JP4399865B2 - 録画番組再生装置、録画番組再生方法および録画番組再生プログラム - Google Patents

録画番組再生装置、録画番組再生方法および録画番組再生プログラム Download PDF

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本発明は、例えば、携帯電話、PHS(Personal Handy-phone
System)、PDA(Personal Digital
Assistant)、PC(Personal Computer)やデジタルカメラ等に係り、テレビ放送などの番組を録画して再生する録画番組再生装置、録画番組再生方法および録画番組再生プログラムに関する。
近年、携帯電話にもテレビ視聴機能が搭載され、自宅以外の場所でもテレビ番組を視聴することが可能となっている。また、受信したテレビ番組の符号化データをメモリカード等の記憶媒体に記録しておき、空いた時間にテレビ番組を視聴することができるようになってきている。さらに、ハードディスクドライブ(HDD)などの大容量ストレージに記憶したテレビ番組も、レート変換をすることにより、メモリカードを介して携帯電話で視聴することができるようになってきている。さらに、携帯端末用地上波デジタル放送の運用が開始されれば、このような外出先でテレビ視聴するユーザが増大することが予想される。
このような中、ユーザのスケジュールに合わせて、録画されたテレビ番組を携帯機器に配信するシステムが開示されている(特許文献1)。
特開2003−274377号公報
しかしながら、上記特許文献1では、ユーザが予めスケジュールを入力しておく必要があり、手間がかかるという問題がある。また、実際のスケジュールが急遽変更になった場合には、スケジュールを入力し直す必要があり、非常に手間がかかってしまうという問題がある。
また、ユーザが携帯電話でテレビを視聴するのは、通勤・通学時間の電車の中や、昼休みなど、比較的短い休憩時間などであること多い。この場合、例えば、30分だけ等といったように視聴できる時間が限られる。その限られた時間内に見終わることができる録画番組を探すために、ユーザは、いちいち録画番組の再生時間を見比べる必要があった。すなわち、限られた時間内に視聴できる録画番組を選び出すには、手間がかかるという問題があった。
そこで本発明は、空き時間に録画番組を視聴する際の使い勝手を向上させることができる録画番組再生装置、録画番組再生方法および録画番組再生プログラムを提供することを目的とする。
上記目的達成のため、請求項1記載の発明による録画番組再生装置は、記録されている録画データを再生する録画番組再生装置であって、録画データを記憶する録画データ記憶手段と、前記録画データ記憶手段に記憶されている録画データの一覧を表示する表示手段と、前記録画データ記憶手段に記憶されている録画データを1倍速で再生した場合の再生時間を記憶する再生時間記憶手段と、録画データを視聴することが可能な時刻を示す視聴制限時刻を取得する視聴制限時刻取得手段と、前記視聴制限時刻取得手段により取得された視聴制限時刻と現在時刻とに基づいて、視聴可能時間を算出する視聴可能時間算出手段と、前記再生時間記憶手段に記憶されている再生時間と前記視聴制限時刻取得手段により取得された視聴可能時間とに基づいて、前記視聴可能時間内に録画データを最後まで再生し終えるために必要な再生速度を算出する再生速度算出手段と、前記表示手段に一覧表示されている録画データ毎に前記再生速度算出手段により算出された再生速度を表示させる表示制御手段とを具備することを特徴とする。
また、好ましい態様として、例えば請求項2記載のように、請求項1記載の録画番組再生装置において、前記表示制御手段は、前記再生速度に基づいて、前記録画データの表示順を並べ替えて一覧表示するようにしてもよい。
また、好ましい態様として、例えば請求項3記載のように、請求項1記載の録画番組再生装置において、前記表示手段に一覧表示された録画データのうち、再生すべき録画データを指定する再生録画データ指定手段と、前記視聴可能時間が前記再生録画データ指定手段により指定された録画データの再生時間よりも短い場合には、該指定された録画データに対する、前記再生速度算出手段により算出された再生速度で再生する再生手段とを具備するようにしてもよい。
また、好ましい態様として、例えば請求項4記載のように、請求項3記載の録画番組再生装置において、前記再生手段は、前記再生速度が通常の再生速度に最も近い番組データを自動的に再生するようにしてもよい。
また、好ましい態様として、例えば請求項5記載のように、請求項1記載の録画番組再生装置において、前記再生時間記憶手段に記憶されている再生時間から予め設定しておいた場面の時間を差し引いた短縮再生時間を算出する短縮再生時間算出手段を具備し、前記表示制御手段は、前記再生速度算出手段により算出された再生速度に加え、前記表示手段に一覧表示されている録画データ毎に、前記短縮再生時間算出手段により算出された短縮再生時間を表示させるようにしてもよい。
また、好ましい態様として、例えば請求項6記載のように、請求項5記載の録画番組再生装置において、前記短縮再生時間算出手段は、前記再生時間記憶手段に記憶されている再生時間から、予め設定しておいた場面の時間として、番組データ中のコマーシャルの再生時間を差し引くようにしてもよい。
また、好ましい態様として、例えば請求項7記載のように、請求項5記載の録画番組再生装置において、前記短縮再生時間算出手段は、前記再生時間記憶手段に記憶されている再生時間から、予め設定しておいた場面の時間として、番組のオープニングやエンディングの再生時間を差し引くようにしてもよい。
また、好ましい態様として、例えば請求項8記載のように、請求項1記載の録画番組再生装置において、時刻情報が入力される入力手段を具備し、前記視聴制限時刻取得手段は、前記入力手段から入力された時刻情報を、前記視聴制限時刻として取得するようにしてもよい。
