JP2008232474A - 蓄熱式バーナ - Google Patents

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Abstract

【課題】コンパクトでありながら耐久性のある蓄熱式バーナを提供する。
【解決手段】燃焼用空気及び排気ガスが流通する、内部に蓄熱体7が配設された蓄熱部4を備え、排気ガスで蓄熱体7を加熱して蓄熱し、蓄熱部4に燃焼用空気を流通させて、蓄熱された蓄熱体4と熱交換して予熱し、この予熱された燃焼用空気を燃焼させる、蓄熱と燃焼を交互に繰り返して運転する蓄熱式バーナにおいて、蓄熱部4の炉内側の断面積を、蓄熱部4の給排気口側の断面積より小さくするとともに、蓄熱部4を被覆する耐火断熱材3の厚みを、蓄熱部の炉内側4aでは厚くし、蓄熱部の給排気口側4bでは薄くしたことを特徴とする。なお、燃焼用空気及び排気ガスが流通し、燃料が供給されるバーナタイル2を耐火性材料で構成し、バーナタイル2を耐火断熱材3で被覆することが好ましい。
【選択図】図1

Description

本発明は、工業用燃焼炉に用いる蓄熱式バーナの改良に関するものである。
近年、工業用燃焼炉には燃費を向上させるために、蓄熱式バーナが用いられている。この蓄熱式バーナは、特許文献1や特許文献2に示されるように、バーナの給排気経路に蓄熱体を備えたバーナであり、30秒程度の比較的短い周期で交互に燃焼と排気を繰り返し、燃焼ガスの保有熱を排気側のバーナの蓄熱体により回収し、燃焼側のバーナでは燃焼用空気を蓄熱体に通して予熱することにより、高い熱効率を達成することができるようにしたものである。
この蓄熱式バーナは、例えば図4に示されるように、バーナ部51と蓄熱部52が直列に連結されている。なお、53は炉壁、54は耐火性材料で構成されたバーナタイル、55は燃料ノズル、56は耐火断熱材料で構成されたバーナ断熱壁、57は耐火性材料で構成された蓄熱体である。この構造の蓄熱式バーナは、バーナ部51と蓄熱部52が分離しているため、燃焼と排気の繰り返しに起因する熱変動による熱応力が、バーナ部51に作用することがないので耐久性に優れる。しかしながら、バーナ部51の大部分と蓄熱部52の全部が炉外に設置されるため、この炉外に設置された部分からの放熱を防ぐために、断熱材料で構成されたバーナ断熱壁56のライニングが必要となる。特にファインセラミックの焼成等の高温用途(例えば炉内温度1400℃以上)である程、耐火断熱壁56が厚くなり、蓄熱式バーナ全体が大きくなってしまうという問題があった。
そこで、この問題を解決するために、図5に示されるようなバーナ部と蓄熱部が一体となった蓄熱式バーナが提案されている。図5に示される、61は燃料ノズル、62は耐火性材料で構成されたバーナタイル、63は耐火性材料で構成された蓄熱体、64は耐火断熱材料で構成されたバーナ断熱壁、65は炉壁である。この図5に示される蓄熱式バーナは、バーナ部の半分以上もしくはそれ以上の部分が炉壁65内に設置されるため、炉外に設置される部分は容積的に小さくすることができるという利点がある。蓄熱体63の炉内側は高温に曝されるため高温であるが、蓄熱体63の給排気口側は炉内側に比べて温度が低くなるため、図5に示される蓄熱式バーナでは、蓄熱体63の高温になる部分が炉内に配設され、温度が低い蓄熱体63の給排気口側のみが炉外に配設される構造であるため、バーナ断熱壁64を薄くすることができ、その結果蓄熱式バーナ全体としてコンパクトにすることができる。しかしながら、この図5に示される蓄熱式バーナは、バーナタイル62が蓄熱体63に隣接して配設されているため、燃焼と排気の繰り返しに起因する蓄熱体63の熱変動による熱応力66が、バーナタイル64に作用するため、バーナタイル64に亀裂が入り破損したり、バーナタイル64が押し出されて炉内に落下したりして、耐久性に問題があった。
そこで、コンパクトでありながら耐久性のある蓄熱式バーナの開発が要望されていた。
特公告S51−47131号公報 実公開H03−46742号公報
