JP2008209434A - 相対移動部材、ブレ補正装置および光学装置 - Google Patents

相対移動部材、ブレ補正装置および光学装置 Download PDF

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Abstract

【課題】少なくとも二つの方向に相互に相対移動可能な二つの部材間で、電力および/または電気信号の伝達が可能であり、しかも方位差がないように相対移動可能であり、組み立てが容易で、製造に際して作業工数が少ない相対移動部材、ブレ補正装置および光学装置を提供すること。
【解決手段】互いに対向して備えられ相対移動可能な第1の部材6および第2の部材7と、第1の部材6と第2の部材7との相対移動の駆動力を与える第1の駆動部40と、第1の駆動部40とは異なる方向の駆動力を与える第2の駆動部41と、巻き形状を有し第1の駆動部40および第2の駆動部41のそれぞれに駆動力を供給する導電性部材1001とを含む相対移動部材。
【選択図】図1

Description

本発明は、相対移動部材、ブレ補正装置および光学装置に関する。
カメラなどの光学装置において、撮影者のいわゆる“手振れ”等、撮影機材に加わる振動に起因する撮影の失敗を防止することを目的とする装置が数多く提案されている。
その中で、撮影機材に加わる振動を検出し、その検出値から像ブレ量を算出し、この像ブレ量を打ち消すように撮影光学系の一部を制御駆動することにより、像ブレの無い像を得ることを目的とした像ブレ補正装置が開発されている。このような補正装置では、補正レンズは、例えば光軸にほぼ垂直な面内であるX方向およびY方向へ並進可能であり、2自由度の駆動制御が可能である。
また、このシステムにおいては、偏芯させるレンズ、すなわち像ブレ補正レンズは、何らかのアクチュエータで駆動可能で、かつ、その位置が検出できなければならない。
従来の像ブレ補正装置において、像ブレ補正レンズの駆動機構部では、このアクチュエータとしてVCM(Voice Coil Motor)を使用するものが一般的である。VCMは、磁場中におけるコイルに電流を流すことにより発生するローレンツ力を、駆動力として利用する電磁アクチュエータであり、永久磁石、コイル、およびヨークから成る。
従来の像ブレ補正レンズの駆動機構部では、可動部質量を小さくするために、コイルを可動側、すなわち変位をする補正レンズ側に設けることが一般的である。そのため、駆動力を得るためには、可動側に設けてあるコイルと、固定側に設けてあるアクチュエータ駆動回路との間を配線する必要がある。
しかしながら、前述の配線部材の配置方法によっては、配線部材の持つ剛性が、可動側の負荷となり、補正レンズの制御性に対して悪影響を与えることがあるため、何らかの対策が必要となる。
また一方で、補正レンズを所望の位置へ制御駆動するためには、補正レンズの位置を検出し、目標位置との偏差を算出する必要があるため、補正レンズ位置を検出するセンサが設けてある。
このセンサとしては、PSD(Position Sensitive Detector)が使用されている。このPSDは、LED(Light Emitting Diode)等から放射される光の重心位置を、位置信号として出力するセンサである。ここで、LEDを可動側に配置することにより、補正レンズの制御駆動に伴い、LEDからPSDに向けて放射される光の重心位置が、実レンズ変位量と同じ量で変位するため、補正レンズ位置の検出が可能となる。
ただし、このようにセンサが稼働側に配置される場合でも、可動側に設けてあるLEDに対して給電する必要があるため、LEDと電気回路基板との間を配線する必要があり、アクチュエータの場合と同様に、この配線部材の剛性に起因する補正レンズの制御誤差の増大が問題となる。
この問題に対して、たとえば配線部材として、フレキシブルプリント基板を使用することが提案されている(特許文献1参照)。このようにフレキシブルプリント基板を使用する方法においては、フレキシブルプリント基板に2箇所曲げ部を設けることにより、フレキシブルプリント基板の剛性に伴う復元力が、2自由度の駆動方向に対して、方位差が無いものとしている。
しかしながら、この方法においては、曲げ部の位置が少しずれただけで、所望の剛性に対して大きな剛性となってしまい、駆動負荷が増大し、制御性の悪化ならびに消費電力の増加を招き、好ましく無い。
