JP2008211717A - 通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像データと無線タグデータとを対応付けて送信することができ、または、受信したデータに画像データと無線タグデータとが含まれる場合、その画像データに基づいて記録媒体に画像を形成し、且つその記録媒体に付加された無線タグに無線タグデータを書き込むことができる通信装置を提供すること。
【解決手段】相手先装置60は、ファクシミリデータ63に含まれる画像データに基づいて、記録用紙71に画像を形成すると共に、その記録用紙71に付加された無線タグ72に、ファクシミリデータ63に含まれる無線タグデータを書き込む。このようにすれば、ファクシミリ装置1からファクシミリ送信した原稿61の画像と、その原稿61に付加された無線タグ62に書き込まれていた無線タグデータとを、相手先装置60において、記録用紙71とその記録用紙71に埋め込まれた無線タグ72とにページ単位で記録し再現することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は通信装置に関し、特に、画像データと無線タグデータとを対応付けて送信することができ、または、受信したデータに画像データと無線タグデータとが含まれる場合、その画像データに基づいて記録媒体に画像を形成し、且つその記録媒体に付加された無線タグに無線タグデータを書き込むことができる通信装置に関するものである。
電話番号やファクシミリ番号などが記録された無線タグを名刺に埋め込み、この名刺から電話番号やファクシミリ番号を読み取って発信する技術が提案されている。
特開2005−348027号公報
しかしながら、無線タグに記録されたデータ自体を、通信回線を介して送受信する際の具体的利用法はほとんど提案されておらず、無線タグの利用可能性が十分に発揮されていないという問題点があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、画像データと無線タグデータとを対応付けて送信することができ、または、受信したデータに画像データと無線タグデータとが含まれる場合、その画像データに基づいて記録媒体に画像を形成し、且つその記録媒体に付加された無線タグに無線タグデータを書き込むことができる通信装置を提供することを目的としている。
この目的を達成するために、請求項1記載の通信装置は、原稿の画像データを読み取る読取手段と、原稿に付加された無線タグから無線タグデータを読み出す無線タグ読出手段と、前記読取手段により読み取られた画像データと、前記無線タグ読出手段により読み出された無線タグデータとを原稿のページ毎に対応付けて送信する送信手段と、無線タグデータのデータサイズを検出する検出手段と、その検出手段による検出結果に基づいて、前記無線タグデータのデータサイズに関するサイズ情報を、前記送信手段による送信の相手先装置に通知するデータサイズ通知手段とを備えることを特徴とする。
ここでいう無線タグとは、非接触でデータの読み書きが可能な記録媒体であって、ICタグ、RFID(Radio Frequency Identification)タグとも称されるものである。また、原稿に付加された無線タグとは、原稿に貼付された無線タグだけではなく、例えば、原稿に埋め込まれた無線タグも含む。
請求項2記載の通信装置は、請求項1記載の通信装置において、前記検出手段により検出された無線タグデータのデータサイズが一種類かを判断するデータサイズ判断手段を備え、前記データサイズ通知手段は、そのデータサイズ判断手段による判断結果に基づいて、前記無線タグデータのデータサイズに関するサイズ情報を通知するものであることを特徴とする。
請求項3記載の通信装置は、請求項2記載の通信装置において、前記データサイズ判断手段により、前記送信手段により送信する無線タグデータのデータサイズが一種類ではないと判断された場合、前記データサイズ通知手段は、無線タグのデータサイズが一種類ではないことを示すサイズ情報を通知するものであることを特徴とする。
請求項4記載の通信装置は、請求項2または3に記載の通信装置において、前記データサイズ判断手段により、前記送信手段により送信する無線タグデータのデータサイズが一種類ではないと判断された場合、前記送信手段は、原稿のページ毎に、前記読取手段により読み取られた画像データと、前記無線タグ読出手段により読み出された無線タグデータと、その無線タグデータのデータサイズとを送信するものであることを特徴とする。
請求項5記載の通信装置は、請求項1から4のいずれかに記載の通信装置において、前記データサイズ判断手段により、前記送信手段により送信する無線タグデータのデータサイズが一種類であると判断された場合、前記データサイズ通知手段は、前記送信手段による画像データと無線タグデータとの送信よりも先に、その一種類のデータサイズを前記サイズ情報として前記相手先装置に通知するものであることを特徴とする。
請求項6記載の通信装置は、請求項1から5のいずれかに記載の通信装置において、原稿が載置される原稿載置部を備え、その原稿載置部に載置された原稿と前記読取手段とが相対的に移動することにより前記原稿の画像データが読み取られるものであり、前記無線タグ読出手段は、前記原稿載置部に載置された原稿と前記読取手段とが相対的に移動する過程において、その原稿に付加された無線タグの無線タグデータを読み出すことを特徴とする。
請求項7記載の通信装置は、ページ単位の画像データと、その画像データに対応付けられた無線タグデータとを含むデータを受信する受信手段と、その受信手段により受信したデータに含まれる画像データに基づいて記録媒体に画像を形成すると共に、その画像データに無線タグデータが対応付けられている場合、その画像データに基づく画像が形成された記録媒体に付加された無線タグに、その無線タグデータを書き込む記録手段と、前記受信手段により受信したデータに含まれる無線タグデータのデータサイズに関するサイズ情報を取得するデータサイズ情報取得手段と、そのデータサイズ情報取得手段により取得したサイズ情報に従って、前記記録手段による前記画像の形成と無線タグデータの書き込みとを制御する記録制御手段とを備えることを特徴とする。
請求項8記載の通信装置は、請求項7記載の通信装置において、前記記録手段により画像を形成可能に設置された記録媒体について、その記録媒体に付加されている無線タグの書き込み可能容量を検出する記録媒体検出手段と、前記データサイズ情報取得手段により取得したサイズ情報に従って、無線タグデータのデータサイズが、一種類であるかを判断するデータサイズ種類判断手段とを備え、前記記録制御手段は、そのデータサイズ種類判断手段により、無線タグデータのデータサイズが一種類であることが判断された場合、前記記録媒体検出手段により検出された無線タグの書き込み可能容量と、前記データサイズ情報取得手段により取得したサイズ情報とに基づいて、前記記録手段による前記画像の形成と無線タグデータの書き込みとを制御することを特徴とする。
請求項9記載の通信装置は、請求項8記載の通信装置において、前記データサイズ種類判断手段により、無線タグデータのデータサイズが一種類でないことが判断された場合、無線タグデータのデータサイズを原稿の各ページのそれぞれについて取得するデータサイズ確認手段を備え、前記記録制御手段は、前記記録媒体検出手段により検出された無線タグの書き込み可能容量と、前記データサイズ確認手段により取得した各ページ毎の無線タグデータのデータサイズとに基づいて、前記記録手段による前記画像の形成と無線タグデータの書き込みとを制御することを特徴とする。
