JP2008225973A - 情報処理システムおよび障害情報退避方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】デバイス装置の処理の低下を防止する情報処理システムを提供する。
【解決手段】本情報処理システムは周辺制御処理装置2とデバイス装置3を有している。周辺制御処理装置2は、障害が発生すると、障害情報を生成してデバイス装置3に転送する。デバイス装置3は、周辺制御処理装置2から転送された障害情報を内部に格納し、周辺制御処理装置2から障害情報を取得するような要求がないと、格納した障害情報を自動的に消去する。
【選択図】図1

Description

本発明は、システム上で障害が発生したときに障害情報を退避できる情報処理システムに関する。
ホスト装置が周辺制御処理装置を介して複数のデバイス装置を制御するような情報処理システムでは、システム上で発生した障害を解析するための機能が備えられている。
例えば、稼動中のシステム上で障害が発生すると、周辺制御処理装置は障害の解析に必要なトレース情報や制御テーブル情報を編集し障害情報として自装置のメモリ内に格納する。そして、システムが復旧すると、オペレータからの要求によりホスト装置は障害情報を取得するためのコマンド(以下「障害情報取得コマンド」という)を周辺制御処理装置に送り、周辺制御処理装置から障害情報を取得する。これにより、オペレータはホスト装置で取得した障害情報に基づいて障害情報の解析を行うことができる。
しかしながら、上述のような周辺制御処理装置のメモリに障害情報を格納する方法では、システムを復旧させても、オペレータによる障害の解析が困難な場合があった。
例えば、復旧を優先して周辺制御処理装置の電源を切断すると、周辺制御処理装置のメモリに格納した障害情報が消去されてしまう恐れがあった。また、周辺制御処理装置とホスト装置とのI/F(InterFace)で通信の障害が発生すると、システムの復旧のために周辺制御処理装置の電源を再投入しなければならず、その際周辺制御処理装置に格納した障害情報が消去されてしまう恐れがあった。また、周辺制御処理装置の保守交換を行なうと、保守交換前の周辺制御処理装置に障害情報が格納されているため、保守交換後の周辺制御処理装置から障害情報を読み出すことはもはや不可能であった。
これに対して、復旧後にオペレータがより確実に障害の解析できるような技術が開示されている(特許文献1参照)。特許文献1に記載された周辺制御処理装置は、複数のデバイス装置を制御しており、システムが稼動しているときにシステム上で障害が発生すると、制御している複数のデバイス装置に対して障害情報が転送可能か否かを判定するためのパケット(以下「格納要求パケット」という)を送る。
周辺制御処理装置は障害情報格納要求パケットに対して最初に応答したデバイス装置へ障害情報を転送する。デバイス装置は、周辺制御処理装置から障害情報を転送されると、転送された障害情報をメモリに格納し、システムが復旧すると、周辺制御処理装置は、障害情報を取得する旨の要求(以下「取得要求」という)をデバイス装置に送り、先に転送した障害情報を返送してもらう。
そして、オペレータからの要求によりホスト装置は周辺制御処理装置に障害情報取得コマンドを送り、周辺制御処理装置から障害情報を取得する。これにより、復旧後にホスト装置は障害情報をより確実に取得できるので、ホスト装置のオペレータは障害の解析をより確実に行なうことができる。
特開2000−357130号公報
しかしながら、特許文献1に記載された周辺制御処理装置は、取得要求をデバイス装置に送り、デバイス装置は取得要求に応じて障害情報を返送する。そのため、デバイス装置は、取得要求がなければ、デバイス装置のメモリ内に障害情報が残存した状態になってしまう。この場合、残存した障害情報が蓄積されデバイス装置のメモリの記憶容量が減少すると、デバイス装置の実行速度が低下してしまうという問題点があった。
本発明の目的は、デバイス装置の処理の低下を防止する情報処理システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の情報処理システムは、
ホストからデバイスを制御する情報処理システムであって、
前記ホストからの要求に基づく制御で動作するデバイス装置と、
前記ホストからの要求に基づいて前記デバイス装置を制御しながら障害の発生を監視しており、障害が発生すると該障害を解析するための障害情報を生成し、前記障害情報を消去する時期を規定する消去指定情報を付加して前記デバイス装置に転送する、周辺制御処理装置と、を有している。