また、2自由度で駆動した場合、曲げ具合によっては駆動方向によって、剛性に差が出てしまい、X方向とY方向とで異なる特性を有する機構となってしまい、制御上好ましくない。さらにX方向およびY方向に対して別個に配線をしているため、2本のフレキシブルプリント基板の剛性を合わせた負荷が、X方向およびY方向に対して等価となるように、すなわち方位差が無いように、設計および組み立てる必要がある。
ここで、これらの問題を解決するために、2本のフレキシブルプリント基板それぞれの曲げ位置、および曲げ状態を正確に管理した場合、量産性の著しい悪化を招き、また仮に管理をしたとしても、得られる品物の特性のばらつきが大きく本質的な解決とはならない。
また、配線部材として、剛性の弱い材料、例えば非常に細い線材を使用して駆動に対する負荷を減らす方法も考えられるが、細い線材は組立作業のちょっとしたミスで断線する可能性が高く、また2個のコイルに対して計4本の配線を行なう必要があるため作業工数が多く好ましくない。
なお、上記のような問題点は、カメラの像ブレ補正装置以外に、その他の光学装置の像ブレ補正装置、あるいは、その他の装置における相対移動部材でも同様に生じていた。
特許第3233493号
本発明は、このような実状に鑑みてなされ、その目的は、少なくとも二つの方向に相互に相対移動可能な二つの部材間で、電力および/または電気信号の伝達が可能であり、しかも方位差がないように相対移動可能であり、組み立てが容易で、製造に際して作業工数が少ない相対移動部材、ブレ補正装置および光学装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の第1の観点に係る相対移動部材は、
互いに対向して備えられ相対移動可能な第1の部材および第2の部材と、
前記第1の部材と第2の部材との相対移動の駆動力を与える第1の駆動部と、
前記第1の駆動部とは異なる方向の駆動力を与える第2の駆動部と、
巻き形状を有し前記第1の駆動部および前記第2の駆動部のそれぞれに駆動力を供給する導電性部材とを含むことを特徴とする。
前記導電性部材は、前記第1の駆動部の駆動力により撓む第1の部分と、前記第2の駆動部の駆動力により撓む第2の部分とを含んでもよい。
前記第1の駆動部および前記第2の駆動部は、前記第1の部材と前記第2の部材との相対移動方向に平行な同一平面上に備えられていても良い。
前記導電性部材は、前記第1の駆動部と前記第2の駆動部との間に備えられていても良い。
本発明の第2の観点に係る相対移動部材は、
互いに対向して備えられ相対的移動可能な第1の部材および第2の部材と、
前記第1の部材と第2の部材との相対的移動を検出する第1の検出部と、
前記第1の検出部とは異なる方向の相対的移動を検出する第2の検出部と、
巻き形状を有し前記第1の検出部および前記第2の検出部のそれぞれから検出信号が供給される導電性部材とを含む。
前記第1の検出部および前記第2の検出部は、前記第1の部材と前記第2の部材との相対移動方向に平行な同一平面上に備えられていても良い。
前記導電性部材は、一端側が前記第1の部材に固定され、他端側が前記第2の部材に固定されていてもよい。
好ましくは、前記導電性部材の巻角度は、90度以上である。
前記導電性部材は、巻形状の中心軸に平行な方向の移動を可能とする部分を有していても良い。
本発明の第1の観点に係るブレ補正装置は、
上述したいずれかの相対移動部材と、
前記第1の部材および前記第2の部材のうち少なくとも一方に形成された光学系とを含み、
前記第1の部材および前記第2の部材は、前記光学系による像の振れを抑えるように相対移動することを特徴とする。
本発明の第2の観点に係るブレ補正装置は、
上述したいずれかの相対移動部材と、
前記第1の部材および前記第2の部材のうち少なくとも一方に形成され像を撮像する撮像部とを含み、
前記第1の部材および前記第2の部材は、前記撮像部が撮像する像の振れを抑えるように相対移動することを特徴とする。
本発明に係る光学装置は、上述したいずれかのブレ補正装置を備えたことを特徴とする。
以下、本発明を、図面に示す実施形態に基づき説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る像ブレ補正装置の要部斜視図、
図2は図1に示す像ブレ補正装置を含むレンズ鏡筒およびカメラ本体の概略縦断面図、
図3は図1に示す像ブレ補正装置の分解斜視図、
図4は図1に示す像ブレ補正装置の要部縦断面図である。
図2に示すように、カメラ本体1には、レンズ鏡筒2が着脱可能に取り付けてある。レンズ鏡筒2は、不図示の被写体の像を、像面101上に結ぶための撮影光学系を有する。ここで、被写体像は像面101上に結ばれるが、像面101には、いわゆる銀塩フィルムやCCD等、被写体像が得られるものであれば、何を用いても構わない。