請求項10記載の通信装置は、請求項8または9に記載の通信装置において、前記記録制御手段は、前記記録媒体検出手段により検出した無線タグの書き込み可能容量と、無線タグデータのデータサイズとに基づいて、前記受信手段により受信するデータに含まれる無線タグデータを書き込み可能な記録媒体の有無を判断する記録媒体有無判断手段と、前記記録媒体有無判断手段により、無線タグデータを書き込み可能な記録媒体が無いと判断された場合、前記受信手段により受信したデータに基づく画像の形成および無線タグデータの書き込みを停止する記録停止手段とを備え、その記録停止手段による停止のため画像が形成されていない画像データおよび無線タグに書き込まれていない無線タグデータを保存するデータ保存手段とを備えることを特徴とする。
請求項11記載の通信装置は、請求項10記載の通信装置において、前記データ保存手段により、画像が形成されていない画像データおよび無線タグに書き込まれていない無線タグデータが保存された場合、その保存された無線タグデータを書き込み可能な無線タグのサイズに関する情報を少なくともユーザに報知する報知手段を備えることを特徴とする。
請求項12記載の通信装置は、請求項10または11記載の通信装置において、前記記録媒体有無判断手段は、無線タグデータを書き込み可能な記録媒体の有無を、原稿の画像データの各ページ毎に判断するものであり、前記データ保存手段は、前記記録媒体有無判断手段により、無線タグデータを書き込み可能な記録媒体がないと判断されたページについて、画像データおよび無線タグデータを保存するものであり、前記記録制御手段は、前記記録媒体有無判断手段により、無線タグデータを書き込み可能な記録媒体があると判断されたページについて、その画像データに基づく画像を形成し、無線タグデータを書き込むものであることを特徴とする。
請求項1記載の通信装置によれば、読取手段により、原稿の画像データが読み取られ、無線タグ読出手段により、原稿に付加された無線タグから無線タグデータが読み出され、その読取手段により読み取られた画像データと、無線タグ読出手段により読み出された無線タグデータとが、送信手段により原稿のページ毎に対応付けて送信される。そして、検出手段により、無線タグデータのデータサイズが検出され、その検出手段による検出結果に基づいて、データサイズ通知手段により、無線タグデータのデータサイズに関する情報が、送信手段による送信の相手先装置に通知される。
よって、請求項1記載の通信装置によれば、画像データ及び無線タグデータを受信した相手先装置は、サイズ情報に従って、画像データと無線タグデータとを特定し、それぞれを処理することができるという効果がある。
請求項2記載の通信装置によれば、請求項1記載の通信装置と同様に作用する上、検出手段により検出された無線タグデータのデータサイズが一種類かがデータサイズ判断手段により判断され、そのデータサイズ判断手段による判断結果に基づいて、データサイズ通知手段により、前記無線タグデータのデータサイズに関するサイズ情報が通知される。
よって、請求項2記載の通信装置によれば、請求項1の通信装置の奏する効果に加え、画像データ及び無線タグデータを受信した相手先装置は、送られてくる無線タグデータのデータサイズが一種類か否かに応じた、適切な対応が可能となるという効果がある。
請求項3記載の通信装置によれば、請求項2記載の通信装置と同様に作用する上、送信手段により送信する無線タグデータのデータサイズが一種類ではないことがデータサイズ判断手段により判断された場合、データサイズ通知手段により、無線タグのデータサイズが一種類ではないことを示すサイズ情報が通知される。
よって、請求項3記載の通信装置によれば、請求項2の通信装置の奏する効果に加え、画像データ及び無線タグデータを受信した相手先装置は、送られてくる無線タグデータのデータサイズが一種類でないことを認識し、適切な対応が可能となるという効果がある。
請求項4記載の通信装置によれば、請求項2または3に記載の通信装置の奏する効果に加え、送信手段により送信する無線タグデータのデータサイズが一種類ではないことがデータサイズ判断手段により判断された場合、送信手段により、原稿のページ毎に、読取手段により読み取られた画像データと、無線タグ読出手段により読み出された無線タグデータと、その無線タグデータのデータサイズとが送信される。よって、画像データおよび無線タグデータを受信した相手先装置は、原稿のページ毎に無線タグデータのデータサイズが異なっていたとしても、原稿のページ毎に送信される無線タグデータのデータサイズに従って、画像データと無線タグデータとを特定し、それぞれを処理することができるという効果がある。
請求項5記載の通信装置によれば、請求項1から4のいずれかに記載の通信装置の奏する効果に加え、送信手段により送信する無線タグデータのデータサイズが一種類であることがデータサイズ判断手段により判断された場合、送信手段による画像データと無線タグデータとの送信よりも先に、データサイズ通知手段により、その一種類のデータサイズがサイズ情報として通知される。よって、画像データおよび無線タグデータを受信した相手先装置は、データサイズに従って、画像データと無線タグデータとを特定し、それぞれを処理することができるという効果がある。
請求項6記載の通信装置によれば、請求項1から5のいずれかに記載の通信装置の奏する効果に加え、無線タグ読出手段は、原稿載置部に載置された原稿と読取手段とが相対的に移動する過程において、その原稿に付加された無線タグの無線タグデータを読み出すので、ユーザの作業が簡便であるという効果がある。
請求項7記載の通信装置によれば、受信手段により、ページ単位の画像データと、その画像データに対応付けられた無線タグデータとを含むデータとが受信され、その受信手段により受信したデータに含まれる画像データに基づいて、記録手段により、記録媒体に画像が形成されると共に、その画像データに無線タグデータが対応付けられている場合、その画像データに基づく画像が形成された記録媒体に付加された無線タグに、その無線タグデータが書き込まれる。ここで、受信手段により受信したデータに含まれる無線タグデータのデータサイズに関するサイズ情報が、データサイズ情報取得手段により取得され、そのデータサイズ情報取得手段により取得したサイズ情報に従って、記録手段による画像の形成と無線タグデータの書き込みとが、記録制御手段により制御される。
よって、請求項7記載の通信装置によれば、受信手段により受信したデータを、無線タグデータのデータサイズに応じて処理することができるという効果がある。
請求項8記載の通信装置によれば、請求項7記載の通信装置の奏する効果に加え、データサイズ種類判断手段により、無線タグデータのデータサイズが一種類であることが判断された場合、記録媒体検出手段により検出された無線タグの書き込み可能容量と、データサイズ情報取得手段により取得したサイズ情報とに基づいて、記録制御手段により、記録手段による画像の形成と無線タグデータの書き込みが制御されるので、記録媒体に付加された無線タグの書き込み容量に応じて、受信手段により受信したデータを処理することができるという効果がある。
請求項9記載の通信装置によれば、請求項8記載の通信装置の奏する効果に加え、記録媒体検出手段により検出された無線タグの書き込み可能容量と、データサイズ確認手段により取得した各ページ毎の無線タグデータのデータサイズとに基づいて、記録手段による画像の形成と無線タグデータの書き込みとが制御されるので、各ページ毎の無線タグのデータサイズに応じて、受信手段により受信したデータを処理することができるという効果がある。
請求項10記載の通信装置によれば、請求項8または9に記載の通信装置の奏する効果に加え、無線タグデータを書き込み可能な記録媒体が無いと判断された場合、受信手段により受信したデータに基づく画像の形成および無線タグデータの書き込みが記録停止手段により停止され、その記録停止手段による停止のため画像が形成されていない画像データおよび無線タグに書き込まれていない無線タグデータがデータ保存手段により保存される。よって、無線タグデータを書き込み可能な記録媒体が無い場合であっても、送信元に対し同一のファクシミリデータを再送信してもらう必要がないという効果がある。
