JP2008230765A - エレベータ装置 - Google Patents

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Kazuhiro Yoshikawa
吉川  和弘
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

【課題】開口部から取り外した蓋を置くスペースを天井に設ける必要がなく、天井の省スペース化を図ることができるエレベータ装置を得る。
【解決手段】この発明に係るエレベータ装置1は、天井2aに開口部2bが形成された昇降路2と、開口部2b内に設けられ、かご8を吊り下げたロープ6が巻き掛けられた綱車を有した巻上機5と、天井2aに設けられ、開口部2bおよび巻上機5を覆う蓋7と、昇降路2の上部に設けられ、蓋7により開口部2bを開閉する蓋開閉手段14とを備えている。
【選択図】図1

Description

この発明は、天井に開口部が形成された昇降路と、この開口部内に設けられた巻上機とを備えたエレベータ装置に関する。
従来、天井に開口部が形成された昇降路と、前記開口部内に設けられ、かごを吊り下げたロープが巻き掛けられた綱車を有した巻上機と、前記天井に設けられ、前記開口部および前記巻上機を覆う蓋とを備えたエレベータ装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−63934号公報
しかしながら、このものの場合、例えば、巻上機の点検作業を行う際に、開口部から取り外した蓋を置くスペースを天井に設けなければならないという問題点があった。
この発明は、上述のような問題点を解決することを課題とするものであって、その目的は、開口部から取り外した蓋を置くスペースを天井に設ける必要がなく、天井の省スペース化を図ることができるエレベータ装置を提供するものである。
この発明に係るエレベータ装置は、天井に開口部が形成された昇降路と、前記開口部内に設けられ、かごを吊り下げたロープが巻き掛けられた綱車を有した巻上機と、前記天井に設けられ、前記開口部および前記巻上機を覆う蓋と、前記昇降路の上部に設けられ、前記蓋により前記開口部を開閉する蓋開閉手段とを備えている。
この発明に係るエレベータ装置によれば、開口部から取り外した蓋を置くスペースを天井に設ける必要がなく、天井の省スペース化を図ることができる。
以下、この発明の各実施の形態を図に基づいて説明するが、各図において、同一または相当の部材、部位については、同一符号を付して説明する。
実施の形態1.
図1は実施の形態1に係るエレベータ装置1の部分縦断面図、図2は図1のエレベータ装置1の平断面図である。
実施の形態1に係るエレベータ装置1は、天井2aに開口部2bが形成された昇降路2と、この昇降路2の側面に、昇降路2の底面から天井2aに渡って鉛直方向に沿って設けられた一対のかご用ガイドレール3および一対の釣合い錘用ガイドレール4とを備えている。
開口部2b内には、綱車を有した巻上機5が設けられており、この巻上機5の綱車には、ロープ6が巻き掛けられている。
天井2aの上側には、開口部2bおよび巻上機5を覆う蓋7が設けられている。
昇降路2内には、かご用ガイドレール3に沿って摺動可能なかご8と、釣合い錘用ガイドレール4に沿って摺動可能な釣合い錘9とが設けられている。
綱車に巻き掛けられたロープ6の一端部は、かご8の上方に設けられた返し車10を介して下方へ向かい、かご8の下方に設けられた2つの吊車11を介して、再び上方へ向かい、昇降路2の天井2aに接続されている。
ロープ6の他端部は、かご8上方に設けられた返し車12を介して下方へ向かい、釣合い錘9の上方に設けられた吊車13を介して、再び上方へ向かい、昇降路2の天井2aに接続されている。
昇降路2の天井2aには、蓋7により開口部2bを開閉する蓋開閉手段14が設けられ、この蓋開閉手段14は、一端部が蓋7に固定され、他端部が天井2aの上面に固定され、蓋7を上下方向に移動させる移動機構14aと、この移動機構14aを作動させる図示しないモータとを有している。
また、この蓋開閉手段14は、昇降路2内に設けられた図示しないスイッチを操作することにより、モータを駆動させ、移動機構14aを作動させて、蓋7により開口部2bを開閉することができる。
なお、移動機構14aは、手動で作動させてもよい。
開口部2bには、蓋7による開口部2bの開閉状態を検出する検出手段15が設けられており、この検出手段15は、かご8の昇降を制御する図示しない制御部に電気的に接続されている。
なお、図1のかご8の位置は、エレベータ装置1の通常運転時におけるかご8の最上階停止位置となっている。
図3は昇降路2の上部の機器を保守・点検する際のエレベータ装置1の部分縦断面図である。
昇降路2の上部の機器を保守・点検する場合には、移動機構14aを作動させ、蓋7を上方向に移動させて、開口部2bを開く。
蓋7は水平を保ったまま上方へ移動するので、保守・点検を行う際に、蓋7が天井となり、雨天時であっても、かご8の上にいる作業者16は、濡れにくくなり、快適に昇降路2の上部の機器の保守・点検を行うことができる。
図4は蓋7により開口部2bが閉じている場合に、かご8が所定の位置に配置されているときのエレベータ装置1の部分縦断面図である。
