JP2008221899A - 空気入りタイヤ及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】タイヤ外表面に表示さる標章を、従来の金型の刻印文字によることなく、そのデザインの自由度を高めユーザー個々の要望に対応することができ、しかも標章の視認性を向上することができる空気入りタイヤを安価に提供する。
【解決手段】タイヤ外表面に標章10が設けられた空気入りタイヤT1であって、表面の算術平均表面粗さ(Ra)が0.1〜1.5μmである熱可塑性樹脂フィルム12を該タイヤの未加硫タイヤGT1の外表面の所定位置に貼付し加硫成形することにより、前記標章10が形成される。前記標章10の表面はRaが0.1〜1.5μmである鏡面からなり、該標章周辺の背景部11はRaが1.5μmを超える粗面からなる。
【選択図】図2

Description

本発明は、空気入りタイヤに関し、より詳しくは、サイドウォール表面に設けた、文字、数字、記号、または図形などの標章を容易に形成し、かつその視認性に優れた空気入りタイヤに関するものである。
一般に、空気入りタイヤのサイドウォール外表面には、メーカー名、ブランド名、タイヤサイズなどを示す文字、数字、記号や、タイヤの回転方向、サイドのドレスアップのためのデザイン模様などの図形からなる標章を表示し、それらをアピールするために標章の視認性が優れていることが重要である。
例えば、標章としてサイドウォールの表面に刻設された文字は、縁取りがないベタ文字、二重文字、二重文字内リッジ文字等により凸設されるのが一般的で、この場合タイヤを加硫成形する金型においては「刻印文字」として金型成形面に文字が凹設されている。
上記凸設文字やリッジにより標章を構成した場合、タイヤを長期間使用するとサイドウォールにかかる歪により標章部分にクラックを発生し易くしたり、リッジの溝底に粉塵などの細かいゴミ、オイルなどの汚れが溜まりタイヤの外観性を悪化させ、標章の視認性を低下させていた。さらに、微細なリッジ溝底に溜まったゴミや汚れを洗浄することは容易ではなく、また金型側の凹凸、溝底に蓄積した離型剤などのスケールを除去するにも煩雑な清掃作業を要するという問題がある。
一方、タイヤを加硫成形するための上記文字や模様が刻設される金型の作製費用は高価であることから、一つの金型を用いて同一タイヤを大量に生産する必要があり、これにより大量の同一デザインを持つタイヤが市場にて販売されている。
しかしながら近年では、ユーザーの差別化指向が高まり、タイヤにおいてもユーザー個々の要望するオリジナルなデザインを持つタイヤが求められるようになりつつあり、上記のタイヤ生産方法ではこのユーザーの要望に答えることは不可能に等しかった。
特開平10−67208号公報 特開2004−224342号公報
本発明は、上記問題点に鑑みて、タイヤ外表面に表示さる標章を、従来の金型の刻印文字によることなく、しかもそのデザインの自由度を高めユーザー個々の要望に対応することができ、しかも標章の視認性を向上することができる空気入りタイヤを安価に提供することを目的とする。
本発明者は上記課題を解決するため鋭意検討を行ったところ、タイヤ外表面の標章表示を従来の成形金型による刻設によることなく、標章デザイン部と金型成形部とのタイヤ外表面の表面粗さを異なるものとすることで標章を表示することを見出したものである。
すなわち、請求項1に記載の発明は、タイヤ外表面に標章が設けられた空気入りタイヤであって、表面の算術平均表面粗さ(Ra)が0.1〜1.5μmである熱可塑性樹脂フィルムを該タイヤの未加硫タイヤ外表面の所定位置に貼付し加硫成形することにより、前記標章が形成されたことを特徴とする空気入りタイヤである。
請求項2に記載の発明は、前記標章表面はRaが0.1〜1.5μmである鏡面からなり、該標章周辺の背景部はRaが1.5μmを超える粗面からなることを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤである。