また、好ましい態様として、例えば請求項9記載のように、請求項1記載の録画番組再生装置において、外部の情報処理装置と通信する通信手段を具備し、前記視聴制限時刻取得手段は、前記通信手段により通信している外部の情報処理装置から前記視聴制限時刻を取得するようにしてもよい。
また、好ましい態様として、例えば請求項10記載のように、請求項9記載の録画番組再生装置において、前記外部の情報処理装置は、交通手段のナビゲーションサービスのサーバであり、前記視聴制限時刻取得手段は、前記サーバにより提示された、目的地に到着する到着時刻を、前記視聴制限時刻として取得するようにしてもよい。
また、好ましい態様として、例えば請求項11記載のように、請求項1記載の録画番組再生装置において、前記視聴制限時刻取得手段は、前記視聴制限時刻を他のアプリケーションから取得するようにしてもよい。
また、好ましい態様として、例えば請求項12記載のように、請求項11記載の録画番組再生装置において、前記他のアプリケーションは、予定内容の開始時刻を登録するためのスケジュールソフトウェアであり、前記視聴制限時刻取得手段は、前記スケジュールソフトウェアにより提示された、予定内容の開始時刻を、前記視聴制限時刻として取得するようにしてもよい。
また、好ましい態様として、例えば請求項13記載のように、請求項11記載の録画番組再生装置において、前記他のアプリケーションは、番組の録画予約や番組の視聴予約を登録するための予約ソフトウェアであり、前記視聴制限時刻取得手段は、前記予約ソフトウェアにより提示された、予約内容の開始時刻を、前記視聴制限時刻として取得するようにしてもよい。
また、上記目的達成のため、請求項14記載の発明による録画番組再生方法は、記録されている録画データを再生する録画番組再生方法であって、前記録画データの一覧を表示する表示ステップと、前記録画データを視聴することが可能な時刻を示す視聴制限時刻を取得する視聴制限時刻取得ステップと、前記取得された視聴制限時刻と現在時刻とに基づいて、視聴可能時間を算出する視聴可能時間算出ステップと、前記録画データを1倍速で再生した場合の再生時間と前記取得された視聴可能時間とに基づいて、前記視聴可能時間内に録画データを最後まで再生し終えるために必要な再生速度を算出する再生速度算出ステップと、前記一覧表示されている録画データ毎に前記算出された再生速度を表示させる表示制御ステップとからなることを特徴とする。
また、上記目的達成のため、請求項15記載の発明による録画番組再生プログラムは、コンピュータに、前記録画データの一覧を表示する表示機能と、前記録画データを視聴することが可能な時刻を示す視聴制限時刻を取得する視聴制限時刻取得機能と、前記取得された視聴制限時刻と現在時刻とに基づいて、視聴可能時間を算出する視聴可能時間算出機能と、前記録画データを1倍速で再生した場合の再生時間と前記取得された視聴可能時間とに基づいて、前記視聴可能時間内に録画データを最後まで再生し終えるために必要な再生速度を算出する再生速度算出機能と、前記一覧表示されている録画データ毎に前記算出された再生速度を表示させる表示制御機能とを実現することを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、録画データ記憶手段に記憶されている録画データの一覧を表示手段に表示する際に、再生時間記憶手段に記憶されている再生時間と視聴制限時刻取得手段により取得された視聴可能時間とに基づいて、再生速度算出手段により、前記視聴可能時間内に録画データを最後まで再生し終えるために必要な再生速度を算出し、表示制御手段により、表示手段に一覧表示されている録画データ毎に、算出された再生速度を表示させるようにしたので、ユーザが視聴可能な時間に合った再生時間の番組を容易に探すことができ、空き時間に録画番組を視聴する際の使い勝手を向上させることができるという利点が得られる。
また、請求項2記載の発明によれば、表示制御手段により、再生速度に基づいて、録画データの表示順を並べ替えて一覧表示するようにしたので、ユーザが視聴可能な時間に合った再生時間の番組を容易に見つけることができ、空き時間に録画番組を視聴する際の使い勝手を向上させることができるという利点が得られる。
また、請求項3記載の発明によれば、視聴可能時間が再生録画データ指定手段により指定された録画データの再生時間よりも短い場合には、再生手段により、該指定された録画データに対して算出された再生速度で再生するようにしたので、ユーザが視聴可能な時間内で視聴することができ、空き時間に録画番組を視聴する際の使い勝手を向上させることができるという利点が得られる。
また、請求項4記載の発明によれば、再生手段により、再生速度が通常の再生速度に最も近い番組データを自動的に再生するするようにしたので、ユーザが視聴可能な時間内で視聴することができ、空き時間に録画番組を視聴する際の使い勝手を向上させることができるという利点が得られる。
また、請求項5記載によれば、表示制御手段により、再生速度算出手段により算出された再生速度に加え、表示手段に一覧表示されている録画データ毎に、短縮再生時間算出手段により、再生時間から予め設定しておいた場面の時間を差し引くことにより算出された短縮再生時間を表示させるようにしたので、不要な部分を見ない場合の再生時間を容易に確認することができ、空き時間に録画番組を視聴する際の使い勝手を向上させることができるという利点が得られる。
また、請求項6記載の発明によれば、短縮再生時間算出手段により、再生時間から、予め設定しておいた場面の時間として、番組データ中のコマーシャルの再生時間を差し引くようにしたので、不要なコマーシャル部分を見ない場合の再生時間を容易に確認することができ、空き時間に録画番組を視聴する際の使い勝手を向上させることができるという利点が得られる。
