JP2008224659A - 電子部品検査用配線基板およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】配線層の電気的特性を保ち、被検査電子部品の検査情報を正確に収集できる電子部品検査用配線基板とその製造方法を提供する。
【解決手段】複数のセラミックs1〜s3層からなり、表面2に形成された複数のパッド6、上記セラミック層間に形成された配線層7、9、および上記パッド6と配線層7,9と裏面3との間を接続する複数のビア導体vを有する第1積層体C1と、上記と同じ材料組成で且つ複数のセラミック層s4〜s6からなり、表面4と裏面5との間を貫通する複数のビア導体Vを有し、第1積層体C1の裏面3側に積層された第2積層体C2と、を備え、第1積層体C1と第2積層体C2との間には、第1積層体C1の裏面3に露出するビア導体vと第2積層体C2の表面4に露出するビア導体Vとを接続するランド10のみが配置され、該ランドの直径は、該ランド10に接続されるビア導体v,Vの直径の2〜5倍である、電子部品検査用配線基板1。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子部品の導通性や動作の可否を検査するための電子部品検査用配線基板およびその製造方法に関する。
ICチップやLSIなどの被検査電子部品の導通性や動作の可否を検査するため、かかる電子部品を搭載する表面を有し且つ有機絶縁層の間に形成した複数の薄膜配線層と、かかる薄膜配線層の下層にビア導体を貫通させたセラミックからなるベース基板と、からなるプローブカードが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−275714号公報(第1〜6頁、図1〜5)
ところで、被検査電子部品を搭載する表面を有し且つかかる電子部品の検査情報を収集する比較的高密度の配線層を複数のセラミック層間に有する第1積層体と、かかる第1積層体の下方に積層され且つ複数のセラミック層をビア導体が貫通する第2積層体とを形成する場合、両者の配線層などの導体の密度が異なっている。このため、第1・第2積層体間の焼成収縮には、それなりの差を生じる場合があった。その結果、第1積層体と第2積層体とに同じ割掛け率を適用し、これらを積層して同時に焼成した場合、得られるセラミック基板の表層に位置するパッド、もしくは表層に露出するビア導体が、所望の位置からズレているため、被検査電子部品の検査情報が正確に収集できなくなる、という問題があった。
本発明は、背景技術において説明した問題点を解決し、複数のセラミック層間に第2積層体よりも比較的高密度の配線層を有する第1積層体と、かかる第1積層体の裏面側に積層され且つ複数のセラミック層をビア導体が貫通する第2積層体とからなり、第1・第2積層体間の導通が確実に取れ、且つ上記配線層の電気的特性を保ち、被検査電子部品の検査情報を正確に収集できる電子部品検査用配線基板およびその製造方法を提供する、ことを課題とする。
課題を解決するための手段および発明の効果
本発明は、前記課題を解決するため、複数のセラミック層間に第2積層体よりも比較的高密度の配線層を有する第1積層体と、かかる第1積層体の下方に積層され且つ複数のセラミック層をビア導体が貫通する第2積層体との間に、両積層体のビア導体同士を接続する比較的大径のランドのみを設け、配線層は第1積層体のセラミック層間に設ける、ことに着想して成されたものである。
即ち、本発明による第1の電子部品検査用配線基板(請求項1)は、複数のセラミック層からなり、表面に形成された複数のパッド、前記セラミック層間に形成された配線層、および上記パッドと配線層と裏面との間を接続する複数のビア導体を有する第1積層体と、上記セラミック層と同じ材料組成で且つ複数のセラミック層からなり、表面と裏面との間を貫通する複数のビア導体を有し、上記第1積層体の裏面側に積層された第2積層体と、を備え、上記第1積層体と第2積層体との間には、かかる第1積層体の裏面に露出するビア導体と第2積層体の表面に露出するビア導体とを接続するランドのみが配置され、かかるランドの直径は、該ランドに接続されるビア導体の直径の2〜5倍である、ことを特徴とする。