本発明によれば、周辺制御処理装置の電源を切断しても、メモリを含む部分を交換しても、障害情報が維持され、周辺制御処理装置が取得しなくてもデバイス装置に不要な障害情報が残存せずにデバイス装置の処理が低下することを防止できる。
本発明によれば、デバイス装置の処理の低下を防止できる。
本発明を実施するための形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は本実施形態における障害情報退避システムの構成を示すブロック図である。本障害情報退避システムは、ホスト装置1、周辺制御処理装置2、およびデバイス装置3,4,5を有している。
ホスト装置1は、回線を介して周辺制御処理装置2と接続しており、オペレータにより入力されたコマンドとデータとを周辺制御処理装置2に送る。
間欠障害の場合、周辺制御処理装置2のメモリに格納した障害情報は消去されないので、周辺制御処理装置2が障害情報を退避させなくとも、ホスト装置1は周辺制御処理装置2に格納された障害情報を取得できる。
一方、継続的な障害の場合、例えば上位I/F部の障害や周辺制御処理装置2内の固定障害の場合、には復旧作業が必要となる。復旧するために周辺制御処理装置2の電源を切断すると、周辺制御処理装置2のメモリに格納した障害情報が消去されるので、周辺制御処理装置2から障害情報を退避させないと、ホスト装置1は障害情報を取得できない。
周辺制御処理装置2は、回線を介してホスト装置1と接続し、また回線を介してデバイス装置3,4,5と接続している。周辺制御処理装置2は、ホスト装置1からコマンドとデータとを受け付けると、コマンドの内容に基づき所望の解析を行なったり、またコマンドとデータとをデバイス装置3,4,5に転送したりする。
また、周辺制御処理装置2は、自装置での障害の発生を監視しており、障害の発生を検出すると、障害解析に必要なトレース情報や制御テーブル情報を編集して障害情報を生成するとともにその障害が間欠障害かあるいは継続的な障害か判定する。
周辺制御処理装置2は、継続的な障害であると判定すれば、生成した障害情報をデバイス装置3,4,5に一時的に退避可能か否かを問い合わせる。
周辺制御処理装置2は、例えばデバイス装置3から最初に退避可能である旨の通知を受けると、生成した障害情報をデバイス装置3に転送する。その際、障害情報には、消去指定情報としと自動通報回数が付加される。消去指定情報とは、デバイス装置3,4,5で障害情報を消去する時期を規定するための情報である。自動通報回数とは、デバイス装置3,4,5が自装置に退避してある障害情報を収集するように要求する回数である。これによれば、より確実に障害情報を転送することができる。
また、間欠障害であると判定すれば、周辺制御処理装置2は、その障害情報をデバイス装置3,4,5に転送せずに、自装置のメモリに格納しておく。
また、周辺制御処理装置2は、復旧後に電源が投入されたときにデバイス装置3,4,5から、そのデバイス装置3,4,5に退避してある障害情報を取得するよう要求されると、要求されたデバイス装置3,4,5から障害情報を取得する。
デバイス装置3,4,5は、回線を介して周辺制御処理装置2と接続しており、周辺制御処理装置2から転送されたコマンドおよびデータに従って所望の処理を実行する。また、デバイス装置3,4,5は、周辺制御処理装置2から障害情報が退避可能か否かの問い合わせがあると、自装置3,4,5内に障害情報が格納できるか否かを判断し、判定結果を周辺制御処理装置2に通知する。
また、デバイス装置3,4,5は、周辺制御処理装置2から障害情報が転送されると、転送された障害情報をメモリに格納する。そして、デバイス装置3,4,5は、格納してから所定時間を経過すると、周辺制御処理装置2に対して障害情報を収集するように要求する。デバイス装置3,4,5は、自動通報回数だけ連続して障害情報を収集するように要求し、その後、メモリに格納した障害情報を自動的に消去する。
図2は本実施形態における周辺制御処理装置2の構成を示すブロック図である。本周辺制御処理装置2は、周辺制御部21、障害監視部22、障害情報転送部23、障害情報自動収集部24、メモリ25、上位I/F部26、および下位I/F部27を有している。
周辺制御部21は、自装置で障害の発生を検出すると、トレース情報と制御テーブル情報を編集して障害情報を生成し、生成した障害情報をメモリ25内の障害情報格納領域に格納する。
障害監視部22はメモリ25内の障害情報格納領域に障害情報が格納されたか否かを監視する。障害監視部22は、周辺制御部21からメモリ25に障害情報が格納されると、自装置での障害が間欠障害か継続的な障害か判定する。継続的な障害であると判定すれば、情報監視部22は障害情報転送部23にその旨を通知する。
