JP2008222209A - 照明装置 - Google Patents

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茂 木内
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Abstract

【課題】バニティミラーなどの車室用ミラーを使用する際に、良好な照明効果が得られる照明装置を提供する。
【解決手段】車室用ミラーの使用時に用いられる照明装置であって、車室内における座席の前面側に設置され前記座席に向けて光を照射する照明手段と、照明手段の動作制御を行う駆動手段とを備え、照明手段は、スポット光を照射する複数の発光部を有し、前記複数の発光部は、それぞれの光軸同士が前記座席の前面側で交差するように構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両に設定される照明装置に関し、特に、バニティミラーなどの車室用ミラーの使用時に用いられる照明装置に関するものである。
自動車には、運転中などの日除けのために、フロントウィンド(フロントガラス)の近傍にサンバイザが設置されており、このようなサンバイザに、バニティミラー(化粧用の鏡)を設置することが比較的良く行われている。
バニティミラーは、サンバイザの使用時に、サンバイザにおけるフロントウィンド側とは反対側の面に設置されており、車室内の座席に着席している人が、バニティミラーを見ながら、化粧直しや、髪型の確認(直し)などの種々の用途に用いることができるようになっている。
ところで、バニティミラーを使用しての化粧直しなどを行い易くするために、バニティミラーを使用している人を照らす照明装置を車室内に設けることが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1には、サンバイザ本体と、サンバイザ本体における一面側に設置されたバニティミラーと、前記一面側におけるバニティミラーの近傍に設置されたバルブからなる光源とを備えるものが開示されている。
特開平8−80735号公報
しかしながら、従来の照明装置では、光源として拡散光を照射する光源が用いられ、しかもこのような光源がバニティミラーの近傍に設置されているために、バニティミラーを使用する人をその顔などの陰影が明確になるように照らすことができず、良好な照明効果を得ることができなかった。このことは助手席近傍に設けられるバニティミラーだけでなく、車室内における座席に配置されるミラー用の光源を、読書灯として手元を照らすために使用する際にも同様の問題があった。
本発明は上述の点に鑑みて為されたもので、その目的は、バニティミラーなどの車室用ミラーを使用する際に、良好な照明効果が得られる照明装置を提供することにある。
上述の課題を解決するために、本発明では、車室用ミラーの使用時に用いられる照明装置であって、車室内における座席の前面側に設置され前記座席に向けて光を照射する照明手段と、照明手段の動作制御を行う駆動手段とを備え、照明手段は、スポット光を照射する複数の発光部を有し、前記複数の発光部は、それぞれの光軸同士が前記座席の前面側で交差するように構成されていることを特徴とする。
上記構成によれば、座席に向けてスポット光を照射する複数の発光部それぞれの光軸同士が座席の前面側で交差するようにしているので、座席に着席している人に光軸方向が異なるスポット光を照射できるから、前記人を顔などの陰影が明確になるように照らすことができて、化粧直しなどのためにバニティミラーなどの車室用ミラーを使用する際に、良好な照明効果が得られる。
本発明では、上記照明装置において、複数の発光部は、前記座席に対応して設置された車室用ミラーの左右両側それぞれに少なくとも一つ設けられ、照明手段は、車室内において車室用ミラーの左側に設けられた発光部と右側に設けられた発光部との間に設置され前記座席に向けて拡散光を照射する補助発光部を有していることを特徴とする。
上記構成によれば、補助発光部により座席に着席している人に拡散光を照射できるので、顔などの陰影が柔らかくなるように前記人を照らすことができて、自然状態に近い照明環境を再現できるから、化粧直しなどのためにバニティミラーなどの車室用ミラーを使用する際に、さらに良好な照明効果が得られる。
また本発明では、上記照明装置において、車室用ミラーは、バニティミラー又は車室内における座席用折り畳みミラーのいずれかであることを特徴とする。
