JP4795388B2 - 電子計算機装置及びソフトウェア処理遅延検出時のデータ保存方法 - Google Patents

電子計算機装置及びソフトウェア処理遅延検出時のデータ保存方法 Download PDF

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この発明は、オペレーティングシステム(以下、OSと略す)、ミドルウェア層およびアプリケーション層の3層から構成されるソフトウェアを搭載している電子計算機装置における、ソフトウェアデッドロックなどによるソフトウェア処理遅延状態を検出し、原因解析のためのデータを採取するためのソフトウェア処理遅延検出時のデータ保存方法およびこのデータ保存方法を実装した電子計算機装置に関するものである。
従来のソフトウェア処理遅延検出方法では、ハードタイマが周期的に割込信号を発生させ、その割込を受けて定期的に起動されるインターバルタイマ処理手段にてタスク毎のソフトカウンタを増加させ、上限を越えるかどうかチェックするようにしていた(特許文献1参照)。
また、ソフトウェア処理遅延の原因解析のためのデータを採取する方法では、通常状態にてOSのシステムコール及びアプリケーション側で独自に作成したチェックポイントの処理で、呼び出し先プロセス番号、呼び出しPC値、使用資源番号及び種類の使用資源情報等を、シリアルポートに出力する(特許文献2参照)。
特開平4−349542号公報(図2) 特開2000−293407号公報(図2)
従来のソフトウェア処理遅延状態検出方法は、OSで検出処理を行なわなければならず、OSに検出処理を組み込む必要がある。また、市販のOSを使用する場合は、著作権等の問題でOSを改造することができないなどの問題点があった。
また、従来の原因解析のためのデータ採取方式では、障害発生直前のデータ等必要なデータを取得するためには、障害発生までの処理時にシリアルポートから出力されるデータを全て保存しておく必要があり、膨大なデータを保存しておくための記憶装置が必要である。また、全データの保存を回避するためにはシリアルポートから出力されるデータを受信する装置側に、データ処理を行なう機能を実装する必要がある。また、障害発生直前のデータはRAM上に保存されているが、リブート後処理の開始によりデータが上書きされてしまうなどの問題点があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたものであり、OSを改造すること無くソフトウェア処理遅延状態を検出できるとともに、障害発生直前のデータを確実に採取することができるソフトウェア処理遅延検出時のデータ保存方法及びこのようなソフトウェア処理遅延検出時のデータ保存方法を実装した電子計算機装置を得ることを目的とする。
この発明による電子計算機装置は、オペレーティングシステム、ミドルウェア層、アプリケーション層を有するソフトウェア構成の電子計算機装置において、
前記アプリケーション層で動作するプロセスの実行情報をメモリに保存するプロセス実行情報記録部、ソフトウェア処理遅延を検出するソフトウェア処理遅延検出部、前記ソフトウェア処理遅延を検出した際に前記メモリに保存されたプロセス実行情報を電子計算機装置が動作しても値が保持される領域に記憶できる不揮発性の記憶装置に保存するソフトウェア処理遅延障害処置部、前記プロセス実行情報記録部、前記ソフトウェア処理遅延検出部、前記ソフトウェア処理遅延障害処置部を前記アプリケーション層から利用するアプリケーションインターフェース部を、前記ミドルウェア層に備え、前記ソフトウェア処理遅延検出部は、アプリケーションインターフェース部の処理開始時にプロセスから使用されたアプリケーションインターフェース機能の最大処理時間を取得し、前記最大処理時間経過後の割り込み通知発生を前記オペレーティングシステムに要求して割り込み通知を設定し、割り込み受信処理を有効にし、アプリケーションインターフェース部の処理中に前記オペレーティングシステムにより発生される前記最大処理時間経過後の前記割り込み通知を受信した際に、前記ソフトウェア処理遅延を検出するものであることを特徴とするものである。
また、この発明によるソフトウェア処理遅延検出時のデータ保存方法は、オペレーティングシステム、ミドルウェア層、アプリケーション層を有するソフトウェア構成の電子計算機装置において実行されるソフトウェア処理遅延検出時のデータ保存方法であって、
