JP3854170B2 - 燃料電池 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は燃料電池に関し、起動を迅速に行うことができる燃料電池に関するものである。
【0002】
【従来技術】
次世代エネルギーとして、近年、燃料電池セルのスタックを収納容器内に収容した燃料電池が種々提案されている。
【0003】
固体電解質型燃料電池は、複数の燃料電池セルからなるセルスタックを収納容器内に収容して構成されており、発電はセルスタックに酸素含有ガス及び燃料ガスを供給して600〜1000℃程度の高温で行われていた。
【0004】
しかしながら、固体電解質を用いた燃料電池は作動温度が600〜1000℃と高いため、この温度まで燃料電池セルを加熱する必要があり、実質的に発電するまでの時間が長いという問題があった。このような問題を解決するため、従来、収納容器の外部に酸素含有ガス(空気)を予熱する予熱器を設け、この予熱器で酸素含有ガスを加熱した後、セルスタックに供給し、これによりセルを加熱し、起動時間を短縮させることが提案されている。
【0005】
また、発電に用いられなかった燃料ガスと酸素含有ガスを燃焼させ、この高温の燃焼ガスを収納容器外部まで配管により引き回し、酸素含有ガスを収納容器内部に供給するための配管に沿わせて熱交換を行い、燃焼ガスを有効に用いて酸素含有ガスを予熱することが提案されている。
【0006】
さらに、近年では、収納容器内に酸素含有ガスを加熱するバーナーを設け、このバーナーで酸素含有ガスを加熱し、この予熱された酸素含有ガスをセルスタックに供給することが行われている(特開2000−149976号参照)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記種々の方法は、酸素含有ガスを加熱し、この加熱した酸素含有ガスをセルスタックに導入し、加熱した酸素含有ガスにより燃料電池セルを間接的に加熱するもので、セルの加熱効率が低く、未だ起動に時間がかかるという問題があった。
【0008】
即ち、従来の燃料電池セルは、一般に固体電解質の内面に酸素側電極を、外面に燃料側電極を形成して構成されていたので、燃料電池セルの内部にバーナーを設けることは構造上困難であり、また、燃料電池セルの外面にバーナーを設けると、燃焼に酸素が必要であることから、金属からなる燃料側電極が酸化してしまうため、燃料電池セルを直接加熱するという発想自体あり得なかった。
【0009】
また、上記したように、酸素含有ガスを加熱する予熱器を収納容器の外部に設けた場合は、加熱した酸素含有ガスにより燃料電池セルを加熱するため、燃料電池セルの間接的な加熱であり、また、セルスタックまでの供給経路が長くなるため、セルスタックに供給されるまでに酸素含有ガス温度が低下し、燃料電池セルの加熱効率が低下し、起動時間短縮効果が低いという問題があった。
【0010】
また、燃焼ガスの配管を引き回して酸素含有ガス供給管に沿わせる場合にも、加熱した酸素含有ガスにより燃料電池セルを加熱するため、燃料電池セルの間接的な加熱であり、また、燃焼ガスを有効利用できるものの、燃焼ガスの配管を外部に引き回す必要があり、熱交換する部分までの燃焼ガスの導入経路が長くなるため、熱交換する部分に至るまでに燃焼ガス温度が急激に低下し、酸素含有ガスとの熱交換率が低く、起動時間短縮効果が低いという問題があった。
【0011】
さらに、収納容器内に酸素含有ガスを加熱するバーナーを設ける場合には、バーナを用いるものの、酸素含有ガスの加熱に用いられ、燃料電池セルの間接的な加熱であり、起動時間短縮効果が低いという問題があった。
【0012】
本発明は、起動時間を大幅に短縮できる燃料電池を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明の燃料電池は、複数の燃料電池セルが集合したセルスタックを収納容器内に収納してなる燃料電池において、前記燃料電池セル間に、起動用のセル加熱用バーナを設けてなるとともに、前記燃料電池セルが、固体電解質の一方側に酸素側電極、他方側に燃料側電極を形成してなり、前記セル加熱用バーナが、前記燃料電池セルの酸素側電極が形成された面に対向して設けられ、さらに、前記セル加熱用バーナの燃焼領域の側方における前記燃料電池セルの側面には、断熱層が設けられていることを特徴とする。このような燃料電池では、セル加熱用バーナで燃料電池セルを直接的に加熱するため、燃料電池セルの加熱効果が大きく、起動時間を大幅に短縮できる。
【0014】