レンズ鏡筒2に内蔵されている撮影光学系は、3群構成のズームレンズであり、第一のレンズ群201、第二のレンズ群202、第三のレンズ群203、および絞り204で構成される。レンズ鏡筒2は、変倍時において、第一のレンズ群201、第二のレンズ群202、第三のレンズ群203、および絞り204を、光軸100と同方向(矢印Zの方向)に、カム機構によって移動させ、レンズ群間の相対位置を変えさせることにより、撮影光学系の変倍を行う。
第一のレンズ群201は、焦点調節レンズ201aを含む。焦点調節レンズ201aは、光軸100と同方向(矢印Zの方向)に移動することによって、像面101に被写体の像を結ぶ焦点位置を調節する。第三のレンズ群203は、3−1レンズ群203a、3−2レンズ群203b、および3−3レンズ群203cにより構成してある。
ここで、3−2レンズ群203bが、像ブレ補正光学系として機能する像ブレ補正レンズ3であり、光軸100と垂直な方向(矢印Yの方向)と、紙面に垂直な方向(Xの方向)に駆動されることによって像面上の像ブレを補正する。
(三群)
以下、変倍(ズーミング)動作について説明する。
第一固定筒301および第二固定筒302は、カメラ本体1に対して、マウント部材303を介して固定してある。ズーム操作部材304は、第二固定筒302に対して、回動可能に支持してある。ズーム操作部材304には、連動キー305が固定してある。
第二固定筒302の内径には、ボス302a、および302bが設けてある。第二固定筒302の内径には、第一カム筒306が嵌合してある。第一カム筒306の外周には、凸カム306aが形成されており、ボス302a、302bと係合している。
連動キー305は、第一カム筒306に設けてある直進ガイド溝306bに対して係合してある。このため、ズーム操作部材304を光軸100周りに回転した場合、その回転力は、連動キー305を介して、第一カム筒306に伝わり、第一カム筒306は凸カム306aの軌跡に沿って、光軸100方向へ回転しながらZ方向へ直進する。
第一カム筒306の内径には、ボス306c、306dが設けてある。第一カム筒306の内径には、第二カム筒307が嵌合してある。第二カム筒307の外周には、凸カム307aが形成されており、凸カム307aは、ボス306c、306dと係合している。
第二固定筒302には、直進ガイドキー308が固定してある。直進ガイドキー308は、第二カム筒307上に設けてある直進ガイド溝307bに係合している。そのため、第二カム筒307は、第一カム筒306に対して、凸カム307aの軌跡に沿って、Z方向へ直進する。
第三のレンズ群203および絞り204は、第二カム筒307に対して固定の関係であるため、このようにしてズーム操作部材304の回転に対して、Z方向への移動が可能となる。
(二群)
第一カム筒306には円周溝306eが設けてある。第二のレンズ群202を保持している第二群レンズ室309上には、ピン310が固定してある。第二固定筒302の内径には、直進ガイド溝302cが設けてあり、ピン310と係合している。
第一カム筒306は、ズーム操作部材304の回転に対して、連動キー305を介して、回転しながらZ方向へ直進するが、ピン310は、円周溝306eにより円周方向の力を受けないため、Z方向の並進力のみ受け、かつ直進ガイド溝302cによって直進ガイドしてある。そのため、ピン310が固定してある第二群レンズ室309、すなわち第二のレンズ群202は、凸カム306aの軌跡に沿って、Z方向へ移動可能となる。
(一群)
第二固定筒302の外周側には直進ガイド溝302dが設けてある。第二固定筒302は、外周側で、第一レンズ群移動枠311の内径と嵌合している。第一レンズ群移動枠311には、ボス311bが設けてあり、直進ガイド溝302dと係合している。
第一レンズ群移動枠311の外周には、ピン312が固定してある。ズーム操作部材304の内径側にカム304aが設けてあり、ピン312と係合している。このため、ズーム操作部材304を回転することにより、第一レンズ群移動枠311は、Z方向に移動可能となる。
フォーカス環330は、第二固定筒306に対して回転可能に支持してあり、内径側にギア部330aおよび直進溝330bを有する。焦点調節レンズ保持枠331は、焦点調節レンズ201aを保持し、直進ピン333およびピン332が固定してある。
