JP2008226052A - 電子機器の操作パネル - Google Patents
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Abstract
【課題】安価な、電子機器の操作パネルを提供すること。
【解決手段】スイッチを構成するキーステム11の一端側にスイッチ端子20が設けられたキーボードラバー17と、前記スイッチ端子20が接触する電極32、及び、前記電極に接続する制御部31を備える回路基板15と、を備える電子機器1の操作パネル10において、前記回路基板15は、複数に分割して構成され、分割された基板15A,15Bの対向端部上には、接続パターン34A,34Bが形成され、前記キーボードラバー17は、前記分割された基板15A,15Bを接続する導体パターン35が、前記スイッチ端子20と同じ材料で形成されている。
【選択図】 図7
【解決手段】スイッチを構成するキーステム11の一端側にスイッチ端子20が設けられたキーボードラバー17と、前記スイッチ端子20が接触する電極32、及び、前記電極に接続する制御部31を備える回路基板15と、を備える電子機器1の操作パネル10において、前記回路基板15は、複数に分割して構成され、分割された基板15A,15Bの対向端部上には、接続パターン34A,34Bが形成され、前記キーボードラバー17は、前記分割された基板15A,15Bを接続する導体パターン35が、前記スイッチ端子20と同じ材料で形成されている。
【選択図】 図7
Description
本発明は、電子機器の操作パネルに関する。
従来より、複数の回路基板を配線で接続すると、組み立てに手間がかかり、コスト高になる問題が指摘されている。そのため、例えば、特許文献1には、携帯電話のキーボードラバーの屈曲部に導体パターンを形成し、携帯電話の回路基板に設けられた電極同士を導体パターンに接触させて電気的接続を行うことが記載されている。
しかしながら、従来の回路基板接続構造は、携帯電話を2つに折りたたむ形態に基づいてキーボードラバーの屈曲部に導体パターンを形成しており、回路基板の機能との関係について何ら考慮されていなかった。そのため、従来の回路基板接続構造は、屈曲部を有しない電子機器の操作パネルにどのように適用すればよいか、不明であった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、安価な、電子機器の操作パネルを提供することを目的とする。
本発明に係る電子機器の操作パネルは、次のような構成を有している。
(1)スイッチを構成するキーステムの一端側にスイッチ端子が設けられたキーボードラバーと、前記スイッチ端子が接触する電極、及び、前記電極に接続する制御部を備える回路基板と、を備える電子機器の操作パネルにおいて、前記回路基板は、複数に分割して構成され、分割された基板の対向端部上には、接続パターンが形成され、前記キーボードラバーは、前記分割された基板を接続する導体パターンが、前記スイッチ端子と同じ材料で形成されている。
(1)スイッチを構成するキーステムの一端側にスイッチ端子が設けられたキーボードラバーと、前記スイッチ端子が接触する電極、及び、前記電極に接続する制御部を備える回路基板と、を備える電子機器の操作パネルにおいて、前記回路基板は、複数に分割して構成され、分割された基板の対向端部上には、接続パターンが形成され、前記キーボードラバーは、前記分割された基板を接続する導体パターンが、前記スイッチ端子と同じ材料で形成されている。
(2)(1)に記載の発明において、前記回路基板は、その一側に前記電極が配置されると共に、他側に前記制御部が配置されており、前記電極と前記制御部とを接続する信号線上で分割されている。
(3)(1)又は(2)に記載の発明において、前記キーステムの他端側が突出する孔が形成され、前記キーボードラバーを覆うように前記電子機器の筐体に取り付けられるケースを有し、前記ケースは、前記導体パターンの配置に対応してリブが立設されている。
(4)請求項1乃至請求項3の何れか一つに記載する電子機器の操作パネルにおいて、前記電子機器は、FAX機能を備えた印刷装置であり、前記スイッチは、FAXの住所録を記憶させるための複数のスイッチであり、前記回路基板は、前記印刷装置の筐体に沿って配置され、前記制御部に対応する側に表示装置が配置されている。
上記構成を有する本発明に係る電子機器の操作パネルは、回路基板を複数に分割した基板の対向端部には、接続パターンが形成されている。分割された基板の接続パターンは、キーボードラバーに形成した導体パターンによって接続される。導体パターンは、スイッチ端子と同じ材料で形成され、スイッチ端子と同時に形成しうる。よって、本発明の電子機器の操作パネルによれば、製造や組み立てに手間がかからず、安価である。