また、請求項7記載の発明によれば、短縮再生時間算出手段により、再生時間から、予め設定しておいた場面の時間として、番組のオープニングやエンディングの再生時間を差し引くようにしたので、不要なオープニングやエンディング部分を見ない場合の再生時間を容易に確認することができ、空き時間に録画番組を視聴する際の使い勝手を向上させることができるという利点が得られる。
また、請求項8記載の発明によれば、入力手段から入力された時刻情報を、視聴制限時刻取得手段により、視聴制限時刻として取得するようにしたので、ユーザが視聴可能な時間を容易に、かつ任意に設定することができ、空き時間に録画番組を視聴する際の使い勝手を向上させることができるという利点が得られる。
また、請求項9記載によれば、視聴制限時刻取得手段により、通信手段により通信している外部の情報処理装置から視聴制限時刻を取得するようにしたので、ユーザが視聴可能な時間を容易に、かつ任意に設定することができ、空き時間に録画番組を視聴する際の使い勝手を向上させることができるという利点が得られる。
また、請求項10記載の発明によれば、交通手段のナビゲーションサービスのサーバにより提示された、目的地に到着する到着時刻を、視聴制限時刻取得手段により、視聴制限時刻として取得するようにしたので、通勤・通学時間などの空き時間に録画番組を視聴する際の使い勝手を向上させることができるという利点が得られる。
また、請求項11記載の発明によれば、視聴制限時刻取得手段により、視聴制限時刻を他のアプリケーションから取得するようにしたので、他のアプリケーションと連携させて、ユーザが視聴可能な時間を容易に、かつ任意に設定することができ、空き時間に録画番組を視聴する際の使い勝手を向上させることができるという利点が得られる。
また、請求項12記載の発明によれば、予定内容の開始時刻を登録するためのスケジュールソフトウェアにより提示された、予定内容の開始時刻を、視聴制限時刻取得手段により視聴制限時刻として取得するようにしたので、大切な予定を忘れることなく、空き時間に録画番組を視聴する際の使い勝手を向上させることができるという利点が得られる。
また、請求項13記載の発明によれば、番組の録画予約や番組の視聴予約を登録するための予約ソフトウェアにより提示された、予約内容の開始時刻を、視聴制限時刻取得手段により視聴制限時刻として取得するようにしたので、他のアプリケーションと連携させて、ユーザが視聴可能な時間を容易に、かつ任意に設定することができ、空き時間に録画番組を視聴する際の使い勝手を向上させることができるという利点が得られる。
また、請求項14記載の発明によれば、前記録画データの一覧を表示する表示ステップと、前記録画データを視聴することが可能な時刻を示す視聴制限時刻を取得する視聴制限時刻取得ステップと、前記取得された視聴制限時刻と現在時刻とに基づいて、視聴可能時間を算出する視聴可能時間算出ステップと、前記録画データを1倍速で再生した場合の再生時間と前記取得された視聴可能時間とに基づいて、前記視聴可能時間内に録画データを最後まで再生し終えるために必要な再生速度を算出する再生速度算出ステップと、前記一覧表示されている録画データ毎に前記算出された再生速度を表示させる表示制御ステップとからなるようにしたので、ユーザが視聴可能な時間に合った再生時間の番組を容易に探すことができ、空き時間に録画番組を視聴する際の使い勝手を向上させることができるという利点が得られる。
また、請求項15記載の発明によれば、コンピュータに、前記録画データの一覧を表示する表示機能と、前記録画データを視聴することが可能な時刻を示す視聴制限時刻を取得する視聴制限時刻取得機能と、前記取得された視聴制限時刻と現在時刻とに基づいて、視聴可能時間を算出する視聴可能時間算出機能と、前記録画データを1倍速で再生した場合の再生時間と前記取得された視聴可能時間とに基づいて、前記視聴可能時間内に録画データを最後まで再生し終えるために必要な再生速度を算出する再生速度算出機能と、前記一覧表示されている録画データ毎に前記算出された再生速度を表示させる表示制御機能とを実現するようにしたので、ユーザが視聴可能な時間に合った再生時間の番組を容易に探すことができ、空き時間に録画番組を視聴する際の使い勝手を向上させることができるという利点が得られる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
A.第1実施形態
A−1.第1実施形態の構成
図1は、本第1実施形態に係る携帯電話の構成を示すブロック図である。図において、入力部101は、キーボード等の電話番号その他の情報を入力する入力部であり、携帯電話の電源をON/OFFするとき、テレビアプリケーションを起動する時など、ユーザが携帯電話に入力を与える際に使用するものである。CPU102は、記憶部104に記憶されたプログラムに基づいて動作し、例えば、入力部101からの入力に応じて各部を制御するものである。チューナ105は、アンテナによって受信された放送信号から、所望のチャンネルに対応したテレビ信号を出力する。
テレビデータ処理部103は、チューナから出力されるテレビ信号を受け取り、そのテレビ信号から音声データ、映像データおよび字幕データ等を取得する。また、CPU102から再生命令を受け取ると、音声データをスピーカに、映像データを表示部107に出力する。必要に応じて字幕データも表示部107に出力することができる。また、CPU102から録画命令を受け取ると、記憶部104に音声データ、映像データおよび字幕データを保存する。この際、録画した番組に関する情報を録画番組情報テーブル108に保存する。
次に、記憶部104は、例えば、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等で構成され、携帯電話100で扱うデータやソフトウェアなどを記憶する。例えば、チューナ105によって出力されたテレビ信号や、テレビデータ処理部103がテレビ信号から音声データや映像データなどを取得する際の処理に必要なデータ、上記録画番組情報テーブル108などを保存する。