第一レンズ群移動枠311は、内径にリード溝311aを有し、リード溝311aはピン332と係合しており、また内径側で焦点調節レンズ保持枠331が嵌合している。すなわち、第一レンズ群移動枠311がZ方向に移動する場合、リード溝311aとピン332との係合により、焦点調節レンズ保持枠331はZ方向に移動する。故に、ズーム操作部材304を回転することにより、第一レンズ群201はZ方向に移動する。
(焦点調節)
以下、焦点調節(フォーカシング)動作について説明する。フォーカス環330は、第二固定筒306に対して回転可能に支持してあり、内径側にギア部330aおよび直進溝330bを有する。焦点調節レンズ保持枠331は、焦点調節レンズ201aを保持し、直進ピン333およびピン332が保持枠331の外周に固定してある。
第一レンズ群移動枠311は、内径にリード溝311aを有し、リード溝311aはピン332と係合しており、また内径側で焦点調節レンズ保持枠331が嵌合している。第一レンズ群移動枠311は、摩擦負荷により焦点調節時には可動しない。そのため、ギア部330aに不図示のモータにより回転力が加わり、フォーカス環330が回転する時、焦点調節レンズ保持枠331は、直進ピン333を介して回転力を受け、焦点調節レンズ201aはリード溝311aの軌跡に沿って、回転しながらZ方向へ移動する。
(像ブレ補正装置の基本構造)
図1〜図3に示すように、像ブレ補正装置の主構成部品は、3−1群レンズ保持枠313、ベース部材7、補正レンズ保持枠6、ロックリング部材14、3−3群レンズ保持枠314からなる。3−1群レンズ保持枠313は、3−1レンズ群203aを保持し、第二カム筒307に固定してある。
ベース部材7は、3−1群レンズ保持枠313に固定してある。ベース部材7に対して、補正レンズ保持枠6は、鋼球502を介して、引っ張りばね503により、ばね付勢してある。
3−3群レンズ保持枠314は、3−3レンズ群203cを保持し、ベース部材7に対して固定してある。モータ制御回路1000は、第一固定筒301に対して固定してある。
なお、像ブレ補正装置は、アクチュエータと、補正レンズ位置検出センサと、ガイド機構と、補正レンズロック機構と、を有する。アクチュエータは、像ブレ補正レンズ3を駆動するための駆動力を発生させるための装置である。補正レンズ位置検出センサは、像ブレ補正レンズ3の位置を検出するセンサである。ガイド機構は、像ブレ補正レンズ3を光軸に略垂直平面内にガイドする機構である。補正レンズロック機構は、像ブレ補正レンズ3を非像ブレ補正時に、像ブレ補正レンズ3の光軸と撮影光学系の光軸100とを一致するように保持する機構である。以下に、像ブレ補正装置の各要素について説明する。
(アクチュエータ)
まず、像ブレ補正レンズ3を駆動するための駆動力を発生させるためのアクチュエータについて説明する。像ブレ補正レンズ3は、補正レンズ保持枠6に固定してある。補正レンズ保持枠6は、電磁アクチュエータであるVCM(Voice Coil Motor)40,41により、図1〜図4におけるX方向およびY方向に駆動される。ここで、VCM40(第1の駆動部)はX方向駆動用であり、VCM41(第2の駆動部)はY方向駆動用である。これらのVCM40および41は、X方向およびY方向の同一平面上に配置されている。
VCM40は、図3に示すように、コイル401、永久磁石402、ヨーク403により構成してある。一方、VCM41は、図3に示すように、コイル411、永久磁石412、ヨーク413により構成してある。ここで、永久磁石402および412は、それぞれ、NおよびS極に分極された極を2極もつ、面内2極着磁された磁石である。
永久磁石402,412は、それぞれヨーク403,413上に固定してある。
ヨーク403,413は、略C字形状を有している。そのため、永久磁石402およびヨーク403により磁束ループが一巡する磁気回路を構成している。また同様に、永久磁石412およびヨーク413により磁束ループが一巡する磁気回路を構成している。
補正レンズ保持枠6には、それぞれコイル401,411が固定してある。ヨーク403,413は、ベース部材7に固定してある。コイル401は、ヨーク403と永久磁石402との間に配置してある。また、コイル411は、ヨーク413と永久磁石412との間に配置してある。
上記の如く配置されたVCM40において、磁気回路中のコイル401に電流を流すことにより、コイル401は、図1〜図3におけるX方向にローレンツ力を受けて、像ブレ補正レンズ3をX方向に駆動する。一方同様に、VCM41においては、磁気回路中のコイル411に電流を流すことにより、コイル411は、図1〜図3におけるY方向にローレンツ力を受けて、像ブレ補正レンズ3をY方向に駆動する。したがって、VCM40,41による駆動力により、像ブレ補正レンズ3を光軸100に対して略垂直な面内で、XおよびY軸方向に駆動させることができる。
