JP2008218840A - Ic固定構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】固定部位を有さないICを既存の放熱板に固定する際、確実にICを位置決めすることが可能なIC固定構造の提供を目的とする。
【解決手段】本IC固定構造40は、固定用の貫通孔を備えないIC20を放熱板30に固定するためのものである。IC固定構造40は、IC固定部品10と放熱板30に施す簡単な加工により構成される。ここで、IC固定部品10は、ねじを用いずIC20を位置決めするものである。また、放熱板30にはIC20を位置決めしたIC固定部品10がねじ止めされる。IC固定部品10は、IC20を確実に位置決めして放熱板30と面接触させるため、IC20を基板等に固定する際作業性を向上させることができる。
【選択図】図1
【解決手段】本IC固定構造40は、固定用の貫通孔を備えないIC20を放熱板30に固定するためのものである。IC固定構造40は、IC固定部品10と放熱板30に施す簡単な加工により構成される。ここで、IC固定部品10は、ねじを用いずIC20を位置決めするものである。また、放熱板30にはIC20を位置決めしたIC固定部品10がねじ止めされる。IC固定部品10は、IC20を確実に位置決めして放熱板30と面接触させるため、IC20を基板等に固定する際作業性を向上させることができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、ICを放熱板に固定するためのIC固定構造に関し、特に固定用部位を備えないICを固定するIC固定構造に関するものである。
従来、IC等の半導体素子は効果的に放熱させるため、放熱板と面接触させている。そのため、ICには放熱板と固定されるための固定用部位を備えるものがある。ここで、固定用部位とは、ねじが貫通するねじ孔等を言う。しかしながら、ICの中には、コストを削減するために固定用部位を備えていないものが存在する。このようなICでは、当然ICと放熱板とを直接面接触させることはできない。
固定部位を備えないICを、放熱板に固定する方法として以下の放熱板が開示されている。つまり、本放熱板は、該放熱板の一部と曲げ加工を施した曲げ加工部で繋がる押圧部を備えている。押圧部と放熱板との間に半導体素子(IC)を挿入し、ねじを用いて押圧部を締めつけることで、半導体素子を固定する(例えば、特許文献1参照。)。
また、放熱板にICを固定するものではないが、以下のような半導体の放熱板取付け構造が開示されている。つまり、放熱板を断面コの字状に折曲げるとともに、両端の面を折り曲げて半導体係止部を形成する。ここで、半導体は、前記形成された放熱板と、半導体係止部との間で保持されて固定される(例えば、特許文献2参照。)。
特開2000−323876
特開2001−352024
上述した特許文献1の発明は、次のような課題があった。つまり、特許文献1の放熱板はICを確実に位置決めしない。そのため、基板にICを実装する際、ICが放熱板内で移動するため、基板に実装しづらかった。
また、特許文献2の発明は、次のような課題がった。つまり、特許文献2の半導体の放熱板取付け構造では、放熱板を加工する必要があった。そのため、ヒートシンク等の既製品の放熱板に取り付けを行なうことはできない。
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、固定用部位を有さないICを既存の放熱板に固定する際、確実にICを位置決めすることが可能なIC固定構造の提供を目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の請求項2にかかる発明では、固定用部位を備えないICをIC固定部品を用いて放熱板に固定するIC固定構造において、前記IC固定部品は、前記ICの前記放熱板と面接触しない各面を包み込むよう面接触させて収容する係止収容部と、前記放熱板にねじ止めするための貫通孔とを有し、前記IC固定部品は、前記係止収容部に前記ICを収容した後、前記貫通孔を用いてねじ止めして、前記係止収容部と面接触しない前記ICの面を前記放熱板と面接触させる構成としてある。
つまり、IC固定部品では、係止収容部でICの放熱板と面接触しない各面を包み込むよう面接触させて収容し、貫通孔で前記放熱板にねじ止めする。これにより、前記係止収容部に前記ICを収容した後、放熱板にねじ止めすることにより、係止収容部と面接触しない前記ICの面を放熱板と面接触させて固定する。そのため、固定用部位を有さないICを既存の放熱板に固定する際、確実にICを位置決めすることができる。
