JP5535858B2 - 近接スイッチ - Google Patents

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Description

本発明は、被検出体の接近の有無を検知する近接スイッチに関する。
周知のように、手動変速機を搭載した車両には、運転者による操作レバーの操作に基づいて変速機のギヤ段を変更するシフト装置が配置されている。
従来、この種のシフト装置には、車両の各種制御を実行するために、操作レバーの操作位置がニュートラル位置であるか否かを検出するためのニュートラル検出スイッチを備えたものが知られている(例えば特許文献1参照)。
ニュートラル検出スイッチは、操作レバーのニュートラル位置への操作によるシャフトの回転によってその被検出部が対向する検出部、及びこの検出部を樹脂封止するパッケージを有するパッケージスイッチによって形成されている。
検出部は、被検出部の回転位置によって変化する磁界を形成するマグネット、及びマグネットによる磁界の変化を検出する一対の磁気センサを有している。
マグネットは、3方に開口する凹部を有する断面コ字状の磁石によって形成されている。一対の磁気センサは、センサ実装用の基板上に互いに並列して配置され、センサ実装用の基板の一部と共に樹脂封止してなるパッケージセンサによって形成されている。パッケージセンサは、その一部がマグネットの凹部内に収容されている。
パッケージは、外周面にねじ部を有し、このねじ部を介してシフト装置(変速機)のケースに取り付けられ、全体が円柱状のプラスチックによって形成されている。
シャフトは、検出部側に突出する被検出部としての凸部を有し、操作レバーの操作によって回転・移動する磁性部材によって形成されている。
そして、ニュートラル検出スイッチは、操作レバーの操作によって凸部が回転すると、マグネットにより形成される磁界が検出部と凸部との間の距離の変化によって変化するため、この変化に基づいて操作レバーの操作位置がニュートラル位置であるか否かを検出するように構成されている。
以上の構成により、操作レバーの操作位置がニュートラル位置である場合には凸部が検出部の中立位置に対向する位置となるため、操作レバーの操作位置がニュートラル位置である旨が検出される。
一方、操作レバーの操作位置がニュートラル位置以外の位置である場合には凸部が検出部の中立位置に対向しない位置となるため、操作レバーの操作位置がニュートラル位置でない旨が検出される。
特開2009−206058号公報
しかし、従来の近接スイッチによると、二重系の出力を得るためには複数のスイッチを必要とする。この結果、部品点数が嵩み、コスト高になるばかりか、スイッチ全体が大型・重量化するという問題があった。
従って、本発明の目的は、二重系の出力を得る場合において、部品点数を削減することができ、もってコストの低廉化及びスイッチ全体の小型・軽量化を図ることができる近接スイッチを提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するために、(1)〜(4)の近接スイッチを提供する。
(1)磁性材からなる移動体としての被検出部を検出する検出部を備えた近接スイッチであって、前記検出部は、前記被検出部の移動位置によって変化する磁界を形成する断面コ字状のマグネット、及び前記磁界の変化を独立して検出する複数の磁気センサ部を有し、前記マグネットに存在する凹部に前記複数の磁気センサ部が並列して配置されている近接スイッチ。
(2)上記(1)に記載の近接スイッチにおいて、前記複数の磁気センサ部は、それぞれが互いに並列する一対の磁気センサを有する。
(3)上記(1)又は(2)に記載の近接スイッチにおいて、前記検出部は、前記複数の磁気センサ部がパッケージによって封止されている。
(4)上記(3)に記載の近接スイッチにおいて、前記パッケージは、前記凹部に嵌合し、前記複数の磁気センサ部の並列方向に位置決めされている。
本発明によると、二重系の出力を得る場合において、部品点数を削減することができ、コストの低廉化及びスイッチ全体の小型・軽量化を図ることができる。
