JP2008223579A - ベーンポンプ - Google Patents

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司 法上
Ken Yamamoto
山本  憲
Masaaki Nishikata
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Takeshi Kusakabe
毅 日下部
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Abstract

【課題】ベーンの先端のポンプ室の内周面への弾接力を安定化できるベーンポンプを提供する。
【解決手段】ロータ3に形成したベーン溝19にロータ3のラジアル方向にスライド自在に配置された複数のベーン4と、ベーン4の先端をポンプ室2の内周面2aに弾接させる押圧バネ21とを備える。ベーン4の側面4aに先端側ほど幅寸法を拡大させるテーパ面13を形成する。ベーン溝19の溝側面19aにロータ3の外周側ほど溝幅を広げるテーパ面14を形成する。テーパ面13,14同士を合致させてベーン4をベーン溝19に収納可能にする。
【選択図】図1

Description

本発明は、ベーンポンプに関するものである。
従来から、図5のように、ポンプ室2にロータ3を偏心させて収納し、複数のベーン4をロータ3に形成したベーン溝19にロータ3のラジアル方向にスライド自在に配置すると共に、各ベーン4の先端をポンプ室2の内周面2aに弾接させる押圧バネ21を設け、ロータ3を回転駆動させることでポンプ室2の内面とロータ3の外周面3aとベーン4とで囲まれた作動室5の容積を大小させて、作動室5を介して吸入口6からの作動流体を吐出口7から排出するベーンポンプ1が知られている(たとえば特許文献1,2参照)。
しかしながら、上記構造を有したベーンポンプ1にあって、ポンプ室2の内周面2aに先端を摺接させるベーン4は、ポンプ室2でのロータ3の偏心回転に伴って、ロータ3からの突出具合を異ならせるのであるが、このときには押圧バネ21の収縮量も変わることとなって、つまり押圧バネ21のベーン4に対する弾発付勢力が異なるものとなる。
したがって、ベーン4の先端のポンプ室2の内周面2aへの弾接力がロータ3の回転に伴って変化することとなり、ある地点ではベーン4の先端のポンプ室2の内周面2aへの弾接力が不足して摺接するベーン4の先端とポンプ室2の内周面2aとの間から作動室5の作動流体が漏れてしまい、ポンプ効率を低下させる恐れがある、という問題があった。
特開昭56−121891号公報 特開昭62−291488号公報
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ベーンの先端のポンプ室の内周面への弾接力を安定化できるベーンポンプを提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために請求項1に係るベーンポンプ1にあっては、ポンプ室2と、ポンプ室2に偏心させて収納したロータ3と、ロータ3に形成したベーン溝19にロータ3のラジアル方向にスライド自在に配置した複数のベーン4と、ベーン4の先端をポンプ室2の内周面2aに弾接させる押圧バネ21と、ポンプ室2の内面とロータ3の外周面3aとベーン4とで囲まれてロータ3の回転駆動によりその容積を大小変化させる作動室5と、容積拡大過程の作動室5に作動流体を流入させる吸入口6と、容積縮小過程の作動室5から作動流体を排出させる吐出口7とを備え、ベーン4の側面4aに先端側ほど幅寸法を拡大させるテーパ面13を形成すると共に、ベーン溝19の溝側面19aにロータ3の外周側ほど溝幅を広げるテーパ面14を形成し、テーパ面13,14同士を合致させてベーン4をベーン溝19に収納可能にしたことを特徴とする。
押圧バネ21はベーン4のロータ3からの突出量に反比例した大きさの弾発力をベーン4に対してロータ3の外周側に向けて付勢するのであるが、ベーン4の側面4aにテーパ面13が設けられると共にベーン溝19の溝側面19aにテーパ面14が設けられたことによると、作動室5の作動流体をベーン溝19の奥部に流入させるためのベーン4の側面4aとベーン溝19の溝側面19aとの隙間Sをベーン4のロータ3からの突出量に比例した大きさに形成できるのであって、この作動流体によってベーン4のロータ3からの突出量に比例した大きさの押圧力をベーン4に対してロータ3の外周側に向けて負荷させることができ、しかして、ベーン4がロータ3の外周側に向けて付勢される力、すなわちベーン4の先端のポンプ室2の内周面2aへの弾接力を安定化でき、ポンプ効率の向上を図ることができる。
