JP2007099045A - 車室内照明器具 - Google Patents

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Hiroyuki Nakahara
浩幸 中原
Kazuo Sendai
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Abstract

【課題】 点灯開始時の照度変化に違和感がなく、やすらぎ感等の演出効果を得ることができるとともに高い安全性を備えた車室内照明器具を提供する。
【解決手段】 LED4消灯時の照度を基準としたときの相対照度をAr,点灯開始時点からの経過時間をT,任意の係数をK2,任意の正数をNとした場合に、Ar=K2・Tの関係を満たすように、制御部3は光源駆動部2が出力する駆動電圧Voを制御し、正数N=2.3、経過時間T=0.5秒以上で相対照度Arが上限値に飽和するように設定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車室内照明器具に関するものである。
自動車等の車両には、車室内を照明する照明器具が備えられて、乗降時の視認性の確保や、地図等の読み取りが容易に行えるようにしている。
ここで、人間の目が感じる光の明るさは、その光の明るさの対数に比例することが広く知られており、光源の駆動電圧を時間に対してリニア(直線的)に減少させて消灯させると、人間の目が感じる光の明るさは時間と共にリニアに暗くはならず、搭乗者に違和感を与えてしまっていた。すなわち、消灯の前半部ではなかなか暗くならず、消灯の後半部において急に真っ暗になってしまった。そこで、光源の明るさを時間に対して対数的に減少させ、肉眼で見た場合にはリニアに明るさが減少するように光源を制御する照明器具がある。(例えば、特許文献1参照)
特開平5−238309号公報
しかし、点灯開始時には、光源の駆動電圧を時間に対してリニアに増加させているので、人間の目には点灯開始とともに急に明るくなる感じがして違和感があり、やすらぎ感がなかった。
さらに、車室内の操作部への照明に用いた場合には点灯開始時の明順応がスムーズに行われず、安全性に問題があった。
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、点灯開始時の照度変化に違和感がなく、やすらぎ感等の演出効果を得ることができるとともに高い安全性を備えた車室内照明器具を提供することにある。
請求項1の発明は、車両内の天井面に設置されて車両内の操作部を照射する光源と、点灯開始時の光源の光出力を、消灯時の照度を基準とした相対照度が経過時間の正数乗に比例するように制御し、経過時間が0.5秒以上で光出力を飽和させる制御部とを備えることを特徴とする。
この発明によれば、点灯開始時の照度変化に違和感がなく、やすらぎ感等の演出効果を得ることができる。さらに、操作部の照明に対して自然な明順応が得られて、安全性が向上する。
請求項2の発明は、請求項1において、前記制御部は、車両の走行中に、点灯開始時の光源の光出力を制御することを特徴とする。
この発明によれば、走行中においても操作部の位置がわかりやすく、安全性がさらに向上する。
請求項3の発明は、請求項1において、車両の幅方向の中心線から幅方向に偏倚した位置に前記光源を設置し、光源の発する光が前記中心線に交差するように前記操作部に照射する配光手段を備えることを特徴とする。
この発明によれば、操作部の立体感、材質感を表すことができる。
以上説明したように、本発明では、点灯開始時の照度変化に違和感がなく、やすらぎ感等の演出効果を得ることができるとともに高い安全性を備えることができるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態)
図1は、本実施形態の車室内照明器具のブロック構成を示し、直流電源1と、光源駆動部2と、制御部3と、光源たるLED4とを備える。
直流電源1は、車載バッテリー、あるいは車載バッテリーの出力を所定電圧に変換して構成される。
光源駆動部2は、直流電源1からの直流電圧を入力とし、駆動電圧Voを可変に出力してLED4を点灯させるもので、その駆動電圧Voは制御部3によって制御される。
制御部3は、光源駆動部2がLED4へ出力する駆動電圧Voを所望の電圧に可変制御して、LED4による照度を所望の照度Aに調整する。
