JP2008218320A - 有機電界発光素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】色ずれがなく演色性に富み、色度及び輝度が長時間にわたって安定な有機電界発光素子を提供する。
【解決手段】2つの電極間に、発光色の異なるA色とB色を発光する発光材料を積層して形成した発光層を含む機能層を挟み、前記発光層が、B色の発光層の両極側に厚さの異なるA色の発光層を設けて形成され、前記機能層全体で見たときの電子輸送性が正孔輸送性より大きいときは陽極側、反対の場合は陰極側に、より薄いA色の発光層を配している。このより薄い発光層の膜厚は5nm以下とするのが望ましい。
【選択図】図2

Description

本発明は、有機電界発光素子に係り、特に、フラットパネルディスプレイ、液晶表示器用バックライトや照明用光源等に用いることのできる、発光色の異なるA色とB色を積層して形成した発光層を有する有機電界発光素子に関するものである。
フラットパネルディスプレイ、液晶表示器用バックライトや照明用の光源としての発光体は、フラットパネルディスプレイの薄型化、液晶表示器を備える電子機器の小型化、薄型化、あるいは形状の自由化を企図して、近年ますます薄く軽量であるものが要求されるようになった。
有機電界発光素子が低電圧で高輝度に発光することは、イーストマン・コダック社のC. W. Tangらによって、電極間に2層の薄膜を積層してなる構成の素子によって初めて示された(非特許文献1)。そして、それ以降、有機電界発光素子は、電池など10V程度の低電圧で100〜100000cd/m2程度の高輝度の発光が可能なこと、発光物質を構成する材料の組合せで多数の色を発光させることが可能なこと、非常に薄い面発光体として使用可能なこと等々から、産業界で特に注目され、現在、有機電界発光素子としては、前述の素子構成に改良を加えた薄膜構成が多く検討されている。その一例を図8に示す。この有機電界発光素子によれば、発光層4の構成は、例えば図8に示すとおりA色の発光を呈する発光層4aとB色の発光を呈する発光層4bがホール(正孔)輸送層3と電子輸送層5との間に順に積層されている。具体的な素子構成としては、陽極/有機発光層/陰極の構成が基本であるが、その他たとえば陽極/正孔輸送層/有機発光層/電子輸送層/陰極、陽極/正孔注入層/正孔輸送層/有機発光層/電子輸送層/陰極、陽極/正孔注入層/有機発光層/電子輸送層/電子注入層/陰極、陽極/正孔注入層/有機発光層/電子注入層/陰極、等種々の構成のものが挙げられる。
Appl.Phys.Lett., 51, 12, 913 (1987) 特開2003−187977号公報 特開2004−311231号公報
斯かる有機電界発光素子において、発光色は有機発光層中に含まれる発光物質によって決定されるが、現在用いることが出来る発光材料は、例えば青色、緑色、赤色など単色の発光材料である。然るに、例えば照明用光源として有機電界発光素子を応用する場合、複数の発光色が含まれた光源が好ましく、特に室内の主照明などに応用する場合においては、少なくとも青色、緑色、赤色の3波長が含まれることが好ましい。この場合、異なる発光色を呈する発光層を積層することによって、複数の発光波長を含む有機電界発光素子は実現される。然るに、その発光色は、発光輝度や連続発光に伴って大きく変化するものであった。特許文献1、及び特許文献2では、異なるピーク波長の発光を行う2種類の発光層を、交互に3層以上積層することによって発光輝度や連続発光に伴う色度変化を抑制している。
しかしながら、該発明における、発光初期と輝度半減時における色度変化量は0.01であり、依然として大きい点が問題であった。また、生産性を考慮すると、発光層の層数は少ない方が好ましい。さらに、特に室内の主照明などに応用する場合においては、演色性を考慮すると、発光色中に少なくとも青色、緑色、赤色の3波長が含まれることが好ましいが、該発明は2波長の白色系発光であるため演色性に乏しく照明用途には不向きであるという問題があった。
また、上記引用文献2では、短波長発光層、長波長発光層、短波長発光層の順に3層構造とした例も提案されているが、電子や正孔の輸送性に伴い、膜厚を調整する点については考察がされておらず、むしろ、ホストとして電子や正孔の輸送性が等しい層を用いるのが望ましいとされている。