ここで、上記の如く、コイル401,411は、可動部(第1または第2の部材)である補正レンズ保持枠6に固定してあるため、図2に示す固定部(第1または第2の部材)である第一固定筒301に取り付けてあるモータ制御回路1000と、配線部材(導電性部材)1001によって電気的に接続し、電流を流す必要がある。
補正レンズ位置検出センサ
次に、主として図3および図4に基づき、像ブレ補正レンズ3の位置を検出するための補正レンズ位置検出センサ(第1および第2の検出部)20,21について説明する。補正レンズ位置検出センサ20により、ベース部材7に対する補正レンズ3におけるX方向の位置を検出し、補正レンズ位置検出センサ21により、Y方向の位置を検出する。
図3および図4に示すように、補正レンズ位置検出センサ20は、永久磁石221、バックヨーク222、およびホール素子223により構成してある。一方同様に、補正レンズ位置検出センサ21は、永久磁石211、バックヨーク212およびホール素子213により構成してある。
永久磁石221,211およびバックヨーク222,212は、補正レンズ保持枠6に固定してある。ホール素子223,213は、図4に示す配線基板2001に固定され、電気基板2001はベース部材7に固定してある。ここでホール素子とは、素子内を通過する磁束密度の変化に対応した電圧変動量を出力するセンサである。
補正レンズ位置検出センサ20において、永久磁石221、およびバックヨーク222により形成される磁気回路により、永久磁石の表面の空間には磁界が形成され、ある特定の磁束密度の分布を示す。ここで補正レンズ3、即ち永久磁石221およびバックヨーク222が固定してある補正レンズ保持枠6が変位した場合、ホール素子223を通過する磁束密度の値が変化する。
そのため、変位量に対する電圧の変動量の関係が事前に解っていれば、ホール素子223の出力である電圧の変動量で、補正レンズ3のX方向の位置が検出できる。同様に、永久磁石211、バックヨーク212およびホール素子213によって、補正レンズ3のY方向の位置が検出できる。故に、ホール素子223および213の出力信号から、像ブレ補正レンズ3が光軸100に対して略垂直なX軸およびY軸の平面内のどの位置に居るかを、検出することができる。
ガイド機構
次に、像ブレ補正レンズ3を、光軸100方向へ浮くこと無く、X軸およびY軸方向に滑らかに可動可能にガイドするガイド機構について説明する。ガイド機構は、図2および図3に示すように、ベース部材7、鋼球502、引っ張りばね503および補正レンズ保持枠6からなる。ガイド機構は、補正レンズ3を光軸100方向へ浮かせることなく、滑らかに光軸100に略垂直な平面内に滑らかに可動可能にする機能をさす。
図3に示すように、鋼球502は、ベース部材7上に設けられている凹部701内に納められている。一方、補正レンズ保持枠6上には、鋼球用摺動面602が設けてある。補正レンズ保持枠6は、鋼球502を介して、ベース部材7上に載せられているため、鋼球502は、凹部701の底面と、鋼球用摺動面602とに挟みこまれている。
補正レンズ保持枠6には、複数のばね掛け603が設けてあり、ベース部材7にも同様に、複数のばね掛け(図示省略)が設けてある。各引っ張りばね503は、その一端がそれぞれ、ばね掛け603に係止され、もう一端がそれぞれ、ベース部材7に設けられた掛けばね掛け702に引っ掛けてある。
そのため、補正レンズ保持枠6は、鋼球502を介在させて、ベース部材7に対して、引っ張りばね503の弾性力により付勢され、光軸100方向に浮くことはない。また、鋼球502を介在させているため、補正レンズ保持枠6の光軸100に対して略垂直平面内の摺動は転がり摩擦となり、非常に滑らか、かつ低負荷で行う事ができる。したがって、補正レンズ保持枠6は、低負荷で、しかも滑らかに可動可能で、光軸100方向に浮くことなく、ベース部材7上で光軸100に略垂直な変面内に保持してある。
補正レンズロック機構
次に、非像ブレ補正時に、像ブレ補正レンズ3を、その光軸が撮影光学系の光軸100と略一致するように保持する補正レンズロック機構について説明する。図3および図4に示すように、ロックリング部材14には、円筒形状の外径合部1402が具備してある。その外径合部1402は、ベース部材7に設けてある多角形状の穴である内径合部801に差し込まれ、回動可能に保持してある。