また、本発明による第2の電子部品検査用配線基(請求項2)は、複数のセラミック層からなり、表面に形成された複数のパッド、前記セラミック層間に形成された配線層、および上記パッドと配線層と裏面との間を接続する複数のビア導体を有する第1積層体と、上記セラミック層と同じ材料組成で且つ複数のセラミック層からなり、表面と裏面との間を貫通する複数のビア導体を有し、上記第1積層体の裏面側に積層された第2積層体と、を備え、上記第1積層体と第2積層体との間には、かかる第1積層体の裏面に露出するビア導体と第2積層体の表面に露出するビア導体とを接続するランドのみが配置され、かかるランドの直径は、上記第1積層体または第2積層体に含まれるランドの直径よりも大である、ことを特徴とする。
これらによれば、第1積層体と第2積層体との配線層などの導体の密度が相違し、両者の焼成収縮率が相違することに対応して、第1積層体と第2積層体との割掛け率を互いに異ならしめた場合であっても、第1積層体の裏面に露出するビア導体と、第2積層体の表面に露出するビア導体とを、前記ランドを介して確実に接続した状態で、両積層体が積層されている。しかも、第1積層体と第2積層体との間には、前記ランドのみが位置し、配線層は、第1積層体を形成する複数のセラミック層間に配置されているので、前記ランドによって配線層の大きさや形状について、制限を受けなくなる。このため、かかる配線層を所要の幅としたり、該配線層を所要の面積にできるため、配線層自体の電気的特性を容易に維持できる。従って、第1積層体の表面上に搭載したICチップやLSIなどの被検査電子部品に通電したり、かかる電子部品の検査情報を正確に収集することが可能となる。
尚、前記ランドの直径が前記ビア導体の直径の2倍未満になると、かかるランドとビア導体との導通が取りにくくなるおそれがあり、一方、ランドの直径がビア導体の直径の5倍を越えると、当該ランドの面積が過大となり、所望数のビア導体を配置することが困難となる。このため、ランドの直径を前記範囲とした。
併せて、第2の電子部品検査用配線基板によれば、前記ランドに直に接続されないビア導体の直径を、当該ランドに接続されるビア導体の直径と同等とすることで、製造方法の容易化にも貢献することが可能となる。
また、前記第1・第2積層体を形成するセラミック層の素材は、同じ材料組成のアルミナなどからなる高温焼成セラミック、あるいは、同じ材料組成のガラス−セラミックなどからなる低温焼成セラミックである。
更に、前記配線層は、信号、電源、接地用の配線層の何れかである。
加えて、前記配線層やビア導体は、高温焼成セラミックの場合には、WまたはMoで形成され、低温焼成セラミックの場合には、AgまたはCuで形成される。
更に、本発明による第3の電子部品検査用配線基板(請求項3)は、複数のセラミック層からなり、表面に形成された複数のパッド、前記セラミック層間に形成された配線層、および上記パッドと配線層と裏面との間を接続する複数のビア導体を有する第1積層体と、上記セラミック層と同じ材料組成で且つ複数のセラミック層からなり、表面と裏面との間を貫通する複数のビア導体を有し、上記第1積層体の裏面側に積層された第2積層体と、を備え、上記第1積層体と第2積層体との間には、かかる第1積層体の裏面に露出するビア導体と第2積層体の表面に露出するビア導体とを接続するランドのみが配置され、該ランドと上記ビア導体との上記表面・裏面に沿った接続位置のズレ量は、第1・第2積層体の周辺側の方が中央側の方に比べ大である、ことを特徴とする。
これによれば、電子部品検査用配線基板の平面方向に沿ったサイズの大型化に対しても、容易に対応できると共に、当該配線基板の製造時において、前記ランドやビア導体の配設に係る誤差を容易に吸収することも可能となる。
加えて、本発明には、前記第1積層体における導体の単位体積当たりの密度は、前記第2積層体における導体の単位体積当たりの密度よりも、高くなっている、電子部品検査用配線基板(請求項4)も含まれる。
これによれば、第1積層体には、その表面のパッド、前記セラミック層間の配線層、およびこれらを接続するビア導体を形成し、第2積層体には、その裏面側パッドおよび前記セラミック層を貫通するビア導体を形成することで、前者のみに配線層を確実に配線した電子部品検査用配線基板となる。
一方、本発明による第1の電子部品検査用配線基板の製造方法(請求項5)は、上下2組で且つ同じ材料組成のセラミックからなる複数ずつのグリーンシートに対し、上側の組の各グリーンシートには相対的に大きな割掛け率に従って、複数のビアホールを形成すると共に、下側の組の各グリーンシートには相対的に小さな割掛け率に従って、複数のビアホールを形成する工程と、かかるビアホールごとに金属粉末を含む導電性ペーストを充填してビア導体を形成する工程と、上記上側の組における複数のグリーンシートの表面に上記同様の導電性ペーストからなる配線層を形成する工程と、上記上側の組における最下層のグリーンシートの裏面と、下側の組における最上層のグリーンシートの表面との間において、前者の裏面と後者の表面とに露出するビア導体同士を、上記上側の組または下側の組に含まれるランドの直径よりも直径が大きいランドと接続するように、上下2組の各グリーンシートを積層して、グリーンシート積層体を形成する工程と、を含む、ことを特徴とする。
