JP2008230533A - 車両盗難防止装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯機からドアロック信号とエンジン始動指令信号とが車両の受信部に入力された場合、ディレイ時間を調整して、車両用アラームシステムを監視状態に維持し、防盗性の低下することのない車両盗難防止装置を提供する。
【解決手段】エンジン始動指令信号34及びドアロック信号32を受信部14が受信した際に、車両用アラームシステム22を設定時間経過後に警戒状態へと移行させるが、受信部14が受信した信号がドアロック信号32のみである場合と、エンジン始動指令信号34及びドアロック信号32である場合とで、上記設定時間の長さを異ならせた。従って、クランキングに起因するバッテリの電圧低下に伴うリセットが発生する前に車両用アラームシステムを監視状態にすることができ、たとえリセットされても監視状態で復帰し、防盗性が良い。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両盗難防止装置、特に、リモコンエンジンスタータシステム機能を搭載する車両で車両用アラームシステムが解除状態になり防盗性が低下することを防いだ車両盗難防止装置に関する。
リモコンエンジンスタータシステムは、電波等により遠隔操作で車両のエンジンの始動及び停止、ドアのロック及びアンロック、エンジンの始動によるガラス窓の結氷及び結露の除去等が可能であり、利便性の高い機能である。
図4は、従来の車両盗難防止装置の全体構成図である。携帯機12から、ドアロック信号32、エンジン始動指令信号34等の信号が車両30に向かって発せられる。携帯機12から発せられた信号は、受信部14によって受信され、受信信号種別判定手段16により信号の種別等が判定される。受信された信号は、判定結果とともに制御部18に送られる。制御部18では受け取った信号の判定結果により、例えばエンジン制御部20にエンジン始動許可信号36を送信する、又は車両用アラームシステム22に状態移行信号38を送信する等の各種の制御を行うように構成されている。なお、受信信号種別判定手段16は、受信部14が受信した信号の種別(ドアロック信号、ドアアンロック信号、エンジン始動指令信号等)の他に、受信した信号がドアロック信号のみか、或いはドアロック信号及びエンジン始動指令信号かを判定できる構成になっている。
エンジン制御部20にエンジン始動許可信号36が送信されると、エンジン制御部20は、リレー24、スタータ26等を制御してエンジンを始動させるためにクランキングが行われる。車両用アラームシステム22に、状態移行信号38が送信されると、車両用アラームシステム22は、以下で説明する監視状態と非監視状態との間で状態の移行が行われる。なお、クランキングのための及び車両用アラームシステム22の電源はバッテリ28から供給される。
ここで、エンジンを始動させる際には、防盗性を考慮しドアロックも同時に行う為、携帯機12からエンジン始動指令信号34とドアロック信号32の両方の信号が発せられないとエンジンは始動できない構成になっている。なお、エンジン始動指令信号34とドアロック信号32の両方の信号を発した後に、エンジン始動指令信号34とドアアンロック信号を送信するとエンジンは停止する構成になっている。
現状の車両用アラームシステム22では、監視状態と非監視状態という2つの状態が存在し、状況によって選択される。例えば、ユーザが車両に対して何らかの作業を行うときは非監視状態としておき、誤警報が発せられないようにする。また、バッテリ28を外して車両用アラームシステム22への電源の供給を断つと、或いはバッテリ28の電圧が所定値より下がると、車両用アラームシステム22自体がリセットされる。その後、バッテリ外しによるリセットの場合はバッテリ28を戻すことで車両用アラームシステム22が復帰する。バッテリ28の電圧低下によるリセットの場合は、電圧が元に戻ると自動的に車両用アラームシステム22が復帰する。その際、リセット直前の状態が監視状態であったなら、復帰後も監視が必要な状態であると判断されることから、同じ監視状態で復帰する。また、リセット直前の状態が非監視状態であったなら、何らかの作業中であった可能性を考慮して、誤警報防止のため非監視状態で復帰する。即ち、車載用アラームシステム22はリセットされ再び立ち上がると、リセット直前の状態で立ち上がることとなる。