蓋7により開口部2bが閉じられている状態では、検出手段15からの信号により、制御部は、かご8を所定の位置より上方へ移動しないように制御する。
これにより、蓋7が開口部2bを閉じているにもかかわらず、作業者16が誤ってかご8を所定の位置より上方へ移動するように操作しても、かご8が開口部2bの近傍まで移動することを防止できる。
図5は蓋7と天井2aとの間に揚重手段17が設けられたエレベータ装置1の部分縦断面図である。
蓋7と天井2aとの間には、開口部2bを跨ぐようにして、昇降路2の上部に備えられた機器を揚重する揚重手段17が設けられている。
揚重手段17は、天井2aに固定された支持部材である揚重ビーム17aと、この揚重ビーム17aに吊り下げられ、昇降路2の上部に備えられた機器を揚重する揚重手段本体17bとを有している。この揚重手段17を用いて、巻上機5等の昇降路2の上部に備えられた機器の揚重を行うことができる。
また、揚重手段17は、昇降路2の外側に設けることができるので、寸法の制限がなく、揚重するものの重量に合わせて、いろいろな大きさの揚重手段17を用いることができる。
以上説明したように、実施の形態1に係るエレベータ装置1によると、昇降路2の天井2aには、蓋7により開口部2bを開閉させる蓋開閉手段14が設けられているので、開口部2bから取り外した蓋7を置くスペースを天井2aに設ける必要がなく、天井2aの省スペース化を図ることができる。
また、作業者16が昇降路2内から操作することで、蓋開閉手段14は蓋7を移動させて開口部2bを開閉するので、巻上機5の保守・点検時に、天井2aの上側に作業者16が行くことなく、蓋7を開口部2bから取り外すことができる。
また、昇降路2には、蓋7による開口部2bの開閉状態を検出する検出手段15が設けられているので、蓋7が開口部2bを閉じているにもかかわらず、かご8が開口部2bの蓋7に接近することを防止することができる。
また、蓋7は、移動機構14aの作動により、水平を保ったまま上方へ移動するので、保守・点検を行う際に、蓋7が天井となり、雨天時であっても、かご8の上にいる作業者16は、雨に濡れにくくなり、快適に昇降路2の上部の機器の保守・点検を行うことができる。
実施の形態2.
図6は、実施の形態2に係るエレベータ装置1の部分縦断面図である。
実施の形態2に係るエレベータ装置1は、蓋7と天井2aとの間に、異物侵入防止手段である伸縮可能な防水シート18が設けられている。
この防水シート18によって、移動機構14aの作動により蓋7が上方向に移動し、開口部2bが開いたときに、蓋7と天井2aとの間から異物である雨等が浸入してくるのを防止する。
その他の構成は、実施の形態1と同様である。
以上説明したように、実施の形態2に係るエレベータ装置1によると、蓋7と天井2aとの間に、異物侵入防止手段である伸縮可能な防水シート18が設けられているので、保守・点検時に、蓋7と天井2aとの間から雨等が浸入してくるのを防止できる。その結果、作業者16は、快適に作業を行うことができる。
実施の形態3.
図7は、実施の形態3に係るエレベータ装置1の部分縦断面図である。
実施の形態3に係るエレベータ装置1は、開口部2bの内周面の上側に凹部2cが形成され、その凹部2cの中に、蓋開閉手段14が収納可能に設けられている。
また、蓋7の一部も、凹部2cに中に収納可能に設けられている。
蓋7の天井2aと接触する面には、防水パッキン19が全周に渡って設けられており、蓋7により開口部2bが閉じている場合には、蓋7と天井2aとの隙間から雨水等の異物が浸入することを防止している。
その他の構成は、実施の形態1と同様である。
以上説明したように、実施の形態3に係るエレベータ装置1によると、蓋開閉手段14が開口部2bに収納可能となっているので、天井2aからの蓋7の突出量を小さくすることができる。その結果、突出した蓋7による建築物の日照権への影響および建築物の意匠性に与える影響を低減させることができる。
また、天井2aと接触する蓋7の面には、防水パッキン19が設けられているので、雨水等の昇降路2内への浸入を防止することができる。
なお、上記実施の形態1では、蓋7を上下方向に移動させる移動機構14aを有した蓋開閉手段14について説明したが、勿論このものに限らず、例えば、蓋7を水平方向に移動させる移動機構14aを有した蓋開閉手段14であってもよい。
実施の形態1に係るエレベータ装置の部分縦断面図である。 図1のエレベータ装置の平断面図である。 図1の昇降路の上部の機器を保守・点検する際のエレベータ装置の部分縦断面図である。 図1の蓋が開口部2bを閉じている場合の、かごが最高位置である所定の位置に配置されているときのエレベータ装置の部分縦断面図である。 図1の蓋と天井との愛代に揚重手段が設けられたエレベータ装置の部分縦断面図である。 実施の形態2に係るエレベータ装置の部分縦断面図である。 実施の形態3に係るエレベータ装置の部分縦断面図である。
符号の説明
1 エレベータ装置、2 昇降路、2a 天井、2b 開口部、2c 凹部、3 かご用ガイドレール、4 釣合い錘用ガイドレール、5 巻上機、6 ロープ、7 蓋、8 かご、9 釣合い錘、10 返し車、11 吊車、12 返し車、13 吊車、14 蓋開閉手段、14a 移動機構、15 検出手段、16 作業者、17 揚重手段、17a 揚重ビーム、17b 揚重装置本体、18 防水シート、19 防水パッキン。

