が約470nmをピークとする青色の色光源3と、波長が約530nmをピークとする緑色の色光源4と、押されることによりON/OFFの操作入力を行うタクトスイッチ5を設ける。
色光源3及び色光源4は、LEDがコスト抑制、メンテナンス性から好ましいが、別のものであってもよい。
次に内外で2重の枠部分を有するスライダ8を設ける。スライダ8の内部の枠部分は、色光源3及び色光源4側に行くに従って角錐状に内側が狭くなる形状にする。また、スライダ8の内側の枠形状部分は後方に延長し、色光源3及び色光源4の側方を覆うようにする。
さらに、スライダ8の内側の枠形状部分の下方傾斜面には、下方に突出する形状の係合部8aを設ける。係合部8aの位置は、下方に移動するとタクトスイッチ5と係合する位置にする。
スライダ8の内側枠部分の前面部分には、カラーフィルタ10を設ける。
さらに、カラーフィルタ10の前面には、ノッチフィルタ9を設ける。
さらに、ノッチフィルタ9の前面部分には、消灯時に外光によって印刷パターンが見えてしまうのを防ぐために全体的に透光性が低くされたスモークレンズ11を設ける。
ここで、スモークレンズ11、カラーフィルタ10、ノッチフィルタ9を取り付けたスライダ8を、ガイドハウジング7のレール部分に係合させて前後に摺動自在にする。
これにより、スライダ8をタクトスイッチ5に向かって押すと、スライダ8が摺動して傾斜面から下方に突出する形状の係合部8aがタクトスイッチ5を押す構造にする。
また、押された後に、自由状態にすると、タクトスイッチの反力で戻る構造にする。
カラーフィルタ10は、図3に示すように、透明なシート10e前面に、第1印刷部分10a、第2印刷部分10b、第3印刷部分10c、背景印刷部分10dを設ける。
図5は、実施例1の可変表示構造の印刷部分の特性と各光源の波長との関係を示す説明図である。
ここで、第1表示12を図4(a)に示すように文字の「A」、第2表示13を図4(b)に示すように文字の「E」とする。
第1印刷部分10aは、第1表示12である「A」の第2表示13「E」と重ならない図2の部分である。この部分は、色光源3の青色光を通過させる青色印刷部分101である。青色印刷部分101の波長に対する透過効率の特性は、図5の線23で示す特性となる。
第2印刷部分10bは、第2表示13である「E」の第1表示12「A」と重ならない図2の部分である。この部分は、色光源4の緑色光を通過させる部分であり、緑色印刷部分102で形成される。緑色印刷部分102の波長に対する透過効率の特性は、図5の線21で示す特性となる。
第3印刷部分10cは、第1表示12の「A」と第2表示13の「E」とが重なった部分である。この部分は、第3印刷部分103で形成される。第3印刷部分103の波長に対する透過効率の特性は、図5の線25で示す特性となる。
背景印刷部分10dは、第1〜第3の印刷部分10a〜10c以外の表示部分であり、黒い印刷である。この部分は色光源3、色光源4の光を吸収する。
次にノッチフィルタ9の構成について説明する。
ノッチフィルタ9は、特定の波長帯域のみの光を通過させない特性を持つフィルタである。ノッチフィルタ9の波長に対する透過効率の特性は、図5の線26で示す特性となる。
実施例1では、透明なシート9b上にノッチフィルタ層9aを設けて、ノッチフィルタ9として、カラーフィルタ10上に設けている。
次に作用を説明する。
[表示作用]
(a)非表示状態
図6は実施例1における非表示状態を示す説明図である。
色光源3、色光源4のどちらも点灯しない状態では、スモークレンズ11により外から内側への入光も、反射光も輝度と紫外線を抑制されるため、表示構造が外部から見えることも、表示が見えることもない(図6参照)。
(b)第1表示
図7は実施例1における第1表示の状態を示す説明図である。
実施例1において、第1表示12を表示させるには、色光源3を点灯させ、色光源4を消灯させる。
