JP2008210487A - Ddr−sdramインターフェース回路、その試験方法、およびその試験システム - Google Patents

Ddr−sdramインターフェース回路、その試験方法、およびその試験システム Download PDF

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Abstract

【課題】ループバック試験をより正確に行うことが可能なDDR−SDRAMインターフェース回路、その試験方法、その試験システムを提供すること。
【解決手段】データストローブ信号発生回路DGには内部クロック信号2CLKが入力される。またフリップフロップFF2には、ループバック試験には、クロックセレクタCSによって内部クロック信号2CLKが入力される。データストローブ信号発生回路DGから出力されるデータストローブ信号DQSは、出力バッファOB1、入力バッファIB1、DLL回路10を介してフリップフロップFF3へ帰還される。またフリップフロップFF2から出力される遅延データ信号DQRも、出力バッファOB2、入力バッファIB2を介してフリップフロップFF3へ帰還される。フリップフロップFF3は、遅延データストローブ信号DDQSに応じて、遅延データ信号DQRのキャプチャを行う。
【選択図】図1

Description

本発明はDDR−SDRAMインターフェース回路、DDR−SDRAMインターフェース回路の試験方法および試験システムに関し、ループバック試験においてアットスピード試験などの各種試験をより正確に行うことが可能なDDR−SDRAMインターフェース回路、その試験方法、およびその試験システムに関するものである。
DDR−SDRAM(Double Data Rate - Synchronous Dynamic Random Access Memory)では、クロックの立ち上がりエッジと立ち下がりエッジの両方に同期してデータ転送が可能であるため、従来のSDRAMの2倍のデータスループットを実現することが可能となる。DDR−SDRAMの規格では、双方向データストローブ信号を用いて、データ信号の送信・受信のタイミングが最適化されている。このとき、インターフェース回路からDDR−SDRAMへのデータ送信(ライト)時と、インターフェース回路でのデータ受信(リード)時とで、データストローブ信号とデータ信号との位相が異なる。ライト時ではデータストローブ信号とデータ信号とのエッジのタイミングが90°ずれており、リード時では両エッジのタイミングが一致する。
DDR−SDRAMインターフェース回路1をそなえる半導体装置の出荷試験として、機能試験を実速度で行うアットスピード試験がある。ここでDDR−SDRAMのデータ転送レートは非常に高速であるため、アットスピード試験をテスタを用いて行うには高速なテスタを用いる必要があるが、高速テスタは高価である。そこで、低速なテスタでアットスピード試験をすることが可能なループバック試験が行われている。
従来のループバック試験の動作を、図9のDDR−SDRAMインターフェース回路100の回路図を用いて説明する。従来、ループバック試験モードの際には、DDR−SDRAMインターフェース回路100がデータ書き込み用に出力したデータストローブ信号DQSおよびデータ信号DQが折り返され、DDR−SDRAMインターフェース回路100へ再度戻されていた。よって、データストローブ信号DQSのトグルエッジがデータ信号DQの略中央にくるように、90°の位相差を有した状態で戻されていた。この場合、データストローブ信号DQSをDLL回路10に入力すると、DLL回路10からはさらに位相が90°遅延された遅延データストローブ信号DDQSが出力される。すると、遅延データストローブ信号DDQSとデータ信号DQとのエッジの位相差が180°となり、両信号のエッジの位相が揃った状態となってしまう。このときフリップフロップFF3では、遅延データストローブ信号DDQSを用いてデータ信号をキャプチャすることが出来なくなり、ループバック試験が行えない。
そこで従来のループバック試験の際においては、折り返されてDDR−SDRAMインターフェース回路100に入力されたデータストローブ信号DQSを、スイッチSW100を用いることでDLL回路10をバイパスさせ、直接フリップフロップFF3に入力していた。この場合、データストローブ信号DQSのトグルエッジがデータ信号DQの略中央に位置するように90°の位相差を有しているため、フリップフロップFF3においてデータ信号DQをキャプチャすることができ、ループバック試験を行うことが可能となる。
また特許文献1および特許文献2には、その他の回路の試験方法の一例が開示されている。
特開2006−85650号公報 特開平8−62298号公報
しかしDLL回路10をバイパスすると、DLL回路10自体の試験が出来ないため問題である。またデータストローブ信号発生回路DGからフリップフロップFF3へ至る経路におけるラウンドトリップ遅延などを正確に試験することができないため問題である。
本発明は前記従来技術の課題の少なくとも1つを解消するためになされたものであり、ループバック試験においてアットスピード試験などの各種試験をより正確に行うことが可能なDDR−SDRAMインターフェース回路、その試験方法、およびその試験システムを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために本発明に係るDDR−SDRAMインターフェース回路では、データストローブ信号の入力経路上に備えられ、入力されるタイミング信号の位相を予め定められた所定量遅延させた遅延タイミング信号を出力するDLL回路と、第1データ信号の入力経路上に備えられ、入力される第1データ信号を遅延タイミング信号に応じて取り込むフリップフロップとを備えるDDR−SDRAMインターフェース回路において、第1データ信号の出力経路上に備えられ、第1データ信号およびタイミング信号をDDR−SDRAMに出力する通常動作モードの際にはタイミング信号に対して予め定められた所定量の位相差を有する第1データ信号を出力し、出力される第1データ信号およびタイミング信号を該DDR−SDRAMインターフェース回路へ帰還させるループバック試験モードの際にはタイミング信号に対して同相の第1データ信号}を出力する第1データ信号出力回路を備えることを特徴とする。
また本発明に係るDDR−SDRAMインターフェース回路の試験方法では、データストローブ信号の入力経路上に備えられ、入力されるタイミング信号の位相を予め定められた所定量遅延させた遅延タイミング信号を出力するDLL回路と、第1データ信号の入力経路上に備えられ、入力される第1データ信号を遅延タイミング信号に応じて取り込むフリップフロップとを備えるDDR−SDRAMインターフェース回路の試験方法において、第1データ信号およびタイミング信号をDDR−SDRAMに出力する通常動作モードの際にはタイミング信号に対して予め定められた所定量の位相差を有する第1データ信号を出力し、出力される第1データ信号およびタイミング信号を該DDR−SDRAMインターフェース回路へ帰還させるループバック試験モードの際にはタイミング信号に対して同相の第1データ信号を出力することを特徴とする。
DDR−SDRAMからのデータの読み出し時には、DDR−SDRAMから出力されたタイミング信号および第1データ信号が、DDR−SDRAMインターフェース回路へ入力される。ここでタイミング信号としては、データストローブ信号やデータマスク信号などが挙げられる。またDDR−SDRAMへのデータの書き込み時には、DDR−SDRAMインターフェース回路から出力された第1データ信号が、DDR−SDRAMへ入力される。またDDR−SDRAMインターフェース回路は、第1データ信号およびタイミング信号をDDR−SDRAMと通信する通常動作モードと、DDR−SDRAMインターフェース回路自身の動作確認を行うループバック試験モードとを有する。ループバック試験モードでは、DDR−SDRAMインターフェース回路の出力経路を介して出力されるタイミング信号および第1データ信号が、DDR−SDRAMインターフェース回路の入力経路へ帰還されることにより、例えばアットスピード試験などの各種試験が行われる。