本発明は、バニティミラー又は車室内における座席用折り畳みミラーなどの車室用ミラーを使用する際に、良好な照明効果が得られるという効果を奏する。
(実施形態1)
以下本実施の形態の照明装置について説明する。図1に本実施形態の照明装置のブロック図、図2に同照明装置の概略説明図、図3に設置状態の概略説明図を示す。本実施形態の照明装置は、図3に示すように、自動車などの車両100の車室110内に設置されたバニティミラー4を使用している人200を照らすために用いられるものであって、図1に示すように、車室110内における座席120の前面側に設置され座席120に向けて光を照射する照明手段1と、照明手段1の動作制御を行う駆動手段2と、駆動手段2の操作に用いられる操作手段3とを備えている。
ところで、バニティミラー4は、図3に示すように、座席120に対応して設置されたサンバイザ5に設けられている。サンバイザ5は、車室110内におけるフロントウィンド(フロントガラス)130の上部近傍のルーフ(屋根)140に設置されるサンバイザ本体50を備えている。サンバイザ本体50は、水平方向(図3における左右方向)を長手方向とする長方形の平板状に形成されており、その一面側(サンバイザ5の使用時に座席120と対向する面側)の中央部には、図2(a)、(b)に示すように、サンバイザ本体50の長手方向を自身の長手方向とする長方形状の凹部50aが形成されている。サンバイザ本体50の凹部50aの底面には、図2(b)に示すように、矩形状のバニティミラー4が設置されている。また、サンバイザ5は、サンバイザ本体50に凹部50aを開閉自在となるように取り付けられたバニティミラー4用のカバー51を備えている。カバー51は、バニティミラー4を使用しない場合には、図2(a)に示すように閉じられ、バニティミラー4を使用する場合には、図2(b)に示すように開かれる。なお、図2〜図8ではサンバイザ本体50を概略形状として図示し、図3、5、7ではカバー51の図示を省略している。
照明手段1は、図1に示すように、スポット光を照射する2つの発光部10を有している。2つの発光部10は、図2(a)、(b)に示すように、サンバイザ本体50の前記一面側におけるバニティミラー4の左右両側それぞれに設けられている。以下、必要に応じて2つの発光部10を区別するために、サンバイザ本体5の前記一面側においてバニティミラー4の左側(図2(a)における左側)に設けられた発光部10を符号10Aで示し、右側(図2(a)における右側)に設けられた発光部10を符号10Bで示す。
ここで、発光部10をサンバイザ本体50に設置するにあたっては、図1に示すように、各発光部10の光軸11同士が座席120の前面側(好ましくは、座席120に着席した人200の頭部210(図3参照)が位置する空間部)で交差するようにしている。つまり、照明手段1は、発光部10Aの光軸11と、発光部10Bの光軸とが座席120の前面側で交差するように構成されている。なお、サンバイザ5において発光部10を設ける位置は、バニティミラー4からある程度離間させた位置とすることが好ましい。
さらに、発光部10には、水平方向(本実施形態ではサンバイザ本体50の長手方向)3を回転軸方向として光軸11方向を手動により調整可能な光軸調整機構(図示せず)が備えられており、この光軸調整機構によって、座席120において照明手段1により最も明るく照らされる位置を鉛直方向(上下方向)に調整できるようにしている。なお、このような光軸調整機構は、各発光部10の光軸11同士の関係が維持できるように、各発光部10の光軸11の方向を一括して調整できるように構成されている。
本実施形態では、発光部10として、個別に明るさを設定可能な赤色発光ダイオード、緑色発光ダイオード、および青色発光ダイオードから構成された発光ダイオード(図示せず)を利用している。なお、発光部10としては、他の構成の発光ダイオード(有機ELを含む)を利用してもよいし、白熱灯を利用してもよい。また、単一の光源と複数の光ファイバとを用いることで、単一の光源から複数の光ファイバを通じてスポット光を照射するように構成したものを利用してもよい。
