JP2008219299A - 放送番組出力端末装置、放送番組出力プログラム、放送番組出力プログラムを記録した記録媒体、サーバ装置、放送番組出力システムおよび放送番組出力方法 - Google Patents

放送番組出力端末装置、放送番組出力プログラム、放送番組出力プログラムを記録した記録媒体、サーバ装置、放送番組出力システムおよび放送番組出力方法 Download PDF

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Abstract


【課題】 より適切な出力制限が可能な放送番組出力端末装置、放送番組出力プログラム、放送番組出力プログラムを記録した記録媒体、サーバ装置、放送番組出力システムおよび放送番組出力方法を提供する。
【解決手段】 表示部114による出力を制限する放送番組を特定するための条件である出力制限情報と、取得した放送番組を示す電子番組表データとに基づいて、表示部114による出力を制限する放送番組を特定し、特定された制限対象の放送番組を示す制限対象番組情報を作成しておく。ユーザが出力する放送番組を選択しようとしたとき、選択された放送番組が、制限対象番組情報に基づく制限対象の放送番組であった場合は、表示部114への動画および音声の出力を制限する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、放送局からの放送波を受信して放送番組を出力する放送番組出力端末装置、放送番組出力プログラム、放送番組出力プログラムを記録した記録媒体、サーバ装置、放送番組出力システムおよび放送番組出力方法に関する。
地上デジタルテレビジョン放送が開始され、大画面、高画質のテレビジョン受像機(以下では単に「テレビ」と言う。)での視聴に適した高精細画像のコンテンツが充実したことにより、たとえばスポーツの中継放送などでは、臨場感あふれる番組を視聴することが可能となっている。また、ハードディスクレコーダなどの、高精細画像をそのままの画質で大量に録画できる記録メディアの普及に伴って、そのようなコンテンツを視聴者の都合の良い時間に視聴することが可能になっている。
一方で、携帯型テレビの普及、特にテレビ機能が搭載された携帯電話機が増加したことに伴い、外出先でもニュースなどの情報提供番組から各種の情報を入手することが可能になっている。このことは、便利になっていく一方で、ユーザが意図せず、入手したくない情報を誤って入手してしまう可能性を高めることにもなっている。入手しなくない情報とは、たとえば、録画予約しておいた放送番組で中継されるスポーツの試合結果などである。
このような、入手したくない情報を入手してしまうというリスクを軽減する方法として特許文献1記載のコンテンツ視聴システムは、利用者が入手したくない情報の取得を防止することを目的としており、電子番組表に従って順次送信される番組に対して録画予約がなされると、その番組と、その番組に関連した番組について、表示装置での視聴出力を制限する。
特開2006−173906号公報
特許文献1に記載のシステムでは、設定される出力制限の番組リストは、録画機で録画予約した際に確定するため、受信できる放送局が録画装置とは異なる場所に、表示装置が移動した場合、適切な出力制限ができないという問題がある。
本発明の目的は、より適切な出力制限が可能な放送番組出力端末装置、放送番組出力プログラム、放送番組出力プログラムを記録した記録媒体、サーバ装置、放送番組出力システムおよび放送番組出力方法を提供することである。
本発明は、放送局からの放送波を受信し、所定の周波数帯の信号を抽出する放送受信手段と、
前記放送波に基づいて、放送番組内容を示す少なくとも動画または音声のいずれか一方を出力する出力手段と、
ユーザが前記出力手段に出力する放送番組を選択する選択手段、
前記出力手段による出力を制限する放送番組を特定するための条件である出力制限情報を記憶する記憶手段と、
放送番組を示す電子番組表データを取得して記憶する取得手段と、
前記出力制限情報と前記電子番組表データとに基づいて、前記出力手段による出力を制限する放送番組を特定し、特定された制限対象の放送番組を示す制限対象番組情報を作成する作成手段と、
前記選択手段によって、前記出力手段に出力する放送番組を選択されたとき、前記制限対象番組情報を参照し、選択された放送番組が制限対象の放送番組であった場合は、前記出力手段への動画および音声の出力を制限する制御手段とを備えることを特徴とする放送受信端末装置である。
また本発明は、前記電子番組表データを新たに取得したとき、すでに記憶されている電子番組表データと新たに取得した電子番組表データとを比較する比較手段をさらに備え、
前記作成手段は、すでに記憶されている電子番組表データと新たに取得した電子番組表データとが異なる場合、新たに取得した電子番組表データと前記出力制限情報に基づいて、新たな制限対象番組情報を作成することを特徴とする。
また本発明は、前記取得手段は、前記放送受信手段で受信した放送波に重畳された電子番組表データを取得することを特徴とする。
また本発明は、ネットワークに接続し、ネットワーク上の情報処理装置とデータ通信を行う通信手段を更に備え、
前記取得手段は、データ通信よって電子番組表データを配信する情報処理装置から電子番組表データを取得することを特徴とする。
また本発明は、自装置の現在位置を検知する検知手段と、
検知した現在位置に基づいて、放送番組の内容が異なる放送地域に移動したことを検出する移動検出手段とをさらに備え、
放送番組の内容が異なる放送地域に移動したとき、前記取得手段は、移動先の放送地域に対応する新たに電子番組表データを取得することを特徴とする。
また本発明は、前記検知手段は、GPS受信機であることを特徴とする。
また本発明は、移動体通信網に接続して電話通信を行う電話通信手段をさらに備え、
前記検知手段は、電話通信を行う基地局に関する情報に基づいて現在位置を検知することを特徴とする。
また本発明は、現在位置と目的地とに基づいて移動経路を探索するナビゲーション手段をさらに備え、
前記取得手段は、移動経路が通過する放送地域に対応する新たな電子番組表データを取得することを特徴とする。
また本発明は、受信した放送波に基づいて放送番組を録画または録音する録画手段と、
ユーザの選択によって、前記録画手段に録画または録音された動画または音声を前記出力手段に出力する再生手段とをさらに備え、
前記制御手段は、前記再生手段によって、前記出力手段に出力する放送番組の再生が選択されたとき、前記制限対象番組情報を参照し、選択された放送番組が制限対象の放送番組であった場合は、前記出力手段への動画および音声の出力を制限することを特徴とする。