録画番組情報テーブル108は、図2に示すデータ構成を有し、例えば、番組名201、再生時間202、テレビ再生用ファイル名203等を保存する。番組名201とは、テレビ番組の名前であり、テレビ信号の中に含まれているテレビ番組データから取得することができる。また、ユーザによって入力された任意の名前を番組名201として保存してもよい。再生時間202とは、録画した番組の時間的な長さである。テレビ信号の中に含まれている時刻データを使って、録画開始の時刻から録画終了の時刻までの時間を計算して取得することができる。
テレビ再生用ファイル名203は、CPU102やテレビデータ処理部103がテレビ再生用ファイルにアクセスするための識別子である。なお、ここでのテレビ再生用ファイルとは、音声データ、映像データ、および字幕データなどをまとめたファイルのことであり、テレビ番組を再生するのに必要なデータのことである。なお、図2では、1つの番組に対して1つのテレビ再生用ファイルとしたが、複数のファイルであってもよい。
次に、表示部107は、例えば、LCD(Liquid Crystal
Display)や有機EL(Electroluminescence)等で構成され、テレビデータ処理部103により出力される映像データや字幕データを表示する。その他、表示部107に、例えば、電源状態、電波強度、電池残量、サーバ接続状態もしくは未読メール等の動作状態、入力した電話番号、メール宛先、メール送信文書等や、動画および静止画、着信時の発呼者の電話番号、着信メール文書、接続されたインターネット画面等の受信データの表示、また、携帯電話100の機能を利用するために必要な画面を表示する。
通信部106は、他の情報処理装置とデータのやり取りを行う。基地局、ロケーションサーバおよびGPS(Global Positioning
System)衛星と情報のやり取りを行い、携帯電話100の位置座標を緯度・経度で取得する場合にも利用する。また、携帯電話100がインターネットや他の情報処理装置などにアクセスするための通信処理等も行う。また、通信部106は、図1に示すように1つのみを使用する場合に限らず、例えば、CDMA、EV−DO、無線LAN等の複数の通信方式を利用可能にするために複数備えても良い。
A−2.第1実施形態の動作
次に、本第1実施形態の動作について説明する。ここで、図3は、本第1実施形態による携帯電話100の動作を説明するためのフローチャートである。まず、携帯電話100がキー入力を待つ状態において(ステップS10)、CPU102は、テレビアプリケーションを起動するTVアプリケーション起動キーの入力が検出されたか否かを判断する(ステップS12)。そして、TVアプリケーション起動キーの入力が検出されると、記憶部104に保存されているテレビアプリケーションに関する変数の初期化等といった、TVアプリケーションの起動処理を行う(ステップS14)。
ここで、図4(a)は、TVアプリケーションのメインメニューであるのメインメニュー画面を示す模式図である。待ち受け状態からユーザによるキー操作でこのメインメニュー画面に遷移する。ここで、「2.録画番組を見る」がユーザによって選択されると、図4(b)に示す、過去に録画した番組を一覧表示する番組一覧画面に遷移する。
この番組一覧画面では、画面上部に現在時刻301(14:25)、視聴制限時刻302(「何時まで見る?」、14:25)、視聴時間303が表示され、その下部に番組名304、再生時間を示す時間305、何倍の速度で再生するかを示す倍速306が表示される。視聴制限時刻302は、ユーザが入力部101を用いて入力することができる時刻であり、この時刻までは録画テレビ番組を視聴できる。視聴時間303は、現在時刻301から視聴制限時刻302までの時間を示しており、すなわちテレビ視聴が可能な制限時間である。
図4(b)に示す、番組一覧画面の初期状態では、視聴時間303には横棒が引かれており未設定である。また、視聴制限時刻302には、現在時刻301と同じ時刻が表示されており、ユーザによる入力を待っている状態である。この状態で、CPU102は、ユーザによる視聴制限時刻302の入力が検出されたか否かを判断する(ステップS16)。
そして、ユーザにより、入力部101のうち、例えば数字キーや上下キーを使って視聴制限時刻302が入力されたことが検出されると、視聴制限時刻302と現在時刻301との差を計算し、視聴時間303として記憶部104に保存するとともに、図4(c)に示すように、番組一覧画面の視聴時間303として表示する(ステップS18)。図4(c)では、例えば現在時刻が14:25であるときに、ユーザが視聴制限時刻302に「15:00」と入力した場合の画面表示例である。このとき、視聴時間303には、「00:35」と表示され、ユーザは35分間だけ視聴が可能であることを知ることができる。
次に、CPU102は、録画番組情報テーブル108を参照して各録画番組の再生時間202を取得し、ステップS18で得た視聴時間303で割ることにより、その商を再生速度として各録画番組に対応付けて記憶部104に保存する(ステップS20)。次に、CPU102は、各録画番組に対応付けて保存された再生速度を参照し、再生速度が1に近い番組から順番に並び替え(ステップS22)、表示部107に番組名、再生時間、倍速をそれぞれの番組毎に表示する(ステップS24)。
例えば、番組「番組B」の再生時間は、42分(図2参照)であるのに対して、視聴時間303が35分であることから、通常の1.2倍の速度で再生すれば、番組の最後まで見終わることができる。そのための再生速度を示したものが、図4(c)に示すように、倍速306の欄に表示される。