DDR−SDRAMインターフェース回路は、DLL回路、フリップフロップ、第1データ信号出力回路を備える。またDDR−SDRAMインターフェース回路の試験方法では、DLL回路およびフリップフロップを備えるDDR−SDRAMインターフェース回路について試験が行われる。DLL回路は、タイミング信号の入力経路上に備えられる。DLL回路にはタイミング信号が入力され、DLL回路からはタイミング信号の位相を予め定められた所定量遅延させた遅延タイミング信号が出力される。ここで遅延の所定量は、DDR−SDRAMの規格によって定められる。例えば、遅延タイミング信号のトグルエッジが第1データ信号の略中央にくるように定められる場合には、遅延の所定量としては、90°、270°などが挙げられる。また遅延タイミング信号のトグルエッジが第1データ信号のトグルエッジと揃うように定められる場合には、遅延の所定量としては、0°、180°などが挙げられる。
またフリップフロップは、第1データ信号の入力経路上に備えられる。フリップフロップには、第1データ信号および遅延タイミング信号が入力される。そしてフリップフロップは、遅延タイミング信号に応じて第1データ信号をキャプチャする。また第1データ信号出力回路は、第1データ信号の出力経路上に備えられ、第1データ信号を出力する。通常動作モードの際には、第1データ信号出力回路は、タイミング信号に対して予め定められた所定量の位相差を有する第1データ信号を出力する。一方ループバック試験モードの際には、第1データ信号出力回路は、タイミング信号に対して同相の第1データ信号を出力する。
DDR−SDRAMの規格では、DDR−SDRAMインターフェース回路からDDR−SDRAMへのデータ書き込み時の際には、データストローブ信号のトグルエッジが、第1データ信号の略中央に位置するように位相差を有することが定められている。またDDR−SDRAMからDDR−SDRAMインターフェース回路へのデータ読み出し時の際には、データストローブ信号のエッジと第1データ信号のエッジとの位相が一致することが定められている。よってDDR−SDRAMからのデータ読み出し時の際には、DDR−SDRAMからDDR−SDRAMインターフェース回路へはエッジの位相が揃ったデータストローブ信号と第1データ信号とが入力される。
ここでループバック試験モードの際の動作を説明する。従来ループバック試験モードの際には、DDR−SDRAMインターフェース回路がデータ書き込み用に出力したデータストローブ信号および第1データ信号が折り返され、DDR−SDRAMインターフェース回路へ再度戻されていた。よって、データストローブ信号のトグルエッジが、第1データ信号の略中央にくるように位相差を有した状態で、データストローブ信号および第1データ信号がDDR−SDRAMインターフェース回路に戻って来ていた。この場合、第1データ信号と位相差を持ったデータストローブ信号をDLL回路に入力すると、DLL回路においてデータストローブ信号がさらに所定量遅延される。すると、DLL回路から出力される遅延データストローブ信号と第1データ信号とのエッジの位相が揃った状態となってしまう。するとフリップフロップでは、遅延データストローブ信号を用いて第1データ信号をキャプチャすることが出来なくなり、ループバック試験が行えない。
しかし本発明では、ループバック試験モード時において第1データ信号出力回路からは、タイミング信号(データストローブ信号やデータマスク信号など)に対して同相の第1データ信号が出力される。これにより、タイミング信号と第1データ信号とのエッジの位相が揃った状態で、DDR−SDRAMインターフェース回路に帰還されることになる。すなわち前述した、読み出し時におけるDDR−SDRAMの規格と一致した状態で、タイミング信号と第1データ信号とが帰還される。すると、DLL回路から出力される遅延タイミング信号のトグルエッジは、第1データ信号の略中央に位置することになる。これによりフリップフロップでは、遅延タイミング信号を用いて第1データ信号をキャプチャすることが可能となるため、ループバック試験を行うことができる。
以上より、DLL回路を含めたループバック経路を形成することが出来るため、アットスピード試験などの各種試験をより正確に行うことが可能となる。
また本発明に係るDDR−SDRAMインターフェース回路の試験システムでは、タイミング信号を生成し出力するタイミング信号出力回路と、前記タイミング信号と同相のデータ信号を生成し外部へ出力するデータ信号出力回路と、を備える第1半導体装置と、データストローブ信号の入力経路上に備えられ、前記第1半導体装置から入力される前記タイミング信号の位相を予め定められた所定量遅延させた遅延タイミング信号を出力するDLL回路と、前記データ信号の入力経路上に備えられ、前記第1半導体装置から入力される前記データ信号を前記遅延タイミング信号に応じて取り込むフリップフロップとを備える第2半導体装置とを備え、前記第1半導体装置または前記第2半導体装置の何れか一方は、特性が予め分かっている基準サンプルであることを特徴とする。
DDR−SDRAMインターフェース回路の試験システムは、第1半導体装置と第2半導体装置とを備える。ここで第1半導体装置および第2半導体装置は、それぞれ単数に限られず、複数でもよいことは言うまでもない。第1半導体装置は、データ信号出力回路およびタイミング信号出力回路を備える。タイミング信号出力回路は、タイミング信号を生成し出力する。ここでタイミング信号としては、データストローブ信号やデータマスク信号などが挙げられる。またデータ信号出力回路は、タイミング信号と同相のデータ信号を生成し外部へ出力する。
第2半導体装置は、DLL回路およびフリップフロップを備える。DLL回路は、データストローブ信号の入力経路上に備えられる。DLL回路には、第1半導体装置から、タイミング信号が入力される。DLL回路からは、入力されるタイミング信号の位相を予め定められた所定量遅延させた、遅延タイミング信号が出力される。ここで遅延の所定量は、DDR−SDRAMの規格によって定められる量である。またフリップフロップは、データ信号の入力経路上に備えられる。フリップフロップには、遅延タイミング信号と、データ信号とが入力される。そしてフリップフロップは、遅延タイミング信号に応じて、データ信号をキャプチャする。
DDR−SDRAMでは、DDR−SDRAMインターフェース回路からDDR−SDRAMへのデータ書き込み時の際に、タイミング信号が用いられる。また、タイミング信号のトグルエッジは、データ信号のエッジと揃えられている。
本発明に係るDDR−SDRAMインターフェース回路の試験システムでは、通信試験の際においては、タイミング信号が、第1半導体装置から第2半導体装置へ入力される。つまり、互いにエッジの位相が揃ったタイミング信号と、データ信号とが第2半導体装置に入力される。そしてタイミング信号はDLL回路で所定量遅延され、遅延タイミング信号が得られる。このとき、遅延タイミング信号のトグルエッジは、データ信号の略中央に位置することになる。これによりフリップフロップでは、遅延タイミング信号を用いてデータ信号をキャプチャすることが可能となるため、通信試験を行うことができる。
そして第1半導体装置または第2半導体装置の何れか一方は、特性が予め分かっている基準サンプルとされる。ここで第1半導体装置を基準サンプルとする場合、基準サンプルとしてタイミング信号とデータ信号との位相差が限りなくゼロに近い、理想的な特性を有する半導体装置(いわゆるゴールデンサンプル)を用いれば、データ送信側である第1半導体装置に起因する信号間の位相ばらつきを排除することができる。よってデータ受信側である第2半導体装置についてのみの、信号間の位相ばらつきに関する試験を行うことができる。また第2半導体装置を基準サンプルとする場合、基準サンプルとしてフリップフロップに入力される遅延タイミング信号とデータ信号との位相差が、予め定められた遅延量に正確に一致するような理想的な特性を有する半導体装置(いわゆるゴールデンサンプル)を用いれば、データ受信側である第2半導体装置に起因する信号間の位相ばらつきを排除することができる。よってデータ送信側である第1半導体装置についてのみの、信号間の位相ばらつきに関する試験を行うことができる。
以上より、データ送信側のデータ書き込み経路における試験と、データ受信側のデータ読み出し経路の試験とを分離する事が出来るため、より精密な試験を行うことができ、不良原因の特定を容易にすることができる。また試験にあたって、特性が既知である半導体装置を用意すればよく、テストパタンの生成や受信のための特別なテスタを備える必要がない。よって簡易な構成でアットスピード試験などの各種試験を行う事が可能となるため、出荷試験のコスト削減を図ることができる。
本発明のDDR−SDRAMインターフェース回路、その試験方法、およびその試験システムによれば、ループバック試験や通信試験の際において、アットスピード試験などの各種試験をより正確に行うことが可能となる。