駆動手段2は、照明手段1の動作制御を行うためのものであって、例えば、車載のバッテリ(図示せず)などの電源から照明手段1用の動作電源を生成する電源回路部(図示せず)と、照明手段1の明るさを制御する調光回路部(図示せず)と、照明手段1の光色を制御する調色回路部(図示せず)と、調光回路部および調色回路部の制御を行う制御回路部(図示せず)とを備えている。このような駆動手段2によれば、照明手段1のオン(点灯)/オフ(消灯)、明るさ(調光)、色合い(調色)それぞれの制御が行えるようになっている。また、駆動手段2は、図2(a)に示すように、サンバイザ本体50内に収納され、図示しない電源線により照明手段1および前記バッテリと電気的に接続される。なお、前記電源は、車載のバッテリに限られるものではなく、乾電池などの車両とは独立した電源を用いるようにしてもよい。
ところで、照明手段1のオン/オフは、手動により行われるように構成してもよいが、カバー51の開閉に連動して行うように構成してもよい。すなわち、カバー51を開いた際には、バニティミラー4の使用意思があるとして、照明手段1をオンし、カバー51を閉じた際には、バニティミラー4の使用意思がないとして、照明手段1をオフするように駆動手段2を構成してもよい。このような駆動手段2は、例えば、カバー51の開閉に対応してオン/オフするスイッチなどを利用することにより実現できる。
操作手段3は、例えば、有線または無線によって駆動手段2と通信可能に構成されたユーザインタフェースであって、照明手段1のオン/オフ用のスイッチや、調光用スイッチ、調色用スイッチなどを具備している。このような操作手段3は、車両に直接設置されたものであってもよいし、リモコンであってもよい。
以上述べた本実施形態の照明装置によれば、座席120に向けてスポット光を照射する発光部10の光軸11同士が座席120の前面側で交差するようにしているので、座席120に着席している人200に光軸方向が異なるスポット光を照射できる。したがって、人200を顔などの陰影が明確になるように照らすことができ、化粧直しなどのためにバニティミラー4を使用する際に、良好な照明効果を得ることができる。
また、照明手段1の発光部10に設けられた光軸調整機構によって、照明手段1で照らす座席120の鉛直方向(上下方向)における位置を調整できるようにしているので、照明手段1の発光部10の光軸方向が固定されているような場合に比べて、照明手段1により最も明るく照らされる位置を、バニティミラー4を使用する人200に適した位置に設定できるから、さらに良好な照明効果が得られる。なお、このような光軸調整機構は、前述のような手動ではなく、操作手段3より出力された信号によって動作するように構成してもよい。
加えて、操作手段3の操作によって発光部10の調色制御が行えるので、目的地における車外の照明環境に応じて発光部10の光色を変更できるから、目的地における車外の照明環境に合わせた化粧などを行うことができて、車室110内で化粧などをした後に車外に出た際に、照明環境の違いによって化粧の印象(見え方)が異なってしまうことを防止できる。
なお、本実施形態では、発光部10の調色制御を行うために、個別に明るさを設定可能な赤色発光ダイオード、緑色発光ダイオード、および青色発光ダイオードから構成された発光ダイオードを利用しているが、このような発光ダイオードを用いない場合には、2色性色素を有するネマティック液晶を用いて形成され印加電圧に応じて所定の色温度の光の透過率が変化する液晶フィルタ(図示せず)を用いて発光部10の調色制御を行うようにすればよい。また、発光部10の調色制御を行う方法は上記構成に限らず、従来周知の構成を採用できる。
ところで、図2(a)、(b)に示す例では、照明手段1の発光部10をサンバイザ5に設けているが、発光部10は、図4(a)、(b)および図5に示すように、車室110内のルーフ140に設けるようにしてもよい。図4(a)、(b)に示す例では、2つの発光部10が、サンバイザ5に設けられたバニティミラー4の左右両側それぞれに位置するようにしてルーフ140に設けられている。このようにすれば、図2(a)、(b)に示すように発光部10をサンバイザ5に設置する場合に比べて、発光部10とバニティミラー4との位置関係の調整を容易に行えるようになる。
なお、本実施形態の照明装置では、操作手段3により発光部10の調光制御を行えるようにしているが、駆動手段2に車室110内の明るさを検出する明るさセンサを設けて、明るさセンサで検出した車室110内の明るさに応じて、駆動手段2が発光部10の調光制御を自動的に行うように構成してもよい。また、駆動手段2による自動的な発光部10の調光制御、または操作手段3による発光部10の調光制御のいずれを行うかを選択可能としてもよい。