請求項11記載の通信装置によれば、請求項10記載の通信装置の奏する効果に加え、データ保存手段により、画像が形成されていない画像データおよび無線タグに書き込まれていない無線タグデータが保存された場合、その保存された無線タグデータを書き込み可能な無線タグのサイズに関する情報が少なくともユーザに報知されるので、保存された無線タグデータがあること、および保存された無線タグデータを書き込むために必要な無線タグのサイズを知ることができ、必要な記録媒体をセットするなどの適切な行動をとることができるという効果がある。
請求項12記載の通信装置によれば、請求項10または11に記載の通信装置の奏する効果に加え、データ保存手段は、無線タグデータを書き込み可能な記録媒体がないと判断されたページについて、画像データおよび無線タグデータを保存するものであり、無線タグデータを書き込み可能な記録媒体があると判断されたページについて、その画像データに基づく画像を形成し、無線タグデータを書き込むので、画像データおよび無線タグデータを保存するためのメモリ容量を節約することができるという効果がある。
以下、本発明の好ましい実施形態について、添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の通信装置の一実施形態としてのファクシミリ装置1の模式的な断面図を示す図である。ファクシミリ装置1は、自動原稿送り装置2と、スキャナ部3と、プリンタ部4と、給紙トレイ部5とを有する。
自動原稿送り装置2は、原稿載置部2aを備えている。ファクシミリ送信される原稿はこの原稿載置部2aに原稿面を下向きにして載置される。そして、ユーザにより図示しないスタートキーが押下されると、その原稿は1ページずつ送られ、スキャナ部3によるデータの読み取りが行われた後に、原稿排出口(図示せず)から排出される。
スキャナ部3は、無線タグリーダ15と、スキャナ装置22とを備える。無線タグリーダ15は、自動原稿送り装置2により送られてきた原稿に無線タグが付加されていた場合、無線によりその無線タグからデータを読み出すものである。また無線タグの有無に拘わらず、自動原稿送り装置2により送られる原稿の画像データが、スキャナ装置22により読み取られる。
プリンタ部4は、無線タグライタ16と、レーザプリンタ30とを有する。無線タグライタ16は、給紙トレイ部5から給紙される記録用紙に付加された無線タグに対し、無線によりデータを書き込むものである。レーザプリンタ30は、イエローのトナーを収納したYステーション31、マゼンダのトナーを収納したMステーション32、シアンのトナーを収納したCステーション33およびブラックのトナーを収納したKステーション34を備えると共に、これら各ステーションのトナーを転写ドラム35に受け渡すための中間転写ベルト36や、定着用ローラ37を備えている。このレーザプリンタ30により画像が形成された記録用紙は、排紙スタッカ39へ排紙される。
給紙トレイ部5は、3つの給紙トレイ51,52,53を備えている。そして、各給紙トレイ51,52,53には、それぞれ、検出センサ54が設けられている。この検出センサ54は、給紙トレイ51,52,53に収納された記録用紙に、無線タグが付加されているか否か、また無線タグが付加されている場合は、その無線タグの書き込み可能容量を検出される。なお、この検出センサ54は、積層された記録用紙の1枚に付加された無線タグの書き込み可能容量を検出することができる。
図2は、ファクシミリ装置1の電気的構成を示すブロック図である。ファクシミリ装置1には、CPU11、ROM12、RAM13、フラッシュメモリ14、無線タグリーダ15、無線タグライタ16、ネットワーク・コントロール・ユニット(以下、「NCU」と称する)19、モデム20、バッファ21、スキャナ装置22、符号化部23、復号化部24、レーザプリンタ30、検出センサ54、アンプ27が備えられ、これらはバスライン25を介して接続されている。
ファクシミリ装置1のCPU11は、回線制御を行うNCU19を介して送受信される各種信号に従って、バスライン25により接続された装置各部を制御してファクシミリ動作、即ち、データ通信を実行するものである。ROM12は、このファクシミリ装置1で実行される制御プログラムを格納した書換不能なメモリである。図5から図7に示されるフローチャートのプログラムはROM12内に格納されている。
RAM13は、ファクシミリ装置1の各動作の実行時に、各種のデータを一時的に記憶するためのメモリであり、送信ファクシミリデータ記憶エリア131、送信無線タグデータサイズ記憶エリア132、無線タグデータ送信可能フラグ133、受信ファクシミリデータ記憶エリア134、サイズ情報記憶エリア135、受信無線タグデータサイズ記憶エリア136を備える。
図3を参照しつつ、RAM13に記憶される各種データについて説明する。図3(a)は、ファクシミリ装置1と、このファクシミリ装置1と同じ構成を有する相手先装置60との間で行われるファクシミリ送受信を模式的に示す図である。
図3(a)に示すように、ファクシミリ装置1からファクシミリ送信しようとする原稿61には、画像(図形、文字を含む)が形成されると共に、無線タグ62が埋め込まれている。相手先装置60へファクシミリ送信すべき原稿61が原稿載置部2aにセットされ、図示しないスタートキーがユーザにより押下されると、原稿61は1ページずつ、スキャナ部3による読み取り位置に送られる。
ここで、スキャナ装置22に対し相対移動する原稿61の移動経路には、無線タグリーダ15によるデータ読み出し位置が設けられている。したがって、自動原稿送り装置2によりスキャナ装置22による読み取り位置に自動原稿送り装置2により原稿61が移動する過程において、原稿61に付加された無線タグ62の無線タグデータが、無線タグリーダ15により読み出される。このようにすれば、原稿61の画像データおよび無線タグデータを読み取らせるためには、原稿載置部2aに一度原稿を載置するだけで良く、ユーザの作業が簡便である。なお、無線タグリーダ15により無線タグ62から読み出されるデータを、無線タグデータと称している。なお、スキャナ装置22や無線タグリーダ15の配置関係は、これに限定されるものではなく、種々の対応が可能である。例えば、無線タグリーダが原稿61の移動経路とは別に設けられていてもよい。この場合、無線タグの情報だけを必要に応じて先にまとめて読み取らせるといった使用形態も可能となる。
図3(b)は、ファクシミリ装置1において、無線タグリーダ15により読み出した無線タグデータと、スキャナ装置22により読み取られたページ単位の画像データとを結合して作成される1ページ分のファクシミリデータ63を模式的に示す図である。図3(b)に示されるように、ファクシミリデータ63は、無線タグデータと画像データとがページ単位で対応付けられたデータである。このようなファクシミリデータ63を、ファクシミリ装置1と同様の構成を有する相手先装置60へ送信する場合、相手先装置60は、ファクシミリデータ63に含まれる画像データに基づいて、記録用紙71(図3(a)参照)に画像を形成すると共に、その記録用紙71に付加された無線タグ72に、ファクシミリデータ63に含まれる無線タグデータを書き込む。このようにすれば、ファクシミリ装置1からファクシミリ送信した原稿61の画像と、その原稿61に付加された無線タグ62に書き込まれていた無線タグデータとを、相手先装置60において、記録用紙71とその記録用紙71に埋め込まれた無線タグ72とにページ単位で記録し再現することができる。
また、図3(b)に示すように、1ページ分のファクシミリデータ63において、画像データよりも先頭側に無線タグデータが格納されている。このようにすれば、ファクシミリ装置1から相手先装置60へのファクシミリ送信において、通信中に何らかの異常が発生し、ファクシミリ送信が中断された場合であっても、画像データのみが先に送信されてしまうことがない。よって、各ページの無線タグデータを確実にファクシミリ送信することができる。例えば、画像データの取り扱い等に関する重要情報が無線タグデータに書き込まれているにも拘らず、相手先装置60において無線タグデータが正常に受信されない状態で画像データのみが受信されてしまうと、相手先において画像データが適正に扱われない可能性がある。そのため、無線タグデータを画像データよりも先に確実に送信することが必要である。