まず、第1印刷部分10aにおいて、青色光は青色印刷部分101を通過し、表示部分として青色に発光する。図5では、線24と線23の関係となる。
次に第2印刷部分10bでは、青色光は緑色印刷部分102をノッチフィルタ9との関係により通過できないため、表示に寄与しない。図5では、線24と線21及び線26の関係となる。
次に第3印刷部分10cでは、青色光は第3印刷部分103を通過し、輝度が調整され、第1印刷部分10aとほぼ同じ輝度で発光する。図5では、線24と線25の関係となる。
また、背景印刷部分10dでは、青色光は通過しないため、表示に寄与しない。
これにより、第1表示12、つまり図4(a)に示す「A」が青く表示されることになる(図7参照)。
(c)第2表示
図8は実施例1における第2表示の状態を示す説明図である。
実施例1において、第2表示13を表示させるには、色光源4を点灯させ、色光源3を消灯させる。
まず、第1印刷部分10aにおいて、緑色光は、青色印刷部分101をノッチフィルタ9との関係により通過させない。そのため、表示に寄与しない。図5では、線22と線23及び線26の関係となる。
次に第2印刷部分10bでは、緑色印刷部分102を緑色光が通過するため、緑色の表示部分となる。図5では、線22と線21の関係となる。
第3印刷部分10cでは、緑色光は第3印刷部分103を通過し、輝度が調整され、第2印刷部分10bとほぼ同じ輝度で発光する。図5では、線22と線25の関係となる。
また、背景印刷部分10dでは、緑色光は通過しないため、表示に寄与しな
これにより、第2表示13、つまり図4(b)に示す「E」が緑色に表示されることになる(図8参照)。
[波長の近い光源による切替表示を成立させる作用]
図9は印刷部分の特性と光源の波長との関係を示す説明図である。図10は印刷部分の特性と光源の波長との関係を示す説明図である。
例えば、光源を切替えて表示を切替える場合に、図9に示すように、2つの光源が、図9に線24で示す青色光と、図9に線27で示す赤色光のようにピーク波長が比較的離れているものを考える。
この場合には、青色光と赤色の印刷部分の関係は、線24と線28の関係となり、殆ど透過がなく、表示されることがない。
また、赤色光と青色の印刷部分の関係は、線27と線23の関係となり、殆ど透過がなく、表示されることがない。
そのため、第1表示12、第2表示13をこのように、ピーク波長が離れた2つの光源の切替えで行う場合には、第1表示12の際に第2表示13が見えることがなく、第2表示13の際に第1表示12が見えることがない。
これに対して、例えば、図10に示すように、2つの光源が、図10に線24で示す青色光と、図10に線22で示す緑色光のようにピーク波長が比較的近いものを考える。
この場合には、青色光と緑色の印刷部分の関係は、線24と線21の関係となり、わずかであるが、透過を生じ、表示されることになる。
また、緑色光と青色の印刷部分の関係は、線22と線23の関係となり、わずかであるが、透過を生じ、表示されることになる。
そのため、第1表示12、第2表示13をこのように、ピーク波長が近い2つの光源の切替えで行う場合には、第1表示12の際に第2表示13がわずかに見え、第2表示13の際に第1表示12がわずかに見えて、表示品質が低下することになる。
実施例1では、図5に示すように、第1光源3による青色光の際に、第2印刷部分10bである緑色印刷部分102を透過してしまう波長域、つまり、線24と線21で透過のある部分をノッチフィルタ9により表示に寄与しない透過させない部分にする。これとともに、図5に示すように、第2光源4による緑色光の際に、第1印刷部分10aである青色印刷部分101を透過してしまう波長域、つまり、線22と線23で透過のある部分を合わせて、ノッチフィルタ9により表示に寄与しない透過させない部分にする。
これによって、第1光源3による青色光の際に、第2印刷部分10bである緑色印刷部分102を透過することがなくなり、また、第2光源4による緑色光の際に、第1印刷部分10aである青色印刷部分101を透過することがなくなる。