ここで、番組「番組C」の場合には、再生時間が120分であるため、通常の3.5倍の速度で再生しないと最後まで見終われない。しかし、3.5倍の速度で再生されたテレビを見ても概要程度しか理解できず、あまり番組を楽しむことはできない。可能であるならば、通常と同じ1倍速でテレビを視聴したいものである。そこで、倍速306の欄が1倍に近い番組から順番に表示することで、ユーザの視聴可能な時間に合った番組を容易に見つけることが可能となる。
次に、番組再生キーの入力が検出されたか否かを判断する(ステップS26)。ここで、番組再生キーの入力以外、特に、視聴制限時刻がユーザによって新たに入力された場合には、ステップS16へ戻り、ステップS16〜ステップS26までの処理を繰り返す。
一方、ユーザによる番組再生キーの入力が検出されると、CPU102は、録画番組情報テーブル108を参照して、ユーザによって選択された番組を再生するために必要なテレビ再生用ファイル名203を取得し(ステップS28)、このテレビ再生用ファイル名203と再生速度、番組再生信号をテレビデータ処理部103に渡す。テレビデータ処理部103は、CPU102から受け取ったテレビ再生用ファイル名203を用いて、記憶部104に保存されているテレビ再生用ファイルを取得し、CPU102から受け取った再生速度で再生されるように音声データ及び映像データなどの必要なデータをスピーカ及び表示部107に出力してテレビ番組を再生する(ステップS30)。
例えば、図4(c)において、ユーザによって番組「番組A」が選択されると、図4(d)に示すように、その番組「番組A」が再生される。このとき、自動的に倍速306欄に表示されている1.3倍という再生速度で番組が再生されることで、ユーザはいちいち再生速度を設定する手間が省け、さらに使い勝手を向上させることができる。
このように、録画しておいた番組の再生時間と、視聴可能な時間内に番組の最後まで見るための再生速度とを表示し、再生速度が通常の1倍に近い順番に表示することで、ユーザにとって、空き時間に録画番組を視聴する際の使い勝手を向上させることができる。
なお、上述した第1実施形態では、一覧表示された番組からユーザによって選択された番組を再生するようにしたが、これに限らず、再生速度が最も1倍に近い番組を再生すべき番組とし、上述したステップS24で、表示部107に番組名、再生時間、倍速をそれぞれの番組毎に表示した後、上記再生速度が最も1倍に近い番組を自動的に再生するようにしてもよい。
また、上述した第1実施形態では、再生速度が1倍に近い順番に並べ替えていたが、これに限らず、ユーザが表示順番を設定できるようにしてもよい。例えば、非常に忙しく、常に2倍で録画番組を視聴したいユーザにとっては、再生速度が2倍に近い順番に番組を並べ替えた方が、使い勝手を向上させることができる。
B.第2実施形態
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
さて、録画した番組の視聴においては、番組中に挟まれているコマーシャルや、ドラマのオープニング・エンディングなどはユーザによって早送りされる場合がある。そのため、ユーザが設定した視聴制限時刻302よりも前に番組の最後まで見終わってしまうことが想定される。そこで、本第2実施形態では、こういったコマーシャル等の視聴されない可能性のある部分を再生時間から差し引いた時間(以下、短縮再生時間)も同時に表示することで、限られた時間の中で視聴可能な録画番組としての選択の幅を増やすことができる。
ここで、図5は、本第2実施形態による携帯電話の構成を示すブロック図である。なお、図1に対応する部分には同一の符号を付けて説明を省略する。本第2実施形態において、記憶部104は、録画番組情報テーブル108aと短縮再生情報テーブル109とを備えている。
図6は、本第2実施形態の携帯電話が備える録画番組情報テーブル108aの内容を示す概念図である。該録画番組情報テーブル108aは、前述した第1実施形態による、図2に示す録画番組情報テーブル108の内容に、短縮再生時間504と短縮再生情報テーブル名505とを追加したものである。短縮再生時間504は、上述したように、コマーシャル等の視聴されない可能性のある部分を再生時間から差し引いた時間である。短縮再生情報テーブル名505は、再生を飛ばす可能性のある場面の情報が記載されたテーブルである短縮再生情報テーブル109の名称である。
図6に示すように、例えば、番組「番組B」の再生時間202は42分であるが、短縮再生時間504は35分である。図7は、この番組Bの内容を横軸を時間として示す概念図である。番組開始から、番組の本編が5分、その後にコマーシャルが1分、という構成が7回繰り返されて番組が終了するものとする。この場合、本第2実施形態では、例えば、図8に示すような短縮再生情報テーブル109を作成する。
図8に示すように、短縮再生情報テーブル109は、コマーシャルの番号を示す「No.」701、コマーシャルの開始時刻を示す「CM開始時刻」702、コマーシャルの終了時刻を示す「CM終了時刻」703、番組の開始を基準にしたコマーシャルの開始時刻を示す「CM開始相対時刻」704、番組の開始を基準にしたコマーシャルの終了時刻を示す「CM終了相対時刻」705、コマーシャルの長さを示す「CMの長さ」706、No.701に対応するコマーシャル以前の全コマーシャルの合計時間を示す「合計CM長」707などから構成される。番組「番組B」の場合、最後である7番目のコマーシャルに対応する合計CM長707が7分であるため、再生時間の42分から7分を差し引いた35分が短縮再生時間となる。
