JP5697799B2 - パネル型カーテン - Google Patents
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Description
パネル型カーテンは、カーテンレールにパネル型のカーテン材が吊り下げられ、一般に、複数のカーテン材が一列に配置されている。
L1<L3<L2<L4
L3<L5
の関係を満たす上記(1)記載のパネル型カーテンに存する。
このとき、ランナーに支持具を取り付ける数も減らすことができるので、組み付けが容易となる。
本発明のパネル型カーテンにおいて、本体バー及び第1連結バーは、それぞれ少なくとも1箇所で支持具に支持されるので、支持具の数を極力減らすことができる。
また、支持具を取り付ける箇所も限定されないので、本体バーに対して第1連結バーをスライドさせても支持具が邪魔にならない箇所に取り付ければよい。
また、構造が複雑でなく、スライドもスムーズに行える。仮に本体バー及び第1連結バーにカーテン材を取り付けた状態であっても、本体バーに第1連結バーを容易に取り付けることができる。
このとき、第1カーテン材の上端部が本体バーよりも上になるように、且つ第2カーテン材の上端部が第1連結バーよりも上になるように、取り付けることが好ましい。これにより、カーテンレールと、本体バー又は連結バーとの間の隙間を塞ぐことも可能となる。
また、本体バーに対して第1連結バーをスライドさせる際には、第1カーテン材のリングが、第2カーテン材のリボンに案内されるので、スライドさせ易くなる。
また、本体バー、第1連結バー及び第2連結バーを互いにスライドさせることにより、一方では、3枚のカーテン材を一列に配列させることができ、他方では、3枚のカーテン材を互いに重なるように配列させることができる。
図1(a)に示すように、本実施形態に係るパネル型カーテン100は、本体バー10と、本体バー10に連結された連結バー(以下便宜的に「第1連結バー」という。)11と、第1連結バー11に連結された連結バー(以下便宜的に「第2連結バー」という。)12と、本体バー10に取り付けられる図示しないカーテン材(以下便宜的に「第1カーテン材」という。)と、第1連結バー11に取り付けられる図示しないカーテン材(以下便宜的に「第2カーテン材」という。)と、第2連結バー12に取り付けられる図示しないカーテン材(以下便宜的に「第3カーテン材」という。)と、を備える。
図2に示すように、本実施形態に係るパネル型カーテン100においては、本体バー10に対して、第1連結バー11がスライド可能となっている。
また、図示しないが、これと同様に、第1連結バーに対して、第2連結バー12もスライド可能となっている。
したがって、一方では、図1(a)に示すように、パネル型カーテン100を展開することにより、3枚のカーテン材を一列に配列させることができ、他方では、図1(b)に示すように、パネル型カーテン100を格納することにより、3枚のカーテン材を互いに重なるように配列させることができる。
したがって、パネル型カーテン100は、1本のカーテンレールのランナーに3つの支持具を介して吊着されることになる。
また、ランナーに支持具を取り付ける数も減ることにもなるので、組み付けが容易となる。
さらに、本体バー10、第1連結バー11及び第2連結バー12は、それぞれ少ない場合、1箇所で支持具に支持されればよいので、支持具の数を極力減らすことができる。
さらにまた、支持具を取り付ける箇所も限定されないので、本体バー10に対して第1連結バー11を、第1連結バー11に対して第2連結バー12をスライドさせても支持具が邪魔にならない箇所に取り付ければよい。
図3(a)及び図3(c)に示すように、本体バー10は、表側面に設けられたレール部(以下便宜的に「第1レール部」という。)1aと、図3(b)に示すように、裏側面に設けられた支持部(以下便宜的に「第1支持部」という。)2aとを有する。
このとき、本体バー10においては、両端に止め具6が嵌合して固定されている。そして、該止め具6により、第1連結バー11のスライダー(図示しない)の第1レール部1aから離脱が阻止される。なお、両端の止め具6は、ネジN等を使って本体バー10に確実に固定することが好ましい。
また、本体バー10においては、第1レール部1aに位置決め具7を設けることにより、スライドするスライダーを所望の位置で止めることができる。すなわち、止め具6から位置決め具7までの距離Lを調整することにより、スライダーの移動幅を調整することができるようになっている。
ここで、第1支持部2aは、タッチファスナからなる。すなわち、本体バー10の裏側面にはタッチファスナが貼設されている。このため、第1カーテン材9aを、該タッチファスナに単に押し付けることにより簡単に取り付けることが可能となっている。なお、第1カーテン材9aは、上端部が本体バー10よりも上になるように取り付けられ、第1支持部2aに支持される。
また、本体バー10の他端は後述する第1連結バーにより支持される。