そのため、第1表示12の際に第2表示13がわずかに見えることがなくなり、第2表示13の際に第1表示12がわずかに見えることがなくなり、実施例1の可変表示構造を波長のピークが近い光源を切替えるようにしても、充分な表示品質で、表示を切替えることになる。
[スイッチ作用]
実施例1では、操作する人がスモークレンズ11を押すと、一体化したスライダ8が摺動し、スライダ8の一部8aがタクトスイッチ5を押す。
スイッチ1としては、基板6に設けられる図示しない回路によって、どちらの表示状態において、タクトスイッチ5に入力があったかを判断し、2つの操作入力として使用する。これにより、1つのスイッチにおいて、異なるモードでの操作入力が可能となる。
さらに、その異なるモードでの操作入力において、モードの状態に変化がある場合には、それを色で表示することが可能となる。よって、操作者は、そのモードの状態を、インジケータ等を設けることなく、知ることができる。
次に効果を説明する。実施例1の可変表示構造にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
(1)透光性のあるシート10eに波長の異なる第1光源の光と第2光源の光を切り換えて投光させ、第1表示12と第2表示13を行わせる可変表示構造であって、シート10eに施された、第1光源3の波長を透過させる青色印刷部分101と、シート10eに施された、第2光源4の波長を透過させる緑印刷部分102と、第1光源3の波長と第2光源4の波長を透過させない背景印刷部分10dと、第1表示12と第2表示13の重複する部分で、第1光源3及び第2光源4の光を抑制して透過する第3印刷部分103と、青色印刷部分101を透過した第2光源4の光と、緑印刷部分102を透過した第1光源3の光とを透過させないノッチフィルタ9を備えるため、ピーク波長の近い2つの光源を用いても、透過部分の意図しない透過がないようにして、光源、及び表示色を自由に選択して、表示性能を向上させることができる。
実施例2は、ピーク波長の近い第1光源と第2光源を用い、一方を蛍光フィルタで白色表示にした例である。
構成を説明する。
図11は実施例2の可変表示構造のカラーフィルタの断面図である。
実施例2では、カラーフィルタ10のシート10eの各印刷面を設けた側と反対側、つまり光源側に、ノッチフィルタ9を設ける。
この場合にノッチフィルタ9は、ノッチフィルタ層9aを直接シート10eに設けることが部品点数の削減になり好ましい。
そして、カラーフィルタ10の表示側には、蛍光フィルタ15を設ける。
蛍光フィルタ15は、蛍光体151を備えたフィルタである。
その他構成は実施例1と同様であるので、説明を省略する。
作用を説明する。
[青色の表示を白色表示に変換する作用]
図12は実施例2における白色変換の状態を示す説明図である。図13は実施例2における蛍光フィルムを通過する緑色光の状態を示す説明図である。図14は光の3原色の説明図である。
実施例2では、実施例1と同様に、第1光源3を青色光とし、第2光源4を緑色とし、ピーク波長の近い2色の切替えにより、表示の切替えを行う。
さらに、第1光源3の青色光を点灯させた際には、第1印刷部分10aと第3印刷部分19cを通過させた青色光は、第1表示12を表示させつつ、蛍光フィルタ15を通過する。
すると、蛍光フィルタ15の内部では、内部に有する蛍光体151に青色光が当たると、励起され黄色に発光して、表示側外部へ光が向かう(図12における符号aが符号bに変化)。また、蛍光フィルタ15の内部で、内部に有する蛍光体151に当たらなかった青色光は、そのまま青色光として通過して外部へ向かう(図12における符号aのまま通過するもの)。