また、前記放熱板は回転規制穴を有し、前記IC固定部品は、該放熱板にねじ止めされた際、前記回転規制穴に挿入される回転止め突起を有する構成としてもよい。
これにより、IC固定部品は、回転止め突起により回転を規制されるため、放熱板に固定し易くなる。
これにより、IC固定部品は、回転止め突起により回転を規制されるため、放熱板に固定し易くなる。
そして、前記係止収容部は、前記ICの前記放熱板と面接触しない面と対向する面の下側縁部を内側に向けて傾斜させ、前記下側縁部で前記ICを前記放熱板側に押圧した構成としてもよい。
これにより、係止収容部に収容されたICは、下側縁部で放射板側に押圧されるため、簡易な構成でICの放熱効果を高めることができる。
これにより、係止収容部に収容されたICは、下側縁部で放射板側に押圧されるため、簡易な構成でICの放熱効果を高めることができる。
さらに、前記係止収容部は、前記ICの前記放熱板と面接触しない面と対向する面を内側に段を形成するよう折り曲げ、前記段で前記ICを放射板側に押圧した構成としてある。
これにより、係止収容部に収容されたICは、段と面接触して保持されるため、簡易な構成でICの放熱効果を高めることができる。
これにより、係止収容部に収容されたICは、段と面接触して保持されるため、簡易な構成でICの放熱効果を高めることができる。
また、前記IC固定部品は、複数のICを並列させて配置する構成であって、前記係止収容部は、前記ICの前記放熱板と面接触しない面と対向する面に、前記複数のICを位置決めするための切り起こし片を形成した構成としてもよい。
これにより、本IC固定構造は、複数のICを用いる際にも確実に位置決めすることができる。
これにより、本IC固定構造は、複数のICを用いる際にも確実に位置決めすることができる。
さらに、上記課題を解決するために請求項1に係る発明では、固定用部位を備えないICをIC固定部品を用いて放熱板に固定するIC固定構造において、前記放熱板は、回転規制穴とねじ孔とを有し、前記IC固定部品は、厚みの薄い板金を曲げ加工して、前記ICの前記放熱板と面接触しない各面を包み込むよう面接触させて収容する係止収容部と、前記放熱板にねじ止めするための貫通孔と、前記回転規制穴に挿入される回転止め突起とを備える固定部とを形成し、前記係止収容部は、前記ICの前記放熱板と面接触しない面と対向する面の下側縁部を内側に向けて傾斜させ、前記係止収容部に前記ICを収容した後、前記貫通孔に挿通させたねじを前記放熱板のねじ孔にねじ止めして、前記係止収容部と面接触しない前記ICの面を、前記係止収容部の下側縁部で押圧して前記放熱板と面接触させる構成としてある。
以上説明したように本発明によれば、固定用部位を有さないICを既存の放熱板に固定する際、確実にICを位置決めすることができる。
また請求項3にかかる発明によれば、回転止め突起により回転を規制されるため、放熱板に固定し易くなる。
そして請求項4にかかる発明によれば、簡易な構成でICの放熱効果を高めることができる。
さらに請求項5にかかる発明によれば、簡易な構成でICの放熱効果を高めることができる。
また請求項6にかかる発明によれば、複数のICを用いる際にも確実に位置決めすることができる。
さらに請求項1のような、より具体的な構成において、上述した請求項2〜請求項4の各発明と同様の作用を奏することはいうまでもない。
また請求項3にかかる発明によれば、回転止め突起により回転を規制されるため、放熱板に固定し易くなる。
そして請求項4にかかる発明によれば、簡易な構成でICの放熱効果を高めることができる。
さらに請求項5にかかる発明によれば、簡易な構成でICの放熱効果を高めることができる。
また請求項6にかかる発明によれば、複数のICを用いる際にも確実に位置決めすることができる。
さらに請求項1のような、より具体的な構成において、上述した請求項2〜請求項4の各発明と同様の作用を奏することはいうまでもない。
以下、下記の順序に従って本発明の実施形態を説明する。
(1)IC固定構造の構成
(2)IC固定構造の作用・効果
(3)各種変形例
(4)まとめ
(1)IC固定構造の構成
(2)IC固定構造の作用・効果
(3)各種変形例
(4)まとめ
(1)IC固定構造の構成