本発明に係る電子機器の操作パネルは、回路基板が、その一側に電極が配置されると共に、他側に制御部が配置されており、電極と制御部とを接続する信号線上で分割されているので、回路基板を分割しても動作が阻害されない。
また、制御部と対応する側に表示装置が配置されている場合には、回路基板の分割が制御部と表示装置との接続に影響を与えることがない。
また、制御部と対応する側に表示装置が配置されている場合には、回路基板の分割が制御部と表示装置との接続に影響を与えることがない。
本発明に係る電子機器の操作パネルは、キーステムの他端側がケースに形成した孔から突出するようにケースをキーボードラバーに対して位置合わせし、キーボードラバーを覆うようにケースを電子機器の筐体に取り付けている。ケースには、導体パターンの配置に対応してリブが立設されている。そのため、ケースを電子機器の筐体に取り付けたときに、リブが導体パターンを接続パターンに接触させるようにキーボードラバーを押さえつける。よって、本発明に係る電子機器の操作パネルによれば、導体パターンと接続パターンとの接触不良に起因する動作不良を防止することができる。
次に、本発明に係る電子機器の操作パネルの一実施形態について図面を参照して説明する。
<複合機の概略構成>
図1は、「電子機器」及び「印刷装置」の一例である複合機1の部分断面図である。
複合機1は、コピー機能、スキャナ機能、プリント機能、FAX機能など複数の機能を有する。複合機1は、記録用紙に画像を形成するための画像形成ユニット2と、原稿の画像を読み取るための画像読取ユニット3とを備える。
図1は、「電子機器」及び「印刷装置」の一例である複合機1の部分断面図である。
複合機1は、コピー機能、スキャナ機能、プリント機能、FAX機能など複数の機能を有する。複合機1は、記録用紙に画像を形成するための画像形成ユニット2と、原稿の画像を読み取るための画像読取ユニット3とを備える。
画像形成ユニット2と画像読取ユニット3は、樹脂製の筐体8,9(「電子機器の筐体」の一例)によって外観が構成されている。画像読取ユニット3の筐体9は、画像形成ユニット2の筐体8に回動可能に連結され、筐体8の上面に設けた排紙トレイ8aを覆っている。筐体9の正面側には、操作パネル10が配設されている。
複合機1は、例えば、ユーザが画像読取ユニット3に原稿をセットして操作パネル10からコピー開始命令を入力すると、画像読取ユニット3が原稿を読み取って画像データを取得する。画像形成ユニット2は、図中一点鎖線に示すように、給紙部4が給紙カセット5から記録用紙を1枚ピックアップして画像形成部6へ送り、画像データに基づいて記録用紙に画像を形成した後、その記録用紙を排紙部7から排紙トレイ8aに排紙する。
操作パネル10は、カバー13とケース14とキーボードラバー17と回路基板15とをユニット化したものである。操作パネル10は、ケース14を複合機1の筐体9に取り付けることにより、複合機1に組み付けられている。回路基板15は、前記ケース14側の面がキーボードラバー17で覆われるようにして複合機1の筐体9に沿って配置され、筐体9とケース14との間に形成される空間内に収納されている。回路基板15は、キーボードラバー17に覆われる側で後述する制御部31と対応する位置に、データを表示する「表示装置」の一例である表示パネル12(図2及び図5参照)が配置されている。
<操作パネルの全体構成>
図2は、図1に示す操作パネル10の平面図である。
操作パネル10は、スイッチを構成するキーステム11がカバー13上に複数配設され、表示パネル12を透明なカバーで覆っている。
図2は、図1に示す操作パネル10の平面図である。
操作パネル10は、スイッチを構成するキーステム11がカバー13上に複数配設され、表示パネル12を透明なカバーで覆っている。
図3は、図2のA−A断面図である。尚、図3は、図面を見やすくするために、図2より拡大して表示している。
操作パネル10は、カバー13とケース14と回路基板15とを重ねて構成されている。回路基板15は、ケース14の裏面に突設された爪部16に引っ掛けられて保持されている。回路基板15とケース14との間には、キーボードラバー17が配置保持されている。
操作パネル10は、カバー13とケース14と回路基板15とを重ねて構成されている。回路基板15は、ケース14の裏面に突設された爪部16に引っ掛けられて保持されている。回路基板15とケース14との間には、キーボードラバー17が配置保持されている。