また本発明は、前記放送受信手段は、前記放送波に含まれる信号のうち、ワンセグメント、または3セグメント分の信号を受信することを特徴とする。
また本発明は、コンピュータを、上記の放送受信端末装置として機能させるためのプログラムである。
また本発明は、コンピュータを、上記の放送受信端末装置として機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
また本発明は、放送局からの放送波を受信して放送番組を出力する放送番組出力端末装置とデータ通信を行うサーバ装置において、
前記放送番組出力端末装置は、
放送局からの放送波を受信し、所定の周波数帯の信号を抽出する放送受信手段と、
前記放送波に基づいて、放送番組内容を示す少なくとも動画または音声のいずれか一方を出力する出力手段と、
ユーザが前記出力手段に出力する放送番組を選択する選択手段、
前記出力手段による出力を制限する放送番組を特定するための条件である出力制限情報を記憶する記憶手段と、
自装置の現在位置を検知する検知手段と、
前記サーバ装置に対して、前記出力制限情報と、前記現在位置とを送信する端末側通信手段と、
前記放送番組出力端末装置の動作を制御する端末側制御手段とを備え、
前記サーバ装置は、
前記放送番組出力端末装置から、前記出力制限情報と、前記現在位置とを受信するサーバ側通信手段と、
前期現在位置に対応する放送番組を示す電子番組表データを取得して記憶する取得手段と、
前記出力制限情報と前記電子番組表データとに基づいて、前記出力手段による出力を制限する放送番組を特定し、特定された制限対象の放送番組を示す制限対象番組情報を作成する作成手段と、
前記サーバ装置の動作を制御するサーバ側制御手段とを備え、
前記サーバ側制御手段は、前記放送番組出力端末装置に対して、前記制限対象番組情報を送信することを特徴とするサーバ装置である。
また本発明は、放送局からの放送波を受信して放送番組を出力する放送番組出力端末装置と、この放送番組出力端末装置とデータ通信を行うサーバ装置とを含む放送番組出力システムにおいて、
前記放送番組出力端末装置は、
放送局からの放送波を受信し、所定の周波数帯の信号を抽出する放送受信手段と、
前記放送波に基づいて、放送番組内容を示す少なくとも動画または音声のいずれか一方を出力する出力手段と、
ユーザが前記出力手段に出力する放送番組を選択する選択手段、
前記出力手段による出力を制限する放送番組を特定するための条件である出力制限情報を記憶する記憶手段と、
自装置の現在位置を検知する検知手段と、
前記サーバ装置に対して、前記出力制限情報と、前記現在位置とを送信する端末側通信手段と、
前記放送番組出力端末装置の動作を制御する端末側制御手段とを備え、
前記サーバ装置は、
前記放送番組出力端末装置から、前記出力制限情報と、前記現在位置とを受信するサーバ側通信手段と、
前期現在位置に対応する放送番組を示す電子番組表データを取得して記憶する取得手段と、
前記出力制限情報と前記電子番組表データとに基づいて、前記出力手段による出力を制限する放送番組を特定し、特定された制限対象の放送番組を示す制限対象番組情報を作成する作成手段と、
前記サーバ装置の動作を制御するサーバ側制御手段とを備え、
前記サーバ側制御手段は、前記放送番組出力端末装置に対して、前記制限対象番組情報を送信し、
前記端末側制御手段は、前記制限対象番組情報を受信し、前記選択手段によって、前記出力手段に出力する放送番組を選択されたとき、前記制限対象番組情報を参照し、選択された放送番組が制限対象の放送番組であった場合は、前記出力手段への動画および音声の出力を制限することを特徴とする放送番組出力システムである。
また本発明は、出力手段による出力を制限する放送番組を特定するための条件である出力制限情報と、取得した放送番組を示す電子番組表データとに基づいて、出力手段による出力を制限する放送番組を特定し、特定された制限対象の放送番組を示す制限対象番組情報を作成しておき、
ユーザが出力手段に出力する放送番組を選択しようとしたとき、選択された放送番組が、前記制限対象番組情報に基づく制限対象の放送番組であった場合は、出力手段への動画および音声の出力を制限することを特徴とする放送番組出力方法である。
本発明によれば、放送受信手段が、放送局からの放送波を受信し、出力手段は、前記放送波に基づいて、放送番組内容を示す少なくとも動画または音声のいずれか一方を出力する。記憶手段には、前記出力手段による出力を制限する放送番組を特定するための条件である出力制限情報を記憶し、作成手段は、前記出力制限情報と取得手段が取得した前記電子番組表データとに基づいて、前記出力手段による出力を制限する放送番組を特定し、特定された制限対象の放送番組を示す制限対象番組情報を作成する。
ユーザが選択手段によって、前記出力手段に出力する放送番組を選択したとき、制御手段は、前記制限対象番組情報を参照し、選択された放送番組が制限対象の放送番組であった場合は、前記出力手段への動画および音声の出力を制限する。
自装置が取得した電子番組表データに基づいて、出力制限を行うので、たとえば受信できる放送局が異なるような場所に移動した場合であっても適切な出力制限を行うことができる。
また本発明によれば、比較手段が、前記電子番組表データを新たに取得したとき、すでに記憶されている電子番組表データと新たに取得した電子番組表データとを比較し、前記作成手段は、すでに記憶されている電子番組表データと新たに取得した電子番組表データとが異なる場合、新たに取得した電子番組表データと前記出力制限情報に基づいて、新たな制限対象番組情報を作成する。
これにより、電子番組表データに変更があった場合でも、適切な出力制限を行うことができる。
また本発明によれば、前記放送受信手段で受信した放送波に重畳された電子番組表データを取得することができる。
また本発明によれば、データ通信によって電子番組表データを配信する情報処理装置から電子番組表データを取得することができる。
また本発明によれば、検知手段が自装置の現在位置を検知すると、移動検出手段が、検知した現在位置に基づいて、放送番組の内容が異なる放送地域に移動したことを検出する。前記取得手段は、放送番組の内容が異なる放送地域に移動したとき、移動先の放送地域に対応する新たに電子番組表データを取得する。
これにより、自装置の移動に対して速やかに電子番組表データを変更することができるので、さらに適切な出力制限を行うことができる。
また本発明によれば、前記検知手段として、GPS受信機を利用できる。
また本発明によれば、電話通信を行う基地局に関する情報に基づいて現在位置を検知することができる。