本発明は前記実情に鑑みてなされたもので、色ずれが少なく演色性に富み、色度及び輝度が長時間にわたって安定な有機電界発光素子を提供することを目的とする。
そこで本発明者は、少ない層数で発光輝度に依存する色度の変化、連続発光に伴う色度の変化を低減させるための研究を重ねた結果、発光色の異なるA色とB色を発光する発光材料を積層しB色の発光層の両極側にそれぞれA色の発光層を設けて形成した発光層を備えた有機電界発光素子において、電極間に挟まれた発光層を含む機能層全体としてみたとき、正孔と電子の輸送性の違いによって発光領域が変化することを発見し、正孔と電子の輸送性の違いに応じて、各発光層の膜厚を最適化することによって発光輝度や色度の発光時間依存性の低減が可能となることを発見した。そして、この発見に基づいて、2色の発光色を含む有機電界発光素子を実現するものである。さらには該発光層に含まれる発光色とは異なるC色を含む発光層を積層することによって、発光輝度や色度の発光時間依存性を低減し、長時間にわたって安定な白色発光を呈する有機電界発光素子を実現するものである。
本発明の有機電界発光素子は、2つの電極間に、発光色の異なるA色とB色を発光する発光材料を積層して形成した発光層を含む機能層を挟み、前記発光層が、B色の発光層の両極側に厚さの異なるA色の発光層を設けて形成され、前記機能層全体で見たときの電子輸送性が正孔輸送性より大きいときは陽極側、反対の場合は陰極側に、他方の側のA色の発光層より厚みの薄いA色の発光層を配したことを特徴とする。
この構成によれば、電子の輸送性が正孔の輸送性よりも大きく、支配的であるとき、発光領域は、電子がより陽極に近い側に偏ることになり、陽極に近い位置で発光が生じやすくなることになる。一方正孔の輸送性が電子の輸送性よりも大きく、支配的であるとき、発光領域は、正孔がより陰極に近い側に偏ることになり、陰極に近い位置で発光が生じや易くなることになる。そこで、発光領域の偏りが生じる領域の発光層を薄くすることにより、B色の発光層が確実に発光するようになり、電流や電圧の経時変化に際しても、大きく影響を受けることなく、A色の発光層とB色の発光層とがより均一な発光バランスで発光することになるものと思われる。また、発光層の材料に制約を受けることなく、正孔輸送層、電子輸送層を含めた機能層全体としての正孔及び電子の輸送性によって、膜厚を調整することで、安定した色度の発光を持続することが可能となる。
また本発明は、上記有機電界発光素子において、前記A色の発光層のうち、より厚みの薄い発光層の厚みが5nm以下であるものを含む。
種々の実験の結果、薄い側のA色の発光層が5nm以下であるとき、より安定な発光色を得ることができるという結果を得た。
また本発明は、上記有機電界発光素子において、前記B色の発光層の厚みが8nm以下であるものを含む。
種々の実験の結果、B色の発光層が8nm以下であるとき、より安定な発光色を得ることができるという結果を得た。
また本発明は、上記有機電界発光素子において、前記A色の発光層とB色の発光層との合計厚みが40nm以下であるものを含む。
実験結果から前記A色の発光層とB色の発光層との合計厚みが40nm以下であるとき、より安定な発光色を得ることができるという結果を得た。
また本発明は、上記有機電界発光素子において、B色の発光層の両側に設けられるA色の発光層が、互いに異なる発光材料で形成され、両者の発光波長のピークの差が10nm以下であるものを含む。
B色の発光層の両側に設けられるA色の発光層は、必ずしも同じ材料である必要はなく、異なる材料であっても両者の発光波長のピークの差が10nm以下であれば、本発明は適用可能である。
また本発明は、上記有機電界発光素子において、前記発光層は、A色およびB色とは異なるC色の発光層を含み、前記C色の発光層は、前記機能層全体で見たときの電子輸送性が正孔輸送性より大きいときは陰極側、反対の場合は陽極側に設けてなるものを含む。
また本発明は、上記有機電界発光素子において、前記機能層は、前記発光層と前記陽極との間に正孔輸送層、前記発光層と前記陰極との間に電子輸送層とを備えたものを含む。