キーボードラバー17は、ゴムなどの絶縁材料を材質として成形され、回路基板15に静電気が流れることを防止している。キーボードラバー17は、キーステム11を構成するキーステムがシート部19の表面から突き出すように設けられている。キーステム11は、直方体のブロック形状に成形され、押圧時に変形しないように強度が確保されている。各キーステム11は、可撓部18を介してシート部19に一体的に接続している。
可撓部18は、キーステム11の回路基板15と対向する側面外周に沿って四角い枠状に形成され、可撓部18のキーボードラバー17側の接続部がキーステム11側の接続部より外側に位置するように緩いカーブを描いて傾斜している。そのため、可撓部18は、キーステム11を押し上げる方向に弾性力を有する。各キーステム11は、可撓部18に接続する一端側にスイッチ端子20が設けられている。スイッチ端子20は、カーボンを材質とし、キーステム11にプリントされている。
図4は、図2のB−B断面図である。尚、図4は、図面を見やすくするために、図2より拡大して表示している。
カバー13とケース14は、樹脂を射出成形したものである。カバー13の裏面には、ケース14側に突き出すように複数の係止爪21が設けられている。一方、ケース14には、係止爪21に対応する位置に、係止孔14bと係止溝14cが形成されている。カバー13は、各係止爪21を係止孔14b又は係止溝14cに挿通してケース14に引っ掛けることにより、ケース14に着脱自在に取り付けられている。
カバー13とケース14は、樹脂を射出成形したものである。カバー13の裏面には、ケース14側に突き出すように複数の係止爪21が設けられている。一方、ケース14には、係止爪21に対応する位置に、係止孔14bと係止溝14cが形成されている。カバー13は、各係止爪21を係止孔14b又は係止溝14cに挿通してケース14に引っ掛けることにより、ケース14に着脱自在に取り付けられている。
カバー13とケース14には、キーステム11の他端側(先端部側)が突出する孔13a,14aが形成され、外部からキーステム11を個別操作できるようにしている。
図2に示すように、カバー13の表面には、孔13aの周りに印字面22が設けられている。印字面22には、各キーステム11の機能を明示する文字が印刷されている。例えば、カバー13は、FAXの住所録を記憶する機能を有する複数のキーステム11の周りに、「FAX住所録」及び「識別番号」を示す文字が印刷されている。カバー13は、印字面22に印刷される言語の異なるものが複数準備され、ユーザが使用言語や使用目的などによって任意にケース14に付け替えられる。
<回路構成>
図5は、図3及び図4に示す回路基板15の一部分を示す平面図である。
回路基板15は、1個の制御部31と、複数のスイッチ用電極32を搭載している。スイッチ用電極32は、キーボードラバー17のスイッチ端子20が接触するように、スイッチ端子20の配置に対応して回路基板15に形成されている(図3及び図4参照)。各スイッチ用電極32は、信号線33を介して制御部31に電気的に接続されている。
図5は、図3及び図4に示す回路基板15の一部分を示す平面図である。
回路基板15は、1個の制御部31と、複数のスイッチ用電極32を搭載している。スイッチ用電極32は、キーボードラバー17のスイッチ端子20が接触するように、スイッチ端子20の配置に対応して回路基板15に形成されている(図3及び図4参照)。各スイッチ用電極32は、信号線33を介して制御部31に電気的に接続されている。
回路基板15は、反りを防止するために複数に分割して構成されている。回路基板15は、一側にスイッチ用電極32が配置されると共に、他側に制御部31が配置されており、本実施形態では、制御部31とスイッチ用電極32とを接続する信号線33上で分割されている。
図6は、図5に示す回路基板15に形成した接続パターン34A,34Bの概念図である。図中点線は、リブ36の位置を仮想的に示した図である。
分割された基板15Aと基板15Bの対向端部上には、接続パターン34A,34Bが形成されている。接続パターン34A,34Bは、各信号線33上に個別に設けられ、ショートしないようにしている。接続パターン34A,34Bは、信号線33より幅広に設けられている。接続パターン34A,34Bは、スイッチ用電極32及び信号線33と同じ導電性材料(例えばカーボン)で形成され、プリント配線するときにスイッチ用電極32及び信号線33と同時に形成される。
分割された基板15Aと基板15Bの対向端部上には、接続パターン34A,34Bが形成されている。接続パターン34A,34Bは、各信号線33上に個別に設けられ、ショートしないようにしている。接続パターン34A,34Bは、信号線33より幅広に設けられている。接続パターン34A,34Bは、スイッチ用電極32及び信号線33と同じ導電性材料(例えばカーボン)で形成され、プリント配線するときにスイッチ用電極32及び信号線33と同時に形成される。