また、本発明の燃料電池では、燃料電池セルが、固体電解質の一方側に酸素側電極、他方側に燃料側電極を形成してなり、セル加熱用バーナが、前記燃料電池セルの酸素側電極が形成された面に対向して設けられている。セル加熱用バーナは燃焼時に酸素が必要であるが、酸素側電極はもともと金属酸化物が用いられているため、セル加熱用バーナへの酸素供給時に酸素側電極の酸化を心配することがない。また、本発明の燃料電池では、セル加熱用バーナの燃焼領域の側方における燃料電池セルの側面には、断熱層が設けられている。このような燃料電池では、セル加熱用バーナによる燃料電池セルの急速加熱が、断熱層を介して行われるため、燃料電池セルに対する熱衝撃を緩和することができる。また、セル加熱用バーナによる熱を外部に逃がすことなく燃料電池セルに供給することができる。
【0016】
また、本発明の燃料電池では、セル加熱用バーナの燃焼領域の側方における燃料電池セルの側面には、断熱層が設けられているため、セル加熱用バーナによる燃料電池セルの急速加熱が、断熱層を介して行われるため、燃料電池セルに対する熱衝撃を緩和することができる。また、セル加熱用バーナによる熱を外部に逃がすことなく燃料電池セルに供給することができる。
【0017】
また、断熱層はガラスからなることが望ましい。ガラスは密着性が良好であり、しかも熱に対する耐久性が良好であるため、燃料電池セルの信頼性を向上できる。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の燃料電池の一形態を示すもので、符号31は断熱構造を有する収納容器を示している。この収納容器31の内部には、複数の燃料電池セル33が集合したセルスタック35と、このセルスタック35の上方に隣接した燃焼室37と、この燃焼室37を挿通する酸素含有ガス供給管39と、燃焼室37の上方に設けられた熱交換部41とから構成されている。
【0019】
収納容器31は、耐熱性金属からなる枠体31aと、この枠体31aの内面に設けられた断熱材31bとから構成されている。
【0020】
セルスタック35は、例えば、図2に示すように、複数の燃料電池セル33を3列に整列させ、隣設した2列の最外部の燃料電池セル33の電極同士が導電部材41で接続され、これにより3列に整列した複数の燃料電池セル33が電気的に直列に接続している。
【0021】
具体的に説明すると、燃料電池セル33は、断面が扁平状で、全体的に見て楕円柱状であり、その内部には複数の燃料ガス通路34が形成されている。この燃料電池セル33は、断面が扁平状で、全体的に見て楕円柱状の多孔質な金属を主成分とする燃料側電極33aの外面に、緻密質な固体電解質33b、多孔質な導電性セラミックスからなる酸素側電極33cを順次積層し、酸素側電極33cと反対側の燃料側電極31aの外面にインターコネクタ33dを形成して構成されており、燃料側電極33aが支持体となっている。
【0022】
一方の燃料電池セル33と他方の燃料電池セル33との間には、金属フェルト及び/又は金属板からなる集電部材43を介在させ、一方の燃料電池セル33の燃料側電極33aを、該燃料側電極33aに設けられたインターコネクタ33d、集電部材43を介して他方の燃料電池セル33の酸素側電極33cに電気的に接続して、セルスタック35が構成されている。
【0023】
複数の燃料電池セル33の上下端部は、図1に示したように支持部材45、47に支持固定され、これによりセルスタック35が構成されている。支持部材45、47は、収納容器31を上下方向に仕切る隔壁の役割を兼ねており、支持部材45、47間において、燃料側電極33a、固体電解質33b、酸素側電極33cが重畳した部分が発電する部分であり、支持部材45、47間が発電室49とされている。
【0024】
燃料側電極33a、固体電解質33b、酸素側電極33cが重畳した部分は、発電室49の中央部に存在し、燃料電池セルの両端部は、固体電解質33bの上面に酸素側電極33cが形成されていない領域が形成されており、燃料電池セル33の両端部は発電に寄与していない。この酸素側電極33cが形成されていない燃料電池セル33の両端部が支持部材45、47に支持固定されている。緻密な固体電解質33bにより、発電室49内における固体電解質33bの内外のガス混合を防止している。
【0025】
セルスタック35の下方には、燃料ガスをセルスタック35に供給するための燃料ガス供給管51が設けられ、この燃料ガス供給管51には、燃料ガスを燃料電池セル33のそれぞれの燃料ガス通路34に供給する分岐管52が形成されている。
【0026】