前記ミドルウェア層に含まれるアプリケーションインターフェース部を、前記アプリケーション層から実行することによりなされるステップとして、プロセス実行情報をメモリに保存するステップ、ソフトウェア処理遅延を検出するステップ、前記ソフトウェア処理遅延が検出された際に、前記メモリに保存されたプロセス実行情報を電子計算機装置が動作しても値が保持される領域に記憶できる不揮発性の記憶装置に保存するステップを有するものであり、前記ソフトウェア処理遅延を検出するステップは、前記アプリケーションインターフェース部の処理開始時にプロセスから使用されたアプリケーションインターフェース機能の最大処理時間を取得し、前記最大処理時間経過後の割り込み通知発生を前記オペレーティングシステムに要求して割り込み通知を設定し、割り込み受信処理を有効にするステップ、前記アプリケーションインターフェース部の処理中に前記オペレーティングシステムにより発生される前記最大処理時間経過後の前記割り込み通知を受信した際に、前記ソフトウェア処理遅延を検出するステップを有するものであることを特徴とするものである。
本発明によれば、ソフトウェア処理遅延状態障害処理は全てミドルウェアで処理するため、OSを改造する必要は無く、改造が困難な市販OSを使用する電子計算機装置においても実装可能である。また、ソフトウェア処理遅延検出直前のプロセス実行情報だけを記憶装置に確実に保存できるため、膨大な容量の記憶装置を備える必要は無く、障害解析のために必要となるデータを安価に確実に採取できるという効果が得られる。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図1に基づいて説明する。図1において、監視制御装置15はアプリケーション層11、ミドルウェア層10、オペレーティングシステム12の3層のソフトウェアと、CPU14及び不揮発性メモリ(RAM)5を有するハードウェア13から構成される。ソフトウェア処理遅延監視処理部4はソフトウェア処理遅延検出部1、プロセス実行情報記録部2及びソフトウェア処理遅延障害処置部3から構成され、ミドルウェア層10に含まれる。アプリケーション層11で動作するプロセス(11a〜11n)は、ミドルウェア層10が提供するアプリケーションインタフェース部9を使用してCPUやメモリなどの資源に対する処理を行なう。プロセス実行情報記録部2からのプロセスの実行情報は、不揮発性メモリ(RAM)5に保持される。なお、不揮発性メモリ(RAM)5に確保されたプロセスの実行情報を記録する領域にすべてデータを記録した場合は、最も古く記憶したデータから上書きして記録していく。このため、不揮発性メモリ(RAM)5には最新の所定量のプロセスの実行情報が記録される。プロセスの実行情報を記録する領域の大きさは、障害解析に必要なデータが保存できるように十分な大きさとしておく。ソフトウェア処理遅延状態が発生したことがソフトウェア処理遅延検出部1により検知されると、監視制御装置15のCPU14と通信装置7を介して接続されている外部通知装置8に通知される。また、ソフトウェア処理遅延障害処置部3はソフトウェア処理遅延検出部1によりソフトウェア処理遅延状態が検出された際に、障害発生メッセージと不揮発性メモリ(RAM)5に保持されているプロセス実行情報データとを外部記憶装置6に保存する。
次に動作について説明する。図2はアプリケーション層11で動作する一つのプロセスが、アプリケーションインタフェース部9が提供する一つの機能を使用する場合の動作を示すフローチャート、図3はソフトウェア処理遅延検出部1の開始処理の動作を示すフローチャート、図4はソフトウェア処理遅延検出部1の終了処理の動作を示すフローチャート、図5はプロセス実行情報記録部2の開始時記録処理の動作を示すフローチャート、図6はプロセス実行情報記録部2の終了時記録処理の動作を示すフローチャート、図7はソフトウェア処理遅延検出部1のデッドロック検出処理の動作を示すフローチャート、図8はソフトウェア処理遅延障害処置部3の動作を示すフローチャートである。
図2で、アプリケーションインタフェースの動作を説明する。プロセスがアプリケーションインタフェース部9の一つの機能の使用を開始する(工程S1)。アプリケーションインタフェースは機能開始処理として、ソフトウェア処理遅延検出部1の開始処理を起動する(工程S2)。次にアプリケーションインタフェースが提供する本来機能を実現するために実装されている一連の処理を実行する(工程S4)が、一つの処理を実行する前にプロセス実行情報記録部2の開始時記録処理を起動し(工程S3)、アプリケーションインタフェースの本来機能処理実行終了後にプロセス実行情報記録部2の終了時記録処理を起動する(工程S5)。次いでアプリケーションインタフェース機能が終了したかを判断し(工程S6)、全処理終了後、アプリケーションインタフェースは機能終了処理として、ソフトウェア処理遅延検出部1の終了処理を起動する(工程S7)。