ロックリング部材14は、電磁アクチュエータであるロックリング駆動用VCM50により、ベース部材7に対して、光軸100回りの方向に駆動される。
ロックリング駆動用VCM50は、図4に示すように、コイル5001、第1永久磁石5002、第2永久磁石5012、第1ヨーク5003および第2ヨーク5013により構成してある。第1ヨーク5003は、ベース部材7に固定されており、第1永久磁石5002は、第1ヨーク5003に磁石の吸引力により固定してある。
第2ヨーク5013は、ベース部材7に固定されており、第2永久磁石5012は、第2ヨーク5013に磁石の吸引力により固定してある。なお、第1永久磁石5002と第2永久磁石5012との間には、空隙が設けてある。ここで、第1永久磁石5002と、第2永久磁石5012とはそれぞれ、単極着磁された2個の磁石のペアであり、それぞれ異極が向かいある構成となっている。
第1永久磁石5002と、第2永久磁石5012とを、互いに異なる極で空隙を介して向かい合わせることにより、第1永久磁石5002、第2永久磁石5012、第1ヨーク5003および第2ヨーク5013によって、磁束ループが一巡する磁気回路を構成する。
ロックリング部材14には、コイル5001が固定してある。コイル5001は、第1永久磁石5002と、第2永久磁石5012との間に形成してある空隙に配置してある。上記の如く配置されたロックリング駆動用VCM50において、磁気回路中のコイル5001に電流を流すことにより、コイル5001は、図3および図4における光軸100回りの方向にローレンツ力を受けて、ロックリング部材14を回転駆動する。なお、コイル5001に流す電流の向きを変えることにより、ロックリング部材14の回転方向を変えることができる。
図4に示すように、補正レンズ保持枠6には、ロック用突起601が設けてある。一方、ロックリング部材14には、ロック用突出部1401が設けてある。ここで、ロック用突起601と、ロック用突出部1401とが、係合する位置で、ロックリング部材14を停止させることにより、補正レンズ保持枠6はロック用突起601と、ロック用突出部1401との間のガタ分しか動く事ができず、像ブレ補正レンズ3が非駆動時に重力方向に落下しても、像ブレ補正レンズ3を光軸100と略一致させて保持、すなわちロックさせることができる。
一方、ロックリング部材14を、上記に示したロック方向とは逆の方向に、ロックリング駆動用VCM50によって駆動させることにより、ロック用突起601と、ロック用突出部1401の係合を外すことができる。この場合、ロックリング部材14により、像ブレ補正レンズ3の位置を規制することはないので、ロックを解除することができる。
配線部材
ここで、図1〜図3に基づき、配線部材1001について説明する。配線部材1001は、いわゆるフレキシブルプリント基板である。配線部材1001は、補正レンズ保持枠6に対して固定される固定部1001aを有する。固定部1001aは、たとえばプリント基板で構成してあり、固定部1001a上には、はんだ付け用のランド1001bが、4箇所設けられている。各ランド1001bに対して、コイル401,411からの各一対の引き出し線401a,411aが、はんだ付けをしてある。すなわち、コイル401,411の導通は、1系統の配線部材に統合される。
図3に示すように、固定部1001aの略中央部には、嵌合孔6bが形成してあり、この嵌合孔6bには、保持枠6に光軸方向に平行に突出して形成してある円錐状の位置決め凸部6aが嵌合し、固定部1001aは、保持枠6に対して位置決めされて固定されるようになっている。本実施形態では、固定部1001aは、光軸100を中心に約90度の位置に相互に配置してあるVCM40とVCM41との間に、保持枠6に対して固定してある。
図1に示すように、配線部材1001は、固定部1001aのランド部1001bに対してそれぞれ接続される配線が内蔵してある可動部1001cを有する。可動部1001cは、たとえばフラットなフレキシブルケーブルで構成してあり、光軸100の方向に対して略平行な中心線を中心とする巻形状を有し、その巻角度は、好ましくは90度以上、さらに好ましくは180度以上、特に好ましくは270度〜380度である。
可動部1001cの巻形状の中心は、たとえば保持枠6に形成してある円錐状の位置決め凸部6aの軸芯付近であり、フラットなフレキシブルケーブルなどで構成された可動部1001cの平坦面が、所定の間隔で凸部6aを囲むように巻かれている。固定部1001aがVCM40とVCM41との間に位置するので、可動部1001cも、VCM40とVCM41との間に位置する。
