JPH04349542A - リアルタイムオペレーティングシステムの診断方式 - Google Patents

リアルタイムオペレーティングシステムの診断方式

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Publication number
JPH04349542A
JPH04349542A JP3151038A JP15103891A JPH04349542A JP H04349542 A JPH04349542 A JP H04349542A JP 3151038 A JP3151038 A JP 3151038A JP 15103891 A JP15103891 A JP 15103891A JP H04349542 A JPH04349542 A JP H04349542A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
timer
control means
task
soft
abnormality
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3151038A
Other languages
English (en)
Inventor
Etsuko Kuribayashi
栗林 悦子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP3151038A priority Critical patent/JPH04349542A/ja
Publication of JPH04349542A publication Critical patent/JPH04349542A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リアルタイムオペレー
ティングシステム(以下、オペレーティングシステムを
OSと称す)の診断方式、特に、複数個のユーザタスク
の無限ループ及び暴走によるシステムのデッドロック状
態を検出するリアルタイムOSの診断方式に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図4は例えば特開昭63−257041
号公報に示された従来のリアルタイムOS診断方式の一
実施例を示すブロック図である。図4において、1はイ
ンターバルタイマ、12はインターバルタイマ処理部、
3はハードタイマ、14はデッドロック処理部、5はデ
ィスパッチ部、6はソフトカウンタである。
【0003】次に動作について説明する。まず、インタ
ーバルタイマ1によりインターバルタイマ割込信号iが
発生すると、インターバルタイマ処理部12はハードタ
イマ3にタイムカウンタ値tを送出してハードタイマ3
を再起動する。これにより、ハードタイマ3は再びカウ
ントを開始する。一方、ソフトカウンタ6はインターバ
ルタイマ処理部12からの制御を引き継ぐと、カウント
値を1減算し、減算結果が零になると、カウントオーバ
ー信号sをデッドロック処理部14へ送出する。ディス
パッチ部5はディスパッチ要求信号dによりディスパッ
チング処理を行うとともにソフトカウンタ6へカウント
値cを送ってカウンタを初期化する。ソフトカウンタ6
はこのカウント値cをインターバルタイマ割込が発生す
る毎にカウントダウンする。
【0004】ところで、ユーザプログラムの無限ループ
や暴走によりソフトカウンタ6のカウント値が零になる
前にディスパッチングが行われない場合は、ソフトカウ
ンタ6へのカウント値cの再設定が行われないため、ソ
フトカウンタ6はカウントオーバー信号sを出力するこ
とになる。
【0005】また、ハードタイマ3はインターバルタイ
マ割込が発生しない時にはタイムカウント値tが再設定
されないことによりカウント終了割込信号hを発生する
。従って、何等かの要因によりインターバルタイマ割込
が発生しない時には、ハードタイマ3により、またイン
ターバルタイマの割込は発生するが、ディスパッチング
動作が行われないときにはソフトカウンタ6によりデッ
ドロック検出を行う。
【0006】上記のように従来技術は、インターバルタ
イマの発生によってOSの暴走を検出することと、イン
ターバルタイマの割込み入力を利用してソフトウェアタ
イマを作り、それによってタスクのデッドロックを検出
しようとするものであった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のリアル
タイムOSの診断方式は、システムについて一つのデッ
ドロック検出しかできず、例えば、周期起動タスクがそ
れぞれ違う周期で複数個存在したとき、ソフトタイマを
リセットするタスクのみが生きていれば異常なしと判定
されてしまうという問題点があった。また、ハードウェ
アやソフトウェアの不具合で、プムグラムが必要なルー
チンを実行しないために異常に早くタイマをリセットし
ても検出できないといった問題点があった。
【0008】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、複数の周期起動タスクが存在す
るシステムでタスクの1つがデッドロック状態になって
停止したことを検出し、システム異常を検出でき、また
必要なルーチンを実行せずに動作してしまい、タスクの
起動周期が異常に早くなる不具合を検出し、システムの
異常を検出できるリアルタイムOSの診断方式を得るこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るリアルタイ
ムOSのシステム診断方式は、インターバルタイマの割
込み入力を利用して作られるソフトウェアタイマをタス
ク毎に設け、そのソフトウェアタイマ毎にチェックの上
限、下限を設定することによって、それぞれ違う周期の
周期起動タスクが複数個存在した場合でも、タスクのい
ずれか一つでも異常があればシステムの異常を検出する
ことを可能としたものである。
【0010】
【作用】本発明におけるリアルタイムOSのシステム診
断方式は、ハードタイマが周期的に割込信号を発生させ
、その割込を受けて定期的に起動されるインターバルタ
イマ処理手段にてタスク毎のソフトカウンタを増加させ
、上限を越えるかどうかチェックする。又、上限下限は
、タスクがシステムコールをコールすることで、タスク
毎に設定する。さらに、ソフトカウンタのリセットは、
タスクがシステムコールを発行することで行う。このと
き、下限値に至っていないときに安定具合を検出できる
【0011】
【実施例】
実施例1.以下、本発明の一実施例を図について説明す
る。図1は本発明の一実施例を示すブロック図である。 図1において、2はインターバルタイマ処理制御手段で
、3のハードタイマから割込信号hを受ける。61〜6
Nはソフトカウンタで、タスク81〜8N毎に設ける。 7はソフトカウンタの上限下限設定、及びリセット制御
手段である。4はデッドロック処理制御手段である。
【0012】次に、上記実施例1の動作を図2及び図3
