JP4795388B2 - 電子計算機装置及びソフトウェア処理遅延検出時のデータ保存方法 - Google Patents
電子計算機装置及びソフトウェア処理遅延検出時のデータ保存方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4795388B2 JP4795388B2 JP2008151303A JP2008151303A JP4795388B2 JP 4795388 B2 JP4795388 B2 JP 4795388B2 JP 2008151303 A JP2008151303 A JP 2008151303A JP 2008151303 A JP2008151303 A JP 2008151303A JP 4795388 B2 JP4795388 B2 JP 4795388B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- processing delay
- software processing
- software
- unit
- execution information
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Debugging And Monitoring (AREA)
Description
また、ソフトウェア処理遅延の原因解析のためのデータを採取する方法では、通常状態にてOSのシステムコール及びアプリケーション側で独自に作成したチェックポイントの処理で、呼び出し先プロセス番号、呼び出しPC値、使用資源番号及び種類の使用資源情報等を、シリアルポートに出力する(特許文献2参照)。
また、従来の原因解析のためのデータ採取方式では、障害発生直前のデータ等必要なデータを取得するためには、障害発生までの処理時にシリアルポートから出力されるデータを全て保存しておく必要があり、膨大なデータを保存しておくための記憶装置が必要である。また、全データの保存を回避するためにはシリアルポートから出力されるデータを受信する装置側に、データ処理を行なう機能を実装する必要がある。また、障害発生直前のデータはRAM上に保存されているが、リブート後処理の開始によりデータが上書きされてしまうなどの問題点があった。
前記アプリケーション層で動作するプロセスの実行情報をメモリに保存するプロセス実行情報記録部、ソフトウェア処理遅延を検出するソフトウェア処理遅延検出部、前記ソフトウェア処理遅延を検出した際に前記メモリに保存されたプロセス実行情報を電子計算機装置が動作しても値が保持される領域に記憶できる不揮発性の記憶装置に保存するソフトウェア処理遅延障害処置部、前記プロセス実行情報記録部、前記ソフトウェア処理遅延検出部、前記ソフトウェア処理遅延障害処置部を前記アプリケーション層から利用するアプリケーションインターフェース部を、前記ミドルウェア層に備え、前記ソフトウェア処理遅延検出部は、アプリケーションインターフェース部の処理開始時にプロセスから使用されたアプリケーションインターフェース機能の最大処理時間を取得し、前記最大処理時間経過後の割り込み通知発生を前記オペレーティングシステムに要求して割り込み通知を設定し、割り込み受信処理を有効にし、アプリケーションインターフェース部の処理中に前記オペレーティングシステムにより発生される前記最大処理時間経過後の前記割り込み通知を受信した際に、前記ソフトウェア処理遅延を検出するものであることを特徴とするものである。
前記ミドルウェア層に含まれるアプリケーションインターフェース部を、前記アプリケーション層から実行することによりなされるステップとして、プロセス実行情報をメモリに保存するステップ、ソフトウェア処理遅延を検出するステップ、前記ソフトウェア処理遅延が検出された際に、前記メモリに保存されたプロセス実行情報を電子計算機装置が動作しても値が保持される領域に記憶できる不揮発性の記憶装置に保存するステップを有するものであり、前記ソフトウェア処理遅延を検出するステップは、前記アプリケーションインターフェース部の処理開始時にプロセスから使用されたアプリケーションインターフェース機能の最大処理時間を取得し、前記最大処理時間経過後の割り込み通知発生を前記オペレーティングシステムに要求して割り込み通知を設定し、割り込み受信処理を有効にするステップ、前記アプリケーションインターフェース部の処理中に前記オペレーティングシステムにより発生される前記最大処理時間経過後の前記割り込み通知を受信した際に、前記ソフトウェア処理遅延を検出するステップを有するものであることを特徴とするものである。
