JPH07212462A - 障害データ収集方式 - Google Patents

障害データ収集方式

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Publication number
JPH07212462A
JPH07212462A JP6002935A JP293594A JPH07212462A JP H07212462 A JPH07212462 A JP H07212462A JP 6002935 A JP6002935 A JP 6002935A JP 293594 A JP293594 A JP 293594A JP H07212462 A JPH07212462 A JP H07212462A
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JP
Japan
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data
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failure
fault data
storage area
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Withdrawn
Application number
JP6002935A
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English (en)
Inventor
Noriko Hayashi
訓子 林
Yuzo Kawamura
裕三 川村
Akiyoshi Yamagata
明美 山方
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Fujitsu Ltd
Fujitsu Communication Systems Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Fujitsu Communication Systems Ltd
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Publication date
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  • Monitoring And Testing Of Exchanges (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 重要な障害データを確実に収集することであ
る。 【構成】 所定の時間データ、同一要因による障害デー
タの上限個数及び保存期限が記憶手段2、3、7に予め
設定されている。格納手段4は前後する障害データの発
生間隔が該時間データ内である場合は同一要因によるも
のとして、同一要因による障害データの発生個数につい
ての上限値までは、該障害データをデータ格納エリア1
に格納し、同一要因について該上限個数を越えたものに
ついては廃棄する。また、格納手段4は、障害データ格
納時に発生順位を示すレベルを付与し、エリア1が満杯
となった場合に、該レベルの最も低いものに上書きする
かたちで新たな障害データを格納する。さらに、格納手
段4は、データ格納エリア1が満杯となった場合には、
該保存期限を過ぎている障害データに上書きするかたち
で、新たな障害データを格納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、交換機等のシステムに
おける障害データ収集方式に関する。例えば、電子交換
機等のシステムにおいては、回線障害や交換機の構成回
路等を監視し、障害が発生した場合には、保守のため障
害発生箇所や障害原因等を示す障害データをメモリのデ
ータ格納エリアに格納するようにしている。
【0002】これらの障害データは保守者等により適宜
に読み出され、復旧作業等の参考に供される。本発明は
このような障害データを効率的にデータ格納エリアに格
納するためのデータ収集方式に関するものである。
【0003】
【従来の技術】障害データはメモリに設定されている障
害データを格納する領域であるデータ格納エリアに障害
の発生時に逐次格納される。データ格納エリアに障害デ
ータが格納されると、該障害データが格納されたデータ
格納エリアに対する他のデータの格納を禁止するための
フラグが設定され、このフラグは保守者等の操作により
該障害データが読み出された時点で解除されることによ
り、他の障害データの格納エリアとして開放されるよう
になっている。
【0004】従って、保守者等により障害データが読み
出されるまでは、該当するデータ格納エリアに、障害デ
ータを格納することはできないのが現状である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、データ格納エ
リアは有限であるから、多数の障害データが発生し、全
てのデータ格納エリアに障害データが格納されてしまう
と、オーバーフローとなり、以後の障害データの格納が
できなくなり、重大な障害についての障害データが廃棄
され、システムダウン等の深刻な問題が発生する場合が
あった。
【0006】また、何らかの障害が発生すると、これに
付随して多くの障害データが発生する場合があるが、こ
の場合に、データ格納エリアが同一の要因による障害デ
ータに占有され、他の要因による障害データが廃棄さ
れ、同様の問題を生じる場合があった。