LED4は、駆動電圧Voにほぼ比例してその照度Aが変化し、A=K1・Voで表される(K1は任意の係数)。しかし、人間の目が感じる光の明るさは、照度Aの対数(log(A))に比例しており、具体的には、照度Aが1ルクスから10ルクスに変化したときと、10ルクスから100ルクスに変化したときとで、両者の変化を同様に感じる。したがって、点灯開始時にLED4の駆動電圧Voを時間に対してリニアに増加させると、その照度Aもリニアに増加し、人間の目には点灯開始とともに急に明るくなる感じがして違和感があり、やすらぎ感のない照明となる。
そこで、点灯開始時の違和感を低減して、やすらぎ感等の演出効果を得るためには、光の変化に対して視覚で溜めを感じるように調光制御する必要があり、LED4消灯時の照度を基準としたときの相対照度をAr,点灯開始時点からの経過時間をT,任意の係数をK2,任意の正数をNとした場合に、Ar=K2・Tの関係を満たすように、制御部3は光源駆動部2が出力する駆動電圧Voを制御する。そして、視覚で溜めを感じるようにするためには、正数Nを大きめに設定する必要があり、正数N=2の場合に人間の目には明るさがリニアに変化していると感じることから、正数N=2.3に設定し、経過時間T=0.5秒以上で相対照度Arが上限値に飽和するように設定する。
具体的には、駆動電圧Voを0〜5Vの範囲で可変とすることで、図2に示すように調光比Bを0%〜100%の範囲で制御する(駆動電圧Voと調光比Bとは比例関係にある)。そして、調光比Bを、B=K3・T(K3は任意の係数)の関係を満たすように制御することで、相対照度Arは、Ar=K2・Tの関係を満たすように制御される。このとき、経過時間T=3秒程度で調光比Bを0%〜100%に増加させ、経過時間T=3秒程度で相対照度Arが上限値に飽和するように設定することで、より自然な光の変化を実現している。
以下、本実施形態の車室内照明器具の光源について具体的に説明する。光源として、図3(a)(b)に示すように、照射範囲が互いに異なる複数のLED4a〜4dを備えたLEDユニット40が用いられ、LEDユニット40は、図4に示すように、車室内の左右に配置された運転席S1、助手席S2の前方の天井面に、車両の幅方向(左右方向)の中心線L1から左右方向に偏倚して各々設置される。なお、各LED4a〜4dは、上記LED4と同様に相対照度Ar=K2・Tの関係を満たすように点灯開始時の動作が調光制御される。
LEDユニット40は、矩形の筒体41aの一方の開口に周縁部を略直角に曲折した底板41bをビス42で取り付け、筒体41aの他方の開口に枠体41cを覆設して筐体41を構成し、その長手方向が車体の幅方向となるように設置される。筐体41内にはLED4a,LED4b,LED4c,LED4dが収納され、そして、中心線L1から左右方向に偏倚して各々設置されるのであるが、中心線L1側の前方にLED4a、中心線L1側の後方にLED4b、外側の前方にマトリクス状に配された複数のLED4c、外側の後方にマトリクス状に配された複数のLED4dが位置する。さらに、LED4a〜4dに囲まれた位置にモーションセンサ12を配置している。すなわち、運転席S1側のLEDユニット40と助手席S2側のLEDユニット40とでは、LED4a〜4dの配置が中心線L1に対して線対称となるように構成される。なお、図3(a)(b)は、運転席S1側のLEDユニット40を示している。
LED4aは、電球色フィルターを具備した白色のLEDからなり、内部に反射板5aを設けた略球状のカバー6a内で基板に実装されており、カバー6aの下部に設けた開口8aを介して運転席S1と助手席S2との間の前方に位置するクラスター50aをスポット照射するクラスタースポットライトを構成している。また、カバー6aは、全方向約24°の範囲で回動可能に枠体41cに取り付けられる。そして、左右の各LEDユニット40が備えるLED4aは、その照射光が中心線L1に交差(クロス)するように配光されており、左右からのクロス配光によりクラスター50aのピアノタッチスイッチ等に適度な影を与える。さらに、LED4aが発する電球色による適度な影はスイッチの立体感を創出し、凹凸を表す細かい陰影はクラスター50aに用いるスイッチやパネルの素材の材質感を美しく表す。