このようにして作成されたファクシミリデータ63を、ファクシミリ装置1から相手先装置60へファクシミリ送信する場合、ファクシミリ装置1は、ファクシミリデータ63の送信に先立ち、無線タグデータのサイズ64に関するサイズ情報を通知する。
このようにすれば、ファクシミリデータ63を受信した相手先装置60では、通知されたサイズ情報に従って、各ファクシミリデータ63の先頭から所定サイズのデータを区分することにより、各ページの無線タグデータを特定することができる。
図2に戻り、説明する。送信ファクシミリデータ記憶エリア131は、画像データと無線タグデータとから作成されたファクシミリデータ63(図3(b)参照)を記憶するエリアである。送信無線タグデータサイズ記憶エリア132は、無線タグリーダ15によって読み出した無線タグデータのデータサイズを、各ページ毎に記憶するエリアである。
無線タグデータ送信可能フラグ133は、ファクシミリ送信の相手先装置60が、無線タグへデータを書き込む機能を有しているか否かを示すフラグである。本実施形態のファクシミリ装置1は、相手先装置60が無線タグへデータを書き込む機能を有しているか否かに基づいて、ファクシミリ送信処理における画像データおよび無線タグデータを処理するのであるが、詳細は図5を参照して後述する。
受信ファクシミリデータ記憶エリア134は、受信したファクシミリデータ63を記憶するエリアである。ファクシミリデータ63は、その画像データに基づく画像が記録用紙71に形成され、且つ、その無線タグデータが記録用紙71に付加された無線タグ72に書き込まれることを条件としてこの受信ファクシミリデータ記憶エリア134から消去されるが、無線タグデータを書き込み可能な無線タグ72が付加された記録用紙71がない場合、ファクシミリデータ63は消去されず、受信ファクシミリデータ記憶エリア134に保存される。
サイズ情報記憶エリア135は、送信元ファクシミリ装置から通知されたサイズ情報を記憶するエリアである。ここで、送信元ファクシミリ装置からファクシミリ装置1へ通知されるサイズ情報としては、いずれのページのファクシミリデータ63にも、無線タグデータが含まれないことを示す値である「無線タグデータサイズ=0」と、各ページのファクシミリデータ63に含まれる無線タグデータのデータサイズが一種類でないことを示す値である「無線タグデータサイズ=不定」と、各ページのファクシミリデータ63に含まれる無線タグデータのデータサイズが一種類である場合、その一種類のデータサイズを示すサイズ情報とが用いられるものとして説明する。
受信無線タグデータサイズ記憶エリア136は、ファクシミリデータ63の送信元ファクシミリ装置から受信した、各ページ毎の無線タグデータのデータサイズを記憶するエリアである。
フラッシュメモリ14は書換可能な不揮発性のメモリであり、送信データ保存メモリ141を備える。後述するように、相手先装置60へのファクシミリデータの送信が禁止された場合、スキャナ装置22により読み取られた画像データが、この送信データ保存メモリ141に保存される。
無線タグリーダ15は、無線タグからデータを読み出すものであり、無線タグライタ16は、無線タグへデータを書き込むものである。
図4を参照して、無線タグ62、無線タグリーダ15,無線タグライタ16について説明する。図4(a)は、無線タグ62の電気的構成を示す概略的なブロック図である。なお、図3を参照して説明した記録用紙71に付加された無線タグ72は、無線タグ62と同一の構成を有している。図4(a)に示すように、無線タグ62は、アンテナ用コイル621、共振コンデンサ622、整流・平滑回路623、変復調回路624、CPU625、ROM626、EEPROM627が設けられている。アンテナ用コイル621は、共振コンデンサ622と並列に接続されて共振回路を構成し、無線タグリーダ15または無線タグライタ16から送信される所定の高周波数の電力用電波振動を受信して整流・平滑回路623に供給する。
整流・平滑回路623は、動力用電源回路を構成するもので、共振回路から送信されてきた電力用電波信号を整流し、平滑化して一定電圧の直流電力にしてCPU625などに供給する。
無線タグリーダ15または無線タグライタ16から送信されてくる信号は、電力用電波信号に重畳して送信され、その信号は変復調回路624により復調されてCPU625に与えられる。
CPU625は、ROM626に記憶された動作プログラムに従って動作し、変復調回路624から入力される信号に応じた処理を実行し、受信したデータをEEPROM627に書き込んだり、EEPROM627からデータを読み出して変復調回路624により変調し、アンテナ用コイル621から電波信号として送信する。
上記構成の無線タグ62において、整流・平滑回路623、変復調回路624、CPU625、ROM626、EEPROM627はICチップとされ、アンテナ用コイル621と共に記録用紙に埋め込まれている。
図4(b)は、無線タグリーダ15と無線タグライタ16との電気的構成を示す概略的なブロック図である。図4(b)に示すように、無線タグリーダ15は、受信アンテナ用コイル151を備えた受信部152が設けられている。無線タグリーダ16は、送信アンテナ用コイル161を備えた送信部162が設けられている。
無線タグリーダ15によれば、無線タグ62から送信された電波信号については、これを受信アンテナ用コイル151で受信し、受信部152で復調して無線タグデータとして弁別する。このようにして、無線タグ62から無線タグデータを読み出すことができる。
無線タグライタ16によれば、キャリア信号を送信部162で変調して電力用電波信号として送信アンテナ用コイル161から送信し、その後、送信すべき無線タグデータを電力用電波信号に重畳するように送信部162で変調して送信アンテナ用コイル161から送信する。これにより無線タグ62に無線タグデータを書き込むことができる。
図2に戻り説明する。モデム20は、ファクシミリデータ63を変調・復調して伝送すると共に伝送制御用の各種手順信号を送受信するものであり、バッファ21は、相手側ファクシミリ装置との間で送受信される符号化されたファクシミリデータを含むデータを一時的に格納するものである。
符号化部23はファクシミリデータ63の符号化を行うものである。復号化部24は、バッファ21に記憶された受信データを読み出して、これを復号化するものである。アンプ27にはスピーカ28が接続され、呼出音などをこのスピーカ28から出力するためのものである。
このように構成されたファクシミリ装置1は、NCU19を介して、電話回線31に接続されている。この電話回線31は、本ファクシミリ装置1の交換機29に接続され、この交換機29は電話回線32を介して、相手先装置側の交換機に接続され、更に電話回線を介して相手先装置に接続されている。
次に、図5を参照して、上記のように構成されたファクシミリ装置1のファクシミリ送信処理の動作を説明する。図5は、ファクシミリ送信処理を示すフローチャートである。このファクシミリ送信処理は、自動原稿送り装置2の原稿載置部2aに原稿が載置され、相手先装置のファクシミリ番号が入力され、図示しないスタートキーがユーザによって押下された場合に実行される処理である。
まず、自動原稿送り装置2により1ページ分の原稿を送り(S2)、無線タグリーダ15によって原稿の無線タグ62を検出する(S4)。次に、無線タグデータがあるか否かを判断する(S6)。原稿に無線タグ62が付加されていない場合、あるいは原稿に無線タグ62が付加されているがデータが書き込まれていない場合、無線タグデータがないと判断され(S6:No)、S12の処理に移行する。