図3で、ソフトウェア処理遅延検出部1の開始処理の動作を説明する。ソフトウェア処理遅延検出部1の開始処理が起動される(工程S11)と、プロセスから使用されたアプリケーションインタフェース機能の最大処理時間を取得し(工程S12)、現在時刻から最大処理時間経過後の割込み通知発生をOSに要求し(工程S13)、割込み受信処理を有効にする(工程S14)。なお、ソフトウェア処理遅延検出部1の開始処理はアプリケーションインタフェース機能を使用するプロセスと同一プロセス上で動作する処理である。
図4で、ソフトウェア処理遅延検出部1の終了処理の動作を説明する。ソフトウェア処理遅延検出部1の終了処理が起動される(工程S15)と、ソフトウェア処理遅延検出部1の開始処理(工程S11)でOSに要求した最大処理時間経過後の割込み通知発生(工程S13)の解除をOSに要求し(工程S16)、割込み受信処理を無効にする(工程S17)。なお、ソフトウェア処理遅延検出部1の終了処理はアプリケーションインタフェース機能を使用するプロセスと同一プロセス上で動作する処理である。
図5で、プロセス実行情報記録部2の開始時記録処理の動作を説明する。プロセス実行情報記録部2の開始時記録処理が起動される(工程S18)と、アプリケーションインタフェース機能を使用しているプロセスのプロセス番号、使用中の資源情報と、これから実行する処理情報と処理開始時のタイムスタンプを取得し(工程S19)、これらの情報を不揮発性メモリ(RAM)5に記録する(工程S20)。なお、プロセス実行情報記録部2の開始時記録処理はアプリケーションインタフェース機能を使用するプロセスと同一プロセス上で動作する処理である。
図6で、プロセス実行情報記録部2の終了時記録処理の動作を説明する。プロセス実行情報記録部2の終了時記録処理が起動される(工程S21)と、アプリケーションインタフェース機能を使用しているプロセスのプロセス番号、使用中の資源情報と、実行を終了した処理情報と処理終了時のタイムスタンプを取得し(工程S22)、これらの情報を不揮発性メモリ(RAM)5に記録する(工程S23)。なお、プロセス実行情報記録部2の終了時記録処理はアプリケーションインタフェース機能を使用するプロセスと同一プロセス上で動作する処理である。
図7で、ソフトウェア処理遅延検出部1のソフトウェアデッドロックなどによるソフトウェア処理遅延検出処理の動作を説明する。ソフトウェア処理遅延検出部1の開始処理でOSに要求した最大時間経過後の割込み通知を受信する(工程S24)と、ソフトウェア処理遅延検出部1はソフトウェア処理遅延が発生したと判断する。不揮発性メモリ(RAM)5にはソフトウェア処理遅延発生直前のプロセス実行情報のデータが保持されており、新たなデータで上書きされないようにプロセス実行情報記録部2にプロセス実行情報の記録が停止するように処理する(工程25)。具体的には、プロセス実行情報記録部2がプロセス実行情報を不揮発性メモリ(RAM)5に記録する処理では、記録を行うかどうかを制御するフラグを参照しており、このフラグを記録しないような値に変更する。ソフトウェア処理遅延を検出したソフトウェア処理遅延検出部1はソフトウェア処理遅延が発生したプロセスのプロセス番号(ソフトウェア処理遅延検出プロセス番号)とソフトウェア処理遅延検出時のタイムスタンプを取得し、これら情報を付加してソフトウェア処理遅延障害処置部3を起動する(工程S26)。
図8で、ソフトウェア処理遅延障害処置部3の処理の動作を説明する。ソフトウェア処理遅延障害処置部3はソフトウェア処理遅延検出時にソフトウェア処理遅延検出部1からの起動要求を受信する(工程S27)と、不揮発性メモリ(RAM)5に保持されているプロセス実行情報の全データを読み込み(工程S28)、ソフトウェア処理遅延検出部1からの起動時に付加されているソフトウェア処理遅延検出プロセス番号とソフトウェア処理遅延検出時のタイムスタンプの情報を含めたデッドロック発生メッセージを、通信装置7を介して外部通知装置8に送信する(工程S29)。また、ソフトウェア処理遅延発生メッセージと不揮発性メモリ(RAM)5から読み込んだ全データを、監視制御装置15に接続されている外部記憶装置6に保存する(工程S30)。