<導体パターン>
図7は、図6接続パターン34A,34Bが導体パターン35に接触して導通する構造を概念的に示した図である。
キーボードラバー17は、分割された基板15A,15Bを接続する導体パターン35が、スイッチ端子20スイッチ端子20(図3及び図4参照)と同じ材料で形成されている。導体パターン35は、分割された基板の対向端部に設けられた一対の接続パターン34A,34Bに対して1個設けられ、ショートを防止している。導体パターン35は、操作パネルを組み上げたときに回路基板15の接続パターン34A,34Bに対応する位置に、それぞれ帯状に形成されている。導体パターン35は、接続パターン34A,34Bを相互に接続するように接続パターン34A,34Bを覆うことができる大きさで形成されている。かかる導体パターン35は、スイッチ端子20と同時にキーボードラバー17に形成される。
図7は、図6接続パターン34A,34Bが導体パターン35に接触して導通する構造を概念的に示した図である。
キーボードラバー17は、分割された基板15A,15Bを接続する導体パターン35が、スイッチ端子20スイッチ端子20(図3及び図4参照)と同じ材料で形成されている。導体パターン35は、分割された基板の対向端部に設けられた一対の接続パターン34A,34Bに対して1個設けられ、ショートを防止している。導体パターン35は、操作パネルを組み上げたときに回路基板15の接続パターン34A,34Bに対応する位置に、それぞれ帯状に形成されている。導体パターン35は、接続パターン34A,34Bを相互に接続するように接続パターン34A,34Bを覆うことができる大きさで形成されている。かかる導体パターン35は、スイッチ端子20と同時にキーボードラバー17に形成される。
<リブ>
図3及び図4に示すように、ケース14の裏面には、複数のリブ36が立設されている。リブ36は、ケース14に形成された各孔14aの周りに立設されて、ケース14と回路基板15とを一体化したときにキーステム11の周りを回路基板15に対して押さえつけてキーステム11の位置ずれを防止する。
図3及び図4に示すように、ケース14の裏面には、複数のリブ36が立設されている。リブ36は、ケース14に形成された各孔14aの周りに立設されて、ケース14と回路基板15とを一体化したときにキーステム11の周りを回路基板15に対して押さえつけてキーステム11の位置ずれを防止する。
また、ケース14の裏面には、図6の点線に示すように、キーボードラバー17に形成した導体パターン35に対応する位置にも、リブ36が立設されている。すなわち、リブ36は、導体パターン35に沿ってケース14の裏面に複数立設されている。リブ36は、ケース14を回路基板15に取り付けたときに、導体パターン35を接続パターン34A,34Bに押し付け得る高さで形成されている。
<動作説明>
上記操作パネル10は、スイッチ用電極32とスイッチ端子20とが対向するように、キーボードラバー17を回路基板15に重ね、ケース14の爪部16を回路基板16に引っ掛けて、キーボードラバー17を回路基板15と爪部16との間に挟み込む。
上記操作パネル10は、スイッチ用電極32とスイッチ端子20とが対向するように、キーボードラバー17を回路基板15に重ね、ケース14の爪部16を回路基板16に引っ掛けて、キーボードラバー17を回路基板15と爪部16との間に挟み込む。
回路基板15の接続パターン34A,34Bは、信号線33より太く形成され、導体パターン35は、接続パターン34A,34Bを覆うように形成されている。そのため、接続パターン34A,34Bと導体パターン35との接触面積が、分割された基板15A,15Bの信号線33同士を直接接続する場合より広く、キーボードラバー17を回路基板15に重ねたときに、接続パターン34A,34Bと導体パターン35とを接触させて分割された基板15A,15Bの信号線を導通させやすい。
しかも、ケース14のリブ36が、キーボードラバー17のキーステム11の周囲部分と導体パターン35が形成された部分とを回路基板15に対して押さえつける。これにより、キーボードラバー17は、回路基板15に対して位置決めされるとともに、導体パターン35が分割された基板15A,15Bの接続パターン34A,34Bに確実に接触する。
ケース14は、カバー13の係止爪21が係止孔14bと係止溝14cに引っ掛けられて、カバー13を取り付けられる。
このようにしてユニット化された操作パネル10は、ケース14を複合機1の筐体9に取り付け、複合機1に組み付けられる。操作パネル10は、カバー13とケース14に形成した孔13a,14aからキーステム11が露出している。