図4(a)に示すように、第1連結バー11は、表側面に設けられたレール部(以下便宜的に「第2レール部」という。)1bと、図4(b)に示すように、裏側に突出するように前端部11aに設けられ第1レール部1aにスライド可能に嵌め込まれるスライダー(以下便宜的に「第1スライダー」という。)3aと、裏側面に設けられた支持部(以下便宜的に「第2支持部」という。)2bとを有する。
このとき、第1連結バー11においては、前端部11aに第1スライダー3aが嵌合して固定されており、後端部11bに止め具6が嵌合して固定されている。そして、止め具の働きも兼ねる第1スライダー3aと、他方側の止め具6とにより、第2連結バー12のスライダー(図示しない)の第2レール部1bから離脱が阻止される。なお、前端部11aの第1スライダー3a及び後端部11bの止め具6は、ネジN等を使って第1連結バー11に確実に固定することが好ましい。
ここで、第2支持部2bは、タッチファスナからなる。すなわち、第1連結バー11の裏側面にはタッチファスナが貼設されている。このため、第2カーテン材を、該タッチファスナに単に押し付けることにより簡単に取り付けることが可能となっている。なお、第2カーテン材は、上端部が第1連結バー11よりも上になるように取り付けられ、第2支持部2bに支持される。
図5(a)及び図5(b)に示すように、第1スライダー3aは、ベース部20cと、該ベース部20cの裏側面側にそれより細く設けられた首部20aと、該首部20aにそれより拡大した頭部20bとからなる。すなわち、ベース部20cと頭部20bとの間には首部20a長さに相当する空間が生じている。
このとき、連結部20c1の側面に備わっている弾性片20c2が第2レール部1bを押圧するようになっている。このため、パネル型カーテン100においては、第1スライダー3aを第1連結バー11に余裕をもって嵌合することができる。なお、第1スライダー3aは、ネジN等を使って第1連結バー11に確実に固定することが好ましい。
また、首部20aと頭部20bとは、側面視T字状となっている。このため、本体バー10の第1レール部1aに容易に遊嵌させることができる。
また、第1連結バー11の他端である前端部11aは、上述したように、本体バー10
に連結されているので、本体バー11により支持されることになる。
ここで、第2連結バー12は、第1連結バー11(図4参照)と同じ構造となっているので、詳細な説明は省略する。なお、第2連結バー12の第3レール部1cは、第1連結バー11の第2レール部1bに相当し、第2連結バー12の第2スライダー3bは、第1連結バー11の第1スライダー3aに相当し、第2連結バー12の第3支持部2cは、第1連結バー11の第2支持部2bに相当する。また、第1連結バー11の中間部11cに設けられた孔8aは、第2連結バー12の後端部12bの上縁に設けることが好ましい。
また、第2連結バーの前端部12bに設けられた第2スライダー3bがカーテンレールに吊着された第1連結バー11に嵌め込まれている場合、第2連結バー12の後端部12bの孔8aに支持具を掛止し、支持具をカーテンレールのライナーに取り付けることにより、第2連結バー12がカーテンレールに吊着されることになる。
図6に示すように、第1カーテン材9a、第2カーテン材9b及び第3カーテン材9cは、同じ矩形状のものが用いられる。
また、これらの材質としては、紙、布、フィルム等、公知のものが適宜用いられる。
このとき、第1カーテン材9aは、上端部が本体バー10よりも上になるように取り付けられ、第2カーテン材9bは、上端部が第1連結バー11よりも上になるように取り付けられ、第3カーテン材9cは、上端部が第2連結バー12よりも上になるように取り付けられる。これにより、カーテンレールと、本体バー10、第1連結バー11及び第2連結バー12との間の隙間を塞ぐことができるので、見栄えが良くなる。
また、第2カーテン材9bは、下端部の後端部にリング(以下便宜的に「第2リング」という。)15bが取り付けられ、且つ下端部の前端部と後端部とで固定されたリボン(以下便宜的に「第2リボン」という。)16bが取り付けられている。
さらに、第3カーテン材9cは、下端部の後端部にリング(以下便宜的に「第3リング」という。)15cが取り付けられ、且つ下端部の前端部と後端部とで固定されたリボン(以下便宜的に「第3リボン」という。)16cが取り付けられている。
これもより、各カーテン材をスライドさせても過度にバタつくことが抑制される。
また、本体バー10に対して第1連結バー11をスライドさせる際には、第1カーテン材9aの第1リング15aが第2カーテン材9bの第2リボン16bに案内され、第1連結バー11に対して第2連結バー12をスライドさせる際には、第2カーテン材9bの第2リング15bが第3カーテン材9cの第3リボン16cに案内されるので、スライドさせ易くなる。
図7に示すように、支持具8は、側面S字状となっており、屈曲した屈曲部13aから先端に向かってストッパー13bが設けられている。これにより、取り付けが容易であり、且つ外れにくいという利点がある。なお、カーテンレール側に掛止される屈曲部分は大きく、カーテン材側に掛止される屈曲部分は小さい。
このとき、上述したように、支持具8は、ストッパー13bを備えているので、ランナーや孔8aから不作為に外れることが抑制される。