上述した、この発明による実施の形態には、次のようなソフトウェア処理遅延検出時のデータ保存方法が含まれるものである。
オペレーティングシステム(OS)、ミドルウェア層10、アプリケーション層11を有するソフトウェア構成の監視制御装置などの電子計算機装置において実行されるソフトウェア処理遅延検出時のデータ保存方法であって、
前記ミドルウェア層10に含まれるアプリケーションインターフェース部9を、前記アプリケーション層11から実行することによりなされるステップとして、プロセス実行情報をメモリ5に保存するステップ、ソフトウェア処理遅延検出部1によりソフトウェア処理遅延を検出するステップ、前記ソフトウェア処理遅延が検出された際に、前記メモリ5に保存されたプロセス実行情報を電子計算機装置が動作しても値が保持される領域に記憶できる外部記憶装置6などの不揮発性の記憶装置に保存するステップを有することを特徴とするソフトウェア処理遅延検出時のデータ保存方法。
前記ソフトウェア処理遅延を検出するステップは、前記アプリケーションインターフェース部9の処理開始時に最大処理時間経過後の割り込み通知を設定し、割り込み受信処理を有効にするステップ(図3:S13,S14)、前記アプリケーションインターフェース部9の処理中に最大処理時間経過後の前記割り込み通知を受信した際に、前記ソフトウェア処理遅延を検出するステップを有するものであることを特徴とする前項に記載のソフトウェア処理遅延検出時のデータ保存方法。
前記ソフトウェア処理遅延を検出した際に、プロセス実行情報記録部2が前記メモリ5へのプロセス実行情報の保存を停止させるステップ(図7:S25)を有することを特徴とする前項または前々項に記載のソフトウェア処理遅延検出時のデータ保存方法。
前記ソフトウェア処理遅延が検出されたプロセス番号と、前記ソフトウェア処理遅延が検出された時のタイムスタンプ情報を含むソフトウェア処理発生メッセージをソフトウェア処理遅延障害処置部3により通信装置7を介して通知装置8に送信するステップ(図8:S29)と、前記ソフトウェア処理発生メッセージを前記外部記憶装置6などの記憶装置に保存するステップ(図8:S30)とを有することを特徴とする前3項の何れかに記載のソフトウェア処理遅延検出時のデータ保存方法。
以上のように、本発明によれば、ソフトウェア処理遅延状態障害処理は全てミドルウェアで処理するため、OSを改造する必要は無く、改造が困難な市販OSを使用する監視制御装置などの電子計算機装置においても実装可能であり、また、アプリケーションが所定のミドルウェアを使用すればよいので、既存のアプリケーションの流用が容易になるという効果が得られる。また、ソフトウェア処理遅延検出直前のプロセス実行情報だけを外部記憶装置に確実に保存できるため、膨大な容量の外部記憶装置を備える必要は無く、また、新たなデータ処理機能を別に実装する必要も無いため、障害解析のために必要となるデータを安価に確実に採取できるという効果が得られる。
なお、不揮発性メモリは揮発性メモリでもよい。プロセス実行情報データを保存する外部記憶装置は、この電子計算機装置が内部に有する記憶装置でもよい。電子計算機装置が動作しても消えたり上書きされたりせず値が保持される領域に記憶できる不揮発性の記憶装置であれば、どのようなものでもよい。外部通知装置は、電子計算機が有する通知装置であってもよい。
この発明の実施の形態1を示す構成図である。 この発明のアプリケーションインタフェースの動作を示すフローチャートである。 この発明のソフトウェア処理遅延検出部1の開始処理の動作を示すフローチャートである。 この発明のソフトウェア処理遅延検出部1の終了処理の動作を示すフローチャートである。 この発明のプロセス実行情報記録部2の開始時記録処理の動作を示すフローチャートである。 この発明のプロセス実行情報記録部2の終了時記録処理の動作を示すフローチャートである。 この発明のソフトウェア処理遅延検出部1のデッドロック検出処理の動作を示すフローチャートである。 この発明のソフトウェア処理遅延障害処置部3の処理の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 ソフトウェア処理遅延検出部、2 プロセス実行情報記録部、3 ソフトウェア処理遅延障害処置部、4 ソフトウェア処理遅延監視処理部、5 不揮発性メモリ(RAM)、6 外部記憶装置、7 通信装置、8 外部通知装置、9 アプリケーションインタフェース部、10 ミドルウェア層、11 アプリケーション層、12 オペレーティングシステム、13 ハードウェア、14 CPU、15 監視制御装置。