請求項3に記載の発明は、前記標章表面はRaが1.5μmを超える粗面からなり、該標章周辺の背景部はRaが0.1〜1.5μmである鏡面からなることを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤである。
請求項4に記載の発明は、前記標章が該タイヤのサイドウォール部に設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の空気入りタイヤである。
請求項5に記載の発明は、前記鏡面部と粗面部とのRaの差が、1μm以上であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の空気入りタイヤである。
請求項6に記載の発明は、前記標章表面及び/又は背景部表面の少なくとも一部に凹凸部が形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の空気入りタイヤである。
請求項7に記載の発明は、タイヤ外表面に標章が設けられた空気入りタイヤの製造方法であって、前記標章の輪郭に沿って裁断された表面のRaが0.1〜1.5μmである熱可塑性樹脂フィルムからなる型紙を、未加硫タイヤ外表面の所定位置に貼付し、前記型紙の貼付状態にて該未加硫タイヤをタイヤ加硫金型を用いて加硫成形することを特徴とする空気入りタイヤの製造方法である。
請求項8に記載の発明は、タイヤ外表面に標章が設けられた空気入りタイヤの製造方法であって、前記標章の輪郭に沿って打ち抜かれ、前記打ち抜き部の周辺に該標章の背景部を有する表面のRaが0.1〜1.5μmである熱可塑性樹脂フィルムからなる型紙を、未加硫タイヤ外表面の所定位置に貼付し、前記型紙の貼付状態にて該未加硫タイヤをタイヤ加硫金型を用いて加硫成形することを特徴とする空気入りタイヤの製造方法である。
請求項9に記載の発明は、前記型紙の貼付位置が該タイヤのサイドウォール部であることを特徴とする請求項7又は8に記載の空気入りタイヤの製造方法である。
請求項10に記載の発明は、前記熱可塑性樹脂フィルムからなる型紙の少なくとも一部に、凹凸を有する塑性加工が施されていることを特徴とする請求項7〜9のいずれかに記載の空気入りタイヤの製造方法である。
本発明の空気入りタイヤによれば、フィルム表面のRaが0.1〜1.5μmである熱可塑性樹脂フィルムを未加硫タイヤに貼付し加硫成形された成形面と、金型成形面により形成された成形面とで、タイヤ外表面のRaを異なるものとし、その光沢度に差を持たせることで標章を表示し、その視認性を向上することができる。従って、従来の金型成形面に文字や模様を刻設する必要がなくなり、1つの金型で異なる標章デザインを持つタイヤを容易に製造することができるようになり、金型費用を節減するとともに、ユーザーが要望するオリジナル性を持ったタイヤを安価に提供することができる。
さらに、サイドウォールにかかる歪によるクラック発生、汚れによる外観性の低下やその洗浄作業、また金型側の清掃作業などのメンテナンスを大幅に低減することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態である空気入りタイヤT1(以下、空気入りタイヤを単に「タイヤ」ということがある)の半断面図、図2はサイドウォール部外表面の標章表示部を示すタイヤ側面図である。
タイヤT1は、トレッド部2と、この両端からタイヤ半径方向外側に延びるサイドウォール部3と、このサイドウォール部3の外端に連なりかつリムフランジに固着されるビード部4とで構成されている。本例では、ビードコア5の周りにカーカスプライ端が折り返し係止されたラジアル構造カーカス6と、このカーカス6のトレッド部2外周に配されたベルト層7と、ベルト層7の外周に巻回されたベルト補強層8を有する乗用車用ラジアルタイヤが例示される。
タイヤT1のサイドウォール部3の外表面には、メーカー名、ブランド名、タイヤサイズなどを示す文字、数字、記号や、タイヤの回転方向、タイヤサイド部のドレスアップのためのデザイン模様などの図形からなる標章10を表示している。図2では、標章10はサイド部のドレスアップのためのデザイン模様が示されている。
タイヤT1では、標章10の表面が算術平均表面粗さ(Ra)が0.1〜1.5μmである鏡面からなり、該標章10の周辺である背景部11がRa1.5μmを超える粗面から構成されている。