図9(a)は、本実施形態に係るパネル型カーテンにおいて第1レールに第1スライダーを押し込んだ状態を示す概略図であり、図9(b)は、第1レールに第1スライダーを押し込んで回動させた状態を示す概略図である。
L1<L3<L2<L4
L3<L5
となっている。
このように、頭部20bの短径L1が第1レール部1aの空隙の距離L3よりも小さくなっているので、図9(a)に示すように、第1スライダー3aを第1レール部1aに容易に嵌め込むことができる。
また、本実施形態に係るパネル型カーテン100は、本体バー10、第2連結バー11及び第2連結バー12に加え、第1連結バー11と同形状の別の連結バーを更に有していてもよい。この場合、3枚以上のカーテン材を取り付けることができる。すなわち、連結バーを増やすことにより、カーテン材を所望の数だけ配置することが可能となる。
なお、端に配置される本体バーの前端部、端に配置される連結バーの後端部、これらの間に配置される連結バーの中間部、に孔8aを設け、支持具で支持することが好ましい。
また、孔8aの数も1つの本体バー、連結バーに対し、複数あってもよい。この場合、支持具を取り付ける位置を適宜変えることができる。
1b・・・第2レール部(レール部)
1c・・・第3レール部(レール部)
2a・・・第1支持部(支持部)
2b・・・第2支持部(支持部)
2c・・・第3支持部(支持部)
3a・・・第1スライダー(スライダー)
3b・・・第2スライダー(スライダー)
6・・・止め具
7・・・位置決め具
8・・・支持具
8a・・・孔
9a・・・第1カーテン材(カーテン材)
9b・・・第2カーテン材(カーテン材)
9c・・・第3カーテン材(カーテン材)
10・・・本体バー
10a,11a,12a・・・前端部
10b,11b,12b・・・後端部
11・・・第1連結バー(連結バー)
11c・・・中間部
12・・・第2連結バー(連結バー)
13a・・・屈曲部
13b・・・ストッパー
15a・・・第1リング(リング)
15b・・・第2リング(リング)
15c・・・第3リング(リング)
16a・・・第1リボン(リボン)
16b・・・第2リボン(リボン)
16c・・・第3リボン(リボン)
20a・・・首部
20b・・・頭部
20c・・・ベース部
20c1・・・連結部
20c2・・・弾性片
100・・・パネル型カーテン
L,L3,L4・・・距離
L1・・・短径
L2・・・長径
L5・・・長さ
N・・・ネジ
P1・・・垂下部
P2・・・起立部
Claims (7)
- カーテンレールのランナーに支持具を介して吊着されたパネル型カーテンであって、
表側面に設けられた第1レール部、及び、裏側面に設けられた第1支持部、を有する本体バーと、
裏側に突出するように前端部に設けられ前記第1レール部にスライド可能に嵌め込まれた第1スライダー、及び、裏側面に設けられた第2支持部を有する第1連結バーと、
前記第1支持部に支持された第1カーテン材と、
前記第2支持部に支持された第2カーテン材と、
を備え、
前記本体バー及び前記第1連結バーがそれぞれ、少なくとも1箇所で前記支持具に支持され、
前記第1連結バーの前端部が前記本体バーに支持され、
前記第1スライダーと前記第1レール部とがバヨネット構造となっており、
前記第1レール部に対し前記第1スライダーを押し込んで回動させることにより、前記本体バーと前記第1連結バーとの連結が行われるパネル型カーテン。 - 前記第1スライダーが、ベース部と、該ベース部の裏側面側にそれより細く設けられた首部と、該首部にそれより拡大した頭部とからなり、
前記頭部の長径L2、前記頭部の短径L1、前記ベース部の長さL5、及び、前記第1レール部の垂下部P1及び起立部P2の間の距離L3、前記第1レール部の内部の空隙の距離L4の関係が、
L1<L3<L2<L4
L3<L5
の関係を満たす請求項1記載のパネル型カーテン。 - 前記第1連結バーの少なくとも中間部が前記支持具に支持されている請求項1又は2に記載のパネル型カーテン。
- 前記第1支持部及び前記第2支持部がタッチファスナからなる請求項1〜3のいずれか1項に記載のパネル型カーテン。
- 前記第1カーテン材の上端部が前記本体バーよりも上になるように、該第1カーテン材が支持され、
前記第2カーテン材の上端部が前記第1連結バーよりも上になるように、該第2カーテン材が支持される請求項1〜4のいずれか1項に記載のパネル型カーテン。 - 前記第1カーテン材の下端部の後端部にはリングが取り付けられ、
前記第2カーテン材の下端部には前端部と後端部とで固定されたリボンが取り付けられ、
前記リボンが前記リング内を通過している請求項1〜5のいずれか1項に記載のパネル型カーテン。 - 前記第1連結バーの表側面に第2レール部が設けられており、
裏側に突出するように前端部に設けられ前記第2レール部にスライド可能に嵌め込まれた第2スライダーと、裏側面に設けられ第3カーテン材を支持するための第3支持部とを有する第2連結バー、を更に備える請求項1〜6のいずれか1項に記載のパネル型カーテン。
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