本発明のDDR−SDRAMインターフェース回路1に係る第1実施形態を図1および図2を用いて説明する。図1に、第1実施形態に係るDDR−SDRAMインターフェース回路1の回路構成図を示す。DDR−SDRAMインターフェース回路1は、データストローブ信号入出力部2、データ信号入出力部3、判定部4、パタン発生回路11を備える。
データストローブ信号入出力部2は、データストローブ信号発生回路DG、出力バッファOB1、入出力パッドPD1、入力バッファIB1、DLL回路10を備える。データストローブ信号発生回路DGには内部クロック信号2CLKが入力される。データストローブ信号発生回路DGから出力されるデータストローブ信号DQSは、出力バッファOB1を介して、入出力パッドPD1および入力バッファIB1へ出力される。入出力パッドPD1は、不図示のDDR−SDRAMとの接続用パッドである。入力バッファIB1を介したデータストローブ信号DQSはDLL回路10へ入力され、DLL回路10からは遅延データストローブ信号DDQSが出力される。またDLL回路10には、不図示の制御回路から、位相調整信号PASが入力される。
データ信号入出力部3は、データセレクタDS、データ信号出力用のフリップフロップFF2、クロックセレクタCS、出力バッファOB2、入出力パッドPD2、入力バッファIB2、データ信号キャプチャ用のフリップフロップFF3を備える。データセレクタDSには、不図示の内部回路から出力される内部データ信号IDQ、パタン発生回路11から出力されるパタンデータDP、およびテスト制御信号TESTが入力される。またクロックセレクタCSには内部クロック信号2CLK、内部逆相クロック信号2CLKBおよびテスト制御信号TESTが入力される。内部逆相クロック信号2CLKBは、内部クロック信号2CLKと逆相のクロック信号である。フリップフロップFF2からは、データ信号DQまたは遅延データ信号DQRが出力される。ここでデータ信号DQは内部逆相クロック信号2CLKBに基づいて生成された信号であり、遅延データ信号DQRは内部クロック信号2CLKに基づいて生成された信号であるとする。データ信号DQまたは遅延データ信号DQRは、出力バッファOB2を介して、入出力パッドPD2および入力バッファIB2へ出力される。入出力パッドPD2は、不図示のDDR−SDRAMとの接続用パッドである。入力バッファIB2から出力されたデータ信号DQまたは遅延データ信号DQRは、フリップフロップFF3へ入力される。フリップフロップFF3からは取得データ信号DQCが出力され、取得データ信号DQCは判定部4および不図示の内部回路に入力される。
判定部4は、メモリ回路12、13および判定回路14を備える。メモリ回路12には取得データ信号DQCが入力され、メモリ回路13にはパタンデータDPが入力される。判定回路14には、メモリ回路12から出力される試験結果データMDと、メモリ回路13から出力される出力パタンデータTD13とが入力される。判定回路14からは判定信号DTが出力される。
DDR−SDRAMインターフェース回路1のループバック試験動作を説明する。DDR−SDRAMインターフェース回路1は、データ書き込み時には、不図示のDDR−SDRAMへデータストローブ信号DQSおよびデータ信号DQを出力する。一方、データの読み出し時には、DDR−SDRAMからデータストローブ信号DQSおよびデータ信号DQを受信する。またDDR−SDRAMインターフェース回路1は、データ信号DQをDDR−SDRAMと通信する通常動作モードと、DDR−SDRAMインターフェース回路1自身の動作確認を行う試験モードとを有する。試験モードで実施されるDDR−SDRAMインターフェース回路1の出荷試験として、機能試験を実速度で行うアットスピード試験がある。ここでDDR−SDRAMのデータ転送レートは非常に高速であるため、アットスピード試験をテスタを用いて行うには高速なテスタを用いる必要があるが、高速テスタは高価である。そこで、ループバック試験が行われている。
ループバック試験では、出力バッファOB1を介したデータストローブ信号DQSを折り返して入力バッファIB1へ入力し、出力バッファOB2を介したデータ信号DQを折り返して入力バッファIB2へ入力する。そして折り返されたデータストローブ信号DQSを用いて、折り返されたデータ信号DQをデータ信号入出力部3のフリップフロップFF3でキャプチャし、キャプチャされたデータと出力元のデータとが一致するか否かを判定する。これにより、テスタではデータの一致判定をすれば済むため、安価で低速なテスタを用いて、DDR−SDRAMインターフェース回路1のアットスピード試験を行うことができる。またテストパタンの生成や受信のための特別なテスタを備える必要がないため、簡易な構成で各種試験を行う事が可能となる。
まず、図9に示す従来のDDR−SDRAMインターフェース回路100について説明する。DDR−SDRAMインターフェース回路100は、図1に示す本発明のDDR−SDRAMインターフェース回路1に比して、スイッチSW100を備える。またDDR−SDRAMインターフェース回路100はクロックセレクタCSを備えず、フリップフロップFF2には内部逆相クロック信号2CLKBが入力される。なおその他の回路構成は図1に示すDDR−SDRAMインターフェース回路1と同様であるため、ここでは詳細な説明は省略する。
通常モードでは、テスト制御信号TESTがローレベルとされる。スイッチSW100は、ローレベルのテスト制御信号TESTに応じて、入力バッファIB1の出力端子の接続先としてDLL回路10を選択する。またデータセレクタDSは、フリップフロップFF2へ入力されるデータとして、内部データ信号IDQを選択する。通常モードでは、入出力パッドPD1およびPD2を介して不図示のDDR−SDRAMとデータの通信が行われる。
一方、不図示の制御回路により、テスト制御信号TESTがハイレベルとされると、ループバック試験モードとされる。スイッチSW100は、テスト制御信号TESTがハイレベルへ遷移することに応じて、入力バッファIB1の出力端子の接続先をDLL回路10からフリップフロップFF3へ変更する。よってDLL回路10がバイパスされる。またデータセレクタDSは、ハイレベルのテスト制御信号TESTに応じて、フリップフロップFF2へ入力されるデータを、内部データ信号IDQからパタンデータDPへ変更する。
データストローブ信号発生回路DGでは、データストローブ信号DQSが生成される。データストローブ信号DQSは、図10のタイミングチャートに示すように、内部クロック信号2CLKの立ち上がりエッジに応じて、内部クロック信号2CLKを2分周して得られる(図10、矢印A110)。データストローブ信号発生回路DGから出力されたデータストローブ信号DQSは、出力バッファOB1、入力バッファIB1およびスイッチSW100を経由してフリップフロップFF3に入力される。すなわちデータストローブ信号発生回路DGから出力されたデータストローブ信号DQSが、DLL回路10をバイパスして、フリップフロップFF3へ入力される。
またフリップフロップFF2は、入力される内部逆相クロック信号2CLKBに応じてデータ信号DQを生成する。データ信号DQは、図10に示すように、内部逆相クロック信号2CLKBの立ち上がりエッジに応じて、内部逆相クロック信号2CLKBを2分周して得られる(図10、矢印A112)。フリップフロップFF2から出力されたデータ信号DQは、出力バッファOB2および入力バッファIB2を経由してフリップフロップFF3に入力される。そしてフリップフロップFF3は、データストローブ信号DQSのトグルエッジに応じて、データ信号DQをキャプチャする(図10、矢印A113)。
フリップフロップFF3でキャプチャされたデータ信号DQは、順次メモリ回路12へ保持される。またパタン発生回路11から出力されるパタンデータDPは、順次メモリ回路13へ保持される。そして判定回路14には、メモリ回路12から出力される試験結果データMDと、メモリ回路13から出力される出力パタンデータTDとが入力される。判定回路14では、試験結果データMDと出力パタンデータTDとが一致するか否かが判定される。
DDR−SDRAMインターフェース回路100が規格通りの設定/保持(Setup/Hold)特性を有する場合には、前述したデータのループバック手順に従って、パタン発生回路11から出力されたデータ信号DQは正しくフリップフロップFF3でキャプチャされる。よって判定回路14からは、期待値パタンである出力パタンデータTDと試験結果データMDとが一致する旨の判定信号DTが出力される。一方、DDR−SDRAMインターフェース回路100が規格通りの設定/保持特性を有していない場合には、判定回路14からは、出力パタンデータTDと試験結果データMDとが一致しない旨の判定信号DTが出力される。