以上説明してきたように、本発明の有機電界発光素子によれば、簡便な構成で発光輝度に依存する色度の変化、連続発光に伴う色度の変化を低減し、長時間にわたって安定な発光を実現することができる。また、簡便な構造にて演色性に優れた白色系発光を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
本発明に係る有機電界発光素子は、図1に示すように、透光性基板1と、前記基板上に形成された透光性導電膜からなる陽極2と、前記陽極上に形成された正孔輸送層3、有機発光層4、電子輸送層5及び陰極6とを備えている。
そして、本発明の有機電界発光素子によれば、正孔輸送層3、有機発光層4、電子輸送層5を含む機能層全体で見たときの電子輸送性が正孔輸送性より大きいときは、図2に示すとおり陽極2側に位置するA色の発光を呈する発光層4aの厚みを、陰極6側に位置するA色の発光を呈する発光層4a’より薄くしている、すなわち陽極2側から、A色の発光を呈する膜厚5nm以下の発光層4a、B色の発光を呈する膜厚8nm以下の発光層4b、A色の発光を呈する発光層4a’が順に積層されており、かつ発光層4全体の膜厚は40nm以下である。
一方、機能層全体で見たときの正孔輸送性が電子輸送性より大きいときは、図3に示すとおり陰極6側に位置するA色の発光を呈する発光層4aの厚みを、陽極2側に位置するA色の発光を呈する発光層4a’より薄くしている、すなわち陽極2側から、A色の発光を呈する発光層4a’、B色の発光を呈する膜厚8nm以下の発光層4b、A色の発光を呈する膜厚5nm以下の発光層4aが順に積層されており、かつ発光層4全体の膜厚は40nm以下である。なお、図2および3に示される発光層4aおよび4bの膜厚は、上記範囲内であれば色度変化は小さいため、所望の発光色によって最適な膜厚とすればよい。
比較のために従来の有機電界発光素子は図8に示すように、正孔輸送層3と、電子輸送層5との間にA色およびB色の有機発光層4a、4bが設けられている。また、短波長発光層、長波長発光層、短波長発光層の順に3層構造とした例も提案されているが、電子や正孔の輸送性に伴い、膜厚を調整する点については考察がされておらず、むしろ、ホストとして電子や正孔の輸送性が等しい層を用いるのが望ましいとされている。
また、発光層4aおよび発光層4a’は、発光色の発光波長のピークの差が10nm以下であれば、異なる発光材料を用いてもよい。
さらにまた、C色の発光層4cを加えた場合、機能層全体で見たときの電子輸送性が正孔輸送性より大きいときは、図4に示すとおり陽極側からA色の発光を呈する膜厚5nm以下の発光層4a、B色の発光を呈する膜厚8nm以下の発光層4b、A色の発光を呈する発光層4a’、C色の発光を呈する発光層4cが順に積層されており、かつ発光層4全体の膜厚は40nm以下である。一方、機能層全体で見たときの正孔輸送性が電子輸送性より大きいときは、図5に示すとおり陰極側にA色の発光を呈する膜厚5nm以下の発光層4aを配している。すなわち陽極側から、C色の発光を呈する発光層4c、A色の発光を呈する発光層4a’、B色の発光を呈する膜厚8nm以下の発光層4b、A色の発光を呈する膜厚5nm以下の発光層4aが順に積層されており、かつ発光層4全体の膜厚は40nm以下である。なお、図4および5に示される発光層4aおよび4bの膜厚は、上記範囲内であれば色度変化は小さいため、所望する発光色度によって最適な膜厚とすればよい。ここで、A色、B色およびC色の発光色の組み合わせを、白色系の発光が示すように選択すると、色ずれが少なく演色性に富み、色度及び輝度が長時間にわたって安定な白色系発光を得ることができる。
以下、本発明の有機電界発光素子として有機EL素子を構成する機能層及び電極について述べるが、従来、有機EL素子の作製に使用されている公知のものを適用可能である。
基板1としては、ソーダライムガラスや無アルカリガラスなどのガラス基板や、樹脂製の透光性プラスチック基板などを用いることができる。また基板上に公知の光散乱層、マイクロレンズ、プリズム等を配置しても良い。