また本発明によれば、ナビゲーション手段が探索した移動経路が通過する放送地域に対応する新たな電子番組表データを取得する。
これにより、移動先の電子番組表データを予め取得するので、確実に出力制限を行うことができる。
また本発明によれば、再生手段によって、前記出力手段に出力する放送番組を選択されたとき、前記制限対象番組情報を参照し、選択された放送番組が制限対象の放送番組であった場合は、前記出力手段への動画および音声の出力を制限する。
また本発明によれば、ワンセグ放送、または3セグ放送の放送番組に対しても出力制限を行うことができる。
また本発明によれば、コンピュータを、上記の放送番組出力端末装置として機能させるための放送番組出力プログラム、および放送番組出力プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体として提供することができる。
また本発明によれば、放送番組出力端末装置においては、放送受信手段が、放送局からの放送波を受信し、出力手段は、前記放送波に基づいて、放送番組内容を示す少なくとも動画または音声のいずれか一方を出力する。記憶手段には、前記出力手段による出力を制限する放送番組を特定するための条件である出力制限情報を記憶し、検知手段が自装置の現在位置を検知する。端末側通信手段は、前記サーバ装置に対して、前記出力制限情報と、前記現在位置とを送信する。
前記サーバ装置においては、前記出力制限情報と、前記現在位置とを受信し、受信した現在位置に対応する放送番組を示す電子番組表データを取得する。作成手段は、受信した出力制限情報と取得手段が取得した前記電子番組表データとに基づいて、前記出力手段による出力を制限する放送番組を特定し、特定された制限対象の放送番組を示す制限対象番組情報を作成する。前記サーバ側制御手段が、前記放送番組出力端末装置に対して、前記制限対象番組情報を送信する。
これにより、放送番組出力端末装置では、前記制限対象番組情報を受信し、前記選択手段によって、前記出力手段に出力する放送番組を選択されたとき、前記制限対象番組情報を参照し、選択された放送番組が制限対象の放送番組であった場合は、前記出力手段への動画および音声の出力を制限することができる。
自装置が取得した電子番組表データに基づいて、出力制限を行うので、たとえば受信できる放送局が異なるような場所に移動した場合であっても適切な出力制限を行うことができる。
また本発明によれば、放送番組出力端末装置においては、放送受信手段が、放送局からの放送波を受信し、出力手段は、前記放送波に基づいて、放送番組内容を示す少なくとも動画または音声のいずれか一方を出力する。記憶手段には、前記出力手段による出力を制限する放送番組を特定するための条件である出力制限情報を記憶し、検知手段が自装置の現在位置を検知する。端末側通信手段は、前記サーバ装置に対して、前記出力制限情報と、前記現在位置とを送信する。
前記サーバ装置においては、前記出力制限情報と、前記現在位置とを受信し、受信した現在位置に対応する放送番組を示す電子番組表データを取得する。作成手段は、受信した出力制限情報と取得手段が取得した前記電子番組表データとに基づいて、前記出力手段による出力を制限する放送番組を特定し、特定された制限対象の放送番組を示す制限対象番組情報を作成する。
前記サーバ側制御手段が、前記放送番組出力端末装置に対して、前記制限対象番組情報を送信すると、前記端末側制御手段は、前記制限対象番組情報を受信し、前記選択手段によって、前記出力手段に出力する放送番組を選択されたとき、前記制限対象番組情報を参照し、選択された放送番組が制限対象の放送番組であった場合は、前記出力手段への動画および音声の出力を制限する。
自装置が取得した電子番組表データに基づいて、出力制限を行うので、たとえば受信できる放送局が異なるような場所に移動した場合であっても適切な出力制限を行うことができる。
また本発明によれば、出力手段による出力を制限する放送番組を特定するための条件である出力制限情報と、取得した放送番組を示す電子番組表データとに基づいて、出力手段による出力を制限する放送番組を特定し、特定された制限対象の放送番組を示す制限対象番組情報を作成しておく。ユーザが出力手段に出力する放送番組を選択しようとしたとき、選択された放送番組が、前記制限対象番組情報に基づく制限対象の放送番組であった場合は、出力手段への動画および音声の出力を制限する。
これにより、自装置が取得した電子番組表データに基づいて、出力制限を行うので、たとえば受信できる放送局が異なるような場所に移動した場合であっても適切な出力制限を行うことができる。
図1は、放送番組出力システム1を示す概略図である。放送番組出力端末装置である携帯電話装置100は、放送局200の送信設備から送信されるテレビジョン放送波を受信して放送番組などを表示することができ、その一方ではネットワーク300と、基地局400を介して接続し、コンテンツ配信サーバなどの各種サーバや、ハードディスクレコーダなど据え置き型の録画装置500とデータ通信が可能となっている。
図2は、本発明の第1実施形態である携帯電話装置100の構成を示すブロック図である。
携帯電話装置100は、テレビアンテナ110とテレビチューナ111とを含む放送受信部112、通信部113、表示部114、操作部115、記憶部116、GPS部118、スピーカ119およびマイク120が、CPU(中央演算処理装置)117と接続されて構成される。これらの各構成部は筐体121に収納される。筐体121は、たとえばプラスチックなどの合成樹脂などで形成される。
テレビアンテナ110は、放送局200の送信設備から送信される放送波、たとえばテレビジョン放送波を受信する。テレビチューナ111は、テレビアンテナ110と接続されており、テレビアンテナ110によって受信されたテレビジョン放送波の中から特定の周波数帯野信号を抽出することによって、放送チャンネルの選局を可能とする。たとえばユーザが放送番組を見たいチャンネルを選択すると、選択されたチャンネルに応じた周波数帯の放送信号を抽出し、表示部114や記憶部116などに送出する。放送受信部112は、放送受信手段に相当する。
端末側通信手段である通信部113は、電話通信およびデータ通信用アンテナを含んで構成され、ハウジング121内部に内蔵されており、移動体通信網、公衆電話通信網、インターネットなどの各種ネットワーク300と基地局400を介して接続される。基地局400と、通信部113とは無線通信が可能であり、携帯電話装置100が移動した場合は、移動するごとに移動先の基地局400と無線接続することで、常時電話通信およびデータ通信を行うことが可能となっている。
