JP2004076988A - 蓄熱燃焼式フラットフレームバーナ - Google Patents

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Abstract

【課題】高温炉に対応できる蓄熱燃焼式フラットフレームバーナを提供する。
【解決手段】蓄熱燃焼式フラットフレームバーナ1aが、燃焼モードであるとき、給排気部23から給気13された空気は、通気室25から蓄熱室11に到る。蓄熱室11に供給された空気は、蓄熱モード時に排気15の熱を吸収している蓄熱体9により予熱され、バーナタイル3に設けられた通気通路7−1を経てバーナ内の空洞部5に供給される。複数の通気通路7−1は耐火性のあるバーナタイル3内で曲線状に旋回する構造を持ち、通気通路7−1を通過する空気は旋回流となる。旋回流を発生する構造をバーナタイル3内に設けることで、高温炉に対応できる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、蓄熱燃焼式フラットフレームバーナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
蓄熱燃焼は、燃焼部(バーナ)と蓄熱部(リジェネレータ)を一体構成した、蓄熱燃焼式バーナ2台を1ペアとして使用し、2台の蓄熱燃焼式バーナを交互に切替燃焼を行うことにより、排熱を効率よく回収できる高効率燃焼システムである。
【0003】
図6に、蓄熱燃焼式バーナシステム101の構成を示す。蓄熱燃焼式バーナ103が燃焼モードであるときは、蓄熱燃焼式バーナ103で燃焼した燃焼ガスは蓄熱燃焼式バーナ105側(燃焼していない)を通過し、蓄熱体109に熱を伝え、温度が低下した排気113を外部に放出する。所定時間が経過して、燃焼するバーナが切り替わり、蓄熱燃焼式バーナ105が燃焼モードになると、外部の空気が給気され蓄熱体109で予熱されて、蓄熱燃焼式バーナ105に供給される。
【0004】
このようにバーナを交互に切り替え、蓄熱体で燃焼ガスの熱を蓄熱し、給気を予熱する動作を繰り返すことにより、高効率の燃焼システムを実現する。
【0005】
蓄熱燃焼式バーナにおいて、扁平な火炎を発生させる蓄熱燃焼式フラットフレームバーナについては、特開2000−240910号公報に開示されている。図7に蓄熱燃焼式フラットフレームバーナ201の構成を示す。
【0006】
バーナ中心軸に燃料供給管217を配置し、通気通路225のバーナタイル203側に旋回器207を配置する。旋回器207は、通気通路225からバーナタイル203側の炉内の空洞部205に供給する空気を旋回流として噴出するように金属を加工して曲線状の通気通路を設けたものである。風箱227には、中空円筒形状に形成した通気性のある蓄熱体209を燃料供給管217と同軸状に設置している。蓄熱体209は、耐熱金属を巻いて中空円筒状に構成したものや、セラミックフォームを中空円筒状に構成したものを用いる。
【0007】
蓄熱燃焼式フラットフレームバーナ201が、燃焼モードである場合は、給排気部223から、風箱227に給気213された空気は、通気可能な蓄熱体209及び通気通路225を経て、旋回器207で旋回流となり炉内の空洞部205に噴出される。燃料供給管217から供給される燃料219は、この旋回流と混合されて燃焼し、火炎はバーナタイル203の曲面部229に沿って広がり、火炎の先端は扁平形状となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、蓄熱燃焼式フラットフレームバーナ201の旋回器207は通常金属製であるので、予熱された燃焼用空気や、炉内排ガスが通過して1000°Cを超える高温炉で使用することができない。
【0009】
また、旋回器207を充分な耐熱性を有するセラミック製とすることも考えられるが、成型及び固定が困難である。また、衝撃による破損の恐れがある。
【0010】
また、蓄熱体として耐熱金属を巻いて中空円筒状に構成したものは、耐熱の問題から1000°Cを超える高温炉で用いることはできない。蓄熱体としてセラミックフォームを用いるものは、熱収縮により割れを生じる可能性がある。