可動部1001cの固定部1001aとは反対側の端部には、接続部1001dが形成してある。図1では省略してあるが、図2に示すように、配線部材1001の接続部1001dは、可動部1001cの巻形状の中心軸に平行な方向(すなわち、光軸100に平行な方向)に移動を可能とする軸移動部分1001eを介して、第一固定筒301に固定してあるモータ制御回路1000に対して接続してある。
補正レンズ3および補正レンズ保持枠6は、X方向駆動用VCM40およびY方向駆動用VCM41によって、図中のX−Y平面内に駆動される。この時、配線部材1001は、変形を伴い、この変形に基づく“駆動方向による”負荷の変動および増大が、補正レンズ3の制御駆動時において問題となる。
なお、配線部材1001を、X方向およびY方向の2系統に設けてしまうと、配線部材の数が増えた分、上記の問題が起き易くなってしまう。しかし、本実施形態では、配線部材を1系統にまとめ、かつ配線部材に可動部1001cを設け、その形状を略円形である巻形状にしてある。このため、本実施形態では、X方向駆動用VCM40およびY方向駆動用VCM41の双方の駆動力により撓む部分が巻形状の可動部1001cとなり、X方向およびY方向に対して、ほぼ同じ駆動負荷になる。
また、本実施形態によれば、巻形状の可動部1001cを有する配線部材1001を、X方向駆動用VCM40およびY方向駆動用VCM41の間に配置してある。このため、各VCM40,41のコイル401および411への引き出し線401a,411aの長さを、最短且つ略等距離にすることができ、配線の効率が良い。また、本実施形態では、駆動系の配線(たとえば引き出し線401a,411a)のノイズが、検出系の配線(たとえば図4に示すホール素子213または223の配線基板2001)に重畳して誤作動するおそれも少ない。駆動系の配線が検出系の配線に対して遠い位置に配置されるからである。
すなわち、本実施形態によれば、部品点数を増やすこと無く、簡便な組立方法で、可動部である保持枠6に設けてあるコイル401,411等へ、方位差の無い負荷特性を有する配線が可能となり、良好な制御性を得ることが可能となる。
さらに本実施形態では、図2に示すように、配線部材1001は、光軸100に平行な方向に移動を可能とする軸移動部分1001eを介して、第一固定筒301に固定してあるモータ制御回路1000に対して接続してある。そのため、モータ制御回路1000に対して保持枠6が光軸100に沿って移動したとしても、何ら問題なく、モータ制御回路1000から配線部材1001を介してVCM40,41へ制御信号を送ることができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変することができる。
たとえば、上述した実施形態では、図4に示すように、固定部側であるベース部材7に対してホール素子213,223を具備し、永久磁石211,221およびヨーク212,222を、可動部側である保持枠6に具備させたが、その逆の構成でもよい。ただし、逆の配置にした場合、ホール素子223,213に対して固定部と可動部との間で配線をする必要がある。
そのような場合において、上述した実施形態のような配線部材1001の固定部1001aを、保持枠6に対して固定し、固定部1001aからの引き出し線を、ホール素子213に接続し、その配線を、可動部1001cを通して、カメラの制御部に接続させるようにしても良い。カメラの制御部は、たとえば図2に示すモータ制御回路1000と同様にレンズ鏡筒2に対して固定部側である。
このような実施形態の場合には、ホール素子223,213は、光軸100に対して約90度の位置で保持枠6に対して取り付けられ、X−Y方向の同一平面内上に位置し、それらのホール素子223,213の間に、配線部材1001が配置される。このような実施形態においても、上述した実施形態と同様な作用効果を奏する。
また、本発明のさらに別の実施形態においては、上述したような配線部材1001を、その他のブレ補正装置に適用することも可能である。たとえば、上述した実施形態では、補正レンズ3を、光軸100に垂直なX−Y軸方向の平面に沿って相対移動させることにより、像ブレ補正を行うブレ補正装置である。本発明は、被写体像を撮像する撮像素子を、X−Y軸方向の平面に沿って相対移動させることにより、像ブレ補正を行うブレ補正装置にも適用することが可能である。