また、本実施形態では、発光部10を2つ設けているが、発光部10の数は2つに限られるものではなく、複数の発光部10を、それぞれの光軸11同士が座席120の前面側で交差するように設けてあればよい。さらに、照明手段1、駆動手段2、および操作手段3の構成は、上記の例に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない程度の範囲で変更してもよい。これらの点は後述する実施形態2および3においても同様である。
(実施形態2)
本実施形態の照明装置は、主として照明手段1の構成が実施形態1と異なっており、その他の構成は実施形態1と同様であるから説明を省略する。
本実施形態における照明手段1は、図6および図7に示すように、サンバイザ本体5の前記一面側においてバニティミラー4の左側(図6における左側)に設けられた発光部10(以下、必要に応じて符号10Aで示す)と右側(図6における右側)に設けられた発光部10(以下、必要に応じて符号10Bで示す)との間に設置され座席120に拡散光を照射する補助発光部12を有している。ここで、補助発光部12としては、例えば、発光ダイオードを所定方向に列設してなる線状光源を採用している。また、補助発光部12は、その長手方向の中心線が、バニティミラー4の長手方向の中心線と一致するように配置されている。
これに対応して、駆動手段2には、前記電源から補助発光部12の駆動電源を生成する電源回路部(図示せず)、補助発光部12の明るさを制御する調光回路部(図示せず)、補助発光部12の光色を制御する調色回路部(図示せず)と、調光回路部および調色回路部の制御を行う制御回路部(図示せず)とが備えられ、駆動手段2によって、補助発光部12のオン(点灯)/オフ(消灯)、明るさ(調光)、色合い(調色)それぞれの制御が行えるようになっている。一方、操作手段3には、補助発光部12のオン/オフ用のスイッチや、調光用スイッチ、調色用スイッチなどが備えられている。なお、補助発光部12と発光部10の動作は、例えば、オン/オフや、調光制御、調色制御が連動するようにしてもよい。
以上述べた本実施形態の照明装置によれば、発光部10Aおよび発光部10Bそれぞれが照射するスポット光に加えて、発光部10Aと発光部10Bとの間に設置された補助発光部11により座席120に着席している人200に拡散光を照射できるから、顔などの陰影が柔らかくなるように人200を照らすことができて、実施形態1に比べて自然状態に近い照明環境を再現できるから、化粧直しなどのためにバニティミラー4を使用する際に、さらに良好な照明効果を得ることができる。
また、補助発光部12を、図8に示すように、発光部10Aと発光部10Bとの間に位置するように、車室110内側のルーフ140に設置するようにしてもよく、この場合も同様の効果が得られる。
なお、補助発光部12としては、上記の例の他に、白色光を放射する直管形の放電ランプ(例えば、冷陰極蛍光ランプ)などを利用してもよく、要はスポット光ではなく拡散光を照射できるようなものであればよい。
(実施形態3)
前記実施形態1、2ではバニティミラーについて説明したが、本実施形態の照明装置では、後部座席用のミラーのための照明装置について説明する。本実施の形態の照明装置では、主として設置位置が異なり、そのため床面に向けた照射により乗降時の補助灯としてなど他の用途にも使用可能なように形成されているが、照明手段1の構成は実施形態1と同様である。
本実施形態における照明手段1は、図9および図10に示すように、後部座席用ミラー4Rの左側(図9および図10における右側)に設けられた発光部10R(以下、必要に応じて符号10RAで示す)と右側(図9および図10における左側)に設けられた発光部10R(以下、必要に応じて符号10RBで示す)とを有している。図9は後部座席用ミラー4Rを収納した状態、図10は後部座席用ミラー4Rの使用状態の要部図を示す。
本実施形態の照明装置は、図9に示すように、自動車などの車両100の車室110のルーフ(屋根)140に設置された後部座席用ミラー4Rを使用している人200Rを照らすために用いられるものであって、図9に示すように、車室110内における後部座席120Rの前面側に設置され後部座席120Rに向けて光を照射する照明手段1Rと、照明手段1Rの動作制御を行う駆動手段(図示せず)と、駆動手段2の操作に用いられる操作手段図示せず)とを備えている。
ところで、後部座席用ミラー4Rは、図9および図10に示すように、ルーフ140の後部座席120Rに対応した位置に設置されている。また、後部座席用ミラー4Rは、開閉自在となるように取り付けられた後部座席用ミラー4R用のカバー51を備えている。カバー51は、後部座席用ミラー4Rを使用しない場合には、図9に示すように閉じられ、後部座席用ミラー4Rを使用する場合には、図10に示すように開かれる。