この通信部113が、ネットワーク300を介してコンテンツ配信サーバなどと接続し、データ通信によって動画データ、音声データなどを携帯電話装置100にダウンロードすることができる。
表示部114は、受信したテレビジョン放送の番組映像やダウンロードした動画データの映像、電話通信時およびデータ通信時の動作を選択するためのメニュー画面、設定画面などを表示する出力手段である。表示部114としては、特に限定されるものではないが、たとえば透過型、半透過型、反射型などの液晶表示素子によって実現される液晶ディスプレイや、EL(Electro Luminescence)素子などによって実現されるELディスプレイなどが挙げられる。
操作部115は、携帯電話装置100を操作するための選択手段であり、たとえば数字および文字を入力するための入力キーや、携帯電話装置100の各種機能を設定または選択するファンクションキーや、電源のON・OFF状態を切換えるための電源キーなどから構成されるキーボードを含んで構成される。そして操作部115は、ユーザがキーボードのキー操作を実行すると、そのキー操作に対応するキー操作検出信号をCPU117に送出する。
操作部115は、携帯電話装置本体と分離したリモートコントロール可能な別体になっていても良く、表示部114とタッチパネルとを組み合わせたものであってもよい。
CPU117は、キー操作検出信号を識別し、識別結果に応じた所定の処理、たとえば電話帳ファイル内での電話番号の検索や、電話番号および画像データなどの記憶部116への記憶などを実行する。
記憶部116は、たとえばRAM(Random Access Memory)およびフラッシュROM(Read Only Memory)などにより構成されており、CPU117が携帯電話100を構成する各部位の動作を制御するためのプログラム、CPU117による制御命令、テレビアンテナ110および通信部113の通信用アンテナを介して受信した放送波に基づいた放送内容を示す動画データおよび音声データなどを含む各種データ、および相手の電話番号と相手の名前などの発信者識別情報などとを関連付けた電話帳データなどを記憶する記憶手段である。CPU117は、マイクロコンピュータを主体として構成されており、携帯電話装置100を構成する各部位の動作の制御や、記憶部116から読出したプログラムの実行などを行う。
GPS部118は、グローバル・ポジショニング・システム(Global Positioning
System)を実現するためのGPS受信機で構成され、GPS受信機、すなわち携帯電話装置100の現在位置を緯度、経度情報として出力する検知手段である。
スピーカ119は、電話通信時などに受信した音声信号を変換し、音声として出力する。マイク120は、電話通信時に入力された音声から音声信号を生成し、生成した音声信号をCPU117に入力する。
取得手段、作成手段、比較手段、移動検出手段は、制御手段であるCPU117、記憶部116で構成される。
以下に、携帯電話装置100の通常使用時における動作について説明する。携帯電話装置100は、電話通信、データ通信およびテレビジョン受信が可能である。
まず電話通信について説明する。電話発信時や受信時などにユーザによる操作部115のキー操作により電話通信開始の指示がなされると、CPU117は、通信部113に通信用アンテナを介してネットワーク200と接続させ、基地局300と無線通信を行わせる。受話時においてCPU117は、通信用アンテナが受信した所定の周波数帯域の電波に無線処理およびベースバンド処理などを施して受話信号を生成し、スピーカ119に送出する。スピーカ119は、入力された前記受話信号を音声に変換して出力する。送話時において、マイク120にはユーザの音声が入力される。マイク120は、入力された音声を変換して送話信号を生成し、生成した送話信号をCPU117に入力する。そしてCPU117は、マイク120から与えられた送話信号にベースバンド処理および無線処理などを施して通信用アンテナから所定の周波数帯域の電波を基地局に向けて送信する。上記操作は、ユーザから操作部115のキー操作により電話通信終了の指示がなされるまで続けられる。
次にデータ通信について説明する。たとえば電子メールの送受信時などに、ユーザによる操作部115のキー操作によりデータ通信開始の指示がなされると、CPU117は、通信部113に通信用アンテナを介してネットワーク300と接続させ、無線データ通信を行わせる。通信部113は、ユーザが操作部115のキー操作などにより作成したテキストデータのメール送信や、放送波に基づく放送内容を示す動画データや音声データなどを含む各種データなどの受信を、ネットワーク300を介して他の携帯端末装置やサーバなどとデータ通信を行う。
テレビジョン放送の受信について説明する。ユーザによる操作部115のキー操作によりテレビジョン放送の受信開始の指示がなされると、CPU117は、テレビアンテナ110を介して放送局から送信されるテレビジョン放送波を受信させる。そしてテレビチューナ111は、テレビアンテナ110によって受信された複数のテレビジョン放送波の中からユーザの選択に応じて、たとえば日本放送協会(NHK)などの目的の放送局のチャンネルを選局し、選局されたテレビジョン放送波に基づく放送内容を示す画像データおよび音声データなどを表示部114およびスピーカ119に送出する。表示部114では、受信した動画データなどの各種データの映像を表示する。この際、音声データはスピーカ119からに出力される。この動作は、ユーザから操作部415のキー操作によりテレビジョン受信終了の指示がなされるまで続けられる。
またユーザは、ハードディスクレコーダ300などの放送受信装置などに録画しておいた録画内容を視聴したいときは、放送内容を示す動画データおよび音声データなどを含む録画データの送信を指示する通知信号を上記データ通信により上記放送受信装置に送信することができる。そして上記データ通信により上記放送受信装置から録画データを受信することができる。受信した録画データは上記表示部414および受話部419により録画データに基づく音声と映像とを同時に出力させ、視聴することが可能である。
携帯電話装置100においては、ユーザが入手したくない情報を出力しないために、放送番組に基づく動画および音声の出力を制限することを可能としている。
出力制限を有効とするためには、まず出力制限の条件設定を行う必要がある。条件設定は、たとえば、携帯電話機100の設定機能を利用し、出力制限情報を記憶部116に記憶する。出力制限情報は、ユーザが操作部115を操作することで、入力してもよいし、自宅にある録画装置で録画予約を行っていた場合、その予約内容をデータ通信によって録画装置から受け取り、受け取った予約内容から作成するようにしてもよい。