ここで、従来のループバック試験時にはDLL回路10をバイパスする理由を説明する。従来は、データストローブ信号DQSのトグルエッジがデータ信号DQの略中央にくるように90°の位相差を有した状態で、データストローブ信号DQSおよびデータ信号DQがDDR−SDRAMインターフェース回路100に戻される。この場合、仮にDLL回路10をバイパスしないとすると、データ信号DQから90°位相が遅れているデータストローブ信号DQSの位相を、さらにDLL回路10で90°遅延させることになる。するとDLL回路10から出力される遅延データストローブ信号DDQSとデータ信号DQとのエッジの位相差が180°となり、両信号のエッジの位相が揃うため、フリップフロップFF3でのキャプチャが出来ず、ループバック試験が行えなくなる。
そこで従来は、ループバック試験時においては、折り返されたデータストローブ信号DQSをDLL回路10をバイパスさせて用いる。これにより、データストローブ信号DQSのトグルエッジがデータ信号DQの略中央にくるように位相差を有した状態でフリップフロップFF3に入力されるため、データストローブ信号に応じてデータ信号DQをキャプチャすることが可能となる。
しかし従来のループバック試験では、DLL回路10がバイパスされるため、DLL回路10についてのアットスピード試験などの各種試験を行うことができない。またデータストローブ信号発生回路DGからフリップフロップFF3へ至る経路におけるラウンドトリップ遅延などを試験することができない。
次に、本発明に係るDDR−SDRAMインターフェース回路1(図1)の動作を説明する。通常モードでは、テスト制御信号TESTがローレベルとされる。クロックセレクタCSは、ローレベルのテスト制御信号TESTに応じて、フリップフロップFF2に入力されるクロックとして内部逆相クロック信号2CLKBを選択する。またデータセレクタDSは、フリップフロップFF2へ入力されるデータとして内部データ信号IDQを選択する。
一方、不図示の制御回路により、テスト制御信号TESTがハイレベルとされると、ループバック試験モードとされる。クロックセレクタCSは、テスト制御信号TESTがハイレベルへ遷移することに応じて、フリップフロップFF2へ入力されるクロック信号を、内部逆相クロック信号2CLKBから内部クロック信号2CLKへ変更する。またデータセレクタDSは、ハイレベルのテスト制御信号TESTに応じて、フリップフロップFF2へ入力されるデータを、内部データ信号IDQからパタンデータDPへ変更する。
データストローブ信号発生回路DGでは、データストローブ信号DQSが生成される。データストローブ信号DQSは、図2のタイミングチャートに示すように、内部クロック信号2CLKの立ち上がりエッジに応じて、内部クロック信号2CLKを2分周して得られる(図2、矢印A10)。データストローブ信号発生回路DGから出力されたデータストローブ信号DQSは、出力バッファOB1、入力バッファIB1を経由してDLL回路10に入力される。DLL回路10では、データストローブ信号DQSの位相を90°遅延させた、遅延データストローブ信号DDQSが生成される(図2、矢印A11)。遅延データストローブ信号DDQSはフリップフロップFF3に入力される。
またフリップフロップFF2は、クロックセレクタCSから入力される内部クロック信号2CLKに応じて遅延データ信号DQRを生成する。遅延データ信号DQRは、図2に示すように、内部クロック信号2CLKの立ち上がりエッジに応じて、内部クロック信号2CLKを2分周して得られる(図2、矢印A12)。フリップフロップFF2から出力された遅延データ信号DQRは、出力バッファOB2を介して入力バッファIB2に折り返され、フリップフロップFF3に入力される。
図2に示すように、遅延データストローブ信号DDQSのトグルエッジは、遅延データ信号DQRの中央に位置する。よってフリップフロップFF3では、遅延データストローブ信号DDQSのトグルエッジに応じて、遅延データ信号DQRのキャプチャが行われる(図2、矢印A13)。このとき遅延データストローブ信号DDQSのトグルエッジは、遅延データ信号DQRの中央に位置しているため、フリップフロップFF3は十分な時間マージンをもってデータ信号DQのキャプチャを行うことができる。
本発明ではフリップフロップFF2からは、通常モード時にはデータ信号DQが出力され、ループバック試験時には遅延データ信号DQRが出力される。これによりループバック試験モード時においては、データストローブ信号DQSと遅延データ信号DQRとのエッジの位相が揃った状態で、両信号がDDR−SDRAMインターフェース回路1に帰還されることになる。すると、データストローブ信号DQSはDLL回路10に入力され、DLL回路10からは90°位相が遅延された遅延データストローブ信号DDQSが出力されるため、遅延データストローブ信号DDQSのエッジは遅延データ信号DQRの略中央に位置することになる。これによりフリップフロップFF3では、遅延データストローブ信号DDQSを用いて遅延データ信号DQRをキャプチャすることができるため、ループバック試験を行うことが可能となる。
また本発明では、ループバック経路上にDLL回路10を備えることができる。そしてDLL回路10は、位相調整信号PASに応じて自由に位相角を変更することができることから、DLL回路10を用いて遅延データストローブ信号DDQSの位相を任意に変更することが可能となる。すると遅延データ信号DQRに対する遅延データストローブ信号DDQSの位相遅れ量を0°から180°の範囲内で変化させてループバック試験を行うことにより、正確にDDR−SDRAMインターフェース回路1が動作することができる位相遅れの範囲を調べることができる。よって位相遅れの変化に対するDDR−SDRAMインターフェース回路1のマージン試験をすることが可能となる。
以上、第1実施形態で説明したDDR−SDRAMインターフェース回路1では、ループバック経路をDLL回路10を含めた上で形成することが出来るため、アットスピード試験などの各種試験をより正確に行うことが可能となる。またデータストローブ信号発生回路DGからフリップフロップFF3へ至る経路におけるラウンドトリップ遅延などを、より正確に試験することができる。これにより、DDR−SDRAMインターフェース回路1を搭載した半導体装置の信頼性の向上等を図ることが可能となる。
またループバック経路をDLL回路10を含めた上で形成することが出来るため、DLL回路10によってループバック試験時での位相遅れ量を任意に変更することが可能となる。これにより、DDR−SDRAMインターフェース回路1の位相遅れの変化に対するマージン試験を行うことが可能となる。
本発明のDDR−SDRAMインターフェース回路1に係る第2実施形態を図3および図4を用いて説明する。図3に、第2実施形態に係るDDR−SDRAMインターフェース回路1aの回路構成図を示す。DDR−SDRAMインターフェース回路1aは、図1に示すDDR−SDRAMインターフェース回路1に加えて、クロック信号出力部5、第2のデータ信号入出力部3aをさらに備える。クロック信号出力部5は、データマスク信号発生回路CG、出力バッファOB3、入出力パッドPD3を備える。また第2のデータ信号入出力部3aは、データ信号出力用のフリップフロップFF2a、出力バッファOB2a、入出力パッドPD2a、入力バッファIB2a、データ信号キャプチャ用のフリップフロップFF3aを備える。またデータストローブ信号入出力部2の出力バッファOB1aには、テスト制御信号TESTが入力される。またデータ信号入出力部3にはクロックセレクタCSが備えられず、フリップフロップFF2には内部逆相クロック信号2CLKBが入力される。そして入出力パッドPD1とPD3とが外部配線W1によって接続され、入出力パッドPD2とPD2aとが外部配線W2によって接続される。なおその他の回路構成はDDR−SDRAMインターフェース回路1と同様であるため、ここでは詳細な説明は省略する。