また、燃料ガス供給管51の下方には燃料電池セルを直接加熱するためのバーナー用ガス供給管53が配置されており、このバーナー用ガス供給管53には、発電室49の下方で燃焼するための複数のセル加熱用バーナ55が設けられている。
【0027】
セル加熱用バーナ55の先端部は支持部材47に固定されている。発電室49には、起動時にセル加熱用バーナ55から噴出されるガスに着火するため着火源(図示せず)が設けられている。
【0028】
図3にセル加熱用バーナ55及びその近傍を拡大して記載する。この図3に示すように、支持部材47近傍の固体電解質33b上には酸素側電極33cが形成されておらず、代わりにガラスからなる断熱層56が形成されている。この断熱層56はセル加熱用バーナ55から噴出されるガスの燃焼領域F(破線で示す)の側方に形成されている。
【0029】
断熱層56はガラス以外にセラミックから構成されていても良いが、密着性が良好という点からガラスを用いることが望ましい。また、断熱層56は、セル加熱用バーナ55の燃焼による影響を最小限にするような範囲で形成されている。
【0030】
また、図1に示したように、燃焼室37を挿通する酸素含有ガス供給管39は支持部材45を挿通し、その先端部が発電室49の下部であって燃料電池セル33間に位置している。発電で用いられなかった余剰の酸素含有ガスは、支持部材45に設けられた余剰ガス噴出孔57から燃焼室37内に噴出するように構成されている。燃焼室37においても、起動時に着火するための着火源が設けられている。
【0031】
熱交換部41は、熱交換器41aと、燃焼室37を介してセルスタック35に対向して設けられた酸素含有ガス収容室41bとから構成されている。
【0032】
熱交換器41aは、図4に示すように、平板61と波板63を交互に積層したプレートフィン型構造とされており、酸素含有ガス収容室41bと連通する通路を形成する波板63aは、図4(b)に示すように形成され、また、燃焼ガスの排出用の通路を形成する波板63bは、図4(c)に示すように形成されている。
【0033】
燃焼ガスは、図1に一点鎖線で示したように熱交換器41aの下部側面から導入され、熱交換器41aの上方へ排出され、一方、酸素含有ガスは配管73により、図1に破線で示したように熱交換器41aの上部側面から導入され、熱交換器41aの下方へ導かれ、酸素含有ガス収容室41b内に導入される。
【0034】
酸素含有ガス収容室41bは、図5に示すように、熱交換器41aの酸素含有ガスが導入される側の端面、即ちセルスタック側端面に設けられており、波板63aの各通路を通過した酸素含有ガスが一旦収容されるようになっている。
【0035】
酸素含有ガス収容室41bには、複数の酸素含有ガス供給管39の一端が開口し、連通している。
【0036】
酸素含有ガス収容室41bの側面と断熱材31bとの間、即ち酸素含有ガス収容室41bの周囲は、図1に示したように、燃焼室37中の燃焼ガスを熱交換器41aに導入する燃焼ガス導入口71とされている。この燃焼ガス導入口71を介して燃焼ガスが熱交換器41aの波板63bの通路へ導出される。
【0037】
以上のように構成された燃料電池では、外部からの酸素含有ガス(例えば空気)を配管73により熱交換器41aに導入し、酸素含有ガス収容室41bに導入し、酸素含有ガス供給管39を介して発電室49のセル間に噴出させるとともに、燃料ガス(例えば水素)を燃料ガス供給管51を介して燃料電池セル33の燃料ガス通路34内に供給し、発電室49におけるセル33において発電させる。
【0038】
発電に用いられなかった余剰の燃料ガスは燃料ガス通路34の上端から燃焼室37内に噴出し、発電に用いれらなかった余剰の酸素含有ガスは、余剰ガス噴出孔57から燃焼室37内に噴出し、余剰の燃料ガスと余剰の酸素含有ガスを反応させて燃焼させ、燃焼ガスを発生させ、この燃焼ガスが燃焼ガス導入口71を介して熱交換器41aに導出され、熱交換器41aの上端から排出される。
【0039】
本発明の燃料電池では、燃料電池セル33近傍にセル加熱用バーナ55を設けたので、燃料電池の起動時には、着火源によりセル加熱用バーナ55が点火され、燃料電池セル33を直接加熱することができ、燃料電池セル33を発電する温度まで急速に加熱でき、起動時間を大幅に短縮できる。
【0040】
さらに、セル加熱用バーナ55で燃料電池セル33を直接加熱したとしても、その燃焼領域Fの側方には断熱層56が形成されているため、燃料電池セル33への影響を殆どなくすことができる。さらに、燃料電池セル33の外面には酸素側電極33cが形成されているため、セル加熱用バーナ55を燃焼させたとしても、酸素側電極33cの酸化を心配する必要がない。