障害情報転送部23は、障害監視部22から、メモリ25に障害情報が格納された旨を通知されると、ネットワーク上に接続されているデバイス装置3,4,5に対して障害情報が一時的に退避可能か否かを問い合わせる。障害情報転送部23は、例えばデバイス装置3から最初に退避可能である旨の通知を受けると、メモリ25に格納した障害情報をデバイス装置3に転送する。その際、障害情報には、消去指定情報として自動通報回数が付加される。
障害情報自動収集部24は、復旧後に電源が投入されたあとに、デバイス装置3,4,5から障害情報を取得するよう要求されると、要求したデバイス装置3,4,5から障害情報を取得する。
メモリ25は、障害情報を格納可能であり、周辺制御部21により生成された障害情報を格納している。
上位I/F部26は周辺制御処理装置2とホスト装置1とを接続するためのインターフェースである。
下位I/F部27は、周辺制御処理装置2とデバイス装置3,4,5とを接続するためのインターフェースである。
図3は本実施形態におけるデバイス装置3の構成を示すブロックである。本デバイス装置3は、外部障害情報管理部32、障害情報自動通報部33、メモリ34、および上位I/F部35を有している。
外部障害情報管理部32は、メモリ34の空き領域と管理情報の格納を制御する。管理情報とは、例えば障害情報、消去指定情報、および対象装置情報についての情報である。外部障害情報管理部32は、周辺制御処理装置2の障害情報転送部23から障害情報が退避可能か否かの問い合わせがあると、メモリ34の空き領域を測定し、格納可能であればその旨を障害情報転送部23に通知する。
外部障害情報管理部32は、障害情報転送部23から障害情報を受信すると、受信した障害情報に基づいて管理情報を生成しメモリ34の外部障害格納領域に格納する。
障害情報自動通知部33は、メモリ34内に管理情報を格納し所定の時間を経過すると、格納した管理情報に含まれる障害情報を取得するよう対象装置情報に従って障害情報自動通報部24に要求する。また、障害情報自動通報部33は、障害情報自動通報部24から障害情報を収集する要求を受けると、メモリ34に格納された管理情報に含まれる障害情報を障害情報自動収集部24に送信する。その際、障害情報のヘッダには、障害情報を格納した時刻と現在の時刻例えば、障害情報を送信した時刻が付加される。
メモリ34は、消去指定情報の自動通報回数内で管理情報を格納している。
上位I/F部35は、デバイス装置3と周辺制御処理装置2とを接続するためのインターフェースである。
図4は本実施形態における障害情報退避システムの動作を示すフローチャートである。図4Aは本実施形態の障害情報を退避する処理についての動作を示すフローチャートとである。図4Bは本実施形態における障害情報の退避後の処理についての動作を示すフローチャートである。
まず、図4Aを参照して障害情報を退避する処理について詳細に説明する。システムの稼働中に周辺制御処理装置2の周辺制御部21は、障害の発生を検出すると、トレース情報と制御テーブル情報を編集する(ステップ100)。次に、周辺制御部21は、編集したトレース情報と制御テーブル情報を障害情報として周辺制御処理装置2のメモリ25内の障害情報格納領域に格納する(ステップ101)。
周辺制御処理装置2の障害監視部22は、メモリ25内の障害情報格納領域に障害情報が格納されるか否かを監視しており障害情報が格納されると、間欠障害かあるいは継続的な障害か判定する(ステップ102)。
間欠障害であると判定すれば、障害監視部22は処理を終了する。継続的な障害であると判定すれば、障害監視部22は周辺制御処理装置2の障害情報転送部23にその旨を通知する(ステップ103)。障害情報転送部23は、障害監視部22からその旨を通知されると、ネットワーク上に接続されているデバイス装置3,4,5に対し障害情報が一時的に退避可能か否かを問い合わせるための格納要求パケットを下位I/F部27経由で送信する(ステップ104)。
デバイス装置3の外部障害情報管理部32は、障害情報転送部23から格納要求パケットを上位I/F部35経由で受信すると、メモリ34内の外部障害格納領域に障害情報が格納できるか否かを判断する(ステップ105)。外部障害情報管理部32は判断結果を障害情報転送部23通知する(ステップ106)。
次に、障害情報転送部23は、外部障害情報管理部32からの通知の内容を確認する(ステップ107)。デバイス装置3,4,5のいずれかのデバイス装置から退避不可能である旨を通知されれば、障害情報転送部23は、退避に失敗したので、ステップ103に戻る。デバイス装置3,4,5の中の例えばデバイス装置3から退避可能である旨を最初に通知されれば、障害情報転送部23は指定消去情報として自動通報回数を障害情報に付加してデバイス装置3に転送する(ステップ108)。
