JP2008232194A - 支持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高さ調整可能に被支持体を支持する支持装置において、経時的に劣化しやすい部分をなくすと共に、その部品点数をできるだけ減少できるようにする。
【解決手段】被支持体Mを支持体に対しレベル調整可能に支持する支持装置である。支持体及び被支持体Mのいずれか一方側に取り付けられる第一部材1と、これらの他方側に取り付けられる第二部材2とを備えている。第一部材1は、掛合ピン10を備えると共に、この掛合ピン10が仮想の基準垂直線上の掛合位置から側方に外れる向きに移動されたときにこれを前記掛合位置に弾発押し戻す保持手段11を備えており、第二部材2は、前記基準垂直線上に掛合ピン10の掛合部211を多段に備えると共に、上下に隣り合う掛合部211間にそれぞれ前記掛合ピン10の側方案内部212を備えている。
【選択図】図1

Description

この発明は、被支持体を支持体に対しレベル調整、すなわち高さ調整可能に支持するために用いられる支持装置の改良に関する。
事務用椅子の一方の構成部品を他方の構成部品に対して調整するための装置として、これらいずれか一方の構成部品に備えられるガイド経路と、他方の構成部品に備えられるラッチング要素からなる調整装置がある。(特許文献1参照)しかし、この装置では調整時には蛇行したガイド経路内をラッチングピンがぎくしゃくと移動されることとなるため、その調整操作には慣れを必要とさせるものであった。
また、移動板に上下方向に多段状に設けられた位置決め溝のいずれか一つに、固定板に回動可能に設けられたストッパに備えられたガイドピンがバネの弾性力により掛合するようにした調整機構付き机がある。(特許文献2)しかし、この机にあっては、ガイドピンが位置決め溝に掛合されるようにストッパをバネによって常時付勢させているため、バネには相応の耐久力が必要であり、したがってまた、このバネとしては金属製のバネを選択せざるを得なくさせるものであった。
特表2003−527911号公報 特開2000−37234号公報
この発明が解決しようとする主たる問題点は、この種の高さ調整可能に被支持体を支持する支持装置において、経時的に劣化しやすい部分をなくすと共に、その部品点数をできるだけ減少できるようにする点にある。
前記課題を達成するために、この発明にあつては、支持装置を、以下の(1)〜(5)の構成を備えたものとした。
(1)被支持体を支持体に対しレベル調整可能に支持する支持装置であって、
(2)支持体及び被支持体のいずれか一方側に取り付けられる第一部材と、
(3)これらの他方側に取り付けられる第二部材とを備えており、
(4)第一部材は、掛合ピンを備えると共に、この掛合ピンが仮想の基準垂直線上の掛合位置から側方に外れる向きに移動されたときにこれを前記掛合位置に弾発押し戻す保持手段を備えており、
(5)第二部材は、前記基準垂直線上に掛合ピンの掛合部を多段に備えると共に、上下に隣り合う掛合部間にそれぞれ前記掛合ピンの側方案内部を備えている。
掛合ピンを多段に備えられた掛合部のいずれかに掛合させることにより支持装置を介して被支持体は支持体に支持される。この支持状態から掛合ピンと掛合部との掛合を解く向きに被支持体を移動させると、掛合ピンは保持手段に弾発力を蓄えさせながら側方案内部に案内されて一旦側方に移動された後、保持手段の弾発によって基準垂直線上に押し戻されて次順位の掛合部に入り込みその掛合部に掛合する。これにより、被支持装置の高さ調整が可能となる。掛合部は基準垂直線上にあり、かつ、保持手段は掛合ピンが基準垂直線上から側方に外れる向きに移動したときにこれを弾発押し戻すことから、いずれかの掛合部に掛合ピンを掛合させた被支持体の支持状態においては保持手段には弾発力を蓄勢させないようにすることができる。
前記第一部材は、基準垂直線上に位置される水平軸を中心に回動される回動パーツを備えており、この回動パーツに掛合ピンを備えさせておくこともある。このようにした場合、掛合位置において掛合ピンと水平軸は被支持体の荷重方向に沿う基準垂直線上に上下に間隔を開けて位置されることから、被支持体の荷重をもっとも合理的に受け止めることができると共に、この掛合位置にある掛合ピンの姿勢を安定的に維持させることができる。