陽極2は、素子中にホール(正孔)を注入するための電極であり、仕事関数の大きい金属、合金、電気伝導性化合物、あるいはこれらの混合物からなる電極材料を用いることが好ましく、仕事関数が4eV以上のものを用いるのが望ましい。このような陽極の材料としては、例えば、金などの金属、CuI、ITO(インジウム−スズ酸化物)、SnO2、ZnO、IZO(インジウム−亜鉛酸化物)等の導電性透光性材料が挙げられる。陽極の成膜に際しては、例えば、上記電極材料を、基板の表面に真空蒸着法やスパッタリング法等の方法により薄膜を形成することによって作製することができる。
また、有機発光層4における発光による光を、陽極2を透過させて外部に照射するためには、陽極2の光透過率を70%以上にすることが好ましい。さらに、陽極2のシート抵抗は数百Ω/cm以下とすることが好ましく、特に好ましくは100Ω/cm以下とするものである。ここで、陽極2の膜厚は、陽極2の光透過率、シート抵抗等の特性を上記のように制御するために、材料により異なるが、500nm以下、好ましくは10〜200nmの範囲に設定するのが望ましい。
正孔輸送層3を構成する正孔輸送材料としては、正孔を輸送する能力を有し、陽極2からの正孔注入効果を有するとともに、発光層または発光材料に対して優れた正孔注入効果を有し、または電子の正孔輸送層3への移動を防止し、かつ薄膜形成に優れた化合物が挙げられる。なおこの正孔輸送材料としては、正孔輸送層3が接する部分の発光層4aを形成する材料(発光層がホスト材料にゲスト材料をドープして形成される場合にはそのホスト材料)に対して、イオン化ポテンシャルの差が0.6eV以下、より好ましくは0.3eV以下の化合物を用いることが好ましい。具体的にはフタロシアニン誘導体、ナフタロシアニン誘導体、ポルフィリン誘導体、N,N’ービス(3ーメチルフェニル)-(1,1'ービフェニル)ー4,4'ージアミン(TPD)や4,4’−ビス[N−(ナフチル)−N−フェニル−アミノ]ビフェニル(α−NPD)等の芳香族ジアミン化合物、オキサゾール、オキサジアゾール、トリアゾール、イミダゾール、イミダゾロン、スチルベン誘導体、ピラゾリン誘導体、テトラヒドロイミダゾール、ポリアリールアルカン、ブタジエン、4,4’,4”−トリス(N−(3−メチルフェニル)N−フェニルアミノ)トリフェニルアミン(m−MTDATA)、及びポリビニルカルバゾール、ポリシラン、ポリエチレンジオイサイドチオフェン(PEDOT)等の導電性高分子等の高分子材料が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
電子輸送層5を構成する電子輸送材料としては、電子を輸送する能力を有し、陰極からの電子注入効果を有するとともに、発光層または発光材料に対して優れた電子注入効果を有し、または正孔の電子輸送層5への移動を防止し、かつ薄膜形成に優れた化合物が挙げられる。なおこの電子輸送材料としては、電子輸送層5が接する部分の発光層4aを形成する材料(発光層がホスト材料にゲスト材料をドープして形成される場合にはそのホスト材料)に対して、電子親和力の差が0.6eV以下、より好ましくは0.3eV以下の化合物を用いることが好ましい。具体的には、フルオレン、バソフェナントロリン、バソクプロイン等のフェナントロリン誘導体、アントラキノジメタン、ジフェノキノン、オキサゾール、オキサジアゾール誘導体、トリアゾール、イミダゾール、アントラキノジメタン等やそれらの化合物、金属錯体化合物もしくは含窒素五員環誘導体である。具体的には、金属錯体化合物としては、トリス(8ーヒドロキシキノリナート)アルミニウム、トリ(2-メチル-8ーヒドロキシキノリナート)アルミニウム、トリス(8ーヒドロキシキノリナート)ガリウム、ビス(10ーヒドロキシベンゾ[h]キノリナート)ベリリウム、ビス(10ーヒドロキシベンゾ[h]キノリナート)亜鉛、ビス(2ーメチルー8ーキノリナート)(oークレゾラート)ガリウム、ビス(2ーメチルー8ーキノリナート)(1ーナフトラート)アルミニウム等があるが、これらに限定されるものではない。また含窒素五員環誘導体としては、オキサゾール、チアゾール、オキサジアゾール、チアジアゾールもしくはトリアゾール誘導体が好ましい。具体的には、2,5-ビス(1ーフェニル)ー1,3,4-オキサゾール、2,5ービス(1ーフェニル)ー1,3,4ーチアゾール、2,5ービス(1ーフェニル)ー1,3,4ーオキサジアゾール、2-(4'ーtert-ブチルフェニル)ー5ー(4''ービフェニル)1,3,4ーオキサジアゾール、2,5ービス(1ーナフチル)-1,3,4ーオキサジアゾール、1,4ービス[2ー(5ーフェニルチアジアゾリル)]ベンゼン、2,5ービス(1ーナフチル)ー1,3,4ートリアゾール、3-(4-ビフェニルイル)-4-フェニル-5-(4-t-ブチルフェニル)-1,2,4-トリアゾール等があるが、これらに限定されるものではない。