本発明に係るIC固定構造は、図1に示すように、固定用の貫通孔を備えないIC20を放熱板30に固定するためのものである。IC固定構造40は、IC固定部品10と放熱板30に施す簡単な加工により構成される。ここで、IC固定部品10は、ねじを用いずIC20を位置決めするものである。また、放熱板30にはIC20を位置決めしたIC固定部品10がねじ止めされる。IC固定部品10は、IC20を確実に位置決めして放熱板30と面接触させるため、IC20を基板等に固定する際作業性を向上させることができる。また、ICの放熱効果が向上するという効果や、破損したICが飛散しないという効果を備えている。
本発明に係るIC固定構造は、図1に示すように、固定用の貫通孔を備えないIC20を放熱板30に固定するためのものである。IC固定構造40は、IC固定部品10と放熱板30に施す簡単な加工により構成される。ここで、IC固定部品10は、ねじを用いずIC20を位置決めするものである。また、放熱板30にはIC20を位置決めしたIC固定部品10がねじ止めされる。IC固定部品10は、IC20を確実に位置決めして放熱板30と面接触させるため、IC20を基板等に固定する際作業性を向上させることができる。また、ICの放熱効果が向上するという効果や、破損したICが飛散しないという効果を備えている。
図1、図2に示すように、IC固定部品10は、ねじを用いずIC20を位置決めするものである。そのため、IC固定部品10は、固定部11と、固定部11の下端から連結した係止収容部12とから構成されている。なお、IC固定部品10は、所定形状に加工された薄板を曲げ加工して形成する。固定部11は貫通孔11aと、回転止め突起11b、11bとを備えている。貫通孔11aは、放熱板にねじを用いて締結されるためのものである。回転止め突起11bは、放熱板30に形成された回転規制穴32に挿入されて、本IC固定部品の回転を規制するためのものである。本実施の形態では、回転止め突起11bは、固定部11の両端から延設した端部を内側に曲げて形成されている。係止収容部12は、IC20を位置決めして収容するためのものである。そのため、係止収容部12は、IC20の放熱板と面接触する面以外を包み込むよう、上面側対向面12a、側面側対向面12b、12c、背面側対向面12d、さらには下面側対向面12eとから形成される。なお、下面側対向面12eは、IC20から延設された端子と接触しない形状である。
ここで、背面側対向面12dは、内側に向けて突出する段12d1を形成している。段12d1は、背面側対向面12dの内側に向けて突出するよう形成されるとともに、下端縁部が内側に向けて傾斜する形状である。なお、段12d1は、プレス加工等で形成するものとする。
放熱板30にはICを位置決めしたIC固定部品10がねじ止めされる。放熱板30は、ねじ孔31と、回転規制穴32、32とを備えている。本実施の形態では、ねじ孔31の両端に回転規制穴32、32が形成されている。このため、IC固定部品10の固定部11に形成された回転止め突起11b、11bとが挿入される。なお、本実施の形態での放熱板30は、ねじ孔31を備えたヒートシンクに、回転規制穴32、32を形成して形成されている。
(2)IC固定構造の作用・効果
本発明に係るIC固定部品10はIC20を確実に位置決めして放熱板30と面接触させるため、基板等に取り付ける際、作業性を向上させることができる。本発明に係るIC固定構造を用いたICの基板への取付け方法は図3に示す通りである。まず、図3(a)に示すように、IC固定部品10の係止収容部12にIC20を収容する。これにより、IC20は、係止収容部12の上面側対向面12a、側面側対向面12b、12c、下面側対向面12eに外周を係止されて固定される。次に、固定部11の回転止め突起11b、11bを、放熱板30の回転規制穴32、32に挿入させる。最後に、図3(b)に示すように固定部11の貫通孔11aにねじS1を挿通させて、ねじS1を放熱板30のねじ孔31にねじ止めする。これにより、IC20は、外周を係止収容部12の各面にて係止され確実に位置決めされる。そのため、放熱板30を持ってIC20の端子を基板の孔に挿入する場合でも、IC20がIC固定部品10内で動くことがなく、確実に基板の孔に端子を挿入することができる。