分割された回路基板15は、各信号線33が接続パターン34A,34Bと導体パターン35との接触により導通し、制御部31は、信号線33、接続パターン34A,34B、導体パターン35を介してスイッチ用電極32に電流を供給している。ユーザがキーステム11を押し下げていないときには、スイッチ用電極32は入力端子と出力端子とが導通せずに、電気信号を制御部31に出力しない。
これに対して、ユーザがキースイッチ11を指で押し下げると、スイッチ用電極32は、入力端子と出力端子がスイッチ端子20を介して導通し、電気信号を出力する。スイッチ用電極32から出力された電気信号は、信号線33、接続パターン34A,34B、導体パターン35を介して制御部31に入力し、処理される。ユーザが、キーステム11から指を離すと、キーステム11が可撓部18の弾性力によって持ち上げられ、スイッチ端子20をスイッチ用電極32から離間させる。これにより、スイッチ用電極32は、入力端子と出力端子との間を遮断され、電気信号を出力しなくなる。
<作用効果>
本実施形態に係る複合機1の操作パネル10は、回路基板15が複数に分割されている(図5参照)。分割された基板15A,15Bの対向端部には、接続パターン34A,34Bが形成されている(図6参照)。分割された基板15A,15Bの接続パターン34A,34Bは、キーボードラバー17に形成した導体パターン35によって接続される(図7参照)。この導体パターン35は、スイッチ端子20と同じ材料で形成され、スイッチ端子20と同時に形成される。よって、本実施形態の複合機1の操作パネル10によれば、製造や組み立てに手間がかからず、安価である。
本実施形態に係る複合機1の操作パネル10は、回路基板15が複数に分割されている(図5参照)。分割された基板15A,15Bの対向端部には、接続パターン34A,34Bが形成されている(図6参照)。分割された基板15A,15Bの接続パターン34A,34Bは、キーボードラバー17に形成した導体パターン35によって接続される(図7参照)。この導体パターン35は、スイッチ端子20と同じ材料で形成され、スイッチ端子20と同時に形成される。よって、本実施形態の複合機1の操作パネル10によれば、製造や組み立てに手間がかからず、安価である。
本実施形態に係る複合機1の操作パネル10は、回路基板15が、その一側にスイッチ用電極32が配置されると共に、他側に制御部31が配置されており、スイッチ用電極32と制御部31とを接続する信号線33上で分割されているので、回路基板15を分割しても動作が阻害されない。
また、回路基板15は、制御部31と対応する位置(側)に表示パネル12が配置されているので(図5参照)、回路基板15の分割が制御部31と表示パネル12との接続に影響を与えることがない。
また、回路基板15は、制御部31と対応する位置(側)に表示パネル12が配置されているので(図5参照)、回路基板15の分割が制御部31と表示パネル12との接続に影響を与えることがない。
しかも、複合機1の操作パネル10は、接続パターン34A,34Bが信号線33と同じカーボンを材質とするので、接続パターン34A,34Bを信号線33と一緒に形成して製造や組立の手間を省くことができ、安価である。
本実施形態に係る複合機1の操作パネル10は、キーステム11の他端側(先端部)がケース14に形成した孔14aから突出するようにケース14をキーボードラバー17に対して位置合わせし、キーボードラバー17を覆うようにケース14を複合機1の筐体9に取り付けている。ケース14には、導体パターン35の配置に対応してリブ36が立設されている。そのため、ケース14を複合機1の筐体9に取り付けたときに、リブ36が導体パターン35を接続パターン34A,34Bに接触させるようにキーボードラバー17を押さえつける。よって、本実施形態に係る複合機1の操作パネル10によれば、導体パターン35と接続パターン34A,34Bとの接触不良に起因する動作不良を防止することができる。
尚、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、色々な応用が可能である。
(1)例えば、上記実施形態では、電子機器、印刷装置の一例として複合機1を挙げたが、プリンタ、ファクシミリ装置、コピー機などを電子機器、印刷装置の一例としてもよい。また、例えば、スキャナやシュレッタなど操作パネルを備える電子機器であってもよい。
(2)例えば、上記実施形態では、導体パターンを帯状に形成したが、接続パターン34A,34Bに接触する部分のみを部分的に太くし、接触部分を繋ぐ部分を補足形成してもよい。この場合、カーボンの使用量を減らしてコストダウンを図ることができる。