タイヤT1において、前記標章10は、標章10の輪郭を形取って裁断された図3に示す表面のRaが0.1〜1.5μmである熱可塑性樹脂フィルム12を、図4に示すように未加硫タイヤGT1のサイドウォール部13の所定位置に貼付状態にてタイヤ加硫金型内で加硫成形され形成される。
また、背景部11はRaが1.5μmを超える表面粗さ、好ましくはRa2.0μm以上に調整された金型成形面により粗面に形成される。
上記樹脂フィルム12の寸法は、特に制限されることはないが、タイヤ径方向と周方向とで20mm×60mm以上であり、その面積が1200mm以上であることが、標章の視認性向上の観点から好ましい。
これにより、鏡面からなる標章10の表面と粗面からなる背景部11との光沢度の差によって光の反射性が異なるようになり、標章10を目立たせることでその視認性を向上することができる。
また、樹脂フィルム12のデザインを変更することで、容易に異なった標章をサイドウォール部3に形成することができるので、ユーザー独自のデザインを持つ標章を具えたタイヤを1本から提供することができる。
前記鏡面部のRaは0.1〜1.5μmの範囲に設定されるが、Raが小さくなりすぎると、標章10表面の光の反射性が大きくなってギラツキ傾向を示して白く見えることがあり逆に標章10の視認性を低下させる場合があり、また表面に泥、オイルなどが付着した場合は洗浄しやすくなるが、縁石との擦れなど小さな外傷が目立ちやすくなる。また、Raが1.5μmを超えると、特に2.0μm以上になると、表面の光沢性が低下し、視認性を低下させる。
また、前記鏡面からなる標章10表面と粗面からなる背景部11表面とのRaの差は1μm以上であることが好ましく、より好ましくは1.5μm以上である。この差が1μm以上であると、両者の光沢性に顕著な差が得られ標章10の視認性を効果的に高めることができる。
この粗面部のRaの上限は特に制限されないが、3μm未満であることが好ましい。Raが3μm以上になると表面の凹凸が大きくなりゴミなどが進入し付着しやすくなり、また耐オゾン性が不利になって長期間の使用によるオゾンクラックが発生しやすくなる。
上記算術平均表面粗さ(Ra)は、触針式表面粗さ計を用いて、JIS B0601(触針式表面粗さ測定器)の規定に準拠し測定される単位長さ当たりの表面凹凸程度の算術平均粗さである。
また、標章10部分は、樹脂フィルム12の厚み分、例えばタイヤ軸方向内側に凹設された0.1〜1.0mm程度の凹平面に形成されるので、サイドウォール部3への繰り返し歪に基づく従来の凸設された標章部分のクラック発生の問題も解消される。
タイヤT1では、上記標章10の他に、従来からのサイドウォール部表面から凸設させた標章を組み合わせて用いても勿論よい。
[第2の実施形態]
図5は、第2の実施形態であるタイヤT2のサイドウォール部外表面の標章表示部を示すタイヤ側面図である。
タイヤT2のタイヤ構造、部材等は、前述のタイヤT1と同一であるのでその説明を省略する。
タイヤT2のサイドウォール部3の外表面には、メーカー名、ブランド名、タイヤサイズなどを示す文字、数字、記号や、タイヤの回転方向、タイヤサイド部のドレスアップのためのデザイン模様などの図形からなる標章20を表示している。図5では、標章20はサイド部のドレスアップのためのデザイン模様が示されている。
タイヤT2では、標章20の表面がRaが1.5μmを超える粗面からなり、該標章20の周辺である背景部21がRaが0.1〜1.5μmである鏡面から構成されている。
タイヤT2において、前記標章20は標章20の輪郭に沿って打ち抜かれ、前記打ち抜き部22aの周辺に該標章20の背景部21を有す図6に示す表面のRaが0.1〜1.5μmである熱可塑性樹脂フィルム22を、図7に示す未加硫タイヤGT2のサイドウォール部23の所定位置に貼付状態にてタイヤ加硫金型内で加硫成形され形成される。
また、前記打ち抜き部22aにより形成される標章20は、Raが1.5μmを超える表面粗さに調整された金型成形面により粗面に形成される。