ここで、出力制限情報としては、たとえば、「放送番組のタイトル」、「放送番組のジャンル」などである。また、「放送局名と番組放送時間」を直接的に条件として入力することも可能である。
また、携帯電話装置100は、EPG(電子番組表)データを取得することが可能に構成されている。EPGデータ自体の取得手順は、既存技術で可能であり、EPGサーバからネットワークを介して取得する手順、テレビジョン放送波に重畳されたEPGデータを抽出して取得する手順がある。携帯電話装置100は、テレビチューナ111、通信部113、CPU117によって、いずれの手順でEPGデータを取得することも可能である。
入力された出力制限情報と、EPGデータとに基づいて、出力制限の対象となる放送番組を特定し、制限対象番組情報として、放送番組のリストを作成して記憶部116に記憶する。
図3は、EPGデータ10の一例を示す図である。
たとえば、ある日のある放送エリア(A地域とする)で入手したEPGデータが図3に示すような場合を考える。この例では、一番上の行に、放送局名11が記載され、1番左の列に、放送時刻(24時間表記)12が記載されており、放送局名と放送時刻の交わるところに放送番組名13が記載されている。
出力制限情報として、「世界野球決勝戦」という放送番組名が設定されている場合、放送番組名を示す文字列を検索キーとして、EPGデータを検索する。検索結果としては、「A」地域のチャンネル「1」の日本公共放送(A地区総合)によって、「19:00」開始、「22:00」終了の放送番組、つまり世界野球決勝戦という番組のみが抽出され、制限対象番組情報として、リストに挙げられる。
また、出力制限情報として、「野球関連」という番組ジャンルが設定されている場合は、「世界野球決勝戦」の他に、「A」地域のチャンネル「3」のA地区毎朝放送によって、「22:54」開始、「24:09」終了の放送番組、つまり報道23という番組、「A」地域のチャンネル「8」のテレビA地域によって、「23:00」開始、「23:45」終了の放送番組、つまりスポーツニュースという番組が抽出され、制限対象番組情報として、リストに挙げられる。図4は、制限対象番組情報20のデータ構造を示す図である。制限対象番組情報20には、たとえば、出力を制限する番組の特定情報として、地域名21、チャンネル22、開始時刻23、終了時刻24が記載される。
BS(Broadcasting Satellite)衛星放送、CS(Communication Satellite)衛星放送などの放送番組は、日本国内のどの地域にあっても同じ番組内容であるが、地上アナログ放送および地上デジタル放送の放送番組は、都道府県などの地区によって異なる番組内容である場合が多い。したがって、EPGデータの内容も、地区ごとに異なる内容となっている。携帯電話装置100は、その携帯性故に、受信できる放送局が異なる地域を跨って移動することも多い。放送局が異なる地域に移動してしまった場合、当初の設定のままでは、本来出力制限しなければならない番組を制限できなかったり、逆に制限する必要のない番組の出力を制限してしまったりすることになってしまう。そこで本発明では、EPGデータが変更された場合は、新たに取得したEPGデータと出力制限情報とを改めて比較し、制限対象番組情報を更新する。
ユーザが、テレビ番組を視聴しようとして、操作を開始した場合、制限対象番組情報20を参照し、現在時刻が全リストの開始時刻23と終了時刻24との間にあるかどうかを判断し、間になければ番組映像および音声を出力し、間にある場合は、該当する開始時刻23と終了時刻24に関連付けられたチャンネルを参照する。ユーザが選択したチャンネル(放送局)が参照したチャンネルと一致しなければ、番組映像および音声を出力し、一致すれば出力を制限する。出力を制限する態様は、どのようなものでもよく、ユーザが映像および音声を視聴できないものであればよい。たとえば、該当のチャンネルを選択できなくしたり、選択できたとしても無音で画面を黒表示としたり、「野球関連の情報が含まれていますが、出力しますか?」など出力制限される番組であることを確認するようにし、確認時点で制限する必要がなければ制限を解除できるようにしてもよい。
またさらに、携帯電話装置100が録画機能を有している場合、出力制限が解除されるまでは、制限対象番組の録画は可能であっても、録画された番組映像および音声の再生は制限することもできる。
出力制限の解除については、携帯電話装置100の設定機能を利用して、出力制限情報を有効から無効に切換えたり、出力制限情報を削除したりすることで可能となる。
図5は、携帯電話装置100の出力制限処理を示すフローチャートである。
まずステップS1では、出力制限を行いたい番組の条件を出力制限情報として記憶部116に記憶する。
ステップS2では、テレビジョン放送波の放送信号、または通信部113が通信している基地局400の位置情報などを利用して現在の放送エリアを認識し、ステップS3でアンテナ110から受信した放送波、あるいは移動体通信網を利用したパケット通信などによって、現在の放送エリアに対する電子番組表(EPGデータ)を入手する。入力された出力制限情報が、外部の録画装置500で設定した録画予約内容である場合は、録画装置500からEPGデータを受信してもよい。
次に、ステップS4で、出力制限情報と、EPGデータとに基づいて、出力制限の対象となる放送番組を特定し、制限対象番組情報として、対象放送番組のリストを作成する。ステップS5では、出力制限が解除されたかどうかを判断し、解除されていれば処理を終了し、されていなければステップS6に進む。ステップS6では、出力制限の対象番組の出力が選択されたかどうかを判断し、選択されていればステップS7に進んで、出力を阻止する。選択されていなければステップS8に進む。
ステップS8では、放送番組の内容や受信可能な放送局が変化したかどうかを判断し、変化した場合は、ステップS9に進み、変化していない場合は、ステップS5に戻る。
ステップS9では、現在の放送エリアを再認識し、ステップS10で現在の放送エリアに対するEPGデータを新たに入手する。現在記憶しているEPGデータと新たなEPGデータとが異なっていれば、ステップS11で、出力制限情報と、新たなEPGデータとに基づいて、出力制限の対象となる放送番組を改めて特定し、制限対象番組情報を更新する。