そのため、表示光としては、青色光と黄色光の混在したものとなる(図12参照)。ここで、光の3原色(図14参照)では、それぞれが加色された場合には、何色に見えるかがわかっており、Y(イエロー)とB(ブルー)の加色は、W(ホワイト)となり白色光となる。
言い換えて説明すると、黄色(Y)は3原色のうちの2色、緑(G)と赤(R)を加えたもののため、この表示色の場合、3原色である緑(G)、赤(R)、青(B)を全て加えたことになり、白色光の表示となる。
さらに、第2印刷部分10b、第3印刷部分10cを通過した緑色光は、第2h表示13を表示しつつ、蛍光フィルタ15を通過する(図13参照)。
すると、蛍光フィルタ15の内部では、内部に有する蛍光体151に緑色光が当たるが、蛍光体151は励起されない。そのため、変換されず、緑色光のまま通過して、表示側外部へ向かう(図13中の蛍光体前後の符号c)。また、蛍光フィルタ15の内部で、内部に有する蛍光体151に当たらなかった緑色光は、そのまま緑色光として通過して外部へ向かう(図13中の蛍光体に当たらない符号c)。
これにより、白色表示となった第1表示12と、緑色光の表示となる第2表示13が切替えて表示されることになる。
このように実施例2では、波長のピークが近い色の組合せが可能になることから、白色と切り替えて表示する色の自由度を増やすことができる。
効果を説明する。実施例2の可変表示構造にあっては、上記(1)の効果に加えて、以下の効果を有する。
(2)第1光源3は青色光を発する光源とし、各印刷部分より表示側に、青色光による蛍光体の励起で出力される黄色光と青色光の通過成分により白色光への変換を行う蛍光フィルタ15を備えるようにしたため、ピーク波長の近い2つの光源を用い、一方を青色光として蛍光フィルタ15で白色変換しても、白色と他の発光色、表示色を自由に選択して、表示性能を向上させることができる。
その他作用効果は、実施例1と同様であるので、説明を省略する。
実施例3は、シートの表示側にノッチフィルタ9を設け、その表示側に各印刷部分を設けた例である。
構成を説明する。
図15は、実施例3の可変表示構造のカラーフィルタの断面図である。
実施例3では、シート10eの表示側にノッチフィルタ9を設け、さらにその表示側に、各印刷部分を設けるようにしている。
このように、カラーフィルタ10、ノッチフィルタ9を設けるようにしてもよい。
その他構成は、実施例1と同様であるので、説明を省略する。
作用を説明する。
実施例3では、カラーフィルタ10のシート10eとノッチフィルタ9を予め一体にした後、その表示側に各印刷部分を設ける。
そのため、ノッチフィルタ9により増加する部品点数の影響をなるべく小さく抑制する。
つまり、早めの工程でシート10eに一体化させるのである。
効果を説明する。実施例3の可変表示構造にあっては、上記(1),(2)の効果に加えて以下の効果を有する。
(3)カラーフィルタ10は、透明なシート10eにノッチフィルタ9を設け、そのノッチフィルタ9の表示側に各印刷部分を設けたため、コストの増加を抑制することができる。
その他作用効果は、実施例1と同様であるので、説明を省略する。
[他の実施例]
図16は実施例の可変表示構造を車両メータに用いた表示例を示す説明図である。図17は実施例の可変表示構造をプッシュスタートスイッチに用いた表示例を示す説明図である。
図16に示す例では、車両メータ70において、色光源3の点灯時には、青色のメータ目盛表示を行い、色光源4の点灯時には、緑色のメータ目盛表示を行う。それぞれのメータ目盛表示は異なる形状にする。
すると、異なる色、形状の車両メータ70を表示できるため、例えば、個人の好みにより変更する。また、例えば、状況による見易さから変更するなどすれば、使用者がより見易い表示となる。
また、例えば、車両メータとして、色と形状を変えるだけでなく、同時に機能を切替えてもよい。図16の例では瞬間燃料計とエンジン回転計を切替えている。