本発明の実施の形態に係る近接スイッチが搭載される車両のシフト装置を示す斜視図。 本発明の実施の形態に係る近接スイッチが搭載される車両の手動変速機を示す断面図。 本発明の実施の形態に係る近接スイッチの配置状態を示す斜視図。 図2のA−A断面図。 本発明の実施の形態に係る近接スイッチの全体を説明するために示す斜視図。 (a)及び(b)は、本発明の実施の形態に係る近接スイッチの検出部を説明するために示す分解斜視図と組立斜視図。(a)は分解斜視図を、また(b)は組立斜視図をそれぞれ示す。 (a)及び(b)は、本発明の実施の形態に係る近接スイッチの検出部を説明するために示す正面図と側面図。(a)は正面図を、また(b)は側面図をそれぞれ示す。 本発明の実施の形態に係る近接スイッチのマグネットを説明するために示す斜視図。 本発明の実施の形態に係る近接スイッチにおける回路基板の回路構成を示す回路図。 (a)及び(b)は、本発明の実施の形態に係る近接スイッチにおいて、操作レバーが中立位置以外の位置に配置された場合の被検出部の回転位置を示す正面図と磁界の様子を模式的に示す側面図。(a)は正面図を、また(b)は側面図をそれぞれ示す。 (a)及び(b)は、本発明の実施の形態に係る近接スイッチにおいて、操作レバーが中立位置に配置された場合の被検出部の回転位置を示す正面図と磁界の様子を模式的に示す側面図。(a)は正面図を、また(b)は側面図をそれぞれ示す。 (a)及び(b)は、本発明の実施の形態に係る近接スイッチにおいて、一対の磁気センサに印加される磁気ベクトルの向きの変化を模式的に示す正面図。(a)は一方の磁気センサを、また(b)は他方の磁気センサをそれぞれ示す。 本発明の実施の形態に係る近接スイッチの検出部に対応する被検出部の回転角と一対の磁気センサの出力電圧との関係を示すグラフ。
[実施の形態]
(シフト装置の構成)
図1はシフト装置の全体を示す。図1に示すように、シフト装置200は、ケースパネル202及び操作レバー210を備え、自動車(図示せず)内に配置されている。
ケースパネル202には、操作レバー210を案内する案内溝201が設けられている。案内溝201は、y軸方向に延びる溝201a〜201c、及びこれら溝201a〜201cの中央部分をそれぞれ連結するようにしてx軸方向に延びる溝201dによって形成されている。
操作レバー210は、案内溝201に移動可能に挿通されている。これにより、運転者により操作レバー210が溝201a〜201cの両端部にそれぞれ操作されると、手動変速機のギヤ段が「1速」,「2速」,「3速」,「4速」,「5速」及び「リバース(R)」に対応したそれぞれの状態となる。また、操作レバー210が溝201dに操作されたとすると、手動変速機のギヤ段が「ニュートラル(N)」に対応した状態となる。
シフト装置200には、操作レバー210の操作位置がニュートラル位置であるか否かを検出するための近接スイッチとしてのニュートラル検出スイッチが配置されている。ニュートラル検出スイッチの詳細については後述する。
(手動変速機の構成)
次に、手動変速機につき、図2を用いて説明する。図2は自動車の手動変速機を示す。図2に示すように、手動変速機300は、操作レバー210(図1に示す)のx軸方向及びy軸方向の移動に連動してそれぞれ作動するセレクトレバー301及びシフトレバー302を有し、自動車に搭載されている。
セレクトレバー301は、手動変速機300の変速機ケース307の外側にブラケット303を介して回転可能に支持されている。セレクトレバー303の一方側端部にはセレクトケーブル301aを介して操作レバー210が、またその他方側端部にはシフトレバー302がそれぞれ連結されている。
シフトレバー302は、操作レバー210にシフトケーブル301bを介して、またチェンジシャフト304の上方端部にそれぞれ連結されている。
チェンジシャフト304は、変速機ケース307にその中心軸線m1を中心に回転可能に、かつ中心軸線m1に沿って移動可能に支持され、全体が磁性材によって形成されている。
これにより、運転者によって操作レバー210がx軸方向に操作されたとすると、セレクトケーブル301aを介してセレクトレバー301が図中の矢印S10,S11方向に回転し、この回転に伴いチェンジシャフト304が中心軸線m1に沿った図中の矢印S20,S21方向に移動する。
また、運転者によって操作レバー210がy軸方向に操作されたとすると、シフトケーブル301bを介してシフトレバー302が図中の矢印T10,T11方向に回転し、この回転に伴いチェンジシャフト304が中心軸線m1の回りの矢印T20,T21方向に回転する。
そして、チェンジシャフト304の矢印S20,S21方向への移動、及び矢印T20,T21方向への回転に伴い自動車の同期装置(図示せず)が作動し、手動変速機300のギヤ段が変更される。
チェンジシャフト304の軸線方向中間部位には、その外周面に突出する被検出部としての凸部310が一体に設けられている。これにより、凸部310がチェンジシャフト304と一体となって矢印S20,S21方向に移動するとともに、矢印T20,T21方向に回転する。
凸部310の近傍には、凸部310を検出する検出部121を備えたニュートラル検出スイッチ120が配置されている。
(ニュートラル検出スイッチの全体構成)
次に、ニュートラル検出スイッチ120につき、図3〜図9を用いて説明する。図3はニュートラル検出スイッチの全体を示す。図4はニュートラル検出スイッチの要部を示す。図5〜図7(a)及び(b)は検出部を示す。図8はマグネットを示す。図9は回路基板の回路構成を示す。図3に示すように、ニュートラル検出スイッチ120は、上述した検出部121の他にスイッチパッケージ122を備えている。
(検出部121の構成)
検出部121は、バイアス磁石140及び一対の磁気センサ部150,160を有し、スイッチパッケージ122によって樹脂封止されている。
バイアス磁石140は、図4〜図8に示すように、凸部310の回転位置によって変化するバイアス磁界を形成する断面コ字状のマグネットからなり、一対の磁気センサ部150,160を介して2つの内面141a,141bが対向する凹部141を有し、チェンジシャフト304(図3に示す)の側方に配置されている。そして、バイアス磁石140は、凹部141を形成する領域がN極とされ、凹部141を形成する領域と反対側の領域がS極とされている。バイアス磁石140としては、例えばネオジウム(Nd)系の希土類磁石が用いられる。
凹部141は、内面141a,141bを形成する一対のマグネット端部からマグネット中央部にわたって形成されている。
一対の磁気センサ部150,160は、検出部121の中立位置における各側でそれぞれが互いに並列して凹部141に配置されている。そして、一対の磁気センサ部150,160は、バイアス磁石140のバイアス磁界の変化を独立して検出するように構成されている。
一対の磁気センサ部150,160は、略同一の構成であるため、例えば一方の磁気センサ部150のみについて説明し、他方の磁気センサ部160についての説明は省略する。なお、他方の磁気センサ部160については、各部分の符号を一方の磁気センサ部150の各部分の符号に対応して付す。例えば、磁気センサ部160のセンサ実装部材を磁気センサ部150のセンサ実装部材151に対応して161を、また磁気センサ部160の磁気抵抗効果センサには磁気センサ部150の磁気抵抗効果センサ152,153に対応して162,163をそれぞれ付す。
磁気センサ部150は、センサ実装部材151、一対の磁気抵抗効果センサ(MRセンサ)152,153及びセンサパッケージ154を有し、ユニットパッケージ180内の一方側に配置されている。
センサ実装部材151は、検出部121の中立位置において板厚方向が凸部310の回転軌跡cとその法線nとの交点Pにおける接線方向tに沿った方向となる位置に配置されている。
一対のMRセンサ152,153は、外部接続端子171〜173に接続するリード174〜176を有し、それぞれが法線nに対して線対称となる態様で互いに中心軸線m1の方向に沿って並列し、かつセンサ実装部材151の長手方向の両端部から若干中央部寄りに配置されている。これにより、チェンジシャフト304の矢印T20,T21(図2に示す)方向への回転に伴い凸部310が矢印T20,T21方向に回転した場合であっても一対のMRセンサ152,153の出力電圧Va,Vb(図9に示す)を等しくすることが可能である。
図9に示すように、一方のMRセンサ152は4つの磁気抵抗素子152a,152b,152c,152dが、また他方のMRセンサ153は4つの磁気抵抗素子153a,153b,153c,153dがそれぞれフルブリッジ接続された回路としてセンサ実装部材151上に形成されている。
一対のMRセンサ152,153は、各磁気抵抗素子152a,152b,152c,152d、153a,153b,153c,153dの抵抗値がバイアス磁石140によるバイアス磁界の磁気ベクトルの向きに応じて変化することにより、出力電圧Va,Vbがそれぞれ変化する。一対のMRセンサ152,153には電圧Vccが印加される。
センサパッケージ154は、センサ実装部材151及び一対のMRセンサ152,153を覆い、ユニットパッケージ180によって樹脂封止されている。
ユニットパッケージ180は、凹部141内に嵌合する凹溝180aを有し、一対の磁気センサ部150,160の並列方向及び中心軸線m1方向に位置決めされている。
(スイッチパッケージ122の構成)
スイッチパッケージ122は、スイッチ取付用のフランジ122aを有し、フランジ122aを介して変速機ケース307(図2に示す)に取り付けられ、全体が凸部310の回転軌跡cの法線nを中心軸線とするプラスチックからなる円柱部材によって形成されている。
また、スイッチパッケージ122は、凸部310が回転位置P2に位置したときに、すなわち操作レバー210(図1に示す)がニュートラル位置に操作されたときに凸部310の先端面にパッケージ端面が対向する位置に配置されている。
(ニュートラル検出スイッチ120の動作)
本実施の形態に示すニュートラル検出スイッチ120において、操作レバー210の操作位置がニュートラル位置である場合には、従来のニュートラル検出スイッチと同様に、凸部310が検出部121の中立位置に対向する位置となるため、操作レバー210の操作位置がニュートラル位置である旨が検出される。
一方、操作レバー210の操作位置がニュートラル位置以外の位置である場合には、凸部310が検出部121の中立位置に対向しない位置となるため、操作レバー210の操作位置がニュートラル位置でない旨が検出される。
次に、凸部310が回転位置P3に位置している状態から回転位置P2に向けて回転した際の磁気センサ部150におけるMRセンサ152,153の出力電圧Va,Vbの変化態様につき、図10〜図13を用いて説明する。図10(a)及び(b)は操作レバーが中立位置以外の位置に配置された場合の被検出部の回転位置と磁界の様子とを示す。図11(a)及び(b)は操作レバーが中立位置に配置された場合の被検出部の回転位置と磁界の様子とを示す。図12(a)及び(b)は一対の磁気センサに印加される磁気ベクトルの向きの変化を示す。図13は検出部に対応する被検出部の回転角と一対の磁気センサの出力電圧との関係を示す。
図10(a)に示すように、凸部310が回転位置P3に位置している状態から回転位置P2に向けて回転したとすると、バイアス磁石140により形成されるバイアス磁界が凸部310に引き寄せられるように変化する。具体的には、図10(b)に示すように、凸部310が回転位置P2に達する直前の回転位置P10に達した時点でバイアス磁界が全体的に凸部310の側に僅かに引き寄せられるように変化する。各MRセンサ152,153に印加される磁気ベクトルMV10,MV20は凸部310の側を若干指向する。
従って、磁気ベクトルMV10,MV20は、基準方向MV10b,MV20bとなす角度θa,θbが大きくなる方向にそれぞれ変化する。
その後、凸部310が回転位置P2まで回転したとする。この場合、図11(a)に示すように、バイアス磁石140により形成されるバイアス磁界は凸部310の側に引き寄せられたままの状態となるが、磁気ベクトルMV10,MV20は凸部310が回転位置P10に達した時点と比較するとそれぞれ若干変化する。具体的には、図11(b)に示すように、MRセンサ152,153に対して凸部310が図10(b)に示した状態よりも接近するようになるため、磁気ベクトルMV10,MV20は凸部310の側に引き寄せられる方向を、すなわち基準方向MV10b,MV20bとなす角度θa,θbがそれぞれ大きくなる方向を指向する。
従って、凸部310が回転位置P3から回転位置P2へと変化した際には、図12(a)及び(b)に示すように、磁気ベクトルMV10,MV20は基準方向MV10b,MV20bとなす角度θa,θbが大きくなる方向にそれぞれ変化する。
図13に示すように、凸部310が回転位置P3から回転位置P2まで変化したとすると、MRセンサ152の出力電圧Vaはその回路の中点電位(Vcc/2)よりも小さい値Va31から徐々に増加していき、中点電位(Vcc/2)よりも若干大きい値Va32となるように変化する。一方、MRセンサ153の出力電圧Vbはその回路の中点電位(Vcc/2)よりも若干小さい値Vb32となるように変化する。
なお、凸部310が回転位置P3に位置している状態から回転位置P2に向けて回転した際の磁気センサ部160におけるMRセンサ162,163の出力電圧Vc,Vdの変化態様については、上記MRセンサ152,153の出力電圧Va,Vbの変化態様と略同一の態様になるため、その説明は省略する。
従って、本実施の形態においては、一対の磁気センサ部150,160の出力を二重系の出力として得ることできる。
〔実施の形態の効果〕
以上説明した実施の形態によれば、次に示す効果が得られる。
二重系の出力を得るために、複数のスイッチを従来のようには必要としないから、部品点数を削減してコストの低廉化及びスイッチ全体の小型・軽量化を図ることができる。
以上、本発明の近接スイッチを上記の実施の形態に基づいて説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能であり、例えば次に示すような変形も可能である。
(1)上記実施の形態では、検出部121が一対(2つ)の磁気センサ部150,161を有する場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、3つ以上の磁気センサ部を有する検出部であってもよい。すなわち要するに、本発明は、マグネットにおける磁界の変化を独立して検出する複数の磁気センサ部を有する検出部であればよい。
(2)上記実施の形態では、バイアス磁石140において、凹部141を形成する領域がN極とされ、凹部141を形成する領域と反対側の領域がS極とされている場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、凹部を形成する領域をS極とし、凹部を形成する領域と反対側の領域をN極としてもよい。
(3)上記実施の形態では、近接スイッチをニュートラル検出スイッチ120として車両のシフト装置に適用する場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば車両のヘッドライトのオン,オフなど各種車載機器のスイッチングを操作するレバースイッチ装置にも適用可能である。
120…ニュートラル検出スイッチ、121…検出部、122…スイッチパッケージ、122a…フランジ、150…磁気センサ部、151…センサ実装部材、152…MRセンサ、142a,152b,152c,152d…磁気抵抗素子、153…MRセンサ、153a,153b,153c,153d…磁気抵抗素子、154…センサパッケージ、140…バイアス磁石、140a,140b…マグネットエレメント、140c,140d…マグネット素材、141…凹部、141a,141b…内面、160…磁気センサ部、161…センサ実装部材、162…MRセンサ、162a,162b,162c,162d…磁気抵抗素子、163…MRセンサ、163a,163b,163c,163d…磁気抵抗素子、164…センサパッケージ、171〜173…外部接続端子、174〜176…リード、180…ユニットパッケージ、180a…凹溝、181〜183…外部接続端子、184〜186…リード、200…シフト装置、201…案内溝、201a〜201d…溝、202…ケースパネル、210…操作レバー、300…手動変速機、301…セレクトレバー、301a…セレクトケーブル、302…シフトレバー、302a…シフトケーブル、303…ブラケット、304…チェンジシャフト、307…変速機ケース、310…凸部

Claims (4)

  1. 磁性材からなる移動体としての被検出部を検出する検出部を備えた近接スイッチであって、
    前記検出部は、前記被検出部の移動位置によって変化する磁界を形成する断面コ字状のマグネット、及び前記磁界の変化を独立して検出する複数の磁気センサ部を有し、前記マグネットに存在する凹部に前記複数の磁気センサ部が並列して配置されている
    近接スイッチ。
  2. 前記複数の磁気センサ部は、それぞれが互いに並列する一対の磁気センサを有する請求項1に記載の近接スイッチ。
  3. 前記検出部は、前記複数の磁気センサ部がパッケージによって封止されている請求項1又は2に記載の近接スイッチ。
  4. 前記パッケージは、前記凹部に嵌合し、前記複数の磁気センサ部の並列方向に位置決めされている請求項3に記載の近接スイッチ。
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