JP2008218016A - レバーコンビネーションスイッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】信頼性を向上することが可能なレバーコンビネーションスイッチを提供すること。
【解決手段】磁気センサ30は固定配置されるとともに、被操作手段の操作先の位置毎に互いに異なるセンサエレメント(31〜38のいずれか1個)が磁性体20により導かれた磁界を他のセンサエレメントよりも磁束密度が高くなる態様で受けるように、被操作手段が操作されることに伴って磁石10及び磁性体20が一体的に変位される。センサエレメント31〜38の各々は、自身が受けた磁界の磁束密度が高い程、電気抵抗値が小さくなるような磁気抵抗素子であり、その両端電圧が制御回路により監視されている。制御回路は、センサエレメント31〜38の各々の両端電圧を監視することで、磁性体20により導かれた磁界を他のセンサエレメントよりも磁束密度が高くなる態様で受けたセンサエレメントの違いを根拠として、被操作手段の操作先の位置を特定する。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両運転中に頻繁に使用されるライト、ターン、ワイパーの各スイッチをハンドル回りに統合化した、いわゆるレバーコンビネーションスイッチに関する。
この種のレバーコンビネーションスイッチでは、ノブが回動操作されたり、或いはレバーが傾動操作されたりすることに伴って、摺動式の有接点スイッチを通じて電流経路が切り替えられるとともに、それにより操作態様に応じたライト、ターン、ワイパーの動作が実現されるようになっている(例えば、特許文献1〜特許文献6を参照)。
特開2000−11815号公報 特開平11−329162号公報 特開2000−231841号公報 特開2000−208003号公報 特開2000−182457号公報 特開2003−276573号公報
しかしながら、有接点スイッチが用いられる従来のレバーコンビネーションスイッチでは、スプレー等に混ざっている揮発したシリコーン分子が接点部分に付着すると、そこに絶縁膜が形成されるとともに、そうなると操作態様に応じた電流が流れなくなり、スイッチとして機能しなくなる虞がある。
本発明は、このような問題点に着目してなされたものであって、その目的は、信頼性を向上することが可能なレバーコンビネーションスイッチを提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、車載機器を動作させるために操作される被操作手段が操作されたとき、その被操作手段の操作先の位置が検出され、該操作先の位置に応じた車載機器の動作が実現されるレバーコンビネーションスイッチにおいて、磁界を発する磁石と、その磁石から発せられた磁界を受ける磁気センサとを備え、前記磁石から発せられた磁界を前記磁気センサが受けるときの態様が前記被操作手段の操作先の位置毎に異なるように構成され、前記磁石から発せられた磁界を前記磁気センサが受けるときの態様の違いを根拠として、前記被操作手段の操作先の位置を特定する操作位置特定手段を備えていることをその要旨としている。
同構成によると、被操作手段が操作されることに伴って、磁石から発せられた磁界を磁気センサが受けるときの態様に違いが現れ、これを根拠として被操作手段の操作先の位置が特定される。ここに、有接点スイッチではなく、いわば磁気式の無接点スイッチが用いられているので、絶縁膜形成による接点不良の発生が回避され、よって信頼性を向上することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のレバーコンビネーションスイッチにおいて、前記被操作手段の操作先の位置毎に互いに異なるセンサエレメントが前記磁石から発せられた磁界を他のセンサエレメントよりも磁界の変化が大きくなる態様で受けるように、前記磁気センサには複数のセンサエレメントが設けられ、前記操作位置特定手段は、前記磁石から発せられた磁界を他のセンサエレメントよりも磁界の変化が大きくなる態様で受けたセンサエレメントの違いを根拠として、前記被操作手段の操作先の位置を特定することをその要旨としている。
