JP2008232452A - 空調装置およびそのプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】埃や花粉を空気中に舞い上がらせることなく、自走式掃除機などの機器と連携して空調制御を行なうことができる空調装置を提供することを目的とする。
【解決手段】自走式掃除機1と情報通信をする通信手段9と、前回の清掃から経過した日時を計測する未清掃時間計測部10と、計測された未清掃時間の長さに応じて空調制御を抑制する空調制御抑制部11とを備え、空調制御抑制部11において、未清掃時間計測部10で計測された未清掃時間が予め設定された判定時間以上経過した場合、予め設定された風量判定レベル以下となるよう風量を抑制するものである。これによって、室内に埃や花粉が堆積している状態かどうかを時間で判定することが可能となり、埃や花粉が多く堆積している状態では風量を抑えるといった空調制御を行なうことが可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、室内機器と情報通信しながら埃や花粉を空気中に舞い上がらせることなく空調制御を行なう空調装置およびそのプログラムに関するものである。
従来、自走式掃除機においては、空気が乾燥していると、自動清掃中に埃や花粉が空気中に舞い上がりやすいため、埃や花粉の散布を抑えた状態で自動清掃を行なう必要がある。このために、自走式掃除機本体に通信手段を搭載し、自動清掃中は空調装置を停止させたり、換気装置を動作させたりなど、周囲の機器と連携して自動清掃を行なうようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
これは、図7に示すように、自走式掃除機1は、機器本体に清掃を行なう吸引モータや駆動モータなどの自動清掃制御手段3と、壁面や障害物を検出する超音波センサや測距センサなどの障害物センサから取得した情報を元に障害物を検出する障害検出手段4と、空調装置2と通信を行なう通信手段7を備え、前記空調装置2は、空調制御を行なう空調制御手段8と、前記自走式掃除機1と通信を行なう通信手段9を備えた構成である。
以上のように構成された自走式掃除機は、自動清掃中に前記通信手段7を介して空調装置2を停止するよう制御し、自走式掃除機の吸塵効果を向上させるものである。
特開2002−209818号公報
しかしながら、前記従来の構成では、空調装置と連携して自走式掃除機の効果を向上させるものであるが、空調装置自体は自動清掃中、停止であってその効果は無いため連携動作させる効果は小さい。すなわち、空調装置においては、自動清掃中以外は室内の埃や花粉の堆積量と関係なく空調制御を行なうため、埃や花粉を空気中に舞い上がらせる場合がある。特に、暖房時は暖房効果を高めるため居住者の足元へ温風を吹き出すことが多く、暖房能力が高いほど埃や花粉を空気中に舞い上がらせることになる、といった課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、埃や花粉を空気中に舞い上がらせることなく、自走式掃除機などの機器と連携して空調制御を行なうことができる空調装置およびそのプログラムを提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の空調装置およびそのプログラムは、室内機器と情報通信をする通信手段と、前回の清掃から経過した日時を計測する未清掃時間計測部と、未清掃時間計測部で計測された未清掃時間の長さに応じて空調制御を抑制する空調制御抑制部とを備え、前記空調制御抑制部において、未清掃時間計測部で計測された未清掃時間が予め設定された判定時間以上経過した場合、予め設定された風量判定レベル以下となるよう風量を抑制するようにしたものである。
これによって、室内に埃や花粉が堆積している状態かどうかを時間で判定することが可能となり、埃や花粉が多く堆積している状態では風量を抑えるといった空調制御を行なうことが可能となる。
本発明の空調装置およびそのプログラムは、埃や花粉を空気中に舞い上がらせることなく空調制御を行なうことが可能となり、居住者の埃や花粉により健康を損なうといったことがない。