図5は、携帯機12からドアロック信号32が発せられてから車両用アラームシステム22を監視状態とするまでのフローチャートの一例である。制御部18は、受信部14が携帯機12からドアロック信号32を受信したかどうかを判定する(ステップV1)。受信部14がドアロック信号32を受信しなければ終了する。受信部14がドアロック信号32を受信したら、制御部18がディレイ時間を通常値に設定する(ステップV2)。ディレイ時間を設定した後、制御部18は車両用アラームシステム22に状態移行信号38を送り、車両用アラームシステム22を非監視状態とする(ステップV3)。その後、ディレイ時間が経過するのを待ち(ステップV4)、車両用アラームシステム22を監視状態にする(ステップV5)。なお、ディレイ時間とは、上記の説明から解るように、車両用アラームシステム22が非監視状態になっている時間を意味し、通常値とは略30秒程度である。
即ち、ドアロック信号32が受信部14に入力された場合、ユーザは車両30から離れて行く傾向にあるが、ユーザが未だ車両30の近くにおり、何らかの操作、例えばドアロックの確認等を車両30に対して行う可能性があるため、その際に誤警報を発しないように車両用アラームシステム22を一定時間だけ非監視状態にしている。この時間を前述のようにディレイ時間と称している。なお、携帯機12からドアアンロック信号が入力されれば、車両用アラームシステム22は非監視状態になり、ユーザが車両30から乗降しても誤警報が発せられることはない。
ここで、ドアロック信号32及びエンジン始動指令信号34をともに受信しても、ディレイ時間が通常値に設定され、車両用アラームシステム22が非監視状態になる。そして、ディレイ時間の経過を待って、車両用アラームシステム22が監視状態に戻る構成になっている。従って、エンジン始動のためのクランキングは上記のディレイ時間中に行われることとなる。
上記と同様な車両盗難防止装置は、数多くの特許文献に見られるが、例えば特許文献1の盗難防止装置は、監視状態中に遠隔でエンジン始動が行われた場合に、防盗性を低下させることなく誤警報を防止することを目的とし、以下の解決手段が開示されている。即ち、盗難防止装置のマイコンは、遠隔始動装置からラインを介して遠隔始動開始信号を受信した場合、動作モードが監視状態であると、動作モードを非監視状態に設定し、非監視状態の持続タイマの値を15秒にセットする。そして、この15秒の間、車両振動による出力変動が生じないセンサのみによって盗難を検出し、15秒が経過するか、或いは遠隔始動装置から遠隔始動終了信号を受信すると、動作モードを監視状態に再設定する。
特開2006−199268号公報
上記の図4、5を参照して説明した従来技術では、ディレイ時間中、車両用アラームシステム22が非監視状態であり、携帯機12からのエンジン始動指令34によりクランキングした場合、バッテリ28の電圧低下が発生するが、この時、バッテリ28の電圧が所定の電圧(所定値)より低くなると車両用アラームシステム22がリセット状態になる。従って、非監視状態でリセットされるので、車両用アラームシステム22が電圧の回復により復帰した場合には非監視状態で立ち上がり、防盗性の低下を招いていた。
特許文献1の技術においても、クランキングに起因するバッテリの電圧低下に伴い、振動の影響を受けるセンサがリセットされ、非監視状態で復帰する可能性があり、その場合に防盗性は低下することとなる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、携帯機からドアロック信号とエンジン始動指令信号とが車両の受信部に入力された場合、ディレイ時間を調整して、車両用アラームシステムを監視状態に維持し、防盗性の低下することのない車両盗難防止装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の車両盗難防止装置は、エンジン始動指令信