同構成によると、被操作手段の操作先の位置に応じて、磁石から発せられた磁界を他のセンサエレメントよりも磁界の変化が大きくなる態様で受けるセンサエレメントに違いが現れ、これを根拠として被操作手段の操作先の位置を特定することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のレバーコンビネーションスイッチにおいて、前記磁石のN極から発せられた磁界をS極へ導く磁性体が設けられ、前記被操作手段の操作先の位置毎に互いに異なるセンサエレメントが前記磁性体により導かれた磁界を他のセンサエレメントよりも磁界の変化が大きくなる態様で受けるように、前記被操作手段が操作されることに伴って前記磁性体が前記磁気センサに対して相対的に変位されることをその要旨としている。
同構成によると、被操作手段が操作されることに伴って磁性体及び磁気センサの少なくとも一方が変位されるような構成を採用することで、被操作手段の操作先の位置に応じて、磁性体により導かれた磁界を他のセンサエレメントよりも磁界の変化が大きくなる態様で受けるセンサエレメントに違いが現れ、これを根拠として被操作手段の操作先の位置を特定することができる。
本発明は、以上のように構成されているため、次のような効果を奏する。
本発明によれば、信頼性を向上することができる。
以下、本発明を自動車のレバーコンビネーションスイッチに具体化した一実施形態を説明する。
図1に示すように、運転席前方のステアリングホイール1の裏側には、ワイパースイッチユニット2とターンシグナルスイッチユニット3とからなるレバーコンビネーションスイッチ4が設けられている。そして、ワイパースイッチユニット2のレバー(被操作手段)が傾動操作されたとき、そのレバーの操作先の位置が検出され、該操作先の位置に応じたワイパー(車載機器)の動作が実現されるようになっている。また、ターンシグナルスイッチユニット3のレバー(被操作手段)が傾動操作されたとき、そのレバーの操作先の位置が検出され、該操作先の位置に応じた方向指示器(車載機器)の動作が実現されるようになっている。さらに、ターンシグナルスイッチユニット3のノブ(被操作手段)が回動操作されたとき、そのノブの操作先の位置が検出され、該操作先の位置に応じた前照灯(車載機器)の動作が実現されるようになっている。
ここで、ワイパースイッチユニット2のレバーの操作先の位置、ターンシグナルスイッチユニット3のレバーの操作先の位置、ターンシグナルスイッチユニット3のノブの操作先の位置、を磁気式の無接点スイッチを用いて検出する場合の動作について説明する。尚、ここでは、レバーやノブを総称して被操作手段といい、この被操作手段が、該被操作手段の操作先の位置としての第1の操作位置、同じく第2の操作位置、同じく第3の操作位置、・・・・・、同じく第8の操作位置まで操作される場合の動作について説明する。
図2に示すように、本実施形態では、1個の磁石10、1個の磁性体20、8個のセンサエレメント31〜38を有する磁気センサ30により、磁気式の無接点スイッチが構成されている。
磁気センサ30は固定配置されるとともに、その基板の表面には、十字方向とそれら4方向の各々から互いに同方向に45度ずれた小計4つの中間方向とを含む合計8方向に沿って1方向1個ずつ合計8個のセンサエレメント31〜38が設けられている。つまり、隣り合うセンサエレメント同士のなす角度が45度となるように、センサエレメント31〜38は全体として8方向に沿った放射状をなすように設けられている。尚、説明の便宜上、十字方向に沿ったセンサエレメントには符号31〜34を付してこれらをセンサエレメント31〜34と規定するとともに、4つの中間方向に沿ったセンサエレメントには符号35〜38を付してこれらをセンサエレメント35〜38と規定する。
そして、このような磁気センサ30から離間するようにして、磁石10及び磁性体20が該磁気センサ30に対して対向配置されている。これら磁石10及び磁性体20は、被操作手段(ワイパースイッチユニット2のレバー等)の内部に組み込まれるとともに、同被操作手段が操作されることに伴って一体的に変位されるようになっている。
尚、被操作手段は、原点位置から第1の操作位置〜第4の操作位置まで操作可能であり、且つ第1の操作位置(第2の操作位置、第3の操作位置、第4の操作位置)を経由して第5の操作位置(第6の操作位置、第7の操作位置、第8の操作位置)まで操作可能となっている。そして、これら8箇所の操作位置の各々にて被操作手段の操作を解除すると、被操作手段はモーメンタリ機能により原点位置に復帰するようになっている。