上記樹脂フィルム22の寸法は、特に制限されることはないが、タイヤ径方向と周方向とで20mm×60mm以上であり、その面積が1200mm以上であることが、標章の視認性向上の観点から好ましい。
これにより、粗面からなる標章20の表面と鏡面からなる背景部21との光沢度の差によって光の反射性が異なるようになり、標章20を目立たせることでその視認性を向上することができる。さらに、鏡面からなる背景部21の周囲のサイドウォール部3表面は、金型成形面の表面粗さを調整し異なるRaにすることができるので、背景部を含む標章領域をさらに引き立たせタイヤ外観をより向上することができる。
また、樹脂フィルム22のデザインを変更することで、容易に異なった標章をサイドウォール部3に形成することができるので、ユーザー独自のデザインを持つ標章を具えたタイヤを1本から提供することができる。
前記鏡面部のRaは0.1〜1.5μmの範囲に設定されるが、Raが小さくなりすぎると、背景部21表面の光の反射性が大きくなってギラツキ傾向を示して白く見えることがあり逆に標章20の視認性を低下させる場合があり、また表面に泥、オイルなどが付着した場合は洗浄しやすくなるが、縁石との擦れなど小さな外傷が目立ちやすくなる。また、Raが1.5μmを超えると、特にRaが2.0μm以上になると、表面の光沢性が低下し、視認性を低下させる。
また、前記粗面からなる標章20表面と鏡面からなる背景部21表面とのRaの差は1μm以上であることが好ましく、より好ましくはRaの差が1.5μm以上である。この差が1μm以上であると、両者の光沢性に顕著な差が得られ標章20の視認性を効果的に高めることができる。
この粗面部のRaの上限は特に制限されないが、3μm未満であることが好ましい。Raが3μm以上になると表面の凹凸が大きくなることでゴミなどが付着しやすくなり、また耐オゾン性が不利になって長期間の使用によるオゾンクラックが発生しやすくなる。
また、背景部21は、樹脂フィルム22の厚み分、例えば0.1〜1.0mm程度の凹平面に形成され、標章20は背景部21から浮き上がった状態でサイドウォール部3表面と同一平面に形成されるので、従来の凸設された標章におけるクラック発生の問題も解消される。
また、タイヤT2では、上記標章20の他に、従来からのサイドウォール部表面から凸設させた標章を組み合わせて用いても勿論よい。
[第3の実施形態]
図8は、第3の実施形態であるタイヤT3のサイドウォール部外表面の標章表示部を示すタイヤ側面図である。
タイヤT3のタイヤ構造、部材等は、前述のタイヤT1と同一であるのでその説明を省略する。
タイヤT3のサイドウォール部3の外表面には、メーカー名、ブランド名、タイヤサイズなどを示す文字、数字、記号や、タイヤの回転方向、タイヤサイド部のドレスアップのためのデザイン模様などの図形からなる標章30を表示している。図8では、標章30はサイド部のドレスアップのためのデザイン模様が示されている。
タイヤT3では、標章30の表面がRaが1.5μmを超える粗面からなり、該標章30の周辺である背景部31がRaが0.1〜1.5μmである鏡面から構成されている。
タイヤT3において、前記標章30は標章30の輪郭に沿って打ち抜かれ、前記打ち抜き部32aの周辺に該標章30の背景部31を有す図9に示す表面のRaが0.1〜1.5μmである熱可塑性樹脂フィルム32を、前述の第2の実施形態と同様に未加硫タイヤのサイドウォール部の所定位置に貼付状態(図7参照)にてタイヤ加硫金型内で加硫成形され形成される。
前記樹脂フィルム32は、図9に示すように、波板状の凹凸部33がタイヤ径方向と平行に設けられている。これにより、背景部31はRaが0.1〜1.5μmである鏡面に形成されるとともに、凹凸部33による凹凸模様が同時に形成される。
また、前記打ち抜き部32aにより形成される標章30は、Raが1.5μmを超える表面粗さに調整された金型成形面により粗面に形成される。
上記樹脂フィルム32の寸法は、特に制限されることはないが、タイヤ径方向と周方向とで20mm×60mm以上であり、その面積が1200mm以上であることが、標章の視認性向上の観点から好ましい。