また、請求項2に係るベーンポンプ1にあっては、請求項1において、ベーン4の少なくとも先端を滑性に優れた摺動性材料で構成したことを特徴とする。これによると、ベーン4の先端とポンプ室2の内周面2aとの摺接抵抗を減少できて、ポンプ効率の向上を図ることができる。
本発明にあっては、ベーンの先端のポンプ室の内周面への弾接力の安定化を図ってポンプ効率を向上できる、という利点を有する。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
本例のベーンポンプ1は、図1乃至図3に示すように、ケーシング10内に設けたポンプ室2にロータ3を偏心させて収納し、先端がポンプ室2の内周面2aに摺接される複数のベーン4をロータ3に設け、ケーシング10に吸入口6及び吐出口7をポンプ室2に至るように設け、ロータ3を回転駆動させることでポンプ室2の内面とロータ3の外周面3aとベーン4とで囲まれた空間である作動室5の容積を大小させて、作動室5を介して吸入口6からの作動流体を吐出口7から排出する構成を有する。以下詳述する。
図1のように、ケーシング10は上ケース11と下ケース12とを合わせることで形成されている。下ケース12には上ケース11の合わせ面から下方に凹没した下凹所16が形成され、この下凹所16の上方開口を上ケース11の合わせ面で閉塞することでポンプ室2が形成される。このポンプ室2は平面視円形に形成されている。また、図示はしないが、下ケース12の下方には下凹所16の底面に隣接するようにステータが配置されている。
ロータ3は中央に軸受部18を備えて平面視円形に形成されており、ロータ3の上部には複数条(本例では4つ)のベーン溝19が放射状に形成されている。また、図示はしないが、ロータ3の下部には磁石などの磁性体が一体に装着されている。このロータ3は、軸受部18がポンプ室2を上下に貫いた固定軸20に回転自在に挿通されることで、外周面3aがポンプ室2の内周面2aに対向すると共にスラスト面(上面3b)が上ケース11のポンプ室2の上面構成部に対向するようにしてポンプ室2に回転自在に配置されている。
また、各ベーン溝19にはベーン4がスライド自在に収納されてロータ3の外周面3aから突没自在にされている。ここで、ベーン溝19の奥面とベーン4との間には押圧バネ21が介装されており、ベーン4は押圧バネ21による弾発付勢を受けてその先端がポンプ室2の内周面2aに弾接するようにされている。ロータ3をポンプ室2に配置した際には磁性体とステータとが隣接して配置されるのであるが、この隣接する磁性体とステータとはロータ3を回転駆動させる駆動部を構成する。つまり、この駆動部は、図示しない電源部からステータに電流を入力することで、ステータと磁性体との間の磁気作用によって磁性体に回転トルクを発生させるものであり、この回転トルクにより磁性体、ひいてはロータ3が回転駆動されるようになっている。
ポンプ室2に収納したロータ3を駆動部にて回転駆動させた際には(矢印f)、各ベーン4はロータ3が回転することによる遠心力を受けてロータ3の外周面3aから外方へ突出させてその先端をポンプ室2の内周面2aに摺接させるのであり、ポンプ室2の内面(内周面2aや上面等)とロータ3の外周面3aとベーン4とで囲まれた複数の作動室5をポンプ室2に形成させる。ロータ3はポンプ室2の偏心位置にあるから、ポンプ室2の内周面2aとロータ3の外周面3aとの距離はロータ3の回転位置に応じて異なると共にベーン4のロータ3からの突出量もロータ3の回転位置に応じて異なるのであり、つまりロータ3を回転駆動させることで各作動室5はロータ3の回転方向に移動しながらその容積を大小に変化させる。ここで、上ケース11には作動流体を作動室5に引き込む吸入口6と作動流体を作動室5から排出する吐出口7とが形成されている。吸入口6や吐出口7はポンプ室2の上面に作動室5に連通可能にするように開口されている。なお図中9は吸入口6に至る吸入経路であり、8は吐出口7から至る吐出経路である。
すなわち、各作動室5は吸入口6に連通する位置にある時にはロータ3の回転に伴い容積が増大し、吐出口7に連通する位置にある時にはロータ3の回転に伴い容積が減少するようにされ、従ってロータ3を回転駆動すれば、作動流体が吸入口6からこれに連通する作動室5内に流入し(矢印b)、この作動室5内で圧縮された後に吐出口7から吐出されるのであり(矢印c)、これによりポンプとして機能する。
ところで、本例のベーンポンプ1では、ベーン4の先端のポンプ室2の内周面2aへの弾接力の安定化を図る工夫が施されている。すなわち、ベーン4の両側面4aには先端側ほどベーン4の幅寸法を拡大させるテーパ面13が形成されると共に、ベーン溝19の両溝側面19aにはロータ3の外周側ほどベーン溝19の溝幅を広げるテーパ面14が形成されている。なお、各テーパ面13,14のテーパ勾配は同等であり、テーパ面13,14同士を合致させることでベーン4はベーン溝19に収納可能にされている(図3(a))。