前記保持手段を、回動パーツにおける水平軸を挟んだ掛合ピン側の端部と反対の端部側を保持する弾性片によって構成させておくこともある。このようにした場合、かかる弾性片によって掛合ピンを前記基準垂直線上に位置づけさせることができ、また、この掛合ピンを前記基準垂直線上から側方に外れさせる回動パーツの回動を、弾性片の変形によって許容させることができるようになっている。弾性片は掛合ピンが前記基準垂直線上から側方に外れたときに弾性変形され、その後の弾性復帰によって掛合ピンを前記基準垂直線上に位置づけさせる。すなわち、弾性片は掛合ピンを前記掛合部に掛合させている被支持体の支持状態においては変形されておらず、常時こうした変形が加えられていないので経時的に劣化し難い。また、弾性片はプラスチック成形により第一部材に一体に設けさせることができ、部品点数を徒に増加させないようにすることができる。
前記第二部材は、中央カム部とこの中央カム部を周回するガイド経路とを備えており、
中央カム部は、基準垂直線を挟んだ一方側に掛合部と側方案内部とを備えていると共に、
第二部材は、最下段の掛合部との掛合を解かれた掛合ピンを基準垂直線を挟んだ他方側に案内する下部案内部と、
基準垂直線を挟んだ他方側を通ってガイド経路の上端に至った掛合ピンを最上段の掛合部に案内する上部案内部とを備えたものとしておくこともある。
このようにした場合、最下段の掛合部に掛合ピンを掛合させて被支持体を支持させた状態から、この掛合を解き、再び最上段の掛合部に掛合ピンを掛合させて被支持体を支持させた状態を作り出すことができる。
前記第二部材に、ガイド経路に連通して掛合ピンを外方から導入可能とする導入路を備えさせておくこともある。このようにした場合、かかる導入路を利用して第二部材のガイド経路内に第一部材の掛合ピンを入れ込ませて両部材を他方の部材に対してスライド移動可能に組み合わせることができる。
この発明によれば、支持体及び被支持体のいずれか一方側に取り付けられる第一部材に備えられる掛合ピンを基準垂直線上から外れたときに保持手段によって押し戻すようにすると共に、これらの他方側に取り付けられる第二部材にこの掛合ピンの掛合部を多段に備えさせていることから、掛合ピンが掛合部のいずれかに掛合されている状態では保持手段に弾発力は蓄えられないようにすることができ、このような弾発力を作用させる構成部分を経時的に劣化し難くすることができる。この結果、かかる保持手段をプラスチック材料により構成することにも支障がなく、そうした場合は第一部材に保持手段を容易に一体に備えさせることもできることから、全体の構成部品点数をできるだけ減少させることができる。
以下、図1〜図9に基づいて、この発明を実施するための最良の形態について説明する。
なお、ここで図1は、実施の形態にかかる支持装置を天板Maの支持に用いた構成例においてこの天板Maを支える支柱体Mbと支持体B側に取り付けられる第一部材1とを分離させた状態として、また、図2および図3はかかる構成例の要部を断面にして、それぞれ示している。また、図4は支持装置を構成する第一部材1を、また、図5は第二部材2を示しており、図6は図5と反対の側からかかる第二部材2を見て示している。図7〜図9は、支持装置の動作を理解しやすいように第二部材2の中央カム部21とガイド経路22の輪郭を実線で表すと共に第一部材1の掛合ピン10と回動パーツ14と保持手段11の輪郭を想像線で表して示しており、図7は第二部材2の下から二番目の掛合部211に掛合ピン10が掛合された様子を、図8は図7の状態から被支持体Mつまり第二部材2側を上方に持ち上げ第二部材2の下から二番目の掛合部211と掛合ピン10との掛合を解いた様子を、図9は第二部材2の最下段の掛合部211との掛合を解かれて掛合ピン10が中央カム部21のストレート部213に案内をされている様子を、それぞれ示している。
この実施の形態にかかる支持装置は、被支持体Mを支持体Bに対しレベル調整、すなわち高さ調整可能に支持するために用いられるものである。かかる被支持体Mを備えた機器や什器などの本体が支持体Bとされる。例えば、被支持体Mが天板である場合にはこの天板Maを備えた家具(机やワゴンなど)の本体が支持体Bとなり、被支持体Mが背もたれや肘掛けである場合にはこの背もたれや肘掛けを備えた椅子の本体が支持体Bとなる。
かかる支持装置は、第一部材1と第二部材2とを備え、両者の一方に対し他方を上下方向にスライド移動又は相対的にスライド移動可能に組み合わせて構成されている。天板を支持するような場合には、典型的には、かかる支持装置はかかる天板の二箇所以上の支持部分のそれぞれに備えられる。