【0007】さらに、保守者等により障害データが読み
出されるまでは、古い障害データで廃棄してもよいもの
であっても、該当するデータ格納エリアに、障害データ
を格納することはできないという問題もあった。
【0008】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、比較的に重要でな
い障害データによりデータ格納エリアがオーバーフロー
となることを防止するとともに、比較的に重要な障害デ
ータを確実に保存することができるようにすることであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1に示す原理ブロック
図を参照して説明する。同図において、1はシステムに
障害が発生した場合に生成される障害データを格納する
ための複数のデータ格納エリアであり、2は障害データ
の発生間隔についての所定の時間が時間データとして予
め設定された時間記憶手段であり、3は同一要因による
障害データの個数の上限値を予め設定する個数記憶手段
である。4は障害データをデータ格納エリア1に格納す
る格納手段であり、5は障害データをデータ格納エリア
から読み出す読出手段である。6は前記各データ格納エ
リア1に対応して該データ格納エリアに障害データが格
納された日時を記録するタイムテーブルであり、7は障
害データの保存期限が予め設定された保存期限記憶手段
である。
【0010】格納手段4は、前後する障害データの発生
間隔が時間記憶手段2に記憶された時間データよりも短
い場合にはこれらの障害データは同一要因によるものと
して、同一要因による障害データの発生個数についての
上限値までは、該障害データをデータ格納エリア1に格
納し、同一要因による障害データのうち個数記憶手段3
の上限値を越えたものについては、廃棄する。
【0011】また、格納手段4は、前記同一要因による
障害データにそれぞれ発生順位を示すレベルを付与し、
データ格納エリア1がオーバーフローした場合(全ての
データ格納エリア1が障害データで満たされ、それ以上
障害データを格納することができなくなった場合)に
は、該レベルの最も低いものが格納されているデータ格
納エリアに新たな障害データを上書きするかたちで格納
するようにすることができる。
【0012】さらに、格納手段4は、データ格納エリア
1がオーバーフローした場合には、保存期限記憶手段7
に設定された保存期限を過ぎている障害データが格納さ
れたデータ格納エリア1に新たな障害データを格納する
ようにすることができる。
【0013】一方、読出手段5は、保守者等の指示によ
りデータ格納エリア1から該当する障害データを読み出
し、該障害データが読み出されたデータ格納エリア1を
他の障害データの格納のために開放する。この場合に、
格納手段4が前記レベルの付与を行っている場合には、
保守者等が前記レベルを指定することにより、前記各同
一要因についての該レベルに対応する障害データを出力
するようにすることができる。
【0014】
【作用】一般に、交換機等のシステムにおいては、回線
や構成部分が正常に機能しているか否かを各種の試験等
を自動的に行うことにより監視しており、障害の発生が
検出されると、障害箇所や障害原因等からなる障害デー
タを生成する。これらの監視は多面的に行っているか
ら、一の障害について複数の障害データが生成される場
合があり、同一要因によるこれらの障害データは、短時
間のうちに発生するのが通常である。
【0015】そこで、本発明では、障害データの発生か
ら次の障害データの発生までの時間が所定の時間以内で
ある場合には、これらの障害データは同一要因によるも
のと見なし、同一要因による障害データが所定の個数ま
ではデータ格納エリアに格納し、所定の個数を越えたも
のについてはこれらを廃棄するようにした。
【0016】このようにすることにより、同一要因に基
づく障害データにより、データ格納エリアが占有されて
しまうことを防止でき、重要な障害データについて収集
を失敗することが少なくなる。
【0017】また、このような処理によっても、データ
格納エリアがオーバーフローしてしまう場合がある。こ
の場合の対策として本発明では上記の二種類の処理を準
備している。即ち、同一要因についての障害データにレ
ベルを付与して、レベルの低いものが格納されているデ
ータ格納エリアに新たに発生した障害データを上書き
し、あるいは障害データの格納日時をタイムテーブルに
記録しておき、所定の格納期限を越えたものについて
は、該期限を越えた障害データが格納されているデータ
格納エリアに新たに発生した障害データを上書きするよ
うにした。従って、重要な障害データについて収集を失
敗することが少なくなる。
【0018】なお、レベルの付与の仕方は特定のものに
限定されないが、例えば同一要因についての障害データ
の発生順に最も早いもののレベルを最高レベルとし、順
次レベルを低下させるようにすることができる。そし
て、最高レベルにものは上書きの対象としないことによ
り、このレベルによる対策を繰り返していくと、最終的
には各同一要因による障害データについて最高レベルの
もののみがデータ格納エリアに残ることになる。
【0019】これらの対策は、その一方のみであっても
よいし、あるいは双方を組み合わせてもよい。また、双
方を組み合わせる場合には、レベルによるものを先に実
施し、さらに不足する場合に保存期限によるものを実施
するようにでき、あるいは格納期限によるものを先に実
施し、さらに不足する場合にレベルによるものを実施す
るようにすることができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1の時間記憶手段2に設定される時間データ及