以下、この発明の実施の形態1を図1に基づいて説明する。図1において、監視制御装置15はアプリケーション層11、ミドルウェア層10、オペレーティングシステム12の3層のソフトウェアと、CPU14及び不揮発性メモリ(RAM)5を有するハードウェア13から構成される。ソフトウェア処理遅延監視処理部4はソフトウェア処理遅延検出部1、プロセス実行情報記録部2及びソフトウェア処理遅延障害処置部3から構成され、ミドルウェア層10に含まれる。アプリケーション層11で動作するプロセス(11a〜11n)は、ミドルウェア層10が提供するアプリケーションインタフェース部9を使用してCPUやメモリなどの資源に対する処理を行なう。プロセス実行情報記録部2からのプロセスの実行情報は、不揮発性メモリ(RAM)5に保持される。なお、不揮発性メモリ(RAM)5に確保されたプロセスの実行情報を記録する領域にすべてデータを記録した場合は、最も古く記憶したデータから上書きして記録していく。このため、不揮発性メモリ(RAM)5には最新の所定量のプロセスの実行情報が記録される。プロセスの実行情報を記録する領域の大きさは、障害解析に必要なデータが保存できるように十分な大きさとしておく。ソフトウェア処理遅延状態が発生したことがソフトウェア処理遅延検出部1により検知されると、監視制御装置15のCPU14と通信装置7を介して接続されている外部通知装置8に通知される。また、ソフトウェア処理遅延障害処置部3はソフトウェア処理遅延検出部1によりソフトウェア処理遅延状態が検出された際に、障害発生メッセージと不揮発性メモリ(RAM)5に保持されているプロセス実行情報データとを外部記憶装置6に保存する。
前記ミドルウェア層10に含まれるアプリケーションインターフェース部9を、前記アプリケーション層11から実行することによりなされるステップとして、プロセス実行情報をメモリ5に保存するステップ、ソフトウェア処理遅延検出部1によりソフトウェア処理遅延を検出するステップ、前記ソフトウェア処理遅延が検出された際に、前記メモリ5に保存されたプロセス実行情報を電子計算機装置が動作しても値が保持される領域に記憶できる外部記憶装置6などの不揮発性の記憶装置に保存するステップを有することを特徴とするソフトウェア処理遅延検出時のデータ保存方法。
なお、不揮発性メモリは揮発性メモリでもよい。プロセス実行情報データを保存する外部記憶装置は、この電子計算機装置が内部に有する記憶装置でもよい。電子計算機装置が動作しても消えたり上書きされたりせず値が保持される領域に記憶できる不揮発性の記憶装置であれば、どのようなものでもよい。外部通知装置は、電子計算機が有する通知装置であってもよい。
Claims (6)
- オペレーティングシステム、ミドルウェア層、アプリケーション層を有するソフトウェア構成の電子計算機装置において、
前記アプリケーション層で動作するプロセスの実行情報をメモリに保存するプロセス実行情報記録部、ソフトウェア処理遅延を検出するソフトウェア処理遅延検出部、前記ソフトウェア処理遅延を検出した際に前記メモリに保存されたプロセス実行情報を電子計算機装置が動作しても値が保持される領域に記憶できる不揮発性の記憶装置に保存するソフトウェア処理遅延障害処置部、前記プロセス実行情報記録部、前記ソフトウェア処理遅延検出部、前記ソフトウェア処理遅延障害処置部を前記アプリケーション層から利用するアプリケーションインターフェース部を、前記ミドルウェア層に備え、前記ソフトウェア処理遅延検出部は、アプリケーションインターフェース部の処理開始時にプロセスから使用されたアプリケーションインターフェース機能の最大処理時間を取得し、前記最大処理時間経過後の割り込み通知発生を前記オペレーティングシステムに要求して割り込み通知を設定し、割り込み受信処理を有効にし、アプリケーションインターフェース部の処理中に前記オペレーティングシステムにより発生される前記最大処理時間経過後の前記割り込み通知を受信した際に、前記ソフトウェア処理遅延を検出するものであることを特徴とする電子計算機装置。 - 前記ソフトウェア処理遅延検出部が前記ソフトウェア処理遅延を検出した際に、前記プロセス実行情報記録部が前記メモリへのプロセス実行情報の保存を停止することを特徴とする請求項1に記載の電子計算機装置。
- 前記ソフトウェア処理遅延障害処置部が、前記ソフトウェア処理遅延が検出されたプロセス番号と、前記ソフトウェア処理遅延が検出された時のタイムスタンプ情報を含むソフトウェア処理発生メッセージを通知装置に送信するとともに、前記ソフトウェア処理発生メッセージも前記記憶装置に保存することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子計算機装置。
- オペレーティングシステム、ミドルウェア層、アプリケーション層を有するソフトウェア構成の電子計算機装置において実行されるソフトウェア処理遅延検出時のデータ保存方法であって、
前記ミドルウェア層に含まれるアプリケーションインターフェース部を、前記アプリケーション層から実行することによりなされるステップとして、前記アプリケーション層で動作するプロセスの実行情報をメモリに保存するステップ、ソフトウェア処理遅延を検出するステップ、前記ソフトウェア処理遅延が検出された際に、前記メモリに保存されたプロセス実行情報を電子計算機装置が動作しても値が保持される領域に記憶できる不揮発性の記憶装置に保存するステップを有するものであり、前記ソフトウェア処理遅延を検出するステップは、前記アプリケーションインターフェース部の処理開始時にプロセスから使用されたアプリケーションインターフェース機能の最大処理時間を取得し、前記最大処理時間経過後の割り込み通知発生を前記オペレーティングシステムに要求して割り込み通知を設定し、割り込み受信処理を有効にするステップ、前記アプリケーションインターフェース部の処理中に前記オペレーティングシステムにより発生される前記最大処理時間経過後の前記割り込み通知を受信した際に、前記ソフトウェア処理遅延を検出するステップを有するものであることを特徴とするソフトウェア処理遅延検出時のデータ保存方法。 - 前記ソフトウェア処理遅延を検出した際に、前記メモリへのプロセス実行情報の保存を停止させるステップを有することを特徴とする請求項4に記載のソフトウェア処理遅延検出時のデータ保存方法。