外部障害情報管理部32は、障害情報転送部23から障害情報を受信すると、受信した障害情報から管理情報を生成してメモリ34内の外部障害格納領域に格納する(ステップ109)。
次に、図4Bを参照して障害情報の退避後の処理について詳細に説明する。図4Bでは、デバイス装置3からの収集要求に基づいて周辺制御処理装置2がデバイス装置3から障害情報を取得する例を示す。
障害情報自動通報部33は、障害情報をメモリ34の外部障害格納領域に格納した後一定時間が経過すると、障害情報自動収集部24に障害情報を収集させるための信号(以下「収集信号」という)を送信する(ステップ110)。
次に、障害情報自動通報部33は障害情報自動収集部24から障害情報を収集するための信号(以下「取得信号」という)の受信があるか否かを判定する(ステップ111)。
障害情報自動収集部24から取得信号を受信していると判定すれば、障害情報自動通報部33はステップ114の処理に進む。障害情報自動収集部24から取得信号を受信していないと判定すれば、障害情報自動通報部33は、収集信号の送信した回数が障害情報に付加された消去指定情報の自動通報回数以上か否かを判定する(ステップ112)。
収集信号を送信した回数が自動通報回数以上であると判定すれば、障害情報自動通報部33はメモリ34内の外部障害格納領域に格納した管理情報を消去してステップ114に進む(ステップ113)。収集信号を送信した回数が自動通報回数未満と判定すれば、ステップ110の処理に戻る。
次に、外部障害情報管理部32は管理情報を格納しているか否かを判定する(ステップ114)。格納していないと判定すれば、外部障害情報管理部32はその旨を周辺制御処理装置2に送信する(ステップ115)。格納していると判定すれば、外部障害情報管理部32はメモリ34から管理情報に含まれる障害情報を読み出して、読み出した障害情報のヘッダに退避時刻および返送時刻を付加して障害情報自動収集部24に送信する。(ステップ116)。
次に、障害情報自動収集部24は、外部障害情報管理部32から受信した障害情報のヘッダを確認し、退避時刻と返送時刻との時刻の差と所定時間とを比較する(ステップ117)。退避時刻と返送時刻との時刻の差が所定時間より大きければ、障害情報自動収集部24は、返送された障害情報は不要であるので、ステップ121に進む。これによれば、ホスト装置1への不要な障害情報の通知を抑止できる。
退避時刻と返送時刻の差が所定時間以内であれば、障害情報自動収集部24は、障害情報が有効であると判断し、障害情報の存在を示す注意事象報告をホスト装置1に通知する(ステップ118)。
ホスト装置1は、障害情報自動収集部24から注意事象報告を通知されると、障害情報転送部23に障害情報取得コマンドを送る(ステップ119)。障害情報転送部23は、ホスト装置1からの障害情報取得コマンドに従って障害情報をホスト装置1に転送する(ステップ120)。
次に、障害情報転送部23は障害を退避していたデバイス装置3の外部障害情報管理部に対し障害情報の消去を要求する(ステップ121)。外部障害情報管理部は、障害情報転送部23から障害情報の消去を要求されると、メモリ34内の障害情報を消去する(ステップ122)。
図5は本実施形態における障害情報退避システムの動作を示すシーケンスチャートである。図5では、継続的な障害が発生したときの処理について詳細に説明する。システムの稼働中に周辺制御処理装置2は、障害の発生を検出すると、トレース情報と制御テーブル情報を編集する(ステップ200)。次に、周辺制御処理装置2は、編集したトレース情報と制御テーブル情報を障害情報としてメモリ25内の障害情報格納領域に格納する(ステップ201)。
周辺制御処理装置2は、メモリ25に障害情報が格納されると、ネットワーク上に接続されているデバイス装置3,4,5に格納要求パケットを送信する(ステップ202)。
デバイス装置3は、周辺制御処理装置2から格納要求パケットを受信すると、メモリ34内の外部障害格納領域に障害情報が格納できるか否かを判断して障害情報転送部23に通知する(ステップ203)。
デバイス装置3から退避可能である旨を最初に通知されると、周辺制御処理装置2は消去指定情報として自動通報回数を障害情報に付加してデバイス装置3に転送する(ステップ204)。デバイス装置3は、周辺制御処理装置2から障害情報を受信すると、受信した障害情報から管理情報を生成してメモリ34内の外部障害格納領域に格納する(ステップ205)。
デバイス装置3は、障害情報をメモリ34の外部障害格納領域に格納した後一定時間が経過すると、周辺制御処理装置2に対して収集信号を送信する(ステップ206)。