本発明は、上記問題を解決し、コンパクトでありながら耐久性のある蓄熱式バーナを提供する。
上記問題を解決するためになされた本発明は、燃焼用空気及び排気ガスが流通する、内部に蓄熱体が配設された蓄熱部を備え、排気ガスで前記蓄熱体を加熱して蓄熱し、前記蓄熱部に燃料用空気を流通させて、蓄熱された蓄熱体と熱交換して予熱し、この予熱された燃焼用空気を燃焼させる、蓄熱と燃焼を交互に繰り返して運転する蓄熱式バーナにおいて、蓄熱部の炉内側の断面積を、蓄熱部の給排気口側の断面積より小さくするとともに、蓄熱部を被覆する耐火断熱材の厚みを、蓄熱部の炉内側では厚くし、蓄熱部の給排気口側では薄くしたことを特徴とする。
なお、燃焼用空気及び排気ガスが流通し、燃料が供給されるバーナタイルを耐火性材料で構成し、前記バーナタイルを耐火断熱材で被覆することが好ましい。
また、蓄熱部は略円錐形状もしくは略角錐形状であることが好ましい。
また、隣接する板状のセラミックハニカムを、間隔を開けて層状に、蓄熱部の内部に配設し、前記セラミックハニカムに燃焼用空気及び排気ガスを流通させることが好ましい。
蓄熱部の炉内側の断面積を、蓄熱部の給排気口側の断面積より小さくするとともに、蓄熱部を被覆する耐火断熱材の厚みを、蓄熱部の炉内側では厚くし、蓄熱部の給排気口側では薄くしたので、高温に曝される蓄熱部の炉内側は厚い耐火断熱材で被覆されることから、十分に断熱することができ、また、温度が低い蓄熱部の給排気口側は断面積が大きいので、蓄熱するための熱容量を確保することができ、効率良く蓄熱することができ、蓄熱部を従来と比較してコンパクトにすることができ、コンパクトな蓄熱式バーナを提供することが可能となる。
なお、燃焼用空気及び排気ガスが流通し、燃料が供給されるバーナタイルを耐火性材料で構成し、前記バーナタイルを耐火断熱材で被覆すると、バーナタイルに断熱機能を持たせる必要がないことから、バーナタイルを緻密で強度のある耐火性材料で構成することが可能となり、バーナタイルの耐久性が向上する。このように、バーナタイルを耐久性のある耐火性材料で構成することが可能となるので、燃焼用空気及び排気ガスが流通する流路の径であるスロート径を小さな径にして、燃焼用空気及び排気ガスの流速が速くなったとしても、バーナタイルが破損することがなく、バーナタイルをコンパクトにすることができ、コンパクトな蓄熱式バーナを提供することが可能となる。
また、蓄熱部を略円錐形状もしくは略角錐形状にすると、この蓄熱部を被覆する耐火断熱材の製作がし易くなる。
また、蓄熱部の内部に、セラミックハニカムを配設し、このセラミックハニカムに燃焼用空気及び排気ガスを流通させることとすると、セラミックハニカムの燃焼用空気及び排気ガスが流通する部分の表面積は大きいことから、効率良く熱交換することでき、蓄熱部をコンパクトにすることができ、コンパクトな蓄熱式バーナを提供することが可能となる。また、隣接する板状のセラミックハニカムを、間隔を開けて層状に配設することすると、前記間隔に燃焼用空気及び排気ガスが流通し、燃焼用空気及び排気ガスの流路が閉塞することがない。
(第1の実施形態)
以下に、図面を参照しつつ本発明の好ましい実施の形態を示す。
図1は本発明の実施の形態を示す蓄熱式バーナの側断面図であり、図2は図1のA−A断面図である。1は工業用燃焼炉の炉壁である。この炉壁1に本発明の蓄熱式バーナが取り付けられている。本発明の蓄熱式バーナは、主にバーナタイル2、断熱壁3、蓄熱部4、燃料ノズル5、ハウジング6から構成されている。
バーナタイル2は、緻密な耐火煉瓦等の耐火性材料で構成されている。本実施形態では、バーナタイル2は略円筒形状をしていて、バーナタイル2の内部が、炉壁1の開口部と連通するように配設されている。なお、バーナタイル2をキャスタブル耐火性材料で構成することとしても差し支えない。
バーナタイル2の底部に開口するように燃料ノズル5が配設されている。この燃料ノズル5から燃料が供給される。本実施形態では、液化石油ガス(LPG)や液化天然ガス(LNG)等の気体燃料を使用するが、灯油等の液体燃料を燃焼用空気と混合して使用することとしても差し支えない。なお、本実施形態では、燃料ノズル5はバーナタイル2の底部に開口するように配設されているが、燃料ノズル5をバーナタイル2の側面に開口するように配設することとしても差し支えない。