Claims (6)

  1. オペレーティングシステム、ミドルウェア層、アプリケーション層を有するソフトウェア構成の電子計算機装置において、
    前記アプリケーション層で動作するプロセスの実行情報をメモリに保存するプロセス実行情報記録部、ソフトウェア処理遅延を検出するソフトウェア処理遅延検出部、前記ソフトウェア処理遅延を検出した際に前記メモリに保存されたプロセス実行情報を電子計算機装置が動作しても値が保持される領域に記憶できる不揮発性の記憶装置に保存するソフトウェア処理遅延障害処置部、前記プロセス実行情報記録部、前記ソフトウェア処理遅延検出部、前記ソフトウェア処理遅延障害処置部を前記アプリケーション層から利用するアプリケーションインターフェース部を、前記ミドルウェア層に備え、前記ソフトウェア処理遅延検出部は、アプリケーションインターフェース部の処理開始時にプロセスから使用されたアプリケーションインターフェース機能の最大処理時間を取得し、前記最大処理時間経過後の割り込み通知発生を前記オペレーティングシステムに要求して割り込み通知を設定し、割り込み受信処理を有効にし、アプリケーションインターフェース部の処理中に前記オペレーティングシステムにより発生される前記最大処理時間経過後の前記割り込み通知を受信した際に、前記ソフトウェア処理遅延を検出するものであることを特徴とする電子計算機装置。
  2. 前記ソフトウェア処理遅延検出部が前記ソフトウェア処理遅延を検出した際に、前記プロセス実行情報記録部が前記メモリへのプロセス実行情報の保存を停止することを特徴とする請求項に記載の電子計算機装置。
  3. 前記ソフトウェア処理遅延障害処置部が、前記ソフトウェア処理遅延が検出されたプロセス番号と、前記ソフトウェア処理遅延が検出された時のタイムスタンプ情報を含むソフトウェア処理発生メッセージを通知装置に送信するとともに、前記ソフトウェア処理発生メッセージも前記記憶装置に保存することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子計算機装置。
  4. オペレーティングシステム、ミドルウェア層、アプリケーション層を有するソフトウェア構成の電子計算機装置において実行されるソフトウェア処理遅延検出時のデータ保存方法であって、
    前記ミドルウェア層に含まれるアプリケーションインターフェース部を、前記アプリケーション層から実行することによりなされるステップとして、前記アプリケーション層で動作するプロセスの実行情報をメモリに保存するステップ、ソフトウェア処理遅延を検出するステップ、前記ソフトウェア処理遅延が検出された際に、前記メモリに保存されたプロセス実行情報を電子計算機装置が動作しても値が保持される領域に記憶できる不揮発性の記憶装置に保存するステップを有するものであり、前記ソフトウェア処理遅延を検出するステップは、前記アプリケーションインターフェース部の処理開始時にプロセスから使用されたアプリケーションインターフェース機能の最大処理時間を取得し、前記最大処理時間経過後の割り込み通知発生を前記オペレーティングシステムに要求して割り込み通知を設定し、割り込み受信処理を有効にするステップ、前記アプリケーションインターフェース部の処理中に前記オペレーティングシステムにより発生される前記最大処理時間経過後の前記割り込み通知を受信した際に、前記ソフトウェア処理遅延を検出するステップを有するものであることを特徴とするソフトウェア処理遅延検出時のデータ保存方法。
  5. 前記ソフトウェア処理遅延を検出した際に、前記メモリへのプロセス実行情報の保存を停止させるステップを有することを特徴とする請求項に記載のソフトウェア処理遅延検出時のデータ保存方法。
  6. 前記ソフトウェア処理遅延が検出されたプロセス番号と、前記ソフトウェア処理遅延が検出された時のタイムスタンプ情報を含むソフトウェア処理発生メッセージを通知装置に送信するステップと、前記ソフトウェア処理発生メッセージを前記記憶装置に保存するステップとを有することを特徴とする請求項4または請求項5に記載のソフトウェア処理遅延検出時のデータ保存方法。
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