これによれば、上側の組のグリーンシートには大きな割掛け率に従ってビアホールを形成し、下側の組のグリーンシートには小さな割掛け率に従ってビアホールを形成している。これら上下の組を積層したグリーンシート積層体を形成した際に、上側の組のビア導体と下側の組のビア導体とは、比較的大径の前記ランドを介して確実に接続される。このため、かかるグリーンシート積層体を焼成しても、焼成収縮が比較的大きい第1積層体側のビア導体と、焼成収縮が比較的小さい第2積層体側のビア導体とは、上記ランドに接続した状態で確実に焼成される。その結果、従来のように、第1積層体および第2積層体となる各グリーンシートに同じ割掛け率を適用していた場合に比べ、第1積層体および第2積層体側の何れかのビア導体とランドとが外れるおそれが皆無となる。更に、第1積層体側のビア導体は、その表面に追って形成されるパッドの直下に位置させられる。
しかも、第1積層体と第2積層体との間には、前記ランドのみが配置されるので、第1積層体のセラミック層間に、所要の幅や面積を有し、且つ所望の電気的特性を発揮する配線層を確実に配置できる。従って、第1積層体の表面上に搭載した被検査電子部品に通電したり、かかる電子部品の検査情報を正確に収集できる電子部品検査用配線基板を確実に提供することが可能となる。
尚、前記割掛け率とは、同じ2点間について、焼成前のグリーンシートにおける長さを、焼成後のセラミック層における長さで、除した(割り算:焼成前の長さ/焼成後の長さ)値を指す。通常、割掛け率は、約1.1〜1.2程度である。また、前記大小の割掛け率の差は、約0.001〜0.003の範囲である。かかる範囲とすることで、焼成後の表層に形成されたパッド、もしくは内部のビア導体の位置や寸法を、設定値に近付けることが可能となる。
また、本発明による第2の電子部品検査用配線基板の製造方法(請求項6)は、上下2組で且つ同じ材料組成のセラミックからなる複数ずつのグリーンシートに対し、上側の組の各グリーンシートには相対的に大きな割掛け率に従って、複数のビアホールを形成すると共に、下側の組の各グリーンシートには相対的に小さな割掛け率に従って、複数のビアホールを形成する工程と、かかるビアホールごとに金属粉末を含む導電性ペーストを充填してビア導体を形成する工程と、上記上側の組における複数のグリーンシートの表面に上記同様の導電性ペーストからなる配線層を形成する工程と、上記上側の組における最下層のグリーンシートの裏面と、下側の組における最上層のグリーンシートの表面との間において、前者の裏面と後者の表面とに露出するビア導体同士を、かかるビア導体と上記ランドとの上記表面・裏面に沿った接続位置のズレ量が、第1・第2積層体の周辺側の方が中央側の方に比べて大きくして接続されるように、上下2組の各グリーンシートを積層して、グリーンシート積層体を形成する工程と、を含む、ことを特徴とする。
これによっても、前記同様の電子部品検査用配線基板を一層容易に製造できると共に、平面方向に沿ったサイズが大型化しても、これを容易に製造できる。
更に、本発明には、前記グリーンシート積層体を形成する工程は、前記上側の組における最下層のグリーンシートの裏面と、下側の組における最上層のグリーンシートの表面との間において、前者の裏面と後者の表面とに露出するビア導体同士を、これらの直径よりも直径が2倍以上大きなランドを介して接続するように、上下2組の各グリーンシートを積層するものである、電子部品検査用配線基板の製造方法(請求項7)も含まれる。
これによれば、前記電子部品検査用配線基板を一層確実に製造できる。
付言すれば、前記割掛け率の異なる複数のグリーンシートを積層したグリーンシート積層体を焼成する工程と、かかる焼成により得られた複数のセラミック層からなる第1積層体の表面に露出する焼成済みで複数のビア導体の上方に、それぞれパッドを形成する工程と、を有する、電子部品検査用配線基板の製造方法も本発明に含まれ得る。
これによる場合、上記パッドに被検査電子部品の電極を接触させたり、あるいは、該パッドに取り付けたプローブに上記電子部品の電極を接触させた際に、第1・第2積層体側の各ビア導体、およびこれらに確実に接続した前記ランドを介して、上記電子部品の検査情報を正確に収集できる電子部品検査用配線基板を、確実に製造することが可能となる。