バーナタイル2は、耐火断熱材3で被覆されている。この耐火断熱材3は、多孔質の耐火断熱煉瓦やキャスタブル耐火断熱材で構成されている。バーナタイル2の流路に開口した空間である蓄熱部4が、耐火断熱材3により構成されている。蓄熱部4はバーナタイル2の流路の軸線方向と略直交するように開口している。本実施形態では、蓄熱部4はバーナタイル2の下側面に開口している。
蓄熱部4の内部には、耐火性材料で構成された蓄熱体7が配設されている。蓄熱体7は、例えば球形状や円筒形状をした充填材が使用される。蓄熱体7は、蓄熱部4の底部に配設された金網で保持されるようになっている。燃焼用空気が蓄熱部4を流通しても、蓄熱体7はその自重により、炉内側に移動しないようになっている。耐火断熱材3は、金属性のハウジング6で覆われている。
蓄熱部4の底部は給排気口8となっている。この給排気口8から燃料用空気が給気され、排気ガスが排気される。炉外に設けられたブロア(図示せず)を稼働させて、切替バルブ9を所定時間(例えば30秒)切り替えることにより、燃料用空気の給気及び、排気ガスの排気が交互に行われるようになっている。
燃焼時には、ブロアを稼働させて、燃焼用空気を、給排気口8からバーナタイル2の底部に供給し、燃料ノズル5から供給される燃料を燃焼させる。所定時間が経過すると、切替バルブ9を切り替えて、ブロアを稼働させて、給排気口8から排気ガスを吸引して、排気ガスを炉外に排気する。この際、高温の排気ガスが蓄熱部4を流通し、蓄熱部4の内部に充填された蓄熱体7の表面と前記排気ガスが接触することにより熱交換が行われて、蓄熱体7が加熱されて蓄熱される。
所定時間が経過した後には、再び切替バルブ9を切り替えて、給排気口8から燃焼用空気を給気する。この際に、蓄熱部4を燃焼用空気が流通して、蓄熱された蓄熱体7の表面と接触することにより、燃焼用空気が熱交換されて予熱されて、バーナタイル2に供給される。このように、蓄熱と燃焼を交互に繰り返して運転して、燃焼排ガスの保有熱を蓄熱体7により回収し、燃焼用空気を蓄熱体7に通して予熱することにより、高い熱効率を達成することができ燃費が向上する。
本発明では、蓄熱部の炉内側4aの断面積を、蓄熱部の給排気口側4bの断面積より小さくするとともに、蓄熱部4を被覆する耐火断熱材3の厚みを、蓄熱部4の炉内側4aでは厚くし、蓄熱部の給排気口側4bでは薄くしている。このように構成することにより高温(1000℃〜1600℃、本実施形態では1400℃)に曝される蓄熱部の炉内側4aは厚い耐火断熱材3で被覆されることから、十分に断熱することができる。また、温度が低い(100℃〜400℃、本実施形態では200℃)蓄熱部の給排気口側4bは断面積が大きいので、蓄熱するための熱容量を確保することができる。
なお、本実施形態では、蓄熱部4の形状は、略円錐形状もしくは略角錐形状である。
また本発明では、バーナタイル2を耐火断熱材3で被覆することとしたので、バーナタイル2に断熱機能を持たせる必要がないことから、バーナタイル2を緻密で強度のある耐火性材料で構成することが可能となり、バーナタイル2の耐久性が向上する。蓄熱式バーナをコンパクトにするためには、燃焼用空気及び排気ガスが流通する流路の径であるスロート径aを、燃焼可能な必要最小な径にする必要がある。スロート径aを、小さくするほど燃焼用空気及び排気ガスの流速が速くなるが、前述したようにバーナタイル2を緻密で強度のある耐火性材料で構成することとしたので、バーナタイル2が破損することがない。
(第2の実施形態)
次に第2の実施形態について説明をする。図3に第2の実施形態の蓄熱部の詳細図を示す。この第2の実施形態では、蓄熱体としてセラミックハニカムを使用する。ここでセラミックハニカムとは、セラミックで構成された六角形や四角形等が隙間なく束ねられた構造をハニカム構造のことをいう。図3に示されるように、この第2の実施形態では、隣接する板状のセラミックハニカム11を、間隔4cを開けて層状に、蓄熱部4の内部に配設している。このセラミックハニカム11に燃焼用空気及び排気ガスが流通するようになっている。セラミックハニカム11は、ハニカム構造であるので表面積が大きく、流通する燃焼用空気及び排気ガスを効率よく熱交換することが可能となる。