【0011】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、高温炉に対応できる蓄熱燃焼式フラットフレームバーナを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するための第1の発明は、燃焼時に燃焼用空気を給気し、排気時に排ガスを排気する給排気部と、前記給排気部と連通し、通気性を有する蓄熱室と、前記蓄熱室と炉内側との間に配置するバーナタイルと、バーナ中心軸に配置する燃料供給管とを有する蓄熱燃焼式フラットフレームバーナであって、前記バーナタイルには、前記蓄熱室から前記炉内側に連通し空気に旋回を与える通気通路を設けることを特徴とする蓄熱燃焼式フラットフレームバーナである。
【0013】
蓄熱体は、複数の略球形又はハニカム形状のセラミックなどで構成される。
通気通路の蓄熱室側開口部は、蓄熱体の通気通路への通過を阻止する形状である。即ち蓄熱室側開口部は、略球状の蓄熱体よりも幅の狭いスリット形状である。
【0014】
第1の発明の蓄熱燃焼式フラットフレームバーナは、燃焼時に燃焼用空気を給気し、排気時に排ガスを排気する給排気部と、給排気部と連通し、通気性を有する蓄熱室と、蓄熱室と炉内側との間に配置するバーナタイルと、バーナ中心軸に配置する燃料供給管とを有し、バーナタイルには、蓄熱室から炉内側に連通し空気に旋回を与える通気通路を設ける。
【0015】
第2の発明は、燃焼時に燃焼用空気を給気し、排気時に排ガスを排気する給排気部と、前記給排気部と連通し、通気性を有する蓄熱室と、前記蓄熱室と炉内側との間に配置するバーナタイルと、バーナ中心軸に配置する燃料供給管とを有する蓄熱燃焼式フラットフレームバーナであって、前記燃料供給管の炉側先端部が、前記バーナタイルに設ける前記通気通路の炉内側開口部よりも、前記蓄熱室側に設けられ、前記バーナタイルには、前記蓄熱室から前記炉内側に連通し空気に旋回を与える通気通路を設けることを特徴とする蓄熱燃焼式フラットフレームバーナである。
【0016】
第2の発明の蓄熱燃焼式フラットフレームバーナは、燃料供給管の炉側先端部は、バーナタイルに設ける通気通路の炉内側開口部よりも、蓄熱室側に設け、バーナタイルには、蓄熱室から炉内側に連通し空気に旋回を与える通気通路を設ける。
【0017】
第3の発明は、燃焼時に燃焼用空気を給気し、排気時に排ガスを排気する給排気部と、前記給排気部と連通し、通気性を有する蓄熱室と、前記蓄熱室と炉内側との間に配置するバーナタイルと、バーナ中心軸に配置する燃料供給管とを有する蓄熱燃焼式フラットフレームバーナであって、前記燃料供給管の炉側先端に保炎器を設け、前記燃料供給管及び前記保炎器を囲み、空気を供給する空気供給管を設け、前記バーナタイルには、前記蓄熱室から前記炉内側に連通し空気に旋回を与える通気通路を設けることを特徴とする蓄熱燃焼式フラットフレームバーナである。
【0018】
第3の発明の蓄熱燃焼式フラットフレームバーナは、燃料供給管の炉側先端に保炎器を設け、燃料供給管及び保炎器を囲み空気を供給する空気供給管を設け、バーナタイルには、蓄熱室から炉内側に連通し空気に旋回を与える通気通路を設ける。
【0019】
第4の発明は、燃焼時に燃焼用空気を給気し、排気時に排ガスを排気する給排気部と、前記給排気部と連通し、通気性を有する蓄熱室と、前記蓄熱室と炉内側との間に配置するバーナタイルと、バーナ中心軸に配置する燃料供給管とを有する蓄熱燃焼式フラットフレームバーナであって、前記燃料供給管の炉側先端に保炎器を設け、前記燃料供給管及び前記保炎器を囲み、空気を供給する空気供給管を設け、前記空気供給管の炉側先端部が、前記バーナタイルに設ける前記通気通路の炉内側開口部よりも、前記蓄熱室側に設けられ、前記バーナタイルには、前記蓄熱室から前記炉内側に連通し空気に旋回を与える通気通路を設けることを特徴とする蓄熱燃焼式フラットフレームバーナである。
【0020】