以下において、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、本発明における一形態の電子部品検査用配線基板(以下、単に検査用配線基板と称する)1を示す垂直断面図である。
かかる検査用配線基板1は、平面視が矩形(正方形または長方形)を呈し、図1に示すように、複数のセラミック層s1〜s3からなり、表面2および裏面3を有する第1積層体C1と、その裏面3側に積層され、且つ上記と同じ材料組成からなる複数のセラミック層s4〜s6からなり、表面4および裏面5を有する第2積層体C2と、を備えている。上記セラミック層s1〜s6は、同じ材料組成のアルミナなどからなる。
図1に示すように、第1積層体C1は、上記セラミック層s1〜s3間に形成された配線層7およびベタ状の配線層9と、表面2に形成された複数のパッド6と、表面2・裏面3間を配線層7,9,およびランド8を介して導通する複数のビア導体vと、かかるビア導体v,v間に配置されたランド8とを有している。
一方、第2積層体C2は、上記セラミック層s4〜s6と、これらの厚み方向に沿って貫通する複数の長いビア導体Vとを有している。
尚、第2積層体C2のセラミック層s4〜s6の間にも、上下のビア導体V,Vを接続するランド(図示せず)を配置しても良い。
第1積層体C1において、複数のパッド6は、最上層のセラミック層s1の表面2の中央付近に形成されている。かかる複数のパッド6は、被検査電子部品を搭載する搭載エリアa内に密集して配設され、被検査電子部品の電極と個別に接触して、かかる電子部品の性能を検査するために用いられる。
また、配線層7,9およびランド8は、WまたはMoからなり、配線層7は所定のパターンを、配線層9はベタ状を、ランド8は円形をそれぞれ呈する。配線層7およびランド8は、セラミック層s1〜s3を貫通するビア導体vを介して、互いに導通し且つ上記パッド6とも導通されている。
図2の水平部分断面図に示すように、中層のセラミック層s3の表面には、例えば、接地層または電源層となるベタ状の配線層9と、平面視が円環形を呈する複数の隙間cごとの内側に形成された平面視が円形のランド8とが、同一平面において、比較的高い密度により形成されている。かかるランド8および隙間cは、配線層9内に平面視で格子状に配設されている。
最下層セラミック層s3を貫通するビア導体vは、第1積層体Cの裏面3側に露出している。上記各ビア導体vも、WまたはMoからなる。
更に、第1積層体C1における最下層のセラミック層s3の裏面3と、第2積層体C2における最上層のセラミック層s4の表面4との間には、図3の水平部分断面図で示すように、平面視が円形で比較的大径のランド10が、格子状に複数個配置される。かかるランド10は、図1に示すように、第1・第2積層体C1,C2間において、単独で配置されている。尚、かかるランド10は、WまたはMoからなり、その直径は、前記ランド8および直に接続されるビア導体vや上方のビア導体vよりも大径である。
図1に示すように、前記第1積層体C1の裏面3側に露出するビア導体vは、上記ランド10ごとの上面に接続されている。また、複数のランド10は、第2積層体C2のセラミック層s4〜s6を貫通する複数の長いビア導体Vを介して、第2積層体C2の裏面5に形成された複数の裏面側パッド11と個別に導通されている。尚、上記ランド10は、ビア導体Vよりも大径である。
図1に示すように、複数のランド10と第2積層体C2の各ビア導体Vとの前記表・裏面3,4に沿った接続位置のズレ量は、第1・第2積層体C1,C2の周辺側の方が中央側の方に比べて、大きくなっている。
更に、前記第1積層体C1と第2積層体C2とでは、前者のパッド6、配線層7,9、ランド8、およびビア導体vからなる導体の単位体積当たりの密度が、後者のビア導体V、および裏面側パッド11からなる導体の単位体積当たりの密度よりも、高くなっている。
尚、長いビア導体Vと裏面側パッド11も、WまたはMoからなる。また、裏面側パッド11は、パッド6、配線層7、ランド8,10、およびビア導体v,Vを介して送信された被検査電子部品の検査情報を、外部の電子機器に出力するものである。
図4の部分拡大断面図で示すように、第1・第2積層体C1,C2間に配置されたランド10の直径d1は、第1積層体C1側の前記ビア導体vの直径d2、および第2積層体C2を貫通する長いビア導体Vの直径d2に対し、それらの2〜5倍とされている。