次に、デバイス装置3は、周辺制御処理装置2からの取得信号(ステップ207)を受信すると、管理情報を格納しているか否かを判定する(ステップ208)。格納していると判定すれば、デバイス装置3はメモリ34から管理情報に含まれる障害情報を読み出して(ステップ209)、ヘッダに退避時刻および返送時刻を付加し周辺制御処理装置2に送信する。(ステップ210)。
次に、周辺制御処理装置2は受信した障害情報のヘッダを確認する(ステップ211)。退避時刻と返送時刻の差が所定時間以内であれば、周辺制御処理装置2は、障害情報が有効であると判断し、障害情報の存在を示す注意事象報告をホスト装置1に通知する(ステップ212)。
ホスト装置1は、周辺制御処理装置2から注意事象報告を通知されると、周辺制御処理装置2に障害情報取得コマンドを送る(ステップ213)。周辺制御処理装置2は、ホスト装置1からの障害情報取得コマンドに従って障害情報をホスト装置1に転送する(ステップ214)。
周辺制御処理装置2は、ホスト装置1に障害情報を正常に転送すると、障害を退避していたデバイス装置3に対し障害情報の消去を要求する(ステップ215)。デバイス装置3は、周辺制御処理装置2から障害情報の消去を要求されると、メモリ34内の障害情報を消去する(ステップ216)。
以上説明したように、本実施形態によれば、周辺制御処理装置2は、障害が発生すると、障害情報を生成するとともに間欠障害か継続的な障害か判定する。周辺制御処理装置2は、間欠障害と判定すれば障害情報を内部に格納し、継続的な障害と判定すれば障害情報をデバイス装置3に転送する。そして、デバイス装置3は、周辺制御処理装置2から障害情報が転送されると内部に格納し、周辺制御処理装置2から障害情報を取得するような要求がないと、格納した障害情報を自動的に消去する。これにより、周辺制御処理装置2の電源を切断しても、メモリを含む部分を交換しても、障害情報が維持され、周辺制御処理装置2が取得しなくてもデバイス装置3に不要な障害情報が残存せずにデバイス装置3の処理が低下することを防止できる。
また、本実施形態では、復旧後に電源が投入されたあとに、デバイス装置3,4,5から障害情報を取得するように要求する例を示したが、本発明はこれに限定されるものではない。他の例として、復旧後に周辺制御処理装置2の電源が投入されると、障害情報が格納されているか否かをそれぞれのデバイス装置3,4,5に問い合わせるようにしてもよい。この場合、周辺制御処理装置2は、例えばデバイス装置3から障害情報を格納している旨を通知されると、デバイス装置3から障害情報を取得して自装置2のメモリに格納する。これによれば、デバイス装置3,4,5からの通知に伴って発生するネットワークの負荷を低減できる。
また、本実施形態では、障害情報に消去指定情報として自動通報回数を付加する例を示したが本発明はこれに限定されるものではない。他の例として、障害情報に消去指定情報として障害情報の有効期間を付加するようにしてもよい。この場合、デバイス装置3,4,5は、有効期間を経過するまで障害情報をメモリに格納し、有効期間を経過すると、メモリに格納した障害情報を自動的に消去する。これによれば、デバイス装置3,4,5に不要な障害情報が残存することを防止するとともに、自動通報回数に伴って発生するネットワークの負荷を低減できる。
また、本実施形態では、周辺制御処理装置2は障害が間欠障害か継続的な障害か判断し、継続的な障害の場合にだけデバイス装置3,4,5に障害情報を退避する例を示したが、本発明はこれに限定されるものではない。他の例として、周辺制御処理装置2は障害を検出すると、間欠障害か継続的な障害かに関わらず、障害情報をデバイス装置3,4,5に障害情報を退避することにしてもよい。その場合、間欠障害では周辺制御処理装置2のメモリに格納されている障害情報を取得すればよいので、周辺制御処理装置2はデバイス装置3,4,5から障害情報を収集しなくてもよい。周辺制御処理装置2に収集されなかったデバイス装置3,4,5内の障害情報は自動的に消去されることになる。
本実施形態における障害情報退避システムの構成を示すブロック図である。 本実施形態における周辺制御処理装置2の構成を示すブロック図である。 本実施形態におけるデバイス装置3の構成を示すブロックである。 本実施形における障害情報を退避する動作を示すフローチャートである。 実施形態における障害情報の退避後の動作を示すフローチャートである。 本実施形態における障害情報退避システムの動作を示すシーケンスチャートである。
符号の説明
1 ホスト装置
2 周辺制御処理装置
3,4,5 デバイス装置
100〜122,200〜216 ステップ