磁性体20は、十字板状をなすとともに、十字方向の各先端部が互いに同方向に折り曲げられ、その折り曲げられた側の十字交叉位置には、磁石10が固着されている。磁石10は、磁性体20に固着されている側がN極となるように着磁されるとともに、その反対側がS極となるように着磁されている。よって、磁石10のN極から発せられた磁界は、磁性体20の十字交叉位置から磁性体20の形状に沿って十字方向の各先端部まで導かれるとともに、そこから空気中を伝わって最終的に磁石10のS極へ導かれるようになっている。
尚、磁性体20の十字方向と、磁気センサ30のセンサエレメント31〜34による十字方向とが一致するように、磁性体20及び磁気センサ30の両者は位置決めされている。
さて、図3に示すように、被操作手段が原点位置にあるとき、磁石10及び磁性体20は、磁気センサ30に対して水平な状態となる。従って、このとき、磁性体20の十字方向と一致する十字方向に沿って設けられているセンサエレメント31〜34は、磁束密度が互いに等しい磁界を受けるとともに、該十字方向から45度ずれるようにして設けられているセンサエレメント35〜38は、殆ど磁界を受けない。尚、このときにセンサエレメント31〜34が受ける磁界の磁束密度をB1、センサエレメント35〜38が受ける磁界の磁束密度をB0(<B1)と規定する。
そして、図4に示すように、被操作手段が原点位置から第1の操作位置まで操作されたとき、磁石10及び磁性体20は、磁気センサ30に対して傾斜される。従って、このとき、センサエレメント31は、他のセンサエレメント32〜38よりも磁束密度が高くなる態様で磁界を受ける。尚、このときにセンサエレメント31が受ける磁界の磁束密度をB2(>B1)と規定する。
同様に、被操作手段が原点位置から第2の操作位置(第3の操作位置〜第8の操作位置)まで操作されたとき、磁石10及び磁性体20は、磁気センサ30に対して傾斜される。従って、このとき、センサエレメント32(33〜38)は、他のセンサエレメントよりも磁束密度が高くなる態様で磁界を受ける。尚、このときにセンサエレメント32(33〜38)が受ける磁界の磁束密度はB2(>B1)となる。
このように本実施形態では、磁気センサ30は固定配置されるとともに、被操作手段の操作先の位置毎に互いに異なるセンサエレメント(31〜38のいずれか1個)が磁性体20により導かれた磁界を他のセンサエレメントよりも磁束密度が高くなる態様で受けるように、被操作手段が操作されることに伴って磁石10及び磁性体20が一体的に変位されるようになっている。
ここで、センサエレメント31〜38の各々は、自身が受けた磁界の磁束密度が高い程、電気抵抗値が小さくなるような磁気抵抗素子であり、その両端電圧が制御回路40により監視されている。そして、制御回路40は、センサエレメント31〜38の各々の両端電圧を監視することで、磁性体20により導かれた磁界を他のセンサエレメントよりも磁束密度が高くなる態様で受けたセンサエレメントの違い(B2なる磁束密度の磁界を受けたセンサエレメントの違い)を根拠として、被操作手段の操作先の位置を特定するようになっている。
詳しくは、B2なる磁束密度の磁界を受けたことを示唆する電圧がセンサエレメント31の両端に現れているとき、制御回路40は、B2なる磁束密度の磁界を受けたセンサエレメントがセンサエレメント31であることを根拠として、被操作手段が第1の操作位置まで操作されたことを特定するようになっている。
同様に、B2なる磁束密度の磁界を受けたことを示唆する電圧がセンサエレメント32(33〜38)の両端に現れているとき、制御回路40は、B2なる磁束密度の磁界を受けたセンサエレメントがセンサエレメント32(33〜38)であることを根拠として、被操作手段が第2の操作位置(第3の操作位置〜第8の操作位置)まで操作されたことを特定するようになっている。
尚、このような磁気式の無接点スイッチをワイパースイッチユニット2のレバーの操作先の位置検出に適用した場合、第1の操作位置は例えばワイパーOFF位置に相当し、第2の操作位置はワイパーINT位置に相当し、第3の操作位置はワイパーLO位置に相当し、第4の操作位置はワイパーHI位置に相当する。従って、ワイパースイッチユニット2のレバーが例えば第3の操作位置(ワイパーLO位置)まで傾動操作されたとき、そのことが制御回路40により特定されるとともに、このとき、ワイパーの低速駆動(LO)が実現されることになる。