以上のような検査用配線基板1によれば、第1積層体C1の裏面3側に露出するビア導体vと第2積層体C2の表面4に露出する長いビア導体Vとが、比較的大径の前記ランド10を介して確実に接続されている。このため、表面2側のパット6と裏面5側の裏面側パッド11とを、ランド10を介して確実に導通可能となる。しかも、第1積層体C1のセラミック層s2,s3間には、ベタ状の配線層9と、円環状の隙間cを介した比較的小径のランド8とを高密度で配置できる。即ち、配線層9および小径のランド8は、大径のランド10による影響を受けないため、配線層7を含めて、電気的特性を高く保つことが可能となる。
従って、検査用配線基板1によれば、第1積層体C1の表面2に形成したパッド6上に搭載し、あるいは該パッド6に取り付けた図示ないプローブに接触したICチップなどの被検査電子部品に通電することで、かかる電子部品の検査情報を正確に収集することが可能となる。
尚、前記検査用配線基板1において、ベタ状の配線層9とランド8とを、第1積層体C1のセラミック層s1,s2間に形成し、所定パターンの配線層7を、セラミック層s2,s3間に形成した形態としても良い。
前記のような検査用配線基板1は、次のようにして製造した。
同種のアルミナ粉末、有機バインダ、溶剤などを同量ずつ配合して、同じ材料組成のセラミックスラリーを作り、これをドクターブレード法によって、図5に示すように、6枚のグリーンシートg1〜g6を製作した。
図5において、上側のグリーンシートg1〜g3は、各々厚みが約180〜300μmで、且つ追って前記第1積層体C1のセラミック層s1〜s3となり、下側のグリーンシートg4〜g6は、各々厚みが約180〜516μmで、且つ追って前記第2積層体C2のセラミック層s4〜s6となる。
上側のグリーンシートg1〜g3(組)に対し、それぞれ割掛け率を1.2として、図5に示すように、複数のビアホールhを、打ち抜き加工で所定の位置に形成した。また、下側のグリーンシートg4〜g6(組)に対し、それぞれ割掛け率を1.198として、上記と同様に、複数のビアホールhを所定の位置に形成した(ビアホール形成工程)。
次に、グリーンシートg1〜g6ごとの各ビアホールh内に、W粉末を含む導電性ペーストをメタルマスクおよびスキージ(何れも図示せず)を用いて充填した。その結果、図6に示すように、グリーンシートg1〜g6ごとの各ビアホールh内に、未焼成のビア導体vが形成された(ビア導体形成工程)。
次いで、グリーンシートg2〜g4の表面、およびグリーンシートg6の裏面5に、上記同様の導電性ペーストをスクリーン印刷によって、図6に示すように、それぞれ所定パターンを有する未焼成の配線層7,9、ランド8,10、および裏面側パッド11を形成した(配線層形成工程)。尚、グリーンシートg5,g6の表面で且つビア導体Vごとの真上に、図示しないランドを形成しても良い。
このうち、グリーンシートg3の表面には、そのほぼ全面をベタ状に覆う配線層9が形成されると共に、平面視で格子状に形成された円環形状を呈する複数の隙間cごとの内側に、小径のランド8を上記配線層9と同一平面において形成した。かかるランド8は、グリーンシートg3を貫通するビア導体vと接続された。
一方、大径のランド10の直径(d1)は、図6で上方および下方に位置する各ビア導体vの直径(d2)の2〜5倍となるように設定した。かかるランド10は、グリーンシートg4を貫通するビア導体vと接続された。
尚、上記ランド10は、追って第1積層体C1の裏面3となるグリーンシートg3の裏面3側に形成しても良い。この場合、前記割掛け率の差を、例えば、0.003に大きくする。更に、配線層7は、グリーンシートg2の裏面側に形成しても良い。
更に、図6で上側のグリーンシートg1〜g3(組)と下側のグリーンシートg4〜g6(組)とを、前者で最下層のグリーンシートg3の裏面3に露出する複数のビア導体vが、後者で最上層のグリーンシートg4の表面4に位置する複数のランド10の上面に接触するように、グリーンシートg1〜g6を厚み方向に沿って加圧しつつ積層した。
その結果、図7に示すように、グリーンシートg1〜g3からなる第1積層体C1とグリーンシートg4〜g6からなる第2積層体C2とが積層され、且つ両者のビア導体vがランド10に接続されたグリーンシート積層体GSが形成された(積層工程)。かかるグリーンシート積層体GSを、所定の温度帯に加熱して焼成した(焼成工程)。