DDR−SDRAMインターフェース回路1aの動作を説明する。不図示の制御回路により、テスト制御信号TESTがハイレベルとされると、ループバック試験モードとされる。出力バッファOB1aは、ハイレベルのテスト制御信号TESTに応じて、データストローブ信号DQSの出力を停止する。また出力バッファOB2aが、ハイレベルのテスト制御信号TESTに応じてハイインピーダンス状態とされる。よって、出力バッファOB2aのデータを入力バッファIB2へ帰還させるための経路が形成される。またクロック信号出力部5のデータマスク信号発生回路CGでは、データマスク信号DMが生成される。図4のタイミングチャートに示すように、データマスク信号DMは、内部逆相クロック信号2CLKBの立ち上がりエッジに応じて、内部逆相クロック信号2CLKBを2分周して得られる(図4、矢印A20)。よってデータマスク信号DMはデータストローブ信号DQSに対して90°の位相差を有している。データマスク信号発生回路CGから出力されたデータマスク信号DMは、出力バッファOB3、入出力パッドPD3、外部配線W1、入出力パッドPD1、入力バッファIB1を経由してDLL回路10に入力される。すなわちデータ信号DQのキャプチャ用のタイミングを生成するために用いられる信号として、データストローブ信号DQSに代えてデータマスク信号DMがDLL回路10に入力される。DLL回路10では、データマスク信号DMの位相を90°遅延させた、遅延データマスク信号DDMが生成される(図4、矢印A21)。遅延データマスク信号DDMはフリップフロップFF3に入力される。
また第2のデータ信号入出力部3aのフリップフロップFF2aは、内部逆相クロック信号2CLKBに応じてデータ信号DQAを生成する(図4、矢印A22)。フリップフロップFF2aから出力されたデータ信号DQAは、出力バッファOB2a、入出力パッドPD2a、外部配線W2を介してデータ信号入出力部3に折り返され、入出力パッドPD2および入力バッファIB2を介してフリップフロップFF3に入力される。図4に示すように、遅延データマスク信号DDMのトグルエッジは、データ信号DQAの中央に位置する。よってフリップフロップFF3では、遅延データマスク信号DDMのトグルエッジに応じて、データ信号DQAのキャプチャが行われる(図4、矢印A23)。
本実施形態では、ループバック試験モード時において、データストローブ信号DQSに代えて、データマスク信号DMが帰還される。ここでDDR−SDRAMの規格により、データマスク信号DMとデータ信号DQAとのエッジは位相が揃っている。これにより、データ信号DQAのキャプチャ用のタイミングを生成するために用いられる信号(データマスク信号DM)とデータ信号DQAとのエッジの位相が揃った状態で、両信号がDDR−SDRAMインターフェース回路1aに帰還されることになる。するとDLL回路10からはデータマスク信号DMの位相を90°遅延させた遅延データマスク信号DDMが出力され、遅延データマスク信号DDMのエッジはデータ信号DQAの略中央に位置することになる。これによりフリップフロップFF3では、遅延データマスク信号DDMを用いてデータ信号DQAをキャプチャすることができるため、ループバック試験を行うことが可能となる。
以上、第2実施形態で説明したDDR−SDRAMインターフェース回路1aでは、ループバック試験時において、データストローブ信号DQSの代わりにデータマスク信号DMが帰還される。これによりDLL回路10を含めた状態でループバック経路を形成することが出来るため、アットスピード試験などの各種試験をより正確に行うことが可能となる。
また第2のデータ信号入出力部3aから出力されるデータ信号DQAを、外部配線W2を用いてデータ信号入出力部3に帰還させる構成を有する。これにより、データマスク信号DMのループバック経路とデータ信号DQAのループバック経路との両方に外部配線が含まれることとなり、帰還経路の構成を揃えることができるため、帰還経路の長さ、寄生容量、抵抗値等の各種パラメータを揃えることができる。よってデータマスク信号DMとデータ信号DQAとのラウンドトリップ遅延時間を揃えることができるため、より正確なループバック試験を行うことができる。
本発明のDDR−SDRAMインターフェース回路の試験システムに係る第3実施形態を図5を用いて説明する。図5に、DDR−SDRAMインターフェース回路の試験システム1cの回路構成図を示す。DDR−SDRAMインターフェース回路の試験システム1cは、半導体装置C1とC2とを備える。半導体装置C1およびC2は、図3に示すDDR−SDRAMインターフェース回路1aの構成要件を分散して備えている。半導体装置C1の入出力パッドPD3と半導体装置C2の入出力パッドPD1とが外部配線W3によって接続され、半導体装置C1の入出力パッドPD2と半導体装置C2の入出力パッドPD2とが外部配線W4によって接続される。
半導体装置C1のフリップフロップFF2はデータ信号DQを半導体装置C2へ出力し、データマスク信号発生回路CGはデータ信号DQと同相のデータマスク信号DMを半導体装置C2へ出力する。また半導体装置C2の入出力パッドPD1にはデータマスク信号DMが入力され、入出力パッドPD2にはデータ信号DQが入力される。半導体装置C2のDLL回路10からは、データマスク信号DMの位相を90°遅延させた、遅延データマスク信号DDMが出力される。また半導体装置C2のフリップフロップFF3には、遅延データマスク信号DDMとデータ信号DQとが入力される。なおその他の回路構成は図3に示すDDR−SDRAMインターフェース回路1aと同様であるため、ここでは詳細な説明は省略する。
半導体装置C1が基準サンプルとされ、半導体装置C2が試験対象サンプルとされる場合における、DDR−SDRAMインターフェース回路の試験システム1cの動作を説明する。基準サンプルとしては、データマスク信号DMとデータ信号DQとの位相差が限りなくゼロに近いことが既知とされている、理想的な特性を有するゴールデンサンプルが用いられる。
半導体装置C1からC2へは、データ信号DQと位相が揃ったデータマスク信号DMが出力される。すると、半導体装置C2のDLL回路10から出力される遅延データマスク信号DDMのエッジは、データ信号DQの略中央に位置することになる。これにより半導体装置C2のフリップフロップFF3では、遅延データマスク信号DDMを用いてデータ信号DQをキャプチャすることが可能となる。フリップフロップFF3でキャプチャされたデータ信号DQは、順次メモリ回路12へ保持される。また半導体装置C2のパタン発生回路11から出力されるパタンデータDPは、順次メモリ回路13へ保持される。そして判定回路14では、メモリ回路12から出力される試験結果データMDと、メモリ回路13から出力される出力パタンデータTDとが一致するか否かが判定される。
ここで半導体装置C1およびC2は同一構造であるため、半導体装置C1のパタン発生回路11から出力されるパタンデータDPと、半導体装置C2のパタン発生回路11から出力されるパタンデータDPとは共に同一のデータである。よって半導体装置C2が規格通りの設定/保持特性を有する場合には、判定回路14からは、出力パタンデータTDと試験結果データMDとが一致する旨の判定信号DTが出力される。一方、半導体装置C2が規格通りの設定/保持特性を有していない場合には、出力パタンデータTDと試験結果データMDとが一致しない旨の判定信号DTが出力される。これにより、通信試験が完了する。
ここで半導体装置C1の信号出力経路と半導体装置C2の信号入力経路とを用いて通信経路が構成されているため、出力経路と入力経路とが物理的に分離されている。そして半導体装置C1の基準サンプルとして、データマスク信号DMとデータ信号DQとの位相差が限りなくゼロに近い、理想的な特性を有するゴールデンサンプルが用いられている。よって、データ送信側である半導体装置C1に起因する信号間の位相ばらつきが排除されているいため、データ受信側である半導体装置C2についてのみの信号間の位相ばらつきに関する試験を行うことができる。
以上、第3実施形態で説明したDDR−SDRAMインターフェース回路の試験システム1cでは、データ送信側の半導体装置C1とデータ受信側の半導体装置C2とを用い、信号出力経路と信号入力経路とを物理的に分離して通信試験を行う。そしてデータ送信側である半導体装置C1に基準サンプルを用いることで、信号出力経路における信号間の位相ばらつきが排除される。これにより、DDR−SDRAMインターフェース回路において、信号出力経路と信号入力経路とを分離して、信号入力経路についてのみのアットスピード試験などの各種試験を行う事が可能となる。よってより精密な試験を行うことができるため、不良原因の特定を容易にすることができる。