一方、無線タグデータがある場合、すなわち、原稿に無線タグ62が付加され、且つその付加された無線タグ62にデータが書き込まれていた場合(S6:Yes)、無線タグリーダ15によって、無線タグデータを読み出す(S8)。次に読み出した無線タグデータのデータサイズを検出し、送信無線タグデータサイズ記憶エリア132に記憶する(S10)。次に、スキャナ装置22によって、原稿の画像データを読み取り、S8で読み出された無線タグデータと共にファクシミリデータ63としてページ毎に送信ファクシミリデータ記憶エリア131に記憶する(S12)。
次に、原稿を全ページ読み取ったか否かを判断し(S14)、未だ全ページを読み取っていない場合(S14:No)、S2の処理に戻る。
このようにして1ページずつ処理を繰り返すうちに、原稿を全ページ読み取ると(S14:Yes)、原稿の各ページ毎に無線タグデータと画像データとが結合されたファクシミリデータ63(図3(b)参照)がページ単位で生成され、送信ファクシミリデータ記憶エリア131に記憶された状態となる。なお、原稿のいずれのページからも無線タグデータが検出されなかった場合は、無線タグデータを有さないファクシミリデータ63が作成される。
図6を参照して、ファクシミリ送信処理の続きを説明する。図6は、ファクシミリ送信処理を示すものであり、図5に示すファクシミリ送信処理の続きの処理を示すフローチャートである。
まず、発呼を開始し(S20)、相手先装置60との通信を開始する。次に、相手先装置60からNSF信号を受信したか否かを判断する(S22)。このNSF信号は、受信側装置から送信側装置へ送出されるファクシミリ制御信号であって、相手先装置60が有している非標準の機能、すなわちメーカ独自機能を相手先装置60からファクシミリ装置1へ通知するための信号である。なお、このNSF信号が請求の範囲に記載の「機能情報」の一例に相当する。NSF信号を受信しない間(S22:No)、処理を待機するが、NSF信号を受信すると(S22:Yes)、次に、受信したNSF信号に基づいて、相手先装置60が無線タグへ情報を書き込む機能を有するか否かを判断する(S24)。
そして、相手先装置60が無線タグへ情報を書き込む機能を有する場合(S24:Yes)、無線タグデータ送信可能フラグ133をオンとする(S26)。一方、相手先装置60が無線タグへ情報を書き込む機能を有しない場合(S24:No)、無線タグデータ送信可能フラグ133をオフとする(S28)。
そして、送信すべきファクシミリデータ63に、無線タグデータが含まれているか否かを送信無線タグデータサイズ記憶エリア132を参照することにより判断する(S30)。いずれのファクシミリデータ63にも無線タグデータが含まれていない場合(S30:No)、次に、無線タグデータ送信可能フラグ133がオンか否かを判断する(S32)。無線タグデータ送信可能フラグ133がオンである場合(S32:Yes)、NSS信号を相手先装置60へ送信する(S34)。このNSS信号は、送信側装置から受信側装置へ送出されるファクシミリ制御信号であって、送信側装置が有している非標準の機能に関する設定を、相手先装置へ通知するための信号である。
本実施形態のファクシミリ装置1は、ファクシミリデータ63に含まれる無線タグデータのサイズ64(図3(b)参照)に関するサイズ情報を、NSS信号によって、相手先装置60へ通知するのであるが、ここでは、送信すべきファクシミリデータ63に無線タグデータが含まれていない場合であるので、サイズ情報「無線タグデータサイズ=0」をNSS信号により通知する(S34)。
一方、無線タグデータ送信可能フラグ133がオフである場合(S32:No)、S34の処理をスキップする。
次に、送信ファクシミリデータ記憶エリア131に記憶されているデータの中から、1ページ分のファクシミリデータ63を読み出して送信する(S36)。ここで送信するファクシミリデータ63は、無線タグデータサイズ64が「0」であって、無線タグデータを含まないファクシミリデータ63である。
そして、全ページの処理を終了するまで(S38:No)、S36の処理を繰り返す。このようにして処理を繰り返すうちに全ページの処理を終了すると(S38:Yes)、ファクシミリ送信処理を終了する。このように、原稿61から無線タグデータが検出されなかった場合は、通常のファクシミリ送信と同様に、スキャナ装置22で読み取った画像データが送信される。
次に、無線タグデータ有りの場合(S30:Yes)について説明する。無線タグデータ有りの場合は、以下のS42からS58の処理で説明するように、無線タグデータ送信可能フラグ133がオンであるかオフであるか否かに基づいて、画像データと無線タグデータとが処理される。
まず、無線タグデータ送信可能フラグ133がオンか否かを判断する(S40)。無線タグデータ送信可能フラグ133がオンである場合(S40:Yes)、送信無線タグデータサイズ記憶エリア132(図2参照)に記憶されたデータサイズを調べ、無線タグデータのデータサイズが一種類か否かを判断する(S42)。
無線タグデータのデータサイズが一種類である場合(S42:Yes)、NSS信号を相手先装置60へ送信し、その一種類のサイズを、サイズ情報として相手先装置60へ通知する(S44)。次に、送信ファクシミリデータ記憶エリア131に記憶されているデータの中から1ページ分のファクシミリデータ63を読み出して送信する(S45)。ここで送信するファクシミリデータ63は、画像データと無線タグデータとが原稿のページ毎に対応付けられたデータである。そして、全ページの処理を終了するまで(S50)、S45の処理を繰り返す。このようにして、全ページの処理を終了すると(S50:Yes)、ファクシミリ送信処理を終了する。
このように、無線タグデータのデータサイズが一種類である場合は、ファクシミリデータ63の送信に先立って、その一種類のサイズがサイズ情報として相手先装置60へ通知されているので、ファクシミリデータ63を受信した相手先装置60は、先に通知されていたサイズ情報に従って、ファクシミリデータ63から画像データと無線タグデータとを特定し、それぞれを処理することができる。また、各ページに適用可能な一種類のサイズを一度通知するのみであるので、各ページ毎に無線タグデータのサイズを通知する場合に比較して、通信処理の負荷が小さいというメリットがある。
一方、無線タグデータのデータサイズが、一種類ではない場合(S42:No)、NSS信号を相手先装置60へ送信し、無線タグデータサイズとして「不定」を相手先装置60へ通知する(S46)。すなわち、無線タグデータサイズが一種類ではないことを示すサイズ情報を相手先装置へ通知する。このようにすれば、相手先装置60は、送られてくる無線タグデータのデータサイズが一種類でないことを認識し、適切な対応が可能となる。
そして、送信ファクシミリデータ記憶エリア131に記憶されているデータの中から1ページ分のファクシミリデータ63を読み出すと共に、そのページのファクシミリデータ63に含まれる無線タグデータのデータサイズを送信無線タグデータサイズ記憶エリア132から読み出して、両者を対応つけて送信する(S48)。このようにすれば、相手先装置60は、原稿のページ毎に無線タグデータのデータサイズが異なっていたとしても、原稿のページ毎に送信される無線タグデータのデータサイズに従って、画像データと無線タグデータとを特定し、それぞれを処理することができる。
そして、全ページの処理を終了するまで(S51)、S48の処理を繰り返す。このようにして、全ページの処理を終了すると(S51:Yes)、ファクシミリ送信処理を終了する。
次に、無線タグデータ有りの場合(S30:Yes)であって、且つ、無線タグデータ送信可能フラグ133がオフの場合(S40:No)について説明する。本実施形態のファクシミリ装置1では、無線タグデータ送信可能フラグ133がオフの場合、すなわち、相手先装置60が無線タグデータを書き込む機能を有していない場合、ファクシミリ装置1から相手先装置60への無線タグデータの送信を禁止する。このようにすれば、無線タグデータを処理できない相手先装置60に無線タグデータを送信したために生じる、相手先装置60のエラーを防止することができる。