これにより、粗面からなる標章30の表面と、鏡面かつ凹凸模様を具えた背景部31との光沢度の差による光の反射性が異なり、さらに乱反射の効果が相乗されるようになり、標章30を一段と目立たせることでその視認性を向上することができる。
さらに、鏡面からなる背景部31の周囲のサイドウォール部3表面は、金型成形面の表面粗さを調整し異なるRaにすることができるので、背景部31を含む標章領域をさらに引き立たせタイヤ外観をより向上することができる。
また、樹脂フィルム32のデザインや凹凸部33の形状を変更することで、容易に異なった標章や背景部31をサイドウォール部3に形成することができるので、ユーザー独自のデザインを持つ標章を具えたタイヤを1本から提供することができる。
前記凹凸部33の形状は、上記波板状の他に、三角や四角の多角錘、円錐、半球状等の山谷部を繰り返すもの、市松模様などの模様、文字、記号など制限されることなく、熱可塑性樹脂からなる上記樹脂フィルムを熱プレス、彫刻ロールなどにより塑性加工することで容易に得ることができる。
前記鏡面部のRaは0.1〜1.5μmの範囲に設定されるが、Raが小さくなりすぎると、背景部31表面の光の反射性が大きくなってギラツキ傾向を示して白く見えることがあり逆に標章30の視認性を低下させる場合があり、また表面に泥、オイルなどが付着した場合は洗浄しやすくなるが、縁石との擦れなど小さな外傷が目立ちやすくなる。また、Raが1.5μmを超えると、特にRaが2.0μm以上になると、表面の光沢性が低下し、視認性を低下させる。
また、前記粗面からなる標章30表面と鏡面からなる背景部31表面とのRaの差は1μm以上であることが好ましいく、より好ましくは1.5μm以上である。この差が1μm以上であると、両者の光沢性に顕著な差が得られ標章30の視認性を効果的に高めることができる。
この粗面部のRaの上限は特に制限されないが、3μm未満であることが好ましい。Raが3μm以上になると表面の凹凸が大きくなることでゴミなどが付着しやすくなり、また耐オゾン性が不利になって長期間の使用によるオゾンクラックが発生しやすくなる。
また、背景部31は、樹脂フィルム32の厚み分とその凹凸部33を含めて、例えば0.1〜1.0mm程度の凹面に形成され、標章30は背景部31から浮き上がった状態でサイドウォール部3表面と同一平面に形成されるので、従来の凸設された標章におけるクラック発生の問題も解消される。
また、タイヤT3では、上記標章30の他に、従来からのサイドウォール部表面から凸設させた標章を組み合わせて用いても勿論よい。
さらに、第1の実施形態で説明した、鏡面を有する標章10の表面に上記の凹凸部を設けることもできる。
[第4の実施形態]
次に本発明に係る上記タイヤT1の製造方法について図2〜図4を参照し説明する。
タイヤT1は、標章10の輪郭に沿って裁断された図3に示す熱可塑性樹脂フィルムからなる型紙12を、未加硫タイヤGT1のサイドウォール部13外表面の所定位置に貼付し、型紙12を貼付状態にて、該未加硫タイヤGT1をタイヤ加硫金型内で加硫成形することにより製造される。
上記標章10表面のRaは、該標章表面の表面粗さに実質的に等しいRaを具えた熱可塑性樹脂フィルム12を用いることで加硫中にサイドウォール部表面に同一Raの標章10が転写され、また、背景部11はその表面粗さに実質的に等しいRaを具えた金型成形面により同一Raの背景部11が加硫中にサイドウォール部3に転写され、標章10とその背景部11に異なる光沢性を付与することができる。
すなわち、樹脂フィルム12の表面粗さ(RaF)と金型成形面の表面粗さ(RaM)が加硫成形によりタイヤの外表面に実質的に同一のRaで転写されることになる。タイヤ加硫後には、前記樹脂フィルム12は、加硫タイヤから容易に剥離し除去することができ、フイルム除去後の標章10部分にはフィルム表面と同等のRaを、また、背景部11には金型成形面と同等のRaを有する成形面を容易に形成することができる。
従って、従来の金型成形面に文字や模様を刻設する必要がなく、1つの金型で異なる標章デザインを持つタイヤを容易に製造することができるようになり、金型費用を節減することができる。また、金型成形面に刻設文字等の凹凸部を無くす、又は減少できるので凹凸部に堆積する離型剤等のスケール除去などのメンテナンスも低減できる。