その結果、図8に示すように、表面2および裏面5を有し且つ一体となったセラミック層s1〜s6からなる第1・第2積層体C1,C2、焼成された配線層7,9、ビア導体v,V、ランド8,10、および、裏面側パッド11を備えたセラミック積層体SSが得られた。
前記焼成工程において、グリーンシート積層体GSで上層側の組のグリーンシートg1〜g3は、比較的高い密度の配線層7,9、およびランド8を有するため、前記割掛け率:1.2に従って、平面方向および厚み方向に沿って比較的大きく焼成収縮した。
一方、下層側の組のグリーンシートg4〜g6は、ランド10および裏面側パッド11を除くと、複数の長いビア導体Vを比較的低密度で有するため、前記割掛け率:1.198に従って、平面方向および厚み方向に沿って比較的小さな焼成収縮に留まった。
かかる第1積層体C1と第2積層体C2との焼成収縮には差があるため、それぞれに応じて異なる前記割掛け率を適用しても、グリーンシートg4の表面4に形成された各ランド10の直径(d1)を、グリーンシートg3の裏面3に露出する各ビア導体vの直径(d2)の2〜5倍に設定していたため、両者の接続を確実に保つことができた。
その結果、図8に示すように、セラミック積層体SSでは、パッド6、配線層7、およびランド8が、セラミックs1〜s3を貫通する各ビア導体vを介して、導通可能とされ、ランド10および裏面側パッド11が、セラミックs4〜s6を貫通する長い各ビア導体Vを介して、導通可能とされていた。しかも、複数のランド10と第2積層体C2の各ビア導体Vとの前記表・裏面3,4に沿った接続位置のズレ量は、第1・第2積層体C1,C2の周辺側の方が中央側の方に比べて、大きくなっていた。
次に、セラミック積層体SS(セラミック層s1)の表面2を平坦面に研磨した後、かかる研磨後の表面2の中央部に露出する複数のビア導体vごとの上に、被検査電子部品と接触するパッド(6)を次のようにして形成した。
図9の左側に示すように、セラミック層s1の表面2上に、Ti薄膜層12とCu薄膜層13とを順次スパッタリングによって形成した。次いで、図9の右側に示すように、上記Cu薄膜層13の上に感光性樹脂からなるレジスト層14を形成した後、かかるレジスト層14に対しフォトリソグラフィー技術を施すことによって、ビア導体vごとの上方に円柱形の貫通孔15を形成した。
次に、図10の左側に示すように、各貫通孔15の底面に露出するCu薄膜層13の上に、電解メッキによってCuメッキ層16を形成した。かかる状態で、図10の右側に示すように、上記レジスト層14を現像液によって溶解・除去した後、更に、上記Cuメッキ層16に覆われていない部分のTi薄膜層12とCu薄膜層13とを、エッチング液に接触させることで除去した。
その結果、表面2に露出するビア導体vごとの上方に、Ti薄膜層12、Cu薄膜層13、およびCuメッキ層16の3層が円柱形にして形成された。
更に、図11の左側に示すように、上記3層からなる円柱体の全表面(周面および頂面)に対し、電解メッキによってNiメッキ層17を被覆した。
そして、図11の右側に示すように、かかるNiメッキ層17の全表面に対し、電解メッキによってAuメッキ層mを被覆した。これにより、複数のパッド6を位置精度良く表面2に形成できた。
その結果、被検査電子部品の電極と接触するための複数のパッド6が表面2の搭載エリアaに形成され、かかるパット6および裏面側パッド11を、前記配線層7、ランド8,10、およびビア導体v,Vを介して、確実に導通可能とされた前記図1に示す検査用配線基板1を得ることができた。
以上のような検査用配線基板1の製造方法によれば、前記上側の組のグリーンシートg1〜g3には大きな割掛け率に従った位置にビアホールhを形成し、前記下側の組のグリーンシートg4〜g6には小さな割掛け率に従った位置にビアホールhを形成し、且つ各ランド10の直径d1を、グリーンシートg3の裏面3に露出する各ビア導体vの直径d2の2〜5倍にしている。このため、2つのビア導体v,Vおよびパッド6の位置精度が向上すると共に、かかる2つのビア導体v,Vは、焼成された前記ランド10を介して確実に接続される。しかも、第1積層体C1と第2積層体C2との間には、大径のランド10のみが配置されるので、第1積層体C1のセラミックs2,s3層間に、所要の面積を有し且つ接地用となる配線層9を確実に配置できた。従って、第1積層体C1の表面2上に形成したパッド6上に搭載した被検査電子部品に通電したり、かかる電子部品の検査情報を、ランド10やビア導体v,Vなどを介して、裏面側パッド11から正確に収集できる検査用配線基板1を確実に提供することができた。