び図1の個数記憶手段3に設定される障害データの個数
の上限値は、保守者等により任意に登録・変更すること
ができ、これらは対象となるシステムの構成、障害検出
の仕方、障害データの性質、障害発生頻度、データ格納
エリアの容量、その他に基づき決定される。
【0021】この実施例では、対象システムが交換機で
あり、回線障害等についての障害データを収集するもの
とし、図1の時間記憶手段に設定される時間データとし
て、「1/20秒」が、図1の個数記憶手段に設定され
る障害データの個数の上限値として、「5個」が設定さ
れているものとする。
【0022】そして、データ格納エリアについては、実
際にはさらに多数であろうが、便宜上「10個」分の障
害データを格納する第1乃至第10エリア(図において
は丸付数字1〜10で表している)が確保されているも
のとする。また、障害(障害データ)の発生の状態は図
2に示されているようなものとする。
【0023】まず、図2及びデータ格納エリアの内容
(その1)を示す図3(a)を参照する。第1番目の障
害データA−1が発生すると、障害データA−1はデー
タ格納エリアの第1エリアにレベル1が付与されて格納
される。次いで、第2番目の障害データA−2が発生す
ると、障害データA−1の発生から障害データA−2が
発生するまでの時間が検出され、これが時間記憶手段2
に設定された時間データ内であるか否かが判定される。
この場合は時間内であるから障害データA−1とA−2
は同一要因Aに基づくものと判断され、障害データA−
2はデータ格納エリアの第2エリアにレベル2が付与さ
れて格納される。
【0024】第3、第4、第5番目の障害データA−
3、A−4、A−5についても同様に処理され、それぞ
れデータ格納エリアの第3、第4、第5エリアにそれぞ
れレベル3、4、5が付与されて格納される。
【0025】さらに、第6番目以後の障害データA−
6、7、8が発生し、これらが障害要因Aによるものと
判定されると、個数記憶手段3に設定された障害データ
の個数の上限値は「5個」であり、既にこの上限値に達
しているので、これらの障害データA−6、7、8は廃
棄される。
【0026】次いで、第9番目の障害データB−1が発
生すると、障害データA−8の発生から障害データB−
1が発生するまでの時間が同様に検出され、これが時間
データ内であるか否かが判定され、この場合は時間外で
あるから障害データA−8とB−1は異なる要因に基づ
くものと判断され、障害データB−1はデータ格納エリ
アの第6エリアにレベル1が付与されて格納される。
【0027】第10番目の障害データB−2が発生する
と、障害データB−1の発生から障害データB−2が発
生するまでの時間が検出され、これが時間データ内であ
るか否かが判定され、この場合は時間内であるから障害
データB−1とB−2は同一要因Bに基づくものと判断
され、障害データB−2はデータ格納エリアの第7エリ
アにレベル2が付与されて格納される。
【0028】第11番目の障害データB−3についても
同様に処理され、障害データB−3がデータ格納エリア
の第8エリアにレベル3が付与されて格納される。次い
で、第12番目の障害データC−1が発生すると、障害
データB−3の発生から障害データC−1が発生するま
での時間が同様に検出され、これが時間データ内である
か否かが判定され、この場合は時間外であるから障害デ
ータB−3とC−1は異なる要因に基づくものと判断さ
れ、障害データC−1はデータ格納エリアの第9エリア
にレベル1が付与されて格納される。
【0029】第13番目の障害データC−2が発生する
と、障害データC−1の発生から障害データC−2が発
生するまでの時間が検出され、これが時間データ内であ
るか否かが判定され、この場合は時間内であるから障害
データC−1とC−2は同一要因Cに基づくものと判断
され、障害データC−2はデータ格納エリアの第10エ
リアにレベル2が付与されて格納される。
【0030】ここまでの処理が終了した状態で、データ
格納エリアからの障害データの読み出しが行われていな
いとすると、データ格納エリアがオーバーフローとな
る。なお、障害データの読み出しが行われている場合
は、該読み出された障害データが格納されていたエリア
は空きとなり、他の障害データの格納が行われる。
【0031】本実施例によると、障害データの発生から
次の障害データの発生までの時間が所定の時間「1/2
0秒」以内である場合には、これらの障害データは同一
要因によるものと見なし、同一要因による障害データが
所定の個数「5個」まではデータ格納エリアに格納し、
所定の個数を越えたものについてはこれらを廃棄するよ
うにしている。
【0032】従って、図2に示したような障害データが
発生した場合に従来技術によると、障害データA−1〜
8、B−1,2がデータ格納エリアに格納された状態で
オーバーフローとなり、障害要因Cについての障害デー
タを収集することができなかったが、本実施例では上記
説明から明らかなように、障害要因Cについての障害デ
ータも収集することが可能となっている。よって、同一
要因に基づく障害データにより、データ格納エリアが占
有されてしまうことが防止され、重要な障害データにつ
いて収集を失敗することが少なくなる。
【0033】次に、データ格納エリアのオーバーフロー
後の処理について説明する。この実施例では障害データ
をデータ格納エリアに格納する際に、各障害要因毎にそ
れぞれの障害要因についての障害データにレベルを付与
している。現段階でデータ格納エリアに格納されている