制限対象番組情報の更新を行う理由としては、たとえば野球中継番組などでは放送時間の延長があり、外部要因によって放送番組の変更が生じる場合と、携帯電話装置100の移動など、装置自身に起因する要因による場合の双方が考えられる。そのため、EPGデータの入手を開始するトリガは、EPGデータが放送波に重畳されていたら受信する、EPGデータが外部からデータ通信によって送られてきたら受信する、といった受動的なものと、定期的にEPGサーバにアクセスして更新を確認する、移動などにより装置の存在する放送エリアが変化したらEPGデータを受信する、あるいは、ユーザの指示があったらEPGデータが更新されていないかを確認し、受信するといった能動的なものとを、両方を備えているのが望ましい。
なお、新たな制限番組リスト作成時に、ユーザに「この設定でよろしいですか?」などと確認する場合は、変化したところだけを出力して確認するのが望ましい。
このことにより、放送番組の内容や、受信可能な放送局などが変化しても、常に適切な出力制限を行うことが可能となる。特に放送エリアを越えることで、受信可能な放送局が増えた等の理由で放送内容が全く異なる放送局を受信できるようになった場合にも、適切な出力制限を行える。
また特に、携帯電話装置100が放送エリアを移動した場合、ユーザは以前いたエリアの放送番組を受信できなくなるため、ザッピングを行う可能性が高く、このときには「見たくない番組」を偶然見てしまうリスクが高くなる。そのため、装置自体が移動を検出して出力制限対象となる放送番組のリストを更新する。あるいは、移動先の放送エリアで出力制限対象となる放送番組をリストに追加することが望ましい。
そのため、携帯電話装置100には、現在の放送エリアを検知する手段を備えることが望ましい。たとえば、放送エリアが登録された地図を用意しておき、GPS部118から出力される緯度、経度に基づいて割り出した現在位置と、地図とを比較して現在の放送エリアを検知する。移動体通信網に接続する際の基地局の情報を受信し、基地局エリアに対応している放送エリアを検出する、放送番組の表示に使うチューナとは別のチューナを備え、受信可能な放送局を常にサーチし続け、受信可能な放送局に基づいて放送エリアを検出するなどがある。放送エリアが変化すれば、至急新しいEPGデータを入手することにより、出力を制限すべき番組を制限できない可能性を減らすことが可能になる。
また、携帯電話装置100が、カーナビゲーション機能や歩行者ナビゲーション機能のようなナビゲーション機能を備えているような場合、実際に新しい放送エリアに移動したときに新しい放送エリアに有効なEPGデータを入手するのではなく、現在地およびユーザが設定した目的地から割り出された途中経路において通過する放送エリアを現在の放送エリアとみなして、前もってそれらの放送エリアに対するEPGデータを取得しておき、それらの放送エリアに対して制限対象番組情報を予め作成しておくことも可能である。この場合、放送エリアが異なると同じチャンネルでも異なる放送局が割当てられているので、出力制限を行う際にも現在位置を確認してから制限を行う構成が望ましい。
EPGデータを取得する放送エリアは、通過する全ての放送エリアであることが望ましいが、携帯電話装置の記憶容量や、データ通信可能な通信速度などを考慮し、一部のEPGデータを予め取得していてもよい。経路は決まっているので、通過する順序に応じて次に通過するであろう放送エリアのEPGデータを予め取得するようにしてもよい。
このことにより、EPGデータの入手が遅れたことにより、出力制限すべき放送番組を制限できない可能性を減らすことができ、さらにより適切な出力制限が可能になる。
以下では、本発明の第2実施形態について説明する。
上記第1実施形態では、携帯電話装置がEPGデータを入手して、出力制限対象となる放送番組のリストを作成、および更新する構成であるが、本実施形態では、外部のサーバに制限対象番組情報を作成させる構成である。この方法は特に、携帯電話装置100の演算能力や記憶容量が小さい場合に有効である。
携帯電話装置100の構成は、第1実施形態と同様の構成であるので、詳細な説明は省略する。また、本実施形態では、前述の録画装置500がサーバ装置として動作する場合を例として説明するが、サーバ装置は録画装置500のようなハードディスクレコーダに限らず、光ディスクレコーダ、ビデオデッキ、ホームサーバ、パーソナルコンピュータなどで実現してもよい。
図6は、録画装置500の構成を示すブロック図である。
録画装置500は、アンテナ511と接続されるチューナ512と、通信部513、大容量記憶部514、操作部515および記憶部516が、CPU517と接続されて構成される。
アンテナ511は、放送局200の方向に向けて配置されており、放送局200から送信される放送波、たとえばテレビジョン放送波を受信する。チューナ512は、アンテナ511と接続されており、携帯電話装置100のテレビチューナ111と同様の動作を行う。
通信部513は、ネットワーク300と接続するためのインターフェイスであり、このネットワーク300に接続する基地局400を介して携帯電話装置100と無線通信によるデータ通信を行う。また通信部513は、ネットワーク300上のEGPサーバからEPGデータを取得することができる。
大容量記憶部514は、エンコーダおよびデコーダを有しており、チューナ512から送出された動画データおよび音声データなどをエンコーダにより所定のファイル形式、たとえばMPEG(Moving Picture Experts Group phase)形式などの圧縮データに符号化圧縮し、この圧縮データを接続されているハードディスクドライブ(以下、HDDという。)へ記憶する。HDDは、圧縮データをファイル単位で記録する。また、記録された圧縮データはデコーダにより元の動画データおよび音声データなどに複号化伸張される。
操作部515は、録画装置500を操作するための操作手段であり、各種機能を設定または選択するファンクションキーなどのキーを備える。ファンクションキーとしては、たとえば録画処理を開始させるための録画キー、録画された録画データの再生処理を開始させるための再生キー、録画処理または再生処理を停止させるための停止キーなどが挙げられる。そして操作部515は、ユーザがキー操作を実行すると、そのキー操作に対応するキー操作検出信号をCPU517に入力する。CPU517は、入力されたキー操作検出信号を識別し、識別結果に応じた所定の処理、たとえば録画処理や再生処理などを実行する。