図12は、異なる形態の検査用配線基板1aを示す垂直断面図である。
かかる検査用配線基板1aは、図12に示すように、前記検査用配線基板1と同様な第1積層体C1および第2積層体C2を一体に積層したものである。
検査用配線基板1aが前記検査用配線基板1と相違する点は、第1積層体C1のセラミック層g2,g3間において、上下のビア導体vを接続する複数のランド8の周りに、信号用とした細い線状の配線層9aが配置されていることである。
尚、第1・第2積層体C1,C2間には、第1積層体C1側のビア導体vと第2積層体C2側の長いビア導体Vとを接続する大径のランド10のみが配置され、かかるランド10の直径d1は、その上下に接続される各ビア導体v,Vの直径d2の2〜5倍である。
更に、図12に示すように、複数のランド10と第2積層体C2の各ビア導体Vとの前記表・裏面3,4に沿った接続位置のズレ量は、第1・第2積層体C1,C2の周辺側の方が中央側の方に比べて、大きくなっている。
検査用配線基板1aは、前記検査用配線基板1と同様にして製造できるが、前記第1積層体C1内には、前記ベタ状の配線層9に替えて、信号用の配線層9aとなる導電性ペーストを形成する。この結果、グリーンシートg1〜g3から形成される第1積層体C1とグリーンシートg4〜g6から形成される第2積層体C2との焼成時における焼成収縮の差は、前記検査用配線基板1を製造する場合よりも僅かに小さくなる。このため、前記上側の組のグリーンシートg1〜g3の割掛け率に対し、下側の組のグリーンシートg4〜g6の割掛け率を、前記検査用配線基板1と同じか、僅かに大きくして前記ビアホールhが形成される。
以上のような検査用配線基板1aによっても、前記検査用配線基板1と同様な作用が得られ、且つ前記同様な効果を奏することが可能である。
尚、前記第1積層体C1において、ランド8と配線層9aとをセラミック層s1,s2間に形成し、配線層7をセラミック層s2,s3間に形成しても良い。
本発明は、以上において説明した各形態に限定されるものではない。
例えば、前記第1積層体と第2積層体とを形成するためのセラミック層およびグリーンシートは、互いに同じ材料組成ないし成分組成のセラミック材料であれば良く、窒化アルミニウムやムライトなどの高温焼成セラミックや、ガラス−セラミック(例えば、アルミナ)などの低高温焼成セラミックとしても良い。
また、前記第1積層体の裏面と第2積層体の表面との間に単独で形成される大径で複数のランドは、平面視で千鳥状に配設した形態としても良い。
更に、前記ランドは、平面視でほぼ正方形や正多角形を呈する形態としても良く、これらの場合には、平面視で最短の距離が前記直径とされる。
本発明の一形態の電子部品検査用配線基板を示す垂直断面図。 上記検査用配線基板における小径のランド付近を示す水平部分断面図。 上記検査用配線基板における大径のランド付近を示す水平部分断面図。 上記大径のランド付近を示す部分拡大断面図。 上記検査用配線基板の一製造工程を示す概略図。 図5に続く製造工程を示す概略図。 図6に続く製造工程で得られたグリーンシート積層体を示す概略図。 図7に続く製造工程で得られたセラミック積層体を示す概略図。 図8に続く製造工程を示す概略図。 図9に続く製造工程を示す概略図。 図10に続く製造工程を示す概略図。 異なる形態の電子部品検査用配線基板を示す垂直断面図。
符号の説明
1,1a………電子部品検査用配線基板
2,4…………表面
3,5…………裏面
6………………パッド
7,9,9a…配線層
8,10………ランド
C1……………第1積層体
C2……………第2積層体
s1〜s6……セラミック層
v,V…………ビア導体
d1,d2……直径
g1〜g6……グリーンシート
h………………ビアホール
GS……………グリーンシート積層体

Claims (7)

  1. 複数のセラミック層からなり、表面に形成された複数のパッド、前記セラミック層間に形成された配線層、および上記パッドと配線層と裏面との間を接続する複数のビア導体を有する第1積層体と、
    上記セラミック層と同じ材料組成で且つ複数のセラミック層からなり、表面と裏面との間を貫通する複数のビア導体を有し、上記第1積層体の裏面側に積層された第2積層体と、を備え、
    上記第1積層体と第2積層体との間には、かかる第1積層体の裏面に露出するビア導体と第2積層体の表面に露出するビア導体とを接続するランドのみが配置され、かかるランドの直径は、該ランドに接続されるビア導体の直径の2〜5倍である、