号とドアロック信号とを発信する携帯機と、前記携帯機から発信された信号を車両側で受信する受信部と、前記エンジン始動指令信号を前記受信部が受信した際に、エンジン始動を行うエンジン制御部に対してエンジン始動許可信号を発する一方、前記ドアロック信号を前記受信部が受信した際に、車両用アラームシステムを設定時間経過後に警戒状態へと移行させる制御部と、前記受信部が受信した信号が前記ドアロック信号のみか、前記エンジン始動指令信号及び前記ドアロック信号かを判定する受信信号種別判定手段と、を有し、前記制御部は、前記受信信号種別判定手段によって、前記受信部が受信した信号が前記ドアロック信号のみであると判定した場合と、前記受信部が受信した信号が前記エンジン始動指令信号及び前記ドアロック信号であると判定した場合とで、前記設定時間の長さを異ならせること、を特徴とする。
かかる構成を採用することにより、受信部が受信した信号がドアロック信号のみであると判定した場合と、受信部が受信した信号がエンジン始動指令信号及びドアロック信号であると判定した場合とで、設定時間(車両用アラームシステムを非監視状態にしておく時間、ディレイ時間)の長さを異ならせたので、クランキングに起因するバッテリの電圧低下に伴うリセットが発生する前に車両用アラームシステムを監視状態にすることができ、たとえリセットされても監視状態で復帰し、防盗性が良い。
請求項2に記載の車両盗難防止装置は、前記制御部は、前記受信信号種別判定手段によって、前記受信部が受信した信号が前記エンジン始動指令信号及び前記ドアロック信号であると判定した場合は、前記受信部が受信した信号が前記ドアロック信号のみであると判定した場合に比べ、上記設定時間を短くすること、を特徴とする。
上記の設定時間を短くすることを特徴とするが、設定時間を零にして車両用アラームシステムが非監視状態に移行しないように構成しても良い。かかる構成を採用することにより、クランキングに起因するバッテリの電圧低下に伴うリセットが発生する前に車両用アラームシステムを監視状態にすることができ、たとえリセットされても監視状態で復帰し、防盗性が良い。
請求項3に記載の車両盗難防止装置は、エンジン始動指令信号とドアロック信号とを発信する携帯機と、前記携帯機から発信された信号を車両側で受信する受信部と、前記エンジン始動指令信号を前記受信部が受信した際に、エンジン始動を行うエンジン制御部に対してエンジン始動許可信号を発する一方、前記ドアロック信号を前記受信部が受信した際に、車両用アラームシステムを設定時間経過後に警戒状態へと移行させる制御部と、前記受信部が受信した信号が前記ドアロック信号のみか、前記エンジン始動指令信号及び前記ドアロック信号かを判定する受信信号種別判定手段と、を有し、前記制御部は、前記受信信号種別判定手段によって、前記受信部が受信した信号が前記エンジン始動指令信号及び前記ドアロック信号であると判定した場合、前記設定時間経過後に前記エンジン始動許可信号を発することを特徴とする。
かかる構成を採用することにより、設定時間経過後に車両用アラームシステムを監視状態にし、エンジン始動許可信号を発するので、クランキングに起因するバッテリの電圧低下に伴うリセットが発生する前に車両用アラームシステムを監視状態にすることができ、たとえリセットされても監視状態で復帰し、防盗性が良い。
請求項4に記載の車両盗難防止装置は、エンジン始動指令信号とドアロック信号とを発信する携帯機と、前記携帯機から発信された信号を車両側で受信する受信部と、前記エンジン始動指令信号を前記受信部が受信した際に、エンジン始動を行うエンジン制御部に対してエンジン始動許可信号を発する一方、前記ドアロック信号を前記受信部が受信した際に、前記車両用アラームシステムを設定時間経過後に警戒状態へと移行させる制御部と、前記受信部が受信した信号が前記ドアロック信号のみか、前記エンジン始動指令信号及び前記ドアロック信号かを判定する受信信号種別判定手段と、を有し、前記制御部は、前記受信信号種別判定手段によって、前記受信部が受信した信号が前記エンジン始動指令信号及び前記ドアロック信号であると判定した場合、前記エンジン始動許可信号を発するとともに、前記車両用アラームシステムを警戒状態へと移行させること、を特徴とする。