第一部材1は、前記支持体B及び被支持体Mのいずれか一方側に取り付けられるものである。また、かかる第一部材1は、掛合ピン10を備えると共に、この掛合ピン10が仮想の基準垂直線x上の掛合位置から側方に外れる向きに移動されたときに(図8や図9の位置)これを前記掛合位置(図7の位置)に弾発押し戻す保持手段11を備えている。
図示の例では、第一部材1を前記支持体Bに取り付けられるものとしている。図示の例では、第一部材1は支持体Bを構成する二枚のパネルBa、Ba内にその左右においてそれぞれ上下二箇所でネジ止めされて取り付けられ内蔵されるようになっている。(図3)
第一部材1は、上下に長い略長方形の板状をなす主体部12と、この主体部12の上下方向に沿った両縁部にそれぞれ形成されたレール部13とを備えている。レール部13はそれぞれ主体部12の一面側121に形成されている。レール部13は前記縁部から一体に突き出す立ち上がり部131とこの立ち上がり部131の突き出し端から他方のレール部13側に向けて突き出す屈曲部132とを備えている。そして図示の例では、第二部材2が備えられる上下に長い板状をなす支柱体Mbを左右のレール部13の立ち上がり部131の間に、この支柱体Mbの縁部を主体部12の一面と屈曲部132とで挟むようにして、納めることで第一部材1に対して第二部材2が上下方向にスライド移動可能な状態で組み合わされている。支柱体Mbの上端には被支持体M、図示の例では天板Maが取り付けられている。図示の例ではかかる天板Maを持ち上げる操作をすることで支柱体Mb及び第二部材2は上方に移動され移動後の位置での前記掛合ピン10の掛合によって天板Maはこの移動後の位置で支えられるようになっている。そして、天板Maを最高支持位置を越えて上方に移動させると掛合ピン10の掛合が解除されて天板Maの下方への自由な移動が許容され、この後天板Maが下方に移動されきった状態からやや上方に天板Maを持ち上げ操作すると掛合ピン10の再掛合によって天板Maを最低支持位置に支持するようになっている。
前記仮想の基準垂直線xは主体部12の幅方向略中程の位置を通るようになっている。掛合ピン10は主体部12の下部側にあってこの基準垂直線xの一方側及び他方側への移動を可能とした状態で主体部12に備えられている。
図示の例ではかかる掛合ピン10は、基準垂直線x上に位置される水平軸124aを中心に回動される回動パーツ14に備えられている。これにより図示の例では、掛合位置において掛合ピン10と水平軸124aは被支持体Mの荷重方向に沿う基準垂直線x上に上下に間隔を開けて位置されることから、被支持体Mの荷重をもっとも合理的に受け止めることができると共に、この掛合位置にある掛合ピン10の姿勢は安定的に維持される。
また、図示の例では、前記保持手段11は、かかる回動パーツ14における水平軸124aを挟んだ掛合ピン10側の端部と反対の端部側を保持する弾性片111によって構成されている。
具体的には、図示の例にあっては、回動パーツ14は、上下方向略中程の位置において主体部12に水平軸124aをもって回動可能に支持された細長い板体として構成されている。図示の例では、主体部12には上下に長い窓穴123が形成されている。この窓穴123は仕切り板124によって上下に区分されている、仕切り板124の下の空間は上の空間よりも著しく上下寸法が小さくなっている。主体部12の一面側121において仕切り板124に円柱突起状をなす水平軸124aが形成されており、一方、回動パーツ14の上下方向略中程の位置にはこの水平軸124aの軸穴141が形成されている。図示の例では、仕切り板124の水平軸124aを挟んだ左右両側に、回動パーツ14の軸穴141に水平軸124aを通しきったときにこの回動パーツ14の左右両側に弾発掛合する掛合爪124bが備えられており、この掛合爪124bによってワンタッチで主体部12に対して回動パーツ14を組み合わせることができるようになっている。図中、符号15で示すのは、このように主体部12に回動パーツ14を組み合わせた後に仕切り板124の一面に取り付けられて掛合爪124bの前記掛合を解く向きの弾性変形を抑止するカバーである。掛合ピン10は回動パーツ14の仕切り板124の下の空間に位置される下端142に備えられ主体部12の一面に直交する向きに突き出している。仕切り板124の下の空間における仕切り板124の下縁に向けられた窓縁部123aは、水平軸124aを中心とした仮想の円の円弧に沿うように構成されており、図示の例では回動パーツ14の下端に取り付けられた端部カバー144が主体部12の他面側においてこの窓縁部123aに摺接するようになっている。