    ことを特徴とする電子部品検査用配線基板。
  2. 複数のセラミック層からなり、表面に形成された複数のパッド、前記セラミック層間に形成された配線層、および上記パッドと配線層と裏面との間を接続する複数のビア導体を有する第1積層体と、
    上記セラミック層と同じ材料組成で且つ複数のセラミック層からなり、表面と裏面との間を貫通する複数のビア導体を有し、上記第1積層体の裏面側に積層された第2積層体と、を備え、
    上記第1積層体と第2積層体との間には、かかる第1積層体の裏面に露出するビア導体と第2積層体の表面に露出するビア導体とを接続するランドのみが配置され、かかるランドの直径は、上記第1積層体または第2積層体に含まれるランドの直径よりも大である、
    ことを特徴とする電子部品検査用配線基板。
  3. 複数のセラミック層からなり、表面に形成された複数のパッド、前記セラミック層間に形成された配線層、および上記パッドと配線層と裏面との間を接続する複数のビア導体を有する第1積層体と、
    上記セラミック層と同じ材料組成で且つ複数のセラミック層からなり、表面と裏面との間を貫通する複数のビア導体を有し、上記第1積層体の裏面側に積層された第2積層体と、を備え、
    上記第1積層体と第2積層体との間には、かかる第1積層体の裏面に露出するビア導体と第2積層体の表面に露出するビア導体とを接続するランドのみが配置され、該ランドと上記ビア導体との上記表面・裏面に沿った接続位置のズレ量は、第1・第2積層体の周辺側の方が中央側の方に比べ大である、
    ことを特徴とする電子部品検査用配線基板。
  4. 前記第1積層体における導体の単位体積当たりの密度は、前記第2積層体における導体の単位体積当たりの密度よりも、高くなっている、
    請求項1乃至3の何れか一項に記載の電子部品検査用配線基板。
  5. 上下2組で且つ同じ材料組成のセラミックからなる複数ずつのグリーンシートに対し、上側の組の各グリーンシートには相対的に大きな割掛け率に従って、複数のビアホールを形成すると共に、下側の組の各グリーンシートには相対的に小さな割掛け率に従って、複数のビアホールを形成する工程と、
    上記ビアホールごとに金属粉末を含む導電性ペーストを充填してビア導体を形成する工程と、
    上記上側の組における複数のグリーンシートの表面に上記同様の導電性ペーストからなる配線層を形成する工程と、
    上記上側の組における最下層のグリーンシートの裏面と、下側の組における最上層のグリーンシートの表面との間において、前者の裏面と後者の表面とに露出するビア導体同士を、上記上側の組または下側の組に含まれるランドの直径よりも直径が大きいランドと接続するように、上下2組の各グリーンシートを積層して、グリーンシート積層体を形成する工程と、を含む、
    ことを特徴とする電子部品検査用配線基板の製造方法。
  6. 上下2組で且つ同じ材料組成のセラミックからなる複数ずつのグリーンシートに対し、上側の組の各グリーンシートには相対的に大きな割掛け率に従って、複数のビアホールを形成すると共に、下側の組の各グリーンシートには相対的に小さな割掛け率に従って、複数のビアホールを形成する工程と、
    上記ビアホールごとに金属粉末を含む導電性ペーストを充填してビア導体を形成する工程と、
    上記上側の組における複数のグリーンシートの表面に上記同様の導電性ペーストからなる配線層を形成する工程と、
    上記上側の組における最下層のグリーンシートの裏面と、下側の組における最上層のグリーンシートの表面との間において、前者の裏面と後者の表面とに露出するビア導体同士を、かかるビア導体と上記ランドとの上記表面・裏面に沿った接続位置のズレ量が、第1・第2積層体の周辺側の方が中央側の方に比べて大きくして接続されるように、上下2組の各グリーンシートを積層して、グリーンシート積層体を形成する工程と、を含む、
    ことを特徴とする電子部品検査用配線基板の製造方法。
  7. 前記グリーンシート積層体を形成する工程は、前記上側の組における最下層のグリーンシートの裏面と、下側の組における最上層のグリーンシートの表面との間において、前者の裏面と後者の表面とに露出するビア導体同士を、これらの直径よりも直径が2倍以上大きなランドを介して接続するように、上下2組の各グリーンシートを積層するものである、
    請求項5または6に記載の電子部品検査用配線基板の製造方法。
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