ポンプ室2の内周面2aに先端を摺接させるベーン4は、ポンプ室2でのロータ3の偏心回転に伴って、図2のようにロータ3の外周面3aからの突出量を異ならせるのであり、このときに各ベーン4を弾発付勢する各押圧バネ21の収縮量も変わることとなり、各押圧バネ21の各ベーン4に対する弾発付勢力が異なるものとなる。具体的に、図3(a)のように、ベーン4がロータ3からほとんど突出しない状態では、押圧バネ21の収縮量は大きくて押圧バネ21のベーン4に対する弾発付勢力は大きいのであり(矢印d1)、一方、図3(b)のように、ベーン4がロータ3から大きく突出する状態では、押圧バネ21の収縮量は小さくて押圧バネ21のベーン4に対する弾発付勢力は小さくなる(矢印d2)。
ここで、上述のようにベーン4の側面4aにテーパ面13が設けられると共にベーン溝19の溝側面19aにテーパ面14が設けられたことによると、図3(a)のようにベーン4がロータ3からほとんど突出しない状態(ベーン溝19に収納された状態)では、ベーン4の側面4aとベーン溝19の溝側面19aとが合致して、ベーン4の側面4aとベーン溝19の溝側面19aの隙間S(以下、ベーン隙間Sという)は無いのであり、図3(b)のようにベーン4がベーン溝19から大きく突出する状態では上記ベーン隙間Sが大きくなる。なお詳しくは、図3(b)の状態では、ポンプ室2の内周面2aに先端が摺接するベーン4は、回転するロータ3に引き摺られるように、ベーン溝19の中でロータ3の回転方向後側(矢印f1)に偏って位置するのであり、つまり、ロータ3の回転方向前側(矢印f2)におけるベーン隙間S1は比較的大きく形成されるのであり、ロータ3の回転方向後側におけるベーン隙間S2は略無くなるようになる。
しかして、図3(b)の状態では、ベーン4の回転方向前側に位置する作動室5から作動流体がベーン隙間S1を介してベーン溝19の奥部に流入するのであり、この流入した作動流体によってベーン4はロータ3の外周側に押圧されるのである(矢印a)。上述のように図3(b)の状態では、押圧バネ21のベーン4に対する弾発付勢力は矢印d2のように小さく不足することもあるが、矢印aのようにベーン隙間S1を介してベーン溝19の奥部に流入した作動流体によってベーン4はロータ3の外周側に押圧されるので、ベーン4のロータ3の外周側への押圧力、つまりベーン4の先端のポンプ室2の内周面2aへの弾接力を増すことができるのである。なお、上記のようにロータ3の回転方向後側におけるベーン隙間S2はほとんど無くなるため、上記ベーン隙間S1を介してベーン溝19の奥部に流入した作動流体は、ベーン溝19内に留まり、ベーン4の回転方向後側に位置する作動室5に対して漏れ出ることはない。
すなわち、押圧バネ21はベーン4のロータ3からの突出量に反比例した大きさの弾発力をベーン4に対してロータ3の外周側に向けて付勢するのであるが、上述のようにベーン4の側面4aにテーパ面13が設けられると共にベーン溝19の溝側面19aにテーパ面14が設けられたことによると、ベーン4のロータ3からの突出量に比例した大きさのベーン隙間Sを形成することができるのであり、ここで、ベーン隙間Sの流路抵抗はベーン隙間Sの大きさに比例して小さくなるから、ベーン隙間Sを介してベーン溝19の奥部に流入する作動流体はベーン隙間Sの大きさに比例した勢いをもってベーン溝19の奥部に流入するのであり、つまり、この流入した作動流体によるベーン4に対するロータ3の外周側に向けた押圧力はベーン4のロータ3からの突出量に比例した大きさになるのであり、しかして、ベーン4の先端のポンプ室2の内周面2aへの弾接力のベーン4のロータ3からの突出量の違いによる格差を是正して安定化できたものである。
このようにベーン4の先端のポンプ室2の内周面2aへの弾接力を安定化できたことにより、従来の、ベーン4の先端のポンプ室2の内周面2aへの弾接力が不足して摺接するベーン4の先端とポンプ室2の内周面2aとの間から作動室5の作動流体が漏れ出すといった恐れや、ベーン4の先端のポンプ室2の内周面2aへの弾接力が大きくて摺接するベーン4の先端とポンプ室2の内周面2aとの間の摺接抵抗が大きくなるといった恐れを解消するようにできるのであり、ポンプ効率の向上を図ることができるのである。
更に言うと、本例では、ポンプ効率を向上させるべく、摺接するベーン4の先端とポンプ室2の内周面2aとの間に生じる摺動抵抗を減少させる工夫も施されている。すなわち、ベーン4の先端部を滑性に優れた摺動性材料(滑性材料)で構成してある。換言すると、ベーン4の先端部にベーン4の母材40に比べて優れた滑性を有する摺動性材料で構成した摺接層41が形成されている。