発光層4に用いることのできる発光性有機物質としては公知の任意の化合物が挙げられる。たとえば、アントラセン、ナフタレン、ピレン、テトラセン、コロネン、ペリレン、フタロペリレン、ナフタロペリレン、ジフェニルブタジエン、テトラフェニルブタジエン、クマリン、オキサジアゾール、ビスベンゾキサゾリン、ビススチリル、シクロペンタジエン、キノリン金属錯体、トリス(8−ヒドロキシキノリナート)アルミニウム錯体、トリス(4−メチル−8−キノリナート)アルミニウム錯体、トリス(5−フェニル−8−キノリナート)アルミニウム錯体、アミノキノリン金属錯体、ベンゾキノリン金属錯体、トリ−(p−ターフェニル−4−イル)アミン、1−アリール−2,5−ジ(2−チエニル)ピロール誘導体、ピラン、キナクリドン、ルブレン、ジスチリルベンゼン誘導体、ジスチリルアリーレン誘導体、および、これらの発光性化合物を分子内に有する化合物であるが、これに限定されるものではない。また、前記化合物に代表される蛍光色素由来の化合物のみならず、三重項状態からの燐光発光が可能な有機金属錯体、すなわちいわゆる燐光発光材料・三重項発光材料およびそれらからなる基を分子内の一部分に有する化合物も好適に用いることができる。
陰極6は、素子中に電子を注入するための電極であり、仕事関数の低い金属、合金、電気伝導性化合物、あるいはこれらの混合物からなる電極材料を用いることが好ましい。このような陰極の材料としては、例えばMgAg、MgIn、AlLiなどの合金、LiF、LiO、LiCHCOOHなどLi金属を含有する化合物とAl金属の積層電極などがあるが、これらに限定されるものではない。
以下に本発明を実施例について図面を参照しつつ、詳細に説明する。
(実施例1)
本実施例の有機EL素子は、正孔輸送層3、有機発光層4、電子輸送層5を含む機能層全体で見たときの電子輸送性が正孔輸送性より大きいものであり、図2に示すように、基板1としてガラス基板上に、陽極2としてのITO(インジウム−スズ酸化物)層、正孔輸送層3として、膜厚90nmのα−NPD〔4,4’−ビス[N−(ナフチル)−N−フェニル−アミノ]ビフェニル〕を形成し、この上に、図2に示すとおりA色の発光を呈する発光層4a、4a’の間に、B色の発光を呈する発光層4bを挟んだ発光層4を形成したものである。ここでは、陽極2側に位置するA色の発光を呈する発光層4aを膜厚1nmとし、陰極6側に位置するA色の発光を呈する発光層4a’を膜厚31nm、これらの発光層4a、4a’の間に挟まれる、B色の発光を呈する発光層4bを膜厚8nm、発光層4全体の膜厚は40nmとする。
すなわち、発光層4aとして膜厚1nmのDPVBi〔4,4’−ビス(2,2’−ジフェニルビニル)ビフェニル〕にBCzVBi〔4,4’−ビス(9−エチル−3−カルバゾビニレン)−1,1’−ビフェニル〕をドープした層を用いている。
また、発光層4bとして膜厚8nmのAlq3〔トリス(8−キノリノラト)アルミニウム〕にC545T〔10−(2−ベンゾチアゾリル)−2,3,6,7−テトラヒドロ−1,2,7,7−テトラメチル−1H,5H,11H−[1]ベンゾピラノ[6,7,8−ij]キノリジン−11−オン〕をドープした層を用いている。
さらに発光層4a’として膜厚31nmDPVBiにBCzVBiをドープした層を31nm用いた。
そして発光層の上層に電子輸送層5としてAlq3、その上に陰極として膜厚1nmのLiF(フッ化リチウム)、膜厚80nmの、Al(アルミニウム)の2層膜が形成されている。