第1の発明は、室内機器と情報通信をする通信手段と、前回の清掃から経過した日時を計測する未清掃時間計測部と、未清掃時間計測部で計測された未清掃時間の長さに応じて空調制御を抑制する空調制御抑制部とを備え、前記空調制御抑制部において、未清掃時間計測部で計測された未清掃時間が予め設定された判定時間以上経過した場合、予め設定された風量判定レベル以下となるよう風量を抑制する空調装置とするものである。これによって、室内に埃や花粉が堆積している状態かどうかを時間で判定することが可能となり、埃や花粉が多く堆積している状態では風量を抑えるといった空調制御を行なうことが可能となる。
第2の発明は、特に、第1の発明において、風量判定レベルを調整する抑制レベル調整部を備え、未清掃時間計測部で計測された未清掃時間が予め設定された判定時間以上経過した場合、未清掃時間と判定時間の差に応じて抑制レベル調整部は風量判定レベルを設定・変更することにより、適切に風量を調整することができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明において、通信手段を介して室内機器より埃堆積量を取得してそのレベルを判定する埃堆積レベル判定部を備え、未清掃時間計測部で計測された未清掃時間が予め設定された判定時間以上経過した場合、埃堆積量のレベルと予め設定された埃堆積量判定レベルの差に応じて埃堆積レベル判定部は風量判定レベルを設定・変更することにより、埃や花粉の堆積度合に応じて適切に風量を調整することができる。
第4の発明は、特に、第1〜第3のいずれか1つの発明において、通信手段を介して室内機器より埃堆積量と領域情報を取得して埃堆積量のレベルを領域単位で判定する領域判定部を備え、未清掃時間計測部で計測された未清掃時間が予め設定された判定時間以上経過した場合、予め設定された埃堆積量判定レベル以上の領域には風が流れないよう領域判定部は風量および風向を設定・変更することにより、部屋全体でなく、埃や花粉が堆積している領域のみ風量を抑制することができる。
第5の発明は、特に、第1〜第4のいずれか1つの発明において、空調制御抑制部での制御抑制を外部に報知する外部報知手段を備えたことにより、居住者に抑制制御を空調装置の異常である、と誤った判断をさせることを防ぐだけでなく、居住者に対して部屋の清掃を促すことができる。
第6の発明は、特に、第1〜第5のいずれか1つの発明において、通信手段を介して清掃開始の指示を行なう清掃開始判定部を備え、未清掃時間計測部で計測した未清掃時間が予め設定された判定時間以上経過した場合、清掃開始の指示を送信することにより、埃や花粉が堆積するタイミングで清掃を行なうことができる。
第7の発明は、特に、第1〜第6のいずれか1つの発明において、未清掃時間計測部の判定時間、空調制御抑制部の風量判定レベル、埃堆積レベル判定部の埃堆積量判定レベル、清掃開始判定部の清掃開始の指示を行なうかどうかを任意に設定・変更可能とする外部設定手段を備えたことにより、居住者の意志に沿った任意の使用ができる。
第8の発明は、特に、第1〜第7のいずれか1つの発明における空調装置の機能の少なくとも一部をコンピュータにより実行させるためのプログラムすることにより、汎用コンピュータやサーバーを用いて本発明の全てもしくは一部を容易に実現することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1、図2は、本発明の実施の形態1における空調装置およびそのプログラムを示したものである。
図1は、室内機器として自走式掃除機1を例示したものであり、清掃を行なう吸引モータや走行を行なう駆動モータなどの自動清掃制御手段3と、壁面や障害物を検出する超音波センサや測距センサなどの障害物センサから取得した情報を元に障害物を検出する障害検出手段4と、自動走行中に室内の埃の堆積量を検出する埃堆積量検出手段5と、走行センサやジャイロセンサなどの位置検出センサから取得した情報を元に現在の走行領域を検出する走行領域検出手段6と、自走式掃除機1が清掃を終了したことを通知する通信手段7とを備えた構成である。
一方、空調装置2は、空調制御を行なう空調制御手段8と、室内機器である自走式掃除機1と通信して清掃を終了したかどうかの情報を取得するする通信手段9と、前回の清掃から経過した日時を計測する未清掃時間計測部10と、未清掃時間計測部10で計測された未清掃時間の長さに応じて空調制御を抑制する空調制御抑制部11とを備えている。