【0041】
また、発電に寄与しなかった余剰の燃料ガスと酸素含有ガスが燃焼室37内に導入され、この燃焼室37中で反応して燃焼し、この燃焼ガス及び外部の酸素含有ガスを熱交換器41aに導入し、この熱交換器41aで燃焼ガスと酸素含有ガスとの間で熱交換させ、起動時に酸素含有ガスを予熱することができ、また、酸素含有ガス供給管39が燃焼室37を挿通することにより、燃焼ガスにより酸素含有ガス供給管39内の酸素含有ガスをさらに加熱することができるため、加熱した酸素含有ガスにより燃料電池セル33を間接的に加熱して実質的に発電するまでの起動時間をさらに短縮できる。
【0042】
さらに、セルスタック35の上部に燃焼室37、酸素含有ガス収容室41b、熱交換器41aが隣接して形成されているため、燃焼室37で燃焼した高温の燃焼ガスを、配管等を用いることなく熱交換器41aに直接導入でき、簡単な構造で酸素含有ガスの予熱効率を大きくできる。
【0043】
また、収納容器31内で、燃焼ガスと酸素含有ガスとを熱交換できるため、酸素含有ガスの予熱を行うためのバーナーを別途設ける必要がなく、小型にでき、しかも燃焼ガスを有効利用できる。
【0044】
さらに、熱交換器41aに酸素含有ガス収容室41bを設けたので、熱交換器41aと酸素含有ガス供給管39との接続を酸素含有ガス収容室41bを介して行うことができ、熱交換器41aからの酸素含有ガスを発電室49内に確実に供給できる。
【0045】
尚、本発明は上記形態に限定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、上記形態では、図2に示したような楕円柱状で複数の燃料ガス通路34を有する燃料電池セル33を用いてセルスタックを構成した例について説明したが、燃料電池セルは円筒状で、燃料ガス通路が一つであっても良く、燃料電池セルの形状は特に限定されるものではない。
【0046】
また、熱交換器41aとしてプレートフィン型を用いたが、本発明ではこれに限定されるものではなく、それ以外の熱交換器を用いても良いことは勿論である。
【0047】
【発明の効果】
本発明の燃料電池では、燃料電池セル近傍にセル加熱用バーナを設けたので、セル加熱用バーナで燃料電池セルを直接的に加熱することができ、燃料電池セルの加熱効果が大きく、起動時間を大幅に短縮できる。このように燃料電池セルをセル加熱用バーナで直接加熱しても、セル加熱用バーナが、燃料電池セルの酸素側電極が形成された面に対向して設けられており、この面側を加熱することになるが、酸素側電極はもともと金属酸化物が用いられているため、セル加熱用バーナの燃焼時に酸素側電極の酸化を心配することがない。
【0048】
また、セル加熱用バーナの燃焼領域近傍における燃料電池セルの側面に断熱層が設けられているため、セル加熱用バーナの直接加熱による影響を最小限とできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の燃料電池を示す縦断面図である。
【図2】図1のセルスタックを示す横断面図である。
【図3】燃料電池セル近傍にセル加熱用バーナを設けた状態を示す断面図である。
【図4】図1の熱交換器の概念を説明するための図であり、(a)は熱交換器の斜視図、(b)は酸素含有ガスの通路を形成するための波板を示す斜視図、(c)は燃焼ガスの通路を形成するための波板を示す斜視図である。
【図5】本発明の熱交換部を説明するための斜視図である。
【符号の説明】
31・・・収納容器
33・・・燃料電池セル
33a・・・燃料側電極
33b・・・固体電解質
33c・・・酸素側電極
34・・・燃料ガス通路
35・・・セルスタック
55・・・セル加熱用バーナ
56・・・断熱層
F・・・燃焼領域
Claims (2)
- 複数の燃料電池セルが集合したセルスタックを収納容器内に収納してなる燃料電池において、前記燃料電池セル間に、起動用のセル加熱用バーナを設けてなるとともに、前記燃料電池セルが、固体電解質の一方側に酸素側電極、他方側に燃料側電極を形成してなり、前記セル加熱用バーナが、前記燃料電池セルの酸素側電極が形成された面に対向して設けられ、さらに、前記セル加熱用バーナの燃焼領域の側方における前記燃料電池セルの側面には、断熱層が設けられていることを特徴とする燃料電池。
- 前記断熱層がガラスからなることを特徴とする請求項1記載の燃料電池。
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