第4の発明の蓄熱燃焼式フラットフレームバーナは、燃料供給管の炉側先端に保炎器を設け、燃料供給管及び保炎器を囲み空気を供給する空気供給管を設け、空気供給管の炉側先端部は、バーナタイルに設ける通気通路の炉内側開口部よりも、蓄熱室側に設け、バーナタイルには、蓄熱室から炉内側に連通し空気に旋回を与える通気通路を設ける。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る蓄熱燃焼式フラットフレームバーナ1aの構成を示す図である。蓄熱燃焼式フラットフレームバーナ1aは、円筒形状の風箱27の中心軸に燃料供給管17を配する。
【0022】
燃料供給管17の外周には通気室25及び蓄熱室11を同心円状に配置する。通気室25には給排気部23が設けられ、蓄熱燃焼式フラットフレームバーナ1aが燃焼モードの時に給気13し、蓄熱モードの時に排気15を行う。又、蓄熱室11には、セラミックボールやセラミックハニカム等からなる蓄熱体9が配設されており、通気室25との間は通気性板21で仕切られている。
【0023】
また、蓄熱室11の、バーナ燃焼側には、バーナタイル3が設置される。バーナタイル3は耐火物で構成され、バーナの空洞部5に向かって末広がりの曲面部29を有する。また、バーナタイル3には、蓄熱室11から空洞部5へ複数の通気通路7−1が設けられる。通気通路7−1は、バーナタイル3の中で傾斜を持って配置され、通過する空気が旋回流となり空洞部5へ噴出される。
【0024】
バーナタイル3と通気通路7−1の詳細図を、図2及び図3に示す。図2は、図1の位置dからバーナタイル3側を見た斜視図である。図3は、図2のバーナタイル3を位置dから見た断面図である。
【0025】
図2、図3に示すように、バーナタイル3には複数の通気通路7−1が設けられる。それぞれの通気通路7−1の蓄熱室11側には、スリット形状の蓄熱室側開口部7−2が設けられる。また、通気通路7−1は、バーナタイル3内部で、曲線状に傾斜を持った形状を持つ。通気通路7−1のバーナ側開口部7−3は、バーナ内空洞部5に設けられる。尚、蓄熱室側開口部7−2は、蓄熱体9(セラミックボールやセラミックハニカム)の通過ができない形状及び大きさに設定される。例えば蓄熱室側開口部7−2は、略球形の蓄熱体9の直径より狭い幅のスリットとする。従って、蓄熱室側開口部7−2と蓄熱体9との間には、別途蓄熱体9の支持機構を設ける必要はない。
【0026】
次に、図1、図2、図3を用いて、蓄熱燃焼式フラットフレームバーナ1aの燃焼モードでの動作について説明する。
【0027】
蓄熱燃焼式フラットフレームバーナ1aが燃焼モードであるとき、燃料供給管17には燃料19が供給される。また、給排気部23から給気13される外部の空気は、通気室25、通気性板21及び蓄熱室11を経て、蓄熱式側開口部7−2に至り、さらに通気通路7−1を通り、バーナ側開口部7−3からバーナの空洞部5に旋回流として噴出される。
【0028】
尚、蓄熱室11では、蓄熱モードの時に燃焼ガスの熱を蓄熱した蓄熱体9により、給気13は熱交換されて予熱され、温まった給気13がバーナの空洞部5に旋回流として噴出される。
【0029】
燃料19は旋回流と混合されて燃焼し、火炎はバーナタイル3の曲面部29に沿って広がり、火炎の先端は扁平形状となる。火炎が扁平形状となることで、均一加熱ができるバーナを提供できる。通気通路7−1は耐火性のあるバーナタイル3の内部にスリットで形成されるので、高温炉に対応できる。従って、高温炉で、火炎の先端が扁平形状(フラットフレーム)の蓄熱燃焼式バーナが実現できる。
【0030】
また、旋回流を発生させる通気通路7−1はバーナタイル3の内部に設けられるので、部品数の削減とコスト削減を図ることができる。
【0031】
また、蓄熱体9として耐熱性、耐久性に優れたセラミックボールを用いることができるので、高温炉での使用も可能となる。
【0032】
次に、蓄熱燃焼式フラットフレームバーナ1aが蓄熱モードに切り替わったときの動作について説明する。蓄熱燃焼式フラットフレームバーナ1aが蓄熱モードに切り替わると、燃料供給管17からの燃料19の供給が停止する。また、空洞部5対向方向の別のバーナが燃焼して発生する燃焼ガスが、空洞部5からバーナ側開口部7−3に入り、通気通路7−1を経て蓄熱室側開口部7−2から蓄熱室11に到る。燃焼ガスの熱は蓄熱体9に伝わり、温度の下がったガスは通気性板21及び通気室25を経て給排気部23から排気15される。このとき蓄熱体9に蓄熱される熱が、蓄熱燃焼式フラットフレームバーナ1aが燃焼モードに切り替わったときに給気13を予熱する。