保持手段11を構成する弾性片111は、仕切り板124の上の空間における仕切り板124の上縁に向けられた窓縁部123bに片上端111aを一体に連接させて下方に延びるように構成されている。弾性片111は左右にそれぞれ設けられている。左右の弾性片111の片下端にはそれぞれ、回動パーツ14の上端143側の上下方向に沿った縁部に対する当接部111bが形成されている。そして、左右の弾性片111は、両弾性片111、111の当接部111b間に、回動パーツ14の幅寸法(左右寸法)に略等しい間隔が形成させるようにして、仕切り板124の上の空間内に配されている。弾性片111の片上端111aと当接部111bとの間は下方に向かうに連れて次第に他方の弾性片111側に近づく向きに傾斜状に延びる腕部111cとなっている。また、左右の弾性片111の一方の片下端には主体部12の一面側121から回動パーツ14のこの側にある面に接する保持板部111dが備えられていると共に、左右の弾性片111の他方の片下端には主体部12の他面側122から回動パーツ14のこの側にある面に接する保持板部111dが備えられている。(図4)
これによりこの例にあっては、かかる弾性片111によって掛合ピン10を前記基準垂直線x上に位置づけさせることができ、また、この掛合ピン10を前記基準垂直線x上から側方に外れさせる回動パーツ14の回動を、弾性片111の変形によって許容させることができるようになっている。弾性片111は掛合ピン10が前記基準垂直線x上から側方に外れたときに弾性変形され、その後の弾性復帰によって掛合ピン10を前記基準垂直線x上に位置づけさせる。すなわち、弾性片111は掛合ピン10を前記掛合部211に掛合させている被支持体Mの支持状態においては変形されておらず、常時こうした変形が加えられていないので経時的に劣化し難い。
図示の例とは別に、片上端111aを前記仕切り板124の上の空間における仕切り板124の上縁に向けられた窓縁部123bに一体に連接させて下方に延びる単一の弾性片の片下端に掛合ピン10を設け、この弾性片の変形によって前記基準垂直線x上から側方に外れる掛合ピン10の移動を許容するようにしておくこともできる。
第二部材2は、前記基準垂直線x上に掛合ピン10の掛合部211を多段に備えると共に、上下に隣り合う掛合部211間にそれぞれ前記掛合ピン10の側方案内部212を備えている。
図示の例では、かかる第二部材2は、前記被支持体M側、すなわち、前記支柱体Mbに取り付けられるものとなっている。図示の例では、第一部材1に前記のように組み合わされる支柱体Mbにおける第一部材1の主体部12の一面側121に向けられる側であって、その長さ方向略中程の位置からその下端までの間には、支柱体Mbの内外を連通させる縦方向に長いスロットMdが形成されており、支柱体Mb内に納められ組み付けられた第二部材2の後述する中央カム部21とガイド経路22がこのスロットMd内に位置されるようになっている。
図示の例では、第二部材2は、上下方向に長い略長方形の基板20の一面に、前記掛合部211と側方案内部212とを備えた中央カム部21と、ガイド経路22とを備えさせてなる。
中央カム部21は基板20の一面の幅方向略中程の位置において上下方向に長く続く隆起部として構成されている。この中央カム部21の周囲にはガイド経路22が形成されている。図示の例では、中央カム部21の周囲に中央カム部21との間に間隔を開けてリブ状部221を形成させており、このリブ状部221と中央カム部21との間が前記ガイド経路22として機能するようになっている。
そして、かかる中央カム部21は、前記基準垂直線xを挟んだ一方側に掛合部211と側方案内部212とを備えている。
図示の例では、掛合部211は上下方向に隣り合う掛合部211との間に略等しい間隔を開けて5箇所設けられている。各掛合部211はいずれも下方において開放されて上方に向けて窪んだ弧状凹所211aとして構成されている。側方案内部212は隣り合う掛合部211のうち上方に位置される掛合部211の弧状凹所211aの内端211b(基準垂直線x側)から下方に向けて次第に前記基準垂直線xから離れる向きに延びて下方に位置される掛合部211の弧状凹所211aの外端211cに続き、この外端211cとの間を頂部212aとするように形成されている。これにより中央カム部21の基準垂直線xを挟んだ一方側は、上方に側方案内部212を下方に弧状凹所211aを向けた上下方向に続く鋸歯状をなすように構成されている。