上記短縮再生情報テーブル109は、録画中あるいは録画終了後に生成される。コマーシャルの検出方法としては、映画番組の放送においては、モノラルやバイリンガルで放送されるのに対し、コマーシャルはステレオで放送されることを利用し、テレビジョン放送の音声多重モードを監視することで、コマーシャルのスタートポイントとエンドポイントを認識する周知の技術や、テレビジョン放送信号の中に、コマーシャルの間隔程度の周期で定期的に入る無音部分を検出することにより、コマーシャル部分とステレオ放送の映画の部分の区別する周知の技術を用いればよい(例えば特開平9−284706)。
このように、ユーザは、番組の本編だけを見たい場合に、コマーシャルなどの不要部分を飛ばすことにより短縮して再生した場合の再生時間を容易に知ることができるので、限られた時間の中で視聴可能な録画番組の選択の幅を増やすことが可能となる。また、視聴時間303が再生時間202よりも短い場合には、短縮再生時間504を参照することで、再生速度を速めるのではなく、コマーシャル等を飛ばして再生することを選択できるようにすれば、通常の再生速度に近い速度で番組を視聴することが可能となる。
さらに、ここでは、視聴されない可能性のある部分としてコマーシャルのみを想定したが、他にもドラマのオープニング・エンディング等も考慮することができる。この場合、予めユーザがドラマ名、曜日、時刻、チャンネル、オープニングの開始時刻・終了時刻、エンディングの開始時刻・終了時刻などといった条件を入力しておき、その条件に当てはまる番組を録画する際には、短縮再生情報テーブル109に追記しておけばよい。このように、再生を飛ばしてもいい場面をユーザがフレキシブルに入力できるようにすることで、さらに時間を有効活用することができる。
C.第3実施形態
次に、本発明の第3実施形態について説明する。上述した第1ならびに第2実施形態では、視聴制限時刻302をユーザが入力するものとしてきたが、本第3実施形態では、スケジューラやインターネットブラウザ等の他のアプリケーションから視聴制限時刻302を取得して設定することを特徴としている。なお、本第3実施形態による携帯電話100の構成は、図1と同様であるので説明を省略する。
C−1.第3実施形態の動作
図9は、本第3実施形態による携帯電話100の一部動作を説明するためのフローチャートである。まず、携帯電話100がキー入力を待つ状態において(ステップS40)、CPU102は、テレビアプリケーションを起動するTVアプリケーション起動キーの入力が検出されたか否かを判断し(ステップS42)、TVアプリケーション起動キーの入力が検出されると、記憶部104に保存されているテレビアプリケーションに関する変数の初期化等といった、テレビアプリケーションの起動処理を行う(ステップS44)。
テレビアプリケーションでは、図10(a)に示す、過去に録画した番組を一覧表示する番組一覧画面に遷移する。図10(a)では、視聴制限時刻は未入力である。この番組一覧画面において、CPU102は、サブメニューの選択が検出されたか否かを判断する(ステップS46)。そして、ユーザによって「サブメニュー」キーが押下されない場合には、第1実施形態で説明したように、図3のステップS16以降へ進む。
一方、ユーザによって「サブメニュー」キーが押下され、いくつかあるサブメニューの中から「視聴制限時刻を取得」が選択された場合には(途中の画面は省略)、図10(b)に示すサブメニュー画面へ遷移する。該サブメニュー画面では、視聴制限時刻を取得するための他のアプリケーションを選択することが可能となっている。図示の例では、「(1)おでかけ交通ナビ、(2)スケジュール帳、(3)メール」の3つのアプリケーションが選択可能となっている。ここで、「おでかけ交通ナビ」とは、電車やバスなどの交通機関を利用して目的地までユーザを案内するようなナビゲーションサービスである。「スケジュール帳」は、日時と予定とを登録するスケジューラである。「メール」については本実施形態では用いないので説明を省略する。
CPU102は、サブメニュー画面において、上記ナビゲーションサービスが選択されたか否かを判断し(ステップS48)、上記ナビゲーションサービスが選択されなかった場合には、スケジュールサービスが選択されたか否かを判断する(ステップS50)。そして、いずれでもない場合には、その他の処理へ進む。
一方、サブメニュー画面において、ナビゲーションサービスである「おでかけ交通ナビ」が選択された場合には、ナビゲーションサービスを享受するためのナビゲーションサービスアプリケーションを実行する(ステップS52)。すなわち、まず、「おでかけ交通ナビ」のサービスを提供しているサーバに接続する。このとき、図10(c)に示すように、ユーザの携帯電話100が接続していることを通知する画面を表示する。そして、サーバへの接続が完了すると、「おでかけ交通ナビ」のトップページ(図示略)に遷移し、そこで、ユーザによって所定の入力がなされると、例えば図10(d)のような画面に遷移する。
該画面は、「出発駅が東京、到着駅が戸塚、2005年4月28日の08:00に出発する」という条件が入力された状態である。ここで、ユーザによって「実行」が選択されると、図10(e)に示すように、その条件での検索結果が表示される。検索結果画面には、東京駅を08:01に出発して戸塚駅に08:31に到着するというような結果が表示される。
CPU102では、「おでかけ交通ナビ」が実行されている間、時刻の選択が検出されたか否かを判断している(ステップS54)。そして、図10(e)の画面において、到着時刻である「08:31」という時刻802にカーソルがあたった状態で、ユーザによって「選択」キーが押下されると、CPU102によって時刻802が取得されて記憶部104に保存される(ステップS56)。そして、画面は、図10(f)に遷移する。
このとき、CPU102は、記憶部104に保存されていた時刻802を取得し、その時刻802を視聴制限時刻に設定し、画面に表示する(ステップS58)。その結果、図10(f)に示すように、視聴制限時刻302に08:31が設定される。その後、図3に示すフローチャートにおけるステップS18以降へ進み、第1実施形態と同様の処理を行い、視聴時間303の計算(この場合、31分)、各録画番組の再生速度の計算、録画番組の入れ替え、選択された番組の再生(図10(g))を実行する。