上述のように、受信部が受信した信号がエンジン始動指令信号及びドアロック信号であると判定した場合、エンジン始動許可信号を発するとともに、車両用アラームシステムを警戒状態へと移行させるので、クランキングに起因するバッテリの電圧低下に伴うリセットが発生する前に車両用アラームシステムを監視状態にすることができ、たとえリセットされても監視状態で復帰し、防盗性が良い。
本発明の車両盗難防止装置によると、受信部が受信した信号がドアロック信号のみであると判定した場合と、受信部が受信した信号がエンジン始動指令信号及びドアロック信号であると判定した場合とに応じて制御することにより、クランキングに起因するバッテリの電圧低下にかかわらず車両用アラームシステムを監視状態にすることができ、防盗性が良い。
以下、本発明の車両盗難防止装置の実施の形態について、図面を参照しながら詳述する。
(第1の実施の形態)
本発明の車両盗難防止装置の全体構成図は、図4に示したものと同じである。即ち、携帯機12から、ドアロック信号32、エンジン始動指令信号34等の信号が車両30に向かって発せられる。携帯機12から発せられた信号は、受信部14によって受信され、受信信号種別判定手段16により、その信号の種別が判定される。その後、それらの信号は判定結果とともに制御部18に送られる。制御部18では受け取った信号により、例えばエンジン制御部20にエンジン始動許可信号36を送信する、又は車両用アラームシステム22に状態移行信号38を送信する等の制御を行う。
図1は、本発明の車両盗難防止装置の第1の実施の形態に係り、携帯機12がドアロック信号32及びエンジン始動指令信号34を発してから車両用アラームシステム22が監視状態になるまでのフローチャートを示す。まず、制御部18は、受信部14が携帯機12からドアロック信号32を受信したかどうかを判定する(ステップS1)。受信部14がドアロック信号32を受信したら、エンジン始動指令信号34を受信したかどうかの判定に移行する(ステップS2)。受信部14がドアロック信号32を受信しなければ終了する。次いで、受信部14が、エンジン始動指令信号34を受信すれば、ディレイ時間を短縮値に設定する(ステップS3)。受信部14が、エンジン始動指令信号34を受信しなければ、ディレイ時間を通常値に設定する(ステップS4)。
ここで、受信部14によって受信された信号は、受信信号種別判定手段16によって全て判定され、制御部18にその判定結果とともに送信されているので、受信部14がドアロック信号32を受信したか否か、同時にエンジン始動指令信号34を受信したか否かが瞬時に解るように構成されている。
上記のディレイ時間の通常値とは、30秒程度であり、ドアロック信号32を発してからユーザが車両30のドアを再点検する等の行動を許容する程度の時間である。また、ディレイ時間の短縮値とは、通常値より短い時間であって、零若しくはクランキングによるバッテリ28の電圧降下で車両用アラームシステム22がリセットされるまでの時間より短い時間であっても良い。なお、上記の設定時間を零にして車両用アラームシステム22が非監視状態となる工程を省略しても良い。
次に、制御部18は、車両用アラームシステム22に状態移行信号38を送信し、車両用アラームシステム22を非監視状態にする(ステップS5)。そして、設定したディレイ時間、即ち設定時間の経過を待つ(ステップS6)。このようにして設定時間が経過した後に、制御部18は車両用アラームシステム22を監視状態にする(ステップS7)。
かかる構成を採用することによって、ドアロック信号32及びエンジン始動指令信号34の両方を受信部14が受信した場合には、設定時間(車両用アラームシステム22を監視状態から非監視状態にしている時間又はディレイ時間)を通常より短く設定し、クランキングが行われバッテリ28の電圧低下に伴い車両用アラームシステム22がリセットされた場合でも、その直前は監視状態となっているため、車両用アラームシステム22が復帰したときに非監視状態となることはない。従って、防盗性の低下は起こらないこととなる。
(第2の実施の形態)