また、このような磁気式の無接点スイッチをターンシグナルスイッチユニット3のレバーの操作先の位置検出やターンシグナルスイッチユニット3のノブの操作先の位置検出に適用した場合も同様に、レバーやノブの操作先の位置が制御回路40により特定されるとともに、該操作先の位置に応じた方向指示器や前照灯の動作が実現されるようになっている。
本実施形態において制御回路40は操作位置特定手段に相当する。
以上、詳述したように本実施形態によれば、次のような作用、効果を得ることができる。
(1)ワイパースイッチユニット2のレバー等が操作されることに伴って、磁石10から発せられた磁界を磁気センサ30が受けるときの態様に違いが現れ、これを根拠として前記レバー等の操作先の位置が特定される。ここに、有接点スイッチではなく、いわば磁気式の無接点スイッチが用いられているので、絶縁膜形成による接点不良の発生が回避され、よって信頼性を向上することができる。
(2)ワイパースイッチユニット2のレバー等の操作先の位置に応じて、磁石10から発せられた磁界を他のセンサエレメントよりも磁束密度が高くなる態様で受けるセンサエレメント(31〜38のいずれか1個)に違いが現れ、これを根拠として前記レバー等の操作先の位置を特定することができる。
(3)磁気センサ30が固定配置されるとともに、ワイパースイッチユニット2のレバー等が操作されることに伴って磁性体20が変位されるような構成を採用することで、前記レバー等の操作先の位置に応じて、磁性体20により導かれた磁界を他のセンサエレメントよりも磁束密度が高くなる態様で受けるセンサエレメント(31〜38のいずれか1個)に違いが現れ、これを根拠として前記レバー等の操作先の位置を特定することができる。
(4)磁性体20の形状に沿って磁路を形成し、その磁路によりいわば絞り込まれるようにして導かれた磁界をセンサエレメント31〜38が受けるようにすることで、センサエレメント31〜38間において、各々が受ける磁界の磁束密度の差を明確にできる。
(5)磁気式の無接点スイッチにより非接触での位置検出が行われるので、このような検出系に機械的な摺動部分は存在せず、よって異音を防止できる。また、異音防止を目的としたグリスを使用しなくて済む。
(6)上記(5)に関連して、検出系に機械的な摺動部分が存在しないので、摩耗粉等の異物の発生を防止できる。
(7)センサエレメント31〜38の寿命によるところが大きいが、一般的に寿命を延ばすことができる。
(8)大電流が流れるような状況下で有接点スイッチが用いられるのであれば、接点部分に絶縁膜が形成されていても、前記電流による絶縁破壊が起こるのでスイッチとして十分に機能することになる。これに対して、レバーコンビネーションスイッチのように小電流しか流れない状況下で有接点スイッチが用いられる場合、前記電流による絶縁破壊は期待できない。従って、本実施形態のように小電流しか流れないレバーコンビネーションスイッチ4に無接点スイッチを採用し、それにより絶縁膜形成による接点不良の発生を回避することは有用である。
(9)ハーネス接続不要な磁石10及び磁性体20を変位させる構成を採用しているので、電気的な接続状態を好適に維持しながら、ワイパースイッチユニット2のレバー等の操作先の位置を検出できる。
尚、前記実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・被操作手段の操作先の位置毎に互いに異なる組み合わせとなる複数のセンサエレメントが、磁性体20により導かれた磁界を他のセンサエレメントよりも磁束密度が高くなる態様で受ける構成を採用してもよい。この場合、磁石10から発せられた磁界を他のセンサエレメントよりも磁束密度が高くなる態様で受けた複数のセンサエレメントの組み合わせ態様の違いを根拠として、制御回路40により被操作手段の操作先の位置が特定される。
・磁石10及び磁性体20を固定配置するとともに、被操作手段の操作先の位置毎に互いに異なるセンサエレメント(31〜38のいずれか1個又は複数)が、磁性体20により導かれた磁界を他のセンサエレメントよりも磁束密度が高くなる態様で受けるように、被操作手段が操作されることに伴って磁気センサ30が変位される構成を採用してもよい。