そして、無線タグデータ無しでの画像データの送信が許可されているか否かを判断する(S52)。この判断は、例えば、ファクシミリ装置1において、予めユーザがした設定に基づいて判断することとしても良いし、また、無線タグデータ内に記録された設定に従って判断することとしても良い。
すなわち、無線タグデータおよび画像データの内容によっては、無線タグデータ無しで画像データのみ送信しても良い場合があり得る。この場合、画像データのみ送り、無線タグデータは送らないこととすれば、一旦読み込んだ画像データが無駄にならず、作業の効率が良い。
一方、無線タグデータが重要な内容を含んでいる場合などは、無線タグデータ無しで画像データを送信すると好ましくない。よって、本実施形態のファクシミリ装置1では、ユーザの所望に沿って、無線タグデータ無しで送信するか否かを決定している。
無線タグデータ無しでの送信が許可されない場合(S52:No)、そのページの無線タグデータの送信を禁止し、ファクシミリデータ63を相手先装置60のファクシミリ番号と対応付けて、送信データ保存メモリ141に保存する(S56)。このようにすれば、スキャナ装置22により読み取った画像データが無駄にならない。なお、この場合、ファクシミリデータ63の保存に替えて、画像データのみを送信データ保存メモリ141に保存するように構成しても良い。
一方、無線タグデータ無し送信が許可されている場合(S52:Yes)、そのページについては、無線タグデータの送信を禁止すると共に、画像データを送信する(S54)。すなわち、無線タグデータを対応付けずに、画像データのみを送信する。このようにすれば、送信データ保存メモリ141には、無線タグデータ無し送信が許可されてないページのみ保存されるので、メモリの使用量を節約することができる。
そして、全ページの処理を終了するまで(S58)、S52から処理を繰り返す。このようにして処理を繰り返すうちに、全ページの処理を終了すると(S58:Yes)、ファクシミリ送信処理を終了する。
本実施形態のファクシミリ送信処理によれば、原稿61に無線タグ62が付加されている場合、原稿61の画像データと無線タグ62に書き込まれている無線タグデータとを対応付けて相手先へ送信することができる。
また、相手先装置60が、無線タグデータを書き込む機能を有しているか否かに基づいて、画像データと無線タグデータとを適宜処理しているので、相手先装置60の機種に拘わらず、適切な送信処理を行うことができる。
次に、図7を参照して、ファクシミリ装置1のファクシミリ受信処理の動作を説明する。図7は、ファクシミリ受信処理を示すフローチャートである。このファクシミリ受信処理は、着信があり、送信元ファクシミリ装置(図示せず)との間に通信が開始されると実行される処理である。
まず、送信元ファクシミリ装置にNSF信号を送信する(S62)。このNSF信号により、ファクシミリ装置1が有している非標準の機能、すなわちファクシミリ装置1が無線タグデータ書き込み機能を有することを、送信元ファクシミリ装置へ通知する。
次に、NSS信号を受信するまで待機する(S64)。NSS信号を受信すると(S64:Yes)、NSS信号に含まれるサイズ情報を取得し、サイズ情報記憶エリア135(図2参照)に記憶する(S68)。
次に、取得したサイズ情報が「無線タグデータサイズ=0」であるか否かを判断する(S70)。「無線タグデータサイズ=0」である場合(S70:Yes)、すなわち、受信したファクシミリデータ63に、無線タグデータが含まれないことを示す値である場合、1ページ分のファクシミリデータ63を受信し、受信ファクシミリデータ記憶エリア134に記憶する(S72)、そして、全ページのファクシミリデータの受信を完了するまで(S74)、S72の処理を繰り返す。
このようにして、全ページのファクシミリデータ63の受信を完了すると(S74:Yes)、次に、1ページ分のファクシミリデータ63に含まれる画像データに基づいて、レーザプリンタ30(図1参照)により、記録用紙に画像を形成する(S76)、そして、全ページのファクシミリデータ63を処理するまで(S78)、S76の処理を繰り返す。
このようにして全ページのファクシミリデータ63の処理を完了すると(S78)、ファクシミリ受信処理を終了する。
一方、取得したサイズ情報が「無線タグデータサイズ=0」でない場合(S70:No)、次に、サイズ情報が、「無線タグデータサイズ=不定」であるか否かを判断する(S80)。「無線タグデータサイズ=不定」である場合(S80:Yes)、1ページ分のファクシミリデータ63と、無線タグデータサイズとを受信する(S82)。これにより、無線タグデータのデータサイズを原稿の各ページのそれぞれについて取得することができる。受信したファクシミリデータ63は、受信ファクシミリデータ記憶エリア134に記憶され、受信したファクシミリデータサイズは、受信無線タグデータサイズ記憶エリア136に記憶される。このようにして、全ページのファクシミリデータ63の受信を完了するまで(S86)、処理を繰り返す。
一方、サイズ情報が、「無線タグデータサイズ=0」ではなく(S70:No)、且つ「無線タグデータサイズ=不定」でない場合(S80:No)、すなわち、各ページのファクシミリデータ63に含まれる無線タグデータのデータサイズが一種類であり、その一種類のデータサイズがサイズ情報として既に通知されていた場合は、1ページ分のファクシミリデータ63を受信し、受信ファクシミリデータ記憶エリア136に記憶する(S82)。すなわち、各ページのファクシミリデータ63に含まれる無線タグデータのデータサイズが既に通知されているので、新たに各ページ毎に無線タグデータのデータサイズを取得する必要がない点において、サイズ情報が「無線タグデータサイズ=不定」である場合と異なっている。このようにして、全ページのファクシミリデータ63の受信を完了するまで(S86)、処理を繰り返す。
このようにして処理を繰り返すうちに、全ページのファクシミリデータ63の受信を完了すると(S86:Yes)、次に、1ページ分のファクシミリデータ63と、そのファクシミリデータ63に含まれる無線タグデータのデータサイズとを読み出す(S87)。ここで、サイズ情報が「無線タグデータサイズ=不定」であった場合は、受信無線タグデータサイズ記憶エリア136から各ページ毎のデータサイズが読み出される。一方、サイズが一種類であった場合は、サイズ情報記憶エリア135からその一種類のデータサイズが読み出される。
そして、読み出した無線タグデータサイズと、検出センサ54(図1参照)により検出された無線タグ72の書き込み可能容量とを比較し、無線タグ72の書き込み可能容量が、無線タグデータサイズ以上である記録用紙71があるか否かを判断する。すなわち、各ページの無線タグデータを書き込むことができる記録用紙71が給紙トレイ部5にセットされているか否かを判断する(S88)。
無線タグ72の書き込み可能容量が、無線タグデータサイズ以上となる記録用紙71がない場合(S88:No)、画像データと無線タグデータの記録を停止し(S98)、記録に必要な無線タグの情報を操作パネル(図示せず)の表示画面に表示する(S100)。ここで表示画面に表示する情報としては、例えば「未出力データがあります。16kビットの無線タグ付き記録用紙をセットしてください」などの文章を表示し、未出力のデータがあること、およびその未出力の無線タグデータを書き込み可能な無線タグの容量とをユーザに報知する。このようにすれば、ユーザは、必要な記録用紙を給紙トレイ部5にセットするなどの適切な行動をとることができる。
一方、無線タグ72の書き込み可能容量が、無線タグデータサイズ以上となる記録用紙71がある場合(S88:Yes)、その条件を満たす記録用紙71を給紙トレイ部5から給紙する(S89)。そして、その給紙された記録用紙71に付加された無線タグに、無線タグライタ16によって、ファクシミリデータ63に含まれる無線タグデータを書き込む(S90)。