Claims (10)

  1. ホストからデバイスを制御する情報処理システムであって、
    前記ホストからの要求に基づく制御で動作するデバイス装置と、
    前記ホストからの要求に基づいて前記デバイス装置を制御しながら障害の発生を監視しており、障害が発生すると該障害を解析するための障害情報を生成し、前記障害情報を消去する時期を規定する消去指定情報を付加して前記デバイス装置に転送する、周辺制御処理装置と、を有する情報処理システム。
  2. 前記消去指定情報には、前記デバイス装置に格納しておく格納時間が含まれており、
    前記デバイス装置は、前記周辺制御処理装置により前記障害情報が取得されてなくても、前記格納時間が経過すると、前記障害情報を消去する、請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記消去指定情報には、前記デバイス装置から前記周辺制御処理装置に障害情報を取得するよう促すための通知回数が含まれており、
    前記デバイス装置は、前記通知回数を連続して前記周辺制御処理装置に格納した障害情報を取得するように促し、その後、前記障害情報を消去する、請求項1に記載の情報処理システム。
  4. 前記周辺制御処理装置は、回線を介して複数のデバイス装置と接続しており、障害が発生すると、複数のデバイス装置に格納要求パケットを送信し、該格納要求パケットに対するデバイス装置からの通知の内容に従って前記障害情報を転送し、
    前記デバイス装置は、前記周辺制御処理装置から前記格納要求パケットを受信すると、前記障害情報を格納できるか否かを判定し、判定結果を前記周辺制御処理装置に通知する、請求項1から3のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  5. 前記周辺制御処理装置は、障害が間欠障害かあるいは継続的な障害か判定し、前記障害が継続的な障害であれば、前記障害情報を消去する時期を規定する消去指定情報を付加して前記デバイス装置に転送し、前記障害が間欠障害であれば、前記デバイス装置に前記障害情報を転送せずに内部に格納する、請求項1から4のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  6. 周辺制御処理装置を介してホストからデバイス装置を制御する情報処理システムにおいて、前記周辺制御処理装置の障害に関する情報を取得するための障害情報退避方法であって、
    前記周辺制御処理装置にて前記ホストからの要求に基づいて前記デバイス装置を制御しながら障害の発生を監視しており、
    障害の発生を検出すると、該障害を解析するための障害情報を生成し、該障害情報を消去する時期を規定する消去指定情報を付加して前記周辺制御処理装置から前記デバイス装置に転送し、
    前記デバイス装置は前記障害情報が取り出されたか否かによらず、前記消去指定情報で、規定された時期になると前記障害情報を消去する、障害情報退避方法。
  7. 前記消去指定情報には、前記デバイス装置に格納しておく格納時間が含まれており、
    前記デバイス装置は、前記周辺制御処理装置により前記障害情報が取得されなくても、前記格納時間が経過すると、前記障害情報を消去する、請求項6に記載の障害情報退避方法。
  8. 前記消去指定情報には、前記デバイス装置から前記周辺制御処理装置に障害情報を取得するよう促すための通知回数が含まれており、
    前記デバイス装置は、前記周辺制御処理装置に連続して格納した障害情報を取得するように促し、その後、前記障害情報を消去する、請求項6に記載の障害情報退避方法。
  9. 前記周辺制御処理装置は、回線を介して複数のデバイス装置と接続しており、障害が発生すると、複数のデバイス装置に格納要求パケットを送信し、該格納要求パケットに対するデバイス装置からの通知の内容に従って前記障害情報を転送し、
    前記デバイス装置は、前記周辺制御処理装置から前記格納要求パケットを受信すると、前記障害情報を格納できるか否かを判定し、判定結果を前記周辺制御処理装置に通知する、請求項6から8のいずれか1項に記載の障害情報退避方法。
  10. 前記周辺制御処理装置は、障害が間欠障害かあるいは継続的な障害か判定し、前記障害が継続的な障害であれば、前記障害情報を消去する時期を規定する消去指定情報を付加して前記デバイス装置に転送し、前記障害が間欠障害であれば、前記デバイス装置に前記障害情報を転送せずに内部に格納する、請求項6から9のいずれか1項に記載の障害情報退避方法。
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