図2は、本発明の車両盗難防止装置の第2の実施の形態に係り、携帯機12がドアロック信号32及びエンジン始動指令信号34を発してから制御部18がエンジン始動許可信号36を発信するまでのフローチャートを示す。なお、車両盗難防止装置の全体構成図は、図4に示したものと同じであり説明を省略する。
制御部18は、受信部14が携帯機12からドアロック信号32を受信したかどうかを判定する(ステップT1)。受信部14がドアロック信号32を受信したら、エンジン始動指令信号34を受信したかどうかの判定に移行する(ステップT2)。受信部14がドアロック信号32を受信しなければ終了する。次いで、受信部14が、エンジン始動指令信号34を受信すれば、ディレイ時間を所定の値に設定し、車両用アラームシステムを非監視状態にする(ステップT3)。受信部14がエンジン始動指令信号34を受信しない場合は、図1のフローチャートのA点に移り、ディレイ時間を通常値に設定した後、車両用アラームシステム22を非監視状態にし、ディレイ時間の経過を待って車両用アラームシステム22を監視状態にする。
車両用アラームシステム22を非監視状態にした(ステップT3)後、ディレイ時間の経過を待ち(ステップT4)、車両用アラームシステム22を監視状態にする(ステップT5)。その後、エンジン始動許可信号36を発信する(ステップT6)。
かかる構成では、エンジン始動許可信号36は車両用アラームシステム22が監視状態になってから発せられるため、クランキングに起因するバッテリ28の電圧低下に伴い車両用アラームシステム22がリセットされても、車両用アラームシステム22は監視状態で復帰され、防盗性が低下することはない。
(第3の実施の形態)
図3は、本発明の車両盗難防止装置の第3の実施の形態に係り、携帯機12がドアロック信号32及びエンジン始動指令信号34を発してから車両用アラームシステム22が監視状態になるまでのフローチャートを示す。なお、車両盗難防止装置の全体構成図は、図4に示したものと同じであり説明を省略する。
制御部18は、受信部14が携帯機12からドアロック信号32を受信したかどうかを判定する(ステップU1)。受信部14がドアロック信号32を受信したら、エンジン始動指令信号34を受信したかどうかの判定に移行する(ステップU2)。受信部14がドアロック信号32を受信しなければ終了する。
次いで、受信部14が、エンジン始動指令信号34を受信すれば、車両用アラームシステム22を非監視状態にする(ステップU3)。受信部14がエンジン始動指令信号34を受信しない場合は、図1のフローチャートのA点に移り、ディレイ時間を通常値に設定した後、車両用アラームシステム22を非監視状態にし、ディレイ時間の経過を待って車両用アラームシステム22を監視状態にする。
車両用アラームシステム22を非監視状態にした(ステップU3)後、エンジン始動許可信号36を発信したか否か判定し(ステップU4)、エンジン始動許可信号36の発信とともに車両用アラームシステム22を監視状態にする(ステップU5)。
かかる構成では、エンジン始動許可信号36を発するとともに車両用アラームシステム22を監視状態にするので、クランキングに起因するバッテリ28の電圧低下に伴い車両用アラームシステム22がリセットされても、車両用アラームシステム22は監視状態で復帰され、防盗性が低下することはない。
なお、本発明は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、第1の実施の形態において、設定時間は、ドアロック信号とエンジン始動指令信号を同時に受信した場合とドアロック信号のみを受信した場合では、長さを異ならせる若しくは短くしたが、零又はクランキングに起因するバッテリの電圧低下に伴い車両用アラームシステムがリセットされるまでの時間若しくはそれより短い時間としても良い。その他、全体構成に関しても、例えば受信信号種別判定手段を受信部内に組み込んでも良い。