本発明に係るIC固定部品10はIC20を確実に位置決めして放熱板30と面接触させるため、基板等に取り付ける際、作業性を向上させることができる。本発明に係るIC固定構造を用いたICの基板への取付け方法は図3に示す通りである。まず、図3(a)に示すように、IC固定部品10の係止収容部12にIC20を収容する。これにより、IC20は、係止収容部12の上面側対向面12a、側面側対向面12b、12c、下面側対向面12eに外周を係止されて固定される。次に、固定部11の回転止め突起11b、11bを、放熱板30の回転規制穴32、32に挿入させる。最後に、図3(b)に示すように固定部11の貫通孔11aにねじS1を挿通させて、ねじS1を放熱板30のねじ孔31にねじ止めする。これにより、IC20は、外周を係止収容部12の各面にて係止され確実に位置決めされる。そのため、放熱板30を持ってIC20の端子を基板の孔に挿入する場合でも、IC20がIC固定部品10内で動くことがなく、確実に基板の孔に端子を挿入することができる。
また、本発明のIC固定構造40は、ICの放熱効果が向上するという効果や、破損したICが飛散しないという効果を備えている。つまり、IC固定部品10の背面側対向面12dには段12d1が形成されているため、IC20を放熱板30側に押圧して面接触させる。このため、より、IC20の放熱効果を高めることが可能となる。また、IC20を係止する係止収容部12は、放熱板30とでIC20を覆うよう固定するため、破損等した場合に、IC20が飛散することがない。そのため、安全性を向上させることができる。
(3)各種変形例
本発明のIC固定構造40は、様々な変形例が存在する。
図4に示すように、IC固定部品10に複数のIC20を固定する構造としてもよい。この場合、係止収容部12の背面側対向面12dを収容するIC20の幅を合わせた長さと略同寸となるよう形成するとともに、背面側対向面12dに切り起こし片13を形成している。本実施の形態では、3個のIC20、20、20を並列に配置し、配置されるIC20、20、20の両端で係止する切り起こし片13、13、13、13、13、13を切り起こしで形成している。具体的には、コ字状に切り取った切り起こし片をIC20の側面に対向するよう曲げ加工して形成する。これにより、IC20の側面は、切り起こし片と面接触するとともに、上面側対向面12a、下面側対向面12eとで挟持される。そのため、IC20は、各切り起こし片13にて両端を係止され、IC固定部品10に確実に係止される。
本発明のIC固定構造40は、様々な変形例が存在する。
図4に示すように、IC固定部品10に複数のIC20を固定する構造としてもよい。この場合、係止収容部12の背面側対向面12dを収容するIC20の幅を合わせた長さと略同寸となるよう形成するとともに、背面側対向面12dに切り起こし片13を形成している。本実施の形態では、3個のIC20、20、20を並列に配置し、配置されるIC20、20、20の両端で係止する切り起こし片13、13、13、13、13、13を切り起こしで形成している。具体的には、コ字状に切り取った切り起こし片をIC20の側面に対向するよう曲げ加工して形成する。これにより、IC20の側面は、切り起こし片と面接触するとともに、上面側対向面12a、下面側対向面12eとで挟持される。そのため、IC20は、各切り起こし片13にて両端を係止され、IC固定部品10に確実に係止される。
(4)まとめ
固定用の貫通孔を備えないIC20を放熱板30に固定するためのものである。IC固定構造40は、IC固定部品10と放熱板30に施す簡単な加工により構成される。ここで、IC固定部品10は、ねじを用いずIC20を位置決めするものである。また、放熱板30にはIC20を位置決めしたIC固定部品10がねじ止めされる。IC固定部品10は、IC20を確実に位置決めして放熱板30と面接触させるため、IC20を基板等に固定する際作業性を向上させることができる。
固定用の貫通孔を備えないIC20を放熱板30に固定するためのものである。IC固定構造40は、IC固定部品10と放熱板30に施す簡単な加工により構成される。ここで、IC固定部品10は、ねじを用いずIC20を位置決めするものである。また、放熱板30にはIC20を位置決めしたIC固定部品10がねじ止めされる。IC固定部品10は、IC20を確実に位置決めして放熱板30と面接触させるため、IC20を基板等に固定する際作業性を向上させることができる。
なお、本発明は上記実施例に限られるものでないことは言うまでもない。当業者であれば言うまでもないことであるが、