図17に示す例では、エンジンの始動スイッチでありプッシュスタートスイッチ80において、色光源3の点灯時には、青色の「START ENGINE」の文字表示をスイッチ中央に大きく表示させ、色光源4の点灯時には、緑色の「STOP ENGINE」の文字表示をスイッチ中央に大きく表示させる。
可変表示作用により、文字の位置が重なっても文字を小さくしたり位置を見難い位置に変えることなく、表示することができる。
以上、本発明の可変表示構造を実施例1に基づき説明してきたが、具体的な構成については、これらの実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
青色印刷部分101、緑色印刷部分102などのシートへの印刷は、シルク印刷、凸版印刷、インクジェット印刷、熱転写印刷があり、いずれの印刷によるものでもよい。また、他の印刷によるものであってもよい。
蛍光フィルタは、印刷により形成されるものであってもよく、また、予めフィルタ素材として形成されたものであってもよい。
本願の可変表示構造は、スイッチや、計器類等のように、見やすい表示が必要な部位への利用は容易である。
実施例1の可変表示構造を示す断面図である。 実施例1の可変表示構造のフィルタの正面図である。 図2のA−A断面図である。 実施例1の可変表示構造の第1表示と第2表示を示す説明図である。 実施例1の可変表示構造の印刷部分の特性と各光源の波長との関係を示す説明図である。 実施例1における非表示状態を示す説明図である。 実施例1における第1表示の状態を示す説明図である。 実施例1における第2表示の状態を示す説明図である。 印刷部分の特性と光源の波長との関係を示す説明図である。 印刷部分の特性と光源の波長との関係を示す説明図である。 実施例2の可変表示構造のカラーフィルタの断面図である。 実施例2における白色変換の状態を示す説明図である。 実施例2における蛍光フィルムを通過する緑色光の状態を示す説明図である。 光の3原色の説明図である。 実施例3の可変表示構造のカラーフィルタの断面図である。 実施例の可変表示構造を車両メータに用いた表示例を示す説明図である。 実施例の可変表示構造をプッシュスタートスイッチに用いた表示例を示す説明図である。
符号の説明
1 スイッチ
2 スイッチフィニッシャ
3 色光源
4 色光源
5 タクトスイッチ
6 基板
7 ガイドハウジング
8 スライダ
8a 係合部
9 ノッチフィルタ
10 カラーフィルタ
10a 第1印刷部分
10b 第2印刷部分
10c 第3印刷部分
10d 背景印刷部分
10e シート
101 青色印刷部分
102 緑色印刷部分
103 第3印刷部分
11 スモークレンズ
12 第1表示
13 第2表示
15 蛍光フィルタ
151 蛍光体
70 車両メータ
80 プッシュスタートスイッチ

Claims (2)

  1. 透光性のあるシートに波長の異なる第1光源の光と第2光源の光を切り換えて投光させ、
    第1表示と第2表示を行わせる可変表示構造であって、
    前記シートに施された、第1光源の波長を透過させる第1印刷部分と、
    前記シートに施された、第2光源の波長を透過させる第2印刷部分と、
    前記第1光源の波長と第2光源の波長を透過させない背景印刷部分と、
    前記第1表示と前記第2表示の重複する部分で、第1光源及び第2光源の光を抑制して透過する第3印刷部分と、
    第1印刷部分を透過した第2光源の光と、第2印刷部分を透過した第1光源の光とを透過させない非通過波長帯域層と、
    を備えることを特徴とする可変表示構造。
  2. 請求項1に記載の可変表示構造において、
    第1光源は青色光を発する光源とし、
    各印刷部分より表示側に、青色光による蛍光体の励起で出力される黄色光と青色光の通過成分により白色光への変換を行う蛍光体層を備えるようにしたことを特徴とする可変表示構造。
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