ここで、前記未清掃時間計測部10には、計測された未清掃時間が室内に埃や花粉が堆積する時間経過したかどうかを判定する判定時間が予め設定されており、前記空調制御抑制部11には、空調制御抑制時の目標となる風量判定レベルが予め設定されている。そして、空調制御抑制部11において、未清掃時間計測部10で計測された未清掃時間が予め設定された判定時間以上経過した場合、予め設定された風量判定レベル以下となるよう風量を抑制するものである。
以上のように構成された空調装置について、以下その動作・作用を図2のフローチャートを使用して説明する。
まず、自走式掃除機1が自動清掃を終了すると、通信手段7を介して空調装置2へ自動清掃を終了したことを通知する(ステップ1)。空調装置2は、通信手段9で取得した自動清掃終了情報を未清掃時間計測部10へ受け渡し、前記未清掃時間計測部10は未清掃時間の計測を開始する(ステップ2)。前記未清掃時間計測部10は、計測した未清掃時間が予め設定された判定時間以上経過すると(ステップ3)、空調制御抑制部11へ空調制御を抑制する指示を通知する(ステップ4)。前記空調制御抑制部11は現在の風量レベルが予め設定された風量判定レベル以上の場合、予め設定された風量判定レベルとなるよう風量レベルを抑制する指示を空調制御手段8へ通知し(ステップ5)、前記空調制御手段8は前記風量レベルに従い風量の抑制制御を行なう。前記空調制御手段8で風量レベルを抑制中に、前記自走式掃除機1が次の自動清掃を終了すると(ステップ6)、前記未清掃時間計測部10は計測した未清掃時間を破棄し、再度未清掃時間の計測を開始し、空調制御抑制部11へ空調制御の抑制を停止する指示を通知する(ステップ7)。
ここで、前記未清掃時間計測部10で計測した未清掃時間が、予め設定された判定時間以上経過する前に前記自走式掃除機1が再度自動清掃を終了した場合は、前記未清掃時間計測部10は計測した未清掃時間を破棄し、再度未清掃時間の計測を開始する。
以上のように、本実施の形態においては、一定時間自動清掃が行なわれなかった場合、空調装置2の風量を抑制することが可能となるため、室内に埃や花粉が堆積した場合に空調装置2が自律して風量を抑制することができる。
また、本実施の形態においては、室内機器として自走式掃除機1を例示したが、これは手動式の掃除機であってもよいし、その他、室内の埃の堆積量を検知するセンサを搭載している端末子機であってもよい。また、本実施の形態において、空調制御手段8は風量の抑制制御を行なうが風量判定レベル以下となるよう風量を制御してもよいものである。以下、各実施の形態においても同じである。
(実施の形態2)
図3、図4は、本発明の実施の形態2における空調装置およびそのプログラムを示したものである。実施の形態1と同一要素については同一符号を付してその説明を省略する。
図3に示すように、本実施の形態では、空調制御抑制部11は風量判定レベルを調整する抑制レベル調整部12と、清掃を開始する指示を行なう清掃開始判定部15とを備えている。そして、抑制レベル調整部12は、未清掃時間計測部10で計測された未清掃時間が予め設定された判定時間以上経過した場合、未清掃時間と判定時間の差に応じて風量判定レベルを設定・変更するものである。
なお、抑制レベル調整部12は、通信手段9を介して自走式掃除機1から埃堆積量を取得し、取得した埃堆積量のレベルを判定する埃堆積レベル判定部13と、通信手段9を介して自走式掃除機1から埃堆積量と領域情報を取得し、取得した埃堆積量のレベルを領域単位で判定する領域判定部14を有する。
さらに、空調装置2は、外部報知手段16と、外部設定手段17を備えた構成とする。
以上のように構成された空調装置について、以下その動作・作用を図4のフローチャートを使用して説明する。