また試験にあたって、特性が既知であるゴールデンサンプルを用意すればよく、テストパタンの生成や受信のための特別なテスタを備える必要がない。よってより簡易な構成で各種試験を行う事が可能となるため、出荷試験のコスト削減を図ることができる。
なお半導体装置C2が基準サンプルとされ、半導体装置C1が試験対象サンプルとされてもよいことは言うまでもない。この場合基準サンプルとしては、フリップフロップFF3に入力される遅延データマスク信号DDMとデータ信号DQとの位相差が正確に90°とされるような、理想的な特性を有するゴールデンサンプルを用いればよい。これによりデータ受信側である半導体装置C2の信号入力経路における信号間の位相ばらつきを排除することができるため、データ送信側である半導体装置C1の信号出力経路についてのみの、信号間の位相ばらつきに関する試験を行うことができる。
本発明のDDR−SDRAMインターフェース回路の試験システムに係る第4実施形態を図6を用いて説明する。図6に、DDR−SDRAMインターフェース回路の試験システム1dの回路構成図を示す。DDR−SDRAMインターフェース回路の試験システム1dは、半導体装置C1dとC2dとを備える。半導体装置C1dは図5の半導体装置C1と比して、データストローブ信号発生回路DGおよびクロックセレクタCSを備える。データストローブ信号発生回路DGは、入力される内部クロック信号2CLKに基づいて、データストローブ信号DQSを出力する。またクロックセレクタCSには内部クロック信号2CLK、内部逆相クロック信号2CLKBおよびテスト制御信号TESTが入力される。なおその他の回路構成は図5に示すDDR−SDRAMインターフェース回路の試験システム1cと同様であるため、ここでは詳細な説明は省略する。
半導体装置C1dが基準サンプルとされ、半導体装置C2dが試験対象サンプルとされる場合における、DDR−SDRAMインターフェース回路の試験システム1dの動作を説明する。試験システム1dによる通信試験時には、不図示の制御回路によりテスト制御信号TESTがハイレベルとされる。クロックセレクタCSは、テスト制御信号TESTがハイレベルへ遷移することに応じて、フリップフロップFF2へ入力されるクロック信号を、内部逆相クロック信号2CLKBから内部クロック信号2CLKへ変更する。そしてフリップフロップFF2は、内部クロック信号2CLKに基づいて遅延データ信号DQRを出力する。これにより、データストローブ信号DQSと遅延データ信号DQRとのエッジの位相が揃った状態で、両信号が半導体装置C2dに入力されることになる。すると、半導体装置C2dのDLL回路10から出力される遅延データストローブ信号DDQSのエッジは、遅延データ信号DQRの略中央に位置することになる。これにより半導体装置C2dのフリップフロップFF3では、遅延データストローブ信号DDQSを用いて遅延データ信号DQRをキャプチャすることが可能となる。
以上、第3実施形態で説明したDDR−SDRAMインターフェース回路の試験システム1dでは、データ送信側の半導体装置C1dとデータ受信側の半導体装置C2dとを用い、信号出力経路と信号入力経路とを物理的に分離して通信試験を行うことができる。これにより、DDR−SDRAMインターフェース回路において、信号出力経路と信号入力経路とを分離して、アットスピード試験などの各種試験を行う事ができるため、より精密な試験を行うことが可能となる。
尚、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは言うまでもない。本実施形態では、パタン発生回路11、メモリ回路12および13、判定回路14などはDDR−SDRAMインターフェース回路に備えられ、BIST(Built In Self Test)動作が行われるとしたが、この形態に限られない。これらの回路の少なくとも何れか1つを、DDR−SDRAMインターフェース回路のテストボードに備える形態としてもよい。これにより、BIST回路のチップ・オーバヘッドを削減することが可能となる。
また本実施形態では、図1、図3、図5、図6に示す判定部4はメモリ回路12および13、判定回路14を備えるとしたが、この形態に限られない。図7示す判定部4aの構成を有していても良い。判定部4aは判定回路14および遅延部16を備える。遅延部16は、直列接続されるフリップフロップFF5ないしFF7を備える。フリップフロップFF5にはパタンデータDPが入力され、フリップフロップFF7からは遅延パタンデータDDPが出力される。判定回路14には遅延パタンデータDDPおよび取得データ信号DQCが入力される。なおその他の回路構成は図1に示すDDR−SDRAMインターフェース回路1と同様であるため、ここでは詳細な説明は省略する。
判定部4aの動作を説明する。パタン発生回路11は、内部クロック信号2CLKに応じてパタンデータDPを順次出力する。パタン発生回路11から出力されたパタンデータDPは分岐され、分岐された一方のデータはデータセレクタDS、フリップフロップFF2、出力バッファOB2、入力バッファIB2を介してフリップフロップFF3へ入力される。そしてフリップフロップFF3は、遅延データストローブ信号DDQSに応じてデータ信号DQをキャプチャし、取得データ信号DQCとして順次出力する。フリップフロップFF3から出力された取得データ信号DQCは、判定回路14に入力される(図7、信号経路SP1)。このとき取得データ信号DQCには、パタンデータDPに対して、信号経路SP1により遅延時間DDT1が付与される。
また分岐された他方のデータは、遅延部16のフリップフロップFF5ないしFF7を介して、遅延パタンデータDDPとして判定回路14に入力される(図7、信号経路SP2)。このとき遅延部16によって、遅延パタンデータDDPには遅延時間DDT2が与えられる。そして遅延部16によって与えられる遅延時間DDT2が、信号経路SP1によって与えられる遅延時間DDT1と等しくなるように、遅延部16のフリップフロップの段数が予め設定される。
これにより、取得データ信号DQCの遅延時間に合わせて遅延パタンデータDDPを遅延させることができるため、パタン発生回路11から分岐されて出力されたパタンデータDPは、同時に判定回路14へ到達することになる。よって判定回路14では、データの入力に応じて順次両データの一致・不一致を判定することができるため、リアルタイムに判定動作を行うことが可能となる。これにより、より高速に通信試験を行うことが可能となる。
また本実施形態では、図1、図6、図7に示すフリップフロップFF2はクロックセレクタCSを備えるとしたが、この形態に限られない。図8示すように、クロックセレクタCSに代えてDLL回路17を備える形態としても良い。DLL回路17には内部クロック信号2CLKBおよびテスト制御信号TESTが入力される。またDLL回路17から出力される遅延内部クロック信号2CLKDは、フリップフロップFF2に入力される。なおその他の回路構成は図1に示すDDR−SDRAMインターフェース回路1と同様であるため、ここでは詳細な説明は省略する。
通常モードでは、不図示の制御回路により、テスト制御信号TESTがローレベルとされる。DLL回路17は、ローレベルのテスト制御信号TESTに応じて、フリップフロップFF2に入力される内部逆相クロック信号2CLKBの位相をシフトさせずに、遅延内部クロック信号2CLKDとして出力する。そしてフリップフロップFF2は、遅延内部クロック信号2CLKDに応じてデータ信号DQを生成し出力する。一方ループバック試験モードでは、テスト制御信号TESTがハイレベルとされる。DLL回路17は、ハイレベルのテスト制御信号TESTに応じて、フリップフロップFF2へ入力される内部逆相クロック信号2CLKBの位相を90°シフトさせ、内部クロック信号2CLKに相当する遅延内部クロック信号2CLKDを生成した上で出力する。そしてフリップフロップFF2は、遅延内部クロック信号2CLKDに応じて遅延データ信号DQRを生成し出力する。
これにより、前述したようにループバック試験を行うことが可能となる。そして他のDLL回路(DLL回路10など)とDLL回路17を共用すれば、クロックセレクタCSなどの回路を不要とすることができるため、回路規模の縮小化を図ることが可能となる。またDLL回路17での遅延量を0°から180°の範囲内で変化させてループバック試験を行えば、位相遅れの変化に対するDDR−SDRAMインターフェース回路のマージン試験をすることが可能となる。