さらに、上記樹脂フィルム12は、タイヤから容易に剥離し除去できるので、ユーザーにタイヤを提供する段階で除去すれば、タイヤ保管中や輸送中の傷、汚れなどを防止することもできる。
また、樹脂フィルム12は平滑表面を有するので、粘着性を持つ未加硫タイヤGT1の表面と良好な接着性を維持することができ、加硫中の標章10の位置ずれを起こすことはない。また、未加硫タイヤGT1の表面をゴム揮等を塗布し、その粘着性を増してもよい。
上記の熱可塑性樹脂フィルム12としては、特に限定されることはなく、例えば、ポリエステル系樹脂(PET、PBT、PEN等)、ポリアミド系樹脂(ナイロン6、66、12、46等)、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル等の、タイヤ加硫温度(通常150〜160℃)以上の融点を持つ耐熱性に優れる熱可塑性樹脂が好適な例として挙げられる。
また、樹脂フィルム12としては、表面の平滑性に優れることが好ましく、2軸延伸法により製膜し製造されたフィルムが好適である。
樹脂フィルム12の表面粗さRaFは、標章10の表面に鏡面を形成するために、フィルム表面のRaFが0.1〜1.5μmのフィルムから選択される。
また、フィルム12の厚みは特に制限されることはなく、厚みは0.1〜1.0mm程度、好ましくは0.2〜0.6mmであるものが、フィルム強度、伸び、柔軟性などの取り扱い性の点で好ましい。
フィルム12の裁断加工は、鋏、カッターナイフ等の刃物による方法、レーザー光線、打ち抜き機等による方法が挙げられる。従って、標章10のデザインは1個から無制限数の作製が可能となり、独自の標章デザインを持つタイヤを1本から製造することができるので、樹脂フィルム12からなる型紙のデザインを変更することで容易に異なった標章をサイドウォール部3に形成し、ユーザーの要望する独自のデザインを持つタイヤを1本から安価に提供することができる。また、金型成形では得られない複雑なデザインの標章形成も可能になる。
上記樹脂フィルム(型紙)12の寸法は、特に制限されることはないが、タイヤ径方向と周方向で20mm×60mm以上、その面積が1200mm以上であることが、標章の視認性向上の観点から好ましい。
一方、背景部11の表面粗さRaは、金型成形面の有する表面粗さRaMが加硫中にサイドウォール部3に実質同一の表面粗さで背景部11に転写されので、背景部11の表面に要求されるRaによって金型成形面を調整すればよい。金型成形面の表面粗さは、例えば、放電加工、ショットブラスト法、研磨法など、また、それらの併用などの公知の方法を用いて調整することができる。
[第5の実施形態]
次に本発明に係る上記タイヤT2の製造方法について図5〜図7を参照し説明する。
タイヤT2は、標章20の輪郭に沿って打ち抜かれ、前記打ち抜き部22aの周辺に該標章20の背景部21を有す図6に示す熱可塑性樹脂フィルムからなる型紙22を、未加硫タイヤGT2のサイドウォール部23外表面の所定位置に貼付し、型紙22を貼付状態にて、該未加硫タイヤGT2をタイヤ加硫金型内で加硫成形することにより製造される。
上記標章20の背景部21の表面Raは、該背景部21表面の表面粗さに実質的に等しいRaを具えた熱可塑性樹脂フィルム22を用いることで加硫中にサイドウォール部表面に同一Raの背景部21が転写され、また、打ち抜き部22aはその表面粗さに実質的に等しいRaを具えた金型成形面により同一Raの標章20が加硫中にサイドウォール部3に転写され、標章20とその背景部21に異なる光沢性を付与することができる。
すなわち、樹脂フィルム22の表面粗さ(RaF)と金型成形面の表面粗さ(RaM)が加硫成形によりタイヤの外表面に実質的に同一のRaで転写されることになる。タイヤ加硫後には、前記樹脂フィルム22は、加硫タイヤから容易に剥離し除去することができ、フイルム除去後の背景部21部分にはフィルム表面と同等のRaを、また、打ち抜き部22aには金型成形面と同等のRaを有する標章20を容易に形成することができる。