・磁性体20が磁気センサ30に対して相対的に変位される構成は、磁性体20及び磁気センサ30の一方が固定配置されるとともに、他方が変位される構成に限定されない。つまり、磁性体20及び磁気センサ30の両方が変位される構成を採用してもよい。この場合、磁性体20が変位されるとともに、それとは独立して磁気センサ30が変位され、結果として、磁性体20が磁気センサ30に対して相対的に変位されるようにすればよい。そして、被操作手段の操作先の位置毎に互いに異なるセンサエレメント(31〜38のいずれか1個又は複数)が、磁性体20により導かれた磁界を他のセンサエレメントよりも磁束密度が高くなる態様で受けるようにすればよい。
・磁性体20が磁気センサ30に対して相対的に変位される構成としては、磁性体20が磁気センサ30に対して相対的にスライドされる構成、磁性体20が磁気センサ30に対して相対的に回転される構成、磁性体20が磁気センサ30に対して相対的に傾斜される構成等が挙げられる。
・被操作手段が操作された場合にその操作者に対して操作感を付与するような節度機構を設けてもよい。
・他のセンサエレメントよりも磁束密度そのものが高くなる態様で磁界を受けたセンサエレメントの違いを根拠として、被操作手段の操作先の位置を特定する構成に代えて、被操作手段の操作前後における磁束密度の差が大きいセンサエレメントの違いを根拠として、被操作手段の操作先の位置を特定する構成を採用してもよい。このように構成すれば、操作前後の差をとることで磁界の変化を大きなものとして捉えることができる。
レバーコンビネーションスイッチが設けられる車内の要所を示す斜視図と、そのレバーコンビネーションスイッチの内部構成を示す概略図。 磁気式の無接点スイッチを示す原理図。 被操作手段が原点位置にあるときに磁気センサがどのような磁界を受けるのかを示す説明図。 被操作手段が第1の操作位置まで操作されたときに磁気センサがどのような磁界を受けるのかを示す説明図。
符号の説明
4…レバーコンビネーションスイッチ、10…磁石、20…磁性体、30…磁気センサ、31〜38…センサエレメント、40…制御回路(操作位置特定手段)。

Claims (3)

  1. 車載機器を動作させるために操作される被操作手段が操作されたとき、その被操作手段の操作先の位置が検出され、該操作先の位置に応じた車載機器の動作が実現されるレバーコンビネーションスイッチにおいて、
    磁界を発する磁石と、その磁石から発せられた磁界を受ける磁気センサとを備え、
    前記磁石から発せられた磁界を前記磁気センサが受けるときの態様が前記被操作手段の操作先の位置毎に異なるように構成され、
    前記磁石から発せられた磁界を前記磁気センサが受けるときの態様の違いを根拠として、前記被操作手段の操作先の位置を特定する操作位置特定手段を備えていることを特徴とするレバーコンビネーションスイッチ。
  2. 請求項1に記載のレバーコンビネーションスイッチにおいて、
    前記被操作手段の操作先の位置毎に互いに異なるセンサエレメントが前記磁石から発せられた磁界を他のセンサエレメントよりも磁界の変化が大きくなる態様で受けるように、前記磁気センサには複数のセンサエレメントが設けられ、
    前記操作位置特定手段は、前記磁石から発せられた磁界を他のセンサエレメントよりも磁界の変化が大きくなる態様で受けたセンサエレメントの違いを根拠として、前記被操作手段の操作先の位置を特定することを特徴とするレバーコンビネーションスイッチ。
  3. 請求項2に記載のレバーコンビネーションスイッチにおいて、
    前記磁石のN極から発せられた磁界をS極へ導く磁性体が設けられ、
    前記被操作手段の操作先の位置毎に互いに異なるセンサエレメントが前記磁性体により導かれた磁界を他のセンサエレメントよりも磁界の変化が大きくなる態様で受けるように、前記被操作手段が操作されることに伴って前記磁性体が前記磁気センサに対して相対的に変位されることを特徴とするレバーコンビネーションスイッチ。
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