そして、前記のように第一部材1に支柱体Mbを組み合わせた状態において、掛合ピン10が掛合部211に掛合され、また、側方案内部212に案内されるようになっている。
掛合ピン10を多段に備えられた掛合部211のいずれかに掛合させることにより支持装置を介して被支持体Mは支持体Bに支持される。(図7)この支持状態から掛合ピン10と掛合部211との掛合を解く向きに被支持体Mを移動させると、掛合ピン10は保持手段11に弾発力を蓄えさせながら側方案内部212に案内されて一旦側方に移動された後、(図8)保持手段11の弾発によって基準垂直線x上に押し戻されて次順位の掛合部211に入り込みその掛合部211に掛合する。これにより、被支持装置の高さ調整が可能となる。掛合部211は基準垂直線x上にあり、かつ、保持手段11は掛合ピン10が基準垂直線x上から側方に外れる向きに移動したときにこれを弾発押し戻すことから、いずれかの掛合部211に掛合ピン10を掛合させた被支持体Mの支持状態においては保持手段11には弾発力を蓄勢させないようにすることができる。
図示の例では、最上段の掛合部211に掛合ピン10を掛合させた状態から、被支持体M側を持ち上げ操作すると最上段の掛合部211と上から二段目の掛合部211との間に形成された側方案内部212に掛合ピン10が案内されて左右一対の弾性片111の一方を弾性変形させながら回動パーツ14が回動され、この掛合ピン10がこの側方案内部212の下端すなわち前記頂部212aを乗り越える位置まで被支持体M側が持ち上げられると弾性片111の弾発により回動パーツ14が押し戻されて掛合ピン10は上から二段目の掛合部211に入り込み掛合されるようになっている。同様の操作により、上から二段目の掛合部211と掛合ピン10との掛合を解いて掛合ピン10を上から三段目の掛合部211に掛合させ、また、上から三段目の掛合部211と掛合ピン10との掛合を解いて掛合ピン10を上から四段目の掛合部211に掛合させ、また、上から四段目の掛合部211と掛合ピン10との掛合を解いて掛合ピン10を最下段の掛合部211に掛合させることができるようになっている。被支持体Mのレベルは掛合ピン10を最上段の掛合部211に掛合させたときに最も低く、最下段の掛合部211に掛合させたときに最も高くなる。
また、図示の例では、第二部材2は、最下段の掛合部211との掛合を解かれた掛合ピン10を基準垂直線xを挟んだ他方側に案内する下部案内部23と、
基準垂直線xを挟んだ他方側を通ってガイド経路22の上端に至った掛合ピン10を最上段の掛合部211に案内する上部案内部24とを備えている。
下部案内部23は、最下段の掛合部211の弧状凹所211aの内端211bから下方に向かうに連れて次第に基準垂直線xから離れる向きに続くリブ状をなす中央カム部21の下端部分214と、基準垂直線xを挟んだ一方側においてこの下端部分214から下方に抜け外れた掛合ピン10を中央カム部21における基準垂直線xを挟んだ他方側に案内するガイド経路22の下部レール部222とから構成されている。図示の例では中央カム部21における基準垂直線xを挟んだ他方側は鉛直方向に沿ったストレート部213となっており、下部レール部222によって中央カム部21の下端部分214における基準垂直線xを挟んだ他方側に掛合ピン10を入り込ませる位置まで被支持体Mが持ち上げ操作されると、左右一対の弾性片111の一方の弾発によって掛合ピン10はこの他方側に入り込む。掛合ピン10がこの他方側に入り込むと前記下端部分214におけるこの他方側に向けられた箇所と前記ストレート部213に案内されて左右一対の弾性片111の他方を弾性変形させながら回動パーツ14は回動され掛合ピン10はこのストレート部213に摺接した状態で中央カム部21の上端側に向けて相対的に移動される。