LED4bは、白色のLEDからなり、内部に反射板5bを設けた略球状のカバー6b内で基板7bに実装されており、カバー6bの下部に設けた開口8bを介して、運転席S1と助手席S2との間に位置するシフトノブ50bをスポット照射するシフトノブスポットライトを構成している。また、カバー6bは、全方向約24°の範囲で回動可能に枠体41cに取り付けられる。そして、左右の各LEDユニット40が備えるLED4bは、その照射光が中心線L1に交差(クロス)するように配光されており、左右からのクロス配光によりシフトノブ50bの立体感を演出する。さらに、LED4bが発する青白い光色によりシフトブーツの素材の材質感を美しく表し、LED4aの電球色との違いを演出する。
LED4cは、赤(R),緑(G),青(B)の各発光部を1組具備して、基板7c上にマトリクス状に複数実装されており、枠体41cに設けた透明パネル9を介して、クラスター50aからシフトノブ50bにかけて上方から均一に照射するホリゾンライトを構成している。また、LED4aのみの場合、陰影がきつすぎて個別シーンの繊細な表現ができないため、陰影を和らげて背景感を創出する補助光の役割を果たしている。
次に、LED4dは、白色のLEDからなり、基板7d上にマトリクス状に複数実装されており、枠体41cに設けた乳白パネル10,透明パネル11を介して、運転席S1,助手席S2を上方から均一に照射するマップライトを構成している。そして、運転席S1,助手席S2で地図等の読み取りが容易に行えるようにしている。
各LED4a〜4dは、上記LED4と同様に相対照度Ar=K2・Tの関係を満たすように点灯開始時の動作が調光制御されており、クラスター50a,シフトノブ50b等の操作部への照射に用いることで、自然な明順応が得られて、安全性が向上する。特に、車両の走行中に点灯させる場合には、操作部の位置がわかりやすくなり、安全性がさらに向上する。
モーションセンサ12は、焦電型赤外線センサであり、LED4d(マップライト)の消灯時にモーションセンサ12の検出エリアに手をかざすと、LED4dに電源が供給されて点灯し、再度モーションセンサ12の検出エリアに手をかざすと、LED4dへの電源供給が遮断されて消灯する。
LED4a(クラスタースポットライト),LED4b(シフトノブスポットライト),LED4c(ホリゾンライト)は、クラスター50aに配置したタッチパネル等のスイッチを操作することで、点灯、消灯が切り替わる。
また、LEDユニット40内への配線は、筒体41aの側面に設けた矩形の通線用孔43を介して接続される。
なお、本実施形態では光源としてLEDを用いたが、有機ELもその照度が駆動電圧に比例するので、LEDの代わりに有機ELを用いても上記同様の効果を得ることができる。
本発明の実施形態の車室内照明器具のブロック構成を示す図である。 同上の点灯開始時の調光比カーブを示す図である。 (a)(b)同上の構造を示す図である。 同上の取付状態を示す図である。
符号の説明
1 直流電源
2 光源駆動部
3 制御部
4 LED

Claims (3)

  1. 車両内の天井面に設置されて車両内の操作部を照射する光源と、点灯開始時の光源の光出力を、消灯時の照度を基準とした相対照度が経過時間の正数乗に比例するように制御し、経過時間が0.5秒以上で光出力を飽和させる制御部とを備えることを特徴とする車室内照明器具。
  2. 前記制御部は、車両の走行中に、点灯開始時の光源の光出力を制御することを特徴とする請求項1記載の車室内照明器具。
  3. 車両の幅方向の中心線から幅方向に偏倚した位置に前記光源を設置し、光源の発する光が前記中心線に交差するように前記操作部に照射する配光手段を備えることを特徴とする請求項1記載の車室内照明器具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009067098A (ja) * 2007-09-10 2009-04-02 Harison Toshiba Lighting Corp 照明装置
JP2010076519A (ja) * 2008-09-24 2010-04-08 Panasonic Electric Works Co Ltd 車室内照明システム
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JPWO2016208388A1 (ja) * 2015-06-23 2018-04-05 林テレンプ株式会社 自動車室内用照明装置

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