なお、フリップフロップFF2はデータ信号出力回路の一例、内部クロック信号2CLKは第1クロックの一例、内部逆相クロック信号2CLKBは第2クロックの一例、クロックセレクタCSはセレクタ回路の一例、メモリ回路12は第1保持回路の一例、メモリ回路13は第2保持回路の一例、データストローブ信号発生回路DGおよびデータマスク信号発生回路CGはタイミング信号出力回路の一例、データストローブ信号DQSおよびデータマスク信号DMはタイミング信号の一例、遅延部16は遅延回路のそれぞれ一例である。
ここで、本発明の技術思想により、背景技術における課題を解決するための手段を以下に列記する。
(付記1)データストローブ信号の入力経路上に備えられ、入力されるタイミング信号の位相を予め定められた所定量遅延させた遅延タイミング信号を出力するDLL回路と、
第1データ信号の入力経路上に備えられ、入力される前記第1データ信号を前記遅延タイミング信号に応じて取り込むフリップフロップとを備えるDDR−SDRAMインターフェース回路において、
前記第1データ信号の出力経路上に備えられ、前記第1データ信号および前記タイミング信号をDDR−SDRAMに出力する通常動作モードの際には前記タイミング信号に対して予め定められた所定量の位相差を有する前記第1データ信号を出力し、出力される前記第1データ信号および前記タイミング信号を該DDR−SDRAMインターフェース回路へ帰還させるループバック試験モードの際には前記タイミング信号に対して同相の前記第1データ信号を出力する第1データ信号出力回路
を備えることを特徴とするDDR−SDRAMインターフェース回路。
(付記2)前記タイミング信号はデータストローブ信号であり、
前記データストローブ信号を第1クロックに基づいて生成し出力するデータストローブ信号発生回路を備え、
前記第1データ信号出力回路は、前記通常動作モードの際には前記第1クロックと逆相の第2クロックに基づいて前記第1データ信号を生成し、前記ループバック試験モードの際には前記第1クロックに基づいて前記第1データ信号を生成することを特徴とする付記1に記載のDDR−SDRAMインターフェース回路。
(付記3)前記通常動作モードの際には前記第2クロックを選択して前記第1データ信号出力回路へ供給し、前記ループバック試験モードの際には前記第1クロックを選択して前記第1データ信号出力回路へ供給するセレクタ回路
を備えることを特徴とする付記2に記載のDDR−SDRAMインターフェース回路。
(付記4)前記第1クロックが入力され、
前記通常動作モードの際には前記第1クロックの位相を前記所定量シフトして得られる前記第2クロックを出力し、
前記ループバック試験モードの際には前記第1クロックを出力する位相シフト回路
を備えることを特徴とする付記2に記載のDDR−SDRAMインターフェース回路。
(付記5)前記第2クロックが入力され、
前記通常動作モードの際には前記第2クロックを出力し、
前記ループバック試験モードの際には前記第2クロックの位相を前記所定量シフトして得られる前記第1クロックを出力する位相シフト回路
を備えることを特徴とする付記2に記載のDDR−SDRAMインターフェース回路。
(付記6)前記タイミング信号はデータマスク信号であり、
前記第1データ信号と同相の第2データ信号を出力する第2データ信号出力回路を備え、
前記第1データ信号出力回路を前記データストローブ信号の入力経路へ接続する第1外部配線と、
前記第2データ信号出力回路を前記第1データ信号の入力経路へ接続する第2外部配線と
を備えることを特徴とする付記1に記載のDDR−SDRAMインターフェース回路。
(付記7)前記第1外部配線と前記第2外部配線とは略同一の抵抗値および容量値を備えることを特徴とする付記6に記載のDDR−SDRAMインターフェース回路。
(付記8) 前記ループバック試験モードの際に、前記第1データ信号出力回路に前記第1データ信号として出力されるテストデータ信号を供給するテストデータ信号発生回路と、
前記フリップフロップで取り込まれた前記第1データ信号と前記テストデータ信号とが一致するか否かを判定する判定回路と
を備えることを特徴とする付記1に記載のDDR−SDRAMインターフェース回路。
(付記9)前記フリップフロップと前記判定回路との接続経路間に備えられ、前記フリップフロップで取り込まれた前記第1データ信号を保持する第1保持回路と、
前記テストデータ信号発生回路と前記判定回路との接続経路間に備えられ、前記テストデータ信号を保持する第2保持回路と
を備えることを特徴とする付記8に記載のDDR−SDRAMインターフェース回路。
(付記10)前記テストデータ信号発生回路と前記判定回路との接続経路間に備えられ、順次入力される前記テストデータ信号に所定の遅延時間を付与して出力する遅延回路を備えることを特徴とする付記8に記載のDDR−SDRAMインターフェース回路。
(付記11)データストローブ信号の入力経路上に備えられ、入力されるタイミング信号の位相を予め定められた所定量遅延させた遅延タイミング信号を出力するDLL回路と、
第1データ信号の入力経路上に備えられ、入力される前記第1データ信号を前記遅延タイミング信号に応じて取り込むフリップフロップと
を備えるDDR−SDRAMインターフェース回路の試験方法において、
前記第1データ信号および前記タイミング信号をDDR−SDRAMに出力する通常動作モードの際には前記タイミング信号に対して予め定められた所定量の位相差を有する前記第1データ信号を出力し、
出力される前記第1データ信号および前記タイミング信号を該DDR−SDRAMインターフェース回路へ帰還させるループバック試験モードの際には前記タイミング信号に対して同相の前記第1データ信号を出力することを特徴とするDDR−SDRAMインターフェース回路の試験方法。
(付記12)前記タイミング信号の位相に対する前記遅延タイミング信号の位相差を0°から180°の範囲内で変化させるステップと、
前記位相差の変化後の前記遅延タイミング信号を用いて、前記第1データ信号を前記フリップフロップで取り込むステップと、
出力元の前記第1データ信号と前記フリップフロップに取り込まれた第1データ信号とが一致するか否かを判定するステップと
を備えることを特徴とする付記11に記載のDDR−SDRAMインターフェース回路の試験方法。
(付記13)タイミング信号を生成し出力するタイミング信号出力回路と、
前記タイミング信号と同相のデータ信号を生成し外部へ出力するデータ信号出力回路と、
を備える第1半導体装置と、
データストローブ信号の入力経路上に備えられ、前記第1半導体装置から入力される前記タイミング信号の位相を予め定められた所定量遅延させた遅延タイミング信号を出力するDLL回路と、
前記データ信号の入力経路上に備えられ、前記第1半導体装置から入力される前記データ信号を前記遅延タイミング信号に応じて取り込むフリップフロップとを備える第2半導体装置とを備え、
前記第1半導体装置または前記第2半導体装置の何れか一方は、特性が予め分かっている基準サンプルであることを特徴とするDDR−SDRAMインターフェース回路の試験システム。
(付記14)前記タイミング信号はデータストローブ信号であり、
前記タイミング信号出力回路は第1クロックに基づいて前記データストローブ信号を生成し、
前記データ信号出力回路は前記第1クロックに基づいて前記データ信号を生成することを特徴とする付記13に記載のDDR−SDRAMインターフェース回路の試験システム。
(付記15)非試験時には前記第1クロックと逆相の第2クロックを選択して前記データ信号出力回路へ供給し、試験時には前記第1クロックを選択して前記データ信号出力回路へ供給するセレクタ回路
を備えることを特徴とする付記14に記載のDDR−SDRAMインターフェース回路。
(付記16)前記第1クロックが入力され、
非試験時には前記第1クロックの位相を前記所定量シフトして得られる前記第1クロックと逆相の第2クロックを出力し、
試験時には前記第1クロックを出力する位相シフト回路
を備えることを特徴とする付記14に記載のDDR−SDRAMインターフェース回路。
(付記17)前記第1クロックと逆相の第2クロックが入力され、
非試験時には前記第2クロックを出力し、
試験時には前記第2クロックの位相を前記所定量シフトして得られる前記第1クロックを出力する位相シフト回路
を備えることを特徴とする付記14に記載のDDR−SDRAMインターフェース回路。
(付記18)前記タイミング信号はデータマスク信号であり、
前記データ信号出力回路と前記タイミング信号出力回路とは、同一のクロックに基づいて前記データ信号と前記データマスク信号とをそれぞれ生成することを特徴とする付記13に記載のDDR−SDRAMインターフェース回路の試験システム。
(付記19)前記データ信号出力回路に前記データ信号として出力されるテストデータ信号を供給するテストデータ信号発生回路と、