障害データをレベルに着目して図示すると図3(b)の
ようになっている。
【0034】図2において、第14番目の障害データC
−3が発生すると、データ格納エリアに格納されている
障害データのうち最もレベルの低いもの(この例では、
付与したレベル数が最大のものであり、この場合は障害
データA−5)が格納されているエリア(第5エリア)
に上書きするかたちで、障害データC−3を格納する。
なお、この障害データC−3は障害データC−2と同一
要因Cに基づくものであり、レベル3が付与される。こ
の状態におけるデータ格納エリアの内容が図4(a)
に、データ格納エリアに格納されている障害データをレ
ベルに着目して図示したものが図4(b)に示されてい
る。
【0035】図2において、さらに、第15、16番目
の障害データC−4、5についても同様に処理され、障
害データC−6については、個数の上限値を越えている
から、廃棄される。なお、レベルが最も高いもの(レベ
ル数の最小のものであり、この例ではレベル1のもの)
についてのエリアには上書きはしない。
【0036】このように処理することにより、さらに他
の障害要因D〜Jについても障害データを収集していく
と、最終的には、図5(a)に示されるように、10個
のエリアに対して10個の互いに異なる障害要因に基づ
く障害データ(レベル1のもの)が格納されることにな
り、各障害要因について少なくとも1個の障害データが
保存されることになる。従って、重要な障害データにつ
いて収集を失敗することが少なくなる。
【0037】また、上記のようなレベルによる処理を行
ってもさらにオーバーフローとなる場合があるが、この
場合にはさらに以下のように処理することができる。即
ち、図5(b)に示されるように、各障害データをデー
タ格納エリアに格納する際に、その格納日時をタイムテ
ーブルに登録しておくとともに、障害データの保存期限
を予め設定しておく。タイムテーブルはデータ格納エリ
アの各エリアに対応して日付及び時刻を設定するテーブ
ルである。なお、このタイムテーブルは障害データの性
質等によっては、日付だけあるいは時刻だけでも良い。
また、この実施例では保存期限は「7日」としている。
【0038】図5(a)に示した状態から、さらに他の
障害要因K〜Nに基づく障害データが発生した場合に
は、保存期限の過ぎている障害データ(この例の場合に
は、A−1、D−1、B−1、C−1とする)について
の第1、第4、第6、第9エリアに、それぞれ障害デー
タK−1、L−1、M−1、N−1を上書きするかたち
で格納する。この状態におけるデータ格納エリアの内容
が図6(a)に、タイムテーブルの内容が図6(b)に
示されている。なお、障害要因Kによる障害データK−
2、K−3等がある場合であっても、これらよりレベル
の低い障害データはこの段階では格納されていないの
で、これらの障害データは格納されない。
【0039】このような処理を行うことにより、さらに
他の要因に基づく障害データを収集することができ、重
要な障害データを収集し損ねることが少なくなる。保守
者等は障害データを参照する場合には、一般にデータ格
納エリアのシーケンス番号(エリア番号)を指定する
と、指定されたシーケンス番号に対応する障害データが
出力されるようになっている。
【0040】そして、この実施例においては、障害デー
タにレベルを付与し、あるいはタイムテーブルにより障
害発生日時を管理しているから、レベルの指定により、
同一レベルの異なる障害原因による障害データを出力す
るようにし、あるいは日付や時間帯を指定することによ
り、それに包含される日時に格納された障害データを一
覧的に出力するようにすることができ、障害データの読
み出しについても利便性を向上することができる。
【0041】なお、この実施例においては、レベルによ
る処理を行った後にさらにオーバーフローとなった場合
にタイムテーブルによる処理を行うようにしているが、
本発明はこれに限定されることはなく、タイムテーブル
による処理を行った後にさらにオーバーフローとなった
場合にレベルによる処理を行うようにしてもよい。
【0042】即ち、図7(a)に示されるように、障害
要因A、B、Cについての障害データによりデータ格納
エリアがオーバーフローした場合に、図7(b)に示さ
れるタイムテーブル及び保存期限を参照して、保存期限
を過ぎている障害データが格納されているエリア(第1
〜第5エリア)に対して、新たに発生した障害データ
(D−1〜4、E−1)を上書きするかたちで格納す
る。なお、このときのデータ格納エリアの内容が図8
(a)に、タイムテーブルの内容が図8(b)に、レベ
ルの付与の状態が図8(c)にそれぞれ示されている。
【0043】保存期限を過ぎている障害データがない場
合には、レベルの最も低い障害データ(この場合D−
4)が格納されているエリアに上書きするかたちで、新
たに発生した障害データE−2を格納する。なお、この
ときのデータ格納エリアの内容が図9(a)に、レベル
の付与の状態が図9(b)にそれぞれ示されている。
【0044】なお、レベルによるもの及びタイムテーブ
ルによるもののいずれか一方のみの処理でも良いことは
いうまでもない。また、この実施例においては、障害デ
ータのデータ格納エリアの各エリアへの格納は、データ
格納エリアの先頭に最も近い側から空きエリアあるいは
上書きすべきエリアに行うようにしているが、最後に障
害データを格納したエリアにポインタを設定し、このポ
インタの位置を基準として次の空きエリアあるいは上書
きすべきエリアに行うようにすることができる。このよ
うにすれば、データ格納エリアが全体的に使用されるこ