たとえば撮像素子を有する撮像素子ユニットと、それをX−Y軸方向の平面に沿って相対移動自在に保持する固定側ユニットとの間に、上述した実施形態における配線部材1001を具備させても良い。また、本発明は、カメラに限定されず、その他の光学装置にも適用可能である。
図1は本発明の一実施形態に係る像ブレ補正装置の要部斜視図である。 図2は図1に示す像ブレ補正装置を含むレンズ鏡筒およびカメラ本体の概略縦断面図である。 図3は図1に示す像ブレ補正装置の分解斜視図である。 図4は図1に示す像ブレ補正装置の要部縦断面図である。
符号の説明
1… カメラ本体
2… レンズ鏡筒
3… 像ブレ補正レンズ
6… 補正レンズ保持枠
7… ベース部材
20,21… 補正レンズ位置検出センサ
211,221… 永久磁石
212,221… バックヨーク
213,223… ホール素子
40,41… VCM
401,411… コイル、
402,412… 永久磁石
403,413… ヨーク
100… 光軸
1000… モータ制御回路
1001… 配線部材
1001a… 固定部
1001b… ランド部
1001c… 可動部
1001d… 接続部
1001e… 軸移動部分

Claims (12)

  1. 互いに対向して備えられ相対移動可能な第1の部材および第2の部材と、
    前記第1の部材と第2の部材との相対移動の駆動力を与える第1の駆動部と、
    前記第1の駆動部とは異なる方向の駆動力を与える第2の駆動部と、
    巻き形状を有し前記第1の駆動部および前記第2の駆動部のそれぞれに駆動力を供給する導電性部材とを含むことを特徴とする相対移動部材。
  2. 請求項1に記載された相対移動部材であって、
    前記導電性部材は、前記第1の駆動部の駆動力により撓む第1の部分と、前記第2の駆動部の駆動力により撓む第2の部分とを含むことを特徴とする相対移動部材。
  3. 請求項1または請求項2に記載された相対移動部材であって、
    前記第1の駆動部および前記第2の駆動部は、前記第1の部材と前記第2の部材との相対移動方向に平行な同一平面上に備えられていることを特徴とする相対移動部材。
  4. 請求項1から請求項3までの何れか1項に記載された相対移動部材であって、
    前記導電性部材は、前記第1の駆動部と前記第2の駆動部との間に備えられていることを特徴とする相対移動部材。
  5. 互いに対向して備えられ相対的移動可能な第1の部材および第2の部材と、
    前記第1の部材と第2の部材との相対的移動を検出する第1の検出部と、
    前記第1の検出部とは異なる方向の相対的移動を検出する第2の検出部と、
    巻き形状を有し前記第1の検出部および前記第2の検出部のそれぞれから検出信号が供給される導電性部材とを含むことを特徴とする相対移動部材。
  6. 請求項5に記載された相対移動部材であって、
    前記第1の検出部および前記第2の検出部は、前記第1の部材と前記第2の部材との相対移動方向に平行な同一平面上に備えられていることを特徴とする相対移動部材。
  7. 請求項1から請求項6までの何れか1項に記載された相対移動部材であって、
    前記導電性部材は、一端側が前記第1の部材に固定され、他端側が前記第2の部材に固定されていることを特徴とする相対移動部材。
  8. 請求項1から請求項7までの何れか1項に記載された相対移動部材であって、
    前記導電性部材の巻角度は、90度以上であることを特徴とする相対移動部材。
  9. 請求項1から請求項8までの何れか1項に記載された相対移動部材であって、
    前記導電性部材は、巻形状の中心軸に平行な方向の移動を可能とする部分を有することを特徴とする相対移動部材。
  10. 請求項1から請求項9までの何れか1項に記載された相対移動部材と、
    前記第1の部材および前記第2の部材のうち少なくとも一方に形成された光学系とを含み、
    前記第1の部材および前記第2の部材は、前記光学系による像の振れを抑えるように相対移動することを特徴とするブレ補正装置。
  11. 請求項1から請求項9までの何れか1項に記載された相対移動部材と、
    前記第1の部材および前記第2の部材のうち少なくとも一方に形成され像を撮像する撮像部とを含み、
    前記第1の部材および前記第2の部材は、前記撮像部が撮像する像の振れを抑えるように相対移動することを特徴とするブレ補正装置。
  12. 請求項10または請求項11に記載されたブレ補正装置を備えたことを特徴とする光学装置。
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