【0033】
図4に、第2の実施の形態の蓄熱燃焼式フラットフレームバーナ1bを示す。
【0034】
蓄熱燃焼式フラットフレームバーナ1bは、燃料供給管17の炉内側先端が、バーナタイル3に設けられる通気通路7−1のバーナ側開口部7−3よりも蓄熱室11側に配置される。その他の構成、及び動作は、前述の蓄熱燃焼式フラットフレームバーナ1aと同じであるので説明を省略する。
【0035】
蓄熱燃焼式フラットフレームバーナ1bは、燃料供給管17の炉内先端が、高温の予熱空気、或いは燃焼ガスにさらされることがないので、燃焼供給管17を耐熱金属で構成しても耐久上の問題はない。従って、より高温炉に対応できる蓄熱燃焼式フラットフレームバーナ1bを提供できる。
【0036】
図5に、第3の実施の形態の蓄熱燃焼式フラットフレームバーナ1cを示す。
【0037】
蓄熱燃焼式フラットフレームバーナ1cは、円筒形状の風管27の中心軸に燃料供給管17を配置し、燃料供給管17のバーナ側先端に保炎器35を設ける。保炎器35は、蓄熱燃焼式フラットフレームバーナ1cが蓄熱モードの場合でも燃料供給管17から少量の燃料19が供給されパイロット炎を保つ。蓄熱燃焼式フラットフレームバーナ1cが燃焼モードに切り替わるとき、パイロット炎を利用して主炎を確実に点火し動作の安定化を図る。
【0038】
燃料供給管17及び保炎器35の外周には、外部からの空気33(常温外気)を供給する空気供給管31を同心円状に配置する。蓄熱燃焼式フラットフレームバーナ1cが、燃焼モード或いは蓄熱モードいずれの場合にも外部からの空気33を供給することで、空気供給管31及び保炎器35が冷却され、空気供給管31及び保炎器5の熱に対する耐久性を高めることができる。
【0039】
更に、空気供給管31の外周に、通気室25及び蓄熱室11を同心円状に配置する。通気室25には給排気部23が設けられ、蓄熱燃焼式フラットフレームバーナ1cが燃焼モードの時に吸気13し、蓄熱モードの時に排気15を行う。又、蓄熱室11には、セラミックボールやセラミックハニカム等からなる蓄熱体9が配設されており、通気室25との間は通気性板21で仕切られている。
【0040】
耐火物からなるバーナタイル3及びバーナタイル3内に設けられる通気通路7−1の構成及び動作については、前述の蓄熱燃焼式フラットフレームバーナ1aと同じであるので説明を省略する。
【0041】
図5では、空気供給管31のバーナ側先端は、通気通路7−1のバーナ側開口部7−3よりも蓄熱室11側に設けている。この構成により、空気供給管31のバーナ側先端は高温にさらされることがないので、空気供給管31の耐久性が得られる。
【0042】
また、空気供給管31のバーナ側先端を、通気通路7−1のバーナ側開口部7−3よりもバーナ内部側に設けても良い。
【0043】
このように、本実施の形態及び第2、第3の実施の形態によれば、バーナタイル3の内部に、旋回流を形成するための複数の通気通路7−1を設けるので、1000°Cを超える高温炉の蓄熱燃焼式フラットフレームバーナが実現できる。
【0044】
また、旋回流を発生させる部品を新たに設置しなくてもよいので、小型化とコストダウンの効果がある。
【0045】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように本発明によれば、高温炉に対応できる蓄熱燃焼式フラットフレームバーナを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る蓄熱燃焼式フラットフレームバーナ1aの構成を示す図
【図2】バーナタイル3を位置dから見た斜視図
【図3】バーナタイル3を位置dから見た断面図
【図4】第2の実施の形態に係る蓄熱燃焼式フラットフレームバーナ1bの構成を示す図