蓄熱部4の形状は、層状に配設されたセラミックハニカム11に対応する形状となっているが、炉内側から給排気口8側につれて幅が広くなっている。このように、蓄熱部4を、炉内側から給排気口8側につれて幅が広くし、炉内側から給排気口8側につれて、セラミックハニカム11の幅を広くしたので、高温に曝される蓄熱部4の炉内側は厚い耐火断熱材3で被覆されることから、十分に断熱することができ、また、温度が低い蓄熱部4の給排気口8側のセラミックハニカム11の断面積が大きいので、蓄熱するための熱容量を確保することができ、効率良く蓄熱することができる。
前述したように、間隔4を開けてセラミックハニカム11を配設したのは、燃焼用空気及び排気ガスの流路を確保するためであり、図3の矢印に示されるように、セラミックハニカム11の外縁部分11aを流通する燃焼用空気及び排気ガスが、前記間隔4cを流通することにより、隣接するセラミックハニカム11に流通するようになっている。
以上、現時点において、もっとも、実践的であり、かつ好ましいと思われる実施形態に関連して本発明を説明したが、本発明は、本願明細書中に開示された実施形態に限定されるものではなく、請求の範囲および明細書全体から読み取れる発明の要旨あるいは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う蓄熱式バーナもまた技術的範囲に包含されるものとして理解されなければならない。
本発明の実施の形態を示す蓄熱式バーナの側断面図である。 本発明の実施の形態を示す蓄熱式バーナの正断面図である。 第2の実施形態の蓄熱部の詳細図である。 従来の実施の形態を示す説明図である。 従来の実施の形態を示す説明図である。
符号の説明
1 炉壁
2 バーナタイル
3 耐火断熱材
4 蓄熱部
4a 蓄熱部の炉内側
4b 蓄熱部の給排気口側
4c 間隔
5 燃料ノズル
6 ハウジング
7 蓄熱体
8 給排気口
9 切替バルブ
11 セラミックハニカム
11a セラミックハニカムの外縁部分
a スロート径
51 バーナ部
52 蓄熱部
53 炉壁
54 バーナタイル
55 燃料ノズル
56 バーナ断熱壁
57 蓄熱体
61 燃料ノズル
62 バーナタイル
63 蓄熱体
64 バーナ断熱壁
65 炉壁
66 熱応力

Claims (4)

  1. 燃焼用空気及び排気ガスが流通する、内部に蓄熱体が配設された蓄熱部を備え、排気ガスで前記蓄熱体を加熱して蓄熱し、前記蓄熱部に燃料用空気を流通させて、蓄熱された蓄熱体と熱交換して予熱し、この予熱された燃焼用空気を燃焼させる、蓄熱と燃焼を交互に繰り返して運転する蓄熱式バーナにおいて、
    蓄熱部の炉内側の断面積を、蓄熱部の給排気口側の断面積より小さくするとともに、蓄熱部を被覆する耐火断熱材の厚みを、蓄熱部の炉内側では厚くし、蓄熱部の給排気口側では薄くしたことを特徴とする蓄熱式バーナ。
  2. 燃焼用空気及び排気ガスが流通し、燃料が供給されるバーナタイルを耐火性材料で構成し、前記バーナタイルを耐火断熱材で被覆したことを特徴とする請求項1に記載の蓄熱式バーナ。
  3. 蓄熱部は略円錐形状もしくは略角錐形状であることを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の蓄熱式バーナ。
  4. 隣接する板状のセラミックハニカムを、間隔を開けて層状に、蓄熱部の内部に配設し、前記セラミックハニカムに燃焼用空気及び排気ガスを流通させることを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の蓄熱式バーナ。
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