照明手段1は、図1に示すように、スポット光を照射する2つの発光部10Rを有している。2つの発光部10Rは、図9および図10に示すように、後部座席用ミラー4Rの左右両側それぞれに設けられている。以下、必要に応じて2つの発光部10Rを区別するために、後部座席用ミラー4Rの左側(図9における左側)に設けられた発光部10Rを符号10ARで示し、右側(図9における右側)に設けられた発光部10Rを符号10BRで示す。
ここで、発光部10Rには、図1で説明した前記実施形態1と同様、水平方向(本実施形態では後部座席用ミラー4Rの長手方向)を回転軸方向として光軸方向を手動又は電動により調整可能な光軸調整機構(図示せず)が備えられており、この光軸調整機構によって、後部座席120Rにおいて照明手段1により最も明るく照らされる位置を鉛直方向(上下方向)に調整できるようにしている。なお、この光軸調整機構は、各発光部10Rの光軸を独立して調整することもでき、使用者の顔を水平方向あるいはやや下向きに照らし、後部座席用ミラーを使用した化粧直しを行なうための用途以外に、シート座面の水平方向に向けた照射により読書灯としての使用も可能である。また複数の光源からの光がシート方向に向かってクロスするように、光源からの光を照射することで、読書時に自分自身の手による影を回避することができる。
さらにまた、複数の光源は同時点灯しなくてもよく、一部のみを点灯して使用することも可能である。
また、車室外や床面に向けた光照射により、乗降時に補助灯としての使用も可能である。例えば、複数の光源を車室外と床面とに分散して照射することにより、床面(車室内)から車室外へ略同等の明るさを得ることができ、乗降時の移動を円滑にすることが可能となる。
また、本実施形態においても、発光部10Rの数は2つに限られるものではなく、複数の発光部10Rを、それぞれの光軸同士が後部座席120Rの前面側あるいは床面で交差するように設けられているのが望ましいが、床面と車外など、光軸が交差しない状態で照射される形態をとることも可能である。
また、この構成は車室内における座席用ミラーの照明手段に限定されるものではなく、前記実施形態1のバニティミラー用の照明手段を助手席あるいは運転席の床面と車室外とを照らすことができるように構成してもよい。
実施形態1の照明装置のブロック図である。 同上における照明装置の概略説明図である。 同上における照明装置の設置状態の概略説明図である。 実施形態1の照明装置の変形例の概略説明図である。 同上における照明装置の設置状態の概略説明図である。 実施形態2の照明装置の概略説明図である。 同上における照明装置の設置状態の概略説明図である。 実施形態2の照明装置の変形例の概略説明図である。 実施形態3の照明装置の概略説明図である。 実施形態3の照明装置の概略説明図である。
符号の説明
1 照明手段
2 駆動手段
3 操作手段
4 バニティミラー
4R 後部座席用ミラー
5 サンバイザ
10、10A、10B 発光部
11 光軸
12 補助発光部
110 車室
120 座席

Claims (3)

  1. 車室用ミラーの使用時に用いられる照明装置であって、車室内における座席の前面側に設置され前記座席に向けて光を照射する照明手段と、照明手段の動作制御を行う駆動手段とを備え、照明手段は、スポット光を照射する複数の発光部を有し、前記複数の発光部は、それぞれの光軸同士が前記座席の前面側で交差するように構成されていることを特徴とする照明装置。
  2. 複数の発光部は、前記座席に対応して設置された車室用ミラーの左右両側それぞれに少なくとも一つ設けられ、照明手段は、車室内において車室用ミラーの左側に設けられた発光部と右側に設けられた発光部との間に設置され前記座席に向けて拡散光を照射する補助発光部を有していることを特徴とする請求項1記載の照明装置。
  3. 車室用ミラーは、バニティミラー又は車室内における座席用折り畳みミラーのいずれかであることを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の照明装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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