そして、ファクシミリデータ63に含まれる画像データに基づいて、レーザプリンタ30により記録用紙71に画像を形成する(S92)。このようにすれば、送信元ファクシミリ装置からファクシミリ送信した原稿61の画像と、その原稿61に付加された無線タグ62に書き込まれていた無線タグデータとを、ファクシミリ装置1において、記録用紙71とその記録用紙71に埋め込まれた無線タグ72とにページ単位で再現することができる。
そして、記録用紙71への記録が完了したファクシミリデータ63を受信ファクシミリデータ記憶エリア134から消去する(S94)。そして、全ページの処理を終了するまで(S96)、S87から処理を繰り返す。このようにして処理を繰り返すうちに、いずれかのページにおいて、無線タグデータのサイズが、無線タグデータの書き込み可能容量よりも大となると(S88:No)、すなわち、記録を継続するうちに、無線タグデータを書き込み可能な記録用紙71が尽きた場合、または給紙トレイ部5にセットされている記録用紙71に付加された無線タグ72の書き込み可能容量よりも大の無線タグデータを含むファクシミリデータ63を処理する場合、そこで記録が停止される(S98)。この記録停止により、記録用紙への記録がされなかったファクシミリデータ63、すなわち、画像が形成されなかった画像データと、無線タグに書き込まれなかった無線タグデータとは、受信ファクシミリデータ記憶エリア134から消去されず、保存される。よって、送信元に対し同一のファクシミリデータを再送信してもらう必要がない。
なお、受信ファクシミリデータ記憶エリア134に保存されたファクシミリデータ63を記録可能な記録用紙71が給紙トレイ部5にセットされたことが、検出センサ54に検出された場合、受信ファクシミリデータ記憶エリア134に保存されていたファクシミリデータ63の記録を再開するように構成しても良い。
一方、このようにして処理を繰り返すうちに、全ページのファクシミリデータ63が記録用紙71に記録されると(S96:Yes)、処理を終了する。
本実施形態のファクシミリ装置1によれば、受信したファクシミリデータを、無線タグデータのデータサイズに応じて処理し、送信元ファクシミリ装置からファクシミリ送信した原稿61の画像と、その原稿61に付加された無線タグ62に書き込まれていた無線タグデータとを、ファクシミリ装置1において、記録用紙71とその記録用紙71に埋め込まれた無線タグ72とにページ単位で再現することができる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能であることは容易に推察できるものである。
例えば、図6を参照して説明した実施形態のファクシミリ送信処理では、ファクシミリ装置1の設定または無線タグデータ内の設定に従って、無線タグデータ無しでの画像データの送信が許可されているか否かを判断することとした(S52)。これに替えて、無線タグデータ送信可能フラグがオフである場合(S40)、無線タグデータ無しで画像データを送信するか、あるいは画像データを送信せずに送信データ保存メモリ141に保存するかを問い合わせる画面を、操作パネルの表示部に表示し、その問い合わせに対するユーザの応答に従って、画像データを処理するように構成しても良い。
また、上述した実施形態のファクシミリ装置1では、無線タグリーダ15、無線タグライタ16,スキャナ装置22、レーザプリンタ30が全てファクシミリ装置1の内部構成として設けられていたが、これらがファクシミリ装置1に対し、ケーブルなどを介して接続された外付けの構成であっても良い。
また、上述した実施形態のファクシミリ装置1では、自動原稿送り装置2によって原稿61の画像データが読み取られるものとして説明したが、フラットベッド方式で画像データを読み取るファクシミリ装置にも、本発明が適用できることはもちろんである。
また、上述したファクシミリ受信処理(図7参照)で説明したように、実施形態のファクシミリ装置1では、無線タグ72の書き込み可能容量が、無線タグデータサイズ以上となる記録用紙71がある場合(S88:Yes)、その条件を満たす記録用紙71を給紙トレイ部5から給紙し(S89)、その給紙された記録用紙71に付加された無線タグに、無線タグライタ16によって、ファクシミリデータ63に含まれる無線タグデータを書き込むこととしていた(S90)。
この場合、条件を満たす記録用紙71が複数種類検出された場合、その条件を満たす記録用紙71のうち、書き込み可能容量が最小の無線タグ72が付加された記録用紙71を選択して給紙するように構成しても良い。このようにすれば、大容量の無線タグ72が付加された高価な記録用紙71の使用を節約することができる。
また、上述したファクシミリ受信処理(図7参照)では、サイズ情報が「無線タグデータサイズ=0」である場合(S70:Yes)、記録用紙71に画像を形成していたが、ここで画像を形成する記録用紙71として、無線タグが付加されていない記録用紙71または書き込み可能容量が最小の無線タグ72が付加された記録用紙71を選択して給紙するように構成しても良い。このようにしても、大容量の無線タグ72が付加された高価な記録用紙71の使用を節約することができる。
また、上述したファクシミリ受信処理(図7参照)では、無線タグデータを書き込み可能な記録用紙71がないと判断されたとき(S88:No)、それ以降のページの記録を停止していた(S98)。これに対し、無線タグデータを書き込み可能な記録用紙71がないと判断されたページについてのみ記録をせず、無線タグデータを書き込み可能な記録用紙71があると判断されたページについては記録を継続するように構成しても良い。すなわち、図7に示すファクシミリ受信処理において、無線タグデータを書き込み可能な記録用紙71がないと判断された場合(S88:No)、S98,S100の処理を行うのではなく、S96の処理に移行し、S89,S90,S92,S94の処理をスキップするように構成すれば良い。
このようにすれば、書き込み不能なページのみがファクシミリデータ63を保存されることとなるので、ファクシミリデータ63を保存するためのメモリ容量を節約することができる。
さらに、本実施形態においては、記録用紙と無線タグとが一体に形成されている場合を例として説明したが、これに限定されるものではない。例えば、受信側の装置構成によっては、記録用紙と無線タグとが別体となっている場合も想定される。その場合、ファクシミリ受信処理で画像データとそれに対応する無線タグデータとが受信されると、画像データについては通常の記録用紙に記録され、無線タグデータについては別体の無線タグに書き込まれる。このような別体の無線タグは、ラベルのように裏面に接着部分を備えており、無線タグデータの書き込み後に自動、もしくは手動により対応する画像データが記録された記録用紙に添付されるような方式であってもよい。これによっても、結果的に、記録用紙に無線タグが付加された出力結果を得ることができる。同様に、送信側においても、原稿と無線タグとは必ずしも一体である必要はなく、ページ毎の対応が管理できていれば、別々に読み取られる構成であってもよい。
本発明の通信装置の一実施形態としてのファクシミリ装置の模式的な断面図を示す。 ファクシミリ装置の電気的構成を示すブロック図である。 (a)は、ファクシミリ装置と相手先装置との間で行われるファクシミリ送受信を模式的に示す図であり、(b)は、無線タグデータと画像データとから作成される1ページ分のファクシミリデータを模式的に示す図である。 (a)は、無線タグの電気的構成を示す概略的なブロック図であり、(b)は、無線タグリーダと無線タグライタとの電気的構成を示す概略的なブロック図である。 ファクシミリ送信処理を示すフローチャートである。 図5に示すファクシミリ送信処理の続きの処理を示すフローチャートである。 ファクシミリ受信処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 ファクシミリ装置(通信装置)