【図5】第3の実施の形態に係る蓄熱燃焼式フラットフレームバーナ1cの構成を示す図
【図6】蓄熱燃焼式バーナシステム101を示す図
【図7】従来の蓄熱燃焼式フラットフレームバーナ201の構成を示す図
【符号の説明】
1a、1b、1c、201・・・ 蓄熱燃焼式フラットフレームバーナ
101・・・ 蓄熱燃焼式バーナシステム
3、203・・・ バーナタイル
5、205・・・ 空洞部
7−1、225・・・ 通気通路
7−2・・・ 蓄熱室側開口部
7−3・・・ バーナ側開口部
9、107、109、209・・・ 蓄熱体
11・・・ 蓄熱室
13、111、213・・・ 給気
15、113、215・・・ 排気
17、217・・・ 燃料供給管
19、219・・・ 燃料
21・・・ 通気性板
23、223・・・ 給排気部
25・・・ 通気室
27、227・・・ 風箱
29、229・・・ 曲面部
31・・・ 空気供給管
33・・・ 空気
35・・・ 保炎器
103、105・・・ 蓄熱燃焼式バーナ
207・・・ 旋回器

Claims (6)

  1. 燃焼時に燃焼用空気を給気し、排気時に排ガスを排気する給排気部と、
    前記給排気部と連通し、通気性を有する蓄熱室と、
    前記蓄熱室と炉内側との間に配置するバーナタイルと、
    バーナ中心軸に配置する燃料供給管と、
    を有する蓄熱燃焼式フラットフレームバーナであって、
    前記バーナタイルには、前記蓄熱室から前記炉内側に連通し空気に旋回を与える通気通路を設けることを特徴とする蓄熱燃焼式フラットフレームバーナ。
  2. 燃焼時に燃焼用空気を給気し、排気時に排ガスを排気する給排気部と、
    前記給排気部と連通し、通気性を有する蓄熱室と、
    前記蓄熱室と炉内側との間に配置するバーナタイルと、
    バーナ中心軸に配置する燃料供給管と、
    を有する蓄熱燃焼式フラットフレームバーナであって、
    前記燃料供給管の炉側先端部が、前記バーナタイルに設ける前記通気通路の炉内側開口部よりも、前記蓄熱室側に設けられ、
    前記バーナタイルには、前記蓄熱室から前記炉内側に連通し空気に旋回を与える通気通路を設けることを特徴とする蓄熱燃焼式フラットフレームバーナ。
  3. 燃焼時に燃焼用空気を給気し、排気時に排ガスを排気する給排気部と、
    前記給排気部と連通し、通気性を有する蓄熱室と、
    前記蓄熱室と炉内側との間に配置するバーナタイルと、
    バーナ中心軸に配置する燃料供給管と、
    を有する蓄熱燃焼式フラットフレームバーナであって、
    前記燃料供給管の炉側先端に保炎器を設け、
    前記燃料供給管及び前記保炎器を囲み、空気を供給する空気供給管を設け、
    前記バーナタイルには、前記蓄熱室から前記炉内側に連通し空気に旋回を与える通気通路を設けることを特徴とする蓄熱燃焼式フラットフレームバーナ。
  4. 燃焼時に燃焼用空気を給気し、排気時に排ガスを排気する給排気部と、
    前記給排気部と連通し、通気性を有する蓄熱室と、
    前記蓄熱室と炉内側との間に配置するバーナタイルと、
    バーナ中心軸に配置する燃料供給管と、
    を有する蓄熱燃焼式フラットフレームバーナであって、
    前記燃料供給管の炉側先端に保炎器を設け、
    前記燃料供給管及び前記保炎器を囲み、空気を供給する空気供給管を設け、
    前記空気供給管の炉側先端部が、前記バーナタイルに設ける前記通気通路の炉内側開口部よりも、前記蓄熱室側に設けられ、
    前記バーナタイルには、前記蓄熱室から前記炉内側に連通し空気に旋回を与える通気通路を設けることを特徴とする蓄熱燃焼式フラットフレームバーナ。
  5. 前記蓄熱体は、複数の略球形のセラミックで構成されることを特徴とする請求項1乃至請求項4記載の蓄熱燃焼式フラットフレームバーナ。
  6. 前記通気通路の前記蓄熱室側開口部は、前記蓄熱体の前記通気通路への通過を阻止する形状であることを特徴とする請求項1乃至請求項5記載の蓄熱燃焼式フラットフレームバーナ。
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