このように、通勤・通学時間などの空き時間で、携帯電話でテレビを視聴する場合、インターネットのサービス、例えば、交通機関のナビゲーションサービスと連携して使用することで、さらに使い勝手を向上させることが可能となる。
次に、図12(a)に示すように、サブメニュー画面において、スケジューラサービスである「スケジュール帳」が選択された場合には、スケジューラサービスを享受するためのスケジューラサービスアプリケーションを実行する(ステップS70)。図12(b)は、「スケジュール帳」におけるメイン画面である。該画面では、日付タブ「24」〜「30」を選択することで、その日のスケジュールが表示されるようになっており、図示の例では、28日のスケジュールとして、「10:00」から「システム会議」、「14:00」から「連絡会」、「18:00」から「友人と飲み」が登録されている。
例えば、「14:00」から「連絡会」が予定されているため、それまではテレビを視聴したいとする。この場合、ユーザは、図12(c)に示すように、「14:00」という時刻803にカーソルを合わせて「選択」キーを押下すればよい。
CPU102では、「スケジュール帳」が実行されている間、時刻の選択が検出されたか否かを判断している(ステップS72)。そして、図12(c)の画面において、「14:00」という時刻803にカーソルがあった状態で、ユーザによって「選択」キーが押下されると、CPU102によって時刻803が取得されて記憶部104に保存される(ステップS74)。そして、画面は、図12(d)に遷移する。
このとき、CPU102は、記憶部104に保存されていた時刻803を取得し、その時刻803を視聴制限時刻に設定し、画面に表示する(ステップS76)。その結果、図12(d)に示すように、視聴制限時刻302に14:00が設定される。その後、図3に示すフローチャートにおけるステップS18以降へ進み、第1実施形態と同様の処理が行われ、視聴時間303の計算(この場合、6時間00分)、各録画番組の再生速度の計算、録画番組の入れ替え、選択された番組の再生(図12(e))を実行する。
このように、上述した第3実施形態においては、スケジューラサービスのアプリケーションと連携することで、テレビに見入ってしまって大切な用事を忘れるなどといったことにはならず、使い勝手を向上させることが可能となる。
なお、上述した第3実施形態においては、他のアプリケーションとして、ナビゲーションサービスである「おでかけ交通ナビ」や、スケジューラサービスである「スケジュール帳」などについて説明したが、これ以外にも、例えば、録画予約や、視聴予約などでもよい。録画予約では、録画予約されている時刻、すなわち録画開始時刻を視聴制限時刻として取得し、現在時刻から視聴制限時刻までを視聴時間として算出すればよい。また、視聴予約では、視聴予約されている時刻、すなわちテレビ番組の視聴開始時刻を視聴制限時刻として取得し、現在時刻から視聴制限時刻までを視聴時間として算出すればよい。
なお、上述した第1ないし第3実施形態において、種々の機能は、ソフトウェアで実現してもよく、ユーザは、例えば、CD―ROM等の記録媒体やサーバから当該ソフトウェアを受信して当該種々の機能を実現するようにしてもよい。これにより、必要な機能だけを搭載したり、また、好みに応じて色々な機能を追加もしくは削除、あるいは更新したりすることが容易となる。
更に、上述してきた実施形態を組み合わせて新しく実施形態を構成することができることは言うまでもない。また、本発明は、上記に示された実施形態に限定されるものではなく、ここに開示された原理及び新しい特性は広範囲の技術的範囲を含むものである。
本第1実施形態に係る携帯電話の構成を示すブロック図である。 本第1実施形態の携帯電話が備える録画番組情報テーブル108のデータ構成を示す概念図である。 本第1実施形態による携帯電話100の動作を説明するためのフローチャートである。 本第1実施形態に係る携帯電話の画面表示例を示す模式図である。 本第2実施形態による携帯電話の構成を示すブロック図である。 本第2実施形態の携帯電話が備える録画番組情報テーブル108aの内容を示す概念図である。 本第2実施形態の携帯電話のテレビ再生用ファイルの構成を示す概念図である。 本第2実施形態の携帯電話が備える短縮再生情報テーブル109の内容を示す概念図である。 本第3実施形態による携帯電話100の一部動作を説明するためのフローチャートである。 本第3実施形態に係る携帯電話の「おでかけ交通ナビ」アプリケーション実行時の画面表示例を示す模式図である。 本第3実施形態による携帯電話100の一部動作を説明するためのフローチャートである。 本第3実施形態に係る携帯電話の「スケジュール」アプリケーション実行時のの画面表示例を示す模式図である。
符号の説明
100 携帯電話
101 入力部(再生録画データ指定手段、入力手段)
102 CPU(視聴制限時刻取得手段、視聴可能時間算出手段、再生速度算出手段、表示制御手段、短縮再生時間算出手段)
103 再生部(再生手段)
104 記憶部(録画データ記憶手段)
105 チューナ
106 通信部(通信手段)
107 表示部(表示手段)
108 録画番組情報テーブル(再生時間記憶手段)
108a 録画番組情報テーブル(再生時間記憶手段)
109 短縮再生情報テーブル(短縮再生時間算出手段)


Claims (15)

  1. 記録されている録画データを再生する録画番組再生装置であって、
    録画データを記憶する録画データ記憶手段と、
    前記録画データ記憶手段に記憶されている録画データの一覧を表示する表示手段と、
    前記録画データ記憶手段に記憶されている録画データを1倍速で再生した場合の再生時間を記憶する再生時間記憶手段と、