まず、自走式掃除機1が自動清掃を終了すると、通信手段7を介して空調装置2へ自動清掃を終了したことを通知する(ステップ1)。空調装置2は、通信手段9で取得した自動清掃終了情報を未清掃時間計測部10へ受け渡し、前記未清掃時間計測部10は未清掃時間の計測を開始する(ステップ2)。前記未清掃時間計測部10は、計測した未清掃時間が予め設定された判定時間以上経過すると(ステップ3)、前記空調制御抑制部11の抑制レベル調整部12へ空調制御を抑制する指示を通知するとともに、現在の未清掃時間情報と前記判定時間の差を通知する(ステップ4)。前記抑制レベル調整部12は、取得した未清掃時間情報と前記判定時間の差に応じて前記風量判定レベルを決定し(ステップ5)、現在の風量レベルが前記風量判定レベル以上の場合、前記風量判定レベルとなるよう風量レベルを抑制する指示を空調制御手段8へ通知し(ステップ6)、前記空調制御手段8は前記風量レベルに従い風量の抑制制御を行なう。前記空調制御手段8で風量レベルを抑制中に、前記自走式掃除機1が次の自動清掃を終了すると、前記未清掃時間計測部10は計測した未清掃時間を破棄し、再度未清掃時間の計測を開始し、空調制御抑制部11へ空調制御の抑制を停止する指示を通知する。
ここで、前記未清掃時間計測部10で計測した未清掃時間が、予め設定された判定時間以上経過する前に前記自走式掃除機1が再度自動清掃を終了した場合は、前記未清掃時間計測部10は計測した未清掃時間を破棄し、再度未清掃時間の計測を開始する。
以上のように、本実施の形態においては、一定時間自動清掃が行なわれなかった場合、未清掃時間と判定時間の差を判定して前記風量判定レベルを設定・変更することが可能となるため、未清掃時間の長さに応じて空調装置の風量を調整することができる。
(実施の形態3)
次に、図1、図3、図5に基づき、本発明の実施の形態3における空調装置およびそのプログラムについて説明する。
図3に示すように、本実施の形態においては、通信手段9を介して前記自走式掃除機1から埃堆積量を取得し、取得した埃堆積量のレベルを判定する埃堆積レベル判定部13を備えている。ここで、前記埃堆積レベル判定部13には前記空調装置2の空調制御を抑制する必要があるかどうかを判定する埃堆積量判定レベルが予め設定されている。そして、埃堆積レベル判定部13は、未清掃時間計測部10で計測された未清掃時間が予め設定された判定時間以上経過した場合、埃堆積量のレベルと予め設定された埃堆積量判定レベルの差に応じて風量判定レベルを設定・変更するものである。
以上のように構成された空調装置について、以下その動作・作用を図5のフローチャートを使用して説明する。
まず、自走式掃除機1は、自動清掃中に埃堆積量検出手段5(図1)において清掃領域の埃の堆積量を検出し、自動清掃を終了すると、通信手段7を介して空調装置2へ自動清掃を終了したことを通知するとともに前記埃堆積量検出手段5で検出した埃堆積量を通知する(ステップ1)。空調装置2は、通信手段9で取得した自動清掃終了情報と埃堆積情報を未清掃時間計測部10へ受け渡し、前記未清掃時間計測部10は未清掃時間の計測を開始する(ステップ2)。前記未清掃時間計測部10は、計測した未清掃時間が予め設定された判定時間以上経過すると(ステップ3)、前記空調制御抑制部11の埃堆積レベル判定部13へ空調制御を抑制する指示と前記埃堆積情報を通知する(ステップ4)。前記埃堆積レベル判定部13は、取得した埃堆積情報と予め設定された埃堆積量判定レベルの差に応じて前記風量判定レベルを決定し(ステップ5)、現在の風量レベルが前記風量判定レベル以上の場合、前記風量判定レベルとなるよう風量レベルを抑制する指示を空調制御手段8へ通知し(ステップ6)、前記空調制御手段8は前記風量レベルに従い風量の抑制制御を行なう。前記空調制御手段8で風量レベルを抑制中に、前記自走式掃除機1が自動清掃を終了すると、前記未清掃時間計測部10は計測した未清掃時間を破棄し、再度未清掃時間の計測を開始し、空調制御抑制部11へ空調制御の抑制を停止する指示を通知する。
ここで、前記未清掃時間計測部10で計測した未清掃時間が、予め設定された判定時間以上経過する前に前記自走式掃除機1が再度自動清掃を終了した場合は、前記未清掃時間計測部10は計測した未清掃時間を破棄し、再度未清掃時間の計測を開始する。
以上のように、本実施の形態においては、一定時間自動清掃が行なわれなかった場合、埃の堆積量と埃堆積量判定レベルの差を判定して前記風量判定レベルを設定・変更することが可能となるため、埃や花粉の堆積度合に応じて空調装置の風量を調整することができる。
(実施の形態4)
次に、図1、図3、図6に基づき、本発明の実施の形態4における空調装置およびそのプログラムについて説明する。