これにより、ベーン4の先端の滑性に優れた摺動性材料をポンプ室2の内周面2aに対して摺接させることができ、たとえベーン4の先端のポンプ室2の内周面2aへの弾接力の不足を回避するべく弾性バネ21の弾発付勢や作動流体の押圧により比較的強くベーン4の先端をポンプ室2の内周面2aに弾接させる設定にしても、摺動抵抗の高まりを抑制できて良好なポンプ効率を確保できるようになる。無論、ベーン4の先端とポンプ室2の内周面2aとの磨耗も極力回避できて、ベーンポンプ1を長寿命化できる利点もある。更に言うと、上記ベーンポンプ1の良好なポンプ効率の確保やベーンポンプ1の長寿命化の利点を得るに当たり、ベーン4の母材40に対しては鉄などの任意の材料を用いることができるから、ベーン4、ひいてはベーンポンプ1のコストを低廉化できる利点も有する。
ここで、摺動性材料としては、PTFE(四フッ化エチレン樹脂)、PPS(ポリフェニレンサルファイド)、POM(ポリアセタ−ル)、PE(ポリエチレン)、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)などの樹脂材料、セラミック、カーボン、グラファイトなどの無機材料または二硫化モリブデンのうち、少なくとも1つを用いて構成することができる。このうち、自己潤滑性に優れた自己潤滑性材料や、耐磨耗性に優れた高耐磨耗性材料を用いると、前者では特に摺動抵抗の大幅な軽減を図ることができ、後者では特に磨耗の大幅な軽減を図ることができて、その結果、ベーンポンプ1の長寿命化を大幅に図ることができる。
また、図4のベーンポンプ1のようにベーン4を摺動性材料のみで形成することもできる。換言すると、ベーン4を摺接層41の一層で形成できる。この場合、ベーンポンプ1の良好なポンプ効率の確保やベーンポンプ1の長寿命化の利点を得ることができるのは勿論、ベーン4の層構成を単一にできて簡略化でき、ベーン4に良好な製造性を備えるようにできる。
なお、上記実施形態では、ポンプ室2は平面視円形に形成されているが、平面視楕円形状などの任意の形状にも形成できる。また、上記実施形態では、ロータ3が固定軸20に対して回転自在に軸支されているが、上記固定軸20の代わりにロータ3に固定させた回転軸をポンプ室2に対して回転自在に軸支される構造を採用してもよい。また、上記実施形態ではロータ3を回転駆動させる駆動部は磁気作用を発生させるステータと磁性体とで構成しているが、駆動部としてはロータ3に固定した回転軸をモータにて回動駆動させる構造を採用してもよい。
本発明の実施の形態の例のベーンポンプの分解斜視図である。 同上のベーンポンプの水平断面図である。 同上のベーンの動作を説明する説明図であり、(a)はベーンのロータからの突出量が小さい状態の要部の水平断面図であり、(b)はベーンのロータからの突出量が大きい状態の要部の水平断面図である。 本発明の実施の形態の他例のベーンポンプにおけるベーンの動作を説明する説明図であり、(a)はベーンのロータからの突出量が小さい状態の要部の水平断面図であり、(b)はベーンのロータからの突出量が大きい状態の要部の水平断面図である。 従来技術の例のベーンポンプの水平断面図である。
符号の説明
1 ベーンポンプ
2 ポンプ室
2a 内周面
3 ロータ
3a 外周面
4 ベーン
4a 側面
5 作動室
6 吸入口
7 吐出口
13 テーパ面
14 テーパ面
19 ベーン溝
19a 溝側面
21 押圧バネ
S ベーン隙間

Claims (2)

  1. ポンプ室と、ポンプ室に偏心させて収納したロータと、ロータに形成したベーン溝にロータのラジアル方向にスライド自在に配置した複数のベーンと、ベーンの先端をポンプ室の内周面に弾接させる押圧バネと、ポンプ室の内面とロータの外周面とベーンとで囲まれてロータの回転駆動によりその容積を大小変化させる作動室と、容積拡大過程の作動室に作動流体を流入させる吸入口と、容積縮小過程の作動室から作動流体を排出させる吐出口とを備え、ベーンの側面に先端側ほど幅寸法を拡大させるテーパ面を形成すると共に、ベーン溝の溝側面にロータの外周側ほど溝幅を広げるテーパ面を形成し、テーパ面同士を合致させてベーンをベーン溝に収納可能にしたことを特徴とするベーンポンプ。
  2. ベーンの少なくとも先端を滑性に優れた摺動性材料で構成したことを特徴とする請求項1記載のベーンポンプ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109944796A (zh) * 2019-04-25 2019-06-28 杭州三花研究院有限公司 油泵
WO2019229901A1 (ja) * 2018-05-30 2019-12-05 三菱電機株式会社 ベーンポンプ及びその製造方法

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