この有機EL素子の製造方法について説明する。まず、基板1として厚み0.7mmのガラス基板上に、陽極2としてのITO(インジウム−スズ酸化物)をスパッタしてシート抵抗10Ω/cmのITO付ガラスを作製し、これをアセトン、純水、イソプロピルアルコールで15分間超音波洗浄したのち乾燥させた後、UVオゾン洗浄した。次に、ITO付ガラス基板を真空蒸着装置にセットし、1×10−5Pa下、正孔輸送層3として、α−NPD〔4,4’−ビス[N−(ナフチル)−N−フェニル−アミノ]ビフェニル〕を90nm蒸着した。次に、発光層4aとしてDPVBi〔4,4’−ビス(2,2’− ジフェニルビニル)ビフェニル〕にBCzVBi〔4,4’−ビス(9−エチル−3− カルバゾビニレン)−1,1’−ビフェニル〕をドープした層を1nm積層した。次に、発光層4bとしてAlq3〔トリス(8−キノリノラト)アルミニウム〕にC545T〔10−(2−ベンゾチアゾリル)−2,3,6,7−テトラヒドロ−1,2,7,7−テトラメチル−1H,5H,11H−[1]ベンゾピラノ[6,7,8−ij]キノリジン−11−オン〕をドープした層を8nm積層した。次に発光層4a’としてDPVBiにBCzVBiをドープした層を31nm積層した。次に電子輸送層としてAlq3を25nm積層した。その上にLiF(フッ化リチウム)を1nm積層した後、最後にAl(アルミニウム)を80nm積層した。
なお、機能層全体で見たときの電子輸送性と正孔輸送性の大小の比較のため、実施例1において、発光層4aの膜厚を31nm、発光層4bの膜厚を8nm、発光層4a’の膜厚を1nmとし、あとは同様に形成した確認用の素子を形成した。そして、両素子を発光させたところ、確認用の素子は発光層4bが呈する緑色の発光が弱く、所望の発光色が得られなかったが、実施例1の素子は発光層4bと発光層4aが呈する色の混合色の発光が確認された。すなわち実施例1の素子は、陰極側の発光層4a’の厚みが厚いときに、所望の混合色を呈するものであり、機能層全体で見たときの電子輸送性が正孔輸送性より大きいものであることが確認された。
(実施例2)
実施例1において、発光層4aの膜厚を3nm、発光層4bの膜厚を8nm、発光層4a’の膜厚を29nmとし、あとは同様に形成した。
(実施例3)
実施例1において発光層4aの膜厚を5nm、発光層4bの膜厚を8nm、発光層4a’の膜厚を27nmとし、あとは同様に形成した。
(比較例1)
実施例1において、発光層4aの膜厚を0nm、発光層4bの膜厚を8nm、発光層4a’の膜厚を32nmとし、あとは同様に形成した。
(比較例2)
実施例1において、発光層4aの膜厚を7nm、発光層4bの膜厚を8nm、発光層4a’の膜厚を25nmとし、あとは同様に形成した。
(実施例4)
実施例1において発光層4aの膜厚を5nm、発光層4bの膜厚を4nm、発光層4a’の膜厚を31nmとし、あとは同様に形成した。
(実施例5)
実施例1において発光層4aの膜厚を5nm、発光層4bの膜厚を6nm、発光層4a’の膜厚を29nmとし、あとは同様に形成した。
(比較例3)
実施例1において発光層4aの膜厚を5nm、発光層4bの膜厚を10nm、発光層4a’の膜厚を25nmとし、あとは同様に形成した。
(比較例4)
実施例1において発光層4aの膜厚を5nm、発光層4bの膜厚を12nm、発光層4a’の膜厚を23nmとし、あとは同様に形成した。
上記実施例1〜5、比較例1〜4によって得られた素子の発光輝度(100cd/m〜5000cd/m)に対するCIE値の変化量としてプロットしたものを図6、7に示す。図6に示す発光層4a膜厚に対する変化において、CIE値の変化量を0.01よりも小さくするには、発光層4aの膜厚が6nm以下、好ましくは5nm以下であることがわかる。図7に示す発光層4b膜厚に対する変化において、CIE値の変化量を0.01よりも小さくするには、発光層4bの膜厚が9.5nm以下、好ましくは8nm以下であることがわかる。また、本実施例、比較例によって得られた素子の定電流駆動を行い、初期輝度に対して発光輝度が半減するまで連続発光試験を行った場合における、発光開始時と輝度半減時におけるCIE値の変化量を示したのが表1である。表1に示すとおり、本比較例によって得られた素子は、いずれも輝度半減時でCIE値の変化量が0.01以上と大きいのに対し、本実施例によって得られた素子は、いずれもその変化量は0.01以下と、大きく抑制することができた。
Figure 2008218320
(実施例7)