記憶部516は、たとえばRAM(Random Access Memory)およびROM(Read Only Memory)などにより構成されており、CPU517が録画装置500を構成する各部位の動作を制御するためのプログラムやCPU517による制御命令などを記憶する。CPU517は、マイクロコンピュータを主体として構成されており、録画装置500を構成する各部位の動作の制御や、記憶部516から読出したプログラムの実行などを行う。
まず、録画装置500の通常動作時における動作について説明する。
通常動作時において、ユーザから操作部515のキー操作により録画処理開始指示がなされると、CPU517は、ユーザの選択に応じて、チューナ512に選択する放送局を指示し、チューナ512から送出される動画データおよび音声データなどを大容量記憶部514に転送させる。大容量記憶部514は、チューナ512から送出された動画データおよび音声データなどをエンコーダにより所定のファイル形式、たとえばMPEG形式などの圧縮データに符号化圧縮し、この圧縮データを記憶する。
上記の録画処理は、ユーザから操作部515のキー操作により録画処理停止指示がなされるまで、または予約録画機能により、予め定められた録画時間、録画終了時刻が経過するまで続けられる。
上記予約録画機能とは、ユーザから操作部515のキー操作により、予約録画の指示がなされると、通信部513がネットワーク518を介してEPGデータを取得する。そしてユーザは取得したEPGデータに基づいて目的の番組の録画予約を行うことができる。また、録画指示および予約録画の指示は、携帯電話装置100からも行うことができる。
出力制限情報が入力された場合、携帯電話装置100の現在位置が変更され、放送エリアが変化した場合、ユーザから更新の指示が入力された場合、携帯電話装置100は、制限対象番組情報を新たに作成、または更新する必要があると判断し、出力制限情報と現在の放送エリアを示す地域情報とに基づいて、制限対象番組情報を作成、更新する録画装置500に対して送信する。
録画装置500では、EPGサーバにアクセスし、受信した地域情報に基づくEPGデータをデータ通信によって取得する。
次に、録画装置500は、受信した出力制限情報とEPGデータとに基づいて、出力制限の対象となる放送番組を特定し、制限対象番組情報として、対象放送番組のリストを作成する。リスト作成については、第1実施形態と同様であるので説明は省略する
録画装置500は、作成した視聴制限対象となる番組のリストを、携帯型テレビ受像機1に送信する。
携帯電話装置100は、録画装置500で作成または更新された制限対象番組情報を受信すると、既に記憶されている制限対象番組情報を上書きして更新する。
制限対象番組情報に基づいて出力を制限する手段については、第1実施形態と同様である。
また、視聴制限対象となる番組のリストを作成するサーバは、公共向けサービスのサーバであっても良い。この場合は、受信した放送局の一覧に応じて電子番組表を入手するのではなく、予めサービス対象となる放送局全てに対応する電子番組表(たとえば、日本国内をサービス対象とするのなら、日本国にある全てのTV局に対応した電子番組表)を取得して自ら保持していても良い。
なお、以上の第1、第2実施形態では、携帯電話装置100がテレビジョン放送を受信する構成として記載したが、これは一例に過ぎない。携帯電話装置100が音声放送を受信する、ラジオ受信機能を備えていてもよい。また、データ通信を利用してコンテンツ配信サーバからの番組コンテンツデータを受信する、いわゆるインターネット放送受信機であってもよく、この場合放送エリアは、出力を制限しようとする装置の現在位置に基づく地域(たとえばGPSで緯度、経度を測定することによって特定できる地域)、ではなく、ネットワーク上での地域、たとえば、ISP(Internet Services Provider)やアクセスポイントがどこのネットワークやドメインに属しているかなどによって定められるものであってもよい。また、これらの様々な受信機能を合わせ持つ複合端末装置であってもよい。
放送番組出力システム1を示す概略図である。 本発明の第1実施形態である携帯電話装置100の構成を示すブロック図である。 EPGデータ10の一例を示す図である。 制限対象番組情報20のデータ構造を示す図である。 携帯電話装置100の出力制限処理を示すフローチャートである。 録画装置500の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 放送番組出力システム
100 携帯電話装置
110 テレビアンテナ
111 チューナ
113,513 通信部
114 表示部
115,515 操作部
116,516 記憶部
117,517 CPU
118 GPS部
119 スピーカ
120 マイク
200 放送局
300 ネットワーク
400 基地局
500 録画装置
514 大容量記憶部

Claims (15)

  1. 放送局からの放送波を受信し、所定の周波数帯の信号を抽出する放送受信手段と、
    前記放送波に基づいて、放送番組内容を示す少なくとも動画または音声のいずれか一方を出力する出力手段と、
    ユーザが前記出力手段に出力する放送番組を選択する選択手段、
    前記出力手段による出力を制限する放送番組を特定するための条件である出力制限情報を記憶する記憶手段と、
    放送番組を示す電子番組表データを取得して記憶する取得手段と、
    前記出力制限情報と前記電子番組表データとに基づいて、前記出力手段による出力を制限する放送番組を特定し、特定された制限対象の放送番組を示す制限対象番組情報を作成する作成手段と、
    前記選択手段によって、前記出力手段に出力する放送番組を選択されたとき、前記制限対象番組情報を参照し、選択された放送番組が制限対象の放送番組であった場合は、前記出力手段への動画および音声の出力を制限する制御手段とを備えることを特徴とする放送番組出力端末装置。
  2. 前記電子番組表データを新たに取得したとき、すでに記憶されている電子番組表データと新たに取得した電子番組表データとを比較する比較手段をさらに備え、
    前記作成手段は、すでに記憶されている電子番組表データと新たに取得した電子番組表データとが異なる場合、新たに取得した電子番組表データと前記出力制限情報に基づいて、新たな制限対象番組情報を作成することを特徴とする請求項1記載の放送番組出力端末装置。
  3. 前記取得手段は、前記放送受信手段で受信した放送波に重畳された電子番組表データを取得することを特徴とする請求項1または2記載の放送番組出力端末装置。
  4. ネットワークに接続し、ネットワーク上の情報処理装置とデータ通信を行う通信手段を更に備え、
    前記取得手段は、データ通信よって電子番組表データを配信する情報処理装置から電子番組表データを取得することを特徴とする請求項2または3記載の放送番組出力端末装置。