Claims (5)

  1. 天井に開口部が形成された昇降路と、
    前記開口部内に設けられ、かごを吊り下げたロープが巻き掛けられた綱車を有した巻上機と、
    前記天井に設けられ、前記開口部および前記巻上機を覆う蓋と、
    前記昇降路の上部に設けられ、前記蓋により前記開口部を開閉する蓋開閉手段とを備えたことを特徴とするエレベータ装置。
  2. 前記昇降路には、前記蓋による前記開口部の開閉状態を検出する検出手段が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。
  3. 前記蓋開閉手段は、一端部が前記蓋に接続され、他端部が前記昇降路に接続され、前記前記蓋を上下方向に移動させる移動機構を有していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のエレベータ装置。
  4. 前記蓋と前記天井との間には、前記移動機構の作動により前記蓋が上方向に移動したときに、前記蓋と前記天井との間から異物が侵入するのを防止する異物侵入防止手段が設けられていることを特徴とする請求項3に記載のエレベータ装置。
  5. 前記蓋開閉手段は、前記開口部に収納可能に設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項4の何れか1項に記載のエレベータ装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2604565A1 (de) * 2011-12-14 2013-06-19 Inventio AG Aufzuganlage mit anhebbarer oberer Begrenzung des Wartungsbereichs

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