・上記実施例の中で開示した相互に置換可能な部材および構成等を適宜その組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術であって上記実施例の中で開示した部材および構成等と相互に置換可能な部材および構成等を適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術等に基づいて当業者が上記実施例の中で開示した部材および構成等の代用として想定し得る部材および構成等と適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
は本発明の一実施例として開示されるものである。
・上記実施例の中で開示した相互に置換可能な部材および構成等を適宜その組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術であって上記実施例の中で開示した部材および構成等と相互に置換可能な部材および構成等を適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術等に基づいて当業者が上記実施例の中で開示した部材および構成等の代用として想定し得る部材および構成等と適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
は本発明の一実施例として開示されるものである。
10…IC固定部品、11…固定部、11a…貫通孔、11b…回転止め突起、12…係止収容部、12a…上面側対抗面、12a…上面側対向面、12b、12c…側面側対向面、12d…背面側対向面、12e…下面側対向面、12d1…段、13…切り起こし片、30…放熱板、31…ねじ孔、32…回転規制穴、40…IC固定構造
Claims (6)
- 固定用部位を備えないICをIC固定部品を用いて放熱板に固定するIC固定構造において、
前記放熱板は、回転規制穴とねじ孔とを有し、
前記IC固定部品は、厚みの薄い板金を曲げ加工して、前記ICの前記放熱板と面接触しない各面を包み込むよう面接触させて収容する係止収容部と、前記放熱板にねじ止めするための貫通孔と、前記回転規制穴に挿入される回転止め突起とを備える固定部とを形成し、
前記係止収容部は、前記ICの前記放熱板と面接触しない面と対向する面の下側縁部を内側に向けて傾斜させ、
前記係止収容部に前記ICを収容した後、前記貫通孔に挿通させたねじを前記放熱板のねじ孔にねじ止めして、前記係止収容部と面接触しない前記ICの面を、前記係止収容部の下側縁部で押圧して前記放熱板と面接触させることを特徴とするIC固定構造。 - 固定用部位を備えないICをIC固定部品を用いて放熱板に固定するIC固定構造において、
前記IC固定部品は、前記ICの前記放熱板と面接触しない各面を包み込むよう面接触させて収容する係止収容部と、
前記放熱板にねじ止めするための貫通孔を備える固定部とを有し、
前記IC固定部品は、前記係止収容部に前記ICを収容した後、前記貫通孔を用いて前記放熱板とねじ止めして、前記係止収容部と面接触しない前記ICの面を前記放熱板と面接触させることを特徴とするIC固定構造。 - 前記放熱板は回転規制穴を有し、
前記固定部は、該放熱板にねじ止めされた際、前記回転規制穴に挿入される回転止め突起を有することを特徴とする請求項2に記載のIC固定構造。 - 前記係止収容部は、前記ICの前記放熱板と面接触しない面と対向する面の下側縁部を内側に向けて傾斜させ、
前記下側縁部で、前記ICを押圧したことを特徴とする請求項2または請求項3のいずれかに記載のIC固定構造。 - 前記係止収容部は、前記ICの前記放熱板と面接触しない面と対向する面を内側に段を形成するよう折り曲げ、
前記段で、前記ICを押圧したことを特徴とする請求項2から請求項4のいずれかに記載のIC固定構造。 - 前記IC固定部品は、複数のICを並列させて配置する構成であって、
前記係止収容部は、前記ICの前記放熱板と面接触しない面と対向する面に、前記複数のICを位置決めするための切り起こし片を形成したことを特徴とする請求項2から請求項5のいずれか一項に記載のIC固定構造。
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Publication Number | Publication Date |
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