上部案内部24は、ストレート部213の上端とこの上端より下方に位置される最上段の掛合部211との間に亘る基準垂直線xを跨ぐ傾斜案内部215と、ストレート部213の上端から上方に抜け外れた掛合ピン10の突き当たるガイド経路22の上部レール部223とから構成されている。最下段の掛合部211に掛合ピン10を掛合させた支持状態から基準垂直線xを挟んだ他方側に掛合ピン10を入り込ませる位置まで被支持体Mを持ち上げ操作させると前記ストレート部213によって掛合ピン10は掛合することなく被支持体Mを下降させきることが可能となる。被支持体Mが下降させきられると、掛合ピン10は前記上部レール部223に突き当たり、左右一対の弾性片111、111の他方の弾発によって基準垂直線x上に位置づけられる。この状態から被支持体Mを持ち上げ操作すると前記傾斜案内部215に案内されて掛合ピン10は左右一対の弾性片111、111の一方を弾性変形させるように回動パーツ14を回動させながらを基準垂直線xを挟んだ一方側に案内され、傾斜案内部215の下端を乗り越えた位置でのこの弾性片111の一方の弾発によって最上段の掛合部211に再び掛合される。
これにより、図示の例にあっては、最下段の掛合部211に掛合ピン10を掛合させて被支持体Mを支持させた状態から、この掛合を解き、再び最上段の掛合部211に掛合ピン10を掛合させて被支持体Mを支持させた状態を作り出すことができる。
また、図示の例にあっては、かかる第二部材2は、前記ガイド経路22に連通して掛合ピン10を外方から導入可能とする導入路25を備えている。
具体的には、ガイド経路22を構成するリブ状部221のうち、前記基準垂直線xの他方側に位置されるリブ状部221の下端は基板20の下端で終了しており、このリブ状部221の下端と前記下部レール部222の下端との間に前記導入路25が形成されている。これによりこの例にあっては、かかる導入路25を利用して第二部材2のガイド経路22内に第一部材1の掛合ピン10を入れ込ませて両部材1、2を他方の部材に対してスライド移動可能に組み合わせることができるようになっている。
図示の例ではまた、導入路25の上方であって中央カム部21の下端部分214における基準垂直線xを挟んだ他方側に隣り合った箇所となる基板20に窓穴26が形成されており、この窓穴26内に掛合ピン10を位置させた状態から基準垂直線xから側方に外れる向きに掛合ピン10を移動操作することで、掛合ピン10を導入路25から再び抜け出させて第一部材1と第二部材2との組み合わせを解くことができるようになっている。
支持装置の適用例の分離斜視構成図 同縦断面要部構成図 同横断面要部構成図 第一部材1の側面図 第二部材2の側面図 第二部材2の側面図 支持装置の動作説明図 支持装置の動作説明図 支持装置の動作説明図
符号の説明
B 支持体
M 被支持体
1 第一部材
10 掛合ピン
11 保持手段
2 第二部材
211 掛合部
212 側方案内部
x 基準垂直線

Claims (5)

  1. 被支持体を支持体に対しレベル調整可能に支持する支持装置であって、
    支持体及び被支持体のいずれか一方側に取り付けられる第一部材と、
    これらの他方側に取り付けられる第二部材とを備えており、
    第一部材は、掛合ピンを備えると共に、この掛合ピンが仮想の基準垂直線上の掛合位置から側方に外れる向きに移動されたときにこれを前記掛合位置に弾発押し戻す保持手段を備えており、
    第二部材は、前記基準垂直線上に掛合ピンの掛合部を多段に備えると共に、上下に隣り合う掛合部間にそれぞれ前記掛合ピンの側方案内部を備えていることを特徴とする支持装置。
  2. 第一部材は、基準垂直線上に位置される水平軸を中心に回動される回動パーツを備えており、この回動パーツに掛合ピンが備えられていることを特徴とする請求項1記載の支持装置。
  3. 保持手段は、回動パーツにおける水平軸を挟んだ掛合ピン側の端部と反対の端部側を保持する弾性片であることを特徴とする請求項2記載の支持装置。
  4. 第二部材は、中央カム部とこの中央カム部を周回するガイド経路とを備えており、
    中央カム部は、基準垂直線を挟んだ一方側に掛合部と側方案内部とを備えていると共に、
    第二部材は、最下段の掛合部との掛合を解かれた掛合ピンを基準垂直線を挟んだ他方側に案内する下部案内部と、
    基準垂直線を挟んだ他方側を通ってガイド経路の上端に至った掛合ピンを最上段の掛合部に案内する上部案内部とを備えていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の支持装置。
  5. 第二部材は、ガイド経路に連通して掛合ピンを外方から導入可能とする導入路を備えていることを特徴とする請求項4記載の支持装置。
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