とになり、空き領域があるにもかかわらず既に格納され
たデータに上書きしてしまうことやメモリのハード的な
劣化を少なくすることができる。
【0045】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成したの
で、比較的に重要でない障害データによりデータ格納エ
リアがオーバーフローとなることが防止されるととも
に、比較的に重要な障害データを確実に保存することが
できるようになるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成を示すブロック図である。
【図2】本発明実施例の障害データ発生の一例を示す図
である。
【図3】本発明実施例のデータ格納エリアの内容(その
1)を示す図(a)及びそのときのレベルの付与の状態
を示す図(b)である。
【図4】本発明実施例のデータ格納エリアの内容(その
2)を示す図(a)及びそのときのレベルの付与の状態
を示す図(b)である。
【図5】本発明実施例のデータ格納エリアの内容(その
3)を示す図(a)及びそのときのタイムテーブルの内
容を示す図(b)である。
【図6】本発明実施例のデータ格納エリアの内容(その
4)を示す図(a)及びそのときのタイムテーブルの内
容を示す図(b)である。
【図7】本発明実施例のデータ格納エリアの内容(その
5)を示す図(a)及びそのときのタイムテーブルの内
容を示す図(b)である。
【図8】本発明実施例のデータ格納エリアの内容(その
6)を示す図(a)、そのときのタイムテーブルの内容
を示す図(b)及びそのときのレベルの付与の状態を示
す図(c)である。
【図9】本発明実施例のデータ格納エリアの内容(その
7)を示す図(a)及びそのときのレベルの付与の状態
を示す図(c)である。
【符号の説明】
1 データ格納エリア 2 時間記憶手段 3 個数記憶手段 4 格納手段 5 読出手段 6 タイムテーブル 7 保存期限記憶手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川村 裕三 神奈川県横浜市港北区新横浜3丁目9番18 号 富士通コミュニケーション・システム ズ株式会社内 (72)発明者 山方 明美 神奈川県横浜市港北区新横浜3丁目9番18 号 富士通コミュニケーション・システム ズ株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 システムに障害が発生した場合に生成さ
    れる障害データを格納するための複数のデータ格納エリ
    ア(1) と、 障害データの発生間隔についての所定の時間が時間デー
    タとして予め設定された時間記憶手段(2) と、 同一要因による障害データの個数の上限値を予め設定す
    る個数記憶手段(3) とを備え、 前後する障害データの発生間隔が該時間データよりも短
    い場合にはこれらの障害データは同一要因によるものと
    して、同一要因による障害データの発生個数についての
    上限値までは、該障害データを該データ格納エリアに格
    納し、同一要因による障害データのうち該上限値を越え
    たものについては、廃棄するようにしたことを特徴とす
    る障害データ収集方式。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の障害データ収集方式に
    おいて、 前記同一要因による障害データにそれぞれ発生順位を示
    すレベルを付与し、 前記データ格納エリアがオーバーフローした場合には、
    該レベルの最も低いものが格納されているデータ格納エ
    リアに障害データを格納することを特徴とする障害デー
    タ収集方式。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の障害データ収集方式に
    おいて、 前記データ格納エリアから障害データを読み出す場合
    に、前記レベルを指定することにより、前記各同一要因
    についての該レベルに対応する障害データを出力するこ
    とを特徴とする障害データ収集方式。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の障害データ収集方式に
    おいて、 前記各データ格納エリアに対応して該データ格納エリア
    に障害データが格納された日時を記録するタイムテーブ
    ル(6) を設けるとともに、 障害データの保存期限が予め設定された保存期限記憶手
    段(7) を設け、 前記データ格納エリアがオーバーフローした場合には、
    該保存期限を過ぎている障害データが格納されたデータ
    格納エリアに障害データを格納することを特徴とする障
    害データ収集方式。
JP6002935A 1994-01-17 1994-01-17 障害データ収集方式 Withdrawn JPH07212462A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007166175A (ja) * 2005-12-13 2007-06-28 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理プログラム、画像処理方法、画像処理装置および画像処理システム
JP2008225973A (ja) * 2007-03-14 2008-09-25 Nec Corp 情報処理システムおよび障害情報退避方法
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