これにより、標章20のデザインは1個から無制限に制作が可能となり、独自の標章デザインを持つタイヤの製造が1本から可能となり、型紙22のデザインを変更することで、容易に異なった標章をサイドウォール部3に形成し、ユーザー独自のデザインを持つ標章を具えたタイヤを1本からユーザーの要望に応じて提供することができる。
以下、樹脂フィルムの種類、その裁断方法、金型成形面の調整法は、上記第4の実施形態と同様であるのでここではその説明を省略する。
以下に、本発明を実施例に基づき具体的に説明するが、本発明はこの実施例により限定されるものではない。
下記配合処方からなるサイドウォール用ゴム組成物を容量200リットルのバンバリーミキサーを使用し常法により混練し調製した。
[サイドウォール用ゴム組成物]
・天然ゴム(50重量部:タイ製 RSS#3)・ブタジエンゴム(50重量部:宇部興産(株)BR150B)・カーボンブラックFEF(60重量部:東海カーボン(株)シーストSO)・アロマオイル(10重量部:ジャパンエナジー(株)X−140)・パラフィンワックス(2重量部:日本精蝋(株)OZOACE−0355)・老化防止剤6C(2重量部:大内新興化学工業(株)ノクラック6C)・ステアリン酸(2重量部:花王(株)ルナックS−20)・酸化亜鉛(3重量部:三井金属鉱業(株)亜鉛華1号)・硫黄(2重量部:細井化学工業(株)5%油処理粉末硫黄)・加硫促進剤NS(1.5重量部:大内新興化学工業(株)ノクセラーNS−P)
得られたゴム組成物をサイドウォール部に適用した、サイズ215/60R16のラジアルタイヤを試作した。試作タイヤは、図3(実施例1)、図6(実施例2)、図9(実施例3、波高さ0.5mmで5mm間隔の波板状に塑性加工)に示すポリエステルフィルム(帝人デュポンフィルム(株)製「マイラーA」、厚み0.3mm、Ra0.5μm)からなる型紙を未加硫タイヤのサイドウォール部所定位置に貼付し、スチール製のタイヤ成形用金型を使用し同一加硫条件で各試作タイヤを加硫成形した。金型のサイドウォール部の標章領域成形面は公知の放電加工、ショットブラスト法、鏡面研磨法により、Raを所定範囲に調整した。
比較例1及び2は、従来の金型成形により、標章をリッジ又は梨地で1mm高さにサイドウォール表面に凸設し、背景部を梨地とした。比較例3は金型成形面をRa0.5μmの鏡面とした。なお、表1に記載の標章高さ、背景部高さはサイドウォール表面を±0mmとする基準面で示した。
試作タイヤの標章表面、背景部の表面粗さRaを下記方法にて測定し、次に、標章の視認性、タイヤ実車走行後、縁石接触後、及びオゾン照射ドラム走行後の外観性を下記方法により評価した。結果を表1に示す。
[表面粗さRa]
JIS B0601の方法に準拠し、(株)東京精密製の触針式表面粗さ計「E−35A」を使用して試作タイヤの標章表面及び背景部の算術平均表面粗さRaを測定した。
[標章の視認性]
10名のパネラーにより、タイヤサイドウォールを目視観察した。5点法で標章の視認性を官能評価し、その結果の平均をとり、4捨5入して整数で表1に示した。数値が大きい程良好である。
[実車走行後の外観性]
試作タイヤをJIS規定のリムを用いてリム組みし(内圧220kPa)、排気量2500ccの国産乗用車に装着してドライアスファルト路面からなる一般路を3000km実車走行した後の標章領域の汚れ、クラック発生などの外観を目視観察し、5点法で官能評価した。数値が大きい程良好である。
[縁石接触後の外観性]
試作タイヤをJIS規定のリムを用いてリム組みし(内圧220kPa)、排気量2500ccの国産乗用車に装着し、コンクリート製の縁石に対し、速度5km/h,進入角度5度で前輪タイヤを接触させた後、50cm移動した時の標章領域の外観を目視観察し、5点法で官能評価した。数値が大きい程良好である。
[オゾン照射ドラム走行後の外観性]
試作タイヤをJIS規定のリムを用いてリム組みし(内圧220kPa)、JIS最大荷重を負荷し、オゾン濃度80pphm及び温度38℃の雰囲気中で、ドラム試験機を用いて時速30km/hで3週間走行させた後、標章領域のオゾンクラック発生状態を目視観察し、5点法で評価した。数値が大きい程良好である。
Figure 2008221899