- 前記ソフトウェア処理遅延が検出されたプロセス番号と、前記ソフトウェア処理遅延が検出された時のタイムスタンプ情報を含むソフトウェア処理発生メッセージを通知装置に送信するステップと、前記ソフトウェア処理発生メッセージを前記記憶装置に保存するステップとを有することを特徴とする請求項4または請求項5に記載のソフトウェア処理遅延検出時のデータ保存方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008151303A JP4795388B2 (ja) | 2008-06-10 | 2008-06-10 | 電子計算機装置及びソフトウェア処理遅延検出時のデータ保存方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008151303A JP4795388B2 (ja) | 2008-06-10 | 2008-06-10 | 電子計算機装置及びソフトウェア処理遅延検出時のデータ保存方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009301079A JP2009301079A (ja) | 2009-12-24 |
JP4795388B2 true JP4795388B2 (ja) | 2011-10-19 |
Family
ID=41547951
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008151303A Expired - Fee Related JP4795388B2 (ja) | 2008-06-10 | 2008-06-10 | 電子計算機装置及びソフトウェア処理遅延検出時のデータ保存方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4795388B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5839774B2 (ja) * | 2010-01-06 | 2016-01-06 | 三菱重工業株式会社 | 計算機及び計算機管理方法並びに計算機管理プログラム |
KR102244562B1 (ko) | 2018-03-19 | 2021-04-26 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 정보 처리 장치, 정보 처리 방법 및 프로그램 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58137062A (ja) * | 1982-02-09 | 1983-08-15 | Fujitsu Ltd | ハングアツプ検出方式 |
JPS63163932A (ja) * | 1986-12-26 | 1988-07-07 | Fuji Electric Co Ltd | 制御用計算機のシステム監視方式 |
JPH02275543A (ja) * | 1989-04-17 | 1990-11-09 | Fujitsu Ltd | プロセッサの障害処理方式 |
JPH04349542A (ja) * | 1991-05-27 | 1992-12-04 | Mitsubishi Electric Corp | リアルタイムオペレーティングシステムの診断方式 |
JPH1069405A (ja) * | 1996-08-28 | 1998-03-10 | Nec Software Ltd | タスク単位cpu使用率測定システム |
JPH10269113A (ja) * | 1997-01-24 | 1998-10-09 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | 情報保存方法、情報保存装置及びディスクドライブ装置 |
JP2000293407A (ja) * | 1999-04-09 | 2000-10-20 | Nec Eng Ltd | 監視制御装置及びcpu監視方法並びにプログラム記録媒体 |
JP2001125876A (ja) * | 1999-10-22 | 2001-05-11 | Toshiba Corp | コンピュータシステム |
JP2001318807A (ja) * | 2000-05-11 | 2001-11-16 | Nec Microsystems Ltd | タスク切り替え制御方法及び装置 |
JP2002163130A (ja) * | 2000-11-29 | 2002-06-07 | Toshiba Corp | コンピュータシステム、コンピュータシステムの診断装置、およびコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 |