実施例1において発光層4aの膜厚を5nm、発光層4bの膜厚を8nm、発光層4a’の膜厚を17nmとし、あとは同様に形成した。
(比較例6)
実施例1において発光層4aの膜厚を5nm、発光層4bの膜厚を8nm、発光層4a’の膜厚を37nmとし、あとは同様に形成した。
(比較例7)
実施例1において発光層4aの膜厚を5nm、発光層4bの膜厚を8nm、発光層4a’の膜厚を47nmと、あとは同様に形成した。
上記実施例3によって得られた素子の色度および発光効率を基準に、実施例7、比較例6〜7によって得られた素子の比較を示したのが表2である。表2に示すとおり、発光層4の膜厚が50nm以上では発光効率の低下がみられる。一方、膜厚が30nmの時は発光効率の低下は見られない。以上のことから、発光層4の膜厚を40nm以下とし、所望する発光色に応じて発光層4の膜厚を変化させればよいことがわかる。
Figure 2008218320
(実施例8)
実施例5において、発光層4a’の発光ドーパント材料をペリレンとし、あとは同様に形成した。
(比較例8)
実施例5において、発光層4a’の発光ドーパント材料をDPABi〔4,4’−ビス−[4−(ジ−p−トリルアミノ)スチリル]ビフェニル〕とし、あとは同様に形成した。
上記実施例5、8、および比較例8によって得られた素子の発光輝度(100cd/m〜5000cd/m)に対するCIE値の変化量を示したのが表3である。表3に示すとおり、発光材料の最大波長の差が10nm以下である実施例8においては、CIE値の変化量は0.01以下に抑えられているのに対し、比較例8においては、その変化量は0.01以上であった。そのことから、発光層4aと発光層4a’の両者の発光波長のピークの差が10nm以下、好ましくは8nm以下であれば、異なる発光ドーパント材料を用いてもよいことがわかる。
Figure 2008218320
(実施例9)
実施例1と同様にして、図4における正孔輸送層3まで成膜した後、発光層4aとしてDPVBiにBCzVBiをドープした層を5nm積層した。次に、発光層4bとしてAlq3にC545Tをドープした層を8nm積層した。次に発光層4a’としてDPVBiにBCzVBiをドープした層を3nm積層した。次に、発光層4cとして、DPVBiにDCM1〔4−(ジシアノメチレン)−2−メチル−6−(p−ジメチルアミノスチリル)−4H−ピラン〕を24nm積層した。次に電子輸送層としてAlq3を20nm積層した。その上にLiF(フッ化リチウム)を1nm積層した後、最後にAl(アルミニウム)を80nm積層した。
(比較例9)
実施例9において、発光層4aの膜厚を5nm、発光層4bの膜厚を8nm、発光層4a’の膜厚を0nm、発光層4cの膜厚を27nmとし、あとは同様に形成した。
上記実施例9、および比較例9によって得られた素子の発光輝度(100cd/m〜5000cd/m)に対するCIE値の変化量を示したのが表4である。表4に示すとおり、実施例9においてはCIE値の変化量は0.01以下に抑えられているのに対し、比較例9においては、その変化量は0.01以上であった。
Figure 2008218320
(比較例10)
前記実施例1において発光層4aの膜厚を16nm、発光層4bの膜厚を8nm、発光層4a’の膜厚を16nmとし、あとは同様に形成した。
上記実施例2、比較例10によって得られた素子の発光輝度(100cd/m〜5000cd/m)に対するCIE値の変化量、および1000cd/mにおけるCIE値を示したのが表5である。表5に示すとおり、実施例2、比較例10いずれもCIE値の変化量は0.01以下に抑えられているが、実施例2では青緑色発光を示しているのに対し、比較例10では青色発光を示すものであった。
Figure 2008218320
(実施例10)
実施例2において、正孔輸送層3としてα−NPDの代わりにSpiro−TPD〔N,N’‐ビス(3‐メチルフェニル)N,N’‐ビス(フェニル)‐スピロ〕を用い、正孔輸送層5としてAlq3の代わりにBCP〔2,9−ジメチル−4,7−ジフェニル−1,10−フェナントロリン〕を用いた以外は、同様に形成した。
(実施例11)
実施例2において、発光層4a,a’としてDPVBiの代わりにADN〔9,10−ジフェニルアントラセン〕、BCzVBiの代わりにBDAVBi〔4,4’−ビス[4−(ジフェニルアミノ)スチリル]ビフェニル〕を用いた以外は、同様に形成した。