  5. 自装置の現在位置を検知する検知手段と、
    検知した現在位置に基づいて、放送番組の内容が異なる放送地域に移動したことを検出する移動検出手段とをさらに備え、
    放送番組の内容が異なる放送地域に移動したとき、前記取得手段は、移動先の放送地域に対応する新たに電子番組表データを取得することを特徴とする請求項2記載の放送番組出力端末装置。
  6. 前記検知手段は、GPS受信機であることを特徴とする請求項5に記載の放送番組出力端末装置。
  7. 移動体通信網に接続して電話通信を行う電話通信手段をさらに備え、
    前記検知手段は、電話通信を行う基地局に関する情報に基づいて現在位置を検知することを特徴とする請求項5記載の放送番組出力端末装置。
  8. 現在位置と目的地とに基づいて移動経路を探索するナビゲーション手段をさらに備え、
    前記取得手段は、移動経路が通過する放送地域に対応する新たな電子番組表データを取得することを特徴とする請求項5記載の放送番組出力端末装置。
  9. 受信した放送波に基づいて放送番組を録画または録音する録画手段と、
    ユーザの選択によって、前記録画手段に録画または録音された動画または音声を前記出力手段に出力する再生手段とをさらに備え、
    前記制御手段は、前記再生手段によって、前記出力手段に出力する放送番組の再生が選択されたとき、前記制限対象番組情報を参照し、選択された放送番組が制限対象の放送番組であった場合は、前記出力手段への動画および音声の出力を制限することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載の放送番組出力端末装置。
  10. 前記放送受信手段は、前記放送波に含まれる信号のうち、ワンセグメント、または3セグメント部分の信号を抽出することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1つに記載の放送番組出力端末装置。
  11. コンピュータを、請求項1〜10のいずれか1つに記載の放送番組出力端末装置として機能させるための放送番組出力プログラム。
  12. コンピュータを、請求項1〜10のいずれか1つに記載の放送番組出力端末装置として機能させるための放送番組出力プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  13. 放送局からの放送波を受信して放送番組を出力する放送番組出力端末装置とデータ通信を行うサーバ装置において、
    前記放送番組出力端末装置は、
    放送局からの放送波を受信し、所定の周波数帯の信号を抽出する放送受信手段と、
    前記放送波に基づいて、放送番組内容を示す少なくとも動画または音声のいずれか一方を出力する出力手段と、
    ユーザが前記出力手段に出力する放送番組を選択する選択手段、
    前記出力手段による出力を制限する放送番組を特定するための条件である出力制限情報を記憶する記憶手段と、
    自装置の現在位置を検知する検知手段と、
    前記サーバ装置に対して、前記出力制限情報と、前記現在位置とを送信する端末側通信手段と、
    前記放送番組出力端末装置の動作を制御する端末側制御手段とを備え、
    前記サーバ装置は、
    前記放送番組出力端末装置から、前記出力制限情報と、前記現在位置とを受信するサーバ側通信手段と、
    前期現在位置に対応する放送番組を示す電子番組表データを取得して記憶する取得手段と、
    前記出力制限情報と前記電子番組表データとに基づいて、前記出力手段による出力を制限する放送番組を特定し、特定された制限対象の放送番組を示す制限対象番組情報を作成する作成手段と、
    前記サーバ装置の動作を制御するサーバ側制御手段とを備え、
    前記サーバ側制御手段は、前記放送番組出力端末装置に対して、前記制限対象番組情報を送信することを特徴とするサーバ装置。
  14. 放送局からの放送波を受信して放送番組を出力する放送番組出力端末装置と、この放送番組出力端末装置とデータ通信を行うサーバ装置とを含む放送番組出力システムにおいて、
    前記放送番組出力端末装置は、
    放送局からの放送波を受信し、所定の周波数帯の信号を抽出する放送受信手段と、
    前記放送波に基づいて、放送番組内容を示す少なくとも動画または音声のいずれか一方を出力する出力手段と、
    ユーザが前記出力手段に出力する放送番組を選択する選択手段、
    前記出力手段による出力を制限する放送番組を特定するための条件である出力制限情報を記憶する記憶手段と、
    自装置の現在位置を検知する検知手段と、
    前記サーバ装置に対して、前記出力制限情報と、前記現在位置とを送信する端末側通信手段と、
    前記放送番組出力端末装置の動作を制御する端末側制御手段とを備え、
    前記サーバ装置は、
    前記放送番組出力端末装置から、前記出力制限情報と、前記現在位置とを受信するサーバ側通信手段と、
    前期現在位置に対応する放送番組を示す電子番組表データを取得して記憶する取得手段と、
    前記出力制限情報と前記電子番組表データとに基づいて、前記出力手段による出力を制限する放送番組を特定し、特定された制限対象の放送番組を示す制限対象番組情報を作成する作成手段と、
    前記サーバ装置の動作を制御するサーバ側制御手段とを備え、
    前記サーバ側制御手段は、前記放送番組出力端末装置に対して、前記制限対象番組情報を送信し、
    前記端末側制御手段は、前記制限対象番組情報を受信し、前記選択手段によって、前記出力手段に出力する放送番組を選択されたとき、前記制限対象番組情報を参照し、選択された放送番組が制限対象の放送番組であった場合は、前記出力手段への動画および音声の出力を制限することを特徴とする放送番組出力システム。
  15. 出力手段による出力を制限する放送番組を特定するための条件である出力制限情報と、取得した放送番組を示す電子番組表データとに基づいて、出力手段による出力を制限する放送番組を特定し、特定された制限対象の放送番組を示す制限対象番組情報を作成しておき、
    ユーザが出力手段に出力する放送番組を選択しようとしたとき、選択された放送番組が、前記制限対象番組情報に基づく制限対象の放送番組であった場合は、出力手段への動画および音声の出力を制限することを特徴とする放送番組出力方法。
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