JP2002244885A (ja) * | 2001-02-20 | 2002-08-30 | Mitsubishi Electric Corp | コンピュータシステム監視システム |
-
2008
- 2008-06-10 JP JP2008151303A patent/JP4795388B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009301079A (ja) | 2009-12-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6697972B1 (en) | Method for monitoring fault of operating system and application program | |
KR20160128404A (ko) | 오류 처리 방법, 관련 장치 및 컴퓨터 | |
JP2007109238A (ja) | 回復可能なエラーのロギングのためのシステム及び方法 | |
JP2011159136A (ja) | 制御装置、制御装置の異常検出・復旧方法および電子機器 | |
US20100083043A1 (en) | Information processing device, recording medium that records an operation state monitoring program, and operation state monitoring method | |
CN110413432B (zh) | 一种信息处理方法、电子设备及存储介质 | |
JP4288418B2 (ja) | 計算機システムおよび状態取得方法ならびに状態取得プログラム | |
JP3481737B2 (ja) | ダンプ採取装置およびダンプ採取方法 | |
WO2017148271A1 (zh) | 一种Linux系统复位处理方法、装置及计算机存储介质 | |
CN111324494A (zh) | 处理器控制方法、装置和存储介质 | |
US20170075742A1 (en) | Method for maintaining file system of computer system | |
US11930292B2 (en) | Device state monitoring method and apparatus | |
JP5014179B2 (ja) | Os優先度変更装置及びos優先度変更プログラム | |
JP4795388B2 (ja) | 電子計算機装置及びソフトウェア処理遅延検出時のデータ保存方法 | |
JPWO2010113212A1 (ja) | メモリリーク監視装置、及び方法 | |
JP2018160009A (ja) | 障害情報処理プログラム、コンピュータ、障害通知方法、コンピュータシステム | |
JP7064225B2 (ja) | 改善されたi/oエラー診断法 | |
JP2004013714A (ja) | 通信端末装置、デバッグ情報通知システム及びコンピュータ・プログラム | |
JP2010066801A (ja) | ログ記録システム、モジュール監視手段、トレースログ管理手段、記録方法、プログラム、及び記憶媒体 | |
JP5429171B2 (ja) | 情報処理装置及びハングアップ原因調査用情報取得方法 | |
JP2012108848A (ja) | 動作ログ収集システム及びプログラム | |
TWI461905B (zh) | 可遠端當機復原的運算裝置、用於運算裝置之遠端當機復原之方法及電腦可讀取媒體 | |
JP4968092B2 (ja) | ストール検出装置、ストール検出方法、及びストール検出プログラム | |
CN111712801A (zh) | 具有联网功能的设备 | |
JP2002063051A (ja) | ソフトウェア動作監視システムおよびその記録媒体およびソフトウェア動作監視方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20091214 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110422 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110510 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110622 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110719 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110727 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140805 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |