JP2008213276A - 画像形成装置、印刷処理制御方法、及び印刷処理制御プログラム - Google Patents

画像形成装置、印刷処理制御方法、及び印刷処理制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】仕上げ機能の利便性をさせることのできる画像形成装置、印刷処理制御方法、及び印刷処理制御プログラムの提供を目的とする。
【解決手段】印刷データに基づいて印刷を実行する画像形成装置であって、前記印刷データには、ページ単位で仕上げ処理に関する分割位置が指定されており、前記分割位置の指定を検出し、前記仕上げ処理の実行を前記ページ単位で実行させる印刷制御手段を有することにより上記課題を解決する。
【選択図】図5

Description

本発明は、画像形成装置、印刷処理制御方法、及び印刷処理制御プログラムに関する。
アプリケーションソフトによって作成された文書を印刷する場合、当該文書は、プリンタドライバによって印刷先のプリンタが解釈可能なプリンタ言語による印刷データに変換される。プリンタは、当該プリンタ言語による印刷データを解釈することにより、文書の印刷画像を生成し、当該印刷画像を印刷用紙に印字する。このような印刷処理の管理単位は印刷ジョブ(又は、単に「ジョブ」)と呼ばれ、通常、一回の印刷指示に対して一つの印刷ジョブが対応づけられる。
他方において、近年のプリンタの中には、単に文書を印刷するだけでなく、ステープル、パンチ、折り、又は排紙先の選択等といった、印刷後の文書の取り扱いを容易にするための仕上げ機能を備えているものがある。従来、斯かる仕上げ機能は、印刷ジョブを単位として実行されていた。すなわち、例えば、ステープル機能であれば、一つの印刷ジョブによって印刷される全ページに対して一回のステープルが行われていた。
特開2006−201875号公報
しかしながら、仕上げ機能の処理単位が印刷ジョブごとであると、印刷ジョブに係る全ページではなく、特定のページのみを対象として仕上げ処理を行ったり、ページを分割して仕上げ処理を行ったりといったようなことができず、利便性に欠けるという問題がある。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、仕上げ機能の利便性をさせることのできる画像形成装置、印刷処理制御方法、及び印刷処理制御プログラムの提供を目的とする。
そこで上記課題を解決するため、本発明は、印刷データに基づいて印刷を実行する画像形成装置であって、前記印刷データには、ページ単位で仕上げ処理に関する分割位置が指定されており、前記分割位置の指定を検出し、前記仕上げ処理の実行を前記ページ単位で実行させる印刷制御手段を有することを特徴とする。
このような画像形成装置では、仕上げ機能の利便性をさせることができる。
仕上げ機能の利便性をさせることのできる画像形成装置、印刷処理制御方法、及び印刷処理制御プログラムを提供することができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の実施の形態における画像形成装置のハードウェア構成例を示す図である。図1において画像形成装置10は、コントローラ11、プリンタエンジン18、及び操作パネル19等のハードウェアを有するプリンタである。
コントローラ11は、バスBによって接続された、ホストI/F(インタフェース)12、CPU13、ROM14、RAM15、エンジンI/F16、及びHDD17等を含む。ROM14には、各種のプログラムやプログラムによって利用されるデータ等が記録されている。RAM15は、プログラムをロードするための記憶領域や、ロードされたプログラムのワーク領域等として用いられる。CPU13は、RAM15にロードされたプログラムを処理することにより、後述される機能を実現する。HDD17は、各種のデータの保存領域やプログラムの仮想メモリ(記憶)領域として用いられる。ホストI/F12は、印刷データを送信するPC(Personal Computer)等のホストコンピュータと、ネットワーク又はUSB(Universal Serial Bus)ケーブル等を介して接続するためのインタフェースである。エンジンI/F16は、プリンタエンジン18をコントローラ11に接続するためのインタフェースである。
プリンタエンジン18は、画像データ(印刷画像)を印刷用紙に印刷するためのハードウェア一式であり、本実施の形態においては、ステープラ181もプリンタエンジン18に含めている。操作パネル19は、ユーザからの入力の受け付けや、ユーザに対する情報の通知等を行うめのボタン、液晶パネル等を備えたハードウェアである。
図2は、本発明の実施の形態における画像形成装置のソフトウェア構成例を示す図である。図2に示される各ブロックは、CPU13によってプログラムが処理されることにより実現される。
図2において、画像形成装置10のソフトウェアは、システム部110とインタプリタ部120とに大別される。システム部110は、OS(Operating System)等を含み、システム制御等を担うプラットフォームとして位置付けられる部分であり、入力I/F111、ホストバッファ112、フレームバッファ113、及びプリンタシステム114を含む。
一方、インタプリタ部120は、システム部110上で動作するアプリケーションとして位置付けられる。インタプリタ部120は、ストリームバッファ121、言語解析部122、印刷設定部123、及び描画処理部124等を含み、ホストコンピュータ20のプリンタドライバ21によって生成され、送信される印刷データ(PS(PostScript)データ)に含まれているPS(PostScript)言語を解釈し、PS言語によって指示された処理を実行する。なお、ホストバッファ112、ストリームバッファ121、及びフレームバッファ113は、RAM15又はHDD17上に確保される記憶領域である。
ホストコンピュータ20より送信されるPSデータは、入力I/F111によって受信され、ホストバッファ112に一時的に格納される。ホストバッファ112に格納されたPSデータは、ストリームバッファ121にコピーされる。言語解析部122は、ストリームバッファ121にコピーされたPSデータを解析し、中間形式のデータであるディスプレイリスト125を生成すると共に、パンチ、ステープル、及び折り等の仕上げ機能に関する設定情報を印刷設定部123に出力する。
描画処理部124は、ディスプレイリスト125に基づいてフレームバッファ113に画像データを描画(生成)する。プリンタシステム114は、フレームバッファ113に描画された画像データと、印刷設定部123より出力される仕上げ機能に関する設定情報に基づいてプリンタエンジン18を制御し、文書の印刷やパンチ、ステープル、折り等の仕上げ処理を実行させる。
なお、ホストコンピュータ20と画像形成装置10とより本実施の形態における印刷システムが構成される。ホストコンピュータ20と画像形成装置10とは、例えばLAN(Local Area Network)等のネットワーク(有線又は無線の別は問わない。)によって接続されている。
ところで、プリンタドライバ21によるPSデータの生成は、ユーザからの印刷指示に応じて開始されるところ、当該印刷指示に基づいて印刷システムにおいて実行される印刷処理は印刷ジョブという単位で管理される。したがって、印刷システムにとって、一つの印刷ジョブは、ユーザからの一回の印刷指示に対応する。本実施の形態では、一つの印刷ジョブ内において仕上げ処理の対象とするページを分割可能なようにPSデータが定義される。
図3は、本実施の形態におけるPSデータの第一の定義例を示す図である。図3においてPSデータ50aは、一つの印刷ジョブに対応したPSデータである。PSデータ50aにおいて、記述51aは1ページ目、記述52aは2ページ目、記述53aは3ページ目に関する定義情報である。
ところで、PS言語において、<<Staple N>>setpagedeviceコマンドは、ステープルの要否(ON/OFF)を指定するためのコマンド(以下「ステープルコマンド」という。)である。Nの値が「0」の場合は、ステープルは行わないことを示し、Nの値が「2」の場合は、ステープルを行うことを示す。なお、Nの値が「2」の場合、更に、<<StapleDetails>>コマンドによって、ステープルの位置等の詳細情報が指定される。
本実施の形態のPSデータ50aでは、記述511a、記述522a、及び記述532aにおいてステープルコマンドが指定されている。記述511aは、1ページ目に対するステープルコマンドであり、Nの値は「2」である。したがって、1ページ目はステープルの対象であることが指定されている。記述522aは、2ページ目に対するステープルコマンドであり、Nの値は「2」である。したがって、2ページ目はステープルの対象であることが指定されている。記述532aは、3ページ目に対するステープルコマンドであり、Nの値は「0」である。したがって、3ページ目はステープルの対象でないことが指定されている。
更に、PSデータ50aには、記述521a及び記述531aにおいて、SetSubsetコマンドを含む。SetSubsetコマンドは、仕上げ処理(ここではステープル処理)の分割位置を指定するコマンドである。すなわち、記述521aにおけるSetSubsetコマンドは、1ページ目と2ページ目とのステープルコマンドは、独立したコマンドであること(すなわち、1ページ目と2ページ目とは個別にステープルされること)を示す。また、記述531aにおけるSetSubsetコマンドは、2ページ目と3ページとのステープルコマンドは独立したコマンドであること(すなわち、2ページ目はステープルされるが、3ページ目はステープルされない)を示す。
上記より、PSデータ50aに係る印刷ジョブの印刷結果は、1ページ目と2ページ目とは別個にステープルされ、3ページ目はステープルされないこととなる。仮に、記述521aのSetSubsetコマンドが無い場合は、1ページ目と2ページ目とはまとめてステープルされる。なお、1ページのみをステープルするのは実際問題としてあまり意味のないことであるが、説明の便宜上によるものである。
図3の例では、ページごとにステープルコマンドが定義されているが、SetSubsetコマンドが出現するまでは、前のページのステープルコマンドを当該ページに引き継ぐこととしてもよい。そうすれば、ページごとにステープルコマンドを定義する必要はない。
また、図4は、本実施の形態におけるPSデータの第二の定義例を示す図である。図4に示されるPSデータ50bは、図3のPSデータ50aと同様の印刷結果を得るための定義を異なる形式によって記述した例である。
図4に示されるPSデータ50bにおいて、記述51bは1ページ目、記述52bは2ページ目、記述53bは3ページ目に関する定義情報である。PSデータ50bでは、記述511b、記述521b、及び記述531bにおいて、それぞれ1ページ目、2ページ目、3ページ目のステープルコマンドが指定されている。
ところで、PSデータ50bでは、記述54bにおいてSetSubsetコマンドが指定されている。PSデータ50bにおけるSetSeubsetコマンドは、仕上げ処理の分割位置を指定するものではなく、当該印刷ジョブにおいて、仕上げ処理について途中で分割されることを示す宣言に相当する。
PSデータ50bにおいて仕上げ処理の分割位置を示すのは、図4では、記述512b及び記述522bが相当する。すなわち、記述512b及び記述522bは、それぞれ<<StapleDetalils>>指定において「Subset N」の形式で記述されているパラメータが有るが、これによって分割位置が指定される。ここで、Nの絶対値には意味は無い。Nの値が、前のページのNの値と同じか否かに意味がある。すなわち、同じであれば、同一のステープル対象とされ、異なれば、別個のステープル対象とされる。図4の例では、記述512bと522bとにおいてNの値は異なるため、別個のステープル対象とされる。
したがって、図4のPSデータ50bに基づく印刷結果は、図3の場合と同様、1ページ目と2ページ目とは別個にステープルされ、3ページ目はステープルされないこととなる。
なお、図3又は図4において、SetSubsetコマンド又はSubset指定による分割位置の指定(以下、双方を総称する場合「仕上げ処理分割指定」という。)は、PS言語に対して、本実施の形態において独自に拡張したコマンドである。
ところで、図3又は図4に示されるPSデータ50a又は50b(以下、総称する場合「PSデータ50」という。)は、ホストコンピュータ20のプリンタドライバ21によって生成される。プリンタドライバ21は、例えば、印刷設定ダイアログにおけるステープルの指定を、単にON/OFFだけでなく、ページ単位での指定が可能とされる。ページ単位の指定に応じて、プリンタドライバ21は、ステープルの対象の分割位置を判別し、PSデータ50を生成する。
以下、PSデータ50に基づくプリンタシステムによる処理手順について説明する。
図5は、第一の実施の形態の印刷処理におけるステープル機能に関する処理手順を説明するためのシーケンス図である。図5においては、図3又は図4に示されるPSデータ50に基づいて実行される処理を例とする。
プリンタドライバ21によって生成されたPSデータ50のうち、1ページ目の分のPSデータ(例えば、図3の記述51a又は図4の記述51bに係るデータ)がホストコンピュータ20より画像形成装置10に転送されると(S101)、言語解析部122は、ステープルコマンド(記述511a又は記述511b)の検出に応じ、ステープルONの設定を印刷設定部123に通知する(S102)。印刷設定部123は、1ページ目についてステープルONの設定をRAM15等に記録しておき、正常に設定が行われことを示す応答を行う(S103)。
続いて、言語解析部122は記述51a又は記述51bに基づいて、1ページ目の画像データの描画を描画処理部124に要求する(S104)。描画処理部124は、フレームバッファ113に画像データを描画し、描画完了を言語解析部122に通知する(S105)。
続いて、言語解析部122は、1ページ目の出力(印刷)を印刷設定部123に要求する(S106)。印刷設定部123は、1ページ目の出力に際し、まず、印刷ジョブの開始をプリンタシステム114に通知する(S107)。プリタシステム114が印刷ジョブの開始を了承すると(S108)、印刷設定部123は、印刷設定を通知する(S109)。当該印刷設定の通知には、仕上げ機能に関する設定の通知も含まれる。したがって、ステップS102において印刷設定部123に設定されたステープルONの設定も含まれる。よって、プリンタシステム114は、1ページ目はステープルの対象であることを認識する。プリンタシステム114が、通知された印刷設定を完了すると(S110)、印刷設定部123は、印刷の開始をプリンタシステム114に要求する(S111)。プリンタシステム114は、フレームバッファ113に描画されている1ページ目の画像データを印刷する。この際、プリンタシステム114にとっては、少なくとも1ページ目はステープルの対象となることが分かっているだけであり、2ページ目も一緒にステープルするのか否かはこの時点では不明なためステープルは実行されない。プリンタシステム114は、印刷が完了するとその旨を印刷設定部123に通知する(S112)。印刷設定部123は、1ページ目の出力の完了を言語解析部122に通知する(S113)。
続いて、2ページ目の分のPSデータ(例えば、図3の記述52a又は図4の記述52bに係るデータ)がホストコンピュータ20より画像形成装置10に転送されると(S121)、言語解析部122は、仕上げ処理分割指定(記述521a、記述522b)の検出に応じ、当該仕上げ処理分割指定を印刷設定部123に設定する(S122)。印刷設定部123は、仕上げ処理分割指定の設定に応じ、仕上げ処理(ここでは、ステープル)の対象が2ページ目の前で区切られることを認識する。続いて、言語解析部122はステープルコマンド(記述522a又は記述521b)の検出に応じ、ステープルONの設定を印刷設定部123に通知する(S123)。印刷設定部123は、2ページ目についてステープルONの設定をRAM15等に記録しておき、正常に設定が行われことを示す応答を行う(S124)。
続いて、言語解析部122は記述52a又は記述52bに基づいて、2ページ目の画像データの描画を描画処理部124に要求する(S125)。描画処理部124は、フレームバッファ113に画像データを描画し、描画完了を言語解析部122に通知する(S126)。
続いて、言語解析部122は、2ページ目の出力(印刷)を印刷設定部123に要求する(S127)。印刷設定部123は、2ページ目を出力する前に、仕上げ処理分割指定に基づき、現在の印刷ジョブの終了をプリンタシステム114に通知する(S128)。プリンタシステム114は、印刷ジョブの終了通知に応じ、ステップS109において行われているステープルONの設定に基づき、ステープラ181を制御して当該印刷ジョブが開始されてから終了するまでに出力されたページ(ここでは、1ページ目)に対してステープルを行う(S129)。なお、他の仕上げ機能が設定されている場合は、他の仕上げ機能についてもこのタイミングで実行される。仕上げ機能等が完了すると、プリンタシステム114は、印刷ジョブの終了処理が正常に完了したことを印刷設定部123に通知する(S130)。
すなわち、第一の実施の形態では、印刷設定部123が仕上げ処理の分割に応じて印刷ジョブを分割する。これにより、プリンタシステム114には仕上げ処理の分割等を意識させることなく従来通り動作させることで、仕上げ処理の対象を分割させることができる。但し、プリンタドライバ21にとっては、1つの印刷ジョブを実行しているに過ぎない。
続いて、言語解析部123は、2ページ目の印刷を実行するため、プリンタシステム114に対して、改めて印刷ジョブの開始を通知する(S131)。続いて、ステップS132〜ステップS137は、ステップS108〜ステップS113と同様の処理によって、2ページ目の印刷処理が実行される。なお、ステップS123において、印刷設定部123にはステープルONの設定が通知されている。したがって、ステップS133では、ステープルONの設定がプリンタシステム114に通知される。
続いて、3ページ目の分のPSデータ(例えば、図3の記述53a又は図4の記述53bに係るデータ)がホストコンピュータ20より画像形成装置10に転送されると(S141)、言語解析部122は、仕上げ処理分割指定(記述531a)の検出に応じ、当該仕上げ処理分割指定を印刷設定部123に設定する(S142)。印刷設定部123は、仕上げ処理分割指定の設定に応じ、仕上げ処理(ここでは、ステープル機能)の対象が3ページ目の前で区切られることを認識する。続いて、言語解析部122はステープルコマンド(記述532a又は記述531b)の検出に応じ、ステープルOFFの設定を印刷設定部123に通知する(S143)。印刷設定部123は、3ページ目についてステープルOFFの設定をRAM15等に記録しておき、正常に設定が行われことを示す応答を行う(S144)。
続いて、言語解析部122は記述53a又は記述53bに基づいて、3ページ目の画像データの描画を描画処理部124に要求する(S145)。描画処理部124は、フレームバッファ113に画像データを描画し、描画完了を言語解析部122に通知する(S146)。
続いて、言語解析部122は、3ページ目の出力(印刷)を印刷設定部123に要求する(S147)。印刷設定部123は、3ページ目を出力する前に、仕上げ処理分割指定に基づき、現在の印刷ジョブの終了をプリンタシステム114に通知する(S148)。プリンタシステム114は、印刷ジョブの終了通知に応じ、ステップS133において行われているステープルONの設定に基づき、ステープラ181を制御して当該印刷ジョブが開始されてから終了するまでに出力されたページ(ここでは、2ページ目)に対してステープルを行う(S149)。続いて、プリンタシステム114は、印刷ジョブの終了処理が正常に完了したことを印刷設定部123に通知する(S150)。
続いて、言語解析部123は、3ページ目の印刷を実行するため、プリンタシステム114に対して、改めて印刷ジョブの開始を通知する(S151)。続いて、ステップS152〜ステップS157は、ステップS108〜ステップS113と同様の処理によって、3ページ目の印刷処理が実行される。なお、ステップS143において、印刷設定部123にはステープルOFFの設定が通知されている。したがって、ステップS153では、ステープルOFFの設定がプリンタシステム114に通知される。
続いて、EOF(印刷ジョブの終了)がホストコンピュータ20より通知されると(S161)、言語解析部122は、EOFを印刷設定部123に通知する(S162)。印刷設定部123は、EOFに応じ、現在の印刷ジョブの終了をプリンタシステム114に通知する(S163)。ここで、3ページ目についてはステープルOFFが設定されているため、ステープルは実行されない。プリンタシステム114が、印刷ジョブの終了処理が正常に完了したことを印刷設定部123に通知すると(S164)、印刷設定部123は、全ページの出力の完了を言語解析部122に通知する(S165)。以上によって、プリンタドライバ21から入力された一つの印刷ジョブが完了する。
上述したように、第一の実施の形態における画像形成装置10によれば、ページ単位で仕上げ処理を実行することができる。したがって、仕上げ処理の利便性を向上させることができる。特に、印刷設定部123は、一つの印刷ジョブを、仕上げ処理の分割に応じて印刷ジョブを分割するため、プラットフォームとしてのシステム部110に含まれるプリンタシステム114に対して改造を行うことなく、従来通りの処理を実行させることで、一つの印刷ジョブ内における仕上げ処理の対象の分割を実現することができる。
なお、図5では、便宜上、ページごとに仕上げ処理が分割され、その結果、ページごとに印刷ジョブが分割される例を説明したが、例えば、PSデータ50において、1ページ目と2ページ目との間に仕上げ処理分割指定が無い場合は、1ページ目と2ページ目との印刷ジョブは分割されない。より具体的には、ステップS128〜S132は実行されない。その結果、ステップS149において、1ページ目と2ページ目とがまとめてステープルされる。
次に、第二の実施の形態について説明する。図6は、第二の実施の形態の印刷処理におけるステープル機能に関する処理手順を説明するためのシーケンス図である。図6中、図5と同一ステップには同一ステップ番号を付し、その説明は適宜省略する。
第二の実施の形態では、印刷設定部123は、仕上げ処理分割指定に応じて印刷ジョブを分割しない。したがって、例えば、言語処理部122より2ページ目の出力が要求されると(S127)、印刷設定部123は、1ページ目の印刷ジョブの終了や2ページ目の印刷ジョブの開始をプリンタシステム114に通知することなく、印刷設定の通知をプリンタシステム114に対して行う(S133a)。この際、印刷設定部123は、仕上げ処理分割指定についてもプリンタシステム114に通知する。これによって、プリンタシステム114は、1ページ目のステープルONの設定と、2ページ目のステープルONの設定は分割されることを認識する。そこで、プリンタシステム114は、ステップS109において行われているステープルONの設定に基づき、ステープラ181を制御して1ページ目に対してステープルを行う(S133b)。
また、3ページ目の出力が言語処理部より要求されると(S147)、印刷設定部123は、2ページ目の印刷ジョブの終了や3ページ目の印刷ジョブの開始をプリンタシステム114に通知することなく、印刷設定の通知と共に仕上げ処理分割指定の通知をプリンタシステム114に対して行う(S153a)。これによって、プリンタシステム114は、2ページ目のステープルONの設定と、3ページ目のステープルOFFの設定は分割されることを認識する。そこで、プリンタシステム114は、ステップS109において行われているステープルONの設定に基づき、ステープラ181を制御して、前回の仕上げ処理分割指定から今回の仕上げ処理分割指定の間に出力されたページ(ここでは2ページ目)に対してステープルを行う(S153b)。
なお、仮に、3ページ目もステープルONが設定されている場合は、ステップS163において印刷ジョブの終了が通知された際に仕上げ処理の分割位置(終端)が確定するため、プリンタシステム114は、3ページ目に対するステープルをステープラ181に実行させる。
上述したように、第二の実施の形態における画像形成装置10によれば、ページ単位で仕上げ処理を実行することができる。したがって、仕上げ処理の利便性を向上させることができる。第二の実施の形態では、プリンタシステム114に仕上げ処理分割指定を認識させるため、プリンタシステム114に対して改造が必要となる。しかし、プリンタシステム114から見て印刷ジョブは分割されない。したがって、例えば、プリンタシステム114がログを出力しているような場合に、ユーザ側で認識している印刷ジョブの単位と、ログにおける印刷ジョブの単位とを一対一に対応させることができる。
次に、第三の実施の形態について説明する。図7は、第三の実施の形態の印刷処理におけるステープル機能に関する処理手順を説明するためのシーケンス図である。図7中、図5又は図6と同一部分には同一符号を付し、その説明は適宜省略する。第三の実施の形態では、例えば、印刷設定ダイアログ等において仕上げ処理がページ単位で指定された場合に、プリンタドライバ21が、仕上げ処理の分割位置に応じて印刷ジョブを分割させる。したがって、1ページ目と2ページ目とを別個にステープルし、3ページ目はステープルしないという設定がなされた場合、プリンタドライバ21は、1ページ目の印刷が完了すると、EOFを言語解析部122に送信し、印刷ジョブの終了を通知する(S161a)。言語解析部122は、EOFを印刷設定部123に通知する(S162a)。印刷設定部123は、EOFに応じ、印刷ジョブの終了をプリンタシステム114に通知する(S163a)。プリンタシステム114は、ステップS109において行われているステープルONの設定に基づき、ステープラ181を制御して当該印刷ジョブが開始されてから終了するまでに出力されたページ(ここでは、1ページ目)に対してステープルを行う(S129)。
2ページ目についても、印刷の完了に応じてEOFが通知される(S161b)。これに応じ、2ページ目に対してステープルが実行される(S149)。
3ページ目についても、印刷の完了に応じてEOFが通知される(S161c)。3ページ目については、ステープルの対象とされていないため、プリンタシステム114は、ジョブの終了が通知された際に(S163c)、ステープルは実行しない。
上述したように、第三の実施の形態における画像形成装置10によれば、ページ単位で仕上げ処理を実行することができる。したがって、仕上げ処理の利便性を向上させることができる。特に、第三の実施の形態では、プリンタドライバ21が、仕上げ処理の分割位置に応じて印刷ジョブを分割させる。したがって、PSデータに対して、仕上げ処理分割指定に関する拡張を行う必要はない。また、画像形成装置10に対して改造を行う必要もない。すなわち、画像形成装置10は、従来通り、ステープルONが指定されている印刷ジョブについては、当該印刷ジョブに係る全ページについてステープルを行えば、結果的に、ユーザから見てページ単位でステープルが分割されて実行されたことになるからである。
なお、本実施の形態では、仕上げ機能のうち、特にステープル機能を例として説明したが、本発明の適用範囲は、ステープルに限定されない。例えば、パンチ、折、排紙先の選択等、従来、印刷ジョブを単位として実行されていた各種の仕上げ機能に対して適用可能である。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は斯かる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
本発明の実施の形態における画像形成装置のハードウェア構成例を示す図である。 本発明の実施の形態における画像形成装置のソフトウェア構成例を示す図である。 本実施の形態におけるPSデータの第一の定義例を示す図である。 本実施の形態におけるPSデータの第二の定義例を示す図である。 第一の実施の形態の印刷処理におけるステープル機能に関する処理手順を説明するためのシーケンス図である。 第二の実施の形態の印刷処理におけるステープル機能に関する処理手順を説明するためのシーケンス図である。 第三の実施の形態の印刷処理におけるステープル機能に関する処理手順を説明するためのシーケンス図である。
符号の説明
10 画像形成装置
11 コントローラ
12 ホストI/F
13 CPU
14 ROM
15 RAM
16 エンジンI/F
17 HDD
18 プリンタエンジン
19 操作パネル
21 プリンタドライバ
50 PSデータ
110 システム部
111 入力I/F
112 ホストバッファ
113 フレームバッファ
114 プリンタシステム
120 インタプリタ部
121 ストリームバッファ
122 言語解析部
123 印刷設定部
124 描画処理部
181 ステープラ
B バス

Claims (9)

  1. 印刷データに基づいて印刷を実行する画像形成装置であって、
    前記印刷データには、ページ単位で仕上げ処理に関する分割位置が指定されており、
    前記分割位置の指定を検出し、前記仕上げ処理の実行を前記ページ単位で実行させる印刷制御手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記印刷制御手段は、前記分割位置の検出に応じ、当該分割位置が検出されるまでに出力されたページに対して前記仕上げ処理を実行させることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記印刷制御手段は、前記印刷データに対応する印刷ジョブの終了に応じ、前記分割位置が検出されてから当該印刷ジョブが終了するまでに出力されたページに対して前記仕上げ処理を実行させることを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記印刷制御手段は、
    前記印刷データに含まれている前記仕上げ処理に関する指定の検出に応じて、当該印刷データに対応する印刷ジョブを分割する印刷ジョブ分割手段と、
    分割された前記印刷ジョブごとに、前記仕上げ処理を実行させる仕上げ処理制御手段とを有することを特徴とする請求項1乃至3いずれか一項記載の画像形成装置。
  5. 印刷データに基づいて印刷を実行する画像形成装置が実行する印刷制御方法であって、
    前記印刷データには、ページ単位で仕上げ処理に関する分割位置が指定されており、
    前記分割位置の指定を検出し、前記仕上げ処理の実行を前記ページ単位で実行させる印刷制御手順を有することを特徴とする印刷制御方法。
  6. 前記印刷制御手順は、前記分割位置の検出に応じ、当該分割位置が検出されるまでに出力されたページに対して前記仕上げ処理を実行させることを特徴とする請求項5記載の印刷制御方法。
  7. 前記印刷制御手順は、前記印刷データに対応する印刷ジョブの終了に応じ、前記分割位置が検出されてから当該印刷ジョブが終了するまでに出力されたページに対して前記仕上げ処理を実行させることを特徴とする請求項5又は6記載の印刷制御方法。
  8. 前記印刷制御手順は、
    前記印刷データに含まれている前記仕上げ処理に関する指定の検出に応じて、当該印刷データに対応する印刷ジョブを分割する印刷ジョブ分割手順と、
    分割された前記印刷ジョブごとに、前記仕上げ処理を実行させる仕上げ処理制御手順とを有することを特徴とする請求項5乃至7いずれか一項記載の印刷制御方法。
  9. 請求項5乃至8いずれか一項記載の印刷制御方法を画像形成装置に実行させるための印刷制御プログラム。
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