図3に示すように、本実施の形態においては、通信手段9を介して自走式掃除機1から埃堆積量と領域情報を取得し、取得した埃堆積量のレベルを領域単位で判定する領域判定部14を備えている。そして、領域判定部14は、未清掃時間計測部10で計測された未清掃時間が予め設定された判定時間以上経過した場合、予め設定された埃堆積量判定レベル以上の領域には風が流れないよう風量および風向を設定・変更するものである。
以上のように構成された空調装置について、以下その動作・作用を図6のフローチャートを使用して説明する。
まず、自走式掃除機1は、自動清掃中に走行領域検出手段6において現在の走行領域を検出し、埃堆積量検出手段5において清掃領域の埃の堆積量を検出する(図1)。自動清掃を終了すると、通信手段7を介して空調装置2へ自動清掃を終了したことを通知するとともに領域情報と対応する埃堆積量を通知する(ステップ1)。空調装置2は、通信手段9で取得した自動清掃終了情報と領域情報と埃堆積情報とを未清掃時間計測部10へ受け渡し、前記未清掃時間計測部10は未清掃時間の計測を開始する(ステップ2)。前記未清掃時間計測部10は、計測した未清掃時間が予め設定された判定時間以上経過すると(ステップ3)、前記空調制御抑制部11の領域判定部14へ空調制御を抑制する指示と前記領域情報と前記埃堆積情報とを通知する(ステップ4)。前記領域判定部14は、取得した領域ごとに埃堆積情報と予め設定された埃堆積量判定レベルを比較し、前記埃堆積量判定レベル以上の埃が堆積している領域が存在している場合(ステップ5)、前記領域には風が流れないよう風向・風量を制御する指示を空調制御手段8へ通知し(ステップ6)、前記空調制御手段8は前記風量レベルに従い風量の抑制制御を行なう。前記空調制御手段8で風向・風量レベルを抑制中に、前記自走式掃除機1が次の自動清掃を終了すると、前記未清掃時間計測部10は計測した未清掃時間を破棄し、再度未清掃時間の計測を開始し、空調制御抑制部11へ空調制御の抑制を停止する指示を通知する。
ここで、前記未清掃時間計測部10で計測した未清掃時間が、予め設定された判定時間以上経過する前に前記自走式掃除機1が再度自動清掃を終了した場合は、前記未清掃時間計測部10は計測した未清掃時間を破棄し、再度未清掃時間の計測を開始する。
以上のように、本実施の形態においては、予め設定された埃堆積量判定レベル以上の領域には風が流れないよう風量および風向を設定・変更することが可能となるため、部屋全体でなく、埃や花粉が堆積している領域のみ風量を抑制することができる。
(実施の形態5)
次に、図3に基づき、本発明の実施の形態5における空調装置について説明する。
図3に示すように、本実施の形態においては、空調制御抑制部11で風量および風向を抑制しているかどうかを外部に報知する外部報知手段16を備えているものである。
このように、本実施の形態においては、外部報知手段によって、空調装置が風量および風向の抑制制御を行なっている場合、居住者に空調装置の異常である、と誤った判断をさせることを防ぐだけでなく、居住者に対して部屋の清掃を促すことができる。
(実施の形態6)
次に、図3に基づき、本発明の実施の形態6における空調装置について説明する。
図3に示すように、本実施の形態においては、通信手段9を介して自動清掃を開始する指示を行なう清掃開始判定部15を備えている。そして、未清掃時間計測部10で計測した未清掃時間が予め設定された判定時間以上経過した場合、清掃開始の指示を送信するものである。
このように、本実施の形態においては、未清掃時間計測部で計測した未清掃時間が予め設定された判定時間以上経過した場合、自走式掃除機へ自動清掃を開始する指示を送信することが可能となるため、埃や花粉が堆積するタイミングで自動清掃を行なうことができる。
(実施の形態7)
次に、図3に基づき、本発明の実施の形態7における空調装置について説明する。
図3に示すように、本実施の形態においては、未清掃時間計測部10の判定時間、空調制御抑制部11の風量判定レベル、埃堆積レベル判定部13の埃堆積量判定レベル、清掃開始判定部15の清掃開始の指示を行なうかどうかを任意に設定・変更可能とする外部設定手段17を備えている。
このように、本実施の形態においては、外部設定手段を介して各部を任意に設定・変更することが可能となり、居住者の意志に沿った任意の使用ができる。
また、本実施の形態においては、外部設定手段は、通信によって実現させてもよいものとする。
(実施の形態8)