本発明の車両盗難防止装置の第1の実施の形態に係り、携帯機がドアロック信号及びエンジン始動指令信号を発してから、車両用アラームシステムが監視状態になるまでのフローチャートである。 本発明の車両盗難防止装置の第2の実施の形態に係り、携帯機がドアロック信号及びエンジン始動指令信号を発してから、エンジン始動許可信号を発するまでのフローチャートである。 本発明の車両盗難防止装置の第3の実施の形態に係り、携帯機がドアロック信号及びエンジン始動指令信号を発してから、車両用アラームシステムが監視状態になるまでのフローチャートである。 車両盗難防止装置の全体構成図である。 従来技術に係り、携帯機がドアロック信号を発してから、車両用アラームシステムが監視状態になるまでのフローチャートである。
符号の説明
12 携帯機
14 受信部
16 受信信号種別判定手段
18 制御部
20 エンジン制御部
22 車両用アラームシステム
28 バッテリ
30 車両
32 ドアロック信号
34 エンジン始動指令信号
36 エンジン始動許可信号

Claims (4)

  1. エンジン始動指令信号とドアロック信号とを発信する携帯機と、
    前記携帯機から発信された信号を車両側で受信する受信部と、
    前記エンジン始動指令信号を前記受信部が受信した際に、エンジン始動を行うエンジン制御部に対してエンジン始動許可信号を発する一方、前記ドアロック信号を前記受信部が受信した際に、車両用アラームシステムを設定時間経過後に警戒状態へと移行させる制御部と、
    前記受信部が受信した信号が前記ドアロック信号のみか、前記エンジン始動指令信号及び前記ドアロック信号かを判定する受信信号種別判定手段と、
    を有し、
    前記制御部は、前記受信信号種別判定手段によって、前記受信部が受信した信号が前記ドアロック信号のみであると判定した場合と、前記受信部が受信した信号が前記エンジン始動指令信号及び前記ドアロック信号であると判定した場合とで、前記設定時間の長さを異ならせること、
    を特徴とする車両盗難防止装置。
  2. 前記制御部は、前記受信信号種別判定手段によって、前記受信部が受信した信号が前記エンジン始動指令信号及び前記ドアロック信号であると判定した場合は、前記受信部が受信した信号が前記ドアロック信号のみであると判定した場合に比べ、上記設定時間を短くすること、
    を特徴とする請求項1に記載の車両盗難防止装置。
  3. エンジン始動指令信号とドアロック信号とを発信する携帯機と、
    前記携帯機から発信された信号を車両側で受信する受信部と、
    前記エンジン始動指令信号を前記受信部が受信した際に、エンジン始動を行うエンジン制御部に対してエンジン始動許可信号を発する一方、前記ドアロック信号を前記受信部が受信した際に、車両用アラームシステムを設定時間経過後に警戒状態へと移行させる制御部と、
    前記受信部が受信した信号が前記ドアロック信号のみか、前記エンジン始動指令信号及び前記ドアロック信号かを判定する受信信号種別判定手段と、
    を有し、
    前記制御部は、前記受信信号種別判定手段によって、前記受信部が受信した信号が前記エンジン始動指令信号及び前記ドアロック信号であると判定した場合、前記設定時間経過後に前記エンジン始動許可信号を発すること、
    を特徴とする車両盗難防止装置。
  4. エンジン始動指令信号とドアロック信号とを発信する携帯機と、
    前記携帯機から発信された信号を車両側で受信する受信部と、
    前記エンジン始動指令信号を前記受信部が受信した際に、エンジン始動を行うエンジン制御部に対してエンジン始動許可信号を発する一方、前記ドアロック信号を前記受信部が受信した際に、車両用アラームシステムを設定時間経過後に警戒状態へと移行させる制御部と、
    前記受信部が受信した信号が前記ドアロック信号のみか、前記エンジン始動指令信号及び前記ドアロック信号かを判定する受信信号種別判定手段と、
    を有し、
    前記制御部は、前記受信信号種別判定手段によって、前記受信部が受信した信号が前記エンジン始動指令信号及び前記ドアロック信号であると判定した場合、前記エンジン始動許可信号を発するとともに、前記車両用アラームシステムを警戒状態へと移行させること、
    を特徴とする車両盗難防止装置。
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