前記フリップフロップで取り込まれた前記データ信号と前記テストデータ信号とが一致するか否かを判定する判定回路と
を備えることを特徴とする付記18に記載のDDR−SDRAMインターフェース回路の試験システム。
(付記20)前記フリップフロップと前記判定回路との接続経路間に備えられ、前記フリップフロップで取り込まれた前記データ信号を保持する第1保持回路と、
前記テストデータ信号発生回路と前記判定回路との接続経路間に備えられ、前記テストデータ信号を保持する第2保持回路と
を備えることを特徴とする付記19に記載のDDR−SDRAMインターフェース回路の試験システム。
(付記21)前記テストデータ信号発生回路と前記判定回路との接続経路間に備えられ、順次入力される前記テストデータ信号に所定の遅延時間を付与して出力する遅延回路を備えることを特徴とする付記19に記載のDDR−SDRAMインターフェース回路の試験システム。
第1実施形態に係るDDR−SDRAMインターフェース回路1の回路構成図である。 DDR−SDRAMインターフェース回路1のタイミングチャートである。 第2実施形態に係るDDR−SDRAMインターフェース回路1aの回路構成図である。 DDR−SDRAMインターフェース回路1aのタイミングチャートである。 第3実施形態に係るDDR−SDRAMインターフェース回路の試験システム1cの回路構成図である。 第4実施形態に係るDDR−SDRAMインターフェース回路の試験システム1dの回路構成図である。 判定部4aの回路構成図である。 DLL回路17によるクロックの切り替え例である。 従来のDDR−SDRAMのインターフェース回路の回路構成図である。 従来のDDR−SDRAMのインターフェース回路のタイミングチャートである。
符号の説明
1、1a DDR−SDRAMインターフェース回路
2 データストローブ信号入出力部
2CLK 内部クロック信号
2CLKB 内部逆相クロック信号
3 データ信号入出力部
4 判定部
5 クロック信号出力部
10 DLL回路
11 パタン発生回路
12、13 メモリ回路
14 判定回路
CS クロックセレクタ
DDQS 遅延データストローブ信号
DG データストローブ信号発生回路
DP パタンデータ
DQ データ信号
DQR 遅延データ信号
FF2、FF3 フリップフロップ
IB1、IB2 入力バッファ
OB1ないしOB3 出力バッファ
PD1ないしPD3 入出力パッド
TEST テスト制御信号
W1ないしW4 外部配線

Claims (10)

  1. データストローブ信号の入力経路上に備えられ、入力されるタイミング信号の位相を予め定められた所定量遅延させた遅延タイミング信号を出力するDLL回路と、
    第1データ信号の入力経路上に備えられ、入力される前記第1データ信号を前記遅延タイミング信号に応じて取り込むフリップフロップとを備えるDDR−SDRAMインターフェース回路において、
    前記第1データ信号の出力経路上に備えられ、前記第1データ信号および前記タイミング信号をDDR−SDRAMに出力する通常動作モードの際には前記タイミング信号に対して予め定められた所定量の位相差を有する前記第1データ信号を出力し、出力される前記第1データ信号および前記タイミング信号を該DDR−SDRAMインターフェース回路へ帰還させるループバック試験モードの際には前記タイミング信号に対して同相の前記第1データ信号を出力する第1データ信号出力回路
    を備えることを特徴とするDDR−SDRAMインターフェース回路。
  2. 前記タイミング信号はデータストローブ信号であり、
    前記データストローブ信号を第1クロックに基づいて生成し出力するデータストローブ信号発生回路を備え、
    前記第1データ信号出力回路は、前記通常動作モードの際には前記第1クロックと逆相の第2クロックに基づいて前記第1データ信号を生成し、前記ループバック試験モードの際には前記第1クロックに基づいて前記第1データ信号を生成することを特徴とする請求項1に記載のDDR−SDRAMインターフェース回路。
  3. 前記通常動作モードの際には前記第2クロックを選択して前記第1データ信号出力回路へ供給し、前記ループバック試験モードの際には前記第1クロックを選択して前記第1データ信号出力回路へ供給するセレクタ回路を備えることを特徴とする請求項2に記載のDDR−SDRAMインターフェース回路。
  4. 前記タイミング信号はデータマスク信号であり、
    前記第1データ信号と同相の第2データ信号を出力する第2データ信号出力回路を備え、
    前記第1データ信号出力回路を前記データストローブ信号の入力経路へ接続する第1外部配線と、
    前記第2データ信号出力回路を前記第1データ信号の入力経路へ接続する第2外部配線と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のDDR−SDRAMインターフェース回路。
  5. 前記ループバック試験モードの際に、前記第1データ信号出力回路に前記第1データ信号として出力されるテストデータ信号を供給するテストデータ信号発生回路と、
    前記フリップフロップで取り込まれた前記第1データ信号と前記テストデータ信号とが一致するか否かを判定する判定回路と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のDDR−SDRAMインターフェース回路。
  6. データストローブ信号の入力経路上に備えられ、入力されるタイミング信号の位相を予め定められた所定量遅延させた遅延タイミング信号を出力するDLL回路と、
    第1データ信号の入力経路上に備えられ、入力される前記第1データ信号を前記遅延タイミング信号に応じて取り込むフリップフロップとを備えるDDR−SDRAMインターフェース回路の試験方法において、
    前記第1データ信号および前記タイミング信号をDDR−SDRAMに出力する通常動作モードの際には前記タイミング信号に対して予め定められた所定量の位相差を有する前記第1データ信号を出力し、出力される前記第1データ信号および前記タイミング信号を該DDR−SDRAMインターフェース回路へ帰還させるループバック試験モードの際には前記タイミング信号に対して同相の前記第1データ信号を出力することを特徴とするDDR−SDRAMインターフェース回路の試験方法。
  7. 前記タイミング信号の位相に対する前記遅延タイミング信号の位相差を0°から180°の範囲内で変化させるステップと、
    前記位相差の変化後の前記遅延タイミング信号を用いて、前記第1データ信号を前記フリップフロップで取り込むステップと、
    出力元の前記第1データ信号と前記フリップフロップに取り込まれた第1データ信号とが一致するか否かを判定するステップと
    を備えることを特徴とする請求項6に記載のDDR−SDRAMインターフェース回路の試験方法。
  8. タイミング信号を生成し出力するタイミング信号出力回路と、前記タイミング信号と同相のデータ信号を生成し外部へ出力するデータ信号出力回路と、を備える第1半導体装置と、
    データストローブ信号の入力経路上に備えられ、前記第1半導体装置から入力される前記タイミング信号の位相を予め定められた所定量遅延させた遅延タイミング信号を出力するDLL回路と、
    前記データ信号の入力経路上に備えられ、前記第1半導体装置から入力される前記データ信号を前記遅延タイミング信号に応じて取り込むフリップフロップとを備える第2半導体装置とを備え、
    前記第1半導体装置または前記第2半導体装置の何れか一方は、特性が予め分かっている基準サンプルであることを特徴とするDDR−SDRAMインターフェース回路の試験システム。
  9. 前記タイミング信号はデータストローブ信号であり、
    前記タイミング信号出力回路は第1クロックに基づいて前記データストローブ信号を生成し、
    前記データ信号出力回路は前記第1クロックに基づいて前記データ信号を生成することを特徴とする請求項8に記載のDDR−SDRAMインターフェース回路の試験システム。
  10. 前記タイミング信号はデータマスク信号であり、
    前記データ信号出力回路と前記タイミング信号出力回路とは、同一のクロックに基づいて前記データ信号と前記データマスク信号とをそれぞれ生成することを特徴とする請求項8に記載のDDR−SDRAMインターフェース回路の試験システム。
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