(3)例えば、上記実施形態では、接続パターン34A,34Bを帯状に形成したが、信号線33上に円形状や多角形状に形成してもよい。この場合、導体パターン35を接続パターン34A,34Bに接触させる位置に対応してリブ36をケース14に設けてもよい。
(4)例えば、上記実施形態では、カバー13をケース14に着脱自在に取り付けたが、ケース14の孔の周りに印字面22を設け、カバー13を省略してもよい。
(5)例えば、上記実施形態では、リブ36を棒状に形成したが、板状のリブを導体パターン35に沿ってケース14に立設し、キーボードラバー17を押し付ける面を広くしてもよい。
1 複合機(電子機器、印刷装置)
9 筐体
10 操作パネル
11 キーステム(スイッチ)
12 表示パネル(表示装置)
14 ケース
14a 孔
15 回路基板
15A,15B 分割された基板
17 キーボードラバー
20 スイッチ端子
31 制御部
32 スイッチ用電極(電極)
33 信号線
34A,34B 接続パターン
35 導体パターン
36 リブ
9 筐体
10 操作パネル
11 キーステム(スイッチ)
12 表示パネル(表示装置)
14 ケース
14a 孔
15 回路基板
15A,15B 分割された基板
17 キーボードラバー
20 スイッチ端子
31 制御部
32 スイッチ用電極(電極)
33 信号線
34A,34B 接続パターン
35 導体パターン
36 リブ
Claims (4)
- スイッチを構成するキーステムの一端側にスイッチ端子が設けられたキーボードラバーと、前記スイッチ端子が接触する電極、及び、前記電極に接続する制御部を備える回路基板と、を備える電子機器の操作パネルにおいて、
前記回路基板は、複数に分割して構成され、分割された基板の対向端部上には、接続パターンが形成され、
前記キーボードラバーは、前記分割された基板を接続する導体パターンが、前記スイッチ端子と同じ材料で形成されている
ことを特徴とする電子機器の操作パネル。 - 請求項1に記載する電子機器の操作パネルにおいて、
前記回路基板は、その一側に前記電極が配置されると共に、他側に前記制御部が配置されており、前記電極と前記制御部とを接続する信号線上で分割されている
ことを特徴とする電子機器の操作パネル。 - 請求項1又は請求項2に記載する電子機器の操作パネルにおいて、
前記キーステムの他端側が突出する孔が形成され、前記キーボードラバーを覆うように前記電子機器の筐体に取り付けられるケースを有し、
前記ケースは、前記導体パターンの配置に対応してリブが立設されている
ことを特徴とする電子機器の操作パネル。 - 請求項1乃至請求項3の何れか一つに記載する電子機器の操作パネルにおいて、
前記電子機器は、FAX機能を備えた印刷装置であり、
前記スイッチは、FAXの住所録を記憶させるための複数のスイッチであり、
前記回路基板は、前記印刷装置の筐体に沿って配置され、前記制御部に対応する側に表示装置が配置されている
ことを特徴とする電子機器の操作パネル。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010106835A1 (ja) * | 2009-03-19 | 2010-09-23 | 住友電装株式会社 | 車両用ダイヤル操作装置 |
JP2012195124A (ja) * | 2011-03-16 | 2012-10-11 | Brother Ind Ltd | 入力装置 |
-
2007
- 2007-03-14 JP JP2007065705A patent/JP2008226052A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2010106835A1 (ja) * | 2009-03-19 | 2010-09-23 | 住友電装株式会社 | 車両用ダイヤル操作装置 |
JP2010225310A (ja) * | 2009-03-19 | 2010-10-07 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 車両用ダイヤル操作装置 |
US9050892B2 (en) | 2009-03-19 | 2015-06-09 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Dial operation device for vehicle |
JP2012195124A (ja) * | 2011-03-16 | 2012-10-11 | Brother Ind Ltd | 入力装置 |
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