2a 原稿載置部
15 無線タグリーダ(無線タグ読出手段)
16 無線タグライタ
22 スキャナ装置(読取手段)
30 レーザプリンタ
54 検出センサ(記録媒体検出手段)
60 相手先装置
61 原稿
62 無線タグ
71 記録用紙(記録媒体の一例)
72 無線タグ
134 受信ファクシミリデータ記憶エリア(データ保存手段)
S10 検出手段
S24 機能情報取得手段
S42 データサイズ判断手段
S34,S44,S46 データサイズ通知手段
S45,S48 送信手段
S68 データサイズ情報取得手段
S72〜S100 記録制御手段
S80 データサイズ種類判断手段
S82,S84 受信手段
S82 データサイズ確認手段
S88 記録媒体有無判断手段
S90,S92 記録手段
S98 記録停止手段
S100 報知手段

Claims (12)

  1. 原稿の画像データを読み取る読取手段と、
    原稿に付加された無線タグから無線タグデータを読み出す無線タグ読出手段と、
    前記読取手段により読み取られた画像データと、前記無線タグ読出手段により読み出された無線タグデータとを原稿のページ毎に対応付けて送信する送信手段と、
    無線タグデータのデータサイズを検出する検出手段と、
    その検出手段による検出結果に基づいて、前記無線タグデータのデータサイズに関するサイズ情報を、前記送信手段による送信の相手先装置に通知するデータサイズ通知手段とを備えることを特徴とする通信装置。
  2. 前記検出手段により検出された無線タグデータのデータサイズが一種類かを判断するデータサイズ判断手段を備え、
    前記データサイズ通知手段は、そのデータサイズ判断手段による判断結果に基づいて、前記無線タグデータのデータサイズに関するサイズ情報を通知するものであることを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  3. 前記データサイズ判断手段により、前記送信手段により送信する無線タグデータのデータサイズが一種類ではないと判断された場合、前記データサイズ通知手段は、無線タグのデータサイズが一種類ではないことを示すサイズ情報を通知するものであることを特徴とする請求項2記載の通信装置。
  4. 前記データサイズ判断手段により、前記送信手段により送信する無線タグデータのデータサイズが一種類ではないと判断された場合、前記送信手段は、原稿のページ毎に、前記読取手段により読み取られた画像データと、前記無線タグ読出手段により読み出された無線タグデータと、その無線タグデータのデータサイズとを送信するものであることを特徴とする請求項2または3記載の通信装置。
  5. 前記データサイズ判断手段により、前記送信手段により送信する無線タグデータのデータサイズが一種類であると判断された場合、前記データサイズ通知手段は、前記送信手段による画像データと無線タグデータとの送信よりも先に、その一種類のデータサイズを前記サイズ情報として前記相手先装置に通知するものであることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の通信装置。
  6. 原稿が載置される原稿載置部を備え、
    その原稿載置部に載置された原稿と前記読取手段とが相対的に移動することにより前記原稿の画像データが読み取られるものであり、
    前記無線タグ読出手段は、前記原稿載置部に載置された原稿と前記読取手段とが相対的に移動する過程において、その原稿に付加された無線タグの無線タグデータを読み出すことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の通信装置。
  7. ページ単位の画像データと、その画像データに対応付けられた無線タグデータとを含むデータを受信する受信手段と、
    その受信手段により受信したデータに含まれる画像データに基づいて記録媒体に画像を形成すると共に、その画像データに無線タグデータが対応付けられている場合、その画像データに基づく画像が形成された記録媒体に付加された無線タグに、その無線タグデータを書き込む記録手段と、
    前記受信手段により受信したデータに含まれる無線タグデータのデータサイズに関するサイズ情報を取得するデータサイズ情報取得手段と、
    そのデータサイズ情報取得手段により取得したサイズ情報に従って、前記記録手段による前記画像の形成と無線タグデータの書き込みとを制御する記録制御手段とを備えることを特徴とする通信装置。
  8. 前記記録手段により画像を形成可能に設置された記録媒体について、その記録媒体に付加されている無線タグの書き込み可能容量を検出する記録媒体検出手段と、
    前記データサイズ情報取得手段により取得したサイズ情報に従って、無線タグデータのデータサイズが、一種類であるかを判断するデータサイズ種類判断手段とを備え、
    前記記録制御手段は、そのデータサイズ種類判断手段により、無線タグデータのデータサイズが一種類であることが判断された場合、前記記録媒体検出手段により検出された無線タグの書き込み可能容量と、前記データサイズ情報取得手段により取得したサイズ情報とに基づいて、前記記録手段による前記画像の形成と無線タグデータの書き込みとを制御することを特徴とする請求項7記載の通信装置。
  9. 前記データサイズ種類判断手段により、無線タグデータのデータサイズが一種類でないことが判断された場合、無線タグデータのデータサイズを原稿の各ページのそれぞれについて取得するデータサイズ確認手段を備え、
    前記記録制御手段は、前記記録媒体検出手段により検出された無線タグの書き込み可能容量と、前記データサイズ確認手段により取得した各ページ毎の無線タグデータのデータサイズとに基づいて、前記記録手段による前記画像の形成と無線タグデータの書き込みとを制御することを特徴とする請求項8記載の通信装置。
  10. 前記記録制御手段は、
    前記記録媒体検出手段により検出した無線タグの書き込み可能容量と、無線タグデータのデータサイズとに基づいて、前記受信手段により受信するデータに含まれる無線タグデータを書き込み可能な記録媒体の有無を判断する記録媒体有無判断手段と、
    前記記録媒体有無判断手段により、無線タグデータを書き込み可能な記録媒体が無いと判断された場合、前記受信手段により受信したデータに基づく画像の形成および無線タグデータの書き込みを停止する記録停止手段とを備え、
    その記録停止手段による停止のため画像が形成されていない画像データおよび無線タグに書き込まれていない無線タグデータを保存するデータ保存手段とを備えることを特徴とする請求項8または9に記載の通信装置。
  11. 前記データ保存手段により、画像が形成されていない画像データおよび無線タグに書き込まれていない無線タグデータが保存された場合、その保存された無線タグデータを書き込み可能な無線タグのサイズに関する情報を少なくともユーザに報知する報知手段を備えることを特徴とする請求項10記載の通信装置。
  12. 前記記録媒体有無判断手段は、無線タグデータを書き込み可能な記録媒体の有無を、原稿の画像データの各ページ毎に判断するものであり、
    前記データ保存手段は、前記記録媒体有無判断手段により、無線タグデータを書き込み可能な記録媒体がないと判断されたページについて、画像データおよび無線タグデータを保存するものであり、
    前記記録制御手段は、前記記録媒体有無判断手段により、無線タグデータを書き込み可能な記録媒体があると判断されたページについて、その画像データに基づく画像を形成し、無線タグデータを書き込むものであることを特徴とする請求項10または11に記載の通信装置。
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