上記実施例10、実施例10によって得られた素子の発光輝度(100cd/m〜5000cd/m)に対するCIE値の変化量を示したのが表6である。表6に示すとおり、上記実施例10、11いずれもCIE値の変化は0.01以下に抑えられていた。
Figure 2008218320
なお前記実施例では、真空蒸着法により、陽極から、正孔輸送層、発光層、電子輸送層、陰極の全てを真空蒸着法で形成したが、これに限定されるものではなく、正孔輸送層、発光層、電子輸送層などは、高分子膜を用いる場合には塗布法によって形成することも可能である。
さらにまた、機能層として正孔輸送層、発光層、電子輸送層を含むものについて説明したが、正孔輸送層、電子輸送層が不要な場合もあり、またこの他に電子ブロック層、正孔ブロック層、バッファ層などが介在する場合にも適用可能である。また発光層は高分子層を用い、正孔輸送層、電子輸送層、バッファ層を無機膜で構成するものにも有効である。
また、各色の発光層の膜厚については、実験的に求めてもよいし、あらかじめ種々の場合の発光位置を測定しておき、この測定データに基づきあらかじめシミュレーションを行ったうえで、膜厚さらには膜組成を調整することも可能である。
以上説明してきたように、本発明の有機電界発光素子は、簡便な構成にて発光輝度に依存する色度の変化、連続発光に伴う色度の変化を低減させることができ、また、簡便な構造にて演色性に優れた白色系発光を得られることから、照明用光源として有効である。
本発明の実施の形態の一例を示す概略断面図 本発明の実施の形態の発光層の構成を示す概略断面図 本発明の実施の形態の発光層の構成を示す概略断面図 本発明の実施の形態の発光層の構成を示す概略断面図 本発明の実施の形態の有機層の構成を示す概略断面図 各種の有機電界発光素子における発光層4a膜厚に対する色度変化を示す図 各種の有機電界発光素子における発光層4b膜厚に対する色度変化を示す図 従来の発光層の構成を示す概略断面図
符号の説明
1 基板
2 陽極
3 ホール輸送層
4 有機発光層
4a 発光色Aの発光層
4b 発光色Bの発光層
4a’ 発光色Aの発光層
4c 発光色Cの発光層
5 電子輸送層
6 陰極

Claims (6)

  1. 2つの電極間に、発光色の異なるA色とB色を発光する発光材料を積層して形成した発光層を含む機能層を挟んだ有機電界発光素子であって、
    前記発光層が、B色の発光層の両極側に厚さの異なるA色の発光層を設けて形成され、
    前記機能層全体で見たときの電子輸送性が正孔輸送性より大きいときは陽極側、反対の場合は陰極側に、他方の側のA色の発光層より厚みの薄いA色の発光層を配した有機電界発光素子。
  2. 請求項1に記載の有機電界発光素子であって、
    前記A色の発光層のうち、より厚みの薄い発光層の厚みが5nm以下である有機電界発光素子。
  3. 請求項1または2に記載の有機電界発光素子であって、
    前記B色の発光層の厚みが8nm以下である有機電界発光素子。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の有機電界発光素子であって、
    前記A色の発光層とB色の発光層との合計厚みが40nm以下である有機電界発光素子。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の有機電界発光素子であって、
    B色の発光層の両側に設けられるA色の発光層が、互いに異なる発光材料で形成され、両者の発光波長のピークの差が10nm以下である有機電界発光素子。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の有機電界発光素子であって、
    前記発光層は、A色およびB色とは異なるC色の発光層を含み、
    前記C色の発光層は、前記機能層全体で見たときの電子輸送性が正孔輸送性より大きいときは陰極側、反対の場合は陽極側に設けてなる有機電界発光素子。
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