次に、本発明の実施の形態8における空調装置について説明する。
本実施の形態においては、コンピュータを、各実施の形態における各手段3〜9、各部10〜17の全てもしくは一部として機能させるためのプログラムとする構成として、コンピュータを全てもしくは一部として機能させるものである。
このように、本実施の形態においては、汎用コンピュータやサーバーを用いて本発明の全てもしくは一部を容易に実現することができる。
以上のように、本発明にかかる空調装置およびそのプログラムは、埃や花粉を空気中に舞い上がらせることなく空調制御を行なうことが可能となり、居住者の埃や花粉により健康を損なうといったことがないので、自走式掃除機、手動式の掃除機、その他、室内機器との連携に適用できる。またネットワーク接続された機器にも適用可能である。
本発明の実施の形態1における空調装置の構成を示すブロック図 同空調装置の動作・作用を示すフローチャート 本発明の実施の形態2〜8における空調装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態2における空調装置の動作・作用を示すフローチャート 本発明の実施の形態3における空調装置の動作・作用を示すフローチャート 本発明の実施の形態4における空調装置の動作・作用を示すフローチャート 従来の自走式掃除機と連携する空調装置の構成を示すブロック図
符号の説明
1 自走式掃除機
2 空調装置
5 埃堆積量検出手段
6 走行領域検出手段
7、9 通信手段
8 空調制御手段
10 未清掃時間計測部
11 空調制御抑制部
12 抑制レベル調整部
13 埃堆積レベル判定部
14 領域判定部
15 清掃開始判定部
16 外部報知手段
17 外部設定手段

Claims (8)

  1. 室内機器と情報通信をする通信手段と、前回の清掃から経過した日時を計測する未清掃時間計測部と、未清掃時間計測部で計測された未清掃時間の長さに応じて空調制御を抑制する空調制御抑制部とを備え、前記空調制御抑制部において、未清掃時間計測部で計測された未清掃時間が予め設定された判定時間以上経過した場合、予め設定された風量判定レベル以下となるよう風量を抑制する空調装置。
  2. 風量判定レベルを調整する抑制レベル調整部を備え、未清掃時間計測部で計測された未清掃時間が予め設定された判定時間以上経過した場合、未清掃時間と判定時間の差に応じて抑制レベル調整部は風量判定レベルを設定・変更する請求項1に記載の空調装置。
  3. 通信手段を介して室内機器より埃堆積量を取得してそのレベルを判定する埃堆積レベル判定部を備え、未清掃時間計測部で計測された未清掃時間が予め設定された判定時間以上経過した場合、埃堆積量のレベルと予め設定された埃堆積量判定レベルの差に応じて埃堆積レベル判定部は風量判定レベルを設定・変更する請求項1または2に記載の空調装置。
  4. 通信手段を介して室内機器より埃堆積量と領域情報を取得して埃堆積量のレベルを領域単位で判定する領域判定部を備え、未清掃時間計測部で計測された未清掃時間が予め設定された判定時間以上経過した場合、予め設定された埃堆積量判定レベル以上の領域には風が流れないよう領域判定部は風量および風向を設定・変更する請求項1〜3のいずれか1項に記載の空調装置。
  5. 空調制御抑制部での制御抑制を外部に報知する外部報知手段を備えた請求項1〜4のいずれか1項に記載の空調装置。
  6. 通信手段を介して清掃開始の指示を行なう清掃開始判定部を備え、未清掃時間計測部で計測した未清掃時間が予め設定された判定時間以上経過した場合、清掃開始の指示を送信する請求項1〜5のいずれか1項に記載の空調装置。
  7. 未清掃時間計測部の判定時間、空調制御抑制部の風量判定レベル、埃堆積レベル判定部の埃堆積量判定レベル、清掃開始判定部の清掃開始の指示を行なうかどうかを任意に設定・変更可能とする外部設定手段を備えた請求項1〜6のいずれか1項に記載の空調装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の空調装置における機能の少なくとも一部をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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