表1の結果に示されるように、本発明に係る実施例1〜3のタイヤは、標章の視認性に優れるばかりでなく、実車走行による標章領域の汚れやクラック発生が少なく外観性を良好に維持し、また縁石による擦り傷などの外傷を受けにくくし、さらに従来の梨地(比較例1)に対して表面粗さを小さくしたことで耐オゾンクラック性を改善することができ、この外観性向上によって標章の視認性を長期にわたり良好に持続できることが分かる。
本発明は、乗用車用を始めとして、ライトトラック、バスやトラック用の大型タイヤなど各種サイズ、用途の空気入りタイヤに適用することができる。
実施形態のタイヤ半断面図である。 第1、4の実施形態のタイヤの部分側面図である。 第1、4の実施形態の樹脂フィルム(型紙)の形状を示す図である。 第1、4の実施形態の型紙を未加硫タイヤに貼付したタイヤ側面図である。 第2、5の実施形態のタイヤの部分側面図である。 第2、5の実施形態の樹脂フィルム(型紙)の形状を示す図である。 第2、5の実施形態の型紙を未加硫タイヤに貼付したタイヤ側面図である。 第3の実施形態のタイヤの部分側面図である。 第3の実施形態の樹脂フィルム(型紙)の形状を示す図である。
符号の説明
T1……空気入りタイヤ
10……標章
11……背景部
12……樹脂フィルム
GT1……未加硫タイヤ

Claims (10)

  1. タイヤ外表面に標章が設けられた空気入りタイヤであって、
    表面の算術平均表面粗さ(Ra)が0.1〜1.5μmである熱可塑性樹脂フィルムを該タイヤの未加硫タイヤ外表面の所定位置に貼付し加硫成形することにより、前記標章が形成された
    ことを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記標章表面はRaが0.1〜1.5μmである鏡面からなり、該標章周辺の背景部はRaが1.5μmを超える粗面からなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記標章表面はRaが1.5μmを超える粗面からなり、該標章周辺の背景部はRaが0.1〜1.5μmである鏡面からなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記標章が該タイヤのサイドウォール部に設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記鏡面部と粗面部とのRaの差が、1μm以上である
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記標章表面及び/又は背景部表面の少なくとも一部に凹凸部が形成されている
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  7. タイヤ外表面に標章が設けられた空気入りタイヤの製造方法であって、
    前記標章の輪郭に沿って裁断された表面のRaが0.1〜1.5μmである熱可塑性樹脂フィルムからなる型紙を、未加硫タイヤ外表面の所定位置に貼付し、前記型紙の貼付状態にて該未加硫タイヤをタイヤ加硫金型を用いて加硫成形する
    ことを特徴とする空気入りタイヤの製造方法。
  8. タイヤ外表面に標章が設けられた空気入りタイヤの製造方法であって、
    前記標章の輪郭に沿って打ち抜かれ、前記打ち抜き部の周辺に該標章の背景部を有する表面のRaが0.1〜1.5μmである熱可塑性樹脂フィルムからなる型紙を、未加硫タイヤ外表面の所定位置に貼付し、前記型紙の貼付状態にて該未加硫タイヤをタイヤ加硫金型を用いて加硫成形する
    ことを特徴とする空気入りタイヤの製造方法。
  9. 前記型紙の貼付位置が該タイヤのサイドウォール部である
    ことを特徴とする請求項7又は8に記載の空気入りタイヤの製造方法。
  10. 前記熱可塑性樹脂フィルムからなる型紙の少なくとも一部に、凹凸を有する塑性加工が施されている
    ことを特徴とする請求項7〜9のいずれかに記載の空気入りタイヤの製造方法。
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