を参照しながら説明する。図2はインターバルタイマ処
理制御手段2の動作を示すフローチャート、図3はソフ
トカウンタの上限下限設定、及びリセット制御手段7の
動作を示すフローチャートである。ここで、本実施例に
係る診断方式はすべてのタスクで行うわけではなく、「
システムコール」で指定したタスクのみを行う。従って
システムコールとしては以下を用いる。 (1) ソフトウェアカウンタの上限、下限設定(2)
 ソフトウェアカウンタのスタート(3) ソフトウェ
アカウンタのリセット及び再スタート
【0013】まず
、図3の3ローチャートのステップ7Bの設定が行われ
る。即ち、図1のタスク81〜8Nそれぞれに設けられ
たソフトカウンタ61〜6Nは、ソフトカウンタの上限
下限設定手段7によって上限、下限が設定される。タス
ク81〜8Nにおいて、無限ループまたは暴走などの異
常が発生した場合、異常が発生したタスクに設けられた
ソフトカウンタをスタートする。
【0014】続いて、図2の処理が行われる。インター
バルタイマ処理制御手段2は、ハードタイマ3よりハー
ドタイマ割込信号hを受けると、まずソフトカウンタへ
制御を渡す。ステップ2Aにおいて、この時、全てのソ
フトカウンタが終了していれば異常なしとみなされるが
(ステップ2B)、終了していなければまずひとつめの
ソフトカウンタ61に対してステップ2Cへ進む。この
ソフトカウンタがスタートされていれば、ソフトカウン
タを1増加させ(ステップ2D)、ソフトカウンタが上
限を越えれば、デッドロック処理制御手段4へ制御が渡
され、デッドロック状態が検出される。
【0015】ソフトカウンタが上限を越えていなれば、
次のソフトカウンタへ移る(ステップ2F)。ステップ
2Cにおいて、そのソフトカウンタがスタートされてい
ない時は、そのまま次のソフトカウンタへ移る。次以降
のソフトカウンタに対しても同様にステップ2A〜2F
を繰り返し、タスク61〜6Nのいずれか一つでも異常
があればシステムのデッドロック状態を検出する。
【0016】再び、図3に戻る。インターバルタイマ処
理制御手段2においてデッドロック処理制御手段4へ制
御が渡された後、ソフトカウンタ設定及びリセット処理
制御手段7において、ソフトカウントをストップさせる
(ステップ7C)。
【0017】その後、ソフトカウンタリセット処理制御
手段7において、ソフトカウンタをリセットするが、こ
の時、ステップ7Dにおいて、ソフトカウンタ値が設定
された下限以下であればデッドロック処理制御手段4へ
制御が渡され、デッドロック状態が検出される。ソフト
カウンタ値が下限以下でなければ、ソフトカウンタをリ
セットする。
【0018】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、それぞ
れ違う周期の周期起動タスクが複数個存在した場合、タ
スクのいずれか一つでも異常があれば、システムのデッ
ドロック状態を検出することができ、従来の方式よりも
さらに正確にシステムのデッドロック状態を検出するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】インターバルタイマ処理制御手段2の動作を示
すフローチャートである。
【図3】ソフトカウントの上限下限設定、及びリセット
制御手段7の動作を示すフローチャートである。
【図4】従来のリアルタイムOS診断方式を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
2            インターバルタイマ処理制
御手段3            ハードタイマ4  
          デッドロック処理制御手段61〜
6N    ソフトカウンタ 7            ソフトカウントの上限下限
設定、及びリセット制御手段 81〜8N    タスク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  インターパイルタイマの割込入力を利
    用して作られるソフトウェアタイマをタスク毎に設け、
    ソフトタイマ値が上限値を越えている時異常を検出する
    第1の設定手段と、上記ソフトウェアタイマ毎にチェッ
    クの上限、下限を設定する第2の設定手段と、ソフトウ
    ェアタイマ毎にカウント値をリセットし、リセットのタ
    イミングが下限値よりも小さい時異常を検出する第3の
    設定手段とにより、タスクが複数個存在するシステムで
    ただ1つのタスクが異常になったことを検出するリアル
    タイムオペレーティングシステムの診断方式。
JP3151038A 1991-05-27 1991-05-27 リアルタイムオペレーティングシステムの診断方式 Pending JPH04349542A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3151038A JPH04349542A (ja) 1991-05-27 1991-05-27 リアルタイムオペレーティングシステムの診断方式

Applications Claiming Priority (1)

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JP3151038A JPH04349542A (ja) 1991-05-27 1991-05-27 リアルタイムオペレーティングシステムの診断方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04349542A true JPH04349542A (ja) 1992-12-04

Family

ID=15509944

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3151038A Pending JPH04349542A (ja) 1991-05-27 1991-05-27 リアルタイムオペレーティングシステムの診断方式

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JP (1) JPH04349542A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009301079A (ja) * 2008-06-10 2009-12-24 Mitsubishi Electric Corp 電子計算機装置及びソフトウェア処理遅延検出時のデータ保存方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009301079A (ja) * 2008-06-10 2009-12-24 Mitsubishi Electric Corp 電子計算機装置及びソフトウェア処理遅延検出時のデータ保存方法

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