    録画データを視聴することが可能な時刻を示す視聴制限時刻を取得する視聴制限時刻取得手段と、
    前記視聴制限時刻取得手段により取得された視聴制限時刻と現在時刻とに基づいて、視聴可能時間を算出する視聴可能時間算出手段と、
    前記再生時間記憶手段に記憶されている再生時間と前記視聴制限時刻取得手段により取得された視聴可能時間とに基づいて、前記視聴可能時間内に録画データを最後まで再生し終えるために必要な再生速度を算出する再生速度算出手段と、
    前記表示手段に一覧表示されている録画データ毎に前記再生速度算出手段により算出された再生速度を表示させる表示制御手段と
    を具備することを特徴とする録画番組再生装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記再生速度に基づいて、前記録画データの表示順を並べ替えて一覧表示することを特徴とする請求項1記載の録画番組再生装置。
  3. 前記表示手段に一覧表示された録画データのうち、再生すべき録画データを指定する再生録画データ指定手段と、
    前記視聴可能時間が前記再生録画データ指定手段により指定された録画データの再生時間よりも短い場合には、該指定された録画データに対する、前記再生速度算出手段により算出された再生速度で再生する再生手段と
    を具備することを特徴とする請求項1記載の録画番組再生装置。
  4. 前記再生手段は、前記再生速度が通常の再生速度に最も近い番組データを自動的に再生することを特徴とする請求項3記載の録画番組再生装置。
  5. 前記再生時間記憶手段に記憶されている再生時間から予め設定しておいた場面の時間を差し引いた短縮再生時間を算出する短縮再生時間算出手段を具備し、
    前記表示制御手段は、前記再生速度算出手段により算出された再生速度に加え、前記表示手段に一覧表示されている録画データ毎に、前記短縮再生時間算出手段により算出された短縮再生時間を表示させることを特徴とする請求項1記載の録画番組再生装置。
  6. 前記短縮再生時間算出手段は、前記再生時間記憶手段に記憶されている再生時間から、予め設定しておいた場面の時間として、番組データ中のコマーシャルの再生時間を差し引くことを特徴とする請求項5記載の録画番組再生装置。
  7. 前記短縮再生時間算出手段は、前記再生時間記憶手段に記憶されている再生時間から、予め設定しておいた場面の時間として、番組のオープニングやエンディングの再生時間を差し引くことを特徴とする請求項5記載の録画番組再生装置。
  8. 時刻情報が入力される入力手段を具備し、
    前記視聴制限時刻取得手段は、前記入力手段から入力された時刻情報を、前記視聴制限時刻として取得することを特徴とする請求項1記載の録画番組再生装置。
  9. 外部の情報処理装置と通信する通信手段を具備し、
    前記視聴制限時刻取得手段は、前記通信手段により通信している外部の情報処理装置から前記視聴制限時刻を取得することを特徴とする請求項1記載の録画番組再生装置。
  10. 前記外部の情報処理装置は、交通手段のナビゲーションサービスのサーバであり、
    前記視聴制限時刻取得手段は、前記サーバにより提示された、目的地に到着する到着時刻を、前記視聴制限時刻として取得することを特徴とする請求項9記載の録画番組再生装置。
  11. 前記視聴制限時刻取得手段は、前記視聴制限時刻を他のアプリケーションから取得することを特徴とするする請求項1記載の録画番組再生装置。
  12. 前記他のアプリケーションは、予定内容の開始時刻を登録するためのスケジュールソフトウェアであり、
    前記視聴制限時刻取得手段は、前記スケジュールソフトウェアにより提示された、予定内容の開始時刻を、前記視聴制限時刻として取得することを特徴とする請求項11記載の録画番組再生装置。
  13. 前記他のアプリケーションは、番組の録画予約や番組の視聴予約を登録するための予約ソフトウェアであり、
    前記視聴制限時刻取得手段は、前記予約ソフトウェアにより提示された、予約内容の開始時刻を、前記視聴制限時刻として取得することを特徴とする請求項11記載の録画番組再生装置。
  14. 記録されている録画データを再生する録画番組再生方法であって、
    前記録画データの一覧を表示する表示ステップと、
    前記録画データを視聴することが可能な時刻を示す視聴制限時刻を取得する視聴制限時刻取得ステップと、
    前記取得された視聴制限時刻と現在時刻とに基づいて、視聴可能時間を算出する視聴可能時間算出ステップと、
    前記録画データを1倍速で再生した場合の再生時間と前記取得された視聴可能時間とに基づいて、前記視聴可能時間内に録画データを最後まで再生し終えるために必要な再生速度を算出する再生速度算出ステップと、
    前記一覧表示されている録画データ毎に前記算出された再生速度を表示させる表示制御ステップと
    からなることを特徴とする録画番組再生方法。
  15. コンピュータに、
    前記録画データの一覧を表示する表示機能と、
    前記録画データを視聴することが可能な時刻を示す視聴制限時刻を取得する視聴制限時刻取得機能と、
    前記取得された視聴制限時刻と現在時刻とに基づいて、視聴可能時間を算出する視聴可能時間算出機能と、
    前記録画データを1倍速で再生した場合の再生時間と前記取得された視聴可能時間とに基づいて、前記視聴可能時間内に録画データを最後まで再生し終えるために必要な再生速度を算出する再生速度算出機能と、
    前記一覧表示されている録画データ毎に前記算出された再生速度を表示させる表示制御